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引越しをした。
そわそわしながら、道を歩いている。 Jに会うんじゃないか、変な服装はしていないか。 家はどこだったか。 何しろJの職場の建物が目の前にあるので、 威圧感と言ったらない。
会いたいんだけど、会う口実もないし いまでもちょっとしたことで落ち込んだりもする。 たとえば、友達のFBのコメントとか。
わざと言ってるわけでもないし、 だけど知ってるはずなのは、彼女は御曹司の元彼女ってこと。
気持ちはそわそわするが 自分の中では1人に決めることができないでいるのが事実。
女友達と飲み。
ぶっちゃけトークもあったりして 本当に楽しかった。 私たちはとても仲良しなのだ。
Jのことも話したが、それほど気にする様子もなく まあ機会があったらご飯でも食べようということに。 Jの親友と7年前に色々あったことを聞いた。 やっぱり、そうなんだろうなとは思ってたけど。
もう一人の友達は御曹司と付き合っていたし 私はJと色々あって、この子は親友と…だなんて。 実は仲良しすぎるんじゃない?と話していた。
大したこと、ないのかも。
腐れ縁にキリをつけなきゃいけないのは 私の方かもしれない。
プレゼント?指輪??
やっぱり男というのは良くわからない。 どこで、自分だけの人と選別するんだろう。
落ち込むことではない。 予定を変更するような事でもない。
服を買いに行こう。 少しは気持ちも晴れるのかも。
忙しいが口癖の人には近づかない方がいい。 わかっているはずなのに、なんで諦めないんだろう。
その日は忙しいから。
本音もそうなんだろうか。 実際、忙しいみたいだけど。 メールじゃよく分からない。
話せば話すほど、どんどん傷つく。 言葉の裏まであるんじゃないかと。
Sが誘うから、断りにくかった。
子どものようにあやされてるのかな。
嫌なら断ってね、誘い続けてしまうから。
あまりに動揺していたとはいえ、 そんなこと言わなきゃ良かった。
付き合うまでは とことん都合の良い女になる。
会う予定も入れられなかったら?? どうしたらいいのだ。
そもそも、どうしたら 他の人に気持ちがいくのだろうか。
医学部生が重い。 重圧に耐えられない。
かわいいと言ってくれる人を大切するより まだけなされて蹴落とされる競争に身を置く方が 断然自分の目的に叶っている。
世界中がライバルなのだ。
例の医学部生にかわいいよと言われた。
腐れ縁の男友達からはご飯を食べに行こうと電話が来るし 来週は向井理似の友達と会うことになっている。
Jは気になっているみたいだし。 御曹司は相変わらずだし。
またバーゲンで散財してしまった。 もうしばらく買い物はやめておこう。
だけど、来週の友達を待っている間 何をしていればいいんだろう。
漫画喫茶で漫画でも読みふけっていようかな・・・
後輩とランチへ。 共通の知人が何をしているとか、仕事の話とか。 なんだか普通で、とっても嬉しかった。
Jに会いたい。 ちょっとだけJの話をしたら、 それは彼ではないの?と言われたけど 彼氏ではないのだ。
好きって、言葉で説明できるようなことじゃない。 Drだから?素敵な車に乗ってるから?良い家に生まれてるから?
27日は花火大会。 私は女友達とディナー。 あの時、見に行ってもいい?と聞いていれば、 なにか違ったのだろうか。
先にごめんと言ったほうが勝ち。
その法則に乗っ取って、先にごめんと行ったり 先に話しかけたりすると案外うまくいくものだ。
ごめんなさいの数は人望に比例する。 信じる人が一人いれば、そこから何人も付いてくる。 本当にその通りだと思う。
もしくは自分の気持ち次第なのかもしれない。
Jに会いたいが 会っても自信を持った態度でいられるような気がする。
今日はホルモンバランスが一気に逆転する日で、 そのためこんな気分なのかもしれないけれど。
自分からは決して謝らない女。 自分に自信がなく、自信をつけさせてもらえなかった女。
でも自立する機会はいつだってあったのだ。 選択しているのは自分なのだから、そのままにしておこうと思う。
しかし、嫌な気分だった。
もうすぐ散歩がてら手紙を出しに行ってこよう。
妬かれたいからだったのかもしれない。
ほおっておいても私は交友関係が広く 周りにもそう思われている。
SNSを見ればそれは明らかで 何年も会っていないような同級生でさえ 気軽に話かけてくるほどだ。
びっくりしたのは 高校の時にあまりしらなかった後輩と 来週ご飯を食べに行くことになったこと。 女の子なので心配はないし、 今回結婚することになったそうで近くに越してきたそうだ。
Jにも 「みんなに愛されてるね」と言われたことがある。
「愛する」は、異質を 「好き」は、同質に対する感情と新聞で見た。
男はみんなに愛されている人が好きなのではなく 自分だけが気づくことにできる何かをもっている女に 魅力を感じるのではないだろうか。
さっきのJの一言を聞いた時 「Sは俺がいなくても、楽しそうだし生きていけるね」 と言われたような気がした。
言葉の裏を読み過ぎだろうか。
そう考えると 近くに引っ越してきたからランチしましょう、は 女同志では当たり前のことのようだ。
技師の男友達には、入院時のお見舞いのお礼にと 御馳走すると気軽にメールを出したが。
その男友達は「近くに来いよ」と言っていたが、 結局、体調だのなんだの言いながらJの近くのマンションに 引っ越すと決めたのは自分自身だ。
あんななりして、洋食が好きなのだ。 本格的なイタリアンやフレンチが。 あんななりと言うが 彼は向井治にちょっと似ている。
Jには近くに引っ越してきたからランチしましょうなんて なんだか壁があって言えそうもない。 飲もうよと言って流れで家に来てしまいそうだ。
いつもいつも 「うちにくる?」と聞くのがずるい。 来たのはお前だろと言わんばかり。
でも可愛いことに、多忙で先輩にいつも誘われているのに 私と会う時はその後に予定を立てず 会う前からその後は「うちにくる?」なのだ。
そういえば、最近結婚したイケメンの同期とすれちがった。 彼女を連れて歩いていたが、思ったほどの美人ではなかった。 写真を見たときのほうが彼女は綺麗だったし 昔の同期の写真は、こんなイケメンになるとは思えないほどだった。
男と株は似ているとは 収入や肩書のことかと思っていたが まさか容姿までかかわってくると思い知る。
このイケメンとJは高校の同級生である。 イケメンとはスノーボードに行ってじゃれ合った仲である。 その時にはもうイケメンで、もう昔の話だけれど。
いずれにしてもJは上機嫌で いつものように飲んだくれている。 あんなに飲み歩いて、よく昼間はオペをしているものだと思う。 手先が器用なのか、あんなに小さな手で短い指で。
Jの機嫌が良いのがわかる。
常にというのは気にしてはいなかったのだろうが、 私が思い出されるような状況では 気にしないではいられなかったのだろう。
実に単純な構造をしている。 自分自身の選択により、自身を苦しめていることにすら 気付かずに毎日を過ごしている人。 それでも捨てられないという低いプライドがあるのだろう。
私の方はといえば Jを「見たくもない箱」から、仲の良い友達に戻したところ。 積極的に話をしたいとは思わないが、会ったり気が向いたら そういうこともあるかもしれない。
良い位置に置いたなあとしみじみ思う。
小さな事でも幸せに感じられるようになって 本を読んだり知識をつけたりするのが楽しくなった。 人と会うのも楽しいけど、 自分の時間がないとそう感じるのは不可能に思える。
Jから返事が来ていて 普通で普通で普通だった。
四コマ漫画と長編小説の違い。 男の恋愛は4コマ漫画なんだそうだ。 女の恋愛は長編小説。
伏線を張った恋愛はしていないと知ったら 案外気が楽になった。
会いたい、となったら 会いたいのだ。
家が近いことに過剰反応しているわけでもなくて あまりに当たり前の会話で。 偶然会ったら、ご飯でも食べようよって言えるくらいの 距離感だった。 ちょっとよかった。
切らなきゃいけない関係を作るのは 私はちょっと苦手なので どうしてでも、同じ人とより心地良い (というのは近いと言うことではなく) 関係を築いていってしまう。
大人になったのかな。
明日は七夕なんだそうだ。
占い雑誌を見たら、種まき日とあった。 今まで断ち切れなかった腐れ縁に決着をつけるのだそうだ。
それでなのか、灰二からはメールが来て 会えないと告げるし Jにもさっきメールした。
迷ったり、考える必要はないんだって。 ここで起こったことは心にとめておくこと。
そうしよう。 誰にも言わす。
そして、入院中に来てくれた男友達に お見舞いのお礼に御馳走するよとメールしておいたら その日は大丈夫だと思う!と返事がきていた。
顔はかっこいいんだけどな。 彼女がいるし、結婚秒読みだし でも気軽に誘える。
なんだか本当に占い通りだなって思ってしまう。 7/25に話し合うと納得のいく結論が出るらしい。
12月に、きつい仕事で体が動かなくなると書いてあるけど そんなこと書かないでほしい。 本当に体が動かなくなるかもしれないんだから。
そうしたら原因はきっと一つに絞られる。
めずらしく早起き。 今朝の2時まで飲んで起きていたのに。
そんな夜中にログインしていたら Jも起きていてびっくり。
友達のTweetを見ていて、さらにびっくり。 女友達とは、旅行に行くことになった。
無視しているのは私の方かもしれない。
だけど、用事以外で連絡することなんてないし ましてや連絡したいとも思わない御曹司と 親近感は同列に考えた方が良いのだと思う。
だとしたら。
ちょっと気になったことは言うだろう。 家が100メートルの距離になったら メールくらいするだろう。
職場が隣になったら、 会うかもねくらいさらっと言うと思う。
男友達と飲みに行った。
気を使わなくていいのは楽だ。
ボーナスが入ったからと、買い物をしていて なんだか得にもならない仕事もがんばっているみたいで ちょっとよかったなぁと思っている。
どうしてこうやって 御曹司とかJとかと飲んだりできないのだろうか。 嫌にからみつくような会話になってしまったり その後の展開なんかを期待してしまったりするのだろうか。
相手にとっては 好きでもない友達の女の子と 下心を持たないで飲みに行くとか そんなシチュエーション、あまりないのかも。
なんだか、残念な気がする。
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