ゲンゾー日記
2008年02月13日(水)  豆菓子だけどおめでとう 

今日は風が強かったけれど、ぽかぽか暖かくて気持ちのいい1日だった。
毛布の上でお昼寝をすると最高に気持ちのいい日だったで、アキコが
カメラを持って来た時にそのままお昼寝をするか、写真のモデルとして
頑張るか、どちらにしようかと悩んだくらいなのだ。

もちろんボクはオリコウな犬なので、眠いのを我慢してモデルとして
頑張ったのだが、さっきアキコが今日の日記用としてボクにくれた写真
が「豆菓子」の写真だったのでボクは驚いた。
ボクがあんなに頑張ったのにアキコは頑張ったボクの写真ではなく、顔
がついているように見える「豆菓子」の日記をボクに書かせようとした
のだ。
そういえば前にも豆菓子の日記を書かされたことがあるのだ。

ボクが「もう豆菓子の日記は嫌だ」と言ったら、アキコはボクの写真に
変更してくれたのだが、どうにも顔のついた豆菓子が気に入っているら
しく、ボクの右上にまだ豆菓子の写真がついていた。

ボクはオリコウな犬なので、豆菓子がついた写真でも我慢してこうして
日記を書くのだ。
今日は「お誕生日おめでとう」を言いたい人がいるのに、こんな豆菓子
の写真がついた日記でいいのだろうか。
お誕生日なのに豆菓子でごめんなさい。
お誕生日おめでとうなのだ。


2008年02月12日(火)  雨の日でもオスワリ 

ボクの小屋の上にはヒサシがあるのだが、ボスとアキコの家はボロなので
ヒサシがあるにも関わらず、ボクの小屋のまわりは雨が当たるのだ。
そして今日は雨降りだった。

こんな日は小屋の外に出ると冷たい雨に濡れるので、ボクはあまり外に出
たくないし、濡れた地面にオスワリをさせられるのもあまり好きではない
のだ。

しかし、そんなボクもこんな寒い雨の日に濡れた地面に喜んでオスワリを
してしまうことがある。
それはアキコがほかほかゴハンを持って来た時なのだ。

下の写真はそんなボクがオスワリをしながら、アキコが持って来たゴハン
を見つめている写真なのだ。
ボクはゴハンの良いニオイがした時には、誰にも言われていないのにきち
んとオスワリができてしまうオリコウな犬なのである。

寒い雨の日にアキコのヒザでいただくほかほかゴハンは最高なのだ。


2008年02月07日(木)  立派なのだ 

ボクのまわりの雪はまだ少し残っているが、だいぶ溶けてきたのだ。
このまま雪が残っていたら足がしもやけになってしまうのではないかと
心配だったが、散歩道の雪も溶けたので助かった。

ところで下の写真は去年の12月にクリスマスツリーのような形をして
いた菜の花なのだ。(12月の菜の花の写真はここを見るのだ。)
12月にはすっくと立って、てっぺんに花を咲かせた菜の花だが、その
後の霜や雪の攻撃を受けて倒れてしまったようである。
霜だけならともかく大雪が積もったのでさすがに体が横倒しになってし
まったのだ。

それでもまだまだ元気にたくさんの花を咲かせてお日さまの方に向かお
うとする姿は立派である。
12月の時の方が姿は立派だったけれど、大変なことがあっても強くた
くましくお日さまを見上げる今の姿の方が生命力に溢れているのだ。

それにしても植物のガンバリはすごいのだ。
ボクもしもやけの心配などせずに菜の花を見習って、立派な犬にならな
ければ!


2008年02月05日(火)  タネツケバナ 

ボクの庭のまわりの雪はまだまだたくさん残っている。
特に田んぼはまだ一面雪で真っ白なのだ。

今日ボクはアキコとまわりの雪がどうなったのかを調べに出かけた。
ボクのまわりの植物たちは雪が降っている時も小屋の中に入ることが
できないので、雪に埋もれて大変なのだ。

ボクはまだまだかき氷みたいな雪でいっぱいの田んぼの中で咲くタネ
ツケバナを見つけた。
タネツケバナは田んぼのへりでたくさん花を咲かせていたが、田んぼ
のへりは雪だらけなので、背の低いタネツケバナたちはまだ雪の下に
いるらしい。
背の高いタネツケバナだけ雪の中から顔を出して「プハー!」と息を
しているようだった。

雪が降ったのは楽しかったが、さすがにこのまま長い間雪が残ってい
ては植物たちが凍えてしまうのだ。
そろそろ暖かい雨でも降って雪が溶けてくれることを祈るのだ。


2008年02月04日(月)  雪だるまとボク 

昨日は寒くてどうなることかと思ったが、今日のボクは楽しかった。
お日さまが出てポカポカ暖かいし、楽しいことがたくさんあったのだ。

朝からボスがザクザクと面白い音を立てて庭の雪かきをした。
その後、バカに厚着をして出てきたアキコが汗だくになりながら雪の玉を
作ってボクにぶつけてきたり、面白い顔の雪だるまを作ってくれたりした
のだ。

昨日ゆっくり休んだので、ボクはアキコが投げる雪玉を見事に全部よけら
れるつもりだったのに、2、3回よけそこねてしまった。
なぜなら、アキコがたまに雪玉ではなくビスケットを投げるという荒技に
出たのでボクが混乱してビスケットをよけたり、雪玉を口でキャッチした
りしてしまったからなのだ。

アキコは「立派な番犬なら一瞬で雪玉とビスケットを見分けてよけたり食
べたりできなくてはいけないよ」と言っていたが、立派な番犬でもそれは
ちょっと難しいのだ。

雪玉を全部よけられなくて残念だったが、やっぱり1年に1度くらい雪が
積もると楽しいことがいっぱいなのだ。
バカな雪だるまの顔もボクの顔も記念撮影をした時には思わず笑顔になっ
てしまった。


2008年02月03日(日)  節分の雪 

今日は節分で「昨日までが冬、今日からは春」だと昨日アキコが言って
いたが、朝起きたボクは驚いてしまった。
今日から春のはずだったのに、なんとボクの住んでいる場所はいきなり
雪国になってしまっていたのである。

去年は1度も雪が降らずつまらなかったので、今年こそはアキコと一緒
に雪合戦をして遊べるくらい雪が積もってほしいものだと思っていたが、
まさかこんなに雪が積もるとはボクも驚きである。
雪の神様の大サービスぶりにはさすがのボクも驚いた。

今日はアキコと遊ぼうと思っていたのだが、強い風でぼた雪がどんどん
ボクの上にも積もるので、今日はおとなしく小屋の中でお昼寝をして過
ごすことにした。

明日はさっそくアキコと写真を撮ったり雪合戦をして遊んだりするつも
りなのだ。
今日ボクはたっぷり休んだので、明日の雪合戦ではアキコが投げた雪玉
をすべて避ける自信があるのだ。


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