もうちゃ箱主人の日記
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2006年06月30日(金) Kiss me, girl

このことを、アップしようか、ずっと逡巡していたのだが、
それほど話題になっていない?ようなので、
記録も兼ねて、コメントなしで
さりげなくご紹介したい。
ネタ元がサンケイというのが微妙なところ… (^^;)

>>
 卒業式、入学式での国歌斉唱が浸透するなか、
 「君が代」の替え歌がインターネット上などで流布されている。
 「従軍慰安婦」や「戦後補償裁判」などをモチーフにした内容
  だが、本来の歌詞とそっくり同じ発音に聞こえる英語の歌詞に
  なっているのが特徴で、はた目には正しく歌っているかどうか
  見分けがつきにくい。
  既に国旗掲揚や国歌斉唱に反対するグループの間で、新手の
  サボタージュの手段として広がっているようだ。《《中略》

 歌詞は、本来の歌詞と発声が酷似した英語の体裁。
 例えば冒頭部分は
 「キス・ミー・ガール・ユア・オールド・ワン」で、
 「キー(ス)・ミー・ガー(ル)・ヨー・ワー(ン)」と聞こえ、
  口の動きも本来の歌詞と見分けにくい。
 歌詞の意味は難解だが、政府に賠償請求の裁判を起こした元慰安婦
 と出会った日本人少女が戦後補償裁判で歴史の真相が明らかに
 されていくのを心にとどめ、既に亡くなった元慰安婦の無念に
 思いをはせる−という設定だという。
 皇室に対する敬慕とはかけ離れた内容で、
「国家は殺人を強いるものだと伝えるための歌」と解説した
 ホームページもあった。
     ◇
 ■歌詞と訳
 【詞】
 Kiss me, girl, your old one.
  <キミガアヨーワ>
 Till you’re near, 
 it is years till you’re near.
  <チヨニイ、ヤチヨニ>
 Sounds of the dead 
    will she know?
  <サザレ、イシノ>
 She wants all told, 
   now retained,for,
  <シ(イ)ワオトナリテ> 
  cold caves know 
   <コケノ>
  the moon’s 
  seeing the mad and dead.
   <ムウスウ、マアデ>
 【訳】
 私にキスしておくれ、少女よ、このおばあちゃんに。
 おまえがそばに来てくれるまで、何年もかかったよ、
   そばに来てくれるまで。
 死者たちの声を知ってくれるのかい。
 すべてが語られ、今、心にとどめておくことを望んで
   くれるんだね。
 だって、そうだよね。冷たい洞窟は知っているんだからね。
 お月さまは、気がふれて死んでいった者たちのことを
   ずっと見てるってことを。
      (産経) - 5月29日


2006年06月29日(木) 暑い! 

蒸し暑〜い。

先週の疲れが出たのか、だるくて仕方ない。
昨日のk先生の姿が目に浮かぶ。

午前中静養して、午後からSK大学図書館へ。
 歩いても、30分弱くらいなのだが
 吉祥寺まで電車で…


2006年06月28日(水) コンパにて

暑い!
今日のゼミ冒頭、k先生が倒れこむように
よろよろ入ってこられたので、一瞬ビックリ!
(エレベータなしの4階なので、少々きつい!)
お大事にして下さいね。
お世辞でなく、バッハ界の至宝なんですから。


さて、私は音楽学(西洋音楽史)専攻だが
我が校は総合大学なので
所属は、大学院文学研究科美学・美術史専攻ということになる。
因みに、大学院での音楽学関係の講座(ゼミ)は2つしかない。
西洋音楽史との関連もあって、
S足先生の西洋美術史のゼミにも在籍させて頂いている。
セシリア運動とナザレ派の関連もあるので、まったく
無関係ではない。

昨日は、そのS足先生のコンパ(懇親会)を
同じ西洋美術史のI鍋ゼミと合同で開催するというので
参加した。
場所はお茶の水、旧中央大学白門の前の店ということで
なつかしい! (我が青春の時!)
このへんで、デモにまきこまれたなあ、なんて
昔を振り返ったりして…

隣に座った女の子、否 女子学生!に
バイト事情をなにげに聞いたところ
なんと、新聞配達300件を毎日こなしているとのことで、
ビックリ! 
 いまどき、こんな学生もいるのかと感動した。
(因みに、NッケイでもY売でもなく、A日新聞でした)


2006年06月27日(火) 落語協会の新会長に鈴々舎馬風!

〜だそうです。

馬風師の出し物といえば、
漫談か、例の「落語協会会長への道」くらいしか
思い浮かばないが
いよいよ、十年前の著書↓の歌い文句が
ホントになっちまったわけで…

>『会長への道』
(「MARC」データベースより)
 師匠の小さんは脳梗塞で倒れて以来、気力が弱まったか、
 もう怖くない。新会長の円歌師匠も6年前に得度、いつだって
 心おきなくあの世へ行ける。
 いよいよあたしが会長になる日は近づいたな…。
 落語生活40年、抱腹絶倒楽屋話。(鈴々舎 馬風 (著))

馬風師といえば、故・志ん朝師匠と同年同日同寄席デビュー
という。

ふと気になって
落語協会Webで小三治師匠を検索したら
興味深い事実がわかった。
(http://www.rakugo-kyokai.or.jp/PrintProfiles.aspx%3Fcode%3D8)

* 柳家 小三治
 本名 郡山 剛蔵 (こおりやま たけぞう)
 生年月日 1939年 12月 17日
 出身地 東京都新宿区
 昭和34年 3月 柳家小さんに入門 前座名「小たけ」
 昭和38年 4月 二ツ目昇進「さん治」に改名
 昭和44年 9月 真打昇進 十代目「柳家小三治」を襲名
 1976年 放送演芸大賞
 1981年 芸術選奨文部大臣新人賞
 2004年 芸術選奨文部科学大臣賞
 2005年 紫綬褒章

* 鈴々舎 馬風 (れいれいしゃ ばふう)
 本名 寺田 輝雄 (てらだ てるを)
 生年月日 1939年 12月 19日
 出身地 千葉県野田市
 昭和31年12月 五代目柳家小さんに入門 前座名「小光」
 昭和35年 3月 二ツ目昇進 「かゑる」に改名
 昭和48年 真打昇進
 昭和51年 五代目「鈴々舎馬風」を襲名
 昭和54年 社団法人落語協会理事に就任 後進の育成に力を注ぐ
 平成13年 社団法人落語協会副会長就任
 平成18年 社団法人落語協会会長就任

なんと、小三治師匠と誕生日が2日違いなのね。
小三治師匠は、高校出てからの入門だから
馬風師の方が、兄弟子なわけ。

馬風師の兄弟子には、あの立川談志師匠(小ゑん)がいたわけで
順当にいけば、談志→次期 小さん だった。
(談志師匠は先代文楽と養子縁組の話もあったとかで、実現してたら
  談志→現・文楽になってたかも…)
世の中、わかんないもので
談志と小さんがケンカ別れ、
世の中、小三治師匠が次期 小さんと思っていたら
小さん師匠の長男が落語家に(柳家三語楼師匠)
そいでもって、小さん師匠没後、
三語楼師匠が、なんと馬風師門下になって、小さんを襲名
するという。 
いやあ、わからんもんですね。
協会の履歴に「後進の育成に力を注ぐ」とあるくらいだから
そういう面が評価されたんでしょうか。


>落語協会の新会長に、同協会副会長の鈴々舎馬風さん(66)が
 決まった。26日の総会で選ばれた。
 任期は今年4月1日から08年3月31日までの2年。
 現会長の三遊亭円歌さん(74)は最高顧問に就任した。
   (2006年06月26日)


2006年06月26日(月) 彼はなにを見ていたのだろう。

例のW杯でのナカタのこと(先週書いたが)
気になって、大学院の若者たち数人に感想を
聞いてみたが、肯定派・否定派 相半ばする感じ。

久しぶりに、「正平調」(神戸新聞コラム)を覗いてみた。
 ↓

2006/06/25

>彼はなにを見ていたのだろう。
 なにを考えたのだろう。サッカーのワールドカップ(W杯)で、
 ブラジルに惨敗した後の中田英寿選手の姿が、忘れられない
 ◆十分間、フィールドに倒れこんで動かなかった。
 テレビカメラが大写しにした彼の目は、泣きはらしたように
 赤かった。なすすべなく、日本は敗れた。普段はクールな彼も、
 この悔しさだけは隠せなかったようだ。しかし、それだけだろうか
 ◆以前、スポーツ専門誌での三浦知良選手との対談で、こんなやり
 とりがあった。
 「ヒデ(中田英選手)が下りていくしかないんじゃないかな」
 「…」
 「違うかな」。
 日本代表が一つにまとまるためには、彼から仲間へ近づくべきと
 いう助言である
 ◆…  <続きは下記Webで>

http://www.kobe-np.co.jp/seihei/0000059113.shtml


2006年06月25日(日) 額に汗する(2)

全国大会の2日目。

今日のお手伝いは、午前中のみで
それも、会場での司会者のアシストなので、
力仕事はなし。(よかったぁ〜(笑))

午後は、聴衆となって
ワグナーの演出論や、17世紀イタリアの
オペラ事情などのレクチャーを拝聴した。


2006年06月24日(土) 額に汗する

今日は久々に、額に汗する働きをしました。
演劇学会のお手伝いです。

結構、椅子や机を運んだりの仕事があって
「玉の!汗」をかきました。

今日は、たいした疲れはないが
怖いのは、2,3日たってから(笑)

来週、腰痛が出なければよいが…(^^;)


2006年06月23日(金) サッカー ワールドカップ

対ブラジル戦 ご覧になりましたか?
私は、後半が始まったところから
目をこすりながら、TVを観ました。

結果については、そう大きな期待もしてなかったので
まあ、こんなもんかと…
  (ゴメンなさい(^^;))

ところで
終ったあとのナカタの態度
(ぼう然とした表情でピッチに座り込んだ後、あおむけに横たわり、
 そのまま10分近く動かなかった)

あれをどう思うか? 
今後いろんな意見が出てくると思いますが…

 彼らしくていい、と思うか?
 なんて不遜な、と思うか?

私は、リアルタイムでTVを観ていた時は、
やや「不快」に感じましたが…
 事情がわかれば、感想も変わるかもしれない。
 (ブログなどで、真意を聞いてみたいですね)

高校野球で甲子園で負けたチームが、応援席に礼をした後
泣きながら、砂を持って帰る姿を、
 すがすがしいと感じるか
 偽善的なものと感じるか、ということにも
通じるような気がします。

ただ、ナカタの場合、十代の小僧ッ子じゃないのですからね。

  (今は、これ以上は控えましょう。)


2006年06月22日(木) モ協会例会

昨夜 久々に、モ協会例会へ
7、8月はお休みということもあってか会場は
超満員!

K582は、「キサ、キサ」で始まるコンサート・アリア。
実演では、初めて聴いた。 ^^

帰り際、永井先生ご夫妻にご挨拶。

///////
日本モーツァルト協会例会
2006年6月21日(水) 
ソプラノ 小泉惠子
クラヴィーア 花岡千春
― PROGRAMM ―
I
アリエット「鳥たちよ、毎年」 K.V.307
アリエット「さびしく暗い森で」 KV.308
アリア「私の胸は喜びにおどるの(喜びの気持ちを)」 K.V.579
カンツォネッタ「静けさはほほえみつつ」 KV.152

II リート
「すみれ」 K.V.476
「孤独に寄す(「私の慰めであってください」)」 K.V.391
「春の初めに」 K.V.597
「魔術師」 KV.472
「ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いたとき」 K.V.520
「夕べの想い」  K.V.523
「クローエに」 K.V.524
― 休憩 ―

III オペラより
1. 《バスティアンとバスティエンヌ》 K.V.50 第11曲
 バスティアンのアリア 「いとしいひとの綺麗な頬を」
2. 《アルバのアスカーニョ》のバレエ音楽より
 クラヴィーアのための9つのスケッチ  K.V. 111
 K. Anh.207 =C27.06 1 - 7 - 8 - 6 - 3 - 2 - 5 - 4 - 9
3. 《牧人の王》 K.V.208 第2幕 第10曲
アミンタのアリア(ロンド)「あの人をぼくは愛そう、心変わりはすまい」
4. 《アルバのアスカーニョ》  K.V.111 第1部第13曲
シルヴィアのカヴァティーナ 「そうなのです。でも、別の恋の炎を」

IV コンサート・アリア
「誰が知っているでしょう、私のいとしい人の苦しみがなんなのか」
  K.V.582


2006年06月20日(火) SK大学図書館

吉祥寺にあるSK大学図書館とは
大学同士で相互利用協定が結ばれているとかで
利用が可能。

昨日午後行ってみたが
たまに、違う図書館を利用するのも
新鮮でいい。^^

図書館ごとに、特色があって面白い。

例えば、モーツァルト書簡全集は
S城大学図書館には、原書があって
SK大学図書館には、白水社版邦訳がある。
 両方使うと、ちょうどいい!…なんてね(笑)

あと、G習院とも相互利用協定が結ばれているというから
そのうち、行ってみようかな?


2006年06月19日(月) S城大学図書館のモーツァルト文献

ウチの大学の図書館だが
総合大学というのに、なかなか音楽文献や楽譜が
充実している。
新モーツァルト全集や新シューベルト全集が
あるのにはビックリ!
(M全集は、おなじみの赤い縮刷版でなく大きい方ね。
  しかも別冊校訂報告までも!!)
さらに、シェーンベルク全集なんてものも!
 (一体、誰が読むんだ??)
ところが、バッハ全集やベートーヴェン全集は、
    …ない…
何冊も校訂編纂されているk先生が
いらっしゃるというのに、新バッハ全集がないというのは
七不思議かもしれない。(^^;)

このところ、図書館行くたび、下記2冊を
パラパラめくっている。(禁帯出なので…)

The Cambridge Mozart Encyclopedia /
( edited by Cliff Eisen and Simon P. Keefe)
Das Mozart-Lexikon /
(herausgegeben von Gernot Gruber und Joachim Brugge)

////////////////////////////////
@目に付いたモーツァルト文献を私の
 記録も兼ねて…

Mozart / by Bernhard Paumgartner. Atlantis Verlag, c1945.
   762.346/MO98p
Mozart : David Grayson. Cambridge University Press, 1998.
   762.346/MO98g
Mozart : Konrad Kuster ; translated by Mary Whittall.
   1996.  762.346/MO98k
Mozart : herausgegeben von der Internationalen Stiftung
Mozarteum Salzburg ; A. Bauer und O. E.Deutsch
Ausg. mit einer Einfuhrung und Erg. / dtv ; 2005.

Mozart / Volker Gebhardt. Originalausg. DuMont, c2005.
762.346/MO98g
Mozart : Alan Tyson. Harvard University Press, 1987.
762.346/MO98t
Mozart : herausgegeben von Max Becker.Insel, 1991.
762.346/MO98m
Mozart 1485/86 bis 2003 : Rudolph Angermuller.
Schneider, 2004. 762.346/MO98a/1
Mozart auf Reisen : Paul Angerer
Bibliothek der Provinz, [200-].
The Mozart compendium : edited by H.C. Robbins Landon.
Thames and Hudson, 1990. 762.346/MO98m
Mozart on the stage / by Christopher Benn
AMS Press, 1976. 762.34/MO98b
Mozart Theater : Wolfgang Willaschek. J.B. Metzler, c1996.
762.346/MO98w
Mozart, his character, his work [by] Alfred Einstein
; translated by Arthur Mendel and Nathan Broder.
1979. 762.346/MO98e
Mozart, the "Haydn" quartets / John Irving.
Cambridge Uni. Press, 1998. 762.346/MO98i
Mozart's Le nozze di Figaro : by Siegmund Levarie.
Da Capo Press,1977, c1952. 762.34/MO98l
Mozarts Opern / Stefan Kunze.
Reclam, 1996, c1984.    762.346/MO98k
Mozart's piano concertos / C.M. Girdlestone.
Cassell, 1958. 762.346/MO98g    
Mozart's piano concertos : Neal Zaslaw.
University of Michigan c1996. 762.346/MO98m
Musik und Spiel / her.von Gunther G. Bauer.
c2000.   790.4/H83/10
Neue Ausgabe samtlicher Werke
: Wolfgang Amadeus Mozart
herausgegeben von der Internationalen Stiftung
Mozarteum Salzburg. Barenreiter, 1955- 
  762.346/MO98/1-1-4

Wolfgang Amadeus Mozart : Baird Hastings. Garland, 1989.
760.3/G22/16
Wolfgang Amadeus Mozart / hrsg. von Gerhard Croll.
1977. 044/W54/233   ヨロ文


2006年06月18日(日) モ愛好会例会

今月は、ソプラノ、メゾ・ソプラノ、テノールの
3人によるコンサート。
奇しくも、モ協会も同じようなプログラムである。

リートとオペラからのアリア、それに自らの十八番
(おはこ)のアリア、最後にハ短調ミサからの2曲と
いう「盛り沢山」の内容。
因みに、《すみれ》は、テノールが歌った。

 今夜は、サッカーW杯ということで喧しい。
  (特に、言う事はありませぬ)

/////////
第1部
 ・《すみれ》《クロエに》ほか
 ・《アレルヤ》、《K505》ほか

第2部
 ・フィガロからケルビーノ、伯爵夫人のアリア(Dove sono)
 ・コシから女声二重唱、フィオルディリージとフェランド
   の二重唱
 ・魔笛からタミーノ、パミーナのアリア ほか

第3部
 ・ミミのアリア、アリアドネの作曲家のアリア
 ・セビリアの理髪師から伯爵のアリア
 ・ハ短調ミサから Lauda mus te,Et incarnartus


2006年06月17日(土) たのくら例会

i先生は、お疲れ気味でした。

先週末、ドルトムントのシンポジウムにお出かけ
火曜日帰国後、オペラ2本、学校の授業と休みなし、
 だったとか
(そりゃ、疲れるわけで… (^^;))

さて、私も、先生ほどではないが
来週末は、演劇学会大会のお手伝い
7/1は、TAMAモーツァルトの会
7/8は、美学会例会のお手伝い
 と、いろいろ ございます。
(だから更新が遅れる(^^;)
  〜そんな言い訳ではありませぬ (汗))
 


2006年06月16日(金) 「タマちゃん」の、お気に入り


少し、お気楽な話題で…

おそらく、日本一、有名なボートであったであろう。

例のあざらしの「タマちゃん」の映像にいつも一緒に
写っていたプレジャー・ボート
たしか「グレース三世号」と書いてあったような気がする。

塗料の塗り替えをしたいが、「タマちゃん」がいつも
はべっているので、思うようにいかない、とかいう話も
あったようだ。

もう、「タマちゃん」が見えなくなって4年も経つのね!
そんな思いをかみしめ、下記の記事を読んだ。

///////////

「タマちゃん」お気に入りボート売却へ
2006年06月12日
 埼玉県朝霞市の荒川で04年の目撃情報を最後に
 姿を消したアザラシ「タマちゃん」。
 そのお気に入りのボートが売却されることになり、
 お別れ会が11日に開かれた。

 タマちゃんは03年に荒川に出現。
 食欲旺盛で太ってボートに登れなくなるまでの9カ月間、
 係留されていたボート6隻のうち1隻を選んで休んでいた。

 「タマちゃんのために残して」との声もあったが、
 老朽化が進み、所有者の男性(58)が売却を決めた。
 参加者は「タマちゃんもお別れに来てくれれば」と水面を
 見つめていた。  //////////


2006年06月15日(木) 美空ひばりを、ほんの少し、考えながら

先日 「ひばり学会」に隣席したせいもあって…(^^;)
巷間言われる「ひばり現象」について、考えてみた。
 (そんな本格的なことじゃなく、
   「ほんの少し」ね…(^^;))

知人の海外生活者の方の中に(数人だが)
ひばり、都はるみを賞賛する傾向があるように
見受ける。
(もちろん、アルフォンソ様は、違いますよ〜)

いずれも熱く語るのだが
私は違和感を感じることが多い。 

つまりそれらの多くは、「ひばり、はるみ」の歌、
そのものでなく
個人的な思い入れを語っているようで…

それは、自律あるいは自立した評価といいがたい。
個人的に想い出にひたるのは、いわば「勝手」だが
それを声高に口外するのは、ごめんこうむりたい。

〜なんて、ここまで書いてきて
それは、モーツァルトの特定の曲、CD、LPの場合も
同じような気もしてきた…
(私も、これまで、いろんな機会に
 いわば、思い入れだけで書いてきたかな??
  それは申し訳なかった、と反省…(^^;))
  


2006年06月14日(水) 訃報 大橋節夫氏

またまた訃報…

いま、ハワイアン音楽は、どれくらいの人気が
あるのだろうか。
高校の頃、同級生がハワイアンバンドで
スチール・ギターをやっていた影響で、
よく聴いていた。
(日野てる子が大型新人歌手として話題になっていた)

・大橋節夫とハニー・アイランダース
・バッキー白片とアロハ・ハワイアンズ
・ポス宮崎とコニー・アイランダース

〜などのバンドが覇を競っていたものだ。

大橋氏の姿は、昨年BSの番組でみかけたが
 (デビュー何十周年記念コンサートだったとか)
ずいぶん衰えておられて、愕然とした記憶がある。
(フィナーレで自作の《倖せはここに》を歌われたが
 高い声が殆ど出なかった)

ご冥福をお祈り申し上げます。


>ハワイアン音楽の大御所で歌手の大橋節夫さんが、
 7日午後8時37分、呼吸不全のため亡くなった。
 81歳。
 慶応大学在学中にスター・ダスターズを結成し、卒業後、
 バンド名をハニー・アイランダースと改めた。
「小さな竹の橋で」「南国の夜」などのヒットを放ち、
 ハワイアンブームの立役者となった。《中略》
   (2006年6月8日 Y)


2006年06月13日(火) 訃報 岩城宏之さん

また訃報で恐縮だが
岩城宏之さんが、お亡くなりになったとのこと。

岩城氏といえば、一昨年だったか、この欄や掲示板で
何度か話題にさせて頂いた。
 (少々おちょくったかな?… (^^;))
それも、もれきく岩城氏のお人柄を敬愛するがゆえのことと
 お許し頂きたい。

ご冥福をお祈り申し上げます。


>指揮者でエッセイストとしても活躍した岩城宏之さんが、
 13日未明、死去した。73歳。
 東京生まれ。芸大在学中の1954年、NHK交響楽団の
 副指揮者に就任し、56年にデビュー。
 メルボルン交響楽団首席指揮者などを歴任した後、88年に
 日本初のプロの室内楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢
 の設立に尽力。同楽団の音楽監督を務めていた。


2006年06月12日(月) フェライン例会でのお話

ご報告が遅れましたが
4月のフェライン例会で、私のお話した内容が、
フェラインのHPに公開されています。
(幹事の方が、簡潔にまとめて下さいました。深謝!)↓
http://www.geocities.jp/mozartian_verein/ferein1/letter5/200605.html  
                  
まもなく更新され消えてなくなりますので、
もし興味おありでしたら、お早めにご閲覧ください。


2006年06月11日(日) 訃報 清岡卓行さん(2)

    <昨日からの続き>
実は多くの人同様
「清岡卓行」という名を初めて知ったのは
原口統三(1927-1946)の『二十歳のエチュード』だった。
その中では、「清岡卓行」は著者のアイドルだった。
うろおぼえだが
 >「ランボーこそ、君ね、男の中の男ですよ」
  清岡さんのその言葉がその後のぼくの指針?となった

『二十歳のエチュード』の読者には、
清岡卓行という名は、その詩に触れる前から
マブしい名前だった。
(後年、清岡の側から原口との交流を描いた自伝的作品
  「海の瞳」が書かれている)

清岡卓行の小説の登場人物で
もう一人印象的なのは
「阿藤伯海」である。
彼を主人公に描いた最初の小説『千年も遅く』で
何度も繰り返し紹介される阿藤先生の口癖
「ああ、私は千年も遅く生まれてきた」
清岡氏自身の述懐に聞こえた。

(阿藤伯海は、日本最後の優れた漢詩人といわれる。
 清岡氏は、旧制一高教授時代に教えを受け、高雅な人格と
 美意識に多大な影響を受けたという。)


2006年06月10日(土) 訃報 清岡卓行さん

再開第1弾の話題が訃報というのは哀しいことです。

 <この項は、ブログにも収載しますので
  コメントをそちらにご投稿お願いします。>
 http://wave.ap.teacup.com/wamjapan623/

清岡卓行氏とは面識ない。
もちろん最初は詩人として知ったのだが、
小説を、たしか雑誌『群像』に発表された
処女作『朝のかなしみ』以来、長いこと読んできた。

メシアンの≪トゥランガリラ交響曲≫ を知ったのも
氏の上記小説からだった。
モーツァルトのフルート協奏曲の原曲がオーボエ協奏曲
であることを糸口にした『フルートとオーボエ』など
いかにもフランス風のしゃれた作品だった。
そうそう、
ジャン=フランソワ・パイヤール指揮/パイヤール
室内管弦楽団やルドルフ・バルシャイ指揮/モスクワ室内
管弦楽団の話題が登場する、そんな粋な(ペダンチックな)
小説は、それまでなかったから、もう驚いた!
    <続く>


2006年06月09日(金) ゼミ発表

〜とりあえず無事に終わりました。
 幸い(?)雨で出席も少なかったりして………(^^;)

いつものことだが、発表が終わると
 言い足りなかったことや、言い漏らしたこと
 もっと詰めなければならなかったこと……などなど
  後悔の嵐が襲ってくる。
   反省、反省、反省…(^^;)

とにかく疲れたので、もう寝ます。


2006年06月08日(木) お詫び

休載続きですみません。

明日のゼミ発表の準備でイッパイで、
 とても更新まで、手が廻りません。
  申し訳ありませんが数日お待ちください。


2006年06月05日(月) モーツァルト咲く!

昨年好評だった ロザ・モーツァルトが咲きました!

あとで、写真をアップロードしますね。


2006年06月04日(日) 四十九日忌

早いもので四十九日忌となりました。

この間、いろいろ考えることもありました。
今後の学業方針など近日中にあらためて
 ご報告申し上げます。


2006年06月03日(土) TAMAモーツァルトの会

今月は、いよいよ27番K595!

この曲は、いろいろな話題があります。

ざっと、下記のような内容です。

//////
@TAMAモーツァルトの会  2006/6/3
第7回  第27番 変ロ長調 K595

1)今月のモーツァルト
2)K595の特徴
 作曲年の訂正 〜これまでの「晩年の音楽」視が一変。
 旧全集譜面との異同 (46小節のあとの 7小節を復活)
 自筆譜は、代表的なクラクフ資料。
  (旧プロイセン帝室図書館所蔵品)
 
3)タイソンによる作曲年の訂正
Piano Concerto in B Flat, dated By Mozart in his
Thematic Catalogue '5 January 1791'.
Although the last 12 leaves are of a paper that
Mozart first used in the second half of 1789,
and then in 1790 and 1791,
the first 38 leaves are on the paper that
he first used at the very end of 1787,
and very often after that in 1788,
and sometimes in 1789.

I(=Tyson) wonder whether Mozart wrote some of this
concerto's first movement, and
perhaps a little of the slow movement, and
the beginning of the finare, in 1788 or 1789,
but completed it much later.  
  from A. Tyson
Proposed New Dates for Many Vienna Works
'Mozart studies ' p.225

4)ファクシミリとコピー
   facsimile n. 複写, 複製
>ラテン語のfac simile(よく似たものに、せよ)に由来

  copy n. 写し, コピー, 複写; 模倣; 騰[抄]本
  >ラテン語の copia(たくさん)に由来

  Abschrift  <独> 写し,コピー;謄本
   ←abschreiben  書き写す,模写する;清書する
   
5)CD 〜アシュケナージ
6)VIDEO 〜アリシア・デ・ラローチャ(P)


もうちゃ箱主人