++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2006年06月30日(金) イ・キ・ロ!

クタクタに疲れるのは今に始まったことじゃない。
この所 代わる代わるにどの子かが何らかの爆発を
繰り返していたし。
三人ともそれぞれの思いや時期、
不安定になってイライラしているのは感じていたから。

でも今日ばかりは・・・。


その事情を此処に書く気力ももう無い。
説明の気力すら無い。

本当はこの文章さえも自分でもどうして書いているのか
わからない。
今日の日記はいつにもましてひたすらに自分の為だけのものだ。

何かを書かずにいられなかった。
人様が読んでわけのわからない文字の羅列でも。

でも それが日記というものの本来の姿のはずだから
それでいいんだろう。


たまたま此処は公開日記だから この駄文でも
目に留めて読んで下さる方がいる。

読んでもらえるというのは素直に嬉しいものだから
読まれることを意識した日記も書く。
これは性(さが)みたいなものかもしれない。


今日はひたすらにわたしは心情のみ書き連ねてる。
文章もめちゃくちゃだ。


でも いい。

つくづくと疲れてしまったんだ。
疲れた ってありふれた言葉以外に
今 浮かんでくる言葉が無い。

疲れた
つかれた
ツカレタ

ワタシハツカレテシマイマシタ



ただ これだけは宣言する。

絶対死なない。
まだ死ねない。
死んじゃいけない。
死んでたまるものか。

そう 宣言する。

どれだけ疲れ果てても
どれだけ逃げ出したくても
それが無意識の死へと引き寄せられるとしても。

足掻いて足掻いて足掻きまくってやる。
そんな力すらもう無くとも

虚勢でも
精一杯の意地でも
なんでもいい。


どれだけ疲れ果てても
どれだけ絶望しても

意地汚く 手足の動く限り 

無理やりでも壊れてもそれでもなんでも。
気負いでも
風車に突っ込むドンキホーテ でも。


息 をしろ と
生き を

生きる を。


生きろ。

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                               ゆうなぎ



2006年06月28日(水) 銀河通信

真夜中。
 
今日も色々あった。
最近は特に胃が痛くなるようなことが多くて
かなり参り気味。

打ちのめされてもゾンビのようにゆらりと立ち上がってくる
ボクサーみたいだよ アタシ。
対戦相手の人生のカミサマは手加減無しの厳しさだけれども。

朝、昼、夜・月、火、水、木、金、土、日 気が抜けないよ。
24時間営業中。

髪切りにいきたいなぁ〜
疲れてくると余計にボサボサ髪がキモチワルイ。
歯医者さんで指摘された歯茎もだけど
疲れが溜まるとてきめんに髪や肌が荒れるし歯茎が腫れてくる。
歳のせいかなぁ・・と考えても不思議じゃなくなったのが
なんとも複雑なキモチ。がっくり。

と まぁ こんな時間に仕事の手を止めて愚痴など書いてみる。


いろんなひとたちのことをふと想う。
眠っているだろうひと、眠れずにいるだろうひと。
それぞれの真夜中午前3時過ぎ。


それぞれの人生をそれぞれが抱えながら背負いながら生きてる。

今日も蒸し暑い夜。
星も月も曇って見えない。




『 真夜中ひとりで 黙っていると 遠く遠くから 電話がかかる

もしもし 少しつらい夜です きみの窓の灯りを想っています

百億光年はるか彼方の きみをなぜだか 信じられます

銀河はめぐり 星は消えても ひとつの想いは 消えず流れる 』
                                                                       
谷山浩子「銀河通信」より

               



明日 星も月も見えなくても
次の夜にはまたきっと見えるようになる。
次の夜に見えなくてもその次の夜にはきっと。

明かりは仄かに道を照らすだけだけれども

世界でたったひとりじゃないことを

知らせてくれてるような気がする。


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                               ゆうなぎ 



2006年06月27日(火) 御噺 『シンデレラなんて大嫌い』

    御噺 「シンデレラなんて大嫌い」


あたし 初めから大嫌いだった 彼女!

お母様が あの しょぼくれた お義父様と再婚して
妹とあたしを連れて この家に来た時 おどおどとした目で
あたし達を見ていたときから なんだか嫌な予感はしてたんだもん。

案の定 彼女は3秒に1回は泣き崩れてた。
お母様ははっきりした性格だから 確かにきついことも言うけど
その分さばさばしてて陰険なところなんて無い人なのに
一言 言うたびに「そうやって 私を邪魔になさるのですね」って言って
走り去られちゃ さすがに呆然としちゃうわよ。

確かに シンデレラは綺麗だと思う。
そうねーどちらかというと 繊細な美しさってやつ・・・
そりゃ あの今にも倒れちゃう様な雰囲気でよよよって泣き崩れたり
されたら 男の人はメロメロになっちゃうと思うわね。

それに 確かに本人は計算してやってるわけじゃないんだもん。
あたし 彼女のこと大嫌いだけど それはちゃんとわかってるのよ
要するに 物事を悪い方にしか考えられない
悲劇のヒロインタイプって訳よ ね。
それが極端だって事かもね。

でも ヒロイン願望が高じて まさか お城の舞踏会に 
こっそり行っちゃうとはさすがに思わなかったわよ。

だって 招待状が家にも来て お母様が「上の二人にはこのドレスを・・・
そうしてシンデレラは・・・」って言ったとたんに 
最後まで聞きもしないで
「ええ・・・良いんですわ・・・どうせ私なんてお家で
お掃除でもしていればいいと思ってらっしゃるんでしょうから!」
そう言っていつものごとく走り去ったのよ。
呆然としてるあたし達を残して・・・。

もうお母様も慣れたものだから ため息つきながら「仕方ないわね 
落ち着いたら話してみましょうか」って言って・・・。.
だけど「いいんです!私なんかどうせ!!!」
って 言い張るから 結局 お母様とあたしと妹で行ったって訳・・・。


舞踏会は そうねぇー たいして楽しいものでもなかったわね。
どうも 王子様のお妃を決める為に 催されたものらしかったけど
あたしはゴメンだって思ったわね。
妹も同じ意見だったんだけど 王子様ときたら 
なんだか変に物憂げな顔なんかした気取った二枚目って感じで・・・
そうそう シンデレラと気があいそうって感じかな。

だから あの子 素直にくれば良かったのにって思ったんだもん あたし

そしたら 何日かして お城からお使いが来て 
「この家に舞踏会に来た娘はいないか」って言うでしょ。 
とりあえず あたしと妹が呼ばれて 
ガラスで出来た靴を履いてみてくれって・・・。

それが小さい靴でさ こんなの入る子なんて いるのかなぁって
思ってたら、奥から妙に珍しく着飾ったシンデレラが出てきて
「私に履かせて下さい」なんて言うんだもん 
びっくりしたわよ。


良く聞いてみたら あの後こっそり 舞踏会に行ったって言うじゃない。
行きたかったんなら 初めから素直に行けっていうのよ。
その上 思わせぶりにガラスの靴なんて 落として来ちゃってさ。
まぁ 別に良いんだけどね。 
王子様とシンデレラはとっても お似合いだったし、
これで あの子も幸せになるだろうし 
悲劇のヒロインごっこに付き合わされるのも終わりねって思ってたのに。

それが 王子様にあること無いこと吹き込んでて 
王子様はシンデレラを苛めていた継母と義理の姉達を連れてこいって
激怒してるって言うじゃない。
冗談じゃないわよー

だから この家とこの国を捨てて逃げることにしたのよ。
だって 相手は思いきり思いこみの強い 次期王と王妃だもん。
なんて言ったって無駄だわよ。

さすがの お母様も妹も訳が分からないままに悪役にされちゃってて
めげてたけど あたし 言ったのよ!
「どこでだって生きていけるんだし こんな馬鹿なことに付き合って
命を落とすことなんてないんだから・・・」って。

今日の夜には この家を出ることにしてるんだけど 
まったく思いこみの強い美少女ほどやっかいなものはないわね!


だからね
「シンデレラなんて大嫌い!」って
うん お城に向かってちょっとささやかに叫んでみたりするわけ!

まぁ いいわよ!
今度の国では どんなことがあたしを待ってるかしら
そう考えるとウキウキしてきちゃうもん!!


元気出して さぁ!出発よ!!



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*もう随分昔に書いたものです。
これは 読んで貰うとわかりますが
シンデレラの義理のお姉さんのお話・・・というか
彼女の言い分(笑)です。

・・・というわけで

拙い御噺を読んで下さってありがとう。

                               ゆうなぎ 



2006年06月26日(月) 愛とバトルの日々

日々
いろんなことがあって。


末っ子の反抗期は相変わらず やっと沈静化?と
思ったらば まだまだシッポに短い導火線ついてる感じで
え?って時に急に火がついて爆発おこす。
この爆弾 かなりの破壊力。

上二人だって不安定さ抱えてるから 三重奏奏でられた日には
さすがにわたしも頭抱えて凹む。
×3はやっぱりキツイ。

日々の暮らしはそれだけじゃないし ね。


でも考えたら反抗期とか無い方が心配だよね。
特に子供のうちから抱え込んで爆発する場所がないままなんて
良いわけない。
末っ子は特に外ではイイコでいたいタイプだから
余計に甘えられるわたしにそこで我慢したストレスぶつけるんだと思う。

対応は難しい。
されるままサンドバックになっててもいけない。
それじゃ自分が相手(わたし)にしてることの痛さが
わからない人間になってしまう。
だから 叱る時は叱る。でも逆上して怒ったら何もならない。
その点では今のこの薬を飲んで感情が抑えられてる状態は
良い気がする。
おかげで 一歩ひいたところで怒るんじゃなくて叱れる。

ある程度の静観して少し落ち着いたらポイントで叱る。
もしくはそれでもおさまらない時には荒療治、お尻を叩く。
こっちの手も赤くなるまで叩く。
勿論暴れるから押さえこんでなおかつお尻出して叩くのは大変。

こっちの方が痣つくったり噛まれたりする。汗みどろ。
でも する。泣き出すまでする。腹に力込めた声で怒鳴りもする。
声が嗄れるまで怒鳴る。
サル山のサルのボス争いを思い浮かべていただきたい。


泣いてもすぐには謝ってこない。半端じゃなくて意地っ張りの末っ子。
それでも落ち着いてくれば少しずつ無言で紙くず投げてきたりしだす
これは少し反省してきた合図。でも 敢えて少し放っておく。
そのうちに 色々と投げてくる。
お菓子とか投げてきだしたら
かなり反省度が高くなってきたってこと。

その辺で普通に何気なく声をかけてみる。
例えば そろそろお風呂はいろうかと思うけど一緒に入る? とか。

テキはまだ無言だけど一応 うなずいたりする。
そしたらさっさと服を脱いで脱がせて
お風呂場直行する。
普通に膝に乗せて いつもみたいに身体や頭を洗ってやる。
湯船につかる頃に「ごめんなさい は?」って聞く。
そしたらそれがきっかけみたいに意地っ張りの意地が緩む。
ごめんなさい してきた後で 話と言い分をゆっくり聞いて
でもそれなら言葉でちゃんと伝えないといけないことを話す。

それで安心するといつも以上の甘えん坊。
カレなりに良心が痛むんだろう。
なにやかやと世話を焼いてくれる。

わたしもホッとして落ち込んでた気持ちも持ち直して
抱きしめてチュウして 
「ね やっぱり 仲良しの方がずっと楽しいでしょ」って言うと
小さな頭が こくん と頷く。


これでメデタシメデタシなら いい話で終わるんだが
現実はそう甘くない。
また2.3日もせずに振り出しに戻る・・・_| ̄|○ ガクッ
もう何回目か何十回目だかのバトル 再開。


でも 形こそ違え 長男も次男も肉弾戦反抗期はあったし
というか 彼らは彼らで 第何次かの屁理屈反抗期に
入ってきてたりするし・・・

こうして大きくなっていくんだろうと思う。
そんなわかったようなこといっていても
日々凹み 疲れ 落ち込む お母ちゃんであるけれども。


でも お母ちゃんも一人の人間。
ぐったり倒れたり、不貞腐れもするし
回り道、迷い道は 日常茶飯事。

それでも放棄だけはしない と誓える。
わたしはこの子達のお母ちゃんでいたい。
このやろー!!とか もー絶対しらない!!! 
とか思ってもやっぱり。

これがわたしという「ウチのお母ちゃん」にできるやり方。
不器用で回り道かもしれなくても。


愛とバトルの日々。

現実なんてそんなもんです。
ウエンディのママのような幻影は
少なくとも我が家にはアリマセン。

アタシはありふれた何処にでもいる いや どっちかというと
充分な ダメ母ちゃんなんで。


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                               ゆうなぎ
    



2006年06月25日(日) 望まれるカタチ

そう望まれるなら そのカタチのわたしを
その相手に見せてあげることは簡単だ。

そう、簡単。
笑っていて欲しいなら
二度と目に付くところで泣き言は言わないし
”その人がこうあって欲しいワタシ”としての言葉で答えるし
程良くおちゃらけ気味で前向きな明るい自分を
ちゃんと見せてあげられる自信あるよ。

ただ
悪いけどそうなったらもう裏の本当の顔は見せない。
心の中で一線をひく。



頭からの拒否はしないし、したくないと思ってる。
言われたこと投げかけられた言葉が
わたしにとって的外れだとしても
できる限り受け止めてその意味を考えることだけはしたいと思う。


わたしは押し付けるのも押し付けられるのも苦手だ。
やり方や生き方や感じ方は人それぞれだと思うから。


それと
イイコちゃんの模範解答としてでなくて
実際 今のわたしには そういうバトルのような
人との関わりや解りあいの手段はとてもじゃないけど無理。
寝たきりでいる人にフルマラソンを走れっていうようなもの。


わたしは鬱病で薬を飲んでいます。
(こんなふうにひと括りにしてしまうのは ちょっと違うし
実際 鬱病といっても色々な症状や個人差があるのだけれども)

大まかに言ってしまえば それは感情の振り幅を少なくして押さえて
少しでもかかってくるストレスを少なくする為の薬です。
そして確かに今のわたしには必要なものなんだけど 
でもそれは痛みを麻痺させる役目はしてくれても
傷を治していく為のものじゃない。
むしろ感情の極端な流出を押さえる分 
例えば激情(爆弾)を心の奥底(深海)へと沈ませて
其処で爆発もしくは抱え込むようなもの。

身体に対しての副作用もあるし
(これも個人差有り。
わたしの場合はあってもまだ少ない方だと思われるので
薬は合っている気がする)
精神面での副作用(と呼ぶには乱暴だけど)が
このロボトミー化ともいえる部分になるんだと思う。

でもロボトミー化でも何でもそれが今の応急処置として
生きていく為に必要なわけで。

でね・・脱線気味になった話を戻すと
そんな状態のニンゲンに心の底から本心の感情をもっと出して!って
要求(それが厚意からのことであっても)は
どうしたって無理なわけです。
というか 出さないように必死で押さえてるわけですから。薬で。
それでも完全ロボトミー化してないから やっぱり
感情の破片は残ってていっぱいいっぱいになったら
薬でも押さえが効かなくなってくる。

そんな時 少しでも出しても大丈夫かな?って
数少ない部分で その負の感情を恐る恐る出す。
だから そこで(厚意からでも)この現状をわかってない状態の
言葉(願い)を投げかけられると一気に落ちてしまうんです。

それも善意だから余計にシンドイ。

鬱病やそれに関すること知らない人からみれば
???だと思うし理解に苦しみもすると思う。
鬱のことを精神的問題とか ただ怠けてるだけとか 
弱すぎる だけで切り捨ててしまうヒトすらいるんですから。

この人は何で前向きになれないんだろうとか
もっと頑張って欲しいとか
それができるはずだから とか
全部 善意だとは承知だけど 
でも正直 少なくともカミングアウトしてる相手に対しては
少し言葉を選んで欲しいな・・と思います。

普通の人ならなんてことないことでも
深くえぐるように突き刺さったりするしトラウマも
呼び起こされるんで。


わたしは人に対してかなり臆病になっているけど
垣根を越えて声をかけてくれた人にはできるだけ答えることは
したいって考えてます。
だから 自分に関しての説明をしたり もしそれができない時には
長くてわかりにくくて申し訳ないけど
此処の過去日記を読んでみてくださいとお願いします。

それでもまだ わたしと関わりたいと思ってくださるならば
お友達になってください・・と。

これが今 わたしにできる精一杯。

それでもその方が期待していたイメージの中のわたしと違うと
失望して去っていかれた方はやっぱりいらっしゃいます。
さすがにその時々で 傷つきはするけれども
これも諦観というか・・仕方ないこと・・と思うようにしています。


***


前にも此処に載せたけどもう一度この詩を。
これがわたしの気持ちの全てです。


  「風の行方(ゆくえ)」

 風が吹いている
 深い深い底で
 止まないその音を
 膝を抱え聴いている

 見えないものなら
 わかったと言わないで

 優しさの名前で
 満足しないで

 お願いだから
 わたしに触れないで

 失くしてしまうものなら
 与えようとしないで
 どうか


 今日も

 風が吹き続けてる
 深い深い底で
 止まないその音を
 膝を抱え聴いている

 聴こえない歌なら
 歌ったりしないで

 切なさの意味を
 一人合点しないで

 お願いだから
 そっと立ち去って


 風の行方は

 誰も知らなくていい


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                               ゆうなぎ
 



2006年06月24日(土) 6月23日 雨 その後

雨は降ったり止んだりのようで相変わらずの蒸し暑さ。
クーラーかけてないとダメ。 嗚呼!今月の電気代は高くなりそう・・。
それでも大体最低でも27度までしか下げないようにしてるから・・と
これはイイワケかな。

末っ子と和解。
次男 風邪引きのおまけはきたけど こちらとは既に和解済み。
長男は朝機嫌悪いけど(寝起きどうにかしてくれ〜)
週末だからご機嫌も良くなって柔らかな顔になって帰ってくるだろう。

和解した末っ子はまたべたべた甘えっ子に逆戻り。
次男も風邪で甘えたそうだから 充分に甘々お母ちゃんになる。

お互いにみんながホッとして空気が緩む。

2日ぶりに食べたご飯は美味しかったよ。
えらく末っ子が世話を焼いてくれる。
罪滅ぼしのつもりらしい。

みんな仲良しが一番いいよね・・って
下二人をぎゅうううって両側に抱いてしたら
嬉しそうにニマニマととろけそうに笑った。


雨続きはシンドイね。
でも梅雨なんだから仕方ない。

梅雨の後は後で苦手の夏だけど
それはそれでまた何とか生き延びるさ。

しっちゃかめっちゃか なかなか難しい。


けどわかることがたった一つある。


生きてさえいれば 必ず明日は来るってことで
明日は 来てみなきゃわからない ってことだ。



だから 生きる。

今日も生きることにしがみつく。


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                              ゆうなぎ



2006年06月23日(金) 季節はずれの詩(うた)

「冷たい頬」

ふぅ・・と吐く息が白い
曇り空 天気予報では「雪が降るでしょう」
スーパーから買い物袋下げて出れば
景色は闇に溶けかけてる

沈んだ哀しみは沈ませたまま
そうでないと心の重さで
動けなくなるから

前を向いて歩く
歩くことだけを考える
そういう 痛みの忘れ方があってもいい

階段を踏みしめる
かじかんだ手にくい込む荷物

よいしょ って掛け声小さくかけて
思わず小さく笑った


負けるな

負けるな

負けるな

わたし


降り出した雪が
冷たい頬にひとひら


まだ 泣いちゃいけない



***


「雪の降る音」

確かにするんだね
雪の降る音
それは
鼓動の音に似ている

耳を澄ませて

雪の降る音を聞く

降り止むとわかっていても
降り止むなと祈った
終わらぬものなどないと知っていても
それでも


溶けていく雪も
また空へ還って
新しい命になる

ならばせめてあなたも


白く静かな病室で

雪の降る音を聞いていた

温もりの消えていくその人の手を握りながら

雪の降る音を



***



小雨降る ふと立ち止まる 帰り道 傘もささずに 空を仰いで



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                              ゆうなぎ
   



2006年06月22日(木) へるぷ みー

三重奏のような泣き声やらヒスやら怒鳴り声やらを聞きながら 
天を仰ぎたい気持ちってこういうことかなって思って
ああでもこうおもうのってこれでなんどめかもうかぞえきれないや って

ボンヤリ また 思った。


子供部屋に入って戸を閉めて閉じこもった長男。
泣きながらいつの間にか眠った次男に三男。


原因はそれぞれに
言い分もそれぞれに

ただ今回はその歯車がものすごくズレてしまったってことだ。

三人三様の反抗期。
三人三様に難しい時期。

必死でやってるつもりだが
疲れて病んだ心抱えたお母ちゃんは
支える屋台骨というには何と頼りなく脆いことか。

ごめんね。



僕なんて生まれてこなけりゃ良かった とか
お母さんなんていなくなってしまえ とか

本心じゃないことくらいお母ちゃん わかってるよ。

だけど 今 その言葉を聞くのは とてもとても辛いな・・。
いつのまにか強くなったそれでもまだ小さな拳で叩かれる痛さよりも
その言葉聞く方が ずっとずっと悲しいな・・。


もうダメだ・・と何回も何回も思ったよ。
もう嫌だ・・と何度も何度も投げ出したくなったよ。

でも頑張れたのは きみたちがいてくれたからなんだ やっぱり。
それを負担や重荷にさせるつもりはないし
させたいとも思わないけれども。

不思議だけどどれだけ腹立てても
もう知らない!って思っても
寝顔みてるとね・・・やっぱり愛しくてたまらなくなる。
ほんとに不思議だよね。



今夜 
とにかく ひと騒動は とりあえずでも収まった。
長男も部屋から出てきて布団に潜り込んだ。


わたしは汗で濡れたTシャツを着替えてシャワーを浴びて
やっと一息ついて薬を飲んでPCの前にこうしている。




ズタボロでも壊れかけても生きていればね。

本当に死にたくて死ぬヒトなんてそうそういない気がする。
死にたいんじゃなくて耐え難くてただただ逃げ出したくて
足掻いてもがいてそうして苦しさのあまり足を滑らせるんだ。

誰が好んでそうしたいと思うものかよ。


逃げ出したいと思うよ。
とにかく藁にもすがるような気持ちで
届かないの知っててもどうしようもなくても
言葉にならないSOS叫んで。

飛んだアノヒトとアタシの差なんて本当に紙一重でしかない。


でもだから尚更言い聞かせるのジブンに

ズタボロでも壊れかけても生きていようよ って。




SOS
SOS
誰かアタシの頭を撫でてください。

何も言わなくていいから
ただ黙ってそうしててくれませんか?



せめてこの夜が明けるまで。


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                               ゆうなぎ



2006年06月21日(水) 「何を想う」

「何を想う」

鳥になりたい
どんな鳥でも


翼が欲しい
とんでいきたい

空を突き抜け
そのまた向こうの

知らない世界へ
とんでいきたい

何も 想わずすむように



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                               ゆうなぎ



2006年06月20日(火) ポップコーンのように弾けてみたく・・・

ポン!ポン!ポポポン!!とね、

こう ひたすらに
オトナノジジョウ だの フンベツ だの ガマン だの
全部 ふっ飛ばしながら。

いや 一部じゃ こーいうニンゲンって知ってる友達いるから
(元々のアタシは結構カワリモノのオトナコドモだし)
正確にいうと弾けてないわけじゃないけど。

ただ弾け方はショボイし
世間様に向けてはしっかりネコ被ってる小心者なもんで。



でもさ


考えてみれば これまでかなりいろんな衝撃にはあってきてるから
カッコつけたり人様の目を気にしたりって
そーいう類のことで 今更何怖れてるのよ?ジブン?ってね。

去っていくヒトは所詮去っていくんだろうし
アナタに失望しましたと言われれば そうですか スミマセンと
いって見送るしかない。

開き直らなきゃ生きてこれなかったし
それがわたしの精一杯であるから。


期待はしない。
っていうか 今更 何に期待できる?

諦観?
それもあるかもしれない。
そんなウツクシイ静かな感情じゃ無いにしても。




「風が吹く」

わたしの中から
わたしの中へ

風が吹く
風が吹く

おまえは一人と風が吹く

走っても走っても動けない夢のように
ただ 立ちつくす私に

風が吹く
風が吹く

これでも歩くのかと風が吹く

それでも

風に向かって歩く
風に逆らい歩く

一番それが似つかわしくない人間が

なぜ 歩く
なぜ 逆らう

風のままに歩けば楽なものを

風はやまない
風は強くなる

風が吹く
風が吹く

理由も答えもいらない

歩き続けることが
わたしにできるただ一つのことだ





守るべきものが巣立った後には
もうありったけの力で弾けてみるのもいいかもしれない

それこそ 怖いものなしってことで。



ポップコーンのように弾けてみたく
思い切り。


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                               ゆうなぎ



2006年06月19日(月) おてんき紫陽花 

朝方は少し涼しいかと思ったのに
嫌になるほど晴れた。暑い。
6月なのにこの暑さって尋常じゃないぞ!

それも本当はわたしは歯医者さん予定だったのにキャンセル。

末っ子が朝になって「お腹痛い・・」
熱は無いのでとりあえず学校休ませて薬を飲ませて様子を見る。
どうも 週末実家でいい気になって食べ過ぎたせいみたいだ。
昼過ぎには元気いっぱいお腹の調子もケロリとなったので
安心するやらお母ちゃんガクっと疲れるやら。

とりあえず一人で留守番させて
今日歯医者さんのついでに済ませておくはずだった
払いものやらで銀行まで急いで往復して最低限のしとかなきゃ
ならないことだけ。ついでに大急ぎでスーパーで夕食の
買い物済ませて重い荷物持ってダッシュで帰る。

はぁ・・はぁ・・・ぜい・・ぜい・・
もう汗が滝のように流れる。コメカミから額から目まで流れて
沁みて痛いよ・・・
日傘はかろうじて肩で止めてるがほとんどさしてる意味なし。
目が眩む・・・

ふぅ・・・・・・と足引きずりながら ふっと道の横の花壇みたら
紫陽花。
それもわたしの大好きな色の・・。




晴れた日の紫陽花 ってなんだかイメージじゃないけど
やっぱり綺麗だ。

紫陽花だって雨の日ばかりの哀しげな花じゃない。
日の光を浴びながら咲いてる姿は逞しくすらある。

こういうのもいいよね。

おてんき紫陽花。


いろんなことあるし
思う通りにいかないことの方が多いし
これからもっと暑くなると
夏の苦手なアタシは溶けそうだし。


それでもとりあえず今はダッシュだ。

重い荷物持ち直して末っ子の待ってる家へ
ヘロヘロと走った。

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                               ゆうなぎ



2006年06月18日(日) 「たとえ何もできなかったとしても」

「たとえ何もできなかったとしても」


戻りたいと願う一瞬

できれば 
あの時間あの場所に

それから
その時間その場所にも

でもね

今 此処にいるから
出逢えた人もいる



戻れるなら 多分
永遠に戻り続けてしまうだろう

誰にも逢うこともないまま

いつも後悔だけを道連れに



だから


どうして此処に来たかではなくて
きっと

この場所から何処へ行くかの方が 大切







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                               ゆうなぎ



2006年06月16日(金) ネムレナイヨル

今日はクタクタに疲れた。
でも疲れすぎて異様に目が冴えて眠れないでいる。

睡眠薬は持ってる。
でも週末休み前にしか飲まない、というか飲めない。
朝起きられなかったり ダルさが残ってしまって
何とか目が覚めても子供らを学校に送り出せなくなると
大変だもの。

特にこの頃また下二人は学校イキタクナイ病再発気味だし。
その上 今日これほどクタクタに疲れたのは
兄弟喧嘩が原因でもあるから。
下二人が最初にバトル。
原因はゲームとかのつまらないと思えることだけども
それがちょっとしたことで大きくなってしまったようで。
口喧嘩とか手が出ていても軽いものならまだしも
これは放っておけないというレベルのもの。

一番上もイライラがあるんだろう。
理屈屋な分 わたしがやっと収めかけた所に
参入してきて チクリと皮肉の毒の一刺し。
それでまた下二人は再度かっかとくる。

力もそれなりについてきている二人を引き剥がすのは
かなりの力がいる。特に末っ子は一度こうなると
かんしゃく玉が破裂したみたいになるから。

引っかかれ叩かれ・・でもそれ以上になんとも切なくなる。
今はみんなトンネルの中で迷走してる時期だ。
それぞれの言い分があるし
それぞれのもどかしさがあるのを感じる。

それがどうにかすると噴出す。

反抗期もあるだろう。
今まで出せなかった部分を出してるのもあるだろう。

だってこの子達の精神的なダメージ そりゃ同じような
いやそれ以上に酷いダメージを受けてしまってる子達だって
いるってことはわかってる。

それでも 違うんだ。
それぞれに 傷の形も痛み方も耐性も。


よく耐えて頑張ってきたんだよ。この子達。
ほんとはもっともっと受け止めてやることが必要なんだ。
だから。


学校イキタクナイ病の時に児童相談所への相談を勧められた。
けど それは丁重に断った。
厄介なことだけどそれはわたしにとっては拒否感しかなくて
ストレスにしかならないし
そうしてわたしの状態が悪くなればそれはイコール子供達に
返ってしまい余計に状態を混乱させるだけだから。

寂しさの裏返しもあると思います と言われた時に
どんな気がしたと思う?

そんなことわかってる。
もっともっともっと必要なものなら
したり顔で言われなくても
充分にわかってる。

でもね
本当に子供達が欲しいものを完全に与えるのは
もう無理なんだよ。
欠けてしまった1ピースは欠けたままで
同じものは無い。
だってそうでしょう?だからヒトは人なのだと思う。
それは酷いようだけど受け止めるべき現実。

どれだけ足掻いて、もがいて、ジタバタして、苦しんでも
それぞれが自分で折り合いつけて見つけなきゃならない。
そういうものなんだ。
まだ子供でも。

そしてそれは わたしも同じ。



思考はぐるぐると回る。
決まった答えなんてものはきっと何処にも無い。

でもきっとこんな眠れない夜も必要なんだ。



さて 仕事の続きを少しでも。

もう少ししたら夜が明ける。
子供達も今日を過ぎれば週末。

週末は子供達連れて実家に顔出ししてまた大ばあの顔見てこよう。



否応なしに今日という日がまた始まる。

生きろ と背中を押される。



それでいい。

それで いいんだ。



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                               ゆうなぎ

                        



2006年06月15日(木) まよなかのひとりごと

すごい怖い夢見て さっき目が覚めた。
詳しい内容は既に飛んでるけど 
それでもザラついたものが神経を撫で上げていったような
イヤな感じがまだ残る。

追い詰められてた。
刃物で切りつけられて素手のわたしは必死で逃げてて。
それでも逃げ切れなくて切られて。
何とか・・何とか・・ってそればかり頭の中でぐるぐるしてた気がする。

うなされて 目が覚めて
夢だとわかってほっとしたけど
まだ 頭が鈍く痛んでる。

妙に身体が冷えてる気がして
暖かいコーヒー飲んで
そしたら今度は異様に暑くなってきた。
相変わらず体温調整がうまくできてない感じ。

頭に冷えピタして 薬飲みたいところだけど
頭痛薬って貰ってないし 市販の飲むのは飲み合わせ考えると
躊躇するし その肝心の薬も寝る前に飲んでしまってるから。

抗鬱剤と安定剤はこれ以上増やしたくないのでなんとか
現状維持。
アレルギーの薬は完全に手放せなくなっているし
胃薬と便秘の薬も必需品。
今度の診察日に頭痛薬も追加で貰っておこう。



そういえば 

苦手なもの

元々痛いのとか苦しいのとかまったくダメだし
怖いのもダメなので恐怖映画は勿論
遊園地のお化け屋敷も目をつぶって
誰かの服の裾握り締めてじゃないとぜーったいにイヤ。
ジェットコースターの類もできれば避けたいけど
どうしても の時はこれも安全ベルトならぬ器具に
しっかりしがみついて必ず目はつぶる。
手とか離して目開けて楽しめる人ってすごいと思う。
わたしにはとてもじゃないができないもん。
筋金入りビビリン。

それと

本でも映画でも
純愛悲劇モノとか一般にいう泣かせる・・っていうの苦手。
「世界のまんなかで・・・」も「いま あいに・・」も
見てないし読んでないし 前のでいえば「タイタニック」も
観てない。
あらすじぐらいは嫌でも目と耳から入ってくるので知ってるけど
きっとずっと手にとることはないだろう。

あと人間関係がごちゃごちゃとする物語も勘弁。
すれ違いとか憎しみあいとか哀しみとか

息が 苦しく なる。


これでもかこれでもか・・と突きつけられるようなものは
どうしてもココロが拒否反応してしまう。

もう たくさん なんだ。


笑えるのがいい。コメディとか思いっきりバカ笑いできるようなのとか
あとは ミステリーでお馴染みの探偵が出てきて事件を解決するのとか
自分の次元と完全に離れたもの。

そうでなければ ほんわりとやさしいお話。
そぅっと心に柔らかくふりそそいでくるようなのがいいな。



しあわせな人ほど悲劇とか刺激を求めるのかもしれないなんて
思ってしまうのはやっぱり偏見かしら。

だって 持っているから。手にしっかりと握っていて
つかの間の非現実のドキドキハラハラや刺激に浸る。
悲しみの疑似体験して泣いても そこから現実に戻ればちゃんと 
ヨシヨシってしてくれて守ってくれる腕があるから。



やっぱ 羨ましいって思うよ。
だってアタシら現実とかぶるもん。
現実は あんなにウツクシイものでなくて
もっと生々しく残酷だけども。

悲劇のヒロインに浸るにはヒネクレすぎてるし
柄でもないから結局 こんなふうに歪んでるわけですが(苦笑)
ねぇ・・。



う〜む・・怖い嫌な夢見のせいでどうもやっぱりグレ度?が
進んでるようだわ。
いかん。

でもこうして書いてるおかげでちっとばかり落ち着いてきた気がする。
とりあえず 明日もお日様昇るわけだし。
とりあえず 今 こうして 生きてPCのキーボードなど
叩いてるわけだし。


たまには(しょぼくこそっと)グレるのも悪態つくのもいいか ってね。



息 してる。

生きる を してる。


まだ

生きる がしたい と 思ってる。


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                               ゆうなぎ



2006年06月14日(水) 狼になりたいなれるものならダメダメちゃん(かなりグレかかり)

このところ 自分ながらものすごくダメダメになってる。

これは謙遜とかいうそういう美しき精神じゃなくて
マジで自覚できるくらい酷い。

確かにイイワケはいくらでもできる。
過去の引きずってるトラウマ。
子供達のことのあれこれ。
心身の疲労、ストレス、調子の悪さ。

でもこれ今までだってあったことで
それでも最低限だけはできてたはずのことなんだ。

なのに今回は全部がだるくて頭が動かなくて
やらなきゃならないことまで もういいや・・って
なりかかってて。

下手すると今までの努力とかそれなりに
コツコツ積み上げてきたことまで失いかねないんだぞ!と
自分に警告発してるんだけど
目が死んだ魚になってる。

それでも小心者ゆえ 完全に投げ出すまでの勇気はないのは
我ながら苦笑いだけれども。


自分がどうにかしなきゃ どうにもならない。


投げ出してぶち壊してもうどうでもいいと
完全にそれができるのか と自問自答してみるが
勿論そんな度胸があるはずもなく。


立派でもなんでもないのでこんな具合にスイッチ切れる。
見事なダラシナサ。
隠すのが変に上手いから?人様にはあまり知られずに済んでるようだが。


もしも 助けがくるのなら徹底的にダメダメちゃんを貫き通したい。
寄りかかってボンヤリするの大好き。
元々 頑張りやさん とかじゃないし
頑張るのなんて好きじゃないもんな アタシ。


ただひたすらにシビアなる現実ゆえに。
やらなきゃ他にやるニンゲンいないから。
やらなきゃ生きていかれないし
アタシゃ  
こんだけシンドクても生きたいと思ってるんだな、まだ。


かなりグレかかってます。
グレかかってるけど完全にグレきれないところが
ナンとも情けない中途半端さですが。


結局ね。気が小さいから もう嫌だ!って言いながら
フォロー入れたりしてそろそろと起き上がってやりだすんだけどね。

放棄しきれない。捨てきれない。潔さならぬイサギワルサ。


狼になれるものならなりたいけど
多分きっと ダメだな。
柄じゃない。


仕方ないさ。
開き直るわけじゃないけど
これがアタシでアタシの生き方なんだから。

不器用ゴジラ健在なり!(って威張ってどうするよ。おバカ!)


ヘロヘロです。
自分でいうのもなんだけどカッコ悪りーサイテー


でもこのカッコ悪さからよろけてコケつつ
結局 始めていくしかないわけだから。


またクネクネと今回の迷路も曲がりくねってること。

さぁ でもとにかく いくしかないやね。



追記:実は昨日、今日分のメールチェックしてて
   (勧誘メールだのと仕事関係もあってメール数かなり多いので
    確認しつついらないのを消していくわけですが)
   ぼーっとしてて間違えてかなりの数のメールを確認せずに
   削除してしまいました。
   それで昨日今日でメールくださった方が万が一でも
   いらしたら 申し訳ないのですが宜しければ
   もう一度 メールくださいませ。
   それと めったにないこととは思うんですが
   それでも気づかずに大事なメール間違って削除してることも
   ありえると思うので そんな場合は もう一度メールしてみて
   いただけると有り難いです。すみません。
   

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                               ゆうなぎ



2006年06月12日(月) 答え

歯の欠けたのは無事にとりあえず治せて。
けど当分は週1で歯医者通い。傷んだ歯茎の治療決定。

子供達は相変わらず迷走中で
このところは土日も迷走、兄弟喧嘩の末、プチ家出なので
その度に探し回るお母ちゃんの足は
大根からマルタンボウに格上げ(?)
浮腫みと腫れでパンパン。

お母ちゃんも負けずに迷走中。


Oh,God!

なんてこった!


せっかくこの前 暫しの休息で溜めてきたはずの
体力精神力ポイントがみるみる減って
とうとう0越してマイナスだよ(泣)
それもマイナス増えるばかりで回復が追いつかないよ〜!


もうこうなったら笑うしかないってか。

はぁ・・・・・・・・・・・・。




何はともあれ生きる。どんな理由でも見苦しさでも生きる。
「しかし、しぶといね〜」って言われりゃ本望。


そーいうこと。


*

「答え」

簡単に見つかるものでも
一つと限ったものでもないので

ずっと 捜し続けています

いえ もしかしたら永久に見つからないかも知れませんが

それでも
きっと 捜し続けるでしょう

もしかしたら 捜し続けるということが
求めている答えなのかもしれない などと
そんなことを思いながら

わたし

今日も答えを捜しています



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                               ゆうなぎ



2006年06月09日(金) イキギレ

笑い話みたいな話だけど歯が欠けた。

正確にいうと以前治療して白い冠をかぶせてた前部分が
欠けちゃったのだ。


まったくよりによってこの時期に・・と
ため息以外出てこない。

舌で触るとざらりとした感触。
なんとも気持ち悪いし場所が場所で目立つし
何よりも痛くなるのが怖い。

わたしは意気地なしなので痛いのがすごく苦手なのだ。
特に歯痛は想像しただけでも身震いする。

ついでに言うと歯医者も苦手。
最近なんて特に歯磨きもいい加減なままで寝込んでしまうことも
多いから尚更口の中は酷いものだろう。

でも明日(もう今日だ)は
歯医者に行かなきゃ、行くぞ、行くんだ。
何とかしてでも行っておかなきゃ土日で痛み出したら
散々なことになる。


最近 食欲が無い。
子供たちのことで色々が続いてから
食べたいという欲求がまるで沸いてこない。

一応食べささなきゃって思うからご飯を炊いて
用意はするけど食事も手抜きのいい加減なものしか作ってないし
自分自身は食べないままちょっと横に・・・でそのままだったり。

食べなきゃ食べないでいいやって感じ。

一応時々はそれでも食べてると思うんだが
記憶が抜け落ちてる。
それでもこうして起きることができてるんだから
とりあえず水飲んで(そうだ 薬飲むときは水飲むし)
何かを口に入れてるんだろう。


日代わりメニューみたいに子供たちは代わる代わるに
学校イキタクナイ病やらなにやら起こす。
3対1じゃ分が悪い。
正直疲れ果てている。
昨日は上と末っ子。
朝から怒鳴り散らしてしまった。


掃除、洗濯も天気の悪さを心の言い訳にしてせず
一日ぐったりして寝込んでて夕食らしきものを作った後は
「悪いけどお母さんきついから寝る」と言って
ソファーで再度寝てしまった。



途中 なにやら口元にひんやりしたものを押し付けられる気配で
目を開けると末っ子がサラダのレタスやら何やらを
わたしの口に押し付けてた。
口を開くとドレッシング付サラダが口の中に入ってきたので
とりあえずぼんやりしつつ噛んで飲み込むと次には
何故かモナカアイスの一口大(だと思う)が入ってきたので
それもとりあえず飲み込んだ。

そこでわたしの意識は途絶えて次に明け方目を覚ましたら
末っ子がわたしに寄り添うようにして寝てた。



頭がくらくらして気分が悪いのに気づいて そういえば薬、薬・・と
さっき薬飲んだら30分くらいで効いてきたので助かった。
薬の飲み忘れはいかんな・・と反省。

そしてこうしてPCに向かってる。


心も身体も息切れ中。
どうにもこうにもかなり限界。

乗り切れるだろうか。
トンネルの出口まで。
正直 自信ない。


けどとにかく息のなんとかでも続く限り。


歯医者は苦手だけどとりあえず今日自分に掛け声かけて
行ってこよう。行くんだぞ。行けよ!


有無を言わさずでいい。
生きる意味云々も今はいい。

ただ生きることを止めようとするな ジブン。



守らなければならないものが まだ ある。



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                               ゆうなぎ  



2006年06月08日(木) きっと晴れる

「きっと晴れる」

雨が降っても
雪が降っても
雷 鳴っても
嵐が来ても

いつか 晴れる
きっと 晴れる

だから
だから

空 向いて 笑おう

笑ってれば
笑ってればね

いつか 晴れる
いつか 晴れる

涙雨 上がって

きっと 晴れる



***



真ん中の子の人騒がせな家出冒険の顛末を
膝に乗せてオデコとオデコこつんしながら 
こっそりと今日聞いた。

結局

ハンバーガー屋さんには入ったものの落ち着かず
シェイクだけそそくさと飲んで
せめてもと思ったのかハンバーガーとポテトを買って
本屋さんで立ち読みをしててハッと気がつくと
すっかり遅くなったので焦りまくって
バス停まで必死で走って何とか間違わずバスに飛び乗って
帰ってきたらしい。

それで楽しかったの?と聞いたら
ちょっと俯いて黙って首を横に振った。

きっと家出して行きのバスに乗るまでは
興奮して意気も上がってたに違いない。

でも結局 そんなふうにして行った街では
安心して楽しく過ごせるはずも無く。
ついでにいうと ハンバーガーとポテトは
結局 末っ子のお腹に入ってしまったし
考えていたイメージとはかけ離れた苦い家出初体験となった。

まずは無事で良かった ということ。
どれだけ心配したか ということ。
さすがにショボンと神妙に聞いてる。

「もう あんなことはしない」って約束して
わたしの首っ玉にしがみついて
小さな声で
「ごめんなさい」って言った。

ぎゅうううしながら話した。

何もかもが思い通りにいくわけじゃないこと。
イケナイと学校やお母さんがいうことにはちゃんと理由があること。
時には我慢するということも必要なこと。
それはウチにお父さんがいないからというんじゃなくて
両親揃っていても同じことだし
それにお父さんがいない子や反対にお母さんがいない子だって
他にも沢山いるってこと。

少し難しいかなと思ったけど
それでもわかって欲しかったから
それぞれの人も家庭も外から見えないだけで
抱えているものがあるんだってことも。


どこまでわかってくれたのかはわからない。
まだまだきっと 進んではまた迷ってを繰り返すだろう。

でもとりあえず今日は全員学校へ行ってくれたから
良かったとしよう。



お母ちゃんはね・・・
君たちが元気で笑って楽しいな〜って思って
学校に行ってくれたらそれで充分なんだよ。

あ いや その 
勉強の方も 少しはやっぱり頑張って欲しいけどさ(笑)


でもね まずは人として大切なものをしっかりと
見つけて見失わないで。


雨のち一応晴れ でも明日のお天気 
相変わらず 不安定なり。

***


だから
だから

空 向いて 笑おう

笑ってれば
笑ってればね

いつか 晴れる
いつか 晴れる

涙雨 上がって

きっと 晴れる



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                               ゆうなぎ



2006年06月06日(火) 暗い迷路 月の明かり

気が急いでサンダルを突っかけてきてしまったから
バス停3つ分の往復はかなり堪えて
足を引きずり引きずり夜道を家へと戻っていた。

ため息をついて見上げた夜空に月が見えて
何となく持っていた携帯のカメラで月を撮ってみた。
でも目で見るほどはっきり写らない。
ぼんやりとしたちいさな明かり。
一緒に写った信号機の明るさで
余計に月は頼りないように霞んでる。







大人にはまだまだ遠いけれど
一番大人に憧れて大人ぶりたい年頃なのかもしれない。
真ん中が友達数人とだけでテーマパークに行きたいと言い出した。
当然学校の禁止事項。
親としても大人の同伴なしで出すことにOKなんて
とてもじゃないができない。
それでなくても物騒な事件が後を絶たない最近。
何か が あってからでは悔やんでも悔やみきれない。

ただ真っ向から反対をしたわけじゃない。

もっとみんなで計画をしっかりと練ることをしてみたら?
まず話し合って誰かの保護者がついていけないかを検討してみたら?
少なくともそこへ行きたいなら保護者同伴は外せない。

わたしがみんなを連れていってやれればいいけれども
それは今のわたしにはどう考えても無理。
自分の子供だけならそれでも何とか頑張れるし目も届くけれど
人様のお子さんまで責任を持って預かれない。

この事情も再度 よくよく話して聞かせた。

それでもわかろうとしない。
わからせたいことに対する返事がズレている。
まったく聞き入れない。

それほどに友達同士だけで遠くに出かけるということは
魅力的であるということだろう。
確かにその気持ちはわたしにだってわからないじゃない。
わくわくするような冒険。
止められれば余計に楽しいことばかりが思い浮かんで
(頭の中にはうまく進んでいる情景しかないだろうから)
どうしていけないんだ。大丈夫なのに!って反抗心ばかりが
膨れ上がる。


とうとう「家出する!」とリュックを背負って家を飛び出した。

一番上は「どうせすぐに帰ってくるよ」と
そっけない。
日頃 下二人のワガママにイラつかされていることもあるだろう。
末っ子はとりあえずこんな時は神妙。

それでも1時間経ち2時間経ってきてあたりが暗くなってくると
さすがにわたしとしては平気ではいられない。

捨て台詞で
「ウチは お父さんが死んじゃっていないから!!!」と
言われたことも胸にグサリと刺さって抜けない。


それで一番上に電話番をさせてとにかく夜道を探しにでた。
寄りそうな公園、遅くなっても開いているコンビニなんかの
心当たりをあたりながら・・。


でも見つからない。焦りが滲みはじめた時に
自宅で電話番させてた子からわたしの携帯に電話。

「今 **帰ってきたよ」

へなへなと力が抜ける感じ。
とにかく良かったと心底安心した。

聞いてみるとどうも片道1時間ほどの繁華街に出かけて
ハンバーガー屋さんでハンバーガー食べて本屋さんで
立ち読みして帰ってきたらしい。

探していた方向はまったく逆。
まさかそんな遠くまで一人で行っているとは
思いもしなかった。


足を引きずり自宅に帰ってきたら
カーテンの陰に隠れてた。

もう怒る気力も無かった。
ただ
「お母さんがどんなに心配したかだけはわかってね・・・」と
だけ。



一番上の子も苛立ちや色々な面で神経質になっている時期。
真ん中の子の不安定さ。
下の子は下の子で真ん中が不安定になれば同じように
つられて二人して早速また学校イキタクナイ病 再発。


少し休めたかと思ったら
カミサマは容赦ない。
まるで休息した分の倍返しで新たな荷物を背負わせるように。
より過酷な戦場に駆り出される。



途方にくれるが とにかく 
全員迷走しながらでも日々を生きるしかない。



月の明かりは あまりにもちいさく頼りなく
信号機の明るさの前には霞んでしまうけれど

それでも暗闇の中では少しの道標にでもなってくれるだろう。

どんなにちいさな明かりでしかなくても
消えない明かりであるから。



消えない明かりはあるのだと
この暗い迷路を往こう。

出口が必ず見つかることを信じて。


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                               ゆうなぎ



2006年06月05日(月) しずかな時間

しずかな時間。

柔らかく暖かな幻に包まれて
夢をみる。
安心してちいさなコドモのように
目を閉じる。





ほんのつかの間。

夢は夢。

そうしてまた現実に戻っていく。




ボロボロの鎧を着込んで
血のこびりついた剣を手にとって
一気にまた重くなった身体を支える。

いつまで此処にくることができるのだろうかと思いながら。
どうかまた此処にくることができますようにと願いながら。


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                               ゆうなぎ



2006年06月03日(土) 「ダイヤモンドとガラス玉」

「ダイヤモンドとガラス玉」

感傷に過ぎないと
その人は言った

それでもわたしは

その囁く声を聴くことの出来る耳を
無くしたくないと思った

小さな小さなありふれてささやかなものには
心も価値もないとは
どうしても思えなくて


ダイヤモンドとガラス玉と
本当に尊さを決めることが出来るのは
それぞれの心にしかないだろう

何を大切と思い 何を選ぶのか

真実はそれぞれが持つものに過ぎないのだから






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                               ゆうなぎ   



2006年06月02日(金) 夜を漂って

「夜を漂って」

ひとりぼっちが
好き
なんていうのは



だけど

本当

小さな宇宙を漂う
真夜中の
静かな時間

あなたのことも
わたしのことも

全部忘れて

星の夢を見る

*

「存在」

暖かさも
冷たさも
穏やかさも
激しさも
常識も
愚かさも
正直も
嘘つきも

みんな・・・わたし

すべて真実

良いとか悪いとかじゃなくて

それでも・・・わたし

弱さと
強さの狭間で

揺らぎながら
立っている

形の定まらないもの
人という存在
それが

わたし

*

「切れ端」

どんな小さなものにも
命があるように

どんな言葉にも
想いがあると

この切れ端のような呟きは
そのひとには
何の価値もないかもしれないけれど
あなたの心を
そっと暖めるかもしれない

ちいさな想いの切れ端を
だから 言葉で縫い合わせて

そっと

あなたを包(くる)めればいいな

わたしで







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                               ゆうなぎ



2006年06月01日(木) トンネル続き

やっとトンネル抜けたと思えば
次のトンネルにまた入る。

何度繰り返してきたか
もうわからない気の遠くなるほどに。


6月初めの日

またトンネルの中にいる。
途方にくれて泣き出しそうな気持ちだけど
泣けばどうにかなるわけでもないし
第一もう どうやって泣いたらいいのかすら
思い出せなくなってる・・。

途方にくれる というけれど
どうにもこうにもならなくなった時に
人はまさにただ呆然と立ち尽くしてしまうんだな・・と
改めて思った。

そうして すこうし笑った。
泣けない代わりに
こんなふうに笑ったりするのかなぁとぼんやり考えた。

泣き方は忘れても無意識に笑うのは表情を失いたくない為の
最後の抵抗だろうか。


6月が始まる。

生きることにしがみつく。
誰のためなのか
何のためなのか
今は もう考えない。

ただなりふりかまわずにでいいから
どんなにみっともなくてもいいから
生きる ことを する。

トンネルから次にいつ出られるのかはわからない。

けど
生きることにどれだけ疲れ果てても

残された力の全てをかけて
生きることにしがみつきたいと

そう 思っている。





今日は病院の日。今から行ってきます。


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                               ゆうなぎ
   


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