JIROの日記(borne in 1951)
DiaryINDEXpast


2004年11月13日(土) 木枯らし一号

 水曜日(10日)にチョッとしたことで、ぎっくり腰をやってしまった。
即効性が有るかと思ってカイロプラクティックに行ったのだが、
今朝になってもまったく良くならない。参った〜。
仕方が無いので欠勤の電話をして整形外科へ。
色々調べてもらって、やはり“ぎっくり腰”との診断だ。
 
 出来るだけ安静にと言われ、ゆっくりと自宅へ戻る道で、冷たい風に頬を打たれた・・「ウッ寒い!」東京地方、本日は北風一号らしい。
空気は澄み切って常緑樹はピカピカ光っているし、柿の葉などの広葉樹は少しづつ色づいて、味気ない冬の景色を少しだけ華やかにしている。
透き通った景色の中をノンビリ歩きながら季節を肌で感じた。

 考えてみたら、今の仕事を始めてから、病気で欠勤したのは初めての事。
腰以外に悪いとこも無くて何だか恥ずかしいが、偶には良いのかも・・・。
少し遠回りした緑道の端にチロリアンランプの花。春から秋まで花を付けるブラジル産の植物で、名前の通り真っ赤な花をランプのように下げている。
冷たい北風の中、可愛い温もりを貰ったようだ。


2004年11月12日(金) 義援金詐欺

「中央共同募金会」「日本赤十字社」などをかたって、
新潟県中越地震の義援金をだまし取ろうとする目的とみられるメールやはがきが全国で横行している。
共同募金会と赤十字社は虚偽口座を凍結してもらう措置を取ったため被害は出ていないが「義援金を振り込むときは必ず確認を」と呼びかけている。

まったく信じられないことだが、
人の弱みに付け込む犯罪はいつでも起きるんだね。
モラルが無いと言うか、人間らしい心の無い者も居るんです。
人の善意を利用して、金を騙し取るなんて、在り来りの詐欺罪ではなく、
もっと重罪に課すべきじゃないか。
 同じ国の人たちが悲惨な眼にあってるときに、それを助けようとする人の心を弄ぶような行為は、絶対に許すべきでは無いよ。どんな事をしてでも犯人を見つけ出して、今後二度とこんな事が出来ないように厳重に罰すべきだ。
 おそらく軽い気持ちでやってるんじゃ無いかと思えるくらい、最近のこの国のモラルは地に落ちている。多くの人の善意を感じる一方で、こうしたモラルの低下も思わずに居られない。全て政治の所為とは言わないけれど、政治家のモラルの欠如が社会を無秩序に追い込むんだ。もっと正しい政治をと願うのは私だけじゃない筈。


2004年11月09日(火) 余震続く


被災地すべての学校で授業が再開された8日、
また震度5強の余震が新潟県中越地方を襲った。
地震開始からすでに三週間近く、またもやの大きな余震で、
被災地の方たちの心労は計り知れないものがあります。
復興に向けての活動が始まりかけた矢先、
何のための片付けなのかと、悲鳴にも似た叫びが聞こえるようです。
不安と恐怖、そして諦め、私たちの想像をはるかに超えて、
被災地の方たちに圧し掛かります。
余震の無い日が一日も早く訪れる事を願って止みません。

先日新潟の友人から送られたメールを読み、
被災地での報道陣の、報道優先で復興支援の邪魔ばかりしている現状や、
視察に訪れた議員たちの横柄な視察態度に憤りを感じております。

そのメールを一部公開させていただきます。

10/26 :
 小千谷市役所、小学校での救援物資の配給や、炊き出しなどを手伝っています。現場はまだまだ混乱しているし、人出も足りていません。

 そんな状況下で、マスコミの取材陣が50人近く現場付近を陣取っています。小千谷市役所の正面に車を止めて、そのために、救援物資を運ぶトラックは遠くに止めることしかできず、ボランティアの人たちがせっせと現場に物資を運んでいますが、報道陣は、それを手伝う気配すらありません。
心労と肉体的疲労が積もっている被災者のかたがたに、当然のようにマイクを向け24時間カメラをまわし続ける神経もさっぱり理解できません。

現地では今、「大人用の紙おむつ」が不足しています。「赤ちゃん用の紙おむつ」は足りています。あとは、トイレが使えなかったり、下着を替えられなかったりするので「パンティライナー」があると重宝しますが、こちらではもう品切れで手に入りません。P&G 、花王、ネピアなどの紙おむつメーカーに電話をして、現状を伝えてください。夜の寒さが厳しいです。
お年寄りは使い捨てカイロをもむことすらできないので、「貼るカイロ」が必要です。

 マスコミの仕事は、こういった情報を伝えることだと思うのですが?
今日はこのあと、小千谷小学校に小泉首相が来るということで、マスコミ報道人の数はさらにふくれあがり、「毛布の配給ができないので、小泉さんが返るまで待つように」という連絡が入りました。何のための視察なんでしょう??
 午前中にも、数名の政治家さんが小学校に来ましたが、トイレはどこかと
たずねられ、仮設トイレを案内したところ、「わたしに仮設トイレを案内するつもりかね?」と、言われたそうです。
いったいこの国は、どうなっているんでしょう…。


2004年11月05日(金) 野菜


今日も朝からブッシュの演説ばかり、
テロとの戦いを声高に叫び続けてる、バッカみたい。
彼の声が、ある種宗教のように聞こえるのは私だけなのかな?
何れにせよテロの多くは宗教がらみの戦いなのだから、
そう聞こえても仕方が無い話だけど。
それ以外の戦いはレジスタンスってことになるのかな・・ゲリラとか。
イスラエル、イラク、近くはオウム真理教。皆んな宗教だ。
そう考えるとテロとの戦いなんて、おいそれとは片付かない。
ブッシュの言うように簡単に片付けられる問題じゃ〜ないよ。
まぁ〜アメリカのやってる事自体が国家テロの最たるものだから、
テロの撲滅を語るんだったら、アメリカの消滅をも視野に入れなくちゃ。

このとこ野菜が恐ろしく高い。
台風が繰り返し上陸したり、新潟地震があったりと、
野菜が駄目になることが多かったから、仕方無いかと思うけど、
それにしても便乗値上げと思いたくなる物も多いよね。
ジャガイモとか人参、玉ねぎ、大根なんて関係ないんじゃないの?
菜物とか長ねぎなんかは被害あるって解るけどさ〜。
鍋でもやろうかな?なんて思っても、
野菜だけで千円以上掛かってしまうなんて普通じゃないよ。
それに本来撥ねていた形の悪い野菜。
これを出荷すると奨励金が出るんだって、オカシイヨね。
もともと金にならなかった不良品でしょ!
売れるだけで利益ジャン。
それに奨励金なんて、盗人に追い銭のようなもんだよ。
お上のやることって訳わかんないね。
モヤシだけはそれでも値段が変わらないから、
毎回モヤシ料理のオンパレード。
卵とモヤシは物価の優等生なんだな。
頑張れ!!モヤシ君。


2004年11月04日(木) ブッシュこそ悪の枢軸と思いたい。

アメリカ大統領選挙。
やっぱりと言うか、結局と言うか、ブッシュで決まりです。あ〜辛い!!!
今回こそはと期待したのは私だけじゃない、
世界中の人がそんな気持ちで見守っていたのでは?
何しろアメリカの選択がそのまま世界平和に影響する訳だから、
ブッシュが再選されたら、イラクの平和は益々遠ざかってしまうんだよね。
こんな大切な選挙は世界選挙ってことに出来ないのかな〜?
そうしたら迷わずケリーって書いてやる〜〜!!!

それでも救いは大接戦だったってことかな。
アメリカ国民の半数近くはイラク戦争は間違いだって思ってるんだから。
それを念頭に少し政策変更をしてくれるよう祈ってますよ、ブッシュさん。


2004年11月02日(火) 霧の朝

いよいよ11月が始まりました。
昨日は都内のアチコチで酉の市の前夜祭。
勿論、新宿花園神社も多くの人で賑わっていました。
でも今年は三の酉まである所為か、
例年に比べると出だしは鈍いようですね。

昨日早朝から降っていた雨も昼前には上がったんですが、
何だか蒸し暑い一日でした、10月上旬の気温だとか。
寒暖が激しくて風邪を引く人も増えています。ご注意を!!

昨朝からの乗務も後半に差し掛かった今朝の4時頃。
新宿から西東京市の田無まで、お客様を乗せました。
昨日の雨で湿度が高かったところに、朝方の放射冷却ってやつでしょうか?
視界が4〜50メートルの霧の朝です。
街路灯や信号機の赤や緑の灯りが街に溶け込んで、
まるで滲んだ水彩画のような景色を創り出していました。
視界が狭くて少し走りづらかったけど、
何だかミステリアスでロマンティックな雰囲気でした。
一年中走り回っている私ですが、
こんなに素敵な景色はめったに見られません。
早朝に出勤された方々は、きっとご覧になったでしょうね。
早起きも時には粋なプレゼントをしてくれます。

新札の発行、乗車中の携帯に罰金、年賀状の発売、等々。
年末に向かって、街は急速に色を変えていきます。
クリスマスツリーもお目見えしましたよ。


JIRO |MAIL

My追加