テレビザッキ
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メモ


2004年10月29日(金) ぶっちゃけ!99

さまぁ〜ずがゲストなので見る。面白かった。やっぱりナイナイとさまぁ〜ずは仕事上での相性いいと思う(さまぁ〜ずは誰と一緒でも自分たちのペースをあまり乱さず、合わせたり流したりして上手くやれるけど、ナイナイは結構相性いい芸人とそうじゃない芸人とが分かりやすいと思う)。

■若かりし頃の牧瀬里穂の主演映画「東京上空いらっしゃいませ」にエキストラで出演したさまぁ〜ず。そこでノリノリで踊る三村さんは昔内PでもVTR出されてたけど、何度見ても面白いわ。エキストラ魂を感じる。
■俳優田口浩正さんも「ホリプロでさまぁ〜ずと同期」ということで出演してた。昔お笑いをやってた頃の「テンション」時代の映像、なつかしー。テンション、あまり好きではなかったけど。関西では(お笑いが好きな人の間では、という感じだったかもしれないけど)そこそこ売れてたと思う、一時期。どこかふてぶてしい印象があったのを思い出すなぁ。
■昔の大竹さんについて話す岡村さん。二丁目劇場に当時バカルディだったさまぁ〜ずの二人が出演するに際して、散髪屋コントを求められても「二丁目では、やりません」とショートコントでお茶を濁してたという話。若手ナイフだったんだなぁ。トンガリ若手。
■仕事では何度も一緒になってるけど、プライベートの付き合いはゼロなさまぁ〜ずとナイナイ。相変わらずなんだなーと、オモロい。矢部ッチに電話番号を聞かれても「そんなんじゃねえから」と断る大竹さん。三村さんに「飲みに行こう」と誘われても「行きません」とぶった切る岡村さん。それでも仕事で絡めば相性がいいっていうのがいい。大竹さんの「矢部はトイレとかで会っても挨拶が軽い。「オイッス」とかじゃなくて「アイッス」いや、「アイス」って言う」に笑った。
■プライベートをあまり見せない大竹さんに対して「俺は全部見せてるのに。昨日買った服のこととかも言うのに、大竹は知らない間に新しい革ジャンとか着てる」と拗ねる三村さん、その内容がかわいらしすぎ。「知らない間に新しい革ジャンを…」って、40歳も遠くない大人の男のセリフだと思えない。そういうとこが大竹さんと本当好対照なんだろな。
■三村さんの隠し撮りされたすんごいテンションの低いツッコミもどき「揚げ揚げ揚げ揚げ…、おしんこ」、笑った。
■モテる大竹さんとモテない三村さんの違いを説明する品川庄司の品川さん、ナイスだった。「モテない人は前傾姿勢」。でも実際大竹さんはモテるだろなー。


2004年10月27日(水) アメトーク、はねるのトびら

●アメトーク
FUJIWARAと品川庄司がゲスト。面白かった。

自分たちで書いた芸能生活折れ線グラフを元にトーク。一度レギュラー12本という忙しい時期があったけれど、それがサーッとなくなった時があるという品庄。品川さん曰く「雨上がりやさまぁ〜ず、くりぃむしちゅーなどいわゆるミドル3(この言葉をしっかり入れてくるあたりエライ)、下積みをたくさん積んだ実力者達が若手の夢を摘み取っていったんです」に笑った。その頃と重なってあおりを受けたのか。でも最近忙しく、年内も仕事が埋まって嬉しいという話。そうよなぁ、最近品庄よく見るもんなぁ。

FUJIWARAは天素バブルの話を。ほんと「バブルがはじけた」という表現がぴったりな状況だった気がする。リアルタイムで見てたけど、あの人気に単純に浮かれてたコンビほどその後の低迷具合が厳しかったような。FUJIWARAは一度落ちるところまで落ちてから這い上がってきたコンビ。

エピソードトークで、品川さんが今田耕司に怒られたという話を。飲みの席でジャリズム山下さんと品川さんが喧嘩になりそうになり、そんな二人を一喝してから店のトイレに入っていった今ちゃん。同席していた木村祐一にも優しく怒られ、二人が反省しているとトイレから今ちゃんが全裸で出てきて、「エエ加減にせいっ」と言った。緊張と緩和で品川さんは涙が止まらなくなり、「今田さぁぁん!」。そしてキムキム兄やんを見ると「…エエ兄さんやな」と一言。品川さんは涙で「木村さぁぁん!」。オモロいなー。なんか状況が浮かぶ。面白素敵なエピソード。

FUJIWARA原西さんのポクチンダンスと「ロイロイロロイ」はいつ見ても好き。力いっぱいやりきるのが面白いなー。いつかめちゃイケで、くだらない事をやってウケなかった原西さん側のチーム。次の流れに行こうとするのを止めて「何回もやろう。何回もやる面白さ。やればやるほど面白くなる」と言い切ってたのが「カッコエエなー」と印象に残ってる。どこであろうと自分のスタイルを持つことが出来る芸人だと思う。藤本さんが弱そうなイメージあるから、相性いいのかな。


●はねるのトびら
主婦のお料理教室コント面白かった。好き。秋山さんと塚地さんの主婦演技、うまいなー。会話とか微妙な言い回しが本当にいそうな感じがしていい。あと、秋山さんが時々使う「ぺロッと食べとった」、何か好きで絶対笑ってしまう。そこだけすんごい早口になるから最近は原型とどめてない気がするんだけど、それがくだらなくて好き。


2004年10月26日(火) 内村P

「ふかわの夢をプロデュース」。「お題を出されてすぐ答える大喜利は僕には向いてない。時間をかけて考えたら絶対面白くできます」と飲みの席で言っちゃったふかわりょうに対し、今回の番組内容およびお題を一人だけ一週間前に全て知らされて全解答を用意して臨む、という企画。変わってて面白かった。

先輩たちを前に「解答を用意してても結局ダメじゃん的な浅いノリじゃありませんから」とか「咄嗟に出た解答が面白い、というのは逃げですよ」などとしょっぱなから毒づいてるふかわりょうに笑った。普段からそういう傾向はあってそれもひとつのキャラだと思ってるけど、彼の虚勢と言い訳ばっかりなダメっぷりが面白かった今回。

レッドの勢いありきな解答を皮切りに、そのパターンでどんどん面白解答を重ねてくるさまぁ〜ず、TIM、有田。さすがという感じ。その空気には勿論乗れず、為す術なしなふかわさんは「団体芸ですよ」と捨て台詞。拗ねちゃった。違うお題でもゴルゴのオヤジ的解答が完全にハマり、面白かった。しょーもなさすぎる、でもそれが面白すぎる。

結局「トップでもなければ最下位でもない成績」に終わり、罰として低周波を付けられたそのリアクションが今日一番面白かったふかわさんだった。持ってるノートが低周波の度に吹っ飛ぶのがナイス。「今回初めてノートが役立った瞬間です」というテロップも最高。


2004年10月25日(月) しりとり竜王戦

面白かった。言葉同士の組み合わせで爆発力のある面白さが生まれることがある面は普通の大喜利より大きい気がした。勿論それは稀で、センスや力が求められる難しい言葉遊びなんだけれど。

出演は板尾創路、よゐこ有野、ジャリズム渡辺、笑い飯西田、千原兄弟Jr、おぎやはぎ矢作、二丁拳銃小堀、ブラザートム、ピエール瀧という豪華な顔ぶれ。あとは番狂わせ要員なのか、大槻教授など数人。この役割は要るのかな…。あった方が面白いのかもしれないけど、個人的には笑いに秀でた人達だけの方が、より見たい。でも大槻教授の攻撃的な解答は面白かった。進行のいとうせいこうのそれに対するコメントが秀逸だから余計そう感じたのかも。

■笑い飯西田さん、緊張してた気がする。勝俣さんも言ってたけど、本当途中から「あったまってきた」という感じだったので、そこで終わってしまったのが凄く勿体ない。本人が負けた後のコメントで「普通にもうちょっと出たいです」と言ってたのが印象的。見てる方も、もっと見たかったなー。敗者は後ろでその後の対戦を見てるんだけど、ネタの時みたく「代われ!俺にやらせろ」って思ってそうだなあと思った。
■個人的に特に面白かったのは渡辺さんと板尾さんかなぁ。板尾さんは「金まわりの良さそうな言葉」で「オーストラリア2周」とか、「矢沢永吉の寝言」で「九九八十七」とか凄いなー。彼の解答ってジワジワ来るというよりも、爆発力がある感じ。渡辺さんは「甘えん坊っぽい言葉」での「デモ行進で母乳を要求」が最高だと思った。すごく渡辺さんらしい感じも。
■「金まわりの〜」のお題で矢作さんの言った「金ぴか和尚」も笑ったし、あと「つんくが捨てた曲のタイトル」というお題で西田さんの答えた「いい湯だぜ」も好き。「演歌っぽい言葉」での千原Jrの「太鼓が目覚まし」も。あと「さみしくなる言葉」での矢作さんの「占い師の持ち物」、同じお題でのJrの「インディカ米のライスシャワー」もいい。良すぎ。キリ無いか。
■決勝戦はJr対渡辺。この二人が向かい合って決勝戦というエヅラ自体がちょっと嬉しい。優勝は渡辺さん。
■生放送、しかも順番が来たら嫌でも答えないといけない追い詰められた状況で行われてるというのを考えると、出演者全員本当凄いなあと改めて思う。尊敬。


2004年10月22日(金) やりにげコージー / ベリーベリーbase

●やりにげコージー
吉本貧乏列伝。2週に分けて放送するらしく、6人ほど出演していた中で今日トークがあったのは水玉れっぷう隊ケン、次長課長河本、ガリットチュウ熊谷の3人。トークの内容はかなりの濃度。半端な貧乏じゃありません、て感じだった。芸人になってからの貧乏話が多いのかと思ってたらそうではなくて、幼少期の悲しい思い出が多かった。それでもそれらを昇華させ(してないかもしれないけど)、「笑える話」としてちゃんと成立させてるのはホント凄いなぁと思った。

次課長河本さんの貧乏前、貧乏後の変貌の仕方は強烈すぎた。4年くらいしか経ってないのに、顔つきというか表情が別人。Wコウジ曰く「(貧乏後の方は)心折れてるやん!」「人間の精神が崩壊した瞬間の写真」。2階から聞こえる「喧嘩を始めそうな両親の声」の模写に笑った。この人も器用な人だなぁ。話も巧いし。

そんな河本さんの後に続いたのはガリットチュウ熊谷さん。あまりの喋られなさ具合が逆にハマったわー。Wコウジのフォローありきでトークが進行していくという見事な拙さぶり。大きな身振り手振りや大げさに作った表情と話の内容が微妙に合ってない感じが面白かった。

メッセンジャー黒田さん(吉本若手〜中堅貧乏界の御大)は来週登場。千鳥大悟も楽しみ。




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【GAORAメモ】

●ベリーベリーbase
番組開始1周年ということで、名場面集。スタジオには現baseメンバーの多くが集合。こうして一堂にそろうのって私は初めて見た気がする。ずらっと並んだ見た目だけで見ると、やっぱり前のbase芸人より「キャーキャー言われる芸人は少なそう」という感じ。いい意味で地味というか。

■千鳥ノブの、麒麟川島さんのモノマネは笑った。しょーもなくて。
■アジアン隅田さんの大喜利面白い。大喜利系得意なのはどっちかというと相方の馬場園さんなイメージあったけど、今日の解答の数々は「そりゃ名場面になるわ」という感じだった。女性コンビは貴重だし頑張って欲しい。
■ブロンクス中岡さんはジャリズム渡辺さんの若い頃に似てる。前から思ってたけどやっぱり笑顔が特に似てるなー。
■レギュラー、最近全国放送でもちょくちょく見るようになって嬉しいんだけど、「あるある探検隊」とイコールなイメージがついてるような気がして。あるあるも面白くて好きだけど、それで消費してほしくない。彼ら(特に松本くん)は我が道を行くタイプだと思うので大丈夫かなと思いたいけれど。個人的には彼らの普段の漫才(グダグダすれすれ)が凄く好き。これからもチョケてください。
■笑い飯西田さん、髪の毛いつのまにあんなにロングに。侍みたいでカッコエエ。


2004年10月21日(木) アメトーク、はねるのトびら 

●アメトーク
先週の続きで、人力舎芸人集合。トータライザーでの質問企画と、あとは一組ずつについて他の芸人達がエピソードトークをしていくという2本立て。

■オアシズ大久保さんが「この中に恋愛感情を抱いたことがある人がいる」という質問に女子メンバー唯一「イエス」。その相手が誰なのかワーワー言ってる様子がオモロ。段々と対象が絞られていく中、みんな口々に「俺じゃありませんように」みたいなリアクションをしてるんだけど、それを見て大久保さんが言った「悪いけど私、普通だよ?(ブサイクじゃないよ)」に笑った。ずっと前めちゃイケでも言ってた気がするけど、なんか彼女が淡々と言うと面白く感じるなー。「普通」って。そしてその相手は結局アンタッチャブル柴田さんだったと。でも柴田さんは光浦が好きだったことがあって…という変な三角関係になってんのにも笑った。BGMにいい感じの曲が流れ出すのもアホっぽくて良いなー。そんな悲しみの大久保さんを好きだったことがある、というのはドラドラ塚地さん。何この4人。すれ違う愛。面白い。宮迫さんの言う「ちょっと気持ち悪い」が言い得ててナイス。
■塚地さんが「大学の時自分のファンクラブがあった」と言う、というエピソードを山崎さんが話すのを聞いて宮迫さんの言った「この脂玉の?」に笑った。脂玉よばわりがオモロすぎ。それを受けて山崎さんの言った「(ファンクラブは)脂玉同好会ですよ」も。その直後に、珍しく自分から前に出て話し始めたドラドラ鈴木さんにややビックリしたけど、その後空回ってみんなにちょっかい出されて、挙句の果てに「喋りたいことありませんけど」と言い放つ姿が最高。彼は独特だなぁ。
■オアシズ大久保さんが光浦の心情や今までの苦労を代弁するその力説ぶりにも笑ったわー。大久保さんのスタンスって好き。
■おぎやはぎ小木さんのホラふきエピソードの数々も。しれっと「あなたたちがその場にいないだけでしょ?」と言うのも彼らしくていいな。

今週も面白かった。人力舎の芸人ってそれぞれのコンビがちゃんと独自のカラーを持ってるんだけど、全体的なまとまりも凄くあっていいなぁと思った。


●はねるのトびら
「哲哉とお父さん」、今回はちょっとスタイルが違ってたけどやっぱり好きだなー。哲哉が幼稚園友達の名前をずらずらっと言う箇所、まともな名前やあだ名が凄く少ないのがナイス。「橋田の親分と野村一派」とか「なきにしも荒川」「ヘビ人間のヘビ革のベルトが取られた時…」など、バカバカしくて笑った。

EDトークで、最近行ったという小学校の同窓会の様子をイキイキと語る板倉さんは新鮮な感じ。「何度も転校したから、自分の地元ってどこかよく分からない」と話したら同窓生が「お前の地元はここだろ」と言ってくれて泣いたという話を始め、同窓会後何日経っても余韻ひきずりまくりな様子もおもしろ&微笑ましくていい感じ。


2004年10月20日(水) 内村P

「芸人能力適性検査」という名の心理テスト大喜利。大喜利の解答を元にメンバーの本音を明らかにしようという趣旨で、いつもとはちょっと違った感じでこれも面白かった。出演はさまぁ〜ず、くりぃむ有田、土田晃之、ふかわりょう。

■ある結果で、さまぁ〜ずは「両方ボケ。その中でも大竹がより強いボケ」という結果に。これは当たってるなーと面白かった。
■心理テストの結果で「昔のアレ」よばわりされる土田さんに笑った。本人も「ボキャブラの生き残りでまだいるんだ、みたいなもんですか」。同じ心理テストで大竹さんは自分の売りを「おしゃれで繊細な所」と思ってる、という結果に。これなんとなく分かる気が。おしゃれというか、こだわり持ってますみたいなところが。
■コンプレックスが浮き彫りになるという問題で「アゴがコンプレックス」という結果が出た有田さん、オモロ。今ではコンプレックスどころか利用できる武器のひとつという感じなんだろうけど。その時に有田さんが顔の中心を指して「このへんはかっこいいんですよ。(顔の)余白が多いというだけで」も笑ったけど三村さんが言った「のりしろが多いんだよな」もナイスすぎ。
■結局大事なのは「内村への忠誠心」だ、というオチだったんだけど、ピッタリ当てはまってたのが大竹さんだったのがオモロいなー。ウッチャン曰く「オチとして書いたつもりが実際に(当てはまる人が)いた」。これによってウッチャンの大竹さんラブはますます強まりそう。


2004年10月15日(金) やりにげコージー

「貧乏列伝」とテレビ欄に書いてあったけど、実際は以前放送された「ヤンキー列伝」の未放送分。貧乏列伝の方は来週らしい。何それー。元ヤン話はあまり好きじゃないので見ず。最後に流れた次週予告では千鳥大悟、メッセンジャー黒田さん、次長課長河本さんなど濃そうな顔ぶれで楽しみ。


2004年10月13日(水) 内村P、アメトーク

●内村P
OPで「秋と言えば」とウッチャンに聞かれて一人ずつ答えていく時に三村さんの言った「ハンバーグの秋」が何故かオモロ。あと、収録を見に来ていたアンタッチャブル山崎さんの「見学の秋」も。

今回はスポーツもの「スーパー小学生に勝利するをプロデュース」、フェンシングに挑戦。メンバーはさまぁ〜ず、TIM、ふかわりょう、くりぃむ有田。それぞれコスプレに変身したんだけれど、リボンの騎士に扮したはずのゴルゴが何故かまたおばちゃんに見えるのが面白いわー。ジャネットジャクソンの時に「ヤクルトのおばちゃん」と言われてたのが再び。

「電気ビリビリ○×クイズ」が面白かった。メンバーがお互いをどう思ってるのかというアンケートに基づいたものなので関係性などが垣間見られて。「有田は内Pにまだ馴染んでない」という質問で、殆どが○と答える中で一人「凄く馴染んでる」と答えたレッドに感心しつつも笑った。ほんわか。その後「有田より土田の方が絡みやすい」という質問で○をもらってしまった有田さん。踏んだり蹴ったり。あと、「さまぁ〜ずの指揮官は三村ではなく大竹だ」という質問も○。三村さんも自覚してちゃんと正解してるあたりがナイス。ふかわりょうの「大竹さんは計算、三村さんは天然」というコメントも笑った。それに対して「紙だと毒吐くな、お前」とお怒りの三村さんも。そして「内村の判定には納得できない時がある」という質問に「○」と答えた有田さんの「大竹さんに甘い」はちょっと納得。ウッチャンはさまぁ〜ず(特に大竹さん)が単純に好きなんだろうなーと思う。


●アメトーク
人力舎芸人スペシャル。出演はアンジャッシュ、ドランクドラゴン、おぎやはぎ、オアシズ、北陽、アンタッチャブル。好きな芸人が殆どなので嬉しい。来週も続くみたいで、今週は前半戦という感じ。アンタッチャブル山崎さんの勢いありきの調子の良さや、笑いに対してすでに無欲を通り越してるドラドラ鈴木さん、「軽んじられてる先輩」なオアシズを始め、これだけ数がいてもそれぞれの個性がちゃんと出てたのが凄いなぁと思った。

あと、雨上がりが吉本興業なので「吉本と人力舎の比較」みたいになるのも興味深かった。先輩後輩の縦の関係がゆるかったり、事務所が「儲け第一!」ではなかったりと本当に対照的なのが面白いなあ。なんだかんだ言いつつ、今日出てた人力舎芸人は自分たちの事務所が嫌いじゃないんだろうなというのを感じた。吉本だとちょっと違った感じになるかもしれない。芸人好きの自分にとって、吉本興業側の芸人(特に若手)の扱い方や認識の仕方は「ちょっとそれはないんじゃあ…」と言いたくなることもいくつかすぐに思いつくし。中川家礼二がいつか言っていた「芸人と事務所は企業対企業みたいなものなので、つかず離れずが一番いいと思います」という言葉が印象的。対して人力舎の方はいい具合に事務所側も芸人側も力が抜けていて、その「つかず離れず」が自然と成り立ってるのかもしれないなぁと思った。


2004年10月11日(月) 30minutes、めちゃイケSP

●30minutes
テレビ東京で始まった新番組。出演におぎやはぎ、バナナマンの名前が見えたので見ようと思ってたんだけど先週の初回は見逃した。今回は第二回。出演は他に「大人計画」の荒川良々と毎回変わる女性ゲスト。見るまではコントなのかなーと思ってたけれど、ワンシチュエーションドラマの様子。

期待以上に面白かった。コントのように「さあ笑ってください」というものではないけれど、こういうのも好き。丁寧に創ってるなぁという印象。荒川さんはその道のプロなので勿論のこと、バナナマンとおぎはやぎの演技の良さにビックリ。特にバナナマン、良いなー。週末にのんびり見るのに良さげな番組。


●めちゃイケSP
「国立め茶の水女子高 中間テスト」。バラエティ界から選ばれた12人の女性タレントによるいつもの企画。モーニング娘の時は全く見てないので久しぶりに見た気がする。

面白かったわー。印象に残ったあたりを。
■千秋の器用さ。成績自体は良くも悪くもなかったんだけど、コメントを上手く挟んでちゃんと存在をアピールしてた。なんか安定感と、見てる側に安心感すら感じさせる余裕が最近の千秋にはある気がする。
■松野明美の独特さ。彼女の持つ「珍」「異」「妙」な空気がしっかり解答にも反映されていて面白かった。
■小池栄子の頑張り具合。「解答を取り上げてもらえない、イジってもらえない」という対アイドルとは思えない厳しさなどものともせず、能動的でありながら空回りしない姿に「凄いなー」と思った。「ツンコ」は何をどうしてそんな解答を…。面白すぎた。
■森三中黒沢の解答のパンチの効き加減。解答が発表された後の空気がハマグチェと同じな辺りも納得。


2004年10月06日(水) はねるのトびら、ドラゴン&ボールアワー

●はねるのトびら
なんか久しぶりにこの番組見た気がするなあ。塚地さんドッキリのしょうもなさ具合になんかもたれて、そのまま遠ざかってた気がするけど久しぶりに見たらちゃんとコントで面白かった。この番組はまだまだドッキリとかに流れないで、こんな風にコントを見せて欲しいなーと思った。

「裏原宿派出所」は恋をしてちょっとフレンドリーになってるツカジーニがオモロ。初めてのオイッス。「頑張るお父さん」、秋山さん演じる父親を見てこういう人いるよなーって笑った。やっぱりコントの演技上手いなぁ。「栞と博」のコントみたいにエキセントリックがいきすぎてるものよりも、こういうリアルさが残ってるものの方が好き。イーッときて口走った「棒が多いのう!ほとんど棒やないか」、オモロいなー。あと、秋山さんちょっと痩せたのかな。なんかスッキリしたような気が。


●ドラゴン&ボールアワー
ドランクドラゴンとフットボールアワーの新番組。この2組がメインで一時間のレギュラー番組なんて凄いなぁと思って楽しみに見たんだけど、んー。手垢付きまくりの企画の数々。今、ドラドラとフットの2組を使ってこれかぁ、もったいないなあという印象が一番強かった。企画も4人でやるものはまだしも、1人ずつの単独ロケが殆ど。あれなら4人のトークかコントの方がずっと見たいわ。でもまだ初回だし、しばらく様子見かなぁ。

今回面白いと思ったのはオープニングトークで2組が芸歴を確かめ合うところ。2組の芸歴は微妙らしく、みんな口々に「敬語で喋った方がいいかタメ語でいいか分からない」と言う。結局フットが10年目でドラドラが9年目なので先輩後輩関係はハッキリしたんだけど、本番前にフット後藤さんがドラドラ鈴木さんに「鈴木は結婚してんの?」と上からな感じで話しかけてたことが判明。みんなに「本番前に勝負に出てる」と言われるんだけど、その時に鈴木さんが言った「意外とせこいんだよこの人」がオモロー。せこいっていう言葉が伝えてないようで凄く伝えてる感じ。でも先手を打つところは後藤さんらしいなという気がした。数年前、baseよしもとの中で目立ってきたけど…というくらいの位置にフットがいた頃に「マジっすか」という深夜番組でことあるごとに「東京へ行きたい、そして一旗あげたい」と言ってた後藤さん。その頃から私の中で彼は「一旗あげたいキャラのファイティーくん」(ケンドーコバヤシが彼の事を「日ハムの人形ファイティーくんに見える」と言って以来後藤さんを見るたびにつきまとうあの鳥の影…)になった。頑張ってほしいなぁと思う。


2004年10月04日(月) 木梨ガイド

ゲストがさまぁ〜ずなので見る。普通のトーク番組では見せないさまぁ〜ずの芸人の顔が見られて嬉。いつになく饒舌でボケ以外の発言も多い大竹さんが新鮮だった。あと、普段あまり見ない素に近そうな笑い方とか。

コントが求められない時代もコツコツと創りつづけてたという話。芸能界という世界にいて不遇でも自分のスタイルを変えないのって、すんごく難しいことだと思う。迎合する方がずっとラクで周りも自分も得することが多い気がするし。好きなバッファロー吾郎やケンドーコバヤシ(トーク長い間聞いてないなー、寂しい)にも言えることだけど、譲らない部分を持ってる芸人ってやっぱり素敵だなー。

コンビにおけるイメージの違い方がとんねるずとさまぁ〜ずは似てるという話。曰く、神経質で細かいのは実はそれぞれタカさんと三村さんだと。とんねるずについては私は「何事もきっちりやりたいタカさんと、適当でいいじゃんなノリさん」という認識だけれど、さまぁ〜ずは最近まで大竹さんが神経質なタイプだと思ってた。でも、何年か前に三村さんが言ってたように大竹さんは「性格が意外とワンルーム」なのかもしれないなー。三村さんが「ドアの絵はあるんだけど、開かないの。絵だから」と言ってて、凄く上手い事言うなぁって思った記憶があるんだけど、見えない部分がいつもありそうに見えて実際は意外と見たまんまな人なのかもしれない。

あと、「最近の若手は面白い。だから若手とやる時は必死です。でないと怖いです」と言った三村さんの言葉が印象的で、なんかいいなぁと思った。ずっとそういう感じでいてくださいとも思った。


チズ