気持ちメモ
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2003年11月06日(木) 結局は

私のメールに対して、さっそく相棒からの返信が来た。
「引っ越したばかりなので、マフラーはどこにあるかわからない」と。
「あの日のことはなかったことにしたい」ということも書いてあった。

結局、その後はズルズルとメールのやり取りが続いてしまった。

なんだかんだいっても、今の状態になるように私は仕向けたんだ。
そして、相棒はそれを知っていながらも、それに気がつかないフリをして
私の思う壺にはまるかのようにしているのかもしれない。

なんていうのかな?
あーだこーだと私が一人で大騒ぎしているけど、結局のところは相棒の手の上にいる。
そんな感じがした。

何通かメールのやり取りをした後、どっちから電話をかけたんだろう?
とにかく、電話で話をした。
改めて相棒は「別れたくないから、やり直そう」と言い、私もそれに同意した。
でも、復活するにあたって私は条件をつけた。

結局1週間もたたないうちにまた元に戻ってしまった。
もしかして、相棒はいずれこうなるだろうと予想してたような気もする。
別にこれに勝ち負けなんてないけど、なんだか負けたってきがした。
なんだかんだいっても、僕のところに戻ってくるんでしょ?って感じで。
認めたくないと思ってても、そうなのかもしれないな。


2003年11月05日(水) 未練?

旅行に持っていってたバッグの中身を出したはいいけれど、
相棒にあげたのに持って帰ってきてしまった服をどうしていいかわからなかった。
リサイクルショップに持っていこうか?とも考えたけど、とりあえず部屋に置いておいた。

持って帰ってと言われたときのことを思い出すと、無性に腹が立った。
最後は、ぜーんぶ回収してやる!と怒ってバッグに詰め込んでたけど
はじめは、なんだかとても惨めというか、敗北感?みたいのがあったんだよな。
こんななら、目の前で破られた方がよかったかも?なんて考えていたら
ひとつだけ、回収し忘れたモノがあったことを思い出した。
相棒に初めてプレゼントしたマフラーだ。
しかも、それは相棒の誕生日プレゼントとしてあげたものだ。
その頃は、付き合うとかいう状態でもなかったけど、誕生日だと聞いていたので
とりあえず渡したって感じの安物だったんだけど。

帰るときには、相棒がはいていたジーンズまでわざわざ脱がせて回収したのに。
マフラーはまだ季節はずれだったから、すっかりその存在を忘れていた。

このまま、ほっとこうかとも思ったけど、相棒にメールした。

「マフラーを持ち帰るのを忘れました。処分してください」と。

黙って知らないフリをすればそれはそれで話は済んだんだろうけど
ここであえてメールを送った私は、やっぱり未練があったんだろう。


2003年11月04日(火) 1日たって

結局、昨日は家についた時に、相棒に連絡をしてしまった。
この頃は、相棒の嫌なところばかりが気になって、もうイヤだ!と思ってばかりだけど
そうはいっても、だからといって本当に終わりにするのか?となると
それはちょっと・・・と思っているってことなんだろう。
普段と変わりない風にあれこれ話して電話を切った。

そして今日。
今までだと毎日電話で話していたけど、今日からはそれはない。
といっても、連休明け&月初めということで、仕事がすごく忙しくて疲れた。
家に帰るとすぐに眠くなってしまって、そのまま寝てしまった。

今までいつも電話で話していた時間帯を、相棒はどんな風にして過ごしたんだろう。


2003年11月03日(月) 強がり

別れを切り出した後の相棒の反応は至って冷静と言うか冷たかった。

私が突然こっちにくると言い出したときに、そういう予感はあったそうで
覚悟を決めていたんだそうな。
相棒は仕事も大忙しでイライラしていたのもあるだろうけど、
見事なくらいに突き放された感じがした。
でもそれが、勢いで言ってしまった部分があったにせよ、
「私の決断は間違っていない」って思えた。

もう最後ということもあって不満をぶつけあって、そのまま無言になって
いつの間にか眠ってしまっていた。

朝になって、私が帰り支度を淡々と進める様子を見て、相棒はどう思ったんだろう。
私の様子があまりにもすっきりさっぱりしてる風に感じたらしい。

昨晩はあれほど冷たいことを言っておきながら、あーでもないこーでもないと言っていた。
そんな相棒の様子を見ながら、ふん、昨日の態度の翌日にはそうなるかい!ってな感じで
相棒の未練たらたらな様子とは対照的に、私はあっさりした態度でいた。
いや、態度でいたというよりは、そういう態度をとったと言う方が正しいな。
これでよかったんだと思いながらも、これよかったの?と思う自分もいて。
だからといって、昨日「終わりましょう」と言い出したのは私だし、
それを思うと変なプライドが、そういう風にさせたんだ。

「見送りはいらないから、じゃあね」と友達と別れるかのように私は部屋を後にした。
外を歩いている時に、振り返りたい気もしたし、相棒が追いかけてくるかも?と期待した。
もしも振り返った時に、相棒が窓から私を見ていたとしたら、
今朝の強がっていた態度にヒビが入りそうで、振り返らなかった。
そして、しばらく歩いてから振り返ったけど、相棒の姿は無かった。

相棒の家をあとにしたはいいものの、実は駅までの道がよくわからなかった。
駅まで5分程度の距離ということを考えて、余裕を持って家を出たはずが
遠回りをしてしまったらしく、駅に着いた頃には電車ギリギリの時間だった。
切符を慌てて買って改札を抜けて、ホームでぼんやりしてた。

気がつくと、隣に相棒がいた。

「来ないでって言われたのに、来ちゃってゴメンね」と相棒が言った。

私は何と言っていいかわからなくて、その言葉を無視して電車に乗った。
相棒は私を見失わない程度に離れて、一緒に電車に乗り込んできた。
その後、結局は私の傍に来て、そのまま乗り継ぎの駅まで一緒に来た。

私は、今まで相棒に洋服をプレゼントしたことが何回かあって、
そして、今回ここにくるときにも、秋冬用にと何枚かの洋服を買ってきていた。
昨晩、相棒は「今までくれた服は全部持って帰って。思い出が残るのはイヤだから」と言い、
今、私が持っているバッグには、相棒へあげたはずの服がたくさん入っていて
おかげで、バッグはとてつもない重さになっていた。

昨晩「どうせ別れを言うつもりで来たんだろ?」と相棒に言われた時に
そのつもりなら服なんて買ってこないよと私は言った。
そう、別れるって口に出してしまうかもしれないと自分でも思ってたけど
だからって本当にそうなるとは思ってなかったんだ。
自分で言い出したとはいえ、なんでこんなことになったんだろう?とも思った。
昨晩から今朝にかけては、さっぱりした態度でありながらも、
それと同時にかなり冷たい態度をとっていた私だけど、
これが一緒に過ごす最後の時間なんだなぁと思ったら
なんとなく冷たくするのも気が引けて、なんとなく温かい気持ちになった。

空港に向かう電車を待ってる間、相棒は今朝はごめんねと繰り返した。

振り返って相棒がいなかった時の、寂しいような気持ちを考えると、
ここで強がったり意地を張ったりしなければよかったんだろうけど。
ここまで来ても私は意地を張らずにいられなかった。

とにかく、この電車に乗ったらもう会うことは無いんだろうなと思うと
気持ちよく「じゃあね」と言うべきだと思った。
「じゃ、最後に一言どうぞ」と相棒に言ったら、相棒は「やり直したい」と一言言った。
私はこの言葉を待っていたのかもしれない。
でも、この場に及んでも意地を張る私がいて「じゃ、そうしよう」と言えなかった。
私は「今までありがとう」と言い、相棒は「着いたら連絡して」と言った。
そして、私は電車に乗った。


2003年11月02日(日) 勢いあまって

まぁその人の性格にもよるんだろうけど・・・。
相棒の部屋は決してきちんと片付けられているとはいえなかった。
私だって人のことは言えないけど。
けっこう埃とかもたまってて、掃除したいなぁと思ってた。
午前中に「この部屋掃除したいなぁ」と何となく言ってみた。
でも、散らかってるし掃除したら、きっと何か苦情を言われるだろうと思って
なーんにもしないでぼんやりしていたら、掃除してくれないの?と相棒が言った。
「掃除しようとしたら、きっと何か言うでしょ?」と私が答えると
「何も言わないのに・・・」との返事。
けれども、そうこうしているうちにお昼近くになったので、
結局何もしないまま出かけてしまった。

夜になって、相棒は持ち帰ってきた仕事をしていた。
私は何もすることが無いので、とうとう掃除をすることにした。
で、床を拭いたり、食器を洗ったり、掃除機をかけはじめた。
しつこいようだけど、この部屋は散らかっている。
しかも、私にしてみるとどうでもいいような紙切れ?がたくさんあるのだ。
そんなわけで、これは捨ててもいいの?これは?これは?と聞いていたら
「物色されてるみたいでイヤだから、もうしなくてもいい」だって。

「何にも言わない」とか言いながら、結局はこうなるんだよね・・・。

嫌がるなら仕方ないか・・・と、掃除をやめてぼんやりテレビ見たりしてた。
そろそろ寝る時間になったので、布団に入って相棒と他愛の無いことを話してたはずが
いつしか喧嘩になってしまった。

掃除のことでも私はちょっとムッとしていたせいもあるだろうけど
とうとう言ってしまった。

「もうこれ以上やってけないから、別れよう」って。

相棒は一人暮らしが長いせいか、自分の生活スタイルがしっかりできてて
自分のテリトリーみたいなものもきっちりしている風がある。

もちろん、今住んでる部屋は相棒の部屋であって、2人の部屋じゃないから
私が部屋のあちこちを勝手に覗いたりできないし、しようとも思わない。
でもなぁ、なんていうのかなぁ・・・?
この部屋にいる私は本当にお客さんって感じがした。
それがものすごく距離というか、一線を引かれている気がして寂しく感じた。

もしも、私がこの部屋に一緒に住むようになったらどうなるのかな?
2人で新しい生活をはじめるってなったとしても、この部屋はもともと相棒の部屋で
私がそこに割り込む形になるだろう。
そうなった時、相棒はどんな風にかんじるのかな?
今まで自分だけの空間だった場所に他人が入り込んできたって感じるのかな?


2003年11月01日(土) バイクでお出かけ

相棒もここに引越ししてきてまだ日が浅いということもあって
2人でいろんなところに出かけてみた。
しかも、先日買ったばかりのバイクが納車されたばかりということもあって
バイクでのお出かけだった。
といっても、バイクの後ろに乗るのは生まれてから2度目の経験。
初めて乗せてもらった時が、ものすごく恐ろしいという感想だったから
今回「後ろに乗って」と相棒にお願いされても、ひたすら断り続けていた。
でも、最後には私が折れてしまったんだけど。

納車されてからまだ1度も乗っていなかった相棒はウキウキ・大喜び。
そして私はと言うと、乗り始めは恐ろしいの一言で、絶対もう乗るもんか!と思った。
でも、しばらくたつと慣れてきたのか、周りの景色に目をやる余裕も出てきて
なんとか楽しめたには楽しめたけど・・・。
でも、バイクって予想以上に体力を消耗するんだね。
ものすごーーーーく疲れた。
相棒の説明によると、「風を受ける」というのが疲れる原因なんだそうな。

なーるほどー。

そんな感じでオツカレの私だったので、これからについての話し合いは無いまま就寝。


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