++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2005年09月30日(金) わすれもの

色々急いでた。

出かけるの自体が苦手な方だから
特に銀行とか郵便局とか役所の手続き関係だのの用事は
一度に済ませてしまいたい。
こういうことで何度も出かけるのはそれでなくても
ヘタレ気味の今はシンドイ。

そんな中で日傘さして とにかく出かけた。
今までだったらバス停三つ分くらいなら歩いてた。
歩くのは元々そんなキライじゃなかったし。
でも 最近はもう情けないくらいにダメ。
ここまでダメになっちまったか・・と情けないけど
ダメ・・・バスに乗る。

乗り込む時からオオボケかましてた。
乗車口のバスカード通す所に何故だか千円札
無意識に押し込もうとしてて(バスカード買おうと手に握ってたんだ)
それで 入んないなぁ ってボンヤリ思って ハッとする。

あたし 何やってんだ?!

恥ずかしさよりも呆然としつつ空いていた席に座る。
バスカード信号待ちの間に買う。

その時 確か 日傘横に置いてたんだ。いつもみたいに。
で 目的の場所で降りたバス。
一通り用事済ませて・・・
ハッと気づく。

・・・・・日傘が無い。

慌てて今までのコースを逆戻りする。
無い。 何処にも無い。

あっ!と思う。
バスだ。きっとそうだ。

家に帰ってバスのセンターに電話して忘れ物ないかを聞く。

ないですねぇ・・今の所は届いてないですという返事。
一応 電話番号を言って もし届いたら連絡お願いしますと言って
電話切ったけど 諦めた方がいいだろうな・・。


ショックだったのは 今まで忘れ物だけはしたことなかったジブンが
それをいとも簡単にしてしまったということ。

それと

日傘は濃い青、縁に白いレース。
もうそれこそ7年位前に家族でショッピングセンターに
行った時に買ったもので。
大安売り398円とか そんなの。 
「こんなに可愛いのに 安い〜!」って
感動してるわたしをアノヒトや子供らが笑ってみてた。
そんな想い出の。

物持ちいいからわたし。
ずっと使ってた。気に入ってたんだ。
大切な ものだった。



モノはいつか壊れたり失くしたりして手元から去っていく。
それは わかってるつもり。

でも 何だか
「もういいから振り向かずに引きずらずにいっていいから」
って
アノヒトから言われたようで。


バカヤロ!そんなの勝手に決めるな。
いつでもアンタはそうなんだから。
忘れてなんかやるかよ!
忘れられるはずないだろ!

それを望んだのは自分の癖に
永遠に解けない呪縛の魔法かけといて
今更勝手なこと言うなよ。

そう
忘れてなんてやらない・・。


きっとこれは他の誰にもわからない感情。
わかるのはきっとわたしと空で苦笑いしてるアノヒトだけだろう。
それで いい。



青い日傘失くした。
縁に白いレースのついたの。



零れ落ちていく想い出に

残暑の陽射しが眩しくて目を伏せた。


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                               ゆうなぎ



2005年09月29日(木) 折り紙朝顔

最近 夜がまるでダメ。
夕食の片付けまでが限界で。 
薬飲んで どうかするとお風呂すら入らないまま
ちょっとだけ横になるつもりが そのまま明け方。

子供より先に寝ちゃってどうするよ。
それも悪夢や嫌な夢ばかりみて
「お母さん、なんか長い間うなされたり叫んだりしてた」とか
子供から言われる始末。

当然 片付けとか手が回らなくて家の中 起きた時には
グチャグチャ。子供もその辺で転がってる有様。
最悪。自己嫌悪。

仕事もしなきゃ。
役員会で必要な書類作りと気の張るお礼状はなんとか。
でも まだまだまだ 全然時間足りない。
ダメだダメだダメだ焦る焦る焦る。

子供らとももっと向き合ってやりたい。
だのにそれができないことも もどかしいし、やり切れない。

夜明け前 ごちゃごちゃ部屋を少しだけでもと足の踏み場つくって。
さすがに冷えてきたから転がってる子供に薄めの夏掛布団かけて。


ふっと机見たら 折り紙の朝顔 ひとつ。
横に破った欠片みたいな紙に
「おかあさんへ」って
やっと読めるような字で(ほんと・・この子らしい(笑))

ありがとね。
ごめんねぇ・・お母ちゃん一生懸命やってるつもりだけど
なんかやっぱりヘタレでさ・・
でも 頑張るよ とにかくやれるだけ。

そうっと折り紙朝顔 大事に手にとって。

朝起きてきた時に ありがと って言ったら
なんか一人照れてた。不器用は母譲り。

今日は無事に学校へもスムーズに・・一安心。

送り出した後
残しておきたくて 折り紙朝顔 撮影会(笑)

いっぱいもうダメだって泣きたくなる様なことあるけど
思うように動かないこの頭と身体にイラつくけど

頑張ってみよう
もう一日
頑張ってみよう
あと少しだけ





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                               ゆうなぎ



2005年09月28日(水) ”ありがとう”

子供学校に送り出して ふぅ・・・と一息。
毎朝 どうか学校行ってくれますように・・って。
綱渡りしてるような気持ちのお母ちゃん。
でも この頃 頑張ってるもんね。ちゃんとわかってるよ。

昨夜は早々と潰れた。
夕食後 片付けを何とか済ませた時点で 
ちょっと横になったのがマズカッタ。

仕事+学校役員会の作成書類 それにリアル気の張るお礼状。
今日こそは!昨日同じ台詞いってたよね あたし(汗)

夜明け前 やな夢みて またうなされて起きた。
フラフラしつつ氷水飲んで顔洗って それから 
昨日し損なってた子供の連絡帳や学校関係の
持たせるものの用意と確認。
済ませて さて とPCの前に少し。

メールチェック 仕事のメールと一緒に嬉しいメールも発見。
何だか読んでて下向き加減の気持ちが柔らかくなる。
言葉って言霊っていうけれど 本当だな ってそう思う。
いつの間にかニコニコしてメールを読んでる自分が其処には居る。

どんなに遠くに住んでいても同じ空の下で
生きているんだなぁ・・頑張ってるんだな・・って。
懸命に懸命に 不器用にそれでも紡がれた言葉に微笑む。

ありがとう と 心から心から何度でも想う。
其処にいてくれて ありがとう。


 『ありがとう』

ありがとう
伝えたい人は沢山いる

あなたの
あなたの
あなたの

言葉がなければ わたしは倒れて歩けなかった
想いがなければ わたしはここから動けなかった

伝えるための
充分な手段を持たない不器用な わたしだから

言葉は ありふれているけれど

”ありがとう”

こめられる全ての想いを込めて
ちょっと 不格好ですが

あなたに
あなたに
あなたに

そして

・・・・・・・・・あなたに


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                              ゆうなぎ



2005年09月27日(火) 泣き言 繰言 独り言

沢山やりたいこととかやらなきゃいけないことがあって
だのに頭と身体がヘタレでついていかない。
なんとも言いようが無いような情けなさとモドカシサ。

この場合 大抵急いでするべきなのはしなきゃならないことの方で
したいことの方は後からでも大丈夫なんだけど こんな時
最近 自分がやってることは反対。やりたいことの方を先にやってしまう。
要するにやらなきゃならないことに対して完全に逃げ腰になってる現状。

その癖 小心者ゆえ 開き直れない。やらなきゃって焦るから
時としてとんちんかんの支離滅裂なやり方をしてたりする。
それでジブンはダメなヤツだと自己嫌悪(確かに当たってるんだけど)

でも不思議と帳尻を合わせてやり遂げてしまうのは変な集中力の
なせる業か?
なんともアンバランス。無理無茶をジブンから招きよせてやって
グッタリキツクなるなんてまさに支離滅裂。

波が激しすぎる。極端。
時々 暴走する自分が把握しきれなくなる。
そこがきっと精神の歪んでいる部分。

ここまで絶対やらなきゃならないっていう自分への縛りが激しい。
本当はそこまでやらなくてもいいのかもしれないけど どうしても
不必要な力が抜けない。
きっとだから神経がこんなふうに疲れてしまうんだろう。

そうしてスイッチがパチンとoffになる。
真っ暗闇の中で途方にくれてパニックになる。
パニックになるけど 所詮 誰も助けてなんかくれないじゃないかと
ひとしきりへたり込んだ後 這いずりながら手探りで
スイッチを探し またonにする。

そんなことばかり
繰り返して繰り返して繰り返して
今までもこれからも。

それでもひとつひとつ。
逃げることはできないから
泣き言 繰言 独り言 いいながら

さて今日も行きましょうかい。

行くしかないやね。

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                               ゆうなぎ



2005年09月26日(月) 居眠り

役員会から戻ったのが22:00で
役員分担でストレスになるのわかってるのに
仕事引き受け&持ち帰りで 何だかものすごく疲れてしまって。

極度の緊張感。でもその場に居るとそれを出せずにスイッチが
人様から普通に見えるジブンへと入る。この歪み。

ほんと馬鹿です、あたし。自分の状態こうなのに引き受けてしまうし
引き受けた以上はいい加減なことしたくない、きちんとって
これはもう染み付いた習性。

案の定 PCに向かったのはいいけど
いつの間にか うつ伏せて居眠り。

書きたいメール書けないまま。
したいことしなくちゃいけないことできないまま。


すごいごっちゃごちゃしてる 今 頭。
ちゃんと言葉にならない。
気がつけばこの時間。

とにかく少しでも布団に行って寝ることにします。
このままじゃダメだから
ちょっとリセットしてきます。



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                              ゆうなぎ



2005年09月25日(日) バクダット・カフェ

「バクダット・カフェ」という映画。
もうかなり古いし知っている人の方が少ないかもしれないけど。
たまたま深夜劇場のようなのでやっていて観てから
不思議な感覚で ああ この映画 好きだなぁと思った。

特に耳に残ったのがテーマソングの「コーリング・ユー」のメロディ。
物哀しいようなとか寂しげな・・とか色々言葉はあるけれど
そんなありふれた表現をしたくないようなそれほどのものだった。
ずっと心に流れ続けていた。

少し気だるげに時に囁くように時に呼びかけるように歌う
澄んだその歌声。そこに込められた切ない深い想いのようなそんな・・

映画の簡単なあらすじは

”砂漠にたたずむさびれたモーテル「バグダッド・カフェ」。
そこは日々の生活に疲れきったモーテルの女主人や、日夜遊びに明け暮れる娘、売れない画家、ピアノの弾けないピアニストなど、うだつのあがらない人々が集う場所だった。そこへやってきたのがドイツ人のジャスミン。
彼女の出現は、徐々に周りを変えていく…。”(Amazonのレビューより)

というもの。

ある意味 淡々とした映画。少なくとも華やかさはない。
主人公もオバさんと呼ばれる年代。
退屈だと感じる人には単調に感じられるかもしれない。
大人のお伽話のような感じもする。

実はこのビデオをレンタル落ちでたまたま300円で手に入れることが
できた。久しぶりに観る「バグダッド・カフェ」はあの頃以上に
胸に沁みた。「コーリング・ユー」が今も流れ続けている。
「コーリング・ユー」のCD欲しくなった。
今度 ネットで探してみようかなって思ってる。



何だかとても疲れていて。
また 明日から闘いの日々は猶予なく始まるけれど

少し・・ほんの少しだけ・・休みたくなったのかもしれない。
明日はまた早い。
今日 することは まだ残っているけれど

つかの間の休息。
今日はもう 眠ろう。

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                             ゆうなぎ



2005年09月24日(土) 曼珠沙華(まんじゅしゃげ)

ああ・・もうこの花の咲くころなのだな・・と。
家の近くにある花壇の隅にその花の赤を見つけて。

彼岸花(ひがんばな)の名前の方が良く聞かれるかもしれない。
不吉なというか悲しい花というイメージの花。
実際 花言葉は「悲しい思い出」というそうだ。
納得してしまうようなそんな佇まいが確かにこの花にはある。

それでも惹かれてしまうのはどうしてだろう。
血のような赤。不吉と呼ばれるに在る意味相応しい彼岸の花。
したたかに毒づく女(ひと)のような
なのに何処か哀しげで なのに何処か儚げで。
でも何処か 凛 としている。

梵語で「赤い花」・「天上の華」のことをいうそうだ。

清楚に慎ましく咲く花、華やかに咲き誇る花、可憐に初々しく咲く花、
時にそれは沢山の人生や生き方と重なって見える。

そんな中で わたしは
曼珠沙華が好きだ。
彼岸花としてでなく曼珠沙華が好きだ。
ひとつの花も見方を変えればまた違った意味を持つ。

わたしは
哀しみの中にも凛とした強さを秘めて天上の華と呼ばれる
この花に惹かれる。



まだ学生の頃 授業で花の絵を描いた。
そういえば わたしが選んだのは曼珠沙華の花だった。
まだその意味も知らず。


苦笑いのような人生の中で それでもせめて
天上の赤 で あれたら と
そう 思う。




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                               ゆうなぎ



2005年09月23日(金) アップダウンあっぷあっぷ

なんていうか 余裕がないっていうか。
もちろん時間的なとかそういう忙しさ的なものは常にあるわけだけど
そうじゃなくて ココロの余裕。

なんか足縺れさせてそれに焦って余計にもどかしく足掻くけど
絡まり転んで逆効果 みたいな。キモチがささくれだってて。

こういうのは嫌だな。
でもこうなるのが多いのもわたしの特徴。
ある意味 極端。

どうしてもやらなきゃ って縛り。
でもそれは幻想でなくてシビアな現実なわけよ。

だから 何もわかってないリアル他人から簡単に
「少し休んだら」とか言われるとココロの中で
”休めるんならとっくに休んでるよ!!”
とか口に出さずに悪態つきたくなる。
相手は心配してくれるんだろうってわかるけど非常にイラつく。
(ハイ。根性曲がっておりますワタクシ)

実際ねぇ・・ほんとにねぇ・・
代わりがいるけどなかなか頼めなくて
自分で無理してやっちゃう ってヒトは そりゃまだいい。
まだいいなんて言っちゃいけないだろうけど
でも実際に代わりとなるヒトって存在そのものが無い場合
グッタリ倒れても 這いずってでも 最低限の生きる為のこと
やらなきゃどうしようもないのが本当の所。キビシイ。

それに一人ならまだ済んでも守んなきゃならないもの抱えてるとね。
支えではある。けどね その分半端なもんじゃないんですわ。重みも。
1対1でもないしね。
あっちに必死になればこっちが手薄になる。慌てて駆け寄れば
むこうから呼ぶ声。
へたり込みたくなるけど ほんと文字通り泣くに泣けないようになって
これに自分の心身の不調が重なるとそりゃもう 突き抜けて
力ない笑いすら出てくる。つうか でも仕方ないじゃん。何とかするしか。

で 開き直って突き抜けてハイテンション。
後でこうして倍返しくるってわかってるんだけどね。
先のことなんて考えてたらそんなの真っ暗闇よ。
不安とかいうレベルじゃないもん。

ひたすらとりあえず今日で せいぜい明日まで。
それの繰り返し アップダウンあっぷあっぷ



隣には誰も居ない。
これからも誰もいない。

だけどでも独りじゃない
例えば

囁く風のように 瞬く星のように 揺れる灯火のように
添うココロ

不器用ゴジラは不器用なりに手を伸ばし
そんなヒトたちに触れながら往きたいと そう 思うんだ。



あっぷあっぷ なんか焦りまくって酸素不足。
でも ほら ちょっとだけ深呼吸。

手紙を書こう。キミに。 約束の好きなもの紹介。
きっと書き終わった頃には 
少し柔らかな顔に戻れてる気がするから。


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                               ゆうなぎ
                                   



2005年09月22日(木) 選択肢は「生き抜く」

病院から帰ってグッタリ。

ノボセ症状のことや汗の多さなども少し話してみたけど
更年期の疑いは?とも聞いたけど
先生からは「更年期には早いでしょう」と言われて
ん〜中途半端な年齢だからなぁと思う。
若年性の更年期というのもあるらしいけど季節的なことも
あるだろうしと。

とにかく少しでも休める時には休むことと言われた。
10のうちの7か8分の力で・・って。
無理した次の日にグッタリ動けなくなってもそれで罪悪感とか
持たないように これも治療のひとつなんだからと思うように
気持ちを切り替えてみましょう って。

でもそれが多分一番難しい。
10のうち10でも足りないくらい。
何しろ自分が動かなきゃ何とかしなきゃ 誰もいないんだから。
それで無理して次の日 グッタリじゃ確かに世話ないけど
他にどうしようもないのがシビアな現実。
グッタリしつつまた動く で エンドレス疲れ抜けきれず。

先生はわたしが強く訴えないせいもあるとは思うけど
(ダメなんだ。人前に出ると無意識に気が張り詰めるから
しっかりしなきゃって命令スイッチが自動的に入ってしまって
全然大丈夫そうに見える)薬を変えてみたりとかカウンセリングを
勧めたりとかそういうこともない。

正直 それでいいのかもっと何かをした方がいいのか わからないけど
少なくとも わたしにとっては この方がまだいい。
変に個性の強いような先生でなくて良かったと思ってる。
もちろん 治るものなら治りたい。もっと楽になりたい。

でも わかるのは わたしというニンゲンは他人に左右されたり影響を
受けたりしない ということだ。
というかむしろ そういう無遠慮な干渉に対して拒否反応を起こすタイプ。

自分が納得できないとダメなんだ。
例えば どれだけ徳の高い偉いヒトから正しいもっともなことを
言われようと それに本当に共鳴できない限り 
醒めた目でしか見られないし 外面で神妙そうにしていても
救われはしない。まったく何も変わらないだろう。

やっかいなヒネクレモノだと言われればそれまで。
なんとも不器用な生き方しかできないことは承知。

今はいろんなものと闘ってる。
対 外側だけじゃなくて 自分自身とも。
また 闘い方が下手ときてるから厄介。
常に不必要な傷を負うし 剣さばきはあいかわらずのヘナチョコ。
へっぴり腰のヘタレだ。

いつまで闘い続ければいいんだろうって
剣を振るい続けながら ふっと思うけれど 次の瞬間には
また闘いの渦の中。
傷が痛もうと増えようと自ら選んだ道だから往くしかない。
泣き言ならしょっちゅうブツブツ独り言だけれど。
それくらいは許してくれ。

くっそー!!
上手くいきゃしない時は何もかもが裏目にでる。
疲れも溜まるだけ溜まってとれない。気力が萎えそうになる。
いよいよ動けなくなりそうで怯える。

でも
でも
あの時だって
あの日々だって乗り越えてきたじゃないか。
壊されてはまたかき集めて 気が遠くなるほどの繰り返される痛みに
とりあえず今日までとりあえず明日までって呪文みたいに唱えて
ずっとこの数年間を生きてきた。

家族を
支えるのは守れるのは たとえヘナチョコでもこの腕だけだ。
頼れるものなど無いしずっと無かった。

辛くとも選択肢はない。
少なくとも抱えるもの守るものがある限り
選択肢は「生き抜く」それだけ だ。

とにかく仕事。少しでも。今の自分にできることに限りはあるけれど
1円1円 積み重ねるようにしても
やるしか ないんだ。


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                               ゆうなぎ



2005年09月21日(水) 曇り空  今にも雨が降りそうで

昨日のテンションの反動か。
というか二日続けてあのテンションはやっぱりムリだった。
うう・・・それでも 頑張ったんだけどな。
朝は 一日一日 一喜一憂。
昨日までとはいかなくてもどんなにしてもお手上げ状態で
泣きたくなる時も多々ある。

学校イキタクナイってキモチ。
自分自身がこうなんだもの キモチはわかる。
でもわかるだけに でもだからこそ むやみやたらと
ただ行きなさい!!じゃなくて 
でも ああ わかるからいいよ でもなくて
兼ね合いが大切だと思っている。

受け止める部分と でもそれだけでは弱くなるのがわかるから。
逃げるなとは言わないし言えない。でも逃げっぱなしでいいのかって
いうとそれはやっぱり違うって思うんだ。

どうしても自分自身が立ち向かっていかないといけないことというのは
絶対にある。逃げられないもの ぶつかっていかないと其処から
先でも後でも行くのでも戻るのでもとにかく進めないって そういうこと。

それを知って欲しいと思う。

葛藤していっぱい転んで足掻いて泥だらけになって挫折繰り返して
そうして 柔軟性のある本当の意味の強さを持ってくれたならと願う。
這い上がれる生命力を。


仕方ない。今日のトコロは先生に電話入れて学校お休み。
でも 実は今日はわたしの心療内科の診察日。
最近 ノボセというか異常に汗をかいてすぐきつくなるので
自律神経がちょっとおかしくなってるのかな・・と
(更年期?鬱と重なるのはちょっとシンドイな・・)
実家の母にダメ元で電話をしたら その間 来てくれるとのことで
ホッとする。

子供には 二日続けてのお休みだけは絶対にさせないよ ってことと。
お休みした以上 ダラダラとは過ごさない。
ゴチャゴチャになってる自分が散らかしたあちらこちらを
ちゃんと片付けること 指きりげんまん。約束させる。


実はわたし自身 家から出るのが苦痛で仕方ない状態。
病院もイキタクナイ。
でも 薬なくなると困るし
このノボセ状態と汗も・・
(動いて出る汗というよりも精神的なストレスがかかると汗が吹き出る。
なんていうか ガマの油状態?でクラクラしてくる)

予約は11:30
11:00には家を出ます。
もうすぐ母が来てくれるはず。

わたしはとりあえず洗濯し終わって曇り空なのでお風呂場に干して。
こうして少しPCの前。カタカタ。。

自分に気合。ガンバレあたし。
とにかく病院。とにかく今日。

曇り空 今にも雨が降りそうだけど
雨の心配しすぎても仕方ない。
傘の用意をして とにかく出かけよう。

一日一日積み重ね。どんな一日でも確かに生きている一日。

此処に存在しているということ。
どんなに苦しい時でもそれを大切にしたい。
どんなに痛くてもそれを手放したくない と 

そう 思う。





病院いってきます。


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                               ゆうなぎ
                                   



2005年09月20日(火) まるで星のように

恐るべし運動会。
次の日は食事関係以外はほぼ一日寝たきり状態。
ええ・・ヘタレと呼んでくだせー。ダメ母 上等だいっ!
(そこで開き直ってどうする って心の声がするがこの際無視する)


休み明けの朝は特にシンドイ。
学校に行きたがらなくなる確率も高くなるから神経を使う。
でもって開き直り。こうなりゃ って異常にテンション上げてみた。
子供らがハマッてるお笑い芸人さんのギャグなど取り混ぜつつ。
なんていうかもう有無を言わさず高いテンションに引きずり込む感じで。
朝から「フゥー!!」とか言ってるお母ちゃんに子供呆然。
こうなりゃこっちのもの このまま押し切れってんで
もうあのテーマミュージック歌いつつ「フゥー!!」連発っすよ。

「フゥー!!ご飯食べようね〜」
「フゥー!!お茶飲みましたかぁ〜」
「フゥー!!忘れ物無いかな〜!」
「フゥー!!時間ですよ〜」

お母さん なんでそんなテンション異常に高いの?って
素朴な冷たい視線つき疑問ありがとよ。 
それはね・・きみを何とか学校に行かせたいからだよ〜!(心の叫び)

無事送り出して玄関のドアがバタンと閉まった瞬間。
それこそ 違ったテンションで ふぅ・・・・

・・・・・・・汗だく。思わず座り込んで放心状態。
こりゃ下手なダイエットするより効くかも。



こんなんで生きてます。
テンション無理にでもあげるとかなり後からツライんですけどね。
んなこたぁ 言ってられません。
とりあえず 今 この時 なのよ。




ねぇ 
落ち込んだりヘタレたり 無理して突っ走って転んで足掻いて
それでもさ 此処に。 今日も此処で。


精一杯 瞬いてみせよう。
キミにあなたに見えるように。

キミもあなたも其処で やっぱり
瞬いているのが此処から確かに見えるから。


今日も合図を送るよ。
小さくそれでも確かに。


まるで星のようにわたしたち

ちっぽけだけど たとえ弱い光でも。


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                               ゆうなぎ



2005年09月19日(月) 走馬灯

運動会 無事何とか終了。
お母ちゃんは案の定 お弁当食べて昼過ぎにはグッタリして
一足先にヘタリつつ家に帰り着き シャワー。
帰ってきた子供らひっ捕まえて すぐにシャワー。
その後 夕食後 限界で ぶっ倒れて泥のように眠りましたとさ。




で さっき目が覚めて
珍しくネットの海ふらふらしてて
これ・・見つけた。





共感とか感動とか
そういうのと 少し違って でも
思い出していた いろんなことを。

細切れの思い出。
情景。風景。場所。言葉・・・そして・・声。

泣けなくなったわたし。
でも ココロが ずきん と啼いた。



ありがとう じゃなくて ごめん ってね
言われたんだよ。 まだ動けていたあの病院帰りに。

「苦労かけてばかりでごめん。でも治ったら今度こそ頑張って
その分返すから」ってアノヒト。

細く細くなった腕 支えて歩きながら
「ほんとだよ。ちゃーんと恩返ししてもらわなきゃねー」って
冗談交じりに憎まれ口叩いてやった。いつもみたいに。
わたしの精一杯。


馬鹿。

あんた ほんとに馬鹿だよ。
遅すぎだよ。いつだってそう。
最期だってそうじゃんか。
なんで 疲れて居眠りしてしまってたちょっとの間に何も言わず逝くのよ。
なんで 声くらいかけないのよ。起こさないのよ。
「看病疲れの奥さん 起こさないようにって思いやりだったんですよ」
って看護婦さん言ってくれたけど
そんなのであたしが喜ぶと思ったの?
ほんと あんた・・いつも独りよがりで・・身勝手・・
大馬鹿だよ。

病棟の夜明けの廊下。
待合室。電話ボックス。訃報の連絡。
慌しく動いていく周囲。動かされていく自分。

横たわったアノヒト。
静かな白い横顔。

空。
晴れていた。青い。

出逢った頃のこと。過ごした時間のこと。
一緒に聴いた歌。

いつも自分勝手でウソツキで。
不器用で仕事のストレス溜め込んだ挙句家でぶつけて。
ごめんね もう二度としないって何度聞かされた?
甘えてばかりのヒト。
最期まで甘えたまま逝って。
返してくれてないじゃんよ。。

憎ませることすら結局させてくれなかった。
懐かしいものになんてなってどうするのよ。

こんなの・・・こんなの・・ないよ。


走馬灯のように。
沢山の想いが浮かんでは消えて。


言葉にならないまま

また 此処で 立ち尽くしている。


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                               ゆうなぎ



2005年09月18日(日) 晴天へタレ

今日は子供の運動会。

どうも晴れらしい。喜ぶべきだろうケド。
運動会は子供の頃から苦手。というか キライ。
これは決して口に出しては言えないが
我が子の運動会といえども例外でなく気が重い。

だって9月の陽射し涼しくなったって言ってもまだ厳しいよ。
運動会日和=カンカン照り
砂埃モウモウ・・・
それでなくても風邪治りかけのこの身体。。

子供 すまん。

お母ちゃんは貧相なお弁当だが一応作ったし用意した。
一旦寝ると起きれそうに無かったから夜中目が覚めてから
寝ずに頑張ったよ。
もちろん楽しみにしてるよ〜!とは言ったし
見にも行く。

でも 朝 場所取りだのは行かないし
多分お弁当の時間までが限界だ。一応 その後の競技は
目ぼしいのがないから いいってことにして・・お願い。

根性・・・無いです。大ヘタレです。
これでいいとは思わないけど無理して壊れる方が今は怖い。

イイワケ・逃げ だよな・・わかってるんだ。
でもダメ。運動会だけで正直起こる拒否反応子供に隠すのだけで精一杯。

場所取りに並んだり
写真・・頑張って撮ってる 熱心なお父さんやお母さんたち。

それに引き換えって思うけどユルシテクダサイ。

リタイアだけしないこと しょぼいお弁当だけど作ること 
当たり前のハードルすらダメ母には高いです。
それでもなんとかコケツマロビツ。

子供可愛いけど学校行事 苦手 というか 苦痛。
こういうところがわたしの人様と違ってしまってるトコロ。
感情の死んでしまった部分なんだろうか。

とりあえず子供の出る種目には間に合うように行くつもり。
手振ってきてるよ〜って姿見せて 一緒にお弁当食べて。

一足早く帰ってシャワーして それから 帰ってきてから
シャワーさせたら後 パタリと多分倒れます。

ヘタレです。ああ 大ヘタレ。
バカバカへタレ。

ああ・・もう・・
ごめん・・ごめん・・。

それでも這いずりながらでも往くしかない。
カッコ悪くダメダメで
ジブンのダメダメぶりが耐え難くても。
期待と信頼も裏切りまくっても。

みっともなくも生きる ってことが 
わたしのささやかなプライド。
みっともない生き様でも 往き続けることが
ヘタレとしての意地なのかもしれない。

陽射し上等!埃 受けて立ってやらぁ!このやろ 勝負だ!
日傘と日焼け止め
ティッシュ(持てるだけ)とタオル地ハンカチ装着。
ヘナチョコアイテムだけどとりあえずかき集めた気力。

ヘタレ母ちゃん 出陣してきます!

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                               ゆうなぎ
                                   



2005年09月17日(土) 恋ノウタ

昨日は朝 子供ら送り出した後 ほぼ一日ひたすら寝ていて。
そういえばこんなに眠ったのは久しぶりで。
家はグチャグチャだけど とりあえず体調随分戻った。
夜は鍋。涼しくなったとはいえこの暑いのに鍋。
でも 好きなのよ。出汁は昆布とニンニクの欠片放り込んでね。
ゆず絞った醤油に輪切り唐辛子ガンガン入れたタレで食べるの。
(もちろん唐辛子は わたしのみ)
汗かいてふうふう言って 後 おじやにすると子供も喜ぶ。

Kからメール何度も。だいたい昼メールが一通目なのに
珍しく朝から。気づかずに寝ていたら昼に電話着信。
相変らずボケた返答したらしく後からのメールで
「とにかくしっかり身体休めること。いいね?」
いつも心配かけてごめん。

色々頑張ってる親友に ちょっとしたプレゼントを思いついて
ネットで色々探して可愛い小物入れ見つけて注文してたのが
今日届いた。他にも小さなパワーストーン入りお守りやわたしが
作ったビーズの指輪(不器用だけど気は心)をその小物入れに
入れてメッセージカード書いてちっちゃな小包1つ出来上がり。
月曜日に郵便局に出しに行く予定。喜んでくれるといいな。

書きたい手紙、メールもある。
まだ 仕事も(急ぎではないけど)少し残ってるし
副副業の入金が今日あったんだけど コツコツやればチリも積もれば
小山にでもなる。有難い。仕事が同じペースでない分 まだまだ
1つだけで食べてはいけない。蒔かない種から芽はでない。
とにかく色々な仕事をコツコツと積み重ねていくこと。

そんな一日。
こんな人生。

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**恋ノウタ** ・・・いくつか


***


『月明かりの部屋で』

いつのまにか 電話していたの
「声がききたい」 
ゴメンネ こんな真夜中

だけど あなたなら 許してくれそうで
こんなわたしでも 許してくれそうで

閉めていた鍵を開け
窓ぎわのソファで待つの 膝を抱えて

息を弾ませ あなたやっぱり来てくれた
優しいひとね 泣きたくなるほどに
窓ぎわのソファ 何も言わないのね
ただ 隣にすわって くしゃくしゃのハンカチ
そっと差し出してくれる

本当は 怖かったの 身体の震え止まらなくて
ずっと 一人だったけど 大丈夫だと思っていた
だのに いつのまにか こんなに脆くなってた わたし

泣きたいけど泣けなくて 
だから 余計に苦しくて
この窓から いつも 外ばかり見てた

あなたの肩にもたれてていい?
ゴメンネ 少しだけ このまま眠ってもいい?
もう少しでいいから 側にいて お願い
ずっと なんて わがまま言わないから

あなたの心臓の音 トクントクン聴こえる
このまま もう少し ゴメンネ もう少し

いまは あなたの心臓の音 聴いて朝を待ってる


***


『君はいつか行ってしまうのに』 

人を好きになって無くすのが怖くなって
あの凍えた場所に
一人戻る勇気が挫けそうになる

永遠などないことは誰よりも知っているから
なおさら今が 愛おしいのかもしれない

明日 無くしてもいいように
いつだって覚悟してきたのにね

君とわたしはすれ違っただけ
いつか別の道へと君は歩き出すのに

君とわたしはすれ違っただけ
いつか別の人と君は歩き出すのに

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

君はいつか行ってしまうのに


***


『夕暮れの街』

どこまでも 歩いたね
二人 手をつないで
何も言わずに
あの 夕暮れの街

いつか つないだこの手
離さないといけないと
知っていたの だから

なおさら 強く握りしめた
この瞬間だけ
せめて
離れないように
離さないように
わたしも 君も

口を開けばきっと 
どうしようもないこと言いたくなるから
何も言わずに ただ歩いた

あの夕暮れの街

二人 風に逆らい歩いた
それでも歩き続けたかった

あの夕暮れの街で







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                               ゆうなぎ



2005年09月16日(金) 風邪っぴき末摘花

移動にはティッシュが欠かせない。自分専用の小さなゴミ箱もすぐに
一杯になる始末。ヘックション!なかなかクシャミが止まらない。
嗚呼・・また水っ鼻がタラリと(キタナクテすみません)
鏡で見る顔は散々な有様。クシャミのし過ぎでナミダ目だし。
鼻 かみすぎて真っ赤だし 喉はイガイガしてる。髪ボッサボサ。
生汗ばかり キモチワルイ。ううううううう。

コンチクショウ!立派な風邪引きときたもんだ。
それでも子供はノンストップ。
お母ちゃん今日は風邪うつるからチュウできないの っていうと
「もういい!大キライ!!」といつもの台詞言ってプイッと向こうへ。
いや・・だから・・そうじゃなくて・・風邪が・・ねぇ・・
説明しても聞く耳持たずなんで気力も尽きる。
あああ お母ちゃんそのままパタリと倒れたくなります。

主婦は病気しても休めないもんねぇ。
仕方ない。しかし 調子悪くなるとてきめんに家の中の空気が
だらしなくなる。
元々そんな指先で桟のホコリチェックするってタイプじゃないんだけど
なんていうか例えば自分にとっての最低限のことっていうのは
あるわけで。それがどうしてもおざなりになる。
普通ならとても耐えられないことが もう・・いいや ってなる。
それがすごく嫌。自己嫌悪。

風邪には睡眠と栄養というけどこれがなかなか難しい。
きつかろうとだるかろうと鼻かみながらだろうと
寝てるわけにはいかないこと=子供のこと。
食べさせて着替えさせて・・学校に無事に送り出して・・。

ああ・・いかん。 文章もなんかどんどん変になっていってるので
今日はこの辺で。

あんまり良くないかもとは思うんだけど生汗と髪の痒さに
耐えかねるのでシャワーだけ軽くして寝ます。

子供・・なんか最近寝付き悪いのでまた夜中 目が覚めるかもだけど。

真っ赤になった鼻がジンジンして痛いです。
あ 今 ちょっと聴こえにくくなってた耳が通ったみたい。ウレシイ。。
ふううう。

とりあえず寝ます。シャワーして布団に倒れこんでやる〜!
とにかく明日。また明日。

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                               ゆうなぎ



2005年09月15日(木) それでも天を仰いで

どうも風邪をひいてしまったらしい。

鼻炎の薬を飲んでも治まらないのと何より喉の痛みと
脇下のリンパのあたりの痛み。これが以前風邪ひいた時と
同じ症状。
参ったなぁ・・・と苦く思う。

それでも仕事の方 ややこしいクライアントさんの方が一段落ついて
一応入金もいただき こちらからの報告メールも済ませたので
かなり気持ち的には楽。
もう一件のクライアントさんの方は急がれていないのでメールで連絡を
入れておいたし。

弱り目に祟り目。
こういう時には色々なものが重なってやってきて
気力を失わされそうになるけれど。


天を仰ぐ。
運命という大きな大きな力、意思。

ちっぽけなあまりにもちっぽけなニンゲンに
何ができるのかと嘲笑われようと
風車に突っ込んでいくドン・キホーテのように
滑稽でも愚かでも闘いを挑むことを止めたくない。

強がりでも虚勢でも いい。
できるかできないかじゃ ない。

そうしたいと思うことを 諦めたくない。

それだけ だ。


ちっぽけな愚かなこの身で
それでも天を仰いで

吼える

吼え続ける 声が嗄れようとも。


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9/15 AM2:26

さすがにシンドクて早くに布団に倒れこんだのに
またうなされて嫌な寝汗をぐっしょりとかいて目が覚めた。
何だか 眠れなくなって此処にきて こうして日記を書いてる。
暑くて喉ばかりが渇く。

                               ゆうなぎ



2005年09月14日(水) prayer

皮肉なもので平凡なありふれたシアワセを
誰よりも欲しているニンゲンにほど
運命のカミサマは大きな試練を与える。

空を仰いだ。
此処に居るのは何処までも無力な自分でしかなかった。
それをまた思い知らされて言葉を失った。

どうして
どうして
どうして

言葉が見つからない。

此処に居ることしかできない。

大切なひとたちをどうか守りたまえと
祈りを捧げるその名前がその試練を与えるという残酷さ。



どうして それが自分なんだろう と
自分で無ければならなかったのか と
そう 何度思ったことだろう。

今すれ違ったあの明るい陽射しの似合う家族のその位置にいるのが
何故 わたしでないのだろう。
ドウシテイマワタシハ此処ニイル?




生きていく中で
ひたすらに祈るしかできないことがある。
この無念さ。 ただ握り締めた掌。くい込んだ爪で血が滲むほど。

それでも
それでも


また
空を仰ぐ。


それでも
それでも


此処にいるから。
しっかりと手を繋いでいる。

わたしは此処に居るよ。






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                                            ゆうなぎ



2005年09月13日(火) Muddiness dance   

少し仕事が一息ついたと思ったら気の緩みか体調が芳しくない。
元々根は頑丈なはずなのに。 

数年前 ちょうど亡夫の病気の再発がわかる前年だったか
ちょっと体調を大きく崩した時があって 
二度の入院と手術した後くらいから体質が若干変わったように思う。
疲れがたまるとアレルギー症状が出てくる。
夏場 汗のせいもあると思う。
元々陽射しには強くない。
綺麗に日焼けせず すぐ赤くなるタイプではあるので。

ネックレス、ペンダントのたぐいのアクセサリーを
すると頬から首筋にかけてすぐに爛れたように痒く赤くなる。
これがすぐ外しても広がる。なかなか治らず閉口する。
それでも皮ひもタイプは大丈夫だったのに 今回はそれすら
肌が敏感になっていてダメで泣く泣く水晶のお守りペンダントを
外してポケットに入れてる。
金属が肌に触れなければ大丈夫なので夏場以外は大丈夫なんだけど。

鼻炎。これは薬飲んでる。一日三回。つい飲み忘れるとてきめんに
クシャミ鼻水止まらなくなり参る。
この薬と安定剤抗鬱剤も飲んでるせいか 常に強烈なダルさがとれない。
全部 夏のせいにするのもナンだが 暑さというのは わたしにとっては
かなりなダメージでそれだけでキツイ。
いやそれでも炎天下の中 お仕事されてる方も沢山いらっしゃるのだから
こんな甘ったれた言い草は申し訳ないのだけれど。

あと 気持ちの悪い生汗(冷や汗というか)と
微熱にそのダルさ。 
どういえばいいのだろう 自律神経?の関係もあるのかもしれない
更年期障害?早い人は早く出るというし・・・。

眠りもおかしい状態が続いてる。
一時の寝てなかった眠りたくなかった時からしたら
まったく反対の状態。一度横になるとダルさの為 なかなか
起きれなくなってしまってる。

細切れの悪夢というか嫌な夢を見て その度 寝汗を
ぐっしょりかいてうなされて目を覚ます。
目を覚ますが またうつらうつらと意識が沈むというのを繰りかえす。
その間 寝言というか意識の混濁がかなりあるらしく 
Kや友人達からの電話に出たわたしは一応話してはいても
とんちんかんで話が通じる状態でないらしい。

本人も電話に出たことと何か話したことは何とか記憶にひっかかって
いたりするのだけれど何を話したのかまったく覚えていない。

子供からも親からもこれは言われていて その状態にかなり不安を与えて
しまっているらしい。
自分自身も眠れた休めたという気がしないし 悪夢、嫌な夢の類
(でも 内容は覚えていない。ただ嫌な汗と自分の叫びとなんとも言えない
不快感)で気持ち良い安らぎの眠りでないので
むしろ精神力を削られていく感じがする。アタマガハタラカナイ。

ああ・・ダメだ・・嫌だ。此処にこんなことばかりツラツラと言い訳のように
書き連ねている自分も嫌。

それでもこうして書いていないと精神の混乱に呑みこまれてしまいそうな
不安がある。



抱かれた腕の中 守られて大丈夫と髪を撫でられて安心して眠りたい

なんて言ったら 何とぼけた事いい歳して言ってるんだって
笑われるだろうけれど。 
っていうか自分自身が まだそんな甘えたようなこと考えてるのかって
情けなくなるけれど。

それでもココロの奥の奥で。
泣きそうになったちいさなオンナノコが求めている。

似合わない。ピンクのドレスと同じくらい。
そんなことわかってても
それでも。



しっかりしろ。
まだ壊れるには早すぎる。


なのに手足が重くて上手く踊れない。


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                               ゆうなぎ



2005年09月12日(月) アイドリング〜道の途中で〜

#それでも立ち止まるとそのまま蹲って動けなくなってしまいそうなんだ。



とりあえず急ぎの仕事は一息ついて返事待ちになっている。
それでも幸いに別に小さな仕事であるけれど依頼が途切れていないので
その下準備を。
それと副副業の方も再度コツコツ。 これは ほぼ内職袋貼り的なので
急ぎの仕事仕上げの時にはつい後回し それどころじゃなくなるので。

仕事一息つけたんなら 少しでも休みなよ ってネットの友達から
気遣ってくれる電話。長年の友達だから知ってる。
わたしの休みベタな性格。

休むと止まると実際 ほんとにナマケモノのように何にもせず 
寝たきりに近くなる。
子供がいるからまだ 本当に最低限のことだけ何とか危ういながら
してるけど いなくて独りだけなら100%引きこもるし 
掃除や洗濯は気持ち悪くて耐えられなくなったらしたりとかするにしても
自分で料理という行為はやらなくなるような気がする。
っていうか極端なので食べる行為もダルくなりそうな。

ゆっくり休む とかいうのが怖い。
まだ今は仮の休みっていう感じで 例えばどんなにダルく
ダラダラしていても完全に一日何も考えずに・・とはいかないのが現状。

でもだからこそ まだ わたしというニンゲンはかろうじて機能してる。
メーター振り切ってヒイヒイヘタレながら走って
その後 ガソリン無くなってきてやっと一時停止。
それでも完全休止はできない。アイドリング状態。

それでまたフラフラ ゆらりと身体を起こしアクセル踏み込む。
ポンコツなのですぐには動けないけど徐々にスピードあがる。

走り出すとブレーキ無いのでガソリン無くなってくるまで再度 
猛スピードで加速し続ける。おーい煙出てるぞーって
言われてもエンジンかからなくなるの怖くて完全に止まれやしない。

何しろあちこちガタがきてるんで。
完全に止まっちまったら その時は多分スクラップ決定なわけで。
それじゃまだ困るんすよ。このガタピシオンボロでもまだ。


今日とにかく進んで。
よーし 明日まで って思って。

走り続けることは
闘い続けることは
多分 命消える瞬間まで。


休み場所はあるけど 永住の場所で無く
旅の道すがら すれ違ったり見え隠れする姿に勇気付けられながら
これからも道連れはいない独り旅。

燃費の悪い生き方。
今日もアイドリング。それでも少し信号待ち。
景色は日々移り往く。
それは走り続ける限り。

さぁて 往きますかね。

遠くに今日も見えるあのひとのフラッグ。
向こうで懸命に手を振るそのひともまた傷む足を引きずり進んでる。
剣を持って今も闘ってるひとが振り向きざま小さく微笑んでみせる。

ああ・・みんな・・みんな・・・
其処でそれぞれの命をひたすらに生きている。

どんなに大きなものからちっぽけでありふれていると言われようと

だから 
往きたいと思う。

生きたいと 思う。

わたしも。







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                               ゆうなぎ




2005年09月11日(日) 今日のできごと

仕事。とにかくやっかいなクライアントさんに見せれる状態まで仕上げて
それからそれに添えるメールを書いて。後は返信待ち状態までこぎつけた。
一筋縄ではいかないだろうから まだ気は緩められないし 一旦は
ここで精算して貰うつもりだが あちらからは続きの依頼のことも
言われていたので どうなることか。正直胃がキリキリ痛い。

後 もう一件 こちらのクライアントさんは穏やかな方。
わたしも苦にならずメールのやり取りができるし もちろん仕事だから
どのクライアントさんからの依頼にも全力で取り組むけれど
やっぱりそこは人と人 より一層と力もこもる。


今日は天気が悪くて朝 徹夜仕事後 子供の朝食済んだら
シャワーだ!って思ってたら
どうもお友達のお家に遊びに行くってことで
急にお弁当作ってっていう。 う〜むキビシイ。
一瞬目の前がマジ暗くなる。
気を取り直しても 食材が〜と思ったけど
ここはイッチョ何とかやるしかない と
冷凍庫みれば前に作って冷凍してたハンバーグ発見。
これチンして玉子焼きと残りチクワにきゅうり詰めて。
後は果物で誤魔化した。ノリ弁。 
すまん。イッチョやるしかないとか思ってこの始末。
水筒と特大ポップコーンの袋はみんなで食べてねってオヤツ。
それでも満面の笑顔で持っていく子供 不憫。嗚呼・・・

その後は
絶対に強迫観念みたいになってしてる洗濯すら
天気を言い訳にして せず 
部屋を丸く掃除も せず
浴室にフラフラと入ってシャワー 
髪と身体のみとにかく洗って
髪すら乾かさず梳いただけで枕にバスタオルしてバタリと意識失う。

昼 何とかフラフラと起きて来て昼食はご飯に納豆。
悪いけど・・とウワゴト残しつつ 再度布団に。ひたすらダルイ。
再度 意識落ちる。

途中Kから電話が入った・・と思うが話した内容がおぼろげ。
後からメールで
「随分疲れてるみたいで会話にならなかったから切ったけど・・
あんまり無理しちゃダメだよ〜」ってどうもまた心配かけたようで。
ごめん。

夕方 子供の帰ってきたチャイムでまたフラフラと起きだす。
お〜か〜え〜り〜〜 で シャワーするように言う。
汗だらけだもん。とにかく汗 流させて着替えさせておかなきゃ。
とボンヤリした頭でほとんど本能?
ついついタイミング逃してそのまま 寝るようなことになったら
風邪ひき一直線になるから そこだけは。

お弁当美味しかったよ〜の声にちょっとホッとする。
でもお友達のお家でアノお弁当広げて食べたのね・・と考えると
身の縮む思い。イヤイヤ 考えまい。考えまい(現実逃避)

もちろん(もちろんなのか?)夕食は手抜きの野菜炒めと
インスタントワカメスープ。わたしは食欲がどうも無く
その後のリンゴと梨だけ食べる。
良く考えたら今日は朝から飲み物は飲んでたけど
食べてなかったなぁ・・

でも日頃 過食症状でてるくらいだから たまにはこれくらいでも・・
っていうか 多分 極端だから良くないんだろうなぁ・・とは自覚。

後も片付けノロノロとなんとか済ませ
ご飯・・しかけるのも今日ごめんして(朝 パンね)
そのまま 布団に直行。
子供がすかさず絡まってくる。腕枕に小さな頭乗せて。
今夜は離しません宣言されて 何度もチュウは?って催促(笑)
ちょっとでもチュウのタイミングが遅れるとふくれっつら。 
遅い!って。オイオイ!でもそこで舌入れてくるのは止めようね〜
まだ 早いっつーの(違)

そのまま眠りに落ちて気がついたのが真夜中。
さすがにメールチェックはしてなきゃマズイ。と
這いずるようにPCの前まで。

メールチェックは幸い まだ返信なし。

で PC開くと一番に此処に来たくなる。
此処に来るとなんか安心する。

ああ・・キミもあなたもあのひとも彼も彼女も それぞれに
それぞれを懸命に生きている と。

とにかく今日を生きた。
もう日付は明日だ。



往きませんか?

共に で なくてもいい。
繋がる空の下
其処にキミがあなたが 居てくれるのが
此処から見えるだけで
わたしは また明日も生きてみようって気持ちになるから。

今日を生きる力 貰えるから。


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                               ゆうなぎ



2005年09月10日(土) まよなかのひとりごと

8割方までこぎつけた 仕事。
シャワーもしてないせいか
気持ちの悪い 生汗と相変らずのダルイ熱っぽさ。
だのに何かに憑かれたようにトイレ行くのも忘れてやってるって一体。
時折 髪の毛掻き毟り独り言 というか罵詈雑言。
くそー とか 負けてたまるかってんだ とか
今に見とれよー とか そりゃもうブツブツと 鬼気迫る?有様。

子供が「お母ちゃん一緒にちょっとだけ寝て」って言って来たけど
今日も「お仕事どうしてもあるからごめんね」した。
ふくれっつらの後
「お母ちゃんのバカ!お仕事ばっかり!もういい!!」って
でも去ってく後姿しおしおしてて 思わずやっぱり・・って
言いそうになった。
けどけど
でもその”少し一緒に横になる”すると確実に100%そのまま
朝まで起きれない。最近一度横になると起き上がるのがすごく
シンドくて。それイヤって程わかってるから。
今回特にそういうわけにはいかないんだよ。
ごめん。ごめんよ・・。

しばらくしてそぅっと行ってみたら わたしのタオルケット抱いて
泣き寝入りしてた。

乱れた髪直してお腹にタオルケットきちんとかけなおして。
涙の痕。
胸がズキンとする。
足りないよね。寂しいんだよね。もっと甘えたいはずだもの。

でもさ 今 お母ちゃん こうして往くしかないんだよ。
不甲斐ない力無いお母ちゃんで 許しておくれね。

でも守りたいって思ってるから。
みんなのこと。大切な大切なわたしの宝物たち。
全然ダメダメだけどね。
執念ちゅうか気持ちだけはさ・・・ヘタレ母ちゃんなりに
必死だから。



キツイとか苦しいとかそういうの やっぱ ある。
キレイゴトじゃない弱音だって独りブツブツ吐いたり
ここに書いたり散々してる。

あっぷあっぷしてるなぁとぼんやり思う。
なんかこんなふうに書くとヒト事みたいだけど
どこか幽体離脱状態でジブン見てないと真正面から
マジマジと見ちゃうと起き上がれなかったりするんで。

薬 効きが悪くなってる。多分身体が慣れてきたのと
やっぱりこれじゃストレスの大きさに対して抑えが足りないんだと思う。
今までこれでやってこれたのが不思議だったくらいだから。
全然薬飲んだことのないニンゲンだったから飲んでるって自己催眠
かなり効いてたんだと思うけど さすがにそれも切れてきてる。

喉まで薬増やしてもらうかもっと強い薬に変えてもらうかって。
言えないのはクリニック自体に通うことすら今はキツイから。
これは良いのか悪いのか。
ある意味 先生はアバウト。診療も月1が良いといえばそうして
くれるし 薬自体弱いのと眠剤出してないからだろうけどまとめて
くれるからわたしにとっては有難い。多分 眠剤も言えば出してくれるし
薬も増やしてくれると思う。でも だからこそ それすると完全に
深い依存に一直線になる自信(?)あるからとりあえず踏みとどまってる。

でも薬はもう無いとダメ。自己暗示含めて精神が薬という実態在る
頼るもの無しでは耐えられそうに無い。これがわたしのギリギリ限界。

カウンセリングに関してはわたしはダメだと思う。
向いてない。かなりなヒネクレものだし歪んでるので
すごく醒めた目でしか見れないし 本心なんてとてもじゃないが
語れそうに無いから。疲れて余計ストレスになるだけだろうと思う。

先のことは考えたくないな。
不安の闇が広がるから。

だから とりあえず今日。
今日が無事終わったら とりあえず明日まで。

そうして騙し騙し 目の前に時にはエサぶら下げて。
気力だの強い精神力だの そんな立派なものだけで走れるほど
純粋でも良くできてもいないんで。


さぁて ここで気を抜いちゃおしまいだ。
仕事仕事。残り2割仕上げなきゃ勝負に勝ったとは言えないからね。
(って勝負かいっ!)

ラストスパート。
とりあえずまた走る。

終わったらシャワー浴びて布団が待ってる・・はず だけど
その前に子供の朝食だわ(ヘタレ泣)


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                               ゆうなぎ



2005年09月09日(金) 強くなんてないよ。

身体がものすごくダルイ。熱っぽさが抜けない。

それでも日々は動いてるし何より子供のこともあるから
とにかく最低限のそれだけは気力振り絞ってするけど
一度ソファーに倒れこんでしまったらダメ。
なかなか起き上がれない。
情けないほど気力が沈んでいく。

そんな時に限って仕事の方でも色々厄介で。
いくらクライアントといえども最低限の常識ってものがあると思うが
それがわかる方でないようで。
この辺はしかし わたしも強くなったと思う。
譲れない部分 言うべきことは きちんとはっきりと伝える。
もちろん冷静に丁重にだが。
喧嘩はしないがある意味 腹を括るということ。
これはあくまで仕事なので。こちらも生活かかってるから
限界の限界まで我慢するし何とか道を探すが あいまいでなく
伝えるべきことを伝えることも必要だと。
兼ね合いはとても難しいけれど(苦笑)

ただ 今現在請け負っている仕事は何としてもきちんとやり遂げて
見せる。相手の言うことがどんなに支離滅裂でもとにかく仕事として
きちんとした形に今日中にする。強い拒否反応 押さえ込む。
これは闘いでわたしの意地だ。

とにかく一度こうしてPCの前に今 座れた。
途中 食事のことや子供のことで席は外しても
これから仕事終了までは電源を落とさずにいよう。

徹夜は覚悟。体調云々もいったんここに座って作業さえやり始めれば
大丈夫 の はず だ。いや 大丈夫にしてみせる。


これがわたしの可愛げのなさなんだろうな・・・とふっと苦笑い。
まさに独り 刃こぼれ刀引っさげて変な殺気漂わせて
足ヨロケてるのが間抜けというか御愛嬌?だけど本人は必死。


仕方ない。綺麗な生き方とか器用な生き方とかどうしたって
無理だから。
認めて許してやるしかない。
こんなジブン許してやれるの自分自身だけなんだから。

それでも納得できないというか許しがたいんだけどね。
見ちゃいられないもの。みっともなくて正視できないものホントはさ。


ふぅ・・・・・と深く長い溜息 ひとつ。


強いわけじゃないんだ。
気を緩めると すぐにでも逃げ出したくなる。
けど 逃げ出した先に何がある?
あるのは また繰り返し。別の苦しみ、闘い。

だから踏ん張ってみる。
もうダメだって思うたびに 
もう少しだけ あと少しだけって そう思ってジブンを騙す。
そうだよねってジブンに騙されてみる。

強くなんてないよ。

強いわけじゃないんだ。
ただ
生かされているなら その限り
生きることにしがみつこうと

そう 決めただけ。


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                               ゆうなぎ




2005年09月08日(木) あれこれ

とにかく忙しい。
やらなきゃならないあれこれ。

今日も結局昨夜は仕事で徹夜。
まだ当分続きそう。お金になる分よりもそこまでの打ち合わせ、やり取りで
神経使う。そこまでしなくても・・と言われればそう。
でもこれがわたしのやり方だと思ってる。
無駄なようだけど決して無駄じゃない。
というよりも 無駄こそ必要だと むしろ。

生き方も無駄ばかり 多分 泥臭い 垢抜けない。
回り道 迷い道 何度も迷子。
でも負け惜しみじゃないけど 無駄の無いヒト 正しいだけのヒト
迷いの無いヒト ってわたしは苦手だ。

別に苦労してなきゃダメだとかそういうのじゃなくて
上手くいえないけど 共鳴するのは 魂の佇まい。在り様。感性。

全然 共通点無くても 同じ感性持ってるヒトは不思議にわかる。
反対に共通点多いようでも 感性が違うと思うと わたしはもうダメ。
受け付けない。
群集に溶け込む。通行人化する。



今日はこのまま眠らずに子供送り出したら 銀行 郵便局 支払い&
生活費をおろしてこなきゃ。
後 大型電器店に寄って仕事に使うプリンターのインクとCD−R購入。
それから 携帯の機種変更。もうかなり古くなってきたので決断。
正直体調あんまり良くないけど この機会逃すと
当分また 街に出る気力無いと思われ。
なので他 所用あれこれも。



さぁ 今日も。
とにかくひたすら

いってきます。


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                               ゆうなぎ



2005年09月07日(水) 台風の夜に。

今回の台風はかなり大きく各地で被害も出ているらしい。
被害に遭われた方々、不安を感じておられる方々のことを思うと
他人事のような気がしない。
どうぞ 少しでも早く台風が行き過ぎますように
被害がこれ以上でませんようにとひたすら祈る。

わたしの場合 特に むしろ遠い所に大切なヒト達は住んでいるので
余計にお互いに心配しあって「大丈夫?」のメールや電話が行き交う。

今 わたしたち親子が住んでいるのは幸いにも
比較的新しいマンションなので狭いながらも造りはしっかりしていて
家の中にいる限りはあまり影響を感じずにいられる。
前に住んでいたのは数十年経った傾きかけた古い家だったし 
崖下に建っていたので この頃の頻繁に起こる地震、台風
今回にしてもあそこに居たら冗談でなく危なかっただろう。

そう思えば今現在 此処に居ることにも運命というか
紙一重のことのような気がしてならない。

明日のこと、未来のことはわからない。
良くも悪くも 今こうして此処に居ること。
今している仕事のことにしてもそう。

こうしてPCを扱っていること自体 例えば10年前のわたしは
考えもしなかったことだろうから。



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こんな時に不謹慎かもしれないけど
この所 自分でもイヤになるようなヘタレのドンヨリ日記が続いていたので
敢えて今日は わたしの好きなもの について少し。

宣言。わたしはこの歳にして自他共に認めるオタクだと思う。

っていうか安いものだろうが何だろうが好きなものはすごく好きになるし
収集癖もある。反対に言えば良くも悪くもブランド物とか高いものには
あまり食指を動かされない。これは まぁ イイコトだと思う。
だってわたしの場合 お金無いから(キッパリ)良くできてるといえば
良くできてるよなぁって思う。

で 好きなもの。

本は もう今更なので置いといて。

月のモチーフ。ガラス細工。妖精関係。
パワーストーン(これはもっぱらお守り代わり)
食玩モノ・ポスター(アニメ系ゲーム系)ポップンミュージックの
キャラとかドラクエの剣シリーズ、最新ではケロロ軍曹(ラブ)

月はもうずーっと好き。アクセサリーは繊細なつくりのものが好き
(シルバーものがほとんど ただ夏場は金属アレルギー出るのでペンダント
できないのが残念(泣)それでもいろんな飾り方できるし純シルバーなら
大丈夫なのでやっぱりシルバー派)
便箋封筒とか小物でも月モチーフだと思わず反応する。
もちろん安いものしか買えないけどでもちょこちょこと随分集めてる。

お友達に月をテーマに描いて貰った絵も大切な宝物の1つ。
ずっとPCの横のすぐ見える場所に透明ファイルに入れてマグネットで
留めて飾ってる。

これに伴ってガラス細工と妖精関係も。
置物で月の妖精を見つけてこれは一目惚れして。
ガラス細工も妖精も何処か儚く繊細な所に惹かれる。
透明感を感じるもの 優しげなもの・・・
自分が不器用ゴジラだから 無いものねだりの憧れなのかも。

パワーストーンはお守り。原石水晶をいつも皮ひもで首から
下げてる。後はここ数年でコツコツ集めたパワーストーンの
ブレスレット色々。つけてると気持ちが安心する。
でもこれは際限なく というのじゃなくて 今もっているので
充分に満足。代わる代わるブレスレットはその時々で変える。
好きな石は水晶とムーンストーン。やっぱりここでも月。

一番オタク色が強いのは多分 食玩モノ(ゲームとかアニメ系)
だろうけど これがまた楽しい。
実はKともこの趣味で思わず話が弾んでメル友になったのが
始まり。だから 逢った時は必ず 模型プラモ食玩モノ巡り。
なかなか 気兼ねなくこういう趣味で一緒に盛り上がって回れるヒトって
いないからそういう意味でも貴重な存在。
だって数百円でこんなにもワクワク気分になれるんだもん。

この前も今凝ってるケロロ軍曹もので欲しかったのあったんだけど
探せど探せどなく ガックリ。
代わりにでも ケロロプラモ Kが買って作ってくれて大事に
包んで持って帰ってニマニマ。 
でも やっぱりその探してたの欲しいな〜ってネットでも検索したんだけど
箱買でしかダメということが判明。ガックリ。。だって安くても
1箱3,500円近くするんだよ〜無理無理 手が出ない(泣)
4種類入れ物違うのあるから それだけでいいんだけどなぁ・・・とか
思ってて でもわたしの住んでる方では発見できず。
わたし自身一人街に出る気力も暇も今 とてもじゃなくて無く。

で そのことKにメールとか電話で話してたんだけど 
そしたら何と 今日仕事の合間に買いに行ってくれたらしく。
メールで「あったよ〜4個ちゃんとゲットしてきたからね〜」って。
もうメチャメチャ嬉しくて「ありがと〜!!だーいすき〜〜〜!!!」と
興奮のお礼メール。
う・・・うれしい・・・だってすごく欲しかったんだもん。。
アンタ子供か?って笑うなかれ。いいんすよ。本人にとっては
すごくもうそりゃ 何よりも最高のプレゼントなんです〜
それも この台風来ようって中 疲れてるのに仕事の合間みて
行ってくれて。かなり人気らしいので売り切れたら
いけないって思ったそうで そのキモチがまた有難いしウレシイ。

ちなみに子供の趣味は別物です。
分野違い。でもこの母の子なんで基本的趣味は同じですが。

で 欲しかったケロロ軍曹グッズこれ↓



入れ物の顔だけ4種類で中は全部で12種類。
全部じゃなくていいから(贅沢だからね)
4種類の違う顔の分だけでも欲しかったの〜

だから4種類買って来てくれてすっごく嬉しい!
近々 小包で送ってくれるそうです。バンザーイ!!

ほんとにありがとね!Kちゃん。
単純なわたしは 今 ニコニコしてます。




見渡してみれば喜びを見つけることってできるよね。
明日にはまた凹んでも笑える時は笑っていよう。
せめて そうしながら 

不完全な穴ぼこだらけのジブン。
みっともなくてダメダメなジブン。
けど これがジブンで 生きるってこと。

曝け出すのは怖い。去られるのは耐え難い。
でも どこかで 開き直って こんなジブンでも良かったら・・と。
ダメなら ゴメンナサイ。どうぞ 先にいってください と。
そんなふうに。そんなふうに。

だって ねぇ 失うものって他に何がある?
いっぱい傷負って傷も負わせて失くして痛みを知って。

でも だから

ちょっと肩の力抜いて
少しでも許しながら 歩いていけたらいいね。



そんなふうに 思ってる。


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                                     ゆうなぎ



2005年09月06日(火) がんばれぇ〜まけるなぁ〜ちからのかぎり〜生きてやれぇ〜

スイッチ無理やり固定 ON
でもすぐにブレイカーが落ちる 続きゃしない OFF 暗。
再度とにかくまたON ガッチガチにありとあらゆるもので
固定する ダメだ またOFF。
ONとOFF バチンバチンと落ちてはあげてまた落ちて。



そんなふうに繰り返して でも とにかく日々を生きる。
ニンゲンって結構シブトイもんだ。



どうしようもないこと。
解決しないこと。
頭痛いこと。
繰り返すこと。
ジブンでなくジブン以外の途方にくれるようなこと。

むしろ一旦 どんな無茶無理してでもヤケッパチの意地でも
執念でも走り出しちまえば その方が楽。
それまでがキツイ。
どうしてもニンゲン 少しでも痛くない方、苦しくない方に
逃げたくなる。できればずっと耳を塞ぎ何も見ずに丸くなって頭ん中
真っ白にしてたいと思う。ヘタレなジブンなんて尚更そう。

何処かで休まなきゃ確実に壊れる大ヘタレ。
だから本格的に壊れるわけにはいかないからってイイワケして
その休息をジブンに許す。

休息所はアッタカイし安らげる。
でも休息所はあくまでも一時の休息所で
ずっと其処で休んでいられるわけじゃない。
戻るべき場所は戦場だ。

多分 そのギャップが一番辛いんだろうと思う。
何度繰り返しても身体もココロも慣れないもんな。これ。


でもでも
そんなふうに繰り返して とにかく日々を生きる。
ニンゲンって結構シブトイもんだ。



疲弊している。そう ただ 静かに疲れきっている。
それでも 地球は回っていて。
時間は今も過ぎている。

どうしようもないこと というのは
確かにある。哀しいことも苦しいことも
劇的でもなんでもなく拍子抜けするくらいに
淡々とそこら中に転がってる。

その静謐な残酷さの中を
生きている。

それが突きつけられている現実ってものだと
わたしはそう思っている。

どうしようもないことは ある。
どれだけ泣き叫ぼうと変えられないことは ある。


そんなのは百も承知で。身に沁みて。
でも だから 足掻いて反抗してケンカ売って
じゃなきゃ なんか悔しすぎるから。
ちっぽけな吹けば飛ぶようなヘタレの 意地ってヤツ。

ただ 何しろヘタレだから 
そこがカッコよくいかないわけで。
迷走 逆走 敵前逃亡もアリ。
それでもただひたすらに 生き抜くことに固執する。

それが精一杯の情けなさ。 
情けないけどそりゃ今始まったことじゃないもんな。


とにかく助走だ。
次の休息所まではまだまだ長い。
休息所がいつまであるのかさえも往きついてみなきゃわからないけれど
それでも それ信じることが力になるなら。



昔の『笑う犬の生活』ってお笑いの番組で
「小須田部長の引越し』ってコント?あったの。
知ってる(覚えてる)ヒトいるかなぁ。
小須田部長にウッチャンナンチャンのウッチャンが扮して
ネプチューンの原田さんと絡んでるシリーズコント。
ビデオ屋さんでひっさびさに見つけてレンタル落ちしたの
安かったんで買ってきたんだけど。
これが何度見ても笑えて子供共々 再度かなりハマッてる。

で その小須田部長が無茶なというかムチャクチャな人事異動で
いろんな所に行かされてその引越し準備に原田さんが手伝いにきて・・って
いうのがコントの流れなんだけど。
その毎回のコントの最後で小須田部長が泣きながら歌う?歌がこれ
「がんばれぇ〜まけるなぁ〜ちからのかぎり〜生きてやれぇ〜」
もーめちゃめちゃツボで笑えるんだけど だけど なんか
ココロの奥がセツナク疼くんだよねぇ・・・
デフォルメされた笑いの中に 何かさ 真理がある感じ。 
なんて
小難しく言わずに笑ってみればいいんだけどね。

小須田部長 情けないしカッコ悪い(お笑いのキャラだから当然だけど)
でも なんかすごく すごく好きだぞ。
みょーにこの歌 改めて聴けば聴くほど(っていっても
たったの一節だけど)胸に沁みるんだわ。


「がんばれぇ〜まけるなぁ〜ちからのかぎり〜生きてやれぇ〜」


ひとり 小さな声で口ずさんでるジブンがいたりする。真夜中。



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                               ゆうなぎ



2005年09月05日(月) 調子はずれの進軍ラッパ

なんつーか気力というよりか執念に近い?
仕事 徹夜でクライアントさんへ提示できるものを何とか。
メールを書き終えたらすっかり朝だった。

子供起こして朝食。昨夜はシャワーし損ねて掻き毟った髪がベトついて
非常にキモチワルイ。うがああああああ。

これで終わりじゃないが とりあえずこの件はクライアントさんの
返信待ち。
次は気を使うお礼状書きがまだあるのと子供の宿題勉強関係も
見てやっておかなきゃいけない。
っていってるうちにもう昼になる。
昼食食べさせなきゃ。嗚呼!! 時間足りない。

ヤケッパチに近い執念で それでも1つずつ。
まだそれなりに動くじゃん このポンコツ精神力のヤツ。
スイッチは相変らずOFFだし 鬱は限りなく鬱だけど
そんなこと言ってられないわな。
人様からすれば この程度するのにそんなに必死?って
呆れられようとも全然ダメダメでも
とにかく全身全霊へタレながらでもいいから
這いずってでも進め!進め!進め!あたし。


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昼食後 ちょっとほんのちょっと横になるつもりが意識が一瞬途絶えて
気がつくと夕方だった。大ショック。
既に夕食準備時間。
明日は月曜日 学校の準備もきちんと整えさせなきゃ。
もっと細やかにかまってやれたらもっと甘えさせてやれたら。
イキタクナイ病も出なくなるんじゃなかろうか。。

焦る焦る焦る。思うように動かない不甲斐ないこの頭と身体。


辛いとか苦しいとかカナシイとかそういう感情に
ゆっくりと浸る余裕なんてなくこの10年近くやってきた。
いつの間にかどんな精神状態の時でも無意識に笑いを浮かべるのが
反射神経のような癖になってた。
悟られないように。不自然に見えないように。
心と表情を分離させる術を覚えた。

ある時 とても自然に笑いを浮かべてる自分に気がついて
愕然とした。壊れてると思ったけど それを続けるしかなかった。

泣きたい時に泣けるヒトが羨ましい。
まっすぐな悲しみに共感できない自分の歪みが堪らなくなる。

ひとはとことん絶望すると
ただ虚ろに空を仰ぐのだということを 知った。
それでも 其処から また。
生きてさえいれば ってそれが口癖。
今日も不安定な細い綱の上。
いつよろけて落っこちても不思議じゃないような抱えてる諸々。
不安と怖れに目が眩みそうになるから ただ前だけを見ろと
心に言い聞かせる。


調子はずれの進軍ラッパ
パッパラッパプーと吹き鳴らして

さて今夜も往こうか。
PC前居眠り上等。

イバラミチならいっそ頭から突っ込んで
目覚まし代わりといきましょうかい。


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                                ゆうなぎ



2005年09月04日(日) どうかわたしに

なんでこんなに力が入らない?
子供が仕上げてなかった夏休みの工作、手伝って・・と
いうよりもほとんどわたしが仕上げて たったそれだけで
もうダルイ。ソファーに倒れこむ。

仕事 何としても進めなきゃならないのに。遅々として進まず。
とうに書いてなきゃいけない儀礼的なだけに気を使うお礼状もまだだ。
どうしちまったんだ。
この無力感。脱力感。虚無感。
鼓舞しても鼓舞しても抜けていく気力。

薬が効かなくなってる?
いよいよ「やっぱり薬を増やしてください」か
「もっと強い薬に変えてください」と先生に頼むしかないのか。
でも その病院に行くこと、外へ出ること、人と会うことが
既にしたくない。

それでもまだ かろうじて此処にこうして文章を綴っている。
これができているうちは まだ。気力の欠片ある証拠。

書くことで自己暗示。書くことで自己整理。
まだ壊れるな ジブン。
横っ面張り倒してやりたいけど力入らない情けなさ。

ただ横になって動かず ずっとぼんやりとしていたいという
何もかも もう全て疲れたから休みたいという 
強烈な誘惑。


ダメだ。
負けるな。
とにかく少しでも1つずつでも。

何とか動けポンコツ精神
まだ壊れるなひび割れココロ


他に呼ぶ名前を知らないから
カミサマ
どうか
どうか
どうか

わたしに力を。

チカラを。


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                                 ゆうなぎ



2005年09月03日(土) 不器用ゴジラの遠吠え

体調があまり良くない。
ものすごくダルくて熱っぽく精神的にも踏ん張りが利かない。
気力が出ない。
夏の終わりはいつもこの傾向がでるから
もう少しすれば徐々に身体もエンジンがかかってくるとは思うが。

自律神経の方か? 更年期障害(ああ ヤダこの響き)には
もう少し早いかなとは思うけど早い人は早いというし。

週明けには仕事もある程度のものをクライアントさんに見せなきゃ
いけないし 子供のこと学校関係のこともある。
一番しっかりエンジンかけなきゃならない時にこの不甲斐なさ。
余計落ち込む。

落ち込んでもやらなきゃ代わりはいないから 
何とかするしかないが。

今日は少し休んで・・・いや でもそうしたら次に動くのが
もっとシンドクなるのは目に見えてる。
とにかく動くこと。動かなきゃ。やり始めること。1つずつでも。
やらなきゃ終わらない。
家事全般 子供のこと 仕事。
どんなに泣きそうになっても もう嫌だって投げ出せることじゃない。
大げさじゃなくて現実に死活問題。
自分がどんなに頼りなくとも防波堤。しっかりしろ!と活入れる。

書くことで
文字にすることで
自分に言い聞かせる。

ヘタレはヘタレ。
そう簡単に性格変えられないし根性が出るわけじゃない。
それでも取り柄はこのゴキ並のシブトサ。
倒れそうでも倒れない諦めの悪さ。
ヘンテコな異様な所で発揮される精神力?

茨の道でもこのゴジラの足で踊りこんでやろうじゃないか!
半分以上 意地と強がりでも。
いくらゴジラでも痛いものは痛い。血も流れる。
それでも往くしかないなら 雄叫びあげて吼えながら往くさ。
ジブンに聞かせる為に。おい!往くぞ!!って。
まだ 倒れるにゃ早いぞ!って。

生きてる。
まだ 生きてる。
今日も生きることを許されてる。

これが力。
生きている限り。
最期の瞬間まで。

それが力。

この際
カッコ悪くみっともなくも足掻くだけ足掻きながら生きてやる。


何しろゴジラは正義の味方にゃなれないんで。


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                               ゆうなぎ



2005年09月02日(金) ダンスはいつも上手く踊れない 泣きべそステップ踏みながら 

仕事メール返信やっと。
これで少し一息 といいたい所だけど
そうそうノンビリともしてられない。
クライアントさんの意思を汲み取って提示して見せる。
今回は特にこれが一番近道。
やるべきことは頭の中にあるけどやる気になれずにまだ
手をつけていない。
この週末までには しかしある程度のものを見せなくては。
スイッチ切ってる場合じゃない。

子供のこともかなり色々あって
難しいあれこれ。キモチ。
甘えたいんだろう。もっとかまって欲しいんだろう。
それが時として思うようにならないとすぐに
反抗とかグズリとかの形をとる。

キモチ わかってるつもりで わたしも何とかと必死で
精一杯してるつもりでもこちらの身体は1つ。
相手は複数。泣きだしたい気持ちになるのはこういう時だ。
甘えたい盛りで当然なのに。受け止めきってやれてない。


わたしたち親子が生きてきたこの数年間。
この子は変に大人びて神経質なくらいに気を使う。
この子は無邪気だけど硝子のココロ。生き方が下手。
この子はアマノジャク。ワガママ。甘えんぼう寂しがりの裏返し。

一番大切な時期、一番甘えたい時期に
子供の身にはあまりにも沢山の酷いことがありすぎた。
父親を亡くすということだけでなく
それに関わる醜い出来事をその目の前で見せつけられた。

それだけでもわたしはアノヒトタチを生涯絶対に許さない。
アノ出来事を子供の前で話すことなど無いが
何故 アノ時にアノ場所で子供の目の前でだったのかと。
他の全て100歩譲ってもその最低限の配慮すらできなかったのかと。
言っても詮無いこと。理解できる相手ではないんだからもう忘れろ。
親からも言われた。自分自身にも言い聞かせている。
でも治ることの無い切り裂かれた傷はズキズキと忘れたはずの頃にまた痛む。


 

 「冷たい頬」

ふぅ・・と吐く息が白い
曇り空 天気予報では「雪が降るでしょう」
スーパーから買い物袋下げて出れば
景色は闇に溶けかけてる

沈んだ哀しみは沈ませたまま
そうでないと心の重さで
動けなくなるから

前を向いて歩く
歩くことだけを考える
そういう 痛みの忘れ方があってもいい

階段を踏みしめる
かじかんだ手にくい込む荷物

よいしょ って掛け声小さくかけて
思わず小さく笑った


負けるな

負けるな

負けるな

わたし


降り出した雪が
冷たい頬にひとひら


まだ 泣いちゃいけない




あの日々に
張り詰めた日々に

それでも何にだろう闘いを挑んでいた。
それが
敵うはずなどない運命にでも
ぐっちゃぐちゃのズタボロの自分でも
挑まずにはいられなかった。


そうして 此処まで きて。
でも まだ 此処まで。
これからの方が遥かに長い道のり。
淡々と続く 長い長い道のり。


ダンスはずっと上手く踊れない。
横を優雅に踊りながらすり抜けていくペアを羨んで見ながら。
踏んづけようにもドレスの裾はとうに破れてボロボロなので
かろうじて転ばすに それが唯一の救い。

独り 泣きべそステップ踏み続ける。

それでも
踊り続ける。


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                                   ゆうなぎ



2005年09月01日(木) ダメダメの日

ご注意: いつにも増して今日の日記はダメダメ日記なので
読まれる方は どうか覚悟の上 お読みくださいませ。
もしも読まれて御不快な思いをされても
当方現在スイッチ切れてお詫びの気力もありませんゆえ。
御容赦の程。



体内時計も精神内時計も 
なんだか おかしいまま まだ戻っていない状態で。

新学期 はい! キモチも新たに・・
なんてスガスガしい日とは程遠い。

子供もだけどわたし自身がそうだから子供を責められない。
(一応 注意はするけど説得力ない)

朝イチでまた子供が理由つけて学校行くのウジウジしだして
すごく嫌な予感。
案の定 遅刻スレスレなんとか学校まで連れてはいけたけど
その時点でわたしはグッタリ。

またこれが始まるのかな・・とか どーんと気が重くなって。
あと やっぱり学校って存在。
そのものとそれに絡んでくる諸々への拒否反応。
これは病院に対してと同じかそれ以上に根深い。
(子供には口が裂けてもそぶりにすら出せないけど)

頭ではちゃんと・・と思っているのに感情が強烈に拒否反応をおこす。
完全にどうしても腰がひけてる。許されるなら一目散に逃げ出して
家にこもっていたい。できるはずもないけど。

帰って掃除丸く洗濯ざっとして干して 食料確保。
で 汗だくシャワーして冷房かけてソファーに倒れた。

子供帰ってくる→寝たまま「お〜か〜え〜り〜」→昼食 ご飯に
味噌汁あるから。あ 納豆もあるから良ければ→また意識なくなる
→子供 遊びに行く という。一応行き場所と帰り時間聞く→
と共にまた意識なくなる→気がつくと子供帰宅・・・→シャワーしなさい〜
→とにかく簡素なる夕食ふらふらと済ませる→再度ソファーに倒れる→
気がつくと子供ら布団敷いて寝てた(前の日 遅かったもんねぇ)


ああ・・書いてて余計落ち込んで来た。
そういえば仕事のメールもまだ書いてないよ。
PC立ち上げてすぐに日記とか書いてるよ。
これ書いて勢いつけて仕事メール書くんだって心で言い訳。

そういえば子供の明日の学校の用意のチェックもしてないよ。
家の中もグチャグチャだよ。
明日 ゴミ出しの日じゃん。

サイテー>ジブン


でもさ 全部 自分一人で背負わないといけないというのはかなり辛い。
特に元々根性とかそういうのと無縁なダメニンゲンのわたしには
余計にシンドイ。

そりゃね・・街でお父さんとお母さんと子供たちって家族連れと
すれ違えば。子供が「お父さん あのねぇ・・」って楽しそうに
話してるのみれば なんで わたしはその位置にでなくこの位置に
いるんだろう・・どこで道が逸れちゃったのかな・・って正直思うよ。

望んでたのはあっち側のはずだもの。
自ら切り開く道じゃなくて ヘタレで結構 痛いのキライ。
寄りかかって手を引かれて守られて歩いていきたかったんだから。


子供たちは支えではあるけれど責任の重さも同時に。
オマエはちゃんと親として充分にできているか と問われたら
それは片親だから とかいうことを差し引いても不充分でしかないと思う。

片親でも本当に感心するほどに尊敬するようなきちんとした
生き方できてるヒトは沢山いる。それわかってるから余計凹む。


色々あった。書けないこと 書ききれないこと。 
多分 
自分の言いたいように話していいとなったら一晩中では
足りないくらい喋り続けれるだろうな。

でも それいえばキリがなくなるだろう。
愚痴は泣き言は吐いても(書いても)
それ言い訳にはしちゃいけない気がしてる。
だってみんなそれぞれ それぞれの傷 抱えて生きてるんだから。

自分が弱いのか強いのかわからなくなる。
強くはないよな・・強いというよりもシブトクはあるし諦め悪いけど。
弱いっていうか ダメニンゲンである自覚はある。自慢じゃないが
ヘタレっぷりには自信がある(そんな自信あってどーするんだ)

たまに自分を鼓舞する為にカッコ良さげな決意書いてるけど
せめて文字にして言い聞かせないと ほら ヘタレるから。

溜息。


うまくいかないもんだよね。
夫が生きていた頃も 考えてみれば わたしは頼って手を引かれて
っていうんじゃなかった。
性分もあるんだろう。やってもらえないなら結局自分でやらなきゃ
どうしようもないんだから・・って。仕方ないって頼るのを止めて
何とかやりだす。したいわけじゃなくて そうしないとやっていけなかった。

甘えるよりも甘えられる方だった。
最期までそれでアノヒトは逝っちゃった。

うまくいかないもんだよね。

誰よりも 甘えることと手を引いて貰って守られて歩く人生に
憧れてたニンゲンが まったく正反対の人生歩いてる。
この笑っちゃうような皮肉。

今日はダメダメの日。
明日は・・・ダメの日くらいにしときたい。

少しずつでも戻さなきゃ戻らなきゃ
往かなきゃ。

どんなにもがいても足掻いても淡々と日は過ぎる。その残酷さ。

とりあえずの目標。
とにかく生きる。

とにかく仕事メール書きます。
明日の用意も しなきゃならないことも。

自分がやらなきゃ終わらない。

体内時計 しばらく戻りそうに無いけど
それでもなんとかかんとか

そう 

とにかく生きることが目標。
投げ出せない現実。

ヘタレニンゲンの唯一の矜持(きょうじ)


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