++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2007年01月31日(水) 勇気ひとつを友にして

仕事から帰って自宅の玄関ドアを開けた。


疲れることはいつもだけれど
今日のそれは疲労感と呼ぶには重すぎた。
薬の力を借りた穏やかな仮面をやっと剥ぎ取って
ソファーに倒れこんで目を閉じる。

普通の精神状態のヒトになら、なんてことないことだったと思う。
ただ今のわたしにはキツすぎた。
それがまったくの善意の激励なのは良くわかっている。
だから それに対してわたしはとても模範的な反応をしたと思う。

いってしまえば わたしの病気への状況把握ができている人なら
こんなことは絶対言わないだろう。
それは息絶え絶えに走り続ける馬車馬に
命を縮める鞭を当てるようなものだから。

いつの間にか最初の合意地点と微妙に方向もずれていた。
くどいほど念押ししてあったはずのことは忘れられていた。
でもそういうものだ。そんなこと今に始まったことじゃない。

それを論じたりする気力はもう残っていなかったし
何よりもそういう相手に弱味を見せるのが耐えがたかった。
傷ついた気配の毛筋ほども悟られたくなかった。 

だから感謝の言葉すら述べて穏やかに微笑んだ。
今更 愚かなプライドと笑ってくれてもいい。

憎んでいるわけではない。
そういう感情とは違う虚しさ。

現実の周囲にいる誰もがわたしにもっと頑張れと言う。
それが好意からのものであることはわたしにもわかる。
だけど こんなに走って走って走り続けても
まだそんなに足りないものばかりのニンゲンなんだろうか わたしは。

文字通りの血の滲むような努力をしてたった一人
死に物狂いで積み上げてきたこれが
まだまだ穴ぼこだらけのモノでしかないことくらい
自分が一番良く自覚している。
だからこそ 一歩でも前へ進みたいと
どんな無茶な要求にも常に真摯に取り組んでやってきた。
現在進行形として。

それだけがわたしがわたしを認めてやれる部分だった。


それを粉々に打ち砕かれた。
その意図がたとえ激励からきたものでも
そこにはただ粉々になった心の破片があった。

薬を飲んでいて本当に良かったと思った。
この薬によって分厚くなった仮面がなかったら
崩れ落ちていく感情を晒さなければならない破目に
なっていただろうから。


世の中が甘いものじゃないことくらい
改めて言われなくても嫌っていうほど知ってる。
どれだけの辛酸をなめてきたかなんて自慢にもならないが。


家に帰っても涙は不思議と出なかった。
ただ 淡々と絶望していた。
ただただ 疲れ果てていた。


それでも往くしかないのだろう。

この皮肉な強さ?が
わたしを倒れさせてくれない。

こんなに痛いのにこんなに苦しいのにこんなに辛いのに。

(で それで?)

そうだね。所詮それはわたしの問題。

個人のお客さんの仕事も急がなくては。
せっかく楽しみに待ってくださっている気持ち。
自分の持てる精一杯の力を尽くすことと
それによって得られる喜びを教えてくれた人たちを
裏切ることだけはしたくない。



理由(わけ)や意味を探していたら
ずっとこのまま眠り続けたくなってしまうから。

今は ただ 風に向かい立とう。

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「勇気一つを友にして」

片岡輝作詞・越部信義作曲


昔ギリシャのイカロスは
ロウでかためた鳥の羽根(はね)
両手に持って飛びたった
雲より高くまだ遠く
勇気一つを友にして

丘はぐんぐん遠ざかり
下に広がる青い海
両手の羽根をはばたかせ
太陽めざし飛んで行く
勇気一つを友にして

赤く燃(も)えたつ太陽に
ロウでかためた鳥の羽根
みるみるとけて舞い散った
翼(つばさ)奪(うば)われイカロスは
墜(お)ちて生命(いのち)を失った

だけどぼくらはイカロスの
鉄の勇気をうけついで
明日(あした)へ向かい飛びたった
ぼくらは強く生きて行く
勇気一つを友にして


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                               ゆうなぎ



2007年01月30日(火) いこう。

今日は出勤日。
気が付くともう朝だ。

何とか下請け仕事の分 言われた以上のことはしたつもり。
多分 また色々とんでもない思い付きを簡単に言われるだろうけど
それも仕方ない。そういうものなんだろう。

個人のお客さんの方までもう少し進めたかったけど
さすがに無理だった。
今日仕事から帰ってきたら急いで取り掛からなければ。
SOHOでの個人のお客さんは今までのわたしを育ててくれたようなもの
それが後回しのようになってしまうことはどうにも申し訳ない。ジレンマ。

もうこの時間までになるとどうせ眠れるはずもないから
とにかく下請け仕事のチェックと
できるだけでも個人のお客さんの仕事を進めておこう。

ああ それにもう子供達の朝の準備をしなくては。



ひとは心底疲れてしまったり追い詰められたりした時に
以外と泣き喚いたりしないものだ。
なんていうか しんと静まり返ったココロがぽつりと其処にはある。

声を出さずに泣くことが習性になっているのは
助けがこないことを身に沁みて知っているからだ。

何回も今度こそ限界だと思っては 
あともう少しだけ もう一日 もう一度だけと
それを繰り返して。
諦めと、捨てきれず胸の奥に抱く1%の希望。

現実はいつも何で?と問い詰めたくなるほどシビア。
次から次へとまるで安物の三流悲劇小説みたいに起こる出来事には
ショックを通り越して虚ろに笑ってしまう。


人生はいつもとても不公平で
決してヤサシいひとが望むものを手に入れられるわけじゃない。

喉から手が出るほど欲しいそれを
いとも簡単に荒く扱って当たり前のように平気でいるヒトなんて
そこら中にいるというのに。



遠い未来どころか明日のことより今日をどう生き抜くかを
必死で考えながらそれぞれのこの一日を生きている。

わたしもその一人だ。



怖い。
すごく怖い。
問答無用に。

どんな励ましの言葉さえ
この身体の震えを止められない。
もう本能レベルで怯えてしまう。

それはきっと泳げるヒトにとって
水はなんてことないものでも
泳げないニンゲンには恐怖そのものでしかないのと
同じような感覚。

大げさでもなんでもなく
オボレカケながら犬掻きで岸へ辿り着き
それを繰り返して慣れるのかっていえばそんなに簡単にはいかない。

何度繰り返しても それは最大級の勇気を振り絞らないとならなくて
何度繰り返しても 水は冷たく上手く泳げずオボレ続ける。


生きよう と言葉にするのは
そうしてないとそれをどこかに置き忘れてしまいそうだからだ。
学んだはずのものすら 疲労と虚無感に呑みこまれそうで。


イキヨウ

いきよう

生きよう


今は他の何もかもから自分を一旦解き放して。
今日を生きることだけを。


あと数時間。

言い聞かせて玄関のドアを開けよう。

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                               ゆうなぎ 



2007年01月29日(月) もういちど。

  自分自身に言い聞かせるつもりで。



  

「空に残る月」

 そして 朝が来る
 宙ぶらりんのまま
 また今日が始まる

 寂しさとか切なさとか哀しみとか みんな
 ありきたりなものばかりね
 けど その ありきたりなもので
 人生の半分は できてる

 コーラの一気飲み
 炭酸にむせて
 一人で泣き笑いした
 白い冷蔵庫の前

 窓を開けて深呼吸する
 涼やかな風を胸に
 穏やかに絶望していく
 静かな静かな時間

 まだ笑える
 それでも きっと たぶん

 そっと 見上げれば
 明けはじめた蒼(あお)に

 薄く光っている

 空に残る月




     生きることを。


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                               ゆうなぎ



2007年01月28日(日) 日曜ヘタレ日記

また徹夜。


切実に身体が2つ欲しい気分。

いくら仕事で必死でも子供達に食べさせないわけにはいかないし
本来なら甘えさせて一緒に過ごせる週末のはずが
それどころでなくて家事以外は仕事部屋に篭もりきりのお母ちゃんに
下の二人は何かと声をかけたり頼みごとしてくる。

たわいないホントは自分でできることでも
かまって欲しいんだとわかるから 
仕事の手を止めてその度に相手をする。
集中してやっている時なんかは正直イライラもするけど
「お母さん 頑張ってね。無理しないでね」
なんていう心配そうなちっちゃな顔を見れば ごめんね と思う。


昨日かかってきた電話は結局 数回に及んだ。
納期の問題もあるからある程度は仕方ないとは思ってる。
でも何か思いつく度にこちらの都合関係なく電話では身ももたない。
週末は特に子供達とあたしとの貴重な休日なんだ。
せめてある程度 考えをまとめてから
一度で済むようにして連絡して貰えないんだろうか。


クタクタだ。
情けないけどクタクタだ。
精神状態は鬱を通り越しておかしな具合でキモチワルイ。
なんていうか自分のもののはずなのに自分の感情がとても遠い。

こんな精神状態なのに人と直接関わりながら仕事をするのは
やっぱり無茶な身の程知らずだったんだろうか。。
危惧する友人達に心配をかけてまで突っ走って あたしはバカだ。。

それでも 自分で決めたことだから。
それに仕事に対する責任もある。
軽く見られている自分の仕事に対してのプライドも意地もある。

弱音と愚痴をこうして吐きまくりだけど
ほんとまったくカッコ悪いったらないけど
こんな不器用さや要領の悪さも
あたしらしいじゃないか。

こんなあたしでも醜態さらしながら今日を生きてる。
そりゃもう 此処に書いてることの何倍も実際はヘタレです。
自慢にもならないけど。

だから 一緒に ねぇ
生きるってことはそれだけですごいことだから
それがたとえ絶望の中にあっても。

大ばあちゃんの言葉を思い出す。
「どんなことがあっても命取られることは無いんじゃけ」

生きていれば明日が見れる。
一発逆転が絶対無いなんて誰にも言えないじゃない?

言い聞かせているのはあたしへ

そうしてヘタレながら今日も往くのです。


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                               ゆうなぎ



2007年01月27日(土) ツカレタヨ

少し横になろうと思っていたら
急な下請け仕事先からの呼び出し電話。

ちょっとだけでいいからとのことで
とりあえず8割くらい仕上げたものを
急ぎ着替えて持っていく。

一応の期限は週明けだったはずだし
今日はそちらの仕事の日じゃないんだけど。

勿論 時給じゃないから
クライアントさんへのプレゼンしようが
電話1本で出勤日で無い日に呼び出されようが
1円にもならない。あくまで出来高制なので。

その上 かなり言いたい放題言われる。

ハッキリ言って良くわかりもしない人たちから
無茶な注文簡単に言われてもわたしは文句いうわけでもないし
バカ正直に全力でやってる。

確かに勉強だと思ってしてることだけど 
普通だったら都合良く文句も言わずに
こんなにやる人はそうそういないと思う。

わたしにもわたしの都合や個人で抱えてる仕事もある。

なんていうかやるせないというか情けないのは
そういうこちらの都合とか関係無しにいいように使われてる所。

わたしの性格が違っていたらもっと要領良くうまく立ち回れて
いたのかもしれない。

でも反対に言えば 甘く見られて足元見られるのは
わたしの力がまだまだ足りないということなんだろう。


仕事に関しては全て独学でここまできた。
がむしゃらにひたすら無我夢中で
一つ一つ必死で積み上げてきた。
それでもまだまだ足りないのは承知のつもりだが
文字通り 血の滲むような苦労して得たものでも
所詮は軽く扱われてしまうという現実。
それを悔しいと思うのは 自分の手綱を引いているつもりでも
やっぱりまだわたしに甘い部分があるということか。


ヒトと関わるのがシンドクなるのはこういう時だ。

休みでも電話1本での呼びだしにNO!と言えない。
ほんの少しと言っても気が休まらなくなる。
これを怖れていたからSOHOとしてやってきていたのに・・と
ヘタレな自分が自分に弱音を吐く。


全て覚悟の上だったはずなのに

対人恐怖に怯え、疲労感に押しつぶされそうなわたしがいる。


少し横になるつもりだったが 手直し部分をやっておこうと思う。


首から肩にかけてが石のようにガチガチになってダルく重い。
でもやるしかない。やるしかない。

呪文みたいに唱えてキーボードを叩き続ける。


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                               ゆうなぎ   



2007年01月26日(金) キオクノ破片

あと数日で1月がいよいよ終わる。


週末だけど今月までに形にしないといけない仕事が
あるから休み返上でPC前でカタカタしてる。

毎年のことだが2月から3月の間はわたしの精神状態は
かなり不安定になってしまう。
トラウマが刺激されフラッシュバックを頻繁に起こす。
自分でもどうしようもない怖さと不安感が募る。

薬を飲みだしてからはマシになったけど
皮膚の下をザワザワとイヤな感じが這い回るような違和感が
湧き上がってきてシンドイ。

だから尚更 2月の初めに少し休めるのは救いだ。
それがたとえ束の間でも 忘れていられる時間があるから
わたしはこの時期を何とかでも乗り切って来れたんだと思う。



先の見えない道を往くのはとても心細いし気が遠くなる。
せめて闇夜で無ければいいのに と愚痴りたくもなるけれど。


感情の起伏がこんなに平坦になっているのは薬だけでなくて
疲れているせいだろうか。
それとも 自己防衛本能で無意識に
シャットアウトしているからだろうか。

自分の心と身体が遠くにあるような
ロボットになったみたいな変な離人感がキモチワルイ。

キモチワルイけどとりあえずはこれで往くしかない。


感情が精神の奥底に沈んでしまってる。
何もかもがどうでもいいと思ってしまいそうになるのを
何より怖れている。



最近 夢を見ても覚えてない。
ただ半覚醒の頭がネゴトを叫んでいる自分の声だけ認知してる。

でもその方がいい。

哀しい夢なら覚えてない方がいい。


徹夜明け 

少しだけ眠ろう。

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                               ゆうなぎ



2007年01月25日(木) アイ アム ア チキン 

相変わらず日々に追われている。


一週間は飛ぶように過ぎていって
わたしは追いつこうと必死だけど
息切れしてシッポにしがみつくのだけで精一杯。

仕事があることはそれでも有り難い。
仕事量的には約3倍に増えた形になるが
収入がそれに伴うにはまだまだ当分厳しい。


頑張ると言いながら心の中では弱音吐いたり
ヘタレ根性満開のチキン。
わたしなんて仮面の被り方が人様より
ほんのちょっと年季を積んでて上手に見えるだけで
中身は思わず失笑されそうなほど
いつも不安で堪らなくて怯えてる小心者です。



関係ないけど最近盛んに知人関係
(仮面を被ったわたししか見せてないそんなに親しくない部類の)
方々から
「頼れるヒトを作るようにした方がいい」
だのと言われて閉口している。

それもその方々は わたしにどうしても年上のお相手を
あてがいたいらしい。

何気なく笑顔でかわそうとするがなかなかその話題から
離れてくれない。
今は仕事と子供のことでそれどころじゃないので・・と
やんわり言っても聞く耳持たずで
挙句には 
「妻子を亡くしたヒトならちょうどいいだろうし」
とか言い出される始末。

思い切って
年上の方は自分が萎縮するので苦手だから・・
とまで言ってみるが
「年下なんて絶対に駄目。甘えられる年上のヒトじゃなきゃ」
ってその方の価値観と好みを押し付けられて
「アナタは年上の素敵なヒトに会ったことがないのね」
と紹介されそうなイキオイ。
この方々にKのことなど話せば(話すつもりもないが)卒倒されるだろうな。

とにかく今は子供の受験もあるし、仕事頑張りたいので
他のことは考えられないから・・と
繰り返し言っているけどコトあるごとにこの話をされるので
うんざりしてる。


わたしが一番嫌なのはヒトから自分の価値観を押し付けられること。
同時に わたし自身の価値観をひとに押し付けることだけは
したくないししてはいけないと思ってる。

例えばその人から意見を求められたり お互いに解りあう為に
自分の考えを話して相手の考え方を聞くことはとても大切だと思う。

だけどそれがどちらかの一方的な
”私のいうことに間違いはないんだから”的なものになると
苦痛以外のナニモノでも無くなる。

どうしてそこまで他人のことに自信をもって言い切れるのか
それがわたしには わからない 受け入れられない。
他人の意見に耳をかさないというのとは ちょっと違うんだ。
耳は傾けたい、でも 決めつけと押し付けはゴメンだ。

今回のことでいえば そりゃわたしは地味で 
そういう色恋沙汰とは縁がないように見えるんだろうし
この歳で子供が三人もいるんだから
再婚とかじゃないまでも お付き合いするなら
年上の同じような環境の人(これ実際に言われた言葉)と
親切で考えてくれるのもわからないじゃない。

でもそれってあくまでもそのヒトの価値観。
勿論 それを望み幸せになってる方々もいらっしゃるのはわかる。
けど わたしはやんわりとでもNO!と何度も言ってるのに。


幸せの尺度は人それぞれ。
なのに何故そこまで他人の踏み込んで欲しくない領域に
自分の価値観を自信たっぷりに押し付けられるんだろう。

どうしても勘違いしてるなと思うのは 
自分の幸せのカタチは
自分だけのカタチで
ニンゲンの幸せのカタチには
一つとして同じものは無いってコトが
その人達にはわかっていないってこと。

ある意味 そのヒトが今 幸せで満たされているからこそ
できることなのかもしれない。
無意識の優越感ゆえの余裕の自己満足じゃない?とまで言い切れば
それは わたしの歪んでひねくれた意固地な言い草だろうか。

だけどやっぱり それだけは 譲れない部分。



いろんなひとがいて
いろんな生き方をしていて
いろんな苦しみや哀しみを背負っていて
同時に喜びや幸せのカタチもそれぞれあって。

正解も不正解も無いんだってことを
それぞれの中でそれぞれのカタチで懸命に生きているひと達に
伝えられたらいいなぁと思う。

ああ やっぱりもどかしいほどに上手くいえないけれど。



仕事は今月いっぱいが勝負のひとしきり。



相変わらず犬掻きオボレカケで泳いでいます。

上手に泳ぐことが相変わらず出来ないわたしです。


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                               ゆうなぎ



2007年01月22日(月) 夜明けまで。

とりあえず仕事一区切りまで済ませた。

明日は出勤日。
下請け関係で請けている分も
落としてもっていくようにしている。
まだ打ち合わせを重ねつつ続きをしていかないといかないけど
今の時点でできるのは此処まで。
後は 明日以降。

変に頭が冴えて眠れない。
このまま眠らなくても気が張ってるから
多分 出勤して戻るまでは大丈夫だろうけど。
(わたしというニンゲンは変な所で精神力が発達してるというか
気が張ってると異様にシャキンとしてしまうんだ)

でも後で家に戻って倒れることになるから
今から少しでも布団に入ることにしよう。



怖くない日々が欲しい。

何かにいつも気を遣ったり
何かをいつも気にして
常に手落ちや忘れていることが無いかを
必死で考えて怯えた小動物みたいに走りつづけるような
いつも心細いような心休まらないような日々じゃなくて。



安心して
何も考えなくても誰かがちゃんとしてくれて

そんな

闘いの無い日はいつか来るのだろうか。

こんなわたしにも。


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                               ゆうなぎ



2007年01月21日(日) まよなか くらいへや

土曜日は子供達といつものコースを出かけた。

一人で近くの街に出るのは今では怖くてできないけど
子供達と一緒とか
Kや気心の知れた安心できる友人となら(でもこちらの機会は
そうそうないのだけれど)大丈夫。


これがおかしなものでむしろ近くの街へ出る方が怖い。
知ってるヒトのいない遠くの街の方がノビノビといられるのは
どうしてだろう。

自分のシガラミと離れていられるからかもしれない。

自分を知らない自分も知らない街に埋没するのは心地よい。

そんなこと ずっとできるはずもない。
わたしは 生まれたこの街で生きて死んでいくしかないのだけれども。

束の間の解放感が心の縛りを少し緩めてくれる。
だから わたしは知らない街が好きだ。



子供達といつもの街に出るのは正直疲れる。
だけど 月並みな言い方になるけど
子供達が嬉しそうに楽しそうに
このささやかなる お出かけ を喜んでいるのを見るのは
わたしも嬉しい。
やっぱり連れてきて良かった ってしみじみと思う。

帰ってからのビデオ大会やゲーム大会も子供達との
大事なスキンシップの場だ。
そのときばかりは布団にみんなで足つっこんでくっついて
お菓子をパリポリジュース飲みながら
あれやこれやと。

そんなふうに土曜日の夜は更けていく。



日曜日はグッタリ。
昼くらいまで使い物にならない我が身体。
でも 土曜日に悔い無し!

結局 なんやかやで仕事できるのはこの時間。
これでも半分くらい頑張ってやったとこ。

ちょっと日記書いて休憩したら 再度もう少し頑張る。



取りこぼしていることは数限りない。
不義理してしまってる友人達にも心でごめんねと手を合わせる。
気持ちはあるのに余裕がなくてできなくなっていることも多い。
過去にそれで離れていかれたこともあるから
やっぱりツライな・・と思うけど
でも そうなったらそれはそれで仕方ないことなんだろうと思ってる。
ごめんなさい と あの時のように謝るしかできない。



パソコン机につけるデスクライトを買おうと思っている。
そうしたら真っ暗の中で作業しなくてもいいし。

部屋の電気を夜中につけるのはやっぱり怖い。
起きている=やっぱりウチからの騒音 と思われることが
強迫観念になっていて消えない。



歯車が歪んでガタピシいってる。
わたしはヒトが怖い癖にひとが恋しい。
ヒト と ひと は わたしにとって違う。

ヒト からは身を隠していたいが
ひと には側にいて欲しい。

身勝手な考え。



さぁ 仕事を後少しでも出来る限り。

今日と明日の狭間で
泣きそうになりながら でも 生きてる。

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                               ゆうなぎ



2007年01月19日(金) 駆け抜けた1週間ときょうはおやすみなさい

こういう時ってこういうもんなんだろうな って。


商売道具のPCの調子が悪くなって大げさじゃなくて
血の気がひく思い。

バックアップは小まめにとっているとはいえ
PCが動かなくなる=仕事ができなくなる は
特に今みたいに仕事が詰まってる時には
致命傷にすらなる。

今回はとにかく朝までかかってアンインストールや再インストールして
何とか元に戻ったけど
貴重な昨日から今朝にかけての仕事予定時間は修復作業にとられてしまうし
正直 半泣きの気分。

今日は週に一日は・・と決めている家族サービスの日だし。
日頃 なかなかかまってやれなかったりいっぱいいっぱいだから
土曜日だけは仕事置いておいて子供オンリーで
思い切り甘えさせてやりたくて。

仕事予定は狂ってしまったけど 楽しみにしてる子供ら見てるから
今日は予定通り仕事しないつもり。

焦りがないといったら嘘になるけど
仕事に追われるあまりにタイセツナモノ忘れてしまうことだけは
わたしの後に何もないだけに しちゃいけないというか
したくないんだ。。


切り替えよう。
そうしてまた明日その分 頑張ればいい(と自分に言い聞かせ)
どのくらい頑張れるかはまた明日考えればいい(よね?)

 
とりあえず 寝よう。
数時間でもチビたちのヌクヌクの足に足絡めて。

今日はお寝坊OKの日。

とりあえず 少しだけ 

おやすみなさい。


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                               ゆうなぎ    



2007年01月18日(木) セイタカアワダチソウ

セイタカアワダチソウという花がある。

元々北アメリカ原産の帰化植物だったらしい。


そういえば一時 花粉症の元になるという噂が流れて
その色や姿などもいかにも花粉を飛ばしそうだったので
子供心になんだかあんまり近づかない方がいいという
イメージが植えつけられてしまっていた。

大人になって・・というかほんの数年前に
ふとしたことから花粉アレルギーの件とは関係なく
それがまったくの濡れ衣だったことを知った。


気が付けばこの花は其処此処で良く見かける。
盛りの時期は鮮やかな黄色が青空に映えて美しい。

それでもその美しい盛りの時期でも
群生して空き地に咲いているこの花に
目を留める人はあまりいない気がする。
あまりにもあちこちで見かけすぎるのも一因かもしれない。


人は身勝手なものだ。
連れてきておいて 勝手な濡れ衣を着せて
増えれば厄介者の雑草扱い。


今の季節 尚更セイタカアワダチソウは
もう随分と色褪せてしまっている。
道路際の空き地に咲いていたそれも 
もうお世辞にも美しいとはいえなくなっていて。
でもまだ根を張り天(そら)を仰いでて。




ちっとも綺麗じゃないのに。
其処には静かだけど確かな生きる力があるような気がした。




日々は相変わらず厳しい。
心身の状態は情けなくなるくらいに脆く揺れ動く。

仮面は確かに偽りだが それは反射的ともいえる形で
自動装着されてしまうのだから。
もう それもわたしの一部になっているのかもしれない。
その繋がりが歪であろうと
それが
臆病なわたしが
いつも怯えていたわたしが
わたし自身を守る為に作り上げたものである以上。



理不尽だと思うことは沢山ある。
でもそれを言えないのもわたし。
多分 他人はわたしを御しやすいと思うだろう。
実際 足元を見られていいように使われることも少なくない。

でもとても屈折した言い方をすれば
敢えてそう見せている部分もあって
それはわたしの狡さだ。その方が自分にとってラクだから。

我慢をすることには慣れている。
きちんと向き合ってできる議論ならまだしも
お互いに方向の違う、価値観の違う不毛な議論をすることに
残された力を使いたくない。
だから オヒトヨシの仮面を被る。
逃げているのだろうと思う。
それでも全てと闘えるほどにわたしは強くはないんだ。


そういうヒトにはわたしは色褪せたセイタカアワダチソウと
同じようにしか見えないんだろう。
何処までいってもカワイソウナモノとしてしか。
同情という最上級の屈辱をヤサシイジブンという美酒に
振りかけて飲み満足する。あくまでも善意。
とても自然な優越感に軽やかに酔っている。

そんな時、わたしの拒否反応は静かに発動する。
バカのつくほどのオヒトヨシを演じてわからないように距離を取る。
またこのタイプのヒトにはそれがわからないからちょうどいい。




でもセイタカアワダチソウも明るい黄色の花を咲かせる時がある。
生き残ってきたのだ。長い年月を。そうして根づいた。


わたしというセイタカアワダチソウの咲かせる花は
わたしが知って欲しいと望むひとたちに見てもらえればそれでいい。





そして今日 わたしは またひとつ 歳を重ねた。



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                               ゆうなぎ



2007年01月15日(月) 北風たんぽぽ

不公平でないものなんて結局あるはずもないのに今更。


100のうちに50ぐらいのシンドさでも休むことが
許されるヒトは確かにいるんだということを。

自分が100を遥か突き抜けてズタボロでも
仮面と鎧外すことが許されないのは
それは 結局 仕方ない現実ってもので。

ソノヒトは持っててあたしには無いってただそれだけ。
そんなことわかってわかっててわかってるのに
今日は何故か すごくヤリキレナイよ。

ナニイッテルンダカネェ ホント イマサラいまさら今更。


体調が悪かろうと貧血だろうと眠って無かろうと
あたしはやるしかないよ。他にやってくれるヒトも
後ろ盾もいない。

休日は休日にならなくて
徹夜してでもだけど請けたものだからと仕上げた仕事は
結局アチラ様がオツカレサマだったので後日にナリマシタ。
あたしの睡眠時間カムバック!!

体調の悪さじゃ多分 あたし負けてないと思う。
ただそれを言うこと出すこと休むことを許されているニンゲンと
そうでないニンゲンの違いってだけで。
だからどっちがキツイかとかこの際関係ない。

あたしも徹夜してるし食欲も無いし鬱酷くなってるんだけど。
ああ 今日の一日は長かったな。
慣れてないそんな数日じゃ簡単にわからない緊張の連続。
それから。


あたしは何処まで往ったらキツイってツライってクルシイって
言ってもいいんだろうか。
誰かに言ったってそれでどうなるわけでもない
その相手の気持ちまで暗くしてしまうだけ。
なら 呑みこんで黙ってた方がまだマシ。
そんなそうこれは立派なエゴイズム。

何処まで傷ついたらイタイって声あげていいんだろうって
ずっと思ってきたけど
気づいたよ。どれだけイタくても声出なくなってた。

それに掠れ果てた声それでも必死で叫んでも吼えても
その分 イタミが増すだけで何も変わりはしない。



ごめん。

なんか どうしようもなくココロが凍えてる。


そんなの今更なのに。
ゼンブぜんぶ全部。


ごめん。

なんか すごいシリメツレツで
胸が ね
息が ね
なんでこんなにこんなに。




枯れ草に隠れるように
たんぽぽ一輪 地に這う短い茎。
冷たい風は容赦なく吹きつけて。

それでも その場所に咲いている。
その場所で咲いている。


たんぽぽの黄色が
ちいさなちいさなお月さまみたいだなって
ふっと思った。




北風に吹かれながら

ちいさなちいさな一輪のたんぽぽを見ていた。

あたし。




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                               ゆうなぎ



2007年01月14日(日) こんなふうな週末

この週末、仕事休みの日には子供達と(特に下の二人と)
とにかく問答無用にくっついて甘えさせて遊んでやろうと
決めてた。

受験の兄ちゃんはともかくも下の二人がちょっとした時に
見せる寂しそうな表情が気になってたから。

このところのあたしには余裕のヒトカケラさえも無くて。
それでも例えば、
掃除とか家事とかをほっぽりだしても
週明けまでに仕上げないと後でしんどくなる(今がまさにそうだ)
仕事とか後回しにしてもやってやりたいとか思ったんだからしょうがない。

金曜日、子供達が帰ってくるまでに昼間仕事・・とか思ったけど
結局 役所に行ったり、帰ってから片付けやら洗濯物してたら
あっという間に下校時間来て慌しく追われ。
夜に・・・と思っていたけど案の定 子供と寝たまま眠りの海に沈没。
気がつけば朝。

土曜日は約束してた街へお出かけ。
とはいっても変わり映えしないラーメン屋さんと100均コースだけど。
今回はみんなで遊べるようなゲームを100均で買うという目的有り。
前にやって結構盛り上がったパズルと
なにやら2人から4人くらいでやれるという黒髭危機一髪もどきゲーム購入。
目的達成!少し古本屋さんをぐるりと廻ってから帰宅。

帰ったら早速ゲーム大会。
単純なゲームだけどみんなでやるからものすごく盛り上がる。
ささやかなる家族団らん。
でも子供達の心底楽しそうな顔見てたら
やっぱり嬉しくなる。良かった。

布団に入ってくっくいて一緒にアニメのビデオ観て
いつの間にか気が付いたらサンドイッチの真ん中で
またもや眠り込んでた。
夜に仕事作戦またまた挫折。

そういえばこの前の仕事が終わってから睡眠は夜取れていても
休息できたという実感がないままで日曜日。


今までならもう少し気持ち的に余裕が持てたことが
今は隙間すら無い。

さすがに土曜日の夜 寝てしまったのはイタかった。
今日はさすがに”仕事するからね宣言”したけど
子供がいれば昼間は色々とある。

それでも何とかこうしてPC前。
今夜は寝るわけにはいかない。
っていうか 明日仕事で 
それでなくても
ガッコウイキタクナイ状態の子供のキモチなのに
しなきゃならない仕事残ってる=宿題まだしてません状態
鬱の海に首まで浸かってる。既に顎上がってるイキガクルシイよ。


それでもさ
仕方ないもんね。
子供達、喜ばせたかったし。
今のジブンにはいっぱいいっぱいでも
それをせめてしたかったんだから。
それでくるシワ寄せなら仕方ない。
弱音 吐くけど(そこがヘタレさ) 
でも後悔は無い(と言い聞かせよう)



こんなふうに週末は終わろうとしてるけど
まだ やるべきことはこれから。
これだけはどんなことがあってもやる。
請けた以上。仕事とはそういうものだと思うから。


(ここまで書いたところでいつのまにか居眠りしていたみたいだ。
気がつけばこんな時間。マズイ、危なかった。冷や汗)

力んでみてもいつも怖くて堪らない。
だけど。それでも。



生きていくって選択肢しかないんです。

どれだけ絶望に塗りつぶされて
夜の道を彷徨っても。
みっともなかろうが無様だろうがどれだけ情けなかろうとも。


「フランダースの犬」のネロと愛犬パトラッシュは
健気で哀しくも美しい生き様だけれど
生きていたら見る事ができただろう
奇跡のような救いの明日を見る事がなく逝ってしまった。
いくら天使に囲まれて天(そら)へと昇っても
それはやっぱり悔しすぎるじゃありませんか。


怖いです。心細いです。
考えれば何処へでもいい、逃げ出したいと思います。
今この瞬間も。



だけど。それでも 
それでも。


とにかくいきます。
もうすぐ来る明日に飛び込みます。

今日になった明日を溺れながらでも泳ぎきることだけを考えて。



いきます。





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                               ゆうなぎ



2007年01月12日(金) まよなかのながいにっき。

夕方 仕事上がり。
今日もひたすら犬掻き必死で溺れ泳ぎ身体中ガタピシだけど
とにかく無事に終わりカミサマアリガトデス。
足を引きずりつつ自宅のドアを開ける。

まだ数日の出勤なのに見てわかるほど痩せたよ。
過食から拒食への移行。
この点 あたしはとても極端。

不健康強制ダイエット。
でも確かに精神面のことが一番良く効く。
痩せたのは正直嬉しい。もっと痩せてもいいくらい。
でも精神状態的には良いとはいえないんだけどね。
 
仕事始めて生き生きしてきたんじゃないとか言われて
微笑返ししつつ 心の中でちょっとニガワライ。
生き生きと映ってるのかぁ・・・
この仮面は精神が不安定になるほど
外に向けては溌剌さとして変換するみたいだ。
ダテに年数かけて培われてないなーと
妙なところで他人事みたいに感心する。

実家から電話があり 両親の風邪具合がなかなか良くならないのを
聞いて心配になる。
子供達の様子を聞かれたので答える。
あたしの仕事の方もどんな調子かと聞かれたので
それは何とかやってるから大丈夫と答えた。
体調が良くない両親にこれ以上の余計な精神的負担は
どう考えてもかけられない。

次の出勤は週明けだけど その間に個人の仕事と下請けの仕事を
ある程度 形にしないといけない。
今月は長男の公立最終進路決定懇談会も控えているし
出勤が無い日も休みらしい休みにはあまりなりそうもないけど
仕方ない。

考えなければならないことに加えて
手落ちの無いようにしておかなければならない更新手続きや申請が
数多く控えている。

母子家庭には確かに援助があるがこれは大抵一年毎に現状の届けを出して
更新が必要だからかなり面倒ではある。
それでも医療関係の援助などは特に我が家のような状態では
とても有り難いこと。無ければ病院になどかかれないだろうから。


今日は帰ってきて何かに憑かれたみたいに洗濯をして干し、
掃除機をかけ片付け、流しの洗い物を綺麗にして早々と夕食準備をした。
淡々と というか 黙々と というか
すごく疲れているのに何処かが突き抜けて止まらないような
そんなロボットになったみたいな感覚だった。

仕方ないんだって心の底の方で呟き続ける声が聞こえてた。

誰に頼れるわけもなく 誰がわかってくれるでもなく
でも そんなことは今に始まったことじゃないじゃないか。
まだ 誰かに何かを期待してたのかよ って
ああそうだよねそうだったのにねって なんかすごく静かに思った。

とはいえ 完全に諦めたと言ってしまうには
あたしは未練がましい。
何処かでやっぱり明日を捨てきれていない。
でもそれはそれでいいような気がするんだ。
そんなにキレイな潔いモノにはなれないし
それじゃジブンじゃないような気がする。


夜の夕食後にいつの間にかうたた寝してた。
さすがにやっと気が緩んだのか。
携帯にKからの着信履歴が残ってた。
でもその後メールは入ってなかった。
疲れて眠ったのだろうと思ったけど
何かあったのでは?とかやっぱり心配になる。
遅くなったけれどメールを送っておく。
明日連絡があれば安心できるだろうけど。
この距離はこういう時にもどかしくセツナイ。


夜遅く遠方の親友と電話で話す。
こういう風に心の内をしみじみと話し合える友人達が
いてくれるから わたしはこうして呼吸していられる。

人生に絶望しそうになりながらも
しぶとく足掻き続けられているのはこの出会いのお陰。

人によって傷ついても苦しんでも来たが
また 人によって救われて癒されているということの不思議。



ああ もう3時になろうとしている。
そろそろ寝床へ行こう。

最近 心弱くなってきたせいか チビたちにくっついて寝ると
安心できる。寒い夜にチビチビの温もりはサミシイココロを
柔らかく包んでくれる。



明日を憂う前に今日に飛び込んで
一日一日を積み重ねていこう。

数え切れないほど言い聞かせてきた言葉を
また繰り返して

今夜も目を瞑る。

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                              ゆうなぎ 



2007年01月11日(木) Mask of smile

もう0:00過ぎたので仕事の日になりました。
今日はPCから。
でもこの日記を書いてメール確認だけ済ませたら
なるべく早くに布団に入ろうと思ってます。


火曜日 勤務時間は残業無しで済んで良かったのだけど
内容的には かなり密度が高くきつかった。
というのも電話応対があったから。
これは外で働くからには避けて通れない部分。

以前夫が亡くなった後 すぐにパートで働いた時にも
環境は違っていたけれども同じような事務仕事で
電話応対もしていた。

元々直接の対人と同じくらいに電話も苦手だけれども
それなりにこなせていたと思う。

今回も何とか乗り切れた(まさにそんな感じ)けど
これが続くと思うと気持ちは不安で果てしなく落ち込む。
慣れ・・と言われるし、それは確かにあるだろうけど
そういうのとは違う消えない怖れ。ヒトガコワイ。

より心細くなるのはあの時よりも自分の症状が悪くなっているのが
自覚できること。対人恐怖のレベルが上がってる。
反対に回復力は落ちている。丸一日ほとんど寝込んだ状態で
気力を振り絞って この時間 今 だ。
(自分のSOHOのクライアントさんからのメールチェックは
一定時間内に必ずしておかなくてはいけないので)


昔からの友人達(みんなネットで知り合ってリアルでも会ったり
電話で話すようになった)やその後もネットを通じて知り合って
友達になった人たちとのメールのやり取りなどでは
不思議とこんな感情は湧いてこない。
多分 最初にお互いの心の中を見せ合ってから絆を結んで
いるからじゃないかなって思う。


皮肉なことだけど現実世界の人々との方が仮面と鎧を必要とする。
此処に守るものを抱えて存在し続ける為には
そうでもしないと今のわたし剥きだしでは瞬間消滅させられてしまう。

無意識にわたしは現実に人に対する時、仮面と鎧を装着する。
これはもう何度も書いてきたけど自分でもどうしようもない。
自動装着してしまうんだ。

そんなに身構えずにとか
肩の力を抜いてとか言われても無理。

だって実際 この仮面と鎧で生き延びてきたんだから。
明るく元気そうな穏やかなこの仮面。
感情と正反対のものを表情が見せていることを自覚した時の
自分が感じた衝撃をわかってもらえるだろうか。

どう説明すればいいだろう。
ニンゲンというものは哀しいものだ。
はじめは無理して頑張って作っていたものに
長い年月をかけていつしか適応してしまってた。
反対に矯正が不可能なくらいに。


自宅のドアを一歩出たらわたしは自動的に武装する。
神経は決して他人から見破られないほどに研ぎ澄まされて
緊張を持続させ続ける。




あの時に決心した。
絶対に外せない被り続けなければならない仮面を被った。
途中退場も失敗も絶対に許されない舞台だった。

告知されたひともその友人知人周囲も騙し通した。
みんなアノヒトが元気で戻ってくるものと疑ってなかった。
今 息をひきとりました と報告の電話をした時に
誰もが信じられないと言った。




沢山のことがありすぎて
それを全部受け止め続けるには
わたしは弱すぎる癖に中途半端に頑丈すぎた。


現実の周りの人々にわたしの現状をいくら必死で伝えようとしても
伝わらないのは思えば仕方ないことだろう。

自動装着の仮面と鎧をつけたわたしを見ている人に
それをする度に
アタシハコワレテイッテイルンデス
と話しても
実際ちゃんとできているんだから気にしすぎだの自信をもちなさいだの
見当違いのもっと追い込まれる言葉しか返ってこないのは。



朝の子供達の朝食はとうとうパンになった。
枕から頭を引き剥がして何とか登校させた後は
また死んだように眠り続けた。
途中で洗濯機に入れたままだった洗濯済みの子供の衣類を
3分の1くらい干したけど力尽きてそのまま寝床に戻って
また子供達が下校するまで眠り続けてた。
トイレに起きた時に自分の顔を鏡で見たら
髪がクシャクシャになった顔が浮腫んだオバサンが
鏡の中にいて慌てて目を逸らした。


実家の両親が風邪のようで 祖母の介護もあるから
心配だが 様子伺いの電話をする気力もなくて。

不安や心細さは増すばかり。
だって背負うものばかり増えて支えるわたしは独り。


わかってるんです。
甘えとかイイワケとか言われたらそれ以上何も言えない。

現状を理解してくれている人たちだって
言えることはできるだけ無理しないで頑張ってって
言葉以外にないってこと。
だって やっぱり どうしようもない現実ってのはあるから。
無茶でもなんでもそうするしかないこともあるから。



トモダチがくれた青いヌイグルミ。
頭をそぅっと撫でて胸に抱きます。
ナニカに触れていると少し落ち着ける気がして。

ああ・・もう真夜中2時になります。

寝床へ行って今夜も子供達の小さな足に
温もりを貰います。
守るべきものに縋って拠り所にしています。

わたしは結局 いつでもイクジナシです。


始まってしまった今日という日がとにかく無事に過ぎますように。


どうやって泣いたらいいのかどんどんわからなくなっているのです。
ただこの頭の重たさと心身の倦怠感と虚無感が広がっていっているのが
怖くて途方もなく心細くて
それなのにボンヤリと佇んでいるのです。

逃げ場もなく。


大丈夫と呪文を唱えましょう。
ゆうきと掌に書いて呑みこんだ後に。


名も知らぬカミサマ。

どうか今日に飛び込む勇気をください。


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                               ゆうなぎ



2007年01月09日(火) カウントダウン

いよいよ明日というかもう今日。二日目の出勤日は一日経験しているだけに現実の不安とキビシサが余計に身にしみる。
逃げ出したいです。遠くに行きたいです。頼って泣きごと言いたいです。って何処に?誰に? そんなことできる場所も人も無いよバカヤロアホンダラ。

結局、抱えてるもの放り出せるのか?って問われれば答えはやっぱりNOな訳で。
なら目ヲツブレ!歯クイシバレ!とりあえず飛び込みヤガレ!コンチクショウ!
パソコン立ち上げるとそこで力尽きて朝までいきそうなので敢えて布団の中です。携帯から日記書き。

眠ってる子供の足に足引っ付けて温もりで震えを止めてます。とことんヘタレです。

カウントダウン とにかく明日が今日になったから 時間がきたら無理でも意地でも飛び込んできます。
どうしたってこうしたって肩代わりもして貰えないし逃げられないものってのはあるってことを
あたしは確かにあの時、思い知ったはずだったじゃないですか。そうでしょう?と言い聞かせるのは自分に向けて。

夜が明ける前に少しでも眠れますように。

小さな足の温もりに縋って目を閉じます。

−−−−−−−−−−−−
ゆうなぎ



2007年01月07日(日) サムイヨル

少なくとも自分のペースだけで生活を決めることができていた時には
感じなかった 不安というか追い詰められているような感覚。
たった一日の出勤で既に首輪をされた息苦しさを感じてしまっています。

自信はどんどん無くなって
この先の長い月日をやっていけるのだろうかという心細さばかりで。

大多数の人達がちゃんとやれていることが
今の自分にはものすごく難しいということを改めて実感する日々。

あの威勢の良い決意はどうした?
誓った覚悟は何処に消えた?
震える手足を見て自分ながら情けなくなります。
白状すると後悔すらしている始末。

今更 やっぱりダメですと言う方が怖いから
とにかく泣きそうな気持ちでもロボット歩きしてでも
出勤するけど。
我ながらほんとヘタレ度MAXの現状。


とにかく週明け。
とにかく一日一日。
朝が勝負。逃げ出したい衝動と闘うことから。
行ってしまえば後はとにかく余裕も何も無く必死なだけだろうから。

・・・ってこれ子供が学校に行きたくない時の気持ちと
まるで同じ。
理屈じゃなくて全身が拒否体制をとってしまうんだなぁと
今更ながら キモチワカル。


それでも結局何回考えても戻ってくるのは
やっぱりこうするしかなかったんだから ってことで。

往生際悪いです。みっともないです。イジイジ度満点です。
まだこんなとこで迷い道くねくね怖がっているあたしです。

出勤日が近づくにつれ気は重くなるばかりで
敵前逃亡しないように足にオモリつけて踏みとどまるだけで
精一杯のようです。
もう闘争心とかどっかに飛んでます。


勇気という字を今度は何回掌に書いたらいいことやら
ゆうきの漢字すらその時には忘れてそうです。
ひらがなのゆうきでも効果がありますように。

祝日明けが出勤です。

まだこれでもあと一日休みはあるからと言い聞かせ現実逃避。

苦手なものを先に食べて
好きなものは後に残して ゆっくりと食べる子でしたが
今では苦手なものを後に残すようになりました。
とにかく嫌なことは考えないように。
無意識に腰が退けています。


がおぉおおおおおおおと吼えたい気がしますが
出てくるのは か細い唸り声みたいなものばかりなので
呑みこんで 効かない自己暗示を必死でかけてます。



いつの間にかPC前でウトウト。

とにかく今夜は寝ることにします。

今夜も寒い夜です。


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                              ゆうなぎ



2007年01月06日(土) キュウジツト シゴトノ アイダ

休みだけど休みじゃないような。



結局 外仕事(と新しく働き出した方を呼ぶことにしよう)は休みでも
この時に今までのSOHOとしての仕事をしなくてはならないわけで。

加えて休みで子供達も家にいるから一人なら食べずに済んでも
そうはいかないし。

掃除、洗濯にしても社長が言うようにそんな簡単に済むものでもない。
こちとらお手伝いさんとかいないし
いくら毎日洗濯しないっていっても限界ってもんがあるし。

第一 鬱(と一括りにするもんじゃなくてホントに個人差がすごくある)の
ニンゲン(というかわたしの場合だけど)には風呂すら億劫。
本来 髪1日洗わなくてもダメだったわたしが
今じゃ 2.3日といわずでも外出予定が無いなら気持ち悪いけど
ダルさの方が勝ってる。

暇があれば寝ていたいし 一旦寝たら起き上がりたくないから
PC立ち上げたら多少無理してもやっておく。
これは後で・・とか思っててもその後で・・が まずできない。

洗濯・家事・掃除も 現状みたら確実にダラシナサに唖然とされるだろう。
こんな言い方すると語弊があるかもしれないけど
精神疾患って患ってないヒトには 何でできないの???と
思うようなことが どうしてもできなかったりするんだ。

それは甘えとか気力でとか努力でとかのレベルじゃない。
なんていうか そもそもの視点からが違っている。
中途半端に わかってる と言い切るヒトほど
そこで気力とか努力を求めて 
相手の現状に対して甘えという言葉のナイフをスルリと口にする。

少なくとも もっとこういう努力をした方がいい とかいう指示的言動は
わたしに対しては 無効か逆効果だ。

規則正しい生活だの睡眠だのが良い事くらい百も承知だし
子供達に与える影響についてもご説明いただいた分
こちらは余計に落ち込む。
そっとしておいてもらうことが一番負担にならないし
その方が楽になれて結局は良い方向へといけるんだけどな。

説明してもわからない。
見えている世界が違っているんだから無理もない。
それは今までで嫌っていうほど思い知ってるから
好意のナイフの刺さった傷口は隠して何食わぬ顔で
神妙に頷いて聞くけど。 


今日こそは風呂に入ろうと思う。
洗濯も風呂場でいいから干しておかなきゃ下着もいよいよ危うい。
髪とか痒いし、さすがに下着は取り替えなきゃね。


とりあえず 次回の外仕事は週明け。

友人達が心配してメールや電話で無理しないようにって言ってくれる。
お互いに相手の現状の全てがわかってるわけじゃない。
だけど 付き合いの長い友達だけでなく
この日記を通じてメールくださる方々は皆さんとても優しい。
うまく言葉にできないのがいつもながらもどかしいんだけど
触れる時もそぅっと触れようとしているのが伝わってくる。
その心遣いが嬉しい。温もりにジンとする。

きっと痛みを知っているからだと思う。
痛みを知っているだけでなくてその想う波長が似ているような気が
勝手ながらしてる。

まったく同じものは無いってことをわかってくれてる感じ。
距離感について考えていることがちゃんと伝わってくる。


言葉や文章にするのってやっぱりすごく難しい。

それでも この場所で書きつづけているのは
パンパンに膨れた自分のココロの空気抜きと
やっぱり誰かに読んで欲しいからだろう。

匿名の気兼ね無さで心の内の一部を捏ねくりまわして
綴っている。



休みだけど休みじゃないような
そんな一日が過ぎていく。

こうして日記に向かってキーボードを叩くことで

救われている自分が確かに此処にいる。


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                               ゆうなぎ



2007年01月05日(金) あっぷあっぷ犬掻きオボレカケ

出勤第一日目はとにかく終わった。
初日から残業3時間。
無我夢中で全力疾走の勤務時間。


覚悟はしてたつもりだし当然のことながら
何もかもが初めてでわからない状態。
それだけでも緊張感は半端じゃないのに
その上 三が日明けすぐのこともあって
自宅兼事務所には見知らぬ親戚の方や仕事関係の方々が次から次。

多分 これが自宅=会社にした場合、
問題・・というか向き不向きになってくるんだろうなと思う。
そして 社長はその形に向いている人。

正直 わたしには仕事初日にプラスしてものすごいストレス。
そういう対人関係に疲れてSOHOの道を選んだはずなのに
そのSOHOがきっかけでそこにいるわけだから皮肉といえば皮肉。

とはいえ 一応でもダテに歳重ねてないし、この仮面は自動装着。
精神状態とはまったく別次元で自然に見えるニコヤカさと明るさで
ご挨拶をこなしていく。
っていっても既に今現在 ほとんど顔も名前も記憶に無いけど。

人が入れ替わり来る中での仕事はとにかく目の前にきたモノを
必死でこなす・・というか 言われるままにやっていくので
いっぱいいっぱい。

脳ミソが頭の端っこからこぼれ落ちてくのがわかる。
頭からは煙があがってて目の前が霞んで意識が朦朧となるのを
気力と意地で踏ん張ってる状態。

ぶっちゃけ 全然わからない仕事を初日から完璧にこなせるなんて
天才でもない限り できるはずないのはわかってる。
ただ 誰もが通る道でも
自分だけがものすごくできてないんじゃないか
っていう怖さとか不安が若い頃のわたしにはすごくあって。
それで自滅することも少なくなかった。

今は随分 マシになったけど。それでも多分 余分な所に
力が入ってるのは性分もあるんだろうな。


とにかく1月いっぱいが第一段階で一番シンドイだろうなと思ってる。
仕事の流れを少しずつでも掴んでいけたら何とかやっていけるだろうし
やっぱりこれは条件的に有り難い話なんだ。

ただ 不安はある。

最大は知人と仕事をするという難しさ。
これが親友のレベルまでいってる相手ならまた違うのだけど。

その人がプライベートと仕事を綺麗に切り離して考えてくれると
有り難いんだけれども 人情家だったりイイヒトであればあるほど
むしろ 事情を知ってる、それも完璧に把握してる(ホントは
こちらからすれば半分も話してるかどうかなんだけど)と
自認されてるから 何とかしてやろうと厚意で干渉してくる。

これがむしろ一番こっちには堪える。
はっきりいうとわたしはそういうのが一番苦手だし煩わしい。

こういうヒトは自信家というか自分の正義と信じるものに迷いが無い。
自分の見えているだけが世界の全てだと信じて疑ってなかったりする。

味方=自分の思う通りに相手が動いている と認識して貰っているうちは 
これほど力強いことはない。
(その代償としてある程度の意に添わない干渉にも
甘んじなければならないけど)

ただし 敵にまわしたら かなり厄介。
こちらは裏切ったつもりなんてなくても
そのヒトにとって裏切られたと認識される行動を取った時点でアウト。
自分に迷いが無いだけに可愛さ余って憎さ100倍?徹底的に
叩かれる覚悟が必要。


そうはいっても 経営者としてはこのくらいでないと
やっていけないのも事実だと思う。

これは善悪の問題というよりもタイプと相性だろう。

言い方は悪いが自分がどこまで飼い犬の仮面を被り続けられるか。
それに尽きる。


今回も”はっきりいって余計なお世話なのでそこ触らないで
くれると有り難いんだけど”的な発言はあった。

鬱病のことに関しては話しているけど 一口に精神疾患といっても
至った個人差はあるし 現状からの往き方も千差万別。
身体的な病と精神の病の一番の違いはそこだと思う。

身体的な病でも1+1は2になると限らない部分がある。
精神的な病に至ってはそれはより一層 複雑に屈折している。

だから中途半端な自信たっぷりのご指導(これは誤解があると
申し訳ないので言い添えさせてください。わたし自身が友人と
呼ぶ人達に関してこういう印象を与えられることって無いのです。
それは言葉や文章からちゃんと読み取れる)は
ハッキリ言って(言わないけど)的外れ。
もちろん 頭から受け入れないわけではないし もっともだと
思う部分は参考にさせてもらうけどね。

それに絡めて子供達のことにまで及ぶと(神妙に聞いてるけど)
不愉快。お父さんがいない分 無理ないだろうけど
まだ甘い部分があるとか。

自分はその点 愛情を与えつつも厳しくしてるからって自信満々だったけど
お宅のお子さんの外での評判ホントにわかってますか?
社長の子供さんは決して心が曲がってるわけじゃない。
でも内で見せる顔と外での顔は明らかに違ってると思う。
複雑な感情と甘えたいのに満たされてない気持ちの寂しい顔、
それはわたしが少し近づいた位置にいる部外者であるから
見えるようになったものかもしれないけど。

そりゃ 過去に苦労はしたんだろう。その苦労あっての今。
それも わたしに話してないことだって当然あるだろうから
わたしには今現在見えている一面だけしかわからない。
だから ソレに関しては 大変だったんですね としか言えないし
言う必要はないと思ってる。

特に仕事絡みになれば尚更。
わたしは あくまで顔を合わせる仕事なら
私生活干渉無しが望ましいという考え。

それも過去はどうあれ 家族、両親のサポート体制万全、
お手伝いさんまで入れられる余裕があるヒトに私生活のご指導まで
受けたくないしそれこそ余計なお世話(苦笑)

わざわざ波風立てたくないからちゃんと聞いてる(フリ)してるけどね。


っていうかさ・・ホントにこの年齢に条件考えると
有り難い申し出なんだ。病気を抱えてる身としても。
きちんと毎月確実に入ってくるお金が欲しいし。

だからノラの ある意味縛られない生活から
無茶を承知で飼い犬になったわけで。

ここからはわたし自身のわたしの精神力との勝負だろうな。



自宅ドアを開けて「ただいま」って言ったとたんに
腰と肩と・・っていうか全身がギシギシ痛むのに改めて気が付いた。
実は一夜明けた今もまだ全身湿布だらけ。
デスクワークなのに精神の緊張と共に肉体も参ってたんだねぇ。

あっぷあっぷとオボレカケながらの犬掻きは続く。

不器用なやり方でしかできないけどそれでもさ
泳げるところまで泳ぐしかないもんなぁ〜と

もう一度 覚悟を決めて 遥か水平線を 見る。


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                               ゆうなぎ



2007年01月04日(木) アイコトバハユウキ

年末年始は多分今までで一番年末年始らしくなかった。

必ず 去年と今年の境界線跨ぐ時間には起きていたのに
その前にダウンしてしまって。
こんなこともあろうかと夕食をソバにしといて良かった。

結局 実家に行ったのは1月1日の夕方で1泊だけして1月2日の夜に
自宅に帰ってきた。その上 あたしは風邪っぴき状態だったので
大ばあともろくに話せないまま、介護の手伝いもできないまま。

仕事の下準備に充てるはずの3日も寝るか子供達とビデオみたりして
結局あっという間に終わった。

今日 もう少ししたら仕事初出勤。

昨夜は夜中に何度も目が覚めた。
なんだかものすごくイヤな夢見た記憶だけ。
口がカラカラに乾いてて
その度に水飲んではフラフラとまた寝床へ。

かなり精神的にキテルのかな・・と改めて。
でももう引き返せないし引き返すわけにはいかない。
やって後悔よりやらなくて後悔の方が きっと大きい。

実はそういいながらも ギリギリの今 すごく怖い。
これはもう問答無用の消そうにも消せない気持ち。
大げさなようだけどギリギリの精神でのダイビング。

やっぱり無茶なことだったんじゃないか とか
気力でどうにかできるのなら鬱病なんてなってないし
薬も飲んでないだろうに とか
自問自答数え切れないくらい繰り返し。

それでも

そうなんだ

それでも





あのプールを思い出せ。
飛び込み台で震えが止まらなかった身体。
でも飛び込むしか無かったから飛び込んだ。
みっともなさ100%で足掻いて溺れながら進んだ25メートル。




だから


アイコトバハユウキ。


掌に指先で書いて呑みこむ。


そろそろ時間です。


アイコトバハ ユウキ





いってきます。


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                               ゆうなぎ


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