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こちらでは、龍先生から届く便りを掲載致しております。

2005年04月25日(月) 福の神と貧乏神

ある家に、ひとりの美しい女性が、着飾って訪ねてきました。
その家の主人が、「どなたでしょうか?」と尋ねると、女性は、
「私は人に富を与える、福の神です。」と答えました。その主
人は喜び、その女性を家に上げて、手厚くもてなしました。

するとすぐその後から、粗末なみなりをした醜い女性が入って
きました。主人が同じように「どなたでしょうか?」と尋ねると、
その女性は、「私は貧乏神です。」と答えました。主人は驚
いて、その女性を追い出そうとしました。するとその女性は、

「先程の福の神は私の姉である。私達はいつも離れた事は
ないので、私を追い出せば姉もいない事になる。」と主人に
つげ、彼女が去ると、やはり美しい福の神もいなくなって
しまいました。

生があれば死があり、幸いがあれば災いがある。良い面が
あれば悪い面がございます。誰もが、この事を知らなくては
いけないのに、どうしても、上記の人のように、福の神だけを
求めてしまいがちな部分がございます。

山を登る苦しみや辛さがあってはじめて、頂上の景色や達
成感という幸せを得られるように、皆様にも是非、望まれる
結果(恋愛、復縁、結婚、開運等)だけを、手に入れようと
するのではなく、目の前にある試練を乗り越える事の大切
さを、ご理解頂ければ幸いに思います。


2005年04月18日(月) 憎しみの気持ち・・・

誰もが、憎しみの気持ちを抱いた事があるかと思います。
(もちろん、私にもございます。)

あれだけ彼(彼女)に尽くしてきたのに、いとも簡単に振られ
た(裏切られた)、仕事でのミスを押し付けられた、お金を
貸したのに返ってこない、バカにされたなどなど・・・・・。

その都度、「私(俺)が何をしたって言うの!」「こんなに苦し
んでるのにあの人は楽しそうにやっているかと思うと、心の
怒りが治まらない!」「なんで俺(私)がこんな目に・・・」という
気持ちが心の中から沸き起こり、感情を抑える事が出来な
くなってしまうかと思います。

ある女性のお話ですが、自分を振った彼への憎しみ、恨み
がなかなか拭い去れず、その事を思うだけで夜も眠れない
本当に、苦しい日々を送っていました。
しかしその後、仕事や習い事を「これでもか」という程頑張り、
日々を忙しくされて、思い出す暇も無いくらい努力された事
で、憎しみも少しずつ無くなっていく事ができました。

そして、ここに一つの言葉がございます。

わたしをののしった、わたしを笑った、わたしを打ったと思う
者には、憎しみ(怨み)は鎮まる事が無い。しかし、憎しみは
憎しみによっては鎮まらない。憎しみを忘れて、はじめて憎
しみは鎮まる。
屋根のふき方の悪い家に、雨が漏るように、よく修めていな
い心に、貪り(むさぼり)の思いがさしこむ。

本当にこの通りで、相手を憎めば憎むほど、その気持ちの
分だけ逆に自分が苦しみ、辛い思いをしてしまいます。

憎しみを忘れ、自分の心を落ち着かせる事はなかなか難
しい部分がございますが、もしその気持ちが自分の中にある
もしくは芽生えつつある時には、是非、毎日を忙しくされて、
雨が漏らないよう、心の屋根をしっかりと保って下されば幸い
です。


2005年04月10日(日) 苦労は買ってでもするべきか?

「苦労は買ってでもした方が良い」というような言葉が
ありますが、苦労にも種類があり、その言葉の通り、
自分自身を磨く成長の為にする苦労と、その全く逆で
自分の行動で招く、しなくても良い苦労があります。

あるご相談者の男性は、いつもいつも将来の不安を思
い、未だ来ない未来を考えては、取り越し苦労を招いて
いるばかりでした。その結果、今現在を充実させる事が
出来ず、1時間、1日先が不安・・・その連続で、1ヶ月、
1年先の事も、不安でしかたがありませんでした。

そんな苦労を、皆さんは「買ってでもするべき」と思われ
るでしょうか。

その方には、「雨(不安)は必ず止みます。ですが、自分
で雨を降らせないように、また自分から、雨の降っている
所に移動しないように」と、お伝えさせて頂きました。

反対にするべき苦労とは、例えば、仕事もそうですが、
親からの自立を考え一人暮らしを始めたり、時間が無い
中でも、自分を磨く為に勉強(趣味、習い事)を頑張っ
たり・・・というような事になります。

今までご相談を頂く中で、どうしても前者の「しなくても
良い苦労」をされている方が、とても多いのが現状です。

「私は一生恋人(復縁、結婚)が出来ないのか?」「幸せ
になれない、成功を手に入れられない、霊に邪魔される
運命なのでしょうか?」などと考え、自業自得とも言うべき
実りの無い苦労をされないよう、自分を見つめ直して下
されば幸いに思います。


2005年04月02日(土) 三人の天使

今回は少し違った角度から、皆様に是非、読んで頂きたい
お話をお伝えしたいと思います。

――――――――――――――――――――――――――

人間世界において悪事をなし、死んで地獄に落ちた罪人に、
閻魔王が尋ねた。「おまえは人間の世界にいたとき、三人の
天使に会わなかったか。」「大王よ、わたくしはそのような方に
は会いません。」

「それでは、おまえは年老いて腰を曲げ、杖にすがって、よぼ
よぼしている人を見なかったか。」「大王よ、そういう老人なら
ば、いくらでも見ました。」「おまえはその天使に会いながら、
自分も老いゆくものであり、急いで善をなさなければならない
と思わず、今日の報いを受けるようになった。」

「おまえは病にかかり、ひとりで寝起きも出来ず、見るも哀れ
に、やつれはてた人を見なかったか。」「大王よ、そういう病人
ならいくらでも見ました。」「おまえは病人というその天使に会
いながら、自分も病まなければならない者であることを思わず
あまりにもおろそかであったから、この地獄へ来る事になった
のだ。」

「次に、おまえは、おまえの周囲で死んだ人を見なかったか。」
「大王よ、死人ならば、わたくしはいくらでも見て参りました。」
「おまえは死をいましめる天使に会いながら、死を思わず善を
なすことを怠って、この報いを受ける事になった。おまえ自身の
したことは、おまえ自身がその報いを受けなければならない。」

――――――――――――――――――――――――――

皆さんは、上記の文を読んでどう感じましたか?あまり、この
ような考え方をされる方はいないかと思いますが 24時間 ×
365日 × だいだいの寿命80才 = 700800時間、日付にする
と、29200日となります。そう思うと意外と少なく、その中で、
仕事や家事に時間をとられれば、ほとんに自分の自由な時間
は限られて参ります。

改めまして、今自分がされている事を、見つめ直して頂く
キッカケとなれば、幸いに思います。



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