「 恋人 」 じゃなくなる日まで。

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2005年03月23日(水) 大切な人との別れ。


約束の4日が経った。


大好きだった恋人と別れました。




たくさん泣いたけど
少し落ち着いた。





私達は終わったけれど
私達それぞれの”これから”は続いていく。


ありがとう。さようなら。


絶対に、また、逢おうね。






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うん。私も。

ありがとう。

貴方に逢えて本当に良かった。

幸せに、なってね。


2005年03月17日(木) ごめんね。


好きで好きでたまらなかった日とか。

愛していると強く感じた日。

大喧嘩して怒鳴った日や、大泣きした日。

はじめて彼の両親に会ったあの緊張感とか。

彼女ですと、彼の友達に紹介されるときのあの小恥ずかしい感じ。

繋いだ手のぬくもりとか。彼の香水の匂いとか。

彼の肌の温度、髪の毛のやわらかさ、調子のいい笑顔。




明日には、すべてが思い出になって、やがて消えていくのかな。

私にも他の人を愛する日が来るのかな。




料理を作った。

最後の料理。

荷物はすべてまとめた。

明日になればすべてが終わる。

明日になれば 私は 「 恋人 」 ではなくなる。

明日になれば 彼は 「 誰かの恋人 」 になる。



明日なんか来なければいい。







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あんなに、幸せだったのに。


2005年03月16日(水) 終わりだとわかっているからなのかな。


完全に終わりだと悟ったとき、人は優しくなれるんだろうか?

別れ話をしたとは思えないくらい、楽しく優しく愛しい時間が流れた。

勿論、笑顔の下に、とてつもない痛みを隠してはいたけれど

愛しくて愛しくてたまらなかった。



ただ一緒にいるだけでこんなに楽しかったのは

なんて久しぶりだったんだろう。

そんなことを考えるくらい、私達はマンネリしてしまっていたんだ。

「慣れ」とか「ラク」とかって言葉に甘えていたんだろうな。



終わりだとわかっているからなのかな。

覚悟したから。

苦しいけど、辛いけど、何故だかとても優しい気持ちになっている。

「 恋人 」 でいられるのも残りわずか。







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2005年03月14日(月) 「 恋人 」 じゃなくなる日まで。


”大切なものは後になってから気づく”

こんな言葉、自分で使う日が来るなんて思ってなかったよ。

”大切なものは後になってから気づく”

今の私がそれだ。馬鹿な自分が招いた結果だ。



昨日は大好きな恋人に別れを告げられた。

けれど、どこかでそんな予感はしていた。

最近の私、恋人に対して我侭ばかり、怒ってばかりだった。

すっかり優しさを失くしてしまていた。

キスすることもHすることも笑いあうこともなく、喧嘩ばかりだった。

素直になれなかった。本当は大好きなのにね、馬鹿だね、本当に。



我侭な私は、恋人にお願いをした。

「 金曜日まで・・・あと4日間だけ、私に時間をくれませんか?
  このまま終わりたくはないの。最後に楽しく過ごさせてください
  4日間で気持ちの整理をつけるから。お願い 」

なんて自分勝手な女だろう。

またもや我侭で恋人を困らせてしまった。

けれど恋人は受け入れてくれた。



辛い4日間がはじまる。

この1ヵ月、喧嘩ばかりしていたね。楽しくなかったね。

ごめんね。傷つけたよね。他に気になる人が出来て当然だよね。

ねぇ私、頑張るから、笑っているから、たくさん笑ってもらえるように頑張るから。

あと4日間だけ ”恋人” でいてください。







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春希

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