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2005年04月30日(土) 三者三様、お庭事情


世間様では連休が始まったらしいが、相変わらず無職の真昼は職探しの真っ最中だ。
人付き合いも早起きも、それなりに苦手だけど、でもまた頑張ろう。
夢中になれるような仕事に巡り合いたいなぁ。
巡り合うって言っても降ってくるもんじゃない。お仕事捜索隊・隊長真昼になるしかないのである!
やる気は充分なんだけど、なんだか緊張しちゃってお腹が痛いヨ…。
そんな真昼を喜ばせようと、ダーが「どっかでかけよう!」と誘ってくれたv
行き先は【廃墟がある公園】だ。
競馬場の廃墟らしいのだが、行くまでは想像がつかない。
競馬場……。どうなのよ。

到着してみると、それがまぁアナタ、すんごいんですのよ?(誰だおめぇは…)
まず第一に、“でかい”。
これはもう中に入りたいでしょう。え、ダメなの?
旧三笠ホテル(3/24参照)みたいに整備して公開すればいいのに…。





公園も広くて、ほとんどフカフカと芝が敷いてある。
気持ちいいなぁ。
廃墟の真ん前に陣取って、ごろ〜ん。だら〜ん。
嗚呼…。
雲一つない青空…、青々とした芝…。
お腹が減って、モスバーガーをムチムチ食べ、ふと見れば丸窓に蔦が美しい廃墟…。
蟻の巣を探して地べたに這いつくばる優しい彼氏…。

シ ア ワ セ 。

蟻の巣を探して…というのも、クリスマスに真昼があげたNASA開発の“蟻の巣観察セット”に入れ
る蟻を探す為だ。
オオ、あんなにべったりと這いつくばって…。
別にとんでもなく変な彼氏というわけじゃないよ?
少年の心を持ったヘンタイってだけだよ?
その後真昼も一緒に蟻捕獲プロジェクトに参加。
だって、絶対1人じゃ捕まえられないよ。
でかい蟻は素早いし、知能も高い。
働き者の蟻を見つけては「いいお家がありますゼ〜」とスカウト(お家はまだナイでしょ)。
なかなか引っ掛からない蟻。
それでも、2人で蟻を追っかけ回すのはとても楽しかった。





蟻も捕まえて、写真も撮りまくって、やっと落ち着いた午後3時。
次は日本庭園で抹茶でも…と、三渓園へ移動。
日本庭園もすごくかっこよかった。
写真はそのうちどっかに載せます。
三渓園って、原三渓さんって人のお庭なんだって。
すんごい広いし整ってるし公開されてる施設もいっぱいで、テーマパークみたいだった。
これが個人の庭か。
まあ、マイケルジャクソンのネバーランドみたいなもんか。
いいな〜。もしも真昼だったら広いお庭に何を作るだろう。
細長い塔、古いメリーゴーランド、市松の芝、あとは……廃墟?
廃墟って人工的に作るの難しいよな〜。蔦が絡むの待ってらんねぇよ。

……今作ってるじゃん、廃園。
そうだ、真昼はもう持ってるんだった、庭(すごいちっちゃいけど)。

2005年04月29日(金) 疑うのではなく、信じるのである


この前、鎌倉の骨董市に行ったら、偶然にも八幡宮でお祭りをやっていた。
真昼はぶどう飴を買って舐め歩き。
ダーは焼きギンナンを買った。
「オレ焼きギンナン好きなんだよね〜」と袋を開けてポリポリしていると…。
さっきまで居なかった鳩たちがバッサバッサとやってきた。





欲しいらしいのよ、ギンナン…。

ダーは痛い痛いといいながらもデレデレしている。
鳥好きなのだ。
昔、プラの明くんが「鳥は見ても食べてもいい」という発言をしていたが、真昼は鳥はちょっと苦手。
…だったのである、以前は。
だがしかし、ダーが鳩やらカモメやらを集めて遊ぶのが好きなもんで、すっかり慣れてしまった。
「ほらほら待ってヨ!順番だから!お前は食べたでしょ?はい、お前も食べな〜」などと言いながら、
ダーはおよそ10羽はいるであろう鳩にモテまくっている。

真昼はというと「ふふふ…鳩たちよ。ギンナンが欲しいですか…カワイイのう…」と不適な笑みを浮か
べ、1羽の鳩を集中的に可愛がってやった。
1つ剥いて食べさせてやり、あとは手の中へ…。





絶対あるということは勿論わかるらしく、しきりに顔を突っ込んでくる。
うへへへ、くすぐったい!ひー!
そして、とにかく見つめる。凝視系・見つめ派である。
手をじーっと見つめつつも、たまに真昼の方をクルリと振り返ってチラチラ見る。
勘弁して!可愛すぎる!

中に絶対あるはずだ…と疑うのだ。
疑うというか、絶対あるはずだ…と信じているのである。
まあ、疑おうが信じようが絶対入ってるんだけどね、ギンナン。
ふふふ…カワイイ!非常にカワイイぞ鳩!
しかし、鳩にまでサディスティックなワシですか…。ははは。
ちゃんと最後はあげました。


2005年04月19日(火) てのひらの中に廃園


今日も激しく晴れている。最近ずっとお天気でいいなぁ。
ベランダに椅子を出してダーとお茶した。
外(と言ってもベランダなんだけど)でお茶するのは気持ち良い。





良く分らない蔦のような苔のようなものが植えてあった鉢を貰って、庭を作る事にした。
石を埋めて、芝生の種を蒔いて…。
そんで、苔も整えて、ザクロやオレンジの小さい樹も植えた。
オォ!庭っぽい庭っぽい!
それもなんだか朽ちた廃園だ。
そうか…、廃園にしよう!





針金を繋いで、ドーム?を作った。
即興で形は崩れているけれど、なんたって廃園だ。
昔はきっと、この庭にはちゃんと屋根がついていたんだ。
ドーム型で、薄いガラスがはめてある屋根だ。
だが、年老いた主人もとうとう死に、庭も徐々に朽ちていった…。
ドームの骨組みだけが半分残り、そこには蔦がびっしりと絡み付いているのである…。
そうか…蔦を植えて針金に這わせよう…。ふふふ。
などとブツブツと妄想をしながら石に霧吹きをかけるワシ。
苔がもっと生えてくれなきゃ〜。廃園らしくね。
なんだか朽ち果てた廃園の儚く冷たいイメージとは裏腹に、作っている本人は熱くなってきた。
廃園バンザイ!うりゃっ!





ちょっとアップで撮ると、凄くそれっぽく見える。
「あ〜、この庭に行きてェ…」
と妄想を口に出すと、ダーが「合成すれば?」と言った。
な…なるほど。
これはまた一つお話が作れそうだゾ。



2005年04月18日(月) 病院だって転生するのだ


日記に載せようと思って撮った写真はいっぱいあるのに、アップが追い付かない。
日記だから別にいっか〜って気もするけど、せっかく写真があるのに勿体無いなぁ。
ちょっとずつアップしていきたい。

鎌倉の喫茶店、ミルクホールにて。
骨董市に行った帰りに寄ってみた。
もともとは小児科の病院だった建物だそうだ。
暗くてとても落ち着く。





どうでもいいですが、帰ってきて写真見たら、このワタシの手がすごく大きく写っていてびっくり。
血管が出てるだけなんだけど、光りの加減で骨がボコボコしてるみたいに見える。
かっこいい。こういう手ならよかった…。
本当はぽちゃぽちゃしたマンマルイ手です。

2005年04月17日(日) メロンパン






リビングのドアを開けると、テーブルの上に何かがポツンと乗っていた。
………メロンパン…?




近付いてみると…。
なんと!皮を向いたグレープフルーツの半分だった。シュールだ…。
写真を撮ってみたのだが、ファインダー越しにはどう見てもメロンパンだ。
その物体がメロンパンに似ている、という事実よりも“皮をむいたグレープフルーツ半分”と“メロンパ
ン”のどちらがテーブルに乗っているのが自然か、という事なのかもしれない。
そういえば、オーケンの歌に、“猫かと思ったらパン一斤!”ってのがあったな…。





ダーはフルーツが大好きだ。
味も好きなんだろうが、味は2、皮をむくのが8という割合で好きなんだと思う。
買い物に行くとどっさりフルーツをカゴに入れる。
帰るとまっ先に「ねえ、オレ、リンゴの皮むいていい?」と聞く。
むきなされ、むきなされ。
もしも将来ボケたら、一日中リンゴの皮をむいてそうだ。

そんなことを思いながらキッチンに行くと、電話の横に半分かじったイチゴが無造作に置いてあった。


コノ家ニハ小動物デモイルノカ?!


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