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コミュニケーション。
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2008年11月29日(土) 一生、あなたのもの。



セックス序盤の、
2人の気持ちが同時にたかぶるあの瞬間が、
私がこの人を愛している証明だと、
陳腐だけど、偏ってるけど、
思った。


耳元で乱れる吐息、小さな声、
何度も呼ばれる私の名前。
頑なだった私の心が、嘘みたいに昇華されていく。
いや、嘘だったのかも。
誘われても素直になれないだろう、なんて。
誘われたかっただけ。


何度、別の男の手が、
私の体を触っても、何も感じられなかった。
たかぶるなんてどころではなく、どんどん冷えていった。
流されていくことの多かった私だけれど、
流されたい気分でもダメだった。
嫉妬に支配されていてもダメだった。
はりついてくる男の肩の向こうには、いつもあなたが見えた。





まさぐられた肌が、熱を帯びる。
久しぶりの感覚に出る声が、恥ずかしくなる。
私の肌は、この人の指にしか反応しないのか。
その指に抱かれているこの瞬間が、たまらなく幸せに思える。


日頃は何も言わないのに。
ずっと抱きたかった、と囁いてくれた。
お前も、待ってたろ?
見通されてることが、嬉しい。




*****


まぁ、はりついてくるのは、
いつもの寺島君なんですが。
実家にいたころはまだしも、
アパート帰ってから、
たまに実家来たときにはりつかれると、
なんかもう引いちゃう自分がいたり。
バカ?みたいな。
出来るだけ拒否しても変わらないので、
しまいにはカメラマン並みに嫌悪感持っちゃったり(言ってしまった)

時間は本当に経ったのだね。


雪絵 |MAILHOMEBLOG

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