ラヴ*パスポート



葉月アキラ、自由に生きてきた。色んな恋を、した。
やっと腹を括ったその先は、長男の、嫁。
騙したり騙されたりの日々から抜け出したワタシだけれど、果たして頑張れるのか?

結婚5年目に入った2013年12月、不妊治療の末、娘を授かりました。

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2007年09月30日(日)  ©  でもワタシはきっと、また恋を、する。


其れは遥か昔に終わった恋だけれど、其の恋を失くしてから
”もう、あんな気持ちで人を好きになる事は無い”と、そう思った恋が、あった。
今でも、そう思う気持ちは変わら、ない。

其の後に、幾つか恋愛をした。
其の中には、此の人しか居ないと思った恋愛もあったし
此れが最後、だと思った人も、居た。
けれどあの時思った”もう、あんな気持ちで人を好きになる事は無い”と
そう思う気持ちは、やはり変わらない。

最後だと此の人なんだと思っても
きっとワタシはまた、其のうち恋を、する。
ワタシなりの、其れなりの一生懸命でまた人を、好きに、なる。

最後の恋だと言い切れる恋は無い、のだ。
其れが解るのはきっと、死ぬ時、だろうから。


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ワタシ
遊びでも、何でも
貴方がワタシに会おうと思ってくれるだけで、其れだけで良かったん、だ。
其れだけで、幸せだったんだんだろう、な。

大好きで大好きで、其の人を取り巻く全てを受け止めたいと思えた、人。

辛くて、苦しくて
だけど、もう涙も出、ない。

今は何も考えられないし、まだあの人でいっぱい、だ。

でも、今はこんな風だけれど
其れでもワタシはきっと、また誰かと出会い恋を、するの、だろう。




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2007年09月29日(土)  ©  またまたホストクラブ、に突入。


純に付き合って同僚エミちゃんと、純のお客さんと一緒に
純の彼氏〔お客さんには勿論秘密〕の居るホストクラブに行った。

月末だし、ナンバー〔お店の人気TOP5〕を死守したい彼氏の売り上げに協力したい純
今日、ワタシとエミちゃんが招集された裏には、上記の様なカラクリがある。
純の指名ホストは、勿論彼氏
お客さんの指名ホストは、お店の代表
ワタシには決まった指名ホストさんが居る為
空いているエミちゃんの指名を、純の彼氏にするのだ。

此れで、純の彼氏は1セットで2本の指名が取れた事になる。

午前1時半位に入店したワタシ達
お店は大繁盛の満卓。凄いね。


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はぁ・・・すっごく疲れた。
やっぱり、断れば良かったと心の其処から、思った。

でも、取り合えず純の彼氏の指名本数は
ワタシ達のテーブルだけで8本はいっている、だろう。役目は果たしたね。

そして
お客さんの使ったお金は、10万円は超えてる、と思う。
お気の毒です、はい。

てゆうか
お客さんも気の毒だけど、ワタシとエミちゃんの方が数倍気の毒だ。
時間の無駄以外の何物でも、無い。




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2007年09月28日(金)  ©  長い夜、に打たれた・・・ピリ、オド。


長い夜の半分が過ぎた、頃
ワタシと有坂さんは港近くに車を停め、話をして居た。

晃邸にてビールを1本飲んで居た有坂さん、ドライブ前に
”お前、今警察に止められたらヤバイんですけど?”と笑った。
『ワタシが運転してあげるよ。』軽く言ってみたけど
よく考えたら、そんな車、運転出来ねぇ・・・すまない。

『車を見られたのかもしれないね。』と、まだ動揺しているワタシに
”晃、ポジティブに考えな、大丈夫だよ。
 てゆうか、何を動揺してる訳?もう終わった事でしょ。”と、彼は言った。

そうなのだ終わった事、なのだ。ワタシと泰ちゃんは終わってる、のだ。

『解ってるんだけど、まだ好きなんだろうな・・・。』と言うワタシに
”何でそんな風に思えるのか理解出来ねぇ。”と彼。

案外あっさりしている有坂さん
駄目だと思ったら、気持ちの切り替えが早い。
”次の事を考えないと、時間勿体無いだろ、楽しい事なんていっぱいあるんだから。
 しかも万が一、戻ったとしても同じ事になるって解ってるでしょ?”

実に、気持ちの良い位ポジティブな彼
解ってる、戻ったとしても不信感は拭えないし、彼は変わらない。
だけど、そんな風には思え、ないんだ。馬鹿、だから。

一頻り話をして、晃邸に戻った。
すると、有坂さんは”晃、もう寝ようぜ。”と言った。
あ、泊まって行くんですか。
ちょっと驚いたけど、もぅいいや。如何でもいい。


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朝、”ライオンが居ました。”と有坂さん。
あ、ワタシの事ですね。すいません。

そして、其の侭”居心地良かったから、また来るわ。”と帰って行った。

長い夜の、終わり。

そしてお昼前、ワタシは、泰ちゃんに折り返しの電話を入れた。
出なかったから、数時間後にまた掛けたんだけど、折り返しの電話も鳴らなかった。

あー、こんな状態になって居ても、電話をすれば出てくれて
出れなかったら、必ず折り返して来てくれていた、泰ちゃんだったのに
もう・・・其れすらして貰えない。
ピリオドが、目に見えた気が、した。

だから夕方、泰ちゃんから電話が鳴った時は・・・ビックリ、した。
確実に以前とは違うけれど、其れでも連絡してくれただけでも、有り難い。


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やっぱり、そうだったんだなぁ・・・。
大失態。

『みんなが来てたんだよね。』ワタシは嘘を、吐いた。ごめんなさい。
本当の事は如何しても言いたく、無かった、から。

『いいよ、隠さなくても。』
『隠して無いし。』
『まぁ、そう言う事。今忙しいから、また連絡するわ。』

きっと・・・もう、掛かっては来ない、だろう。
あー、ワタシの恋は確実に終わったんだな、と悟った。

如何考えても女の子が乗る車では無い、もの。
男の人が、夜中に部屋に居た
そう考えるのが普通で、そんな時間に一緒に居たら特別な関係だと思う、だろう。

実際は違って、いても。
信じて貰うのは困難だ。

でも、きっと泰ちゃんは、大して気にして居ないと、思う。
只、都合のいい女が1人、居なくなった、だけ。

責めてくれたなら、どんなに嬉しかった、だろう・・・・。




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2007年09月27日(木)  ©  偶然、は重なる。


此間チラッと書いた、有坂さんが帰国したので、久し振りに会った
会社に居た時から可愛がってくれて居て、お兄さんの様に慕っている人。

仕事が終わった午前1時半連絡を取り合い、落ち合った。
そして、やさぐれて居るワタシは、珍しく晃邸に他人を入れた。
彼氏じゃない人を家に上げるのは極めて異例。ホントやさぐれてるんだろうな、ワタシ。
自分で思った。

近況報告をグズグズ話していたら、大笑いされた。
”晃、面白い毎日を過ごしてるな。”
こちとら日々、真剣に悩んでるのですが?
彼にとっては、其れは”若い証”だそうで、羨ましくもあるのだそうだ。

普通の人には話せない処まで話せるのは、有坂さんの人柄故、だろうか
ワタシは、ためらい無く自分の恥、とも汚点、ともなる事を話した。
”そう言う楽しい話なんて、もう今は無いからなぁ。”
しみじみ言う彼、ですから此方は至って真剣に悩んでいるの、です。えぇ。
”もうそんな奴は忘れなさい”と
”晃の悪い処は、自分を責める事と、男に尽くし過ぎる事だよ。
 自分を1番大切にしなさい、自分にも非があったと思うのは良い事だけれど
 晃は自虐的なんだよ、其処まで思う必要は無い。”

説教の様に説かれた。


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いつもは停まって無い、晃邸の予備駐車場に停まっているランクル
見られている筈は無い、そんな筈は無いと解っていても動揺は隠せない。

有坂さんは、”俺巻き込まれたくねぇええ。”と笑って言った。
そして動揺するワタシの頭を撫でて、くれた。

其れは、其の後15分後に再度あったのだけれど
ワタシは、勿論動け、無かった。

只、言えたのは
『家に居たくない、ドライブに連れてって。』
有坂さんは
『いいよ、行こう。』

ワタシ達は、普段はある筈の無いランクルに乗りこん、だ。
長い夜の、半分が過ぎた処、だった。




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2007年09月25日(火)  ©  機械の様に相槌を打つ、毎日。


私信*ルリさんへ
   メールを送らせて頂きましたが、返って来て仕舞います。
   再度ご連絡頂けると有り難いです。


今日もお客さんに言われて仕舞った。
『晃はホント暢気だなぁ、悩み事なんて無いだろ。』

お客さんから見たワタシって
”暢気で天真爛漫で、ちょっと頭が悪くて、天然、でマイペース”
否定したって誰も信じない、確固たる位置で確立されているワタシのキャラ。

まぁ、全部を全部否定はしないよ。
確かに暢気な処はあるし、頭は良く無い、マイペースなのも事実。
でも悩みくらいある、よ。

最近のワタシと言えば
放っておけば、いつまでも惚気る純と居る事が少々苦痛、で
休みの日に入った”大丈夫か?”のメールにも返信出来ずに居た。
店に入っても、時間があれば彼氏の話、の彼女に
ワタシは只管『そっか、いいんじゃね?』と返していた気が、する。

以前は、同僚ホステスエミちゃんに
『晃ちゃんが元気無い事って珍しい、見た事無い。』と言われてたのに
最近のワタシときたら、元気が無いと言うよりは覇気が無いと言うか
上の空で、前の様に笑う事が少ない気が、する。


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エミちゃんが其処まで考えてたか、なんて解ら、ない
でも、救われたのは事実。
ホステスが、女が、3人以上集まれば、揉め事が起きるのなんて当たり前。
だけど、確かに色々揉め事の種らしきものが全く無い、と言えば嘘になるけれど
其れでも、ワタシ達は上手く回っている。

優しい同僚に、ワタシは恵まれた。
ほら、今日も彼女の優しさのお陰で1日頑張れた様なもの、だもの。
多謝。




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2007年09月24日(月)  ©  ほら・・・まだ笑えて、る、でしょ?


昨日泰ちゃんは、やっぱり来ませんでした。
寝て仕舞った、のか、もしくはワタシが『どっちでもいいわ。』と言ったからなのか、は不明。

会わないほうがいい?と聞いた、彼。
ワタシは貴方に聞きたい、です。

『ワタシはもぅ、貴方を好きで居る事を止めた方がいいのでしょう、か?』と。

愚問なのは、解ってる。
そんなの勝手にしろ、と、そう言われるだろう。そりゃそうだ。
気持ちなんて、相手に決めて貰うものじゃ、ない
でもさ、貴方が『うん、そうして。』と言ってくれたら、諦められると思う、の。

そんな気持ちを抱えながら、友人モモちゃんと出掛けたカラオケ
モモちゃんは、泰ちゃんに会った事がある。
色んな諸事情込みで、今のワタシ達の現状を知る、数少ない友人で
正直、今のワタシは純と居るより、彼女と居る方が安らぐ。

そんな中、ワタシは1本のメールを送信した。
”また寝て仕舞ってたの?”
即座に”はい・・・”と帰って来たメール
そっか、寝てただけか。何処か一安心した馬鹿、なワタシ。

日曜日、家の用事で1日中動いてた事を聞いていたので
”了解っ、まぁ1日頑張ったから
 疲れてたんだね。お疲れ様ぁ。”とだけ送っておいた。
すると、少しして電話が鳴ったけど
他愛の無い会話を少しして、其れは終わった。

パシャリ、久し振りに2人で行ったカラオケ屋さんでは、歌半分、会話半分。

*画像は消しました。

大丈夫、まだ大丈夫。強張ってるけど、笑えてるからワタシはまだ、大丈夫、だ。
気を使わなくて良い10年来の友人と過ごす時間は
精神的に弱っているワタシに、久し振りの安らぎをもたらした。

・・・・・出る会話の6割は、ワタシと泰ちゃんの話題だったけれど。

彼女は心配してくれていたのだろう。
彼との事をメールで聞かれた際に、”終わったよ。”と答えていたから。
もっと、もっと憔悴していると思って居た、らしい。
いや、憔悴してるよ。
気分はもう数週間も前から、此れ以上落ちる事は無い位、落ちている。
割と限界なんだよ。

ただ、さ。
こんな中途半端じゃ如何していいのか解らない、だけ。


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ワタシの気持ち、と
ワタシの気持ちを汲んだ彼女、の意見。
自分の弱さ、と彼女の優しさに甘えて
ワタシはまた今日も、結論を延ばして仕舞った。

答えを見つける事、其れは傷つく事であっても、前進には変わりないのに
ワタシは前に進む事を、只管に恐れて、居る。




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2007年09月23日(日)  ©  痕 跡 。


ワタシの部屋に残っている彼、の痕跡は極めて少ない。

彼専用のスリッパ
セブンスター
バガボンド26巻
彼しか飲まないビール、につまみ
そして
結局袖を通す事は無かった洋服

痕跡と言うか残骸、は少ないほどいいのだけれど
此れだけしか残らないほど短い期間だったのかと思うと少し、切ない。

恋人としてはきっと終わっている、のだろうけれど
此間の電話等、まだ辛うじてワタシ達は繋がっては、居る。

しかし、其の関係は?と言われれば、答えに困る
”寂しがりや、な男と都合の良い、女”と言えばピッタリくるのだろうか。

此間電話が掛かって来て会う事になって、でも結局寝てて
次の日、着信があったけれど応対する事は無かった、ワタシ。


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『あぁ、うん。』とだけ言ったワタシに
『会わない方がいい?』と彼。
『どっちでもいいわ。』此れは、本音。
だって意味が見出せない、の。

会いたいのは、ワタシ。
けれど、其処に意味は見出せない。
貴方は、何を思ってそんな事を言うの、だろう。

微妙な関係に陥っても日曜日に鳴る、ワタシの携帯。
会う、会わないは別として
まだワタシの存在が彼の中に在ると言う、証拠。

何番目、とかは考えない事にして居る。




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2007年09月22日(土)  ©  そんな事をしても、気分は晴れないのだ、けれど。


コツコツ貯金していたのだけれど
何だか全部が無意味に思えて仕舞って、散財して仕舞っている今日この頃。

嫌な思いをしながら働くのも
そんな嫌な思いをして貰ったお金を貯めるのも
何だか全てが馬鹿らしくなったなーなんて思っていたら
今日もブーツを2足買って仕舞ってました。あぁ。


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ワタシ何やってるんだ、ろう・・・。




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2007年09月21日(金)  ©  言いたい事、はあります、か?


結局昨日の電話は何だったのか
彼は、何をしたかったの、だろう。

でもね、酔っ払って夜中に電話をして来た事は、覚えて居るのだと、思う。


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だから、音楽を奏でる其れ、に
”うん、解ってるから。気にしなくていいよ。”と、心の中で言った。




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2007年09月20日(木)  ©  他人から見れば、身勝手、でも彼にとっては都合の良い、女。


ホステスを始める前にワタシは、とある企業に派遣で入っていた。
そして其の時同じチームに所属していて、仲良くしていた社員さんが居た。
唯一アドレスと電話番号を交換していて、会社を辞めた後も途切れない程度に連絡があった。
ヒナと別れた時も、其の人有坂さんは、人伝にワタシが彼氏と別れた事を聞いて連絡をくれた。

ふとした時に、ワタシの存在を忘れないで、頭の片隅に置いてくれている彼にワタシは、甘えたくなった。

”あぁりぃさぁかぁさぁあぁん
 捨てられたぁー、遊びに連れてって。”

短く送ったメールに有坂さんは、素早く返信をくれた。

”愛してますっ。
 って〜か、今日仕事帰りに電話していいか?”

残念ながら、彼の其の日の終業時刻では
ワタシはお仕事、真っ最中なので、連絡を取り合う事は出来ない。

”休みはいつや?”とか”デートしよう。”等の
短いメールのやり取りが、2日に渡り小さく続いた。

本当なら、直ぐに会う段取りがつく筈だったけれど
彼は明後日から数日、海外に行くので、帰国後に遊びに行く事に、なった。

誰かに甘えなければ、立って居られない
今の状況に1人では耐えられ、ない。
ワタシは、いつからこんなに弱く、脆くなって居たのだろう。

甘えさせてくれる人なら、ホステスをしている以上、其れなりに居る
しかし其れは”ホステスの晃”と出会い、少なからず好意を持ってくれている人達。
でも今のワタシが求めるのは、1人の女の子”葉月晃”として接してくれる人
普通の女子として、ワタシを見てくれる人、だった。

そして、仕事がいつもより早く終わった今日、帰り道に純とラーメン屋さんに寄った。


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彼から圭ちゃん、圭ちゃんから純、そして純からワタシへ
全ての内容が行き渡っていると、彼も解っている、筈。

なのに、如何して?
ワタシの様子を知りたかった?何処まで知っているのか探りたかった、の?

午前1時半の出来事、此の時間に携帯がなるのは彼が酔っている、証拠。
暫く、震えが止まらなかった。

1人になって、電話をした
数回、行き違いになって、やっと繋がった着信。

彼の声はやっぱり酔っていて、やっぱり話している事がよく、解らなかった。


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そう聞いたら『頑張ってみる。』と言った。
結局寝ちゃってたんだけれど、ね。

意味が判らない
酔っている時に鳴る、携帯。
セックスをする訳でも無いのに会おうとする、理由。

会っても、朝7時前には起きなくちゃいけないから、来てもすぐ寝るのに。

只の、きまぐれ
たまたまワタシに向いた、気分。

理由を付けようと思えば、何だって出来るけれど。
でもこんな状況、なのに?
ワタシは圭ちゃん経由で貴方の真意を知っている、のに?

あの人は、明日になっても覚えているだろうか?
ワタシに電話して来た事、を。

あの人の中でのワタシは、今も変わらず”都合の良い女”なのだろう。
酔って寂しくなったり、甘えたくなった時に一緒に居られる
そんな
都合の良い、女。




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2007年09月19日(水)  ©  罰。


ちょっと前から、メールのお返事が滞ってます
ごめんなさい少し時間、下さい。

ワタシ達って別れてるんだろうなぁ
いつの時点から別れてるんだろ。

信じたくない気持ち、と目の前の現実が交差して、居る。

罰なんだと、思う。
今までしてきた事のツケなのだろう、とも。


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其の現実に。
だから、逃げてる。目を逸らして、居る。

だって今でもこんなに好き、なんだもの。





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2007年09月18日(火)  ©  真 相 。


夕方、泰ちゃんから着信が、あった。
昨日はちゃんと帰れたのか?と。
其の気遣いが嬉しかった、其の時までは。
でも、仕事の始まる直前、ワタシは悪夢の様な宣告をされ、た。
解っていた事、うん、解っていた事だと、自分に言い聞かせた。

今日は店が終わってもお店同士の付き合いで出掛けなくちゃいけなかった。
やりきれないワタシは、昨日も飲めもしないお酒を飲んで
今日も懲りずに飲んで、みた。全部全部夢ならいいのに、と思いながら。

純は『自分が幸せであんたが不幸なら、あたしが不幸であんたが幸せな方がいい。』
とだけ、言った。
付き合いで行ったBARで一酔いして、純の彼氏の居るホストクラブに行った。

ワタシだって、自分だけが幸せならば、自分が不幸でも純が笑ってる方が、いいもの。
彼氏の居る店に行って、あんたが喜ぶなら、嬉しいならそうする、よ。

でも、今日のワタシは辛くて、何かを捨てたくて如何しようも無かった。
仲良さそうにしている純と彼を見ていると、嬉しいけれど泣きたくなる。
見せたくない涙が、零れる。

純の彼氏も良い人で、2人は何も言わないで手を握ってくれた。
ありがとう、ね。
2人の優しさが、辛い。


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此れが現実
此れが、真実。

お金使って、友達と其の彼の仲の良い処を見て
ワタシは何をしてるんだろう。


ワタシ、貴方の口から聞きたかった。
人伝に聞きたくなかったよ。

圭ちゃんが言ったのだから確かな情報なのだと、思う。

でも、ワタシは貴方を信じたかった。
信じていた、かった。

ワタシの目に映る貴方を、信じたかった。
馬鹿だね、今だって何処かでそう思って、る。




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2007年09月17日(月)  ©  会えないままのさよならじゃなくて、良かった。


寝て仕舞って、ワタシに電話をした事すら忘れてるだろう
と思っていたら、15分後に電話が鳴った。

『今、コンビニ。お茶要るか?』

泰ちゃんは、泊まりにやって来る時、いつも中間地点のコンビニで
ワタシが好んで飲むお茶を買って来てくれてた。
勿論、記憶が風化する程、時間は経って居ないけれど
今でも其れを忘れる事無く居てくれている事が、凄く凄く嬉し、かった。

久し振り・・・3週間弱振りに会う泰ちゃんは、髪を切っていて
でも、相変わらずの彼、だった。

『晃ぁ、晃ぁー。』
少し酔っ払いの泰ちゃんは、何度も何度もワタシの名前を呼んだ。
『何?如何したの?』と問うと
『ごめんな、▲□*‘@。ごめん。』そう、謝った。
何を・・・謝る事があるの、だろう。色んな意味で悪いのはワタシ、なのに。

『如何して泰ちゃんが謝るの?悪いのはワタシ、だよ?』
『いや、俺▲□‘:@・・・。』

上手く、聞き取れない。

何を、謝られたの、だろう。
”ごめんな、やっぱりもう一緒には頑張れない。”とか”別れたい”とか?
聞き取れないだけに、不安が募る。

でも泊まって行くと言う事は、別れる訳では、無い?
解らない。
聞き取れるまで聞き返せば良かったのかもしれない
だけど、酔っ払いは何回も同じ事は、話せない。はぁ・・・。

久し振りにワタシの顔を見た彼は『お前、顔変わったな。』と言った。

晃 『変わってませんけど?』
泰 『いや、変わった。』
晃 『痩せたからちゃう?』
泰 『そうじゃない、キツクなった。』
晃 『こんな短期間で変わらないだろ。』
泰 『眉毛がキツクなった。』

あ、其れは、正解。
極力自眉をいかしてたワタシだけど、眉尻を落としたんだよね。
よく気付いたね。ビックリ。


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今までと変わらない様に見えるけれど
着実に色んな変化があって、其れは状況、其れは気持ちに。
なのに如何して?

今朝、仕事の為、帰宅した彼。
いつもは玄関前で抱き締めて、くれた。キスを、した。
好きだよ、って、言ってくれていた。
でも、今は違う。

何なんだろう、好きじゃ無いなら別れればいい
来たのなら、別れ話をすればいい。

別れ話もしないけど、好きだとも言わない。
聞きたくても聞く事なんて出来、ない。

会えた事は嬉しくて、久々に幸せな気持ちになったけれど、寂しさや切なさが拭えない。
はっきりしない、状況は何も変わっていない。
また、別れる日が先延ばしになった、だけ。

夜の8時、純に電話で呼び出された
一緒に食事を取って、やるせない気持ちのワタシ達は
好きでも無いお酒を、只管飲んで居た。

ワタシはアルコールアレルギーなのだけれど
お構い無しに飲んで、グダグダになってみた。
こんなに酔っ払う程、お酒を口にしたのは何年振りだろう。

午前0時前、酔っ払いついでに泰ちゃんに
”たぁいぃちゃぁぁー”とだけ打ったメールを送信した。

すると、程なくして携帯が鳴った。


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彼は、今まで彼の祖母が病院に運ばれたので、其の付き添いをして居て
帰宅したのは、つい先程だったらしい。
そんな状況の中、ワタシのくだらない他愛の無いメールに
着信と言う形でリアクションをくれた、彼。
気遣いをくれた、彼。

純は『優しいなぁー、別れたい訳じゃ無いんじゃないの?』
『色々あったけど、別れたかったらメール無視するでしょ。』と言った。

そう思いたい。そう思いたいけど。状況はそうでは、無い。
彼は、優しいの。いつだって優しい、の。
着信があれば、折り返しキチンと掛け直す律儀、な人。
女癖が悪い事を除けば、とっても良い人、なの。

こんな事があっても、ワタシに優しくしてくれる、彼
いっそ冷たくされたら楽なのかもしれない、けれど。

別れたく、ない。別れたくないよ。
だって、大好きなんだもの。
だけど、其れを決めるのは彼、なんだよ。

泰ちゃんから電話が掛かって来た時、純はワタシの空いている方の手を、ずっと握っていた。
彼女が言うには会話している最中、ワタシの腕は凄く凄く震えていた、らしい。

あー・・・ワタシきっと・・・言葉に出来ない気持ちでいっぱいだったんだ。




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2007年09月16日(日)  ©  その気が無いなら、突き放し、て。


お昼からモモちゃんと出掛けていた
此の最悪な連休を、少しでも紛らわせたかったから。

食事を取って、買い物をして、お茶をする普通の休日
話題は、モモちゃんと旦那さんの事、泰ちゃんとワタシの状況。
沢山話しを、した。

知らない土地、地元でも何でも無い、のに
ワタシは・・・後何回、後どの位
アルファードを見て、ドキドキすればいいのだろう。
何回見たら、ナンバーを確認しなくなるのだろう。

地元に帰れば、近くで、こんなに近くで、貴方は生きてて
会いたいと思えば、簡単に会える距離に貴方は、居る。

だけど、凄く凄く遠い其の、距離。
家が近いのは残酷、だ。とても。

早起きだったし、起きてると余計な事ばかり考えて仕舞うから
寝て仕舞おうと思った、午後11時。

ワタシの携帯から”Lifetime Respect -女偏”が聞こえた。


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でも其の着信は、すぐに他の人からの着信によって切断された。
再度電話が鳴ったのは、午前0時前
彼の声や、話し方から察すると、酔ってる。

他愛ない話を少しして、あの人は言った。
『まぁ、今から行くから鍵、開けといて。』

酔っ払ってるから、そんな言葉が出るの?
貴方の気まぐれで、ワタシは凄く取り乱す。

酔っ払ってる自覚があるのだろう。
『でも、此の侭寝ちゃったらごめんな。』と、付け加えた。


正解、だね。
きっと、貴方は電話を切った後、寝て仕舞ってる。
そして明日には、ワタシに電話をした事すら忘れてる、筈だから。




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2007年09月15日(土)  ©  暫定彼氏と、愛情満載の元彼とヤクザ屋さんとの狭間で。


今日は本当なら記念日の筈、だった。

お昼過ぎに泰ちゃんに連絡したら、普通に出た。
掛けては来ないけど、掛けたらちゃんと出るんだよね。何なんだろ。

少し近況を話して『泰ちゃん?今日15日だよ。』って言ったら
あの人は『15日・・・15日だな・・えっと、俺15日に何かするとか言ってたっけ?』
と言いました。覚えて無いのかよ。

だから
『普通に付き合ってたら1ヶ月の記念日になる筈だったんですよ。』
と、教えてあげた。

すると『え?15日だっけ?もっと早くなかった?11日とか12日辺りじゃなかったか?』
ですって。

そうね、本当は其れ位でも間違いは無いけど、15日にしようって言ったのは、貴方だったりするの、です。

『泰ちゃんが15日でって言ったのよ。』
『晃が言ったんだろ。』

どっちでもいいけどね、いずれにしろ覚えて無かった訳、だし。


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『いや、いいよ。普通に過ごして。』
そう答える事しか出来なかった。

夜、大がお店に遊びに来てくれて、少し、癒された。
ワタシと別れて、休日を自分の為に使う様になった彼は
現在、スロットで着々と勝ち続けて居る、らしい。

冗談で『何買って貰おうかな?』と笑ったら
『薄くて大きいテレビでしょ?』と、言われた。いや・・・コーチのバッグでいいよ。〔コラ〕

『えっ?まじでっ?』と驚くワタシに大は
『其のつもりですけど?晃は録画する機械も無いだろうからHD付きの液晶テレビって考えてる。』
と、サラリと言った。

貴方、何ていい人なんですか!
てゆうか、そんな高いもの貰っちゃダメ・・・だろ、ワタシ。

でもね、あぁ・・・やっぱりね、結婚するなら貴方の様な人なんだよなぁ・・・って、思った。

きっと貴方は、貴方だけはワタシを裏切らないと思う、確実に。
ワタシの願いを叶える為なら、何だってしてくれると、思う。

でもさ、好きが足りない、の。上手く行かないね。


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いや・・・そんな2重生活、ワタシには出来ないし
上手くやり切れる自信も、無い。

てゆうか、尤も重要なのは
ヤクザの女になったら、別れる時、面倒臭そう。

住む所を与えられて、月幾らかの生活費を与えられて、その代わりに奪われるのは、きっと自由。
だって、束縛しないけど監視はすると、思うもの。其の兆候有る、もの。

そして付き合ったら最期、あの人簡単には別れてくれない気が、する。

そんなリスキーな生活、したくねぇえええ。


俺様、如何してこんな生活してるんだろう。





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2007年09月14日(金)  ©  あー・・・やっぱりワタシがダメな子、なんだ。


もう9月の半ばなんだねー、早いねー。
時が早いのは、毎日が充実しているか年を取った、かのどちらからしいですよ。
ワタシは間違い無く後者、です。はぁー。

人生設計では、今頃は子沢山の筈なんだけどな
今までワタシが結婚して無いのは、如何やらワタシの性格の所為らしいけど
ホントの処は男を見る目が無いのだと思うんだ、よね。
いや性格も勿論、存分に歪んでるんだけどさ。

今日はね、朝の8時に起きて映画を観に行って
お昼過ぎに帰宅後、夕方から同伴だったのね同一人物と
普通に良い人、なんだよね。普通の人じゃ無いだけで。
HEROを観たんだけど、面白かったよ。感動も、した。

朝から起きてたと言っても、睡眠時間は4時間弱あったのです
でも、結構しんどかったんだ。


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とっても、とっても申し訳ない気持ちになったよ。
仕事内容も全く違うのに、彼の方が大変なのに無理させてたな、って。
ワタシは、同じ時間に寝て起きて、また寝てた訳、だから。

何で、もっと有難うって言ってあげられなかったのだろう
如何して、もっと労わってあげられなかったのだろう。

文句1つ言わなかった、あの人
其れは、ワタシへの愛情だったんだろうな。

今は全く無くなって仕舞ったけど、あの頃確かにワタシは愛されてたんだろうな・・・。





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2007年09月13日(木)  ©  神様なんて、居ない。


此処数日、毎日の様に、純の惚気とも言える悩み事に付き合って居る。
彼女の言ってる事も解らなくないが、本当に泣きたいのはワタシ、である。

純も其れは解っているけれど、言わずには居られないのだろう。
でも、彼女がそんな様子だからこそ、ワタシは気丈に居られる、のだ。

泣き言を言いたくても、グズグズ取り留めの無い気持ちを吐きたくても
彼女がそんな様子だから、ワタシは強く居なくてはいけない。

有る意味、有り難いけれど。


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色んな事を諦めては居るのだけれど
ワタシは毎日馬鹿みたいに、泰ちゃんの事ばっかり考えて、る。





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2007年09月12日(水)  ©  ホストに少し癒されてみる。


純の彼氏の勤めるホストクラブに、付き添いで行って来た。
ホストクラブなんて嫌い、そう思うワタシが唯一、ほんの少し楽しめるクラブ。

少しだけ、現実の嫌な事を忘れて癒された
きっとワタシの仕事もこう言う事、なのだろう。

だけど、其れは束の間の夢、なのだ
現実であって、現実では無い場所。


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ワタシが色恋関係なく、行く理由。
〔まぁ、無理矢理連れて行かれてるんだけど。〕
其れは、其処に居る間は現実を忘れられる、から。

”ホストクラブは夜の、最後の砦”

上手い事言ったものだ。
だってホント其の通り、だもの。

でも、身銭切ってまで行かないけどね。
癒された、なんて言っておきながらも冷静に思う、ワタシ。





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2007年09月11日(火)  ©  そんな日はきっと来ない、けれど。


不安で、不安で押し潰されそう、だった
別れたいなら、別れたいと、早く言って欲しかった
そして、声を聞きたくて聞きたくて仕方、なかった。

ワタシは、泰ちゃんに電話をした。

普通に電話に出た彼
仕事の状況を、他愛なく話す彼
不自然さを感じずには居られなかった。

ワタシ、ワタシ、は
楽になりたくて仕方なかった。
いつ別れるって言われるのかを待ってる毎日なんて嫌だった。
別れるのは辛いし悲しくて、きっとやり切れないけれど、其れでも今よりは楽になれる気が、した。

『ねぇ・・・如何して別れるって言わないの?』

ワタシは、ずっと思って居た事を口にした
もう、黙って待っているのは限界だった、から。

『は?』と言った彼に、ワタシは続けた。
『面倒でしょう?もう嫌、でしょ?』

泰ちゃんには、1つワタシの吐いた言葉で許せない言葉があって
其れに酷く傷つけられた、とそう、言った。

お前は、此れを言ったら相手が如何思うか、傷つくとか考えないのか?
少し考えれば解る事だろ?お前もいい大人なんだから、人の気持ちを考えろ。
思いやりが足りないと思わないか?

彼は穏やかに、そうワタシを叱った。

ワタシにはワタシなりに状況を踏まえて言った、冗談の様な言葉、だった。
でも、其れは彼にとっては笑え無い事で、酷く彼を傷つけた。

今思えば、其の言葉を吐いたワタシが悪い
何を、如何弁解したってワタシが、悪い。

其の言葉を吐く前に、ワタシ達の間で原点とも言える重大な出来事があった
彼がワタシに引いて居るのは、其の出来事の所為。
内容は、落ち着いたら書こうと、思う。書く元気があれば、の話だけれど。

彼は言うのだ、最初の其の出来事はもう起きて仕舞った事だから仕方無い
其れを責めるつもりも、無い。
でも、そんな事よりも其の言葉を吐いたお前を如何かと思う、のだと。

”別れる”とは言わない彼
でも今でもワタシを好きだとも言わない、彼。

でも、お前がもう連絡を取りたくないなら、携帯から俺の番号を消せばいい
まぁ、一言言って欲しいけど。
そう言う、彼。

もう連絡をしないとか、会わないとかそう言う訳じゃ無い
少し距離を置いてお互い落ち着いた方がいい。
そう言う、彼。

其れ程にワタシを許せないのだろう
ワタシの人間性に疑問を抱いている、と言った方が正しいのかもしれない。


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悔やむけれど、ワタシが悪い
謝って済む事では、無いのだから。

きっと、電話越しでワタシが泣いている事に気付いてるのだろう
時々冗談を言いながら、彼は今の気持ちを話してくれた。

ワタシが彼を信じて居なかったから、だから、口をついて出た言葉。
好きだから出た、言葉。
だけど、彼にとっては好きだったら出ない、言葉。

彼は言った。
『勘違いして欲しくないのは、嫌いになったとかじゃ無いから。』

解らない
”嫌いじゃない”と”好き”には大きな違いがあるんだよ。
嫌いじゃ無いけど、好きでも無いと言う事なの?
だったら別れればいい。なのに、別れるとは言わない、のね。


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そう言った泰ちゃん。

彼はずっと、ワタシがホステスなのも、気に入らなかったんだ。
口には出さなかったけれど、きっと嫌だったんだ。
でも貴方はホステスの晃、と出会って恋をしたのよ。
ワタシがホステスをして居なかったら、貴方とは出会えなかった、のよ。

でもね
”もし”前みたいに貴方の隣で笑って過ごせる様になったら
ワタシ、辞めてもいい。
”もし”貴方の隣に居ていいのならワタシ、仕事を辞めて普通の女の子になりたいよ。


結局、今日の彼の話を纏めると今すぐ別れると言う事では無いのだろう
出来事に決着がついて、ワタシ達の気持ちが落ち着いたら
また改めて話をする、のだろう。



彼は最後に

『目ぇ腫らしたまま仕事に行くなよ。』そう、笑った。





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2007年09月10日(月)  ©  最高に厄介な女、其れはワタシ、だ。


最近、昔の彼氏の事を話題にされる事が多い。
ウラ日記に書いて居るSさんと再会してから、だ。
そして、中学を卒業してから会って無かった幼馴染み達も
高校時代のワタシが、其の人と付き合って居た事を知っている。
ワタシは皆から”高校の時□□の彼女だった晃ちゃん”と認識されて居る。
会った事無いと思っている人までもが、其の頃のワタシを知っている。

何なんだ?
此れだから地元は嫌、なのだ。

確かに高校時代から5年半の間、ワタシは其の人と付き合って居た
そして其の人と別れて、前日記”プライバシー”に綴っていたコウさんと一緒に、地元を離れた。
コウは、地元の人間では無いし、ワタシは其の彼と別れてから地元の人とは付き合って、居ない。
6年振りに帰って来た地元で
泰ちゃんが、高校を卒業して初めて付き合った地元の人だ。

泰ちゃんと、其の昔の彼が同い年である以上、名前くらいは知っているかも知れない
其れは、薄々思って居た。
だって、知り合いじゃ無い人までワタシと昔の彼を知っている位、なのだから。

でもさ、其れが何だって言うのだろう。昔話じゃないか。
別れて6年以上経ったのに、如何してワタシは未だに”□□の彼女だった晃”なのだろう。

面倒くさっ!

泰ちゃんは、誰から其れを聞いたのだろう。
飲みに出た時に、偶然居合わせたSさんに聞いた、のか
はたまた幼馴染みに聞いた、のか・・・・

Sさん経由で聞いたのなら、とっても面倒臭い。
ウラ日記に書いている様に、Sさんは高校時代のワタシを密かに気に入ってくれていて
再会した今、其のお熱は最高潮にヒートアップ
公衆の面前でお前を一生大切にする、真剣に好きだ等と抜かしている、から。


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泰ちゃんが引くのも、そりゃ当然、関わったら面倒だよ。
別れたいに決まってる。ワタシなら関わりたくない、もの。

『お前が他に男を作ったらそいつ、孫の代までいわしてやる。』
と、本日サラリと言ってのけたSさん。

えっと・・・・
ワタシは、まだ貴方の女じゃ無いし
てゆうか、お前は本当にやりそうで恐いんだよ!



泰ちゃんが別れたいと思ってるだろう、って解ってる
面倒臭いって思う気持ちも凄く凄く、解る。
別れる、っていつ言われてもおかしくない状況って事も十分に解って、る。

でもね、ワタシ貴方が大好き、なの。
出来る事なら
仕方無いって解っては居るんだけど、其れでも別れたくないって、思ってるの。

ワタシは、馬鹿だから
今でも、貴方の子供の母親になりたいって、思って、居るの。

きっと、叶わないけれど
会えなくてもいいから、引いててもいいから
もう少しだけ、ワタシを貴方の彼女で居させて下、さい。





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2007年09月09日(日)  ©  解っている事、解らない、事。


日曜日、お休みである。
泰ちゃんとの事で精神的にグズグズだったが、純のテンションも下がってたので
放っておく事も出来ず、純の彼氏の勤めるホストクラブに付き合った。
帰ったのは明け方・・・其れでもワタシだけ先に帰ったのだけれど。
そして昼過ぎまで寝てた、ら電話が鳴った。

泰ちゃんから。

予想外、だった
別れ話なら、夜だと思っていたから。

『お前、生きてんのか?』

ぎこちなさは残るものの、普通の泰ちゃん
圭ちゃん情報では、ワタシにキレて居る、筈なのに。

『まぁ、ギリギリだね。』そう答えた。

今日は運動会なんだよ、から始まった世間話の中で聞き慣れない名前が出た。

泰 『●●だろ?』
晃 『誰?其れ。』
泰 『は?●●知らねぇの?』
晃 『知らないよ。』
泰 『お前付き合ってたんじゃないの?▲▲中学の●●』
晃 『あー□□?』
泰 『そうそう、□□だ。』

其れは、ワタシが高校の時から5年半付き合ってた人の名前。
何で泰ちゃんがワタシ達が付き合ってた事を知っているのだろう。

同級生繋がりで誰かに聞いたのか?
侮れない、同い年男子の情報網。

泰 『お前、やってくれるなー。』
晃 『何でそんな事知ってるの?誰に聞いたの?』
泰 『ドン引きですよ。』
晃 『最近、ドン引きされる出来事が多過ぎて何とも言えないわ。』

てゆうか、そんな昔の話出されても。汗。
そして引かれてもっ・・・。汗。
ワタシは、其れを言われて何てコメントしたらいいんですかっ。

昔の彼氏の事なんて如何でもいいだろう。
だって、貴方が引いてるのは、本当はそんな事じゃない、でしょう?
もっともっと、引く出来事があるじゃない。
別れ話が切り出せないの?でも、此の侭中途半端は嫌、だよ。

晃 『泰ちゃん?』
泰 『ん?』
晃 『何か言いたい事、あるんじゃないの?』
泰 『ない。』
晃 『あるでしょう?言いたい事あるならちゃんと、言って。』
泰 『ないっ。』
晃 『あーそう・・。』


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『此の状況でワタシから連絡出来ないよ。出来ない・・・。』

そして、電話は切れた。
まだ、別れ話はされていない、ワタシ。

解っている事
其れは、貴方がワタシに対して凄く、凄く引いて居る、事。
でも、其れは引かれても仕方無い、とワタシにも解る程の出来事があった、事。


解らない事
こんな状況なのに、別れると言わない貴方の真意。
そして其の決定的な出来事があってから、また連絡をしてくる様になった貴方の心理。
只、真実を知りたいから連絡してくるのか、何なのか・・・。


どちらにしても、今日普通に話せた事は、奇跡。


そして今、夜の11時半・・・彼からの連絡は、無い。
今日はもう、別れ話をするつもりは無いって事、なのだろう。






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2007年09月08日(土)  ©  酔っ払ってる時に電話を掛ける相手は誰、ですか?


電話を掛けなおさなかったワタシ
きっと泰ちゃんは、そんな態度のワタシに少なからず腹を立てているだろう
今日は電話が鳴らなかった。

泰ちゃんは、今の状況をワタシの所為だと思っているらしい。
ワタシはワタシで、泰ちゃんの所為だと思っていたけれど自信は、無い。

でももし、泰ちゃん→圭ちゃん→ママ→ワタシ経由で聞いた話が本当なら
現実、ならば悪いのはワタシで、謝るより他無い。
尤も、謝って許される様な話では無いのだけれども。

圭ちゃんは『どっちが悪いにしても、もうダメだろうな。』と言っていたらしい。
そりゃそうだ、当事者のワタシですら、そう思ってるもの
きっと別れる、そう思ってる、もの。

でも、第三者からそんな事を言われたのに動揺しなかった。
其れは晃脳が、別れる事になるだろうと言う事を理解しているし、認めていると言う事の裏付け。

ワタシは、原因がどちらにあっても別れたくなかったよ。
でも、此処までこじれたら修復不可能。

お休みの明日が、きっとワタシ達の最後の話し合いになる、だろう。


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”酔っ払ってる時に電話を掛ける相手は誰、ですか?”

純は、好きな男の声が聞きたくなる、と言う
付き合ってる男、では無くて、好きな男、の声。

何も無い時なら、そうかもしれないと喜ぶ処、だった
でも、今は違う。

恐い、の
今、携帯が繋がったら何を話せばいいのか解らない。
きっとお互いにそう思っている、筈。

だから、恐い。
だって、今繋がったら別れ話以外にする話なんて無い、もの。




貴方の、酔っ払ってる時に電話を掛ける相手、は誰ですか?






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2007年09月07日(金)  ©  何のつもりなの、だろう。


昨日の深夜電話
『誰?』と言ったあの、人。

『は?晃ですけど?』と普通に答えたが、お前が誰だよ!と言ってやりたかった。
誰に掛けたつもりですか?何のつもりですか?只の冗談なのですか?
彼の真意は解らないけれど、ワタシの返答を聞いた酔っ払いのあの人は
『晃ー、もう仕事終わったのかー?』と聞いた。
『もう少しで帰るけど、貴方飲んでたの?明日も早いんでしょ?』
『明日の現場は、●●〔彼の自宅の近く〕だからー。』
あ、現場が近いから早起きじゃないって事なのね。

『もう、お家?』
『今日は自分の車で来てたから、代行で帰った。お前、今何処に居るの?』
『まだお店だよ。』
『じゃぁいい。』
プチッ。

何がいいのか解らない
掛け直してみると、眠そうな声のあの人が、言った。
『家の近くまで帰ってきたら、電話して。』

其の後、家の近くで電話したが、酒癖の悪いあの人は、何を言ってるのかイマイチ解らない。
『帰って来たけど?貴方はお家に居るの?』
『いや。』
『は?帰ったんじゃないの?』
『+*‘@・・・・。』
『何処に居るの?』
『えー?;:@*秘密。』

・・・・・何なんだ?だから酔っ払いは嫌いなんだ。

突然電話が切れたので、掛けなおしたが出ない
如何やら寝て仕舞ったのだろう。


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夜が明けて、本日のお昼
泰ちゃんから電話が2本、あった。

でもワタシは、其の電話のどちらにも出て、ない。
そして、掛けなおす事も、無かった。






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2007年09月06日(木)  ©  終わりを決めるのはワタシと言う事、なの?


謎、だ
とっても、謎。

朝10時、夢ばかり見て仕舞って、起きて仕舞ったワタシ
昨日ヒナからメールが入っていたけど、返信してなかったので、返信した。
すると、携帯が鳴ったので色々話してた。
戻りたい、会いたい、と言うヒナ。
別れて半年近く経つけれど、気持ちに変化は無い、のだそうだ。
あの頃の俺は如何かしてた、また一緒に暮らしたい、そう言っていた。
ワタシは・・・何だか他人事の様に答えてた、のに
変だね。時々涙が出そうに、なった。・・・思い出話、だから?


昼間にお買い物に行った。
レジに並んでいたら、泰ちゃんによく似た顔の男の子が居た
小学校の制服を着た少年は、おばあちゃんであろう女性と一緒、だった。
心臓が飛び出しそう、だった。
泰ちゃんの長男にそっくりで、ワタシは其の少年の胸元に書いてある名前を少し離れた処から、見ていた。
そして其の胸元には、やっぱり彼の子供の名前、があって
ワタシは、泣きそうになって仕舞った。
きっと1週間前なら、彼に声を掛けられた、だろう。
でも、今は出来ない。


夕方、泰ちゃんから電話が鳴った
でも、昼間の出来事を伝える事も、殆ど話す事も無く、其の電話は終わった。


仕事上がりの深夜、再度泰ちゃんから電話が、鳴った。
如何して別れないのだろう
如何してあの人は、別れる、と口にしないのだろう。


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其れは”会いたい”と言う為、酔っ払いの彼によって繋がれて、居た。
だけど、今は
ワタシの全く知らない子の携帯が鳴っているのだろう。

如何して、別れるって言ってくれないの?
ワタシが口にするのを待ってる、の?






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2007年09月05日(水)  ©  如何して貴方は一言、別れると言わなかったの?


最悪、です。
ワタシが悪いのか
彼の癖、なのか。
何が起きたのか、どんな事があったのか
ワタシには、何が何だか全く解ら、ない。

兎に角、現在の状況は近来稀に見る、異常事態。


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一言、別れると言えば終われる事なのに
如何して貴方は其れを口にしなかったのだろう。簡単な事なのに。
日を空けて言うつもりなら、今日言えば良かったじゃ、ない?





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2007年09月04日(火)  ©  心の中に居てくれる、人達。


身長168.5センチと女子にしては、割と長身のワタクシ、晃です。
ホステスに転身後、プクプクと順調に太って体重は51キロ程になり
あらら・・・ソロソロ何とかしないとね、とビリーに勤しんでた訳ですが
48キロに戻って以来ビリーをして居なかったので
また増えてるんだろうなぁ、と思っていたら変わって無かった。

まともに御飯を食べて居ないからだ。

痩せた、痩せたと会うお客さんに言われる
もっと太った方がいい、しっかり食べてるのか?と言われる。

元々、大食いのワタシだが、食事を取ると言う行為自体は好きでは、無い
確かに、お腹が減りすぎると頭は痛くなるし、気分が悪くなる。
だから、ワタシにとって食事とは、それらの症状を起こさない為にする事、なのだ。

だから、必然的に嫌な事があったり、ダルかったりすると食事は取らない。
純は其れを解って居るから、仕事の帰りワタシにおにぎりを3つ渡した。

『お前は食べたくないだろうけど、家にあれば何とか食べるだろ。』
心が病んでいる時は、友人の優しさが温かくて辛い。


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大は、其れを身近で見ているし
ワタシが食事を取る行為が苦手なのも知っているので、心配してくれる。

別れた後も相変わらず優しい、大
彼は、かなり前から毎日1時間ほどしか眠れないのだと言う。
きっとワタシの所為だと、思う
其れほどに心配してくれていたのだ。

純が居て、大が居て・・・
大丈夫、大丈夫
泰ちゃんが居なくなっても、ワタシには純も大も居る、じゃない。
ワタシの事を大切に思ってくれてる人達が居る、じゃない。


そう、言い聞かせる
自分の都合ばっかり、のワタシ。






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2007年09月03日(月)  ©  心を支配する絶望、感。


何なんだろう、何でなんだろう。
つい此間まで幸せで幸せで恐い位だったのに
何が起きたって言うのだろう。

仕事が忙しい事、も分かってる
子供が大変な事も、判ってる
お家の用事がある事だって解って、る。
お友達との付き合いもあるってワカッテル、の。

だけど、其れが信じられない
気持ちが全然伝わって来ない
ワタシ貴方の事が信じられ、無い。


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幸せ過ぎたから?幸せが過ぎて仕舞った、の?

貴方の声を聞いたのは昨日なのに全然安心出来、ない。
やっぱり、貴方とワタシじゃダメなんだろうな、って諦めかけてるワタシが、居る。

お願い、お願い。安心させて。
お願い、お願いだから、もう少しだけ夢見させ、て。







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2007年09月02日(日)  ©  二股解消。優しい貴方へ、の有難う。


一仕事終えた休日、心がすっきりしたのか、しないのかは微妙。
最近楽しい事の無い晃、です、こんばんわ。

お昼に大に電話した。
とってもとっても久し振り、なワタシ発信のコンタクト。

今のお仕事の現状を話し、暫く1人になりたいの
と、やんわり別れ話を切り出した。
大は『今のままでいい、晃が落ち着くまで待つから別れるのだけは止めてくれ。』
そう、言った。
そして『晃じゃないとダメなんだ、晃以外考えられない。』
そう言う彼、に
ごめん、ワタシは少し甘えた。

『大切にしたいの、してあげたいの。だけど今の状況じゃ出来なくて
 ワタシが嫌なの、大がいいって言ってもワタシ、が嫌なの。』
『別れる、じゃなくて此の侭もう少し様子を見て貰う事も出来ないの?』

『ごめんね、大が悪いんじゃない。ワタシの我侭だから。
 此れで、もういいって思われるなら其れは仕方無いと思ってる。』
『此の侭連絡取らなくても、多分俺は晃がずっと好きだよ。』

其れは、暗に”また戻る可能性が有る”事を含んだ別れ話だった。
ワタシ、はずるい。


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ねぇ、大
もしワタシと貴方の歩む道が、また1つになったなら
其の時は、貴方だけを大切に、大切に思って生きたいとワタシは思ってる。

此れはワタシのエゴで我侭で、勝手な言い分だけれども
もし、そんな日が来たら今度こそ、貴方だけを見て行くよ。

ごめんね、有難う。






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2007年09月01日(土)  ©  精神的に不安定なのには訳が、あった。


そろそろ色々な事に決着をつける時が来た模様
本日純と、久し振りに緊急会議を開催致しました晃、です。こんばんわ。

『まだワタシの事、大切?』
聞こうと思えば、簡単に言える言葉なのに口に出せない。
一言、『好きだよ。』と言ってくれれば、頑張れるのに。
ワタシ、月一の悪夢前で精神的にちょっと病んでる、らしい。
カレンダーを見て、今日気付いた。
そっか・・・最近不安定だったのは、其の所為か!
明日は日曜日、泰ちゃんに会えるといいなぁ。

そして、ワタシの予定と言えば
明日の昼間、泰ちゃんは、友達と海に行っていて不在なので
昼間のうちに、大に別れ話をしようかと思って、いる。

純は
『大ちゃんは、別れるくらいなら今のままでいい。って言うと思うよ。』と言った。
毎日電話無視って、メールも全くしなくて
そんな状態を半月以上続けたのに、其れでもいいと言うのですか?

どんな男子だ、其れは。
流石にキレてもいいと思うし、何なら向こうから別れ話をされてもいいと思うのだが?

そう言うと
『別れないで済むなら、何でもするって言う程、如何やら貴方の事が好きらしい。』と。

あ”−、如何してワタシは、此の人を好きになれなかったのだろう
こんなに愛されて、大切にされて、ワタシは何が不満だと言うのだ。

いい人なんだ、文句の付け様が無い程いい人、なんだ。
でも、だからこそ早く楽にしてあげなくちゃいけない、そう思う。

ワタシなんかに構ってちゃいけないのだ
なのに
何か切るのは勿体無いかも、なんて思う自分が非常に嫌だ。


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解らない、判らない、分からない。
でも、別れ話なんかより、そんな事を考えるより
只、ただ、ワタシは
泰ちゃん、貴方に愛されてる実感が欲しい、そう思って仕舞う。





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