シアワセノツミキ...カエル

 

 

朝から雪だよー。 - 1993年12月05日(日)

  あさ


わたしは字かきながらベットでえんえんとしてたから
ねたとはいえあさ6じころ。
目ざまし2つでたたきながらいて、9じすぎ、おきる。


よまないでタンスのひきだしに入りっぱなしになっちゃってる古新聞たちの
かわいと夏の夢をみせてもらった。

捨て犬たちが日のすける雑木林でかけまわってたり
目かくしされて一れつにつながれていたり。
そしてあけひのきつい言葉をあびながらいて
なんだか胸に針をさしていたのかもしれない、という気分で
目覚めた朝。

青草が風にゆれてかさかさ言ってた。
30cmもある草がみんなでかさかさ。

初夏か夏か、そのへん。

古しんぶんたちも一回は目を通してほしいよぉって泣いてるらしい。
そういってた。

だから私にそんな夢をみせるんだって、あけひ以外の夢の中の登場人物は
ゆっていたの。

あら、9じ半なのでしたくするわ。バイトへ行くの。

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    よる


う。さぶい。ベットの中。
こごえる。

先週?AIといたときこう入したわたしの指輪は
あの日指がむくんでいたことがはんめいしたので
右手のくすり指にはあわないので
左手の人指し指にすることにした。

あー。あまりにさむくってぶるぶるふるえる。
やっぱりわたしってこうげき的なのねと思うよ。








  さようなら。
  また。おちついたらあいましょう。

今日はねます。
かんぺき「いるす」するわたし。
ねたふり。
ノックの音にはんのうしたくないので。

さようなら。おやすみなさい。







...

先ぱいのこと - 1993年12月03日(金)

きのうともことのんで、ねたはいーけど
やたらのどいたくて、せきもひどい。
けど惰性のたバコがやめれないでパカパカ吸って
ガラガラ声にして自分いじめて面白がったりしていた。

12じころおきて、テキに2じ半ころいった。
みっちゃんと図書室で「版画のレポートかこう」といって行ったはいいけど
やる気ないし、このごろマイナスなので
「イラストレーション」みて「あー、基本は絵よねぇ」なんて
自分の気持ちむりやりたてなおそうとしていた。

そしてバイトへ。


先ぱいは人がいいのであちこちの人から残念がられている。
酒屋さんたちからも「いえなかったのかい?(とみたさんに対しての
色々なこと)」といわれて泣いてしまった話や、
そこから彼女のお母さんの話しもでたり。

妹さんが今静修受験のためこっちに来ていて、とよみに来たり。

おけいちゃんもなんかしらないけど(このあいだもきたんだよ)
バイトに行く途中だかによっていったり。(なんがぐっちゃぐちゃ)



いろんな人にやさしくされて「また遊びにおいでよ」なんて
いわれるとよけいつらいと言っていた。
すべてふっきって捨てきって行きたかったらしいけど
人がらがいいのでまわりがね、そうさせないでしょ。

妹さんは「まだ平気でお母さんの話はできない」って言ってたことや、
こういう時お母さんがいたら言うか、の話や
とみたさんは正直にぶつかってきてくれてすごいって言えるようになった話や。

この何日かで考え方がころころかわるといっていた。
へんなつっぱたとことかがとれていくという意味での変化。
わたしといろいろ話せたことも、よかったって。
同じ職場で立場わかってるような人と話せた、という状態は
息をぬくのに、いいって。
まうちゃんと「ありがたいねぇ」っていってたんだよといわれたり。

わたしもいろいろ考えこんだりもしたけど、結果的に
こういうふうに話せて、「ねばり勝ちってあるのね!」といった心境。

かろちんさんの新装開店の写真とってきた話や
こんど時間あるときつれてってあげるとか、
かろちんさんのお母さんは大きい目標で、そういう「夢」をおいかけている人が
多い札幌にいるんだという話や。

お客さんあまりこなかったからいろいろ話してた。
のんちが買った女性誌のしんりテスト(?)や占いのページであそんだりしながら
「あー、こういうのって、もう、ないんだよなぁ」なんて思ってた。

どういう男性にひかれるかとか「あなたの性格」の欄が
やけにあたっていて笑ったり。

そこから発展してクリスマスをむりやりだれかと過ごすのは
なんかやだよねとか、
去年は小松さんたちと5人くらいあつまって
えんえんUNOやって、バツゲームつけてあそんだという話しとかしてた。

おかしくてうけながら、あそび方はちがうよなぁとか
こういうのもこれでおわりかぁとか、少し冷めた(?)自分もいた。

それと星の王子様のカセットきかせてもらった。
2人で「なんかフランス語っておちつくよね」といった。

おわる少し前に寺田さんがきた。やめるって言わなきゃねと言っていた。
かえりぎわに、寺田さんにここやめるってこと言いづらいなって
話しをしてて、けっこうふりしぼった目で
「言いづらいわけは彼をじつは好きなんだよ」と言った。
わたしは「やっと言ってくれたね。言わないかと思ってた」といった。
すごいがんばって言ってくれたよーなのを、わたしあまりに
あっさりかえしぎた気がして
「あ、あまりになんもおどろきもしないからなんか気ぬけた?
(のようなイミのこと)」をいったら
「なんでみんなわかってんのー」といって
机にふせながら「自己嫌悪」なんていっていて妙にかわいかった。
寺田さんに言っちゃえば?と言ったけど、
彼女は寺田さんから好きな人についての相談をうけているそうで、
「ふびんだね」としかいえなかった。

その相談うけてから3kgやせたとか、
一年半くらいもずっと好きだったこととか、
かなり精神的にガタがきていたらしくて、ほんとにつらかったね、といった感じ。

それにとみたさんのこともあいまって、11月のはじめの日記に
「私そろそろだめかもしれない」ってかいたんだって。
けっこう、きつかったよね。
私たちパリに行ってたし。
まぁ「やめる宣言」もむりないというか。
あまりにかわいそうで。
わたしの胸もとても痛んだ。


かえり道いっしょに歩きながら寺田さんちの灯がついてないとか言ってたし、
けっこう胸を痛ませてたんだなぁと思った。

彼女は彼の家にバイトのあとに寄るということになったので、
「あー、どうしよ。胃がひっくりかえる」といったりとてもキツそうにしていた。
いっしょに帰りながらまた今後のことが不安だとか
ちょこちょこ話しながらも、がんばっていた。





...

おんなずき - 1993年12月02日(木)

どうしても気になって、telしてしまったのがいけなかったらしい。
その後マイナスにつき進むことつき進むこと。
(それにしても私って「すき」な人にアタックするの、得意だなぁ
T・愛ちゃんもそうだよな。まみもはじめ、そーゆーのあったし。
センスある人好きなんだよ)
(のんのことでむりやりな用事をつくって、とよみにtelしたんだけど、
彼女はいつものようにしていて、それで。)



久しぶりに原ちゃんとトークタイムをとった。
版画の時間つぶして。私の部屋で。
私の気持ちのもやもやを吐いてしまった。
先ぱいのこと、おけいちゃんのこと(みっち含めて2人に言っちゃってる。
しょーがないよ。一人でしょいこむのはよくないからね)
今後の自分の進む道のこと。

原ちゃんと2人で「ね、どうする?!」って真顔で言って、
なんとなしに同時にうけて笑っちゃう。
あの間がね、すごく好き。らくになる。

あと3ヶ月で卒業。すごいことですよ。
それから4時ころ版画に行った。

そしてともこと「ジュラシックパーク」に行くことになった。
家に帰ってともこのtelかと思ってでたら、ねーちゃんが事故ったと本人からTel。
足を縫ったということだ。かなり痛そう。
「おかーさんになんて言う?」
「なんて言おう?」なんて言って。

ほんとに生きてて良かったよ。
いつ何がおこるかわかんない。



ともこと2人で映画に行ったのはいいけど、
時間通りにたどりつけなくて来週にした。
道を2人でハイテンションで大声で笑ったりしながら
うろうろと行ったりきたり。(方向音痴のため)

ご飯何たべる?といって、」魚屋にいく、カレー屋、
魚屋と道さがしながらうろうろ。
10時ころ、やっと駅よこの魚屋にたどりつきビールでかんぱい。
2人で飲むのはじめてだねーと、でもかなりたのしめた。
みんなでいるのもいいけど、わたしはともこと2人でも
自分のペースとしてはちょうど良いかなーと思った。

とにかく2人でビールのんでたのしくやってましたよ。
¥2520の予定外の出費といえばそうだけど、価値あった。

そう、オペラ座の怪人に行く(2月)としてしまって、7千円いっきに出したし。
金銭感かくのネジがゆるんでいる。
きおつけよう。







...

さむいよぅ - 1993年12月01日(水)

  ひる


短大2年目の冬、12月。

外は雪で白くてさむい。
昼の12時起床、みっちから「テキ行かないことに決めたから」とのtel、たバこ、そして今が12じ半。
衣類のちらかった部屋。
元気ないパキラ。
聞いてない仏語テープ。

どうも前向きになりきれない今日このごろ。
自立が必要だな。(わかってて実行しない)
今日バイトいくけど、もう先ぱいいないんだよな。
自分自身の中で、どの辺で力をぬいて、どの辺できぱっていけはいいのかが決められずにいる。

わたし本当に絵かきたいんだろうか。
今年のクリスマスも一人で過ごしたいな。
自分の進みたい方向決まるまでマイナスにつき進むのも必要かもしれないね。
おけいちゃんちに逃げないで。

カタつけられない現実問題と精神問題が山のようだ。




  よる


もうしばらく逢えないかと思っていた大村先ぱいと、
なにげなくいつもの何のかわりもなく、逢えた。
とてもびっくりしたけど、その10倍うれしかった。
時刻通りに行って、先ぱい見て驚いている私に
彼女は普通の顔で「待ってたんだよ」「トイレに行きたかったんだ」
と一言つげてトイレに。


今日は仕事がひまだったので、ほとんど「お話しタイム」
にあてられてよかった。
やめるまでに、とみたさんに対してわだかまりがあったこと、
だれも悪くないこと、悪いとすれば自分だということ、
体調もよくない(食べれない食欲がない)こと、
今まででとみたさんにきついこと言われていちいち真にうけてしまったりして
「つかれてしまった」こと、
これからは短期のバイトをかけもつと思うこと、などを話してくれた。

初めは私自身の中でのことがあって涙目だったけど、
話しをきいてるうちにおちついてきて、
「ほんとに、つらかったんだね。休んだ方が、いいよ」って心底思った。

先ぱいも「きよみちゃんといた時間が一番おちついていれてよかったよ」
「こうして話し聴いてもらえる人がいてたすかった」
(私は話してくれてよかった)
と言ってくれたし、
「住所聞こうと思って」とも言ってくれたから、まぁ満足。

一緒に過ごせる時間がなくなってしまうのは残念だけど
また話したり手紙かいたりできそうで、それなら、いいよって。
私にとって彼女はとても安心できる人で、彼女もそう思っていてくれたみたいで
うれしかった。

二人で「あ〜・・うん、そういうわけなのさ」と
うなずきあっちゃえば、おたがいうまくいえないけど、わかっちゃう。
そういう関係。



対人関係のことや仕事のこと、絵や音楽や本や料理のこと、日常のこと、
景色のこと、いっぱいいろんなこと話せた人だったし、
長い時間、ふつうの友達よりいっぱいいた。
友達としても仕事の先ぱいとしても人間としても、すごい好きな人だったから、
私が彼女に言えることは
「まず休んで、体調整えて、それから、だよね。
こっちのことは私ががんばれる分はがんばるから、
先ぱいも自分のことがんぱんなよ」
くらい。
わたし、とみたさん好きだから。
(って先ぱいに言ったら、「そう言ってくれると安心するよ」といっていた)

とりあえず5日までは働くと言っていた。
できればそののこりの時間、ずっとそばにいて
普通にまたいろんなこと話してられたらいいのにって思った。
(しかしそうもいかない)
でも今日話せただけでもよかったよ。ほんとに。

うん。
私、切られたような気がしてて、その気持ちほどけて、よかった。




...




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