もうちゃ箱主人の日記
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2009年06月30日(火) またカンテツ

またカンテツしてしまった。
  反省、反省!


2009年06月29日(月) アシカガ事件と言わないで…

冤罪事件の報道で
アシカガ事件というコトバが、テレビから流れちょりますが
足利市出身の者としては
使わないでほしいです、キッパリ!

ほかに、何かいい呼び名は、ないかな?
アイデアを求めまぁす!


2009年06月27日(土) <工事中>

<工事中>


2009年06月26日(金) Michael Jackson dead <工事中>




Michael Jackson dead at 50Story Highlights


A Jackson family attorney says Michael Jackson collapsed this morning

Fire official confirms Michael Jackson taken to UCLA Medical Center

Security blocking all entrances to emergency room, people crying outside

updated 32 minutes agoNext Article in Entertainment ≫

Read VIDEOTIMELINE

(CNN) -- Entertainer Michael Jackson died after being taken to a hospital on
Thursday after suffering cardiac arrest, CNN confirmed.


A Los Angeles fire official told CNN that paramedics arrived at Michael
Jackson's home after a 911 call.

1 of 2 Lt. Fred Corral, the Los Angeles County Coroner said Jackson was
pronounced dead at 2:26 p.m. Thursday.

He also said Jackson was unresponsive when he arrived at the hospital.

Brian Oxman, a Jackson family attorney, said he was told by brother Randy
Jackson that Michael Jackson collapsed at his home in west Los Angeles,
California, Thursday morning.

Family members were told of the situation and were either at the hospital or
en route, Oxman said.

"I can only tell you that the family members are crying," Oxman said.

Fire Capt. Steve Ruda told CNN a 911 call came in from a west Los Angeles
residence at 12:21 p.m.

Ruda said Jackson was treated and transferred to the UCLA Medical Center.

The music icon from Gary, Indiana, is known as the "King of Pop." Jackson
had many No. 1 hits and his "Thriller" is the best-selling album of all
time. Jackson "as big as it gets" ≫

Don't Miss
The All-TIME 100 Albums: Michael Jackson's Thriller
In Depth: Michael Jackson
Gallery: Jackson's life in pictures
iReport.com: iReport.com: Remembering Michael Jackson
Jackson is the seventh of nine children in a well-known musical family. He
has three children, Prince Michael I, Paris and Prince Michael II.

At the medical center, every entrance to the emergency room was blocked by
security guards. Even hospital staffers were not permitted to enter. A few
people stood inside the waiting area, some of them crying. iReport.com: Your
Michael Jackson tributes

A large crowd was also gathering outside the hospital, according to video
footage.

Outside Jackson's Bel Air home, police arrived on motorcycles. The road in
front of the home was closed in an attempt to hold traffic back, but several
people were gathered outside the home.

Jackson also had some legal troubles later in his career.

He was acquitted of child molestation charges after a media circus of a
trial in Santa Maria, California, in March 2006.

Prosecutors charged the singer with four counts of lewd conduct with a child
younger than 14; one count of attempted lewd conduct; four counts of
administering alcohol to facilitate child molestation; and one count of
conspiracy to commit child abduction, false imprisonment or extortion.

http://edition.cnn.com/2009/SHOWBIZ/Music/06/25/michael.jackson/index.html

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闘病の果て求婚受け、ファラ・フォーセットさん死去
 【ロサンゼルス支局】AP通信によると、米女優ファラ・フォーセットさんが25日午前(日本時間26日未明)、カリフォルニア州サンタモニカの病院で、がんのため死去した。

 62歳だった。フォーセットさんの事務所のスポークスマンが明らかにした。

 フォーセットさんは末期がんで闘病中だったが、米俳優ライアン・オニールさん(68)の求婚を受け、結婚することが明らかになったばかりだった。

 フォーセットさんは、人気テレビシリーズ「チャーリーズ・エンジェル」などに出演した。

(2009年6月26日02時49分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20090626-OYT1T00178.htm?from=rss&ref=mixi

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2009年06月25日(木) アサヒ vs シンチョウ 第二幕 <工事中>


<工事中>


正雲氏訪中記事めぐり、週刊新潮に朝日新聞社抗議
2009年6月25日7時4分
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 朝日新聞社は24日、週刊新潮7月2日号の掲載記事とその広告について「朝日新聞の信用を著しく毀損(きそん)する」として、抗議文を同誌編集部に送った。

 同誌の記事は「中国報道官が『007の小説』と小馬鹿にした朝日新聞『金正雲・胡錦濤会談』大虚報のケジメの付け方」の見出しで、本紙6月16日付朝刊1面「『後継』正雲氏が訪中」(東京本社発行最終版)の記事などについて誤報であるかのように伝えている。本社は抗議文で「一連の記事は確かな取材に基づいている」とし、同誌に記事と見出しについて謝罪と訂正を求めている。
http://www.asahi.com/national/update/0624/TKY200906240394.html


2009年06月24日(水) “東国原劇場”にようこそ? <工事中>





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“東国原劇場”識者は? 「計算し尽くされた発言」「条件設定は小物感」
2009.6.24 19:37

http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090624/lcl0906241940003-n1.htm


自民党からの出馬要請を受け、次期衆院選候補者の“目玉”として一気に浮上してきた宮崎県の東国原英夫知事。条件に掲げた「総裁候補」は党内からの厳しい批判にさらされたが、知事は24日の記者会見で、「いたって真剣だ。おちょくっていることはない」と国政進出への意欲を改めて口にした。全国の注目を集める“東国原劇場”。識者たちは一連の発言をどうみているのか。

 「計算し尽くされた発言だ。どう転んでも知事にマイナスになることはなく、したたかさを感じる」

 こう分析するのは政治評論家の浅川博忠氏。

 「『総裁候補』を条件に掲げることで、国民向けには国政の立て直しに本気で取り組むという姿勢をアピールしている」と指摘。一方、短期間での知事職の“投げ出し”を警戒する県民に対しては、「ハードルが高い条件を自民が飲まない限り、知事職を簡単に放棄することはないというメッセージを打ち出している」とし、自民党との出馬交渉が頓挫して知事を続投することになったとしても「県民には悪い感情を残さないだろう」と予測した。

 こうした見方に対し、評論家の塩田丸男さんは「少なくとも知事を1期は務めて実力を蓄えるべきだ。今の高い人気には、タレント時代のものもある」と、早期出馬にクギを刺す。「総裁候補」の条件についても「本当に自信があるなら、条件をつけず、党内から総裁待望論がわき上がるのを待つべきだろう。むしろ、条件設定は“小物感”を漂わせてしまっている」と辛口だ。


 評論家の小沢遼子さんは「今の自民党の苦悩ぶりが図らずも浮かび上がった。知事からは見下されたような発言をされ、党内からも反発を招き、予想以上に大きなイメージダウンにつながってしまった感がある」とした上で、「知事は結局、出馬しないのではないか」と話す。

 仮に東国原知事が出馬した場合、実際に「集票マシン」として機能するのだろうか。


 浅川さんは「タレント候補に飛びつく姿勢は、むしろ逆効果。自民党のもくろみに、国民はそう簡単に乗ってこないだろう」と否定的だ。

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2009年06月23日(火) さらば、「コダクローム」  <工事中>





>コダックの名フィルム「コダクローム」、74年の歴史に幕
ニューヨーク(CNNMoney) 米写真用品大手イーストマン・コダックは22日、74年の歴史を持つカラーフィルム「コダクローム」の製造打ち切りを発表した。コダクロームは米歌手ポール・サイモンの歌にも登場し、著名写真家が愛用するフィルムとしても有名だった。


コダクロームは1935年に発売され、カラーフィルムとして初の商業的成功を収めた。しかし今ではデジタルカメラの全盛に押され、同社のスチルフィルム事業に占める売り上げは1%足らずとなっていた。


在庫品の供給は秋ごろまで続く見通し。コダクローム以外のカラーフィルムは引き続き製造する。


ポール・サイモンは1973年の曲「コダクローム」で、「ママ、僕のコダクロームを取り上げないで」と歌った。


同フィルムを愛用していた米著名写真家のスティーブ・マッカリー氏は「私のキャリアの初期のころはコダクローム一色だった」との談話を発表。手元に残る最後のコダクロームで写真を撮り、ニューヨーク州にあるジョージ・イーストマン写真博物館に寄贈する意向を明らかにした。

http://www.cnn.co.jp/business/CNN200906230023.html  


2009年06月22日(月) とうとう カンテツ

とうとう
カンテツしてしまいました。……(^^;)


今日が
秋のガッカイ発表の応募原稿作成の
締め切りです。

一昨日から、ホフマンとティボーの著作、著書を
首っ引きで読んでいるのですが、
なかなかうまくまとまりません。

締め切り近くなると
いろいろ文献が
目に飛び込んできます。

困ったもんですねぇ。……(^^;)

 ああ、眠い。


2009年06月21日(日) 雨の橋本行

偶然だが、2週続きの、橋本行となった。
多摩美は初めてだが、
入り口付近をちょっとぶらついただけだが
すっごく広いキャンパスでした。
 (まるでゴルフ場の中みたいですぅ)

それにしても
天気予報は、丸外れ!
 一昨日までの予報は、晴だったのに
 昨日あたりから、おかしくなって
 朝から、雨の降りっぱなしじゃ。
まったく、役に立たんのう。



 閑 話 休 題
なぜ、橋本に行ったかというと
  ↓ を拝聴するため。

さすが、私の発表の数段 上を行ってます。




////
18世紀学会 全国大会
2009年6月20日(土)、21 日(日)
多摩美術大学八王子キャンパス(東京都八王子市鑓水)


10:00-10:50 自由論題報告 (6)

「18世紀後半ドイツ・プロテスタント圏におけるカトリック文化受容
 ——グラウン《イエスの死》vsペルゴレージ《スターバト・マーテル》と
  いうトポスの検証」

瀬尾 文子(東京大学)

司会:荒川 恒子(山梨大学)

http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsecs/information/31_program.htm


2009年06月20日(土) ギ ン ザ へ

久々に、ギンザへ…
 (クルーズ・クルーズ)

ギンコの時の会。。

 昔話にふけったで…
  あの頃、みんな若かったねぇ(笑)


2009年06月19日(金) 桜桃忌

今日は、桜桃忌。
それも生誕100年っつうことで
花火が、上がるわで、もう
 それは大騒ぎでした。(← ウソです……(^^;))

 それでも
三鷹の玉川上水周りでは
入水記念碑(!)の前に
太宰ファンがぞろめいておりましたよ。
(私は、その横を
  例によって、冷たい目で通り過ぎましたが(笑))


皆さまは
 聖地!遠征されたことはありますか?
(お出での節は、ご案内いたしますので
 ご一報を!)







2009年06月18日(木) 音楽史研究会

先月は、2次会あとの3次会で
 午前様になってしまっただ。……(^^;)
今日は、10時で失礼しました、キッパリ!(笑)



・・・・・・・

>「音楽史研究会」6月18日(木)例会

「明治期出版唱歌集における外国曲
―明治期に文部省によって買い集められた欧米の唱歌集は
いかなる影響を与えたか−」

長谷川由美子 氏(国立音楽大学附属図書館)

会場:桐朋学園芸術短期大学2101教室

http://www004.upp.so-net.ne.jp/h-nonaka/MIS/index.html


2009年06月17日(水) ゴヨー組合

ギンコの組合は
 ゴヨー組合 って、よく言われました。

組合役員やってたヤツが
 すぐ
えらくなるんだから。。

何でも反対の時代だって
専従という名の労働貴族はいたし…

現実の、労働組合という組織は
どこも、
賞味期限切れのもののような気がする。

/////////

日本郵政労組は西川社長続投支持 山口委員長が表明
2009年6月16日 12:37

国内最大の単一労組、日本郵政グループ労働組合
(JP労組、約22万9千人)の山口義和委員長は16日、
仙台市内で記者会見し、麻生太郎首相と鳩山邦夫前総務相の意見対立で
焦点となった西川善文日本郵政社長の進退について
「労組としては続投に大歓迎だ」と述べた。
 山口委員長は、続投支持の理由について、
西川社長の長期的視野に立った経営手腕を評価。
2009年3月期の連結決算が純利益4200億円超だったことも挙げた。

その上で山口委員長は
「長期的な展望に立ち、労使が一体となって経営課題に取り組むことが
 大切」と述べた。

 会見では、17日から19日まで同市で全国大会を開き、
初日には西川社長も出席することも説明。
提出する議案については、雇用の確保や次期衆院選に向けた政治活動の
態勢強化などを盛り込んだ。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/102605


////////

<後記 6/19>

ふ〜ん、こういうことだったんだ。

//////

日本郵政:郵便局会社監査役に前労組委員長が内定

日本郵政グループの郵便局会社の監査役に、
日本郵政グループ労働組合(JP労組)委員長を退任した
山口義和氏が内定したことが19日、分かった。
24日の株主総会で正式決定する。

この日の衆院総務委員会で、日本郵政の西川善文社長が答弁の中で
明らかにした。
西川社長は「郵便局の業務を熟知し、現場をよく知っている。
 郵便局と郵便局会社、日本郵政との関係がより緊密になる」と説明した。

 JP労組は19日閉幕の定期大会で、労組委員長の後任として
竹内法心(のりなか)副委員長を選出した。
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090620k0000m020079000c.html

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2009年06月16日(火) ガッコの話題は…

目下、ガッコの話題は、これ ↓…


この不況下
学芸員2名 公募!
 というんですから〜!!!

 そ れ も
日美、西美
各 1 名 というもんだから
双方とも目の色が変わってます。

9月末までに
修士終了という微妙な条件のため
果たして何人が資格に該当するかは
これも、びみょう だし
40歳未満というのも、びみょう だし

(ためいきついてる人を、見かけます)


全国から
どのくらいの応募があるのか
興味あるところです、ハイ。(←無責任なヤジウマ……(^^;))

http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/press/200906/013063.html


///////////
山口県立美術館学芸員の選考採用について
平成21年 (2009年) 6月 3日

1 職種、採用予定人員等
(1)職種: 学芸員

(2)採用予定人員
2名(日本美術史1名、西洋美術史1名)

(3) 採用予定日
平成21年10月1日


2 職務の内容
山口県立美術館における資料の収集、調査研究、整理保管、
展示、教育普及、研究発表 等

3 応募資格
次のいずれにも該当する者。
ただし、日本の国籍を有しない者の場合は、就労可能な在留資格を
有していること。

ア 昭和45年4月2日以降に生まれた者
イ 大学又は大学院で歴史学、考古学、美学又は美術史のいずれかを
専攻又は研究した者で、大学院の修士課程修了
(本年9月末に修了見込みの者を含む。)
  又は同等の学歴若しくは同等の研究経験を有するもの
ウ 学芸員の資格を有する者
(本年9月末までに学芸員の資格取得見込みの者を含む。)
エ 地方公務員法第16条に規定する欠格条項の各号
(第1号については、準禁治産者を含む。)の一に該当しない者


4 応募手続
募集案内のとおり
※ 募集案内は、山口県環境生活部文化振興課のホームページから
ダウンロードできます。

5 募集期間
平成21年6月3日(水曜日)〜平成21年7月10日(金曜日)
(当日消印有効)

6 選考の日程等
(1) 第1次選考(書類選考)
平成21年7月中旬

(2) 第2次選考(面接、適性検査)
平成21年8月中旬(於:山口県庁)

7 問い合わせ先
山口県環境生活部文化振興課

/////////







(よけいな一言)
名にし負う保守王国のこと
 面接試験では、
 国歌、日の丸OKかを
 聞かれるんだろうな??


2009年06月15日(月) 民の声は天の声??

民の声は天の声、ほんと??

 有名な、天声人語とは
「天に声あり、人をして語らしむ」という中国の古典に由来するとか、
 しかし、その古典が何であるかは、意外にも不明なんだとか。
 ラテン語の”Vox populi vox dei.”(民の声は神の声)が元になっている という説もあるとか。
   (結構、アヤフヤなもんなんだ(笑))


ところで
《マタイ受難曲》を聴いてわかるのは
「民の声は神の声」なんてえのは
 ウソ! ということ。

許すべきは
 イエスか、バラバか
と、問われた民衆が叫ぶのは
 「バラバ!」の減七の響き!

バッハの絶望が、うかがえるようです。
 (← こう決めつけちゃあ、いかん!(笑))




   あの
「ユーセイ選挙」
 コイズミを支持したのは
  ダレだっけ!!!

世論調査なんてもんも
まるきり、信じちゃいかんばい!
(視聴率調査みたいなものと思えばよか)







2009年06月14日(日) マタイの日

橋本は遠かった……(^^;)
(サイトでは新宿から最速35分と書いてあったが
  日曜のお昼頃は橋本行きが少なくて
   やっと間に合っただ……(^^;))


 例の
小山のような女のセンセイや
小山のような男の指揮者センセイが
 隣の席だったらどうぢよう!
 両隣だったらどうぢよう!
   と心配してたが(何しろ3時間ですからね!)
この日は、見えてなかったようで、ホッ! (笑)
 席は、たのくらの皆さまと、ご一緒でした。(^ω^)

この日、研究者は見えてなかったようですね。
 〜火曜日に来るのかなぁ?

皆さん、ご存じの中さまと
久々に再会。
 3年ぶりかな!?
わかりやすい水色の服が、ス テ キ!(拍手!)


  さて
演奏は、感動的で
マタイ冒頭のコラール
 リピエーノ・ソプラノは聞こえたところで
 早くも、目頭が熱くなりました。。
  (← トシのせいかねぇ……(^^;))

リピエーノ・ソプラノを、
 2階 左席エプロンに配置したのは、グッドアイデアだが
 演奏者は大変だったようで…
 特に、第1部最後の大コラールで
 リピエーノ・ソプラノと第1ソプラノが同一旋律を歌うところ。
 第1ソプラノは舞台右、リピエーノ・ソプラノは2階左なので、
  指揮者はキューを出すことができない。。
 第1ソプラノが盛んにアイコンタクトしてました。(^ω^)



///////////////
Webから (記録として)

礒山雅presentsバッハの宇宙
 完結編 ≪マタイ受難曲≫
最高権威のもとに日米の若手が結集!
バッハ自身の編成による、繊細にして透明な《マタイ》が、今甦る!

2009年6月14日(日)、16日(火)
時間 14日14:00
16日18:30開演 
会場 杜のホールはしもと・ホール

内容
J.S.バッハの傑作で、音楽史上最高の名曲とされる《マタイ受難曲》を、バッハの研究・演奏の権威、ジョシュア・リフキン氏の指揮で
上演します。
リフキン氏はライプツィヒにおけるバッハ自身の教会音楽演奏実践に対する詳細な研究から、各パートひとりの歌い手による室内楽的な演奏方式を提唱しており、目下世界で、その演奏方式のもつ利点が認識されつつあります。今回のプロジェクトにおいては、バッハ自身が響かせたであろう作品の
イメージを可能なかぎり厳密に追求するとともに、《マタイ受難曲》特有の手法である「2つの声楽・器楽グループの対話」を、学生を主体とする日米の若い音楽家の交流によって実現します。
これにより、《マタイ受難曲》の精神世界が新しい形で開示され、
日本のバッハ演奏とバッハ受容にとって、画期的な一歩になることが
期待されます。(音楽監督 礒山 雅)

*ソリスト編成、ピリオド楽器使用、字幕スーパー付き

出演 指揮/ジョシュア・リフキン

<第1グループ>ケンブリッジ・コンツェントゥス
福音書記者/ジェイソン・マクストゥーツ(テノール)
イエス/サムナー・トンプソン(バス)
クララ・ロットソーク(ソプラノ)
ウルリーケ・プレーガー(ソプラノ)
ジーア・ローボー(アルト)
リーダー/マリカ・ホームクウィスト(ヴァイオリン)
オルガン/レオン・シェルハーサ 他

<第2グループ>くにたちiBACHコレギウム
小島芙美子(ソプラノ)
坂上賀奈子(アルト)
中嶋克彦(テノール)
小藤洋平(バス)
リーダー/桐山建志(ヴァイオリン)
オルガン/大塚直哉  他

音楽監督/礒山雅

http://www.hall-net.or.jp/25event/20hashimoto/2009061416_m.html

・・・・・・・


* 帰りは、にわか雨!
  駅まで家内に傘を届けてもらった……(^^;)


2009年06月13日(土) GMが最後に作った○○車

いろいろなサイトで引用されてるが
最初はどなたが、お作りになったんだろう??

「GMが最後に作った火の車」

ガイジンには通じないネタだが、秀逸!!

(6/4  GM倒産)


2009年06月12日(金) あじさい電車は…  (^ω^)

井の頭線の明大前と下北沢の間、
 線路脇のアジサイが満開ですよ〜! (^ω^)

昨年は、日照り続きで
 かわいそうな気がしたが
今年は雨の日が多いせいか
 元気に見えます。


と こ ろ で
毎年のことだが
このあじさい電車というか
アジサイ街道というか

アジサイを観たような
 観足りないような

何か物足りなさが、つきまとうんだなぁ、
 なぜだろう???

と、考えてみたら

電車が速すぎて
 じっくり観られないせいか!

ってことに気付いた !!
 (← んなことに今頃、気付いくとはねぇ……(^^;))


まあ、そのせいで
毎年 飽きないと思えば
 いいか、いいか (笑)


と て も
 ゆ る い 話題でしたぁ
  ゴメンナサイ。



お詫びに
電車脇じゃないけど、以前撮った写真を1枚 サービス!
     ↓








・・・・・

* 今日のゼミでは

アール・ブリュット 
  と
ティツアーノ
オスカー・ワイルドの《サロメ》
 についての修士1年生の発表を聞いた。


2009年06月11日(木) コ、コイズミの書いた音楽の本だってぇ!

 皆さまご承知の通り、
  私は大のコイズミ嫌い!
  ついでですが、ニッケイも嫌いです。

そんなわけで
 コイズミが書いてぇ
 ニッケイが出版してるぅ
   本なんて、読むもんか!!

〜なんて、心の狭い人間じゃありませんよ、私は… 
   キッパリ! (笑)


コトワザにあるでしょ。

  罪を憎んで、本を憎まず
  一冊の本にも、いくぶんの魂

    (ないか……(^^;))



まあ、読んでみると
しごく、まっとうなことばかりで
 (殆ど、池田記者が書いたのかな?)
著者名を伏せれば、腹も立たない。

私は、買う気はしないが
 買いたい人はどうぞ!
 (頁数の割に高いですから
  古本屋をお勧めします。 ←大きなお世話!)






記録のため、残しておきます。↓



////////////////

小泉純一郎 音楽遍歴
  (日経プレミアシリーズ) (新書)

日本経済新聞出版社 (2008/5/9)
価格: ¥ 893


>内容(「BOOK」データベースより)
私の人生には、いつも美しい旋律があった。音楽は心の奥深いところに感動を与えてくれる―。政界きっての音楽通として知られる著者が十二歳で始めたヴァイオリン、クラシック、オペラ、プレスリー、モリコーネ、X JAPAN、ミュージカル、カラオケ愛唄曲まで、半世紀を超す音楽遍歴を語り尽くす。

著者について
1942年1月8日横須賀生まれ。慶應大学経済学部卒業後、ロンドン大学に留学。72年衆院選初当選。2001年自民党総裁に選出され第87代内閣総理大臣に就任、「小泉劇場」と言われる熱狂的なブームを巻き起こす。06年退任。クラシック、ポップスを問わず音楽、芸術全般に造詣が深い。エルヴィス・プレスリーやモリコーネのコンピレーションCDの企画・監修も手掛けた。


>目次

はじめに

第1章 クラシックとの出会い

ヴァイオリンを始めた十二歳
最初にやったのは「おもちゃの行進曲」
「なんてきれいな曲なんだ」
何回も聴いて良さがわかるのがクラシック音楽
ブラームスはわからなかった
おすすめのヴァイオリン曲
モーツアルトで百人一首
ハイフェッツを聴いて自分の下手さかげんにがっかり
バッハとヴィターリ
フィンランドの風景と合致しているシベリウスの音楽
全作集めたエルガー
要は自分に合うか合わないか
批評家は感情的な演奏を好まない
出でよ、作曲、編曲ができるヴァイオリニスト
BGMで聴いて広がったレパートリー
音楽の好みは押しつけないほうがいい
「音学」より「音楽」を
今はレコードの解説も読まない、オーディオにもこだわらない
オーケストラの指揮者と首相は全く別のもの
まだまだ聴いていない良い曲がたくさんある
わかりやすい曲から入ろう アンコールへの注文


第2章 オペラは愛である

人間技とは思えなかったマリオ・デル・モナコ
最初は理解できなかった「トリスタンとイゾルデ」
オペラにもいろいろあることを知ったロンドン時代
物語の筋がわかればもっと面白くなる
最初はイタリア・オペラが入りやすい
オペラが表現するものは「愛」
「言わぬが花」 「聞かぬが花」も大切
バイロイト音楽祭での出来事
ヒトラーを気にしたシュレーダー
音楽自体には罪はないが 名声を確立する前のほうにいい作品がある
主演の二人が抱擁しなかった理由
演目選びはむずかしい
いきなり生のオペラを観る前に
歌舞伎「勧進帳」こそ日本の傑作オペラ
忠臣蔵も「うそ」がポイント
歌舞伎とオペラの共通点
千両役者のすごさ
日本のオペラとオペラハウス
読み替え演出はやらないほうがいい
初心者におすすめの作品


第3章 エルヴィス、モリコーネ、そして遍歴の騎士

FENから流れてきたエルヴィスの歌声
言葉にしにくいエルヴィスの歌のうまさ、独特さ
パットブーンとペレス・プラート
熱烈な愛情表現の三連発
エルヴィスの聖地で歌う
突然、ある音楽に引き込まれる
マイ・フェイヴァリット・モリコーネ
X JAPANもバラードが好き
私のカラオケレパートリー
国会議員はカラオケが必須科目
歌と踊りは世界共通
いつも口ずさんだ「見果てぬ夢」
オペラより敷居が低いミュージカル
新たな遍歴の旅へ


+付録
CD「私の好きなエルヴィス・プレスリー」収録曲コメント
CD「私の大好きなモリコーネ収録曲」

本書で取り上げた曲目解説 池田卓夫

希代の政治家による音楽談義 池田卓夫


////




*今日は
一日中、マンション管理組合の
決算報告の精査(というより、殆どやり直し)に
追われた。
 いろいろあってね……(^^;)


2009年06月10日(水) 今度はダイジョブ? シンチョウに

先日、大ミソつけたばかりの
週刊新潮が、こんなこと書いてますよ〜

まあ
だれでも知ってる
 けど
だれも書かない(書けない)
 マスコミ界のタブー
なんだろうが
ダイジョブか?
 シンチョウに(なんてね)

因みに、
この週刊新潮の広告は
このまま新聞に掲載されたんだろうか???

/////////

週刊新潮 6月11日号

「新聞業界」最大のタブー「押し紙」を斬る!
 ひた隠しにされた「部数水増し」衝撃の調査データ
読売18%、朝日34%、毎日57%が配られずに棄てられていた

http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/newest/


2009年06月09日(火) 公開レッスン!?

今日のことは
よくわかってなくて
講演会と思ってた。
行ってみたら、公開レッスンだった。

その模様は、こちらを…
  ↓
http://prof-i.asablo.jp/blog/2009/06/10/4356752


(熱演で、8時の終了予定が
  9時10分前くらいになっちゃっただよ。
 このガッコは、たしか9時全員掃き出しだろうに…
    おなかもペッコペコだぁ……(^^;))





 と こ ろ で
内容に関係ないけど
面白かったのは…

私の横の席にいた
小山のような女の人が
(メガネした横顔しか見えなかったので、しかとは
  わからなかったが、AK先生かな??
  〜そうだとすれば、40年前まだG大在学中に
   初めて演奏を見たっけ。
   あの頃は、子鹿のようだったが……(^^;))

その前の席に座ってた
小山のような男の人 
(あとでわかったが、i教授ファミリーの
   DHさんだった(笑))
が、じゃまで、演奏者が見えないようで
椅子を、左右に移動させていらしたこと。(^ω^)



 も一つ
気になったのは
聴講してる音大生の大半が
楽譜もノートも持たず、手ぶらだったこと。
(私は、もちろんポケット・スコアと
  ノートを持ってましたよ)
先生方は、殆どが、ベーレンライターの
赤い本(スコア)や青い本(ヴォーカル・スコア)を
持ってらしたが
生徒が手ブラっちゅうのはねえ……
 (音大生だから、楽譜はなくても不自由ないのかもしれないが
  メモもとらないで、ダイジョブなのかねぇ)

  …なんて、大きなお世話でした。……(^^;)



2009年06月08日(月) シューマンさんの誕生日!

今日は
 シューマンさんの誕生日だよ〜!


> ロベルト・アレクサンダー・シューマン
(Robert Alexander Schumann,
  1810年6月8日 - 1856年7月29日)
    (Wikipedia)から



たしか、ポリーニの2回目の来日公演だったと思うが
あの時、聴いた
《交響的練習曲》が忘れられない。


2009年06月07日(日) オキナワから来た○○○の話

昨日の続きじゃなくて (キッパリ!)

これは
オキナワ産の ライチ の話……(^^;)
 
妻が買ってきましたが
 ライチじゃなくて、「茘枝 レイシ」と
書いてあります。

中国産や台湾モノに比べて
 色が薄く、
 だいぶ小振り。

食感は(今回のものだけかもしれないが)
 種が大きく、実が少なく
 酸っぱくて
今までの、ライチのイメージとは
ずいぶんかけ離れておりました、ハイ。
(あと、値段が倍近く高かったとです)

繰り返しますが
これは、今回のものだけかもしれないので
国産モノすべて
 そうかはわかりません。
念のため。(キッパリ!)


2009年06月06日(土) オキナワから来た研究者の話

会場に着いたとき
思いがけない方に
お会いし、ビックリ…
 (昨日の続き…)

閉まりかけたエレベーターに
飛び込んできたのは
 な ん と、
オキナワにいるはずのA山さん
 じゃ、ありませんかぁ!?

つい、数ヶ月前
 ナミダ、ナミダの送別会を
やったばかり。 (← ウソです(笑))


 「ど、どうして、ここへ?」

 「こんな機会ないと来られないから!」

涼しい顔で、おっしゃってましたが
 ビックリしたぁ……(^^;)




あとで
ちょうど持ってた
ワキから頂いた
 「ルーブル展」のチケットを
さしあげましたぁ。(^ω^)



さて
昨日の講演の感想だが
内容もさることながら
今さらながら
「コトバの壁」を
自覚しました……(^^;)

4年間の勉強で
英独語とも、読む方は
怪しいながらも、電子辞書片手で
たどれるようになりましたが
会話の方は、まだまだです。

この日の質疑も、
殆ど聞き取れませんでした……(^^;)

これから、多少なりとも
会話を習わねばと真剣に思いました。
(バイエルン州立図書館でないとない資料もありますので
 一度は現地に行かなければなりませんし…)


帰り道
雨の公園内で
いつのまにか
先生ご一行と
ご一緒になり
エキナカの「回転寿司」行きに
お誘い頂いたのだが
私だけ「コトバの壁」になって
座をしらけさせては申し訳ないので
辞退しちゃったわけです。……(^^;)

せっかくの機会だったのにねぇ。
 もったいない。


2009年06月05日(金) リフキンの講演

日本音楽学会例会の
 リフキンの講演会に行ってきました。

(私より)高齢の先生方(K澤先生とか)のお姿は
 見かけませんでした。(気付きませんでした)
K林先生、H口先生も欠席です。
私の存じている方は、M先生、慶応のS藤先生、
G大のO先生くらいでした。
 (いずれも、講演後 質問されておりました)


リフキンの講演の内容紹介が、
下記ブログに掲載されておりますので
詳しくはそちらをどうぞ。
   ↓
http://prof-i.asablo.jp/blog/2009/06/05/4346021

http://prof-i.asablo.jp/blog/2009/05/30/4332816



上記は原稿とのことで
当日、
第1章, 第2章では、K林先生のお名前と
先生の説の引用が何度か読み上げられました。
(1748-50年のバッハの筆勢の衰え、先生のおっしゃる
「危機の時代」説 等々)

第4章の校訂の苦心談では、
長い間、自筆譜を手に取ることができなかったのが
2003年になって、自筆譜の補修が終了したことで
閲覧が許され
それが校訂作業に間に合ったた僥倖について
熱っぽく語っておられたのが、印象的でした。

もし、その場に、K林先生がいらして
これらについての質疑が交わされたなら
さぞや圧巻であったろうと
ご欠席を残念に思いました。



会場に着いたとき
 エレベーターで思いがけない方に
お会いし、ビックリ
 したことは、また明日…


2009年06月04日(木) 更新しました!! 訃報 黒田恭一氏  

とりあえず速報として…


>黒田恭一氏死去…クラシックを分かりやすく解説

クラシック音楽を中心にわかりやすい解説で人気のあった音楽評論家の
黒田恭一さんが5月29日午前6時28分、多臓器不全のため
東京都内の病院で死去した。71歳。東京都出身。
告別式は6日午前11時、新宿区須賀町14の1、四谷たちばな会館で。
喪主は妻、志肇子(しげこ)さん。

早稲田大学卒業と同時に評論活動を始め、音楽専門誌や女性誌で
クラシックのほかジャズやタンゴなど幅広い分野の音楽をわかりやすく
紹介。
またNHKFMラジオ「20世紀の名演奏」などで解説を務め、
音楽家に対する愛情あふれる語り口が評判を呼んだ。

「オペラへの招待」「はじめてのクラシック」「聴こえるものの彼方へ」
など著書多数。
産経新聞に寄稿したほか、月刊音楽情報誌「モーストリー・クラシック」
で2002年から最新号までコラムを執筆した。

ZAKZAK 2009/06/04
http://www.zakzak.co.jp/gei/200906/g2009060420_all.html



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後記(6/20):
 個人的に親しいわけではないが
いつのまにか「くろきょう さん」と呼んでいた。
私の本棚の中の音楽評論家のところに
吉田秀和氏や宇野功芳氏の本と共に
何冊か並んでいる。
下の写真の本など、
 初心者の頃、何度も読み返したものである。

くろきょう さんの文章は、凝縮されたものではなく
饒舌体といっていい。
あふれるような饒舌の魅力、
 惚れたらその影響を免れない。
私の今のブログの書き方も、その影響があるかもしれない。

幸い、昔読んだ文章が公開されているので
その一部を引用して、追悼としたい。
(是非、全文もお読み頂きたい)
1973年冬の文章という。

数枚のレコードから始まった
私のコレクションも、百枚近くなり
何を聴くか、迷うようになった頃
身につまされて読んだ記憶がある。


・・・・
> http://www.audiosharing.com/people/kuroda/kanatahe/kanata_03_1.htm
 から


 ききたいレコードはやまやまあるが
 一度に聴けるのは、一枚のレコード


   《前略》
 急に、嫌な男のことを思い出してしまった。
今日書きたいと思っていたことと、その嫌な男のこととは、
まんざら関係がなくもないので、やつあたりめくが、
その男のことからはじめることにしよう。

 かりにその男をAとしておく。もうかなりの年配の男だ。
ある時Aは、しごくもっともらしい顔つきをして、レコードなんて
いうものは数多くきけばいいっていうもんじゃないんだ、といった。
そういう時の彼の表情、自信にみちていた。
しかし彼のその表情は、幾分からいばりのように見えた。
Aがろくろくレコードをきいていないのを、知っていたからだ。
もしそれが沢山のレコードをきいている人の言葉だったら、
そういうものかなと思わなくもなかったかもしれない。
Aの言葉には、いう資格のない人間が資格のないことをいった時の
しらじらしさがあった。
 さる読書家として知られるドイツの作家がこんなことをいっていたのを
読んだことがある――、
 つまり、一生に十冊たらずの本しか読まない読書家というのも
いるものだ、とその作家はいっていた。
その作家の言葉にふれたのは、まさに乱読としかいいようのない読書を
していた高校のはじめのころだった。
その言葉の重さが理解できた。
たったの十冊しか読まない読書家もいるが、一万冊読んでも読書家とは
いえない人間がいるということを、その言葉は、暗にいっているよう
だった。耳がいたかった。
当時の自分の本の読み方を、これでいいのかな、と思った。
  《中略》
そしてそれは、困ったことに、レコードのきき方についてもいえるようだ。たとえ一生の間に十万枚のレコードをきいても、読書家にひっかけて
いえば、聴盤家になれないのではないか――と思うおそれがある。
そのうしろめたさ、というか恥しさを背負って、しかし、けっこう喜々と
してレコードをききあさっている。
そうするより他に道がないように思う。

たとえ、要はきき方だという正論がその先に用意されているのを
知らぬわけではないが、より多くのものをききとるためには、
ともかくより多くきくよりしかたがない。
すぐれたきき方を獲得する、つまりおのれのきく技術をより高めるため
には、それが目的であってはならぬと思うが、
より多くきくよりしかたがない。他になにができるというのか。

 なにもすぐれた聴盤家たることを願ってレコードをききつづけている
のではないが、これをきけばあれもききたくなり、
あれをきけばまた別のあれといったように、好学心というと
きこえはいいが、興味の枝葉はしげる一方だ。
そういう一種の意地穢さをあつかいかねている人間にしてみれば、
数多くのレコードをきけばそれでいいというものじゃないという
正論すぎる正論は、きれいごとに思えてならない。
  《中略》
 本も、レコード同様、一度に一冊の本しか読めない。
しかも一日が二四時間、九十歳まで生きられてオンの字ということに
なれば、一生の間にきけるレコード、一生の間に読める本なんて、
たかが知れている。
たかが知れている時間しかゆるされていないのに、
いい本、いいレコードが多すぎると思う。
だからといってあわててどうなるものでもないが、
出来ることなら、あれもききたい、これもききたい――
 と考えているところに、
数多くきいたって、といったようなことをいわれると、
いかにも空々しく、すくなくともその男には、音楽が好きですとは
いわせないぞと、多少ムシにくわれている奥歯をギシギシこすりあわせる
ことになる。
 《中略》

 レコードコレクションとかレコードコレクターという言葉には、
うまく説明できないが、なんとなくいごこちのわるさがある。
「レコード」という言葉と「コレクション」という言葉のむすびつきの
わるさゆえといえるかもしれない。
水と油だ。水と油を無理に一緒にしたためのなじみにくさがある。
コレクションに対する情熱は、ついに物=オブジェに対しての嗜好に
支えられざるをえない。
しかしレコードは切手やコインを物と考えるようには物と考えにくい。
犬や猫、あるいはカナリヤや九官鳥、つまりいきものは、コレクションの
対象になりうるのかどうかということになる。
オブジェへの愛以外のなにが、コレクション癖の心理的基礎たりうるか。
物神崇拝とはいわぬが、ともかく物体愛なくして、コレクターの情熱を
考えることはできない。
 レコードは、物体と、敢ていきものとはいわぬが、物体でないものとの
間に位置していやしないか。
レコードそれ自体は、まぎれもない物体だ。
しかし、すくなくとも、このレコードはいいなといったとき、
それは物体としてのレコードについてであるよりは、
そこからきこえてくる音楽についてだ。
 とすればレコードをオブジェ視できないわけで、
レコードのコレクションは不可能になる。
 だがげんにこの部屋には、すでにかなりの数のレコードがある。
いかにこれは蒐集したものではないといいはっても、
もしかするとそれは理解されないかもしれない。
この部屋にあるレコード群を他人に蒐集品といわれて、
そうじゃないんだといいはって説得する根拠がはたしてあるかどうか。
 こうなると、蒐集したのか、結果としてたまたま集ってしまったのかは、精神の問題になる。
  《中略》
 すでに、レコードを、たった一度しかきけないものと思ってきこうと
提案した。
しかしそれは一度きいたらすててしまおうということではなかった。
一度しかきけないものと思って二度きくのと、何度でもきけると思って
二度きくのとでは、きき方、ききとるもの、その他さまざまな点で
ちがってくるのではないか、ということだった。
一度きいて、いいなと思ったら、もう一度ききたくなるのは当然で、
そのためにはそのレコードをとっておかねばならない。

 そのようにしてとっておいたレコードや、それにテープが、
だんだんふえていくのは、むしろ当然だ。
レコードや本がしだいにふえていくのを、むしろ自分が生きているあかし
と考えること、だってな くはない。
ききもしないレコード、読みもしない本がいくらふえたって、
これはどうということもないが、すくなくともきき、読んだということは、そのレコードなり本なりと、ひとときはかかわりをもったということで、
手ばなしがたくなり、もともときゅうくつな住いをさらに一層きゅうくつ
にすることになる。

 せんだって、テレビの映画番組で淀川長治氏が、例の口調で、
一カ月に二本は新しい映画を見るようにしましょうね、
それもできるだけいい映画を見るようにしましょうね、といっているのを
きいて、すごいことをいうなと思った。
  《中略》
 仕事となれば楽しいことばかりじゃないでしょうと、知りあったばかり
の人から、かならずといっていいほどいわれる。
レコードをきくことを仕事にしていることに対しての同情の言葉のようだ。同情された人間が、いやそうでもありませんというのは、いかにも失礼に
思え、またいささかの苦しみやつらさのあることがプロフェッショナルで
ある条件かもしれないと思い、そうですね、やはり好きなことを仕事に
してはいけませんねとかなんとか言葉をにごし、後できまって、
自己嫌悪におちいる。
 なぜその時、いや、そんなことはありません、レコードをきくのが
楽しくてしかたがないんですと、いえなかったのか。
つねに、いそいそ、ガツガツ、意地穢く、レコードをきいている。

たまたま友人がもっていたレコードを、明日までにかならずかえすから
などといって、恥も外聞もなく、ひったくるようにして借りてきいて
しまうことだってままあり、それが自慢できることではないのを
知っているが、仕事だからつらいなどということは、まったくない。
つらいことがあるとすれば、それは、ききたいレコードが、
あるいはききかえしたいレコードが沢山あるのに、
一日たった二四時間しかないということだ。

 そうやってききつづけてきて、いったいどうなっているか――
ということが、どうでもいいようなことだが、やはり気になる。
別にどうもなっていないように思う。
ことさら耳がよくなったとも思えないし、頭がよくなったとも思えないし、情操がゆたかになったとも思えない。
つまり、どうにもなっていない。にもかかわらず、レコードを、
といわずとも音楽を、ききつづけてきて、これからもまたききつづけて
いくだろう。なぜか?

 先に、一枚でも多くのレコードをきくことによって、少しでも耳の感度
がよくなるのではないか、より正しく、よりよくきけるようになるのでは
ないかといったようなはかない希望を述べた。
しかし、それが目的でレコードをきいているわけではない。
タイトルマッチを前にしたボクサーが山道を走るような意味でレコードを
きいているのではない。たのしいからきいているだけだ。

 そして、すぐれたききて、レコードの場合でいえばすぐれた聴盤家とは、より多くの歓びをそのレコードから感じとれる人のことをいうと思う。
これは、幾分こころもとない気持でいうのだが、すぐれた聴盤家たりうる
ためには、一枚でも多く、一回でも多くレコードをきくより他にするべき
ことがないのではないか。
それはついに目的たりえないとしても、そうするより他に道はない
ようだ。
 《中略》
 レコードコレクションが千枚もありましてねえ、と誇らしげにいう人が
いる。
 ヨーロッパでオペラを×百回も見ましてねえ、と自慢げにいう人もいる。
誇り、自慢したがる気持、わからぬでもなく、千枚のレコードコレクションといえば大変なものだが、それをいったが最後、彼とレコードとの、
あるいは彼とオペラ公演との、もともとは精神的だったはずのかかわりを、粗雑に物質化してしまうことになるのを、その人は多分、気づいていない。

 千枚ももっているんですよ、といわれて感じる、ある種のむなしさ、
五百枚もでも百枚もでもいいが、それはやはり、ひどく本質的なところで
のすりかえが行われているがゆえのものと思う。
いわゆる海賊盤でしかきけないフルトヴェングラーの、たとえば
ティト・ゴッビがタイトルロールをうたった「ドン・ジョヴァンニ」の
レコードをもっていることと、切手の、俗にブラックペニーといわれる
世界最初の切手をもっていることとでは、等しく稀少価値を誇れるとしても、やはりどこかでちがっていなければならない。
 ブラックペニーの場合、持っているだけですでにその切手と持主との関係は完結するが、レコードの場合、そうはいかない。
きかないかぎり、そのレコードと持主との関係は、無にひとしい。
物としてのレコードは、極端にきこえるかもしれないが、音楽の形骸でしかあるまい。その形骸に魂を宿らせうるのはききてでしかない。
  《中略》
 ききての誰もいない山奥でひとりでになりだしたグレン・グールドの
バッハを、はたして音楽といえるのかどうか、
いや、誰がそれを音楽と認めるのかということになり、そうなると音楽も
また音楽の形骸でしかなく、その形骸に魂を宿らせるのはききて以外に
いない。

 はなしをそこまでもっていく必要はないだろう。
しかしレコードの場合、あるはずのないものが物として存在してしまって
いるがごとき錯覚を与えがちで、レコードとのつきあい方のむずかしさの
ひとつは、そこに生じる。
演奏会場にいさえすれば、音楽はそっちのけで瞑想にふけっていようと、
音楽をきいたような気持になったり、きいてはいない、ただ針を通した
だけなのに、きいたレコードと考えてしまうようなことが、
やはりあると思う。
音楽をきくというのは、一般に信じられている以上に、
きわどい、むずかしい行為ではないのか。
ましてレコードとなれば――。

 しかし、友よ、すべては、それに肩までとっぷりっかることから
はじまるのではないのか、だとすると、そこでいさぎよくならねばならず、数多くきいたってという、つめたい嗤いにかかわっていられない。
(一九七三年冬)





2009年06月03日(水) ♪ 旅するみどり!

な、なにごとか?
 と、ビックリするよなタイトルですが

なんと、あの 世界のみどり!
  こと
五嶋みどり 様ほかが
 書いておられます。

内容はともかくとして
 (↑ し、失礼しました……(^^;))
ご一覧をお勧めします、ハイ。。。

http://www.47news.jp/culture/midori/



//////////

(昨年)「旅するみどり」で
日本滞在中の日記を公開したところ、
多くの方々に見ていただくことが出来ました。
今回も私たちの活動の様子が伝わるような日記にしていきたいと
思いますので、よろしくお願いします。

この度の滞在ではNPO法人ミュージック・シェアリングの活動を行います。
各地で子どもたちに豊かな音楽体験の場を提供できたら、と思っています。


5月28日には、ミュージック・シェアリングの提案で
2007年10月に結成された社会福祉法人旭川荘ミュージックアカデミーの
「希望の星コンサート」に、ピアニストの岡田将さんと賛助出演します
(岡山)。
3月に東京で開催された「楽器指導支援プログラム合同発表会」で
体験した感動を、再び皆様と分かち合えることを楽しみにしています。


また、「ICEP2008インドネシア」の活動で昨年末、共にインドネシアを
訪問したメンバーが再び日本に集まり、
各地の小学校、養護/特別支援学校、施設などで訪問コンサートを行い、
ICEPの活動報告会コンサートも東京と大阪で行います。
その様子や舞台裏の雰囲気を参加メンバーが交代で
レポートしていきます。


http://www.47news.jp/culture/midori/


2009年06月02日(火) 他人事じゃない、永福町駅事件!

本当に冗談じゃない。
 永福町駅は、殆ど毎日利用してますから
  他人事じゃない。

あれから、乗り換えのため
 ホームで待ってる時は、
 柱に手を巻き付けてます、
  気休めですけどね……(^^;)
 (小心者なので…)

こいう事件こそ
裁判員対象にすればいいんだが…
 

///////////////

>殺人未遂:女性抱え、線路飛び降り 容疑で飲酒の大学生逮捕
−−東京・永福町駅

31日午前9時25分ごろ、杉並区の京王電鉄井の頭線永福町駅で、
ホームにいた同区内の無職の女性(59)に、
後ろから近づいてきた男が
突然女性の左腕を抱え一緒に線路に飛び降りた。
2人は、発車直前の吉祥寺発渋谷行き普通電車の先頭付近の線路に落ち、
女性は腰の骨を折る重傷。
男も右足に軽傷を負った。
駆け付けた警視庁高井戸署員が、男を殺人未遂容疑の現行犯で逮捕した。

同署によると、男は同区浜田山4の高千穂大3年、川満康成容疑者(20)で、
女性と面識はなく「よく覚えていない」と供述している。
前日の深夜から同日午前4時まで友人と渋谷で酒を飲んでいたといい、
酒気帯び運転に該当する数値である呼気1リットル当たり
0・15ミリグラム以上のアルコールが検出された。

女性は母親と妹の3人で電車を待っていた。
運転士が飛び降りるのを目撃し、発車を取りやめたという。
京王電鉄によると、電車は現場に約7分間停止した。


http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090601ddm041040144000c.html


2009年06月01日(月) 年金人生 スタート!!

会社の年金が入金になってた。
 \(^ o ^)/ 

いよいよ年金人生のスタート!



 2002年の9月頃から、まったくの無収入だったからね……(^^;)
 退職金もこの3月で、使い切っちゃった。(笑)
   (↑ 笑ってる場合じゃない……(^^;))



つつましく
  つつましく
    つつましく

生きていきませう。



もうちゃ箱主人