〜 Over the Rainbow 〜...

 

 

○〜凍結1回目 【周期22日目】 - 2004年10月30日(土)

今日は、琴夫と一緒に、先日の結果を聴きに行く。
カフェイン摂取量の多さを、今回も先生は指摘していたが、
こればかりは、仕事だから減らすのはなかなか難しい。

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量3.0ml(2.0ml↑)
濃度1000万/ml(2000万↑)
運動率10%(50%↑)
直進運動率9% 
奇形率10%(50%↓)
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凍結を2回位して、次回に備える。
今回は、前回より少し結果がいいようだ。
これが、ICSI当日だったらなぁ。

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本日の治療費:6410円
内訳:精子凍結、補中益気湯処方


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ETならず・・・ 【周期16日目】 - 2004年10月24日(日)

なんとなく、予感はしていたんだ。
琴夫の○〜は7匹だったし・・・とてもETできるだろうとは思えなかった。
でも、今日は私達の結婚記念日!奇蹟は起きてくれないか???

朝から紅茶を飲んで、トイレ我慢状態で、朝一に病院へ行った。
エレベーターを降りながら、
「え〜い、こっちは首を洗って宣告まってるぜ」
っと妙に、意味無くすごんで病院に入る。

私一人しかまだいない。
洗面所で手を洗っていると、看護師さんがやってきて・・・

「琴さん、せっかくお小水ためてきていただいたのですが、ETできないので」

「あ、そうですか・・・」

というなり、踵を返し、即効トイレへ。

はぁぁぁ〜〜〜。

できないと分かるとショゲルよなぁ。
診察室に入ると、先生は分割しなかった卵と変性卵の写真の載った
レポートをくれた。

うわぁ〜〜!生まれて始めてみる自分の卵子!!!
現代医学って凄い!
一体何人の女性が自分の卵子をみたことがあろうか!
ショックは受けつつも、正直感動してしまった。
分割していない静かな静かな卵子だったけれど。

今後の治療の方法を先生と相談する。
まずは、いくらICSIといえども琴夫の○〜の状態をもう少し良くしないと。

漢方を処方してもらい、もし検査するのであれば、泌尿器科の有名な先生を
紹介するよ、と言われた。

なんだか、空元気に応対するも、ちょっと目の隅が潤んだ。
今後、私達の細胞は、分割するって事あるんだろうか・・・それが漠然とした
不安だった。

琴夫と待ち合わせて、ランチをした。写真を見ながら二人でちょっとため息。
これって、もう確立の問題なのかなぁ。
っと残念会ランチをした。

もうこうなったらガンガン前に進むしかないよね!

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本日の治療費:580円
内訳:補中益気湯処方




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初採卵! 【周期13日目】 - 2004年10月21日(木)

今日はついに初採卵日だ。
病院は9時45分予約なのに、家を8時半に出た。
主人は、一人じゃないと採精できないらしく、早めにでて
お茶をしたりしていた。
ついつい自分の事ばかりを考えていて、琴夫の一人の時間が
短くなってしまった。
ド○ールに入るも、絶飲絶食でないといけないので、お供えみたいに
アイスコーヒーを前に本などを読んでみるけど、全然読み進めることが出来ない。
そんなこんなで45分くらい待っていると、琴夫が駅にやってきて、
ブツを受け取る。なんでも、「緊張してしまった」らしい。

病院に着くと、休憩室を案内されロッカーに荷物をおいて、診察室へ。
少し、ICSIの説明を受けて、夫婦の同意書を提出した後、
診察台へ。
看護師さんが横にやってきて、服の上から血圧を測る。
私は、普段血圧が100以下の事が多いのに、120を超えていた。
血圧を測りながら、下半身では既に先生がエコーを診たリしている。

(ひ、ひえぇ〜〜、ちょっと待った待った。心の準備が〜!)

とオロオロするも、着々と先生は準備を始め、
なにやら簡単にシュッシュっとスプレーのような麻酔をしているようだ。
すると、ぐぐぐ〜〜と鈍い痛み。かと思えばヂクッ!!とする鋭い痛み。
卵胞がまだいてくれたのは良かったけれど、怒涛の展開に、お腹や足に力入りまくり!!!
横にいる看護師さんは、モニターを見ながら時々私の顔色をみて、
激痛に苦しむ私に向かい「痛いですか?足をもっと開いて力を抜いて見てください。その方が安定するので」
とアドバイスしてくれる。

も〜〜、力なんて抜く事できないよーー。

卵胞がキュルキュルキュル〜と吸われて段々小さくしぼんでいく。
この吸われる時も、これまた痛い!!
いまだかつて味わった事のない内臓の痛み。脂汗が出る。
私は血圧を測っている腕の手のひらをきつーーーく結び、
もう片方の手は額に当てて、モニターを見つめひたすら早く終る事を祈った。
こういう時って、意味も無く誰かの手を握りたくなるのね。
本当は看護師さんの腕にすがりたいのを必死に押さえてる・・って感じだった。

そして、2個の卵胞が小さくしぼみ、採卵は終った。

ものの5分位のことで、先生は極めて手際が良かったけれど、
初めての体験だけに、実に長い長い長〜〜い5分間であった。

なかば放心状態で、診察台から降り、着替えて先生と話す。

「2つ取れましたよ。お疲れ様。大丈夫??」

はぁ・・・なんとか・・・。

メイクも殆どしていない私は、相当に疲れきって見えていたと思う。

そして、流れこむように休憩室のソファーに。
看護師さんは、お茶を持ってきてくれて、大分心が落ち着いた。

琴夫に

「想像していた倍位痛かった。2個採れた」

とメールを送り、時計をみると、病院に来てからまだ30分も経っていなかった。
なんて長かったんだ・・・

2時間休憩すると、心は落ち着き、すっかり元気。
刺激周期だと全身麻酔を打つこともあるらしいけど、私、それはいやだなぁ。
だって、前に手術経験あるんだけど、覚める前に、めちゃめちゃラリって
ハイテンションになった姿を病室中に晒した経験があるから・・

お昼頃、内診してもらい、出血などを確認して、先生と問診すると、

「卵は2つ取れました。一つはM2。もう一つもそうだといいんだけど。
ただご主人の精子が7匹だったんだよ」


・・・・7匹・・・・


7匹のうちの2匹を使ってICSIするのかぁ。

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量1.0ml(2.0ml↑)
濃度900万/ml(2000万↑)
運動率 全視野7匹(50%↑)
直進運動率% 
奇形率4.4%(50%↓)
===================

やっぱ、もう少し早く家を出ればよかったなぁなどと後悔しつつ、
会計して病院をあとにする。

すっかりお腹が空いた私は、近くのファミレスでお昼ご飯を食べ、家に帰り、
どっと疲れて少し寝る。

そして、夕方からいそいそと着替えだして、日比谷へ向かいTAKARAZUKAを観劇。

今回は、今年初めに単発の派遣でしりあった筋金入りZUKAファンさんのお誘い。
行く前は、止めておこうかなぁ・・などと迷ったけれど、パ〜〜っと花火のような
華やかな別世界を見て、ワクワク♪
「こういう時に観るものなんだ」と、TAKARAZUKAの、いやお芝居等の娯楽の
存在意義を改めて再確認。

少し下腹部に違和感があるけれど、走ったりしなければ全然平気な範囲だったので
思い切って出かけてみてよかった。
「やっぱり、ハルノさんは、安定してて好きなトップさんだ。」
と思いつつ10時過ぎに家に帰る。

長い一日だった。

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本日の治療費:201000円
内訳:ICSI採卵費、抗生物質(バナン)2日分処方





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卵胞チェック3回目 【周期11日目】 - 2004年10月19日(火)

琴夫の出張がこの週にはあったので、採卵日が
大変気になっていた。

卵胞チェックは、

右21、15、10、10mm 左20

おっ!やっぱり注射を打つと、ちゃんと増えるのねぇ。
普段は1個しかないはずなのに、こんなに沢山できちゃって
卵胞って大丈夫なのかしら??
でも、刺激周期だったらもっともっと沢山できるのだものねぇ。
なんとなく下腹部がコロコロとする感じがする。

そして血液検査の結果で、採卵日があさってに決まった。

今夜2回、点鼻薬を11時と25時にするのだそうだ。
鼻炎なんだけど、うまく行くかしら?

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本日の治療費:6880円
内訳:血液検査、超音波、スプレキュア



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卵胞チェック2回目 【周期9日目】 - 2004年10月17日(日)

エコーをすると、

右17mm 左16mm

だった。結構早い成長?
排卵しちゃわないといいんだけど。

今日も、筋注。今日は、モミが足りなくて、家に帰ってから
だるぅ〜〜〜。腕おも〜〜〜。

今度からは、もっとモミモミしなくっちゃ

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本日の治療費:6880円
内訳:血液検査、注射(ヒュメゴン150)

ヒュメゴン150 注射


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通水検査 【周期7日目】 - 2004年10月15日(金)

会社を30分早退して、通水検査へ向かった。
ネットをみると、「痛い!」とか「卵管造影よりは痛くない」とか目にして
少々びびる。

実をいうと、3年前基本検査の時に、卵管造影をやってような「気がする」
のだが、あの頃はまだ不妊治療のことも良く分からず、突っ走って検査に
行ったという感じだったので、あまり記憶が定かではない。
しかも、あまりデータも残っていない。
我ながら、あの時の自分のやり方の勉強不足を反省してしまう。

通水は、一応卵管を通り易くする役目もあるらしく、やってみたのだが、
別にどーってことなく、すぐに終った。ホッ。
ポリープ等の異常もないとのこと。
卵胞は、

右14mm 左14mm

初筋肉注射を打って、おしまい。
は〜、ドキドキしたけど、これもやっぱり全然痛くなかったぞ??
私って痛さに鈍感なのかしら・・・

でも、家に帰ったら、一杯緊張したせいなのか、注射のせいなのか
少しフラフラ感が残った。

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本日の治療費:7170円
内訳:通水検査、注射(ヒュメゴン)、抗生物質処方



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卵胞チェック1回目 【周期2日目】 - 2004年10月10日(日)

いよいよ、初ICSI周期の開始。

生理が始まったので、慌てて予約をいれて今日診察だ。
ホルモンの数値OKと言う事で、クロミッドを明日から
飲むことに。
この病院は、なるべく体に負担をかけず、心のストレスにもならないように・・
っとの方針で、自然周期のようだ。
とにかく、前周期があっというまに排卵だったので、卵がちゃんと取れるか
って事から心配。

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本日の治療費:3100円
内訳:血液検査、クロミッド処方


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○〜検査【周期18日目】 - 2004年10月02日(土)

早めに家を出て、家で琴夫は採精。

結果はこうだった。( )は基準値。
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精液検査量3.0ml(2.0ml↑)
濃度1000万/ml(2000万↑)
運動率15%(50%↑)
直進運動率2.0% 
奇形率15.0%(50%↓)
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やはりICSIの領域だった。
琴夫も一緒に診察室でお話しを聞く。
先生もとても気を使ってお話ししてくれているようだった。
(っていうか、私だけのときと、話し方も違うみたい?!)
琴夫は、「随分前からなんとなく気づいていた」ような事も
言っていたな。
話しにくい内容なだけに、一緒に病院にきてくれただけでも
本当に嬉しかったな。ありがとね。

血液検査結果報告(梅毒・HIV・黄体ホルモン)は異常無し。

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本日の治療費:3390円
内訳:精液検査


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