1人と1匹の日常
2005年11月16日(水)  ペット犬の同伴入店。
朝食のパンを切らし、母がコンビニに買い物に行った。
お店のドアの入口付近で、1匹のワンちゃんを連れた女性と、店員さんが立ち話をされていたらしい。

「どうしてうちの犬はだめなんですか?」
「この前、犬が入っているのを見掛けましたよ。」

どうやら、話の内容は、「ペット犬との同伴入店」についての雰囲気で、もしかしてその女性が見たという、『この前、店に入ってた犬』というのは、りんくうかも?…と思った母は、気になりながらちょっと耳をダンボに…汗

「うちの犬も、おしっこしないように、きちんとしつけをしているし、どこが補助犬と違いがあるんですか?」「うちの犬は、小さいのだから、抱いて入れば問題はないですよ。」
「犬と一緒に入れる店だと思い、連れて来たのに…。」
大きな声だったので、パンを探しながら、必然的に聞こえてきてしまったらしい…。

レジを終えた母が、帰ろうとすると、まだ女性は店員さんと話されていた。
レジに人が並ぶのに、店員さんが気になる様子を感じて、母は「よろしければ、私が預かりましょうか?どうぞ買い物なさって来て下さい。」と、声を掛けたそうだ。
「じゃあ、お願いします。」
と、女性はまだ納得できない様子で、買い物へ。

母に「すみません。」と頭を下げる店員さんに、「いつもうちの介助犬も、入れていただき、お世話になってますから。」と、お礼を言ったそうだ。

海外では、先の時代から、人間と犬との共生が進んでいて、ペットと一緒に入れるお店も多いらしい。
ペット犬だって、主人にとっては、大切なパートナーには変わりはない。
日本では、昔から番犬の意識が高いけれど、ペットと一緒に食事や買い物にも歩く、日常風景がある海外では、もちろん、お互いに共に暮らすにおいての、しつけの意識も高いのだと思う。

ペット犬と介助犬との同伴入店の違いについて、店員さんがどのように説明されたのか?、母にはわからなかったみたいだが、今度、もし私が、お客さんに問われた時には、説明できるだろうか?
2005年11月15日(火)  りんくうのできること、できないこと。
とあるきっかけで、出会った、同じ車椅子ユーザーの男性。
介助犬について、こう聞かれた。

「介助犬って、どういった役に立つの?」
そして、その問いは、こう続く。

「犬なんだから、食事やトイレの世話を、誰かにしてもらわないと、いけないわけだよね?」

事故による脊髄損傷で、車椅子生活となり、車椅子から車へと自分1人で乗り移り、ご自分で車を運転して、日常生活は自立している彼にとっては、

「介助犬の、必要性はない。かえって、面倒。」
という答えだそうだ。


話は、ちょっと離れますが・・・。
りんくうと出会い、合同訓練中、当時の担当トレーナーさんにこう言われた。

「ただ、心の支えとして、りんくうと共に歩くのならば、それは、ペットでもいいわけで、介助犬の必要性はないのでは?」

指示をして、的確に素早く動き、答える。
・・・もしも、1回の指示で、動かなければ?
犬を戸惑わせてしまったり、指示に動きが答えられないようでは、見ている人は、

「な〜んだ。介助犬なんて、かしこくないじゃん。」
と思われるかもしれないよ?

始めから、何もかもなんてできなくて、犬に教えるのではなくて、ユーザーと共に、学んできて、学ぼうとしている、私達。

だけど、3年の年月を過ぎた、今はこう思う。
犬は、よく動いてくれるロボットではないし、お互いに、持ちつ持たれつ、それは「便利」なものや、「合理的なもの」だけでは生まれない、やっぱり、心と心が通い合える素敵さから、生まれるハッピーさ、なんじゃないかな?
私の、今、りんくうへ感じる、心の温もりは・・・。

まだ、介助犬の世界は、始まったばかりなので、諸所の問題点や、私とりんくうの乗り越えなければならない山は、多くあるけれど。

やっぱり、私達は、1人と1匹の暮らしに、幸せを感じています♪
2005年11月10日(木)  お久しぶりです☆
大変お久しぶりになってしまいました。
肌寒く感じる季節になりましたが、みなさん、体調を崩されていませんか?

私は、9月くらいから、プレドニンの治療をしたり、その後、風邪を引いてしまい、なかなか治らない感じです…。
今年は、秋の訪れが遅く感じたり、いきなり寒くなったりで、気温の変化に、体がついていくのが、大変に感じます。。。

りんくうは元気ルンルンです♪
また書きに来ますね!
明日 / メニュー / 昨日 / サイト / 手紙/

My追加