前回の続きで、それではどうすれば「コンプレックス」に惑わされず、運命の人と出会う事が出来るのか?
その為には、まず自分の事を知る必要があります。 自分の仕事を選ぶ時に、自分にはどんな技術があるからどの仕事が向いている、絵が好きだからイラストレーターに、体を動かす事が好きだからスポーツ関係の仕事になどと、考えるのではないでしょうか。 それと同じです。自分を見つめ自分を知るところから始まります。
例えば、自分はごくごく普通に家庭を守る事を望む、というビジョンを持っている女性が、家族ぐるみの商売、小さな自営業(旅館、小売店、飲食店)などをされている方と一緒になった場合は、子供が小さいうちから旦那様と一緒に仕事場に出なければならないでしょう。
一流企業という体裁や、物質的なものを基準にして相手を選んだ結果、相手の仕事が転勤の多いものだった。私生活に仕事が持ち込まれる事が多いなど、その時によく考えれば分かった事かもしれませんが、心がとらわれていた為に、後になって気付きストレスを感じてしまうケースも少なくありあません。
運命の人、ソウルメイトとの恋愛や結婚を思うのであれば、ただ「好き」で選ぶのではなく、前回もお伝えしたように相手の尊敬できる部分を持つ事が大事と言えます。
恋愛運が悪い人に限って、上記のような相手に対する尊敬がない事で、同じようなタイプの人と付き合い、同じような別れや振られ方をされ、辛い思いを繰り返す事が多いようです。
本当に貴方に合っている人とは、自分が焦って何かをしなくてはいけなかったり、いつもドキドキとときめく事はないと言えます。それこそ、自分の心を落ち着かせて、何よりも自分を知る事によって、幸せな恋愛や結婚に繋がっていくと言えるでしょう。
今までに皆さんは、どんな人を好きになりましたか?また、どんな方とお付き合いされたでしょうか?
以前のお話の中で、自分の周りに集まる人は自分が出している波長に合わせて、自分と同じような人が集まってくる、という事をお伝えさせて頂きました。 実は、恋人や好きな人に関しても、友人や知人と同じように、自分の心が映し出されている人を選ぶ傾向にあります。しかし、恋愛の場合では「コンプレックス」を映し出す傾向が非常に強いと言えます。
「コンプレックス」とはいったいどのような事を言うのか・・・。 わかりやすい例をあげると、一つに外見があると言えます。たとえば、自分が人からどのように見られているか、という事が気になっている人は、自分の恋の相手も、周りからどのように見られるのかが気になります。 友達に紹介した時に、どう思われるか?背が高いか?スマートか?など、一番最初にあるべき、自分に合っている相手なのかという事を考えるより、見た目を重んじてしまうと言えます。
しかし、そうやって相手を選んでいるという事は、相手もあなたの事を同じように外見で選んでいる、という事が言えます。その結果どうなるかと言うと、今よりももっとよい条件の人が現れたりすると、すぐに心変わりを起されてしまい、振られて辛い思いをしてしまうと言えます。
その他にも「お金、経済力」「幼少時の影響(トラウマ)」等々、その原因はとても多いのですが、過去にとらわれて相手を見てしまうと、本当に自分が求めている人との出会いを見過ごしがちになってしまう事でしょう。 (ある程度の経済力は必要ですが、欲張ると後で痛い目を見ることになるでしょう。)
相手を好きになった時は、自分に無い部分、「相手を尊敬出来る部分を持っているのかどうか」、それがとても大切だといえます。
先日起こった新潟中越地震、時間がたった今でも大きな余震が 心配され、今もなお避難生活を余儀なくされている方々が、 いらっしゃる状態です。そんな中、多くの方々がボランティア として被災地で活動されており、被災者のお手伝いをしています。 このボランティア精神、「誰かの為に役に立ちたい」という 気持ちはとても大切な事です。しかし、興味はあるけどどんな 事をしていいのかわからない、何かの団体に参加したりするのが 面倒だし・・・。と思われる方もいる事でしょう。
しかし、ボランティアというのは、別に何かの団体に入ったり、 ずっと続けていかなければならないものではありません。例えば、 公園でゴミを拾ってゴミ箱に捨てる事もそうですし、電車の中で席を 譲ったり、車で先を譲ったり等々、自分なりに誰かの役に立ちたい、 人に気持ちよくなってもらい、喜んでもらいたと思う気持ち、それが ボランティアだと言えます。決して大きい事だけとは限りません。
ボランティアに興味がわく(ある)というのは、心にゆとりがある、 誰にでも分け隔てなく気持ち(愛)を配れるという、あなた自身を 発揮できる時期、人を思いやれる心を持つという、ひと回り大きな 人間になれた証だと言えるでしょう。 そして、その気持ちは仕事や恋愛、何をする上でも大切で、そんな ゆとりが心にあると、思ってもみないほど人生がスムーズに進む 事でしょう。
ボランティア精神を発揮した時、とっても幸せで、清々しい気持ち になれる事でしょう。そして、そんな「誰かの為」と思って与え させて頂いた事は、実は「自分の為」である事、自分が成長出来る 状況を、与えてもらった事に気付くと言えます。小さな事、身近な 事からコツコツとが大切です。
2004年11月07日(日) |
アナタの中に眠る才能 |
今年のオリンピックで活躍された方々、アメリカのメジャーリーグで安打数の新記録を作ったイチロー選手や、あのヤンキ−スで4番を任されている松井選手など、その才能を開花させ飛躍している人を見ると、「自分にもあんな才能があったらいいなー」と思う事があるかもしれません。
しかし、誰にでも言える事があります。それは、才能が無い人というのは一人もいないという事です。自分が持っている才能に気付いていない部分があったり、もしかしたら、気付こうとしていないのかもしれません。
例えば、「なんて才能のある人、凄い人なんだろう」、そんな方に出会った事は今までにございませんか?身近な人だけに限らず、テレビや雑誌で取り上げられている方でも構いません。
それは、「類は友を呼ぶ」とも言われるように、同じ性質を持った者同士が近づく事と共通し、「あなたにも同じように才能がありますよ」、「今が才能を開花させる時ですよ」という、気付きの共鳴、サインという事も言えます。しかし、多くの方々は「あの人には才能があるけど、自分には無いから無理だ」と、諦めてしまいがちで、そこに気付けない事が多々ございます。
しかし、様々な人を見てきた中で言える事は、「努力」をしないとその才能は磨かれないという事です。当たり前のように聞こえますが、その「努力をする」才能は誰にでもあります。 自分にはどんな才能があるのか、それを探す事は自分自身を知る事であり、その中に自分の才能が隠れていると言えるでしょう。
皆様がお持ちの才能、魂の原石がキラキラと輝く事を願っております。
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