しばらくして、とうとう「出会い」なるものに足を踏み入れてしまった。
出会いには、地域別、年齢別などいろいろあるのだが、近くに住んでいるかもしれない人は怖かったので、年齢別を読んでみた。
膨大なログを興味のあるところから読む。
やはり年齢が近いと共感できるものが多い。
そうして、おそるおそる、書き込みをしてみた。
2005年01月28日(金) |
エンターテインメント |
掲示板、最初はおそるおそるだったので(間違っても出会いなんていうコーナーはのぞいてみられなかった)
まず、無難な芸能の話題から入った。
すると、あるわあるわ、いろんな芸能人の噂話が。
掲示板初心者の私は、読んだほとんどすべてを信じてしまったのだ。
やはり人間が古いのだなあ。
新聞や本に載っていることと同様に、文字になったものは信憑性があるように思ってしまうのだ。
読んだ芸能人の噂話をいちいち家族に
「あの人はこうで、この人はああで。」
報告した私ですが、家族が私の話に無関心でよかった。
そうでなければ、とんでもない情報を人に流してしまったかもしれない。
今思うと、掲示板年齢って若いのだ。
利用者の中では私などはかなり年齢的に高い方だと思う。
エンターテインメントのコーナーは特に若いようだ。
根拠もなく悪意に満ちた書き込みしている場合もとても多いと感じる。
それを無防備に信じてしまったのも、掲示板初心者ゆえ、仕方のないことだ。
(私のように気づければいいのだけど、鵜呑みにしてしまう若い世代もいると思うと、ちょっと心配)
かつてWeb日記を書いていたことがあった。
誰かとつながっていたかったんだと思う。
怖々入っていった掲示板の世界は、誰かとつながっていたいという私の欲求を満たしてくれるに充分な場所だった。
『お天気がいいね♪』と書き込めば『こちらもだよ』と誰かが返事してくれる。
『嫌なことがありました。落ち込んでます。』と書き込めば『元気出して。』と誰かが書き込んでくれる。
『やったー。\(@^0^@)/』と書き込めば『よかったねー』と誰かの書き込み。
そんな些細なやりとりが、たまらなくうれしかった。
私はこんなにも寂しかったのだ。
誰かの言葉が欲しかったのだ。
ここにくる前の約1年半をヤフーの掲示板で過ごした。
過ごしたとは、
興味のあるトピックスを読み、自分でも書き込んでみることだ。
ニュースなどで「2チャンネル」絡みの裁判などを見聞きしていたせいか、
掲示板なんて何となく怖いと思っていた。
けれど、ヤフーの掲示板は2ちゃんねるよりソフト路線(笑)というのか、
思ったほど怖い世界ではなく、私と同じような普通(笑)の人の集まりなんだということがわかってきて、
怖い怖いと思いつつ、いつの間にかどっぷりとはまってしまう自分がいた。
そこで出会ったさまざまなできごとを書いていきたいと思っている。
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