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こちらでは、龍先生から届く便りを掲載致しております。

2004年09月26日(日) 言葉に宿る力(2)

以前にも自分が発する言葉について、お話をさせて頂きました。そして、私の最近の便りでも何度かお伝えしておりますが、自分がした行いは、因果関係・カルマによって自分に返ってきます。それは言葉でも同じです。

私の知人の話です。わかりやすくAさん、Bさんとさせて頂きます。
お二人にはそれぞれ片想いの異性の方がおりました。私が二人にお会いした時、会話の中でため息をついた時があったのですが、「どうしたの?」とたずねた所、Aさんは「いや〜、幸せが溜まり過ぎたから、少し口から吐き出したの」。Bさんは「辛いことばかりで、もうイヤ」と発言されました。

そして、私の「なぜですか?」という問いに、Aさんは、「忙しくて会えないのは残念だけど、人を好きになれた今って素晴らしい事だと思う」、Bさんは「会えると思っていたのに会えなくて、電話にも出てもらえないし、メールは返ってこないし・・・」という事を仰られておりました。

そんな、対照的なお二人でしたが、数ヵ月後の結果もとても対照的なものでした。Aさんの方は、片想いの異性の方とお付き合いする事ができたのですが、その方が、「Aさんと一緒にいると楽しいし、自分まで自然と幸せになれる所に惹かれた」そんな理由をお伝え頂きました。
逆にBさんは、上記以外にも自分が発した言葉でさらに不安を大きくさせ、自分で自分の首をしめた結果、電話やメールを頻繁にして相手を疲れさせ、結局振られてしまったそうです。

上記の話から、他の様々な状況においても同じ事が言えると私は思いました。もし、Aさんのような方がお仕事で悩まれていたとしても、その発言は「このご時世でクビを切られないだけありがたい!頑張らないと」、Bさんだったら「あの上司がイヤだ、この仕事も私がやるのか」とおっしゃられるのかな、と感じたりもしました。

目には見えませんが、言葉(心)のノートがあり、自分の発言はしっかりと書かれていきます。そのノートを幸せな言葉で一杯にするか、辛い言葉で埋めて行くかで、幸せの溜まり方が変わってくると言えるでしょう。
忙しすぎて余裕が無い、疲れている時は、誰でも後者になりがちだと言えます。そんな時は、逆に焦らずゆっくり休む事が大切なのかもしれません。


2004年09月19日(日) 新しい道

誰でも自分が成し遂げられなかった事をかかえて生きていると思います。

「事情があって夢をあきらめなければならない」
「仕事での目標が達成できなかった」
「好きな相手と付き合えない、恋人との別れ」

その理由は様々かと思いますが、そんな挫折を味わい、物事にハッキリとした決断を下さなければならない時は、逆に新しい道が開ける時だとも言えます。

以前、建築デザインの仕事をされていた方がいらっしゃいました。しかし、その方のお父様が病気で体調を崩し、ご実家の家業を助けるか、今の仕事(夢)を続けるかで悩まれていた時がありました。

最終的な決断として、ご家族の事やお金の問題などがあり、ご実家の家業を手伝われる決断をされました。
しかしその後、今は今で目標をもって頑張り、デザインの仕事で努力した事が生きている。さらに、実家に戻った最初の時は、「あの頃は良かった」という未練の気持ちがあったけど、家業を頑張りだしたら今が輝きだした!

そんなご連絡を頂きました。

皆さんの前に広がっている新しい道を努力して行けば、置いてきた目標の方から、追いかけてきてくれるでしょう。また、そこで努力した事は次にも活きてきます。

一生懸命に努力しても叶わず、諦めなければならない時というのは、本当につらいものです。しかし、たとえその夢や目標にたどり着かなくても、そこまでに努力した経験はあなたにとっての大きな財産になると言えるでしょう。そんな頑張りに目を向け、物事を前向きにとらえて頂ければと思います。


2004年09月12日(日) 人をうらやむ気持ち

人の事をうらやましく思った事がある方は、とても多いのではないでしょうか。
「誰とでも仲良く出来て、明るい性格の○○はいいなぁ」、「あいつは仕事が順調で、近々昇進もするらしい!」など、そのような事は誰にもあるものです。

人をうらやむ気持ちと言うのは、決して悪い感情ではございません。その事をプラスにとらえるならば、自分自身にないものを近くにいる人が持っていて、学ぶ事が出来る・教えてもらえる状況だと言えます。
そこで一番大切な事は、その人の事をうらやんでいる部分を素直に認める事です。

うらやましい相手がいるならば、その人の行動やしぐさをよく観察して下さい。相手が知人なら、そうなるまでにどのような努力をしてきたのかを聞いたり、マネしてみるのも良いでしょう。そして、何がうらやましいのか、その部分を明確にする事も大事になってきます。

例えば、ただ漠然と「あの人はカッコイイ・可愛い・美人だからうらやましい」ではなく、「人と話す時の豊富な知識」、「スポーツが出来る」、女性の場合は、「服のセンスが良くて、おしゃれ」、「料理やお菓子作りが出来る」など、明確であればあるほど、それに近づく事が出来るようになるでしょう。

最後に「うらやましい」という感情は、気持ちのスライドが起こりやすく、嫉妬や執着に変わりがちであると言えます。その為に人をうらやんだ結果、素直に認められず相手の悪口を言ったり、自分の心がうらやんでいる相手にとらわれてしまう面もございます。

この部分にとらわれて立ち止まってしまうと、いつまでたっても自分を変える事は出来ません。それどころか心がますます醜くなり、逆になりたくない自分になって行くだけです。
そんな部分に注意して、自分を変えるチャンスを上手に活かして頂ければと思います。


2004年09月04日(土) 自分に都合の良い予測

自分が望んでいる事に対して、都合の良い結果を予測していたり、期待をしていると、それが叶わなかったり、相手が応じてくれない事に失望したり、怒りに繋がってしまう時があります。

◆仕事を一緒にしていて、きっとここまでは片付けておいてくれる

◆最近は彼・彼女と全然会ってないから、お互いが休みの週末には、会えることだろう(どうしても会いたい)

◆家に帰れば、妻・母が食事を作っておいてくれている

などなど、相手に期待をしてしまう場面が、日常生活においてはとても多くあるかと思います。

しかし、その期待が大きければ大きい程叶わなかった時には、「なんだよ!」「もういい加減にしてよっ!」と感じてしまう。逆の立場になって、相手がなぜそれを出来なかったかを考えるよりも、自分の感情を優先させては落胆し、怒ってしまう事があるのではないでしょうか。

しかし、そんな大きすぎる期待は、言葉を変えれば依存心が強すぎる、過度の甘えと置きかえる事が出来ます。
分かりやすい例えで言うならば、子供がおもちゃを買って欲しい、アイスクリームが食べたいのに、親がそれを認めてくれない事にダダをこねて不機嫌になり怒っている。そんな部分と似ている事が言えるでしょう。

自分の思い通りに行かない事があった時でも、他に用事があって忙しいのかな?疲れているんだろう。そんなふうに思えば、自分が無駄にイライラして、つまらない時間を過ごす事もなくなるのではないでしょうか。

人に頼る気持ちをなくして行けば、それは「甘え」から「自立」へと変わって行き、、また一つ大人な考え方が持てると言えますね。



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