声優さんと映画とアニメと
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2005年03月31日(木) 出歩いて疲れてます・・・

毎日朝晩ユーゼフのメッセージを聴く(うんぽこ創刊号付録)
おはようメッセージ「ちくっとするだけだから・・・腕がね・・・」「なんだぁ、つまらないぃ・・・」のアクセントに吐血。おやすみメッセージとっぱじめ「はっーっ、やれやれ、つかれたねぇ」に感電死。留守電メッセージの「いまちょうど3センチほどのび(プチット切れる音)」に椅子からずり落ちる、何?何なんだ?なにが3センチほどなんだ、気になって気になって、やっぱりあれかしら・・・ざわっ(笑)この留守電メッセージが一番グレッグだ。

大川さんも良い声だ・・・スタトレのガラックを若くした感じそのまま、さすがだ、そんなわけで、ガラックとパリスの競演。スタトレ万歳。小西君がんばれ。(ちょっと分が悪い)

ENDLESSシリーズ4巻目
仕事がごちゃついてて、あくせく移動中に、石田さんのなまめかしい嬌声がヘッドフォンに鳴り響く・・・中央線で聴くのにはやばすぎるCD。この森川さん、前の3枚よりも男っぽい骨のあるかっちりとしたセリフ回し。ステキすぎ・・・

あしたのマトリクスが気になるし、今日の初恋は上手く録画して貰えてるか判らない、相方さんも出張で出ていたので不安だ・・・


2005年03月30日(水) 君麻呂の最後は・・・

君麻呂の最後は可哀想でした。原作にかなり忠実だった。
だんだん追いつめられたことよりも、時間切れの悔しさが、なんとも、悲哀を感じさせる演技で、いいお芝居だったと思う。最後まで、高潔さと希望と純粋さを維持した孤高の存在。なんだろう、不気味さよりも寂しさが募った。
ステキだった。

天上天下のThe Past ChapterというDVD(3000円)が光臣ファンには超お勧め。なんと過去編の総集編が90分でうまくまとまっていて、まるで森川さんの光臣のベストシーンのダイジェストみたいな構成。
池田さん、久川さん、森川さん、矢尾さんの、気合いの入った良い演技が堪能できる。この森川さん、かわいい1年生の光臣から異能を制する高柳の後継者としての格闘家光臣へと変貌を遂げていく課程が、見事に演じ切れていて、さすがだと思った。とくに、後半の、だんだん低く平坦になっていくセリフまわしが、彼の肉体と精神の変化をうまく表現できている。森川さんに惚れ直せる。
それにしても、若い高校生声もまだまだ十分にでる森川さんに乾杯。(笑)

こういう演技を続けてみちゃうと、最後にトドメでBLCDの攻めの王道演技を聴いてうっとりするのがいい感じかもしれない。

今日も整○スタジオ前を通行人その1しながら横目で観察(今日は玄関が明るかった)、別の仕事先へ移動、忙しくて立ち止まる事も出来なかった。でも聖地巡礼できてなんとなく楽しい出張。



2005年03月29日(火) へにゃへにゃ森川さん萌え・・・(追記)スパイゲーム吹き替え情報

少年陰陽師 風音編 ドラマCD第2巻 「六花に抱かれて眠れ」
昨晩聞きながら寝てしまったので、今朝出勤前に聞いた作品。
大きな流れの話の途中って感じ、いろいろと登場人物の深い部分の関係が徐々に出てきて、面白くなってきた。
で、今回のCDは個人的に爆死。肝心の森川さんの青龍は、最後の最後に二言三言しかセリフ無しで、なんだ出番すくなすぎ・・状態だったのだが、最後に入っていたフリートークの森川さんの声と言葉に脳死状態。


以下フリートーク内容のネタバレ有り
まず、いままで聴いたことがないほどに、へにゃへにゃなか弱い声(素のしゃべりでこんなの聴いたのは、昔のスペシャルDJトークCDの企画で無謀にもジェットコースターに乗せられて、もう、絶叫しまくったあとに、戻ってきたときがこんな感じだった、すなわち、もっとも精神的に弱ってへこんでるモードの声だと思う)
なんでも、そのフリートーク収録1時間前に起きたらしい、きっと大慌てでスタジオに駆けつけてきたのだと思う。それにしても、こんなに自信喪失・平謝り・とほほ状態の森川さんには、正直初遭遇だ。
どんな顔してたのかしらとちょっと本気で見てみたいと思った。(無精ひげだったに違いない)あまりに慌てて家を飛び出してきたのか?このところめちゃくちゃワーカホリックな森川さんのお仕事振りがネットでも評判になっていた矢先だし。きっと、台本読んで出番があんまり少なかったので落胆して油断したのかもしれないし・・・理由は不明、それにしても、お芝居では(例えばスレイヴァーズ・ラヴァだとかだと)いっぺんの隙もない完璧なビジネスマンで鬼畜な人だったりして、そんな人をクールにスマートに演じるのが上手いのだけれど、プロ魂が強くて、どんな台本でも真剣勝負の真面目な御芝居に何度もファンは心を打たれる、そんな役者丈夫な人なんだけど・・・確かにイベントでもぼけぼけキャラだったりするが、こんな風に、たまに失敗をやらかしてくれて、そのリアクションがこんなに愛くるしいというか、へにゃへにゃに弱ってしまうような人間臭い部分を見せてくれると、魅力が倍増する。
普段かなり颯爽としてる感じなんで、きっとこういう自分の失敗には弱くて大弱りになってしまうのかもしれない。ますます惚れた。
トーク最後に、アクセル君にえさをあげてない、部屋の中が心配と大へこみ状態な森川さんが可愛かった。短いフリートークだが、貴重なCD。収録時期は何時かしら?

そうそう、石田さんの声の状態が微妙だった、特に前半ぜんぜんビブラートがなくて、石田さん?って思ってしまった、後半はちゃんと出てたが・・・朝は苦手なのかな?フリートークでも最初機嫌が悪かったって自分で言ってたけど、気難しい人なのかしら?


メモメモ
夕方の仕事の休憩時間です
麦人さんのHPを何気に訪問。3月20日の日記にこんな記載が・・・・
>AM10:00〜PM9:00まで、テレビ東京・木曜洋画劇場、
>ロバート・レッドフォード、ブラッド・ピット主演、
>「スパイ・ゲーム」という米映画の吹替え収録。
>ほぼ11時間スタジオにカンヅメでさすがに疲れた。
ぎゃーーーーって感じ?
麦人さんなんの役でしょうか?
もっといろいろ収録詳細のコメント書いて欲しかったけど、これだけ。
森川さんの11時間の激闘の成果が、あと10日ぐらいで聴けるのか・・・
楽しみ倍増ですね。
それにしても、予想どおり、森川さん劇的に忙しそうですね・・・


2005年03月28日(月) セフィロスのベースキャラ発見

CDドラマ「ディ・ザード」1997年作品
中ジャケの森川さんの写真がかわいいのだけど、まだ金髪じゃない。
もったいぶったお話。草尾毅さんが主人公で、さすがな演技。
ボウイという自分が何者なのかも良くわからない青年が、翻弄されながら、いろいろな場面でいろいろ戦っていくうち、最後にセイヤ(森川さん)と戦う運命だと知る。ところで終わり。セイヤは最後の最後にだけ出てくるんだけど、セフィロスをすこし若くして活発にした感じ。ストイックでクールでアンニュイな雰囲気で登場し、いきなりボウイと出会って戦闘になると、もう素晴らしく迫力と渋さと強さが増す。かっこいいじゃ〜んてところで終わり。最後に声優さんが自分の役名と名前を言うんだけど、そこでも役に入ったまんまで、すごくかっこいい。土曜のぼけぼけモリモリを観たあとなので、この渋く決まってる森川さんの、ピンポイントで出演しながらも場を持ってゆく存在感と演技に、痺れたのと同時になぜか思い切り惹かれた。うーん、ラストのトラックに面白予告編のコミカルトークがはいってて、これってラジオドラマだったのかな?
草尾さん、櫻井さんとかぶる感じだと思った。追われる身だったんだな・・・

BL裏話Special3
パスコレの会場でゲット。森川さんと堀内さんが若手の福山潤ジュン(森川さんがそう呼ぶ)と鳥海浩輔君にいろいろ話を聞くもの。森川さんはトークの後、若手二人の再現ドラマ収録が始まったところで、次の仕事に行ってしまったようだ。
このCDは、各役者さんのお芝居への考え方が語られていて、非常に興味深い。若手もそれなりにやる気のある有望な人を引っ張ってきているので、それなりの話が聴けるが、なによりベテラン堀内さんと中堅森川さんの真摯でまじめな考え方には、惹かれるな・・・この人達の演技の生真面目さに現れてる。どんなにしょうもないくだらない話でも、一生懸命にまじめにしかも素晴らしく本気のお芝居をしてくれる人達なので、こういう役者さんならどんどん応援したいと思う。福山君は良い声だし、鳥海君はナルトを聴いてるみたいだった。


2005年03月27日(日) いっぱい出過ぎだよぉ森川さん(追記)

録画を整理中

BUZZER BEATER
頭5分を録画失敗したが、再生するといきなり森川さんでてたので、初っぱなの会議シーンから登場だったみたい(第8話)。青い顔して角がある宇宙人側、最初のこの会議シーンは宇宙バスケ協会の幹部の一人で、その後たぶん敵方のバスケチームの選手で登場。声は太めの低く抑えたおとなしめの感じ、2回の登場はたぶん同じ人物だと思うけど・・・説明がないのでわかりにくい。この回は登場人物やモブシーンが多く、沢山の声優さんが掛け持ちしてたので、森川さんも掛け持ちしてたかもしれない。とにかく声優さんの使い方は驚きの贅沢さ、その他大勢に小杉十郎太さんのほか梁田さんに稲田さんまで名無し。信じられないぐらい。

「初恋」
今し方、BS2の新ドラマ宣伝番組で、初恋の紹介をしてました。チャンニ役の森川さんと弟のヨン様萩原聖人の掛け合うシーンが出てきた。森川さんの声の感じ、高さは普通の地声に近い、一番イメージ的に近いのはスタートレックヴォイジャーのトム・パリスかな?外画系の声を出してる感じがする。
でも、やっぱこれかなりやばそう。萩原さん以下俳優チームと森川さんの外画吹き替えプロとの演技の温度差が・・・苦しいぞ・・・っていうか、私は俳優チームのたどたどしい演技を聴くのが辛い、辛いぞ・・・はたして見続けることが出来るか自信がなくなって来た。とほほ・・・森川さんへの愛があれば見続けられるかな?40話長丁場で苦しい。インタビューは萩原さんのみ、アフレコシーンも主演の男女で背中二人だけ、あの森川さんの特徴的な背中はどこにも見えないって、別録り?うーん、時期的にはインフルエンザで寝込んでた頃ってこともあり得る・・・NHKが声優さんだけ差別というか区別しているとは思いたくない、そういうことはやってほしくない。それにしても、ヨン様ブームを引っ張って視聴率あげようという魂胆みえみえで、もうヨン様ばっかし、いいよいいよフンって感じだ。今度またNHKに投書メールしてやる。
(過去にダマ&グレの再放送の問い合わせとDVD化の可能性の問い合わせしたついでに、森川さんをもっと他のドラマでも使ってくださいってお願いするメールを出した前科あり・・・丁寧にご担当からDVD化しない再放送もないって返事をいただいたが、森川さんの件は完全に無視された。)
でも、初恋で起用してもらえたんだ、良しとすべきだね。積み重ねが大事、もしかすると、ヨン様人気で沢山の人がこのドラマを観て、ヨン様でなく、兄の美声に惚れるかもしれない、そうなればこっちのモノだ、誰でしょうかあの美声の声優さんは?って問い合わせでもNHKに殺到してくれたら、わっはっはって笑おうじゃないか。(かなり妄想がはいってしまった)

ダーマ&グレッグ
おかげ様でFOXさんは第2シーズンを開始してくれてる。昨日は第2シーズンの3話目26話。スーパーのレジの女性の子供を養子として引き取り育て始めて、命名の儀式をすることになる。ダーマの両親もグレッグの両親も自分の家のしきたりを押しつけようとする混乱の中、ダーマの意志でいろいろな宗教の儀式をまとめて全部同時に実行することになり、ユダヤ教のラビにキリスト教の神父にインディアンのシャーマンなど、いろいろな人が赤ちゃんを祝福・・・ところが生みの親が子供に未練がでて、せっかく家族の一員として両親含め幸福に迎えいれられたのに、ダーマの手元から赤ちゃんは取り上げられ、ダーマは落ち込む。そんなダーマを優しく抱き寄せ慰める最後のグレッグの声は、もう、涙がこみ上げそうになるほど、優しくて優しくて、めろめろになる良い声とセリフ回し。森川さん最高。スタートレックでもエキセントリックなクリンゴンハーフの奥様ベラナを何度も慰めていた声だが、ホント、こういう時の演技がとことん格好良くて男前声で、優しさ200%で痺れる。

スタートレックヴォイジャー第5シーズン
DVD−BOX到着。1枚目の3話分を観た。第4シーズンにくらべて、トム・パリスはちょっとふっくらしてきたし、生え際が危ない感じ。でも、声の森川さんはシリーズを通してぜんぜん雰囲気も声のトーンも芝居の勢いも変わらない。このシーズンでは、初っぱなのエピソードがトムが創作したお茶目なレトロSFヒーローストーリー「キャプテンプロトン(=トム)」の劇中劇からスタート、3話目ではいよいよトムが設計した中距離高性能シャトルデルタフライヤーのデビューとトムが長いシーズンを通じてじわじわと人気を獲得し随分と表舞台に登場しはじめる、出番はあってもほとんどボイジャーを操縦士してるだけのシーンが多かった第1〜3シーズンにくらべ、第4シーズンからは、出演者リストでも4番目にアップ(その前は6番目だった)艦長副長アイドルの次のメインキャストに躍り出ている。この人気はさらに不動のものとなり、シリーズ通して繰り広げられる機関主任ベラナとの恋愛関係にも進展がみられ、ついには・・・最終シーズン前半の人間関係ではメインエピソードを担うまでになるのでお楽しみへ・・・と繋がる。私が惚れた声優、森川さんの
もう一つの原点がここに居る。

ギャラリーフェイク
サラが航空機事故に巻き込まれたかもしれないとなって、失踪。数週間藤田は落ち込みながらも、サラの生存を信じ続け、そして葛藤しながら三田村館長との関係も微妙に進展しつつ、彼(藤田)のサラへの思いが募る作品。単に親しい助手ではなく、既にサラが藤田にとっての家族の領域に存在していることを描いたエピソード。絵はむむむな下手さが目立ったが。森川さんの演技はメリハリきいてわかりやすく上手かった。アニメなんで微妙に演じても仕方がないわけで、外画との演技プランというかアプローチの違いがはっきりと出た。脚本もぼちぼちで過去ではましな方かな?

目立たない脇専科の演技、主人公としてはっきりとした演技の極端にアプローチの違うアニメ、そしてもっとも水を得た魚状態のこなれた外画の演技と、求められるお芝居の違いをきっちりと演じわける職人森川さんのお芝居が堪能できた1日。

そうそう、Bleachを見直したら、東仙要隊長、セリフは1個じゃない、2個あった。(笑)ギャラリーフェイクみたいに30分全開でしゃべっても、ブリーチの2個のセリフでも拘束時間もギャラも同じなんだろうか・・・犬夜叉で1回奈落「ふふっ」だけの時もあったけど、あの「ふふふ」も同じギャラなのかな?高い「ふふっ」だね(爆)

メンインブラック2(3/27オンエアー日曜洋画新録)
じつは最近、東地宏樹さんが気になっている。良い声なのは間違いがないし、良いお芝居をするような気がする。そんなわけで、最近急に出番が増えた、演劇系の俳優さん(ご本人は声優さんは副業なんじゃだろうかと思う)。ジパングでの草加が、痺れる良い声と演技で注目してたら、こちらの映画のウィルスミスの吹き替えも結構よかった。小山力也と藤原啓治と宮本充と井上倫宏を混ぜて上手く1人にした感じ?張る声は山寺宏一の雰囲気もあり。
うーん、結構やばい人が吹き替え表舞台にでてきたかな?
今後主演の吹き替え増えそうな予感。ウィルスミスに結構上手くはまってた。悪くない。森川さんの吹き替えのお仕事にも食い込んでくるかな?良い意味で中堅の主人公バトルの表舞台に最近躍り出た遅咲き主人公系声優という感じか・・・スキャンダルのDVDの吹き替えでヨン様を東地さんがやってた気がする。今の、なんでもかんでも小山力也ひっぱりだこの傾向の風向きが変わるかも・・・あとは東地さんがどのくらい真剣に吹き替えの仕事を取る気があるかだろうか?とはいえ、声質的には森川さんと直接はかぶらないと思うし、むしろ若い時の田中秀幸さんとか羽佐間道夫さんのイメージに近いが、ハスキーさがあまりなく器用な感じなので、一番近くかぶりそうなのは宮本さんか?

謎の円盤UFOインタラクティブゲーム
(マニア涙のお宝VIDEOゲーム)
これ、あり得ないような、信じられないような、代物。35年前の映像と音源を掘り出してきて、新しいストーリィを構築、ロールプレインのように、時々選択肢がでてきて、エピソードの展開が分岐、おそらく12通り以上の展開と結末が楽しめる。しかも、最大のトピックは、オリジナル声優さんによる新録なのだ。あのストレイカー指令官を広川太一郎さんが、フォスター大佐を羽佐間道夫さんが、ピーターカービン大佐(スカイダイバー艦長にしてスカイワンパイロット)を田中信夫さん、月基地指揮官を松島みのりさん他、ああ、目眩がするほどの豪華さ、忠実さ。フリーマン大佐役は他界された小林昭二さんに変わって小林修さん(声の雰囲気は似ていてすごく嵌ってた)で一部苦しい2次使用もあったが、おおむね、完全再現されていた。
で、ちょっと4月7日のスパイゲームを観る前に覚悟しておく必要がある事が判った。この最新の広川さん吹き替え、加齢の影響が少なからずあるなと実感。まず、ヴィブラートが完全に無くなっているし、声が太く低くなってしまっている。昔のあの転がるような声質の面影はあるが、基本的には声の艶が減ってしまった感じだ。それと、滑舌も昔ほどはなめらかではなくなってちょっと辛そう。期せずして、ダンディ2のDVDーBOXも手に入れていたので聴き比べた。これ30年前の広川さん佐々木功さん絶好調時代作品。広川さんの、身もだえしたくなるようなアドリブには、無数の吹き替えファンを全国に産んだ不朽の名作。後日、コラムのサイトの方で熱血に語る事にする、ダンディ2はここでは簡単に語り尽くせないので今日はこれまで。とにかく、広川さん、しばらく吹き替えをほとんど聴いてなかったが、年月を経たブランクは大きい。とはいえ、やっぱり広川さんは広川さんだ、スパイゲームはそれなりに覚悟しながらも、期待しよう。




2005年03月26日(土) 嘘泣き森川さんが可愛かった件

パスコレライブ2005を観てきました
今回の森川さんは新調したっぽいオーダーメイドの濃いチャコールグレイのいなせなスーツに同系色のカッターシャツ(エリをピンで留めてる)に黒地に濃い深い赤ストライプ(昼の部)黒ストライプ(夜の部)の色違いの渋めのネクタイでびしっと決まって、冒頭の賢雄さんとの前説は、息もあっていてタイトで面白くまとまっていた。
つぎのBL探偵団。ロングコート風のスーツ、昼は去年のと同じ(?)グレーのもの、ネクタイが3つ折りで19世紀風。夜の部は絹かサテンの光沢があるダークグレーのロングの三つ揃いで、これまたピンで留めたカラーの渋い出で立ち。夜の部の衣装は見た目にも豪華で、とてもダンディであった。森川さんがやたらにステキに見えるのも、胸囲110センチを強調しない綺麗な仕立てとストレートで優美な仕上がりのデザインのなせる技。実にいい仕立て屋さんだと思う。(高そう、1着でギャラの半分は持ってかれてませんか?経費ですか?)
探偵団のお芝居も、芸達者のゲストのおかげで大盛り上がり。
過去最高に面白い展開であった。
その後、簡単なトークと朗読のコーナーでは
仕事が多すぎて役が頭が混乱してる森川さんの、ぼけぼけっぷりが全開だった1日。おまえら以上に大ぼけてて、絶品の可愛さだった。
昼の部では「どうして涙がでるのかな」でひーちゃんと掛け合いをするところ、泉谷(いずみや)をいずみたにと初っぱなに読み間違え。自分の失態に(本心もマジで泣きたかったのでしょう)早川の演技のまま「どうして涙がでるのかな・・・えっえっえっ」手を目に添えて嘘泣きをやってくれたからもう大変。その演技と仕草のあまりにの愛くるしさに、会場騒然。まじで、どうしてくれようかと思うほどの可愛さだった。森川さん、去年あたりからホントに全身がすっきりとしてきていて、特に過去のVTRとの違いは顎の線。綺麗にもとの骨格が見えるぐらいにスマートになっていて、髪もストレートのマッシュルームヘアを綺麗に金髪に抜いてあり、全体に数年前よりも若く見える。あげくに、くだんの可愛いしぐさである。私と同様、再びハートを打ち抜かれたファンも多いと思う。
さらに、カウンタートークの代わりに持ってきたBL学園風コントで、既出の「どうして涙が・・・」と「スキャンダルシリーズ」をメインに、いろいろなBL話の断片的セリフを、各キャラ担当の声優さんがずんずん演じながらクロスオーバーの混沌話を展開、声優さんはキャラが錯綜して切り替えが大変そうだったが、聴いていて全部わかるファンには大変面白かった。
そこでも、おまえらコンビが再びやらかした。「どうして涙が・・・」での、5才の泉谷「どろじゃん」の再現を繰りし強要する森川さんに、ひーちゃんが切れて殴るお約束の落ちまで用意されていて、おまえらコンビ絶好調。森川さんはこの日はもう、岩城のセリフを喋る時以外は、ぜんぶぼけてしまっていた、観ているこっちは笑い転げるばかり。
それにしても、今回はおまえらも霞む絶好調ぶりの賢十コンビ。ほらうち賢雄さんと小杉十郎太さん。昼は賢雄先生のぼけぼけっぷりに場をかっさらわれ、夜は十郎太さんのごくせんにかっさらわられ、ベテランコンビがMVPという次第。
シークレットゲストは緑川光さんに鳥海浩輔君に福山潤(じゅんじゅん)昼が遊佐コウジ君で夜が森久保祥太郎君。フリートークやコントではでは、おとなしめだった緑川さんが、事務所はそろそろBLをやめさせたい発言に自分は継続むしろ積極攻勢の発言、彼のライバル心の火に油をそそいだのは、森川さんの受け作品のヒットのせいか?賢十コンビの活躍のせいか?
フィルムゲストの井上和彦さんの受けやるぞ発言もふくめ、以外な発言が飛び出した日でもあった。
総合感想、
・やっぱり、ベテランは1枚上手だ
・若手は声量と音圧が足らないぞ(遠慮してたか?)と福山君と鳥海君に言っておこう
・森久保祥太郎君の芸達者ぶりといじられぶりに随分救われていた。
最後に、残念な点を1カ所。
ラスト前のハイライトの朗読として凱(賢雄さん)と三四郎(森川さん)の青の軌跡からのファントムペインの一節があった。選んでいたシーンがお芝居的には面白い部分ではなかったことだ。なんでバロックパールのイシスを連れて逃げてくれと凱に懇願する三四郎のシーンをやってくれなかったのかと、返す返すも残念でである。あの三四郎は絶品の演技なんで、是非生で聴きたかった。
まったくの憶測であるが、今の時期、森川さん(堀内さんも)仕事の量が半端じゃない様子なので、準備に極力負担がかからないようにした配慮のせいかもしれないが、あの朗読、去年は冬の蝉で、あまりのすばらしさに会場中が撃沈したのを思い出してしまうと、今回の選定シーンは落差がありすぎで、せっかくあのキャストに朗読させるのだからもったいなかったと思う。たった一つだけ不満な点である。そのかわり、他のコントが死ぬほど面白かったので、まあ、すばらしかったのには違いがないが・・・

夜の部は8時半ジャストに終わってくれたおかげで、最終の新幹線にまにあった、インターさん森川さんありがとう。
やっぱ、岩城の声を生で聴いちゃうと、もう、めろめろだ。
マイクトラブルもあったりと大変だったでしょうが、みなさんご苦労様でした、また来年もやってください。


2005年03月25日(金) ちょーハンサムなダンシングヒーロー

仕事帰りにダンシングヒーローを買ってきた
主演ポール・マキューリオ君はプロのダンサーでめちゃくちゃいい男。
声を若い若い森川さんが吹き替えている。テッカマンブレードの頃だ。
もともとダンスの映画なので、あまりセリフ量もなく、ひたすら踊ってる。親に反抗したり、ダンスでパートナーを誘導したり、ステップを教えたり、クールで切れがあるなかにも、柔らかな甘さも含めた、素な好青年声と素直でストレートなセリフ。マキューリオ地声はむしろ真殿さんとか緑川さんの雰囲気だけど・・・。でも、すごく映画の雰囲気には合っている。キュートで清楚で情熱的で素直でかわいい。もう文句なし。なにしろ、ポールがめちゃくちゃ気に入ってしまった(笑)格好良すぎ。もう、この坊やが森川声で最高すぎ。にやにや。
この作品、鈴さんのサイトのデータによればビデオグラム作品の主演2作目。まだ初々しい森川さんだった。でも、さすがだ、まったく何十本も録ったあとの彼とひけをとらない堂々とした安定した演技。いいねぇ・・・

明日はライブパスコレに行きます。


2005年03月24日(木) やばい気持ち(BL)と初期の吹き替え

今日は仕事が遅くまでかかったので眠い〜

やばい気持ち(BLCD)
櫻井君がかわいらしい受けで森川さんの相方の檜山さんが攻め、森川さんも美術部の部長で主人公のやさしい先輩役で横恋慕画策するも未遂。伊藤健太郎さんが同級生の高校生恋愛もの。
話はめろめろのメロドラマで、櫻井君はいままで聴いた中で一番なよなよでかわいい。檜山さんが一番特攻な攻め。森川さんは中途半端な立場で、誘惑失敗。おしい。なんだかフリートークがやたらに面白かった。伊藤健太郎さんが司会で、森川さんは檜山さんがいるので、態度が違う。やたらにボケがかわいい、ギャグも冴えてる。今回の演技は最初に作ったキャラが遊び人風だったらしくて、駄目だし。すかさず司会の油断すると地が出るの発言に、怒声で応酬。爆笑した。森川さんがフリートークで怒声のちゃちゃ入れたのは初めて聴いたし、すごく決まってる。やばい気持ちになるときは四六時中とか、遅刻は4分まで事務所的にOKと勝手に言って、檜山さんに思い切りつっこませる様が見事。おまえらパターンのフリートークに得した気分だ。

「ホワイトファング2ー伝説の白い牙ー」
安売りのDVD売り場で発見、1250円。
1995年頃の吹き替えで、森川さんがネイティブアメリカンの青年の役で出ている。真ん中から後半に出てくる。全体に出番は少ないが、後のウィンドトーカーズのヤージーの伏線となる、見事な好青年役。ちょっとした抑揚に工夫をしてあって、ネイティブらしさを出してるが嫌みでもないし凄く自然。声は普通の高さだが、この頃はまだ若いだけあって、自然に高めの切れのある良い声だ。ディズニーの得意な自然と少年とオオカミのシリーズで、感動物語。インディアンの人々の神秘的な部分も上手く調和させて、詩的な展開で面白かった。基本的に演技の感じは変わらないし、ステキで若い森川さんに出会えたので、お得な1枚だった。


2005年03月23日(水) BLCDの世界と実写映画の世界(エンピツは修正するとタイトルが良く消える)

スペードのキングも僕の物(BLCD)
噂のなんばらん作品。緑川光さんがなまめかしい受け担当で、森川さんが御曹司の攻め、声の高さは外画系とおなじくで、よく響く二枚目の良い声。けだもの(サドの歯医者さん)シリーズと音域は一緒だが、セリフまわしの丸みを削ってもうすこし良家のお兄さん風味付けをくわえた感じ。
この作品も、なんだか受けの人はひたすら女の人のごとく綺麗でなまめかしいので、みんなから言い寄られる。横恋慕担当が子安さん、森川さんから緑川さんを奪う(?)役で、森川さんよりさらに良いとこのおぼっちゃま風。他に櫻井君鈴村君高城(うる野くんだ)君に鳥海君とファミリー全員集合状態はそうそうたるメンバー。これ、何時入手したか忘れたけど、ジャケットの中の森川さんの写真が最近見る写真と同じ小袖風の花柄デザインのシャツ着てるので、ごく最近だと思う。
そう、日記なんで、はっきり書いちゃうけど、子安君の演技が手抜き。どうも子安君はBLCDはまじめにやる気がないのかもしれない、この程度の演技力のはずがないと思うのだ・・・気が乗らないと上手くやれないのかな?
一方の緑川さんと森川さんはすごく息があっていて、カラミはすごい事になってる。緑川さんがとにかくもの凄く色っぽい。昨日沢山聴いた石田さんと比べても優劣つけがたい。一方の攻めな森川さんのエロイ言葉攻撃は、聴いていて凄く魅力的、攻めの帝王のこの演技が好きなファンが多いのではないだろうか。相手が緑川さんとだと、特にやりやすいのか、乗りに乗って攻めてる感じがするし、リアルすぎてちょっと怖いぐらいだ。森川さん、ここまでして大丈夫(何が?笑・・・大人だ)今日も出張だったので、電車の移動中にこの作品を聴いて思ったのだけど、昔の森川さんは低音系は声がのびてないというか響きが今ひとつで、演技はともかく聴いておもしろみが少なくて、すこし高めの地声に近い音域前後の方が色気があると思っていたのだけど、最近、すこし低めの音の領域でしゃべっても、声の響きがぐっと増してる、とっても耳心地よいヴィブラートだ。囁き声にさえ明瞭な発音と響きの良さを感じる。声質が良くなってるよね・・・それと、すこし年齢が出てきたなと思う部分はストレートで素直な声質からちょっと艶ぽい声質に変わりつつある気がする。だんだん現役ベテランの良い声の人たちと似た響きになっている気がする。音域が若い印象の音域でしかも声に艶が増すと、今後ますます吹き替えが楽しみになってくる。

キャシャーン(実写版)
ドットジアイを返却するついでに借りてきた。
日本の映画はあまり見ないが、色合いはスカイキャプテンとかイノセンス(甲殻機動隊)と似た傾向のセピア色で美術は綺麗。とはいえ、役者さんの演技の力量の差にちょっと違和感ありまくり、ベテランは上手いが若手が・・・大根だ・・・唐沢君、良い演技だよね、まじめにやってるし。(この人、吹き替えできる良い声質も持ってると思うが、トイストーリィはちょっといただけなかった。)ちょっとまじめにずっと見続けるのはつらいな・・・
提案、人物を全部CGでかぶせる、演技は吹き替えをプロの声優さんで固める。これで完璧だと思う。キャシャーンに関智一、ブライキング唐沢ボスに子安武人、あたりでどうかな、ルナも上手い女性声優にしてください。そうすればもう少し観れた。あと、肉弾格闘シーンに、もうすこしアクションできるボディアクターを使ってほしい。マトリクスまでは望まないが・・・
お金払って映画館はちょっとつらい物がある。
どうも最近、海外映画のオリジナル音声もしくは吹き替えでばかり見ているので、日本語が聞こえる日本の実写映画(もしくはドラマ)のセリフ(お芝居)がお粗末で見るのが辛い。吹き替えに慣れてしまったせいもあるが、その吹き替えの声優さん達の演技がすばらしいために、実際の日本のドラマ映画のキャストに数多く混ざっているへたくそな演技が気になる。ベテランを中心にし伊丹十三などまったく違和感ない映画も沢山あるが、どうもイケメンやアイドル系の大根の存在が耐えられない。是非かれら演技の基本がなってない方々のセリフだけでもプロ声優の吹き替えにしてほしい。とはいえ、プロ声優さん、かれらの大根演技の間とか口ぱくにあわせるのに四苦八苦するかもしれない、ヘッドフォンから日本語が聞こえてくるのもやりづらそうだ・・・拷問か?

上手い吹き替え物で心をリセットしないと、今寝たら悪夢見そう。


2005年03月22日(火) 移動の間はBL三昧

関東平野の西端から東端への往復のあいだ、何枚かのBLCDを聴いた。
「ENDLESS RAIN」「EDLESS LOVE」「ENDLESS KISS」 (BLCD)
石田彰さんと森川さんって、凄くタイトなお芝居ができる人たちなので、聴いていて世界に引き込まれた。エッチに始まりエッチに終わる話で、森川さんの由利がやくざの三男坊って、つい先日聴いたのもそうだったけど。これでは17歳(16歳?)なんだけど、あまり年齢を意識せずに自然な声で演じていて、無理が無くて耳に心地よい。それにしても、この二人、愛し合ってますね・・・笑
ハーレクインロマンスも真っ青の波瀾万丈な恋愛ものでBLなんですね・・・
お馬鹿な話よりこちらの方が好きなんだけど、あんまりにも主人公が女々しいのが・・・逞しいお兄ちゃん二人組のBL(Bad Boysとか)は一種異様な感じではあるが、受けがまるまる女の代役なのも、なんだかな・・・
ただし、脚本が良いせいか、話にメリハリもあって、設定も展開も面白いので、このシリーズは良いな・・・森川さんがステキでステキで、石田さんの受けの演技にも敬服。

「ねじれたEdge」
小西克幸さんと野島健児君のコンビ。これまた学校の先生の話。
森川さんばかりでなく、いろいろ聴いてみようと思って買った1枚。
小西君、この作品では結構声が若い・・・野島君は、鈴木千尋さんとも通じる演技だ。ぼちぼち面白かった、けど、ちょっと微妙な設定と展開の話。
ラブシーンは結構お上手でしたが・・・小西君はラブシーン以外の演技の方が上手いし、ステキだ。ただ、このCD1枚通して聴いて思ったのが、声のキャスティングで、どこにもアンカーになる音域の人が居ない。みんなふぉわっとした感じで、どうも、柔らかい穏やか声の人ばかりの配役は、聞いてると眠くなる。

最遊記の焔(ほむら)
レンタルで焔の出てる最終巻とその前3枚ほどを借りてきた。
この世界、漫画原作は全部読んだし、それなりに読み終わるまでは引き込まれるものがあったが、アニメ化してみると、登場人物が全員格好つけすぎで、鼻について見てられない、漫画の世界を忠実に再現しすぎるのも考え物だ。格好つけて凄むのも、めりはりがないと、嫌みなだけだ。そういう意味で、声優さんは凄いキャストなんだけどな・・・焔が逆に格好つけてないというか、本音が出ていて惹かれるキャラ。ナルトの君麻呂とほとんど同じ設定。そして演じる森川さんも君麻呂は焔をモチーフにしているのが伺える。そうか・・・ってこっちの焔を見て思った。最後まで魅せてくれた。それにしても、この世界、なんだかな・・・ちょっと苦手、なので時久保も、面白いんだけど・・・いまいちなんだよな・・・全部一応観てるし聴いてるけど・・・

「BLEACH」
今日は死に神の隊長さんたちが集合してて、東仙要役の森川さんにも一言セリフがあった。椿鬼の俺様ヒーロー系、黒崎一心の親父色物系、につづく3役目は外見は黒人さん?でもって声は抑えめのあんにゅい系かな?そうそう、ガヤでも森川声聴けた。

「ネオフェス7」(DVD)
たまたま、乗り換えのために立ち寄った帰りの上野駅。この駅の構内に音楽ショップがあって、アニメ系のDVDやCDがいくらか揃えてある。(お向かいの本屋さんにもBL小説がいくつかあって、一般の漫画系と並んでるので、ちょっと立ち読みが恥ずかしい)今日は、ほんとうに偶然見つけたネオフェス7DVD、3月23日発売のこの1枚、予約を忘れてたので、ラッキーだった。
赤いコートの森川さんを観れたのが、最高に幸せ。
愛のメッセージもステキだし、シロクマさんコートでのH2Oは最高に痺れる。ABパート後の「Imiss you・・・」は、すごく魂がはいっていて、何回観ても、何回聴いても、脳天直撃。
今回のDVDのプログラムメニューはすごい。声優さん個別再生機能があって、森川さんが出てるチャプターだけ連続再生とかの芸当が心憎い演出。おかげで、とりあえずあとで全部観るにしても、時間が無いときにはコレは素晴らしい。コーエーさんありがとう。

「ドットジアイ」
明日返却なので、再度観ている。何回観ても、凄い良いよ、森川さんに惚れ直す。特に泣きのシーンは全部衝撃的。ステキ。


2005年03月21日(月) ドット・ジ・アイと正攻法のBL攻めキャラ

dot the i ドット・ジ・アイ
家の近所のレンタル店では4月のセル解禁日じゃないとレンタル開始しないという、まぬけたことを言われたので、痺れが切れて今日は東京のTSUTAYAへ駆け込んで借りてきた。うーん、すごい。
今、一番人気の注目株ガエル・ガルシア・ベルナル君の吹き替えかという予想とは違ったと友人からのメールにはあったが、ベルナル君はラテン系の濃い顔立ちだけどずいぶん小柄で、森川さんじゃ雰囲気が違うなと判明、それでもう一人のジェームズ・ダーシーを森川さんが吹き替えたのかと納得。このジェームズ・ダーシーはマスター&コマンダーで注目されてる演技派で、このドットジアイでも演技力の有るところを魅せてくれる。正直、森川さんがダーシーを吹き替えにキャスティングされたのは見る側としては役として面白くて幸せだ。サスペンス仕立てで、最後までいろいろ仕込みがあるので、これから見る方のためにも何も書くまい。ただとにかく前半はぬるく感じるが、後半一気に加速するローラーコースター仕掛けになっているので、最後まで、エンドロールが終わっても見続けて欲しい。共演者もみんないい味だしてる。森川ファンには絶対お勧めの1本だ。何人かの森川さん繋がりでお友達なった方々がみなさん勧めてくださって、ホントに良かったです、これDVDも買います。やっぱ、演技派だよ。

今日はほんわかとた陽気の中、BLを聴きながら移動。道すがら聴いたのは・・・ハッピータイム
サラ金のオーナーにしてやくざの三男坊な、イナセで危ない役の森川さんが、もう、まんま、ちょっと妖しくてそれでいて優しくて危ないいい男全開の演技とめちゃくちゃ痺れるハンサムボイス、外画吹き替え系の声の高さで、びんびんヘッドフォンから響く甘いささやき声に、電車で周囲を見回してしまった(笑)なんだろう、こういうどうにもならないような、筋もあった物じゃないエッチする状況を作り出すだけの展開のエロエロ話なんだけど、どうしてこんなに生真面目に全開演技してくれるかな・・・もう、すばらしい。喋りながら攻めるタイプのお話なので、純粋にエロのお芝居の上手さとおもしろさを実感できる作品。これこそが帝王の帝王たる所以だ。演技に手は抜かないし、上手いよ。囁きも、吐息も。でも、やっぱり、もうすこし筋のあるお話がいいな。これじゃせっかくの素晴らしい役者さんがエロだけじゃもったいない・・・
やっぱり、攻めでも受けでもなんでも、森川さんのお芝居を聴くのは楽しいと自覚した1日。森川さん、沢山出演してくれてありがとう。


2005年03月20日(日) ギャラリーフェイク

ギャラリーフェイクの藤田の声は響く良い声であてていて、聴いていて気持ちがいいです。ちょっと不思議なのは、「・・・ですぜ」って感じのセリフ、原作がそうなっているみたいだけど、ちょっと取って付けたみたいな違和感。今回はライカカメラにまつわる従軍カメラマンの話、これ、戦争の悲惨さむなしさを子供達にも伝えようと、かなり回想シーンではがんばった感じがするが、ちょっと長かった気がする、その分、最後にネガをどうしたのかが判らなくて、後味が悪い。カメラを渡して、ベトナムのその後の人々の生活の写真がラストに出てくるので、平和な人々を撮すカメラマンとして復帰したとの暗示なのか、いまいち判りにくい。藤田の悪党ぶりも中途半端で、戦争の悲惨さを使える意味でも、とことんネガにこだわるなら、其処を描写してほしかったし、サラの行動は涙を誘うが、演出が悪くて取って付けた感じ、ガイドが襲われたシーンも、取って付けたみたい。ちょっともったいない題材だ。直後のジパングがめちゃくちゃ面白いだけに、なおさら演出作画脚本の上手い下手が見えて、声優さんの演技のレベルが違わないだけに、残念でならない。今のアニメとは思えないほどの絵が下手だし、森川さんがかわいそうだ。

ハードディスクレコーダの中をすこし整理中に、TVでゼータガンダムをやってた。
ブライト=鈴置さんの美声がステキ、セリフにアンカーがあって、命令口調の時の一語一語に重みがある。ガンダム初期のブライトの焦りと青い部分が残るちょっと神経質な雰囲気を持つたせた演技から、こちらでは老成した艦長への成長ぶりがセリフ回しで表現されてる。さすが。
それにしても波瀾万丈(ダイターン3)や戦国魔神ゴーショーグンで痺れたクールで男前な美声健在。この方のトムクルーズは悪くない(森川さんもステキだけど)。ただ、実際のトムより美声になっちゃう。トムはもうすこし演技に余裕がないのと鈴置さんと比べると迫力も色気も足りない。
カミーユの声が飛田さんなんだよね・・・この方も良い声。この方、テッカマンダガーでペガスなんだけど、どうしてこんなに良い声なのにペガスなの?っていうぐらい、テッカマンブレードは凄いキャスト。
チーフが鈴置洋孝で、同僚が松本保典と林原めぐみと飯塚正三、中原茂、横山智佐、妹の水谷優子、ライバル堀内賢雄、敵に若本紀夫と子安武人、などなど・・・13年前の感覚だとこんなものなのかもしれないが、現在この方々は全員主人公級で、今じゃあり得ないほどの使い方。主演の森川智之が当時一番ぺーぺなのが、何回もいろいろな所で書いてるけど、まったくもって信じがたいほどにほほえましいし、熱い演技だった。
なによりの衝撃は、あの富野アニメの傑作である聖戦士ダンバインの主人公ショウ・ザマがオカマのレビンちゃんになったこと。これほどの転身はアニメマニアを悶絶させた、まあ、これは実はシュラトの井上=レイガというお色気系のハンサムキャラの発展変化型がレビンだったのだが・・・こちらのレビンは完全完璧なオカマで、シャワーシーンに悶絶した(別の意味で)人も少なくない。
でもって、レビンとDボウイのコンビがBLすると青の軌跡シリーズになる、わはは。考えたら納得できる配役で恐いくらい。
ということで、ブレードよりさかのぼること数年前の大ヒットアニメが、当時一番人気の井上和彦最高のお色気男前キャラのレイガを産んだ天空戦記シュラト、後のブレードとは恐ろしいぐらいにキャストがかぶっている。ラスボスが鈴置さん、メイン関俊彦、井上和彦、山寺宏一、堀内賢雄、飛田展男、他にも林原めぐみが動物系キャラ、水谷優子がかわいいヒロイン。当時ペーペーの子安さんが、自分のキャラがつかみ切れなくて悩みまくったデビュー作、森川さんより一歩先にブレークした子安さんのキャリアのスタートポイント。なので、ちょっと似た雰囲気のブレードでの子安キャラのエビルはもうなんの迷いもなく最高の演技、これぞ子安キャラの真骨頂で当時一番人気だった。当時も今も、アニメの最前線で2枚目をやり続けているボーボボでクルル曹長な子安さんに乾杯。

しかし、この時期が大豊作だったのがよく判る。当時の売れっ子の方々が、全員化けて逞しく生き残り、今もメインで活躍中で、あまり世代交代が進んでない。これはこの業界の特殊なところかな?これは別の話だ。
上記のキャラを演じた男性声優さんの相当数がネオロマにスカウトされたというのも、時代を象徴している。今の若手が、この中堅&ベテランの男性2枚目軍団の牙城を突き崩すのにはかなりの力量が必要。

明日は出勤だ・・・


2005年03月19日(土) 自虐の泣笑い演技に心底痺れた・・・

スレイバーズ・ラヴァ前編(BLCD)
修一さまは櫻井孝宏くん(マ王様のユーリまんまですな)、冴木が森川さん(これまた、コンラッドの冷血版じゃ)。
二人の息は抜群に合ってますね。櫻井君は、まだまだアニメチックな部分も残っているが、モノローグがとびきりすばらしい。櫻井君は前作から聴き比べても、かなり演技力アップしてる気がする、感情にまかせるだけじゃないさらに上の演技を目指し開発している部分の片鱗を感じた。そして森川さん、最後のトラックは鳥肌もの、特にあの、グラスを割ったあと・・・聴いていてぞくぞくした。このシーンの二人の演技は、数あるBLの中でも指折りになるぐらい、良い演技だったんじゃないかな・・・まだ数十枚聴いただけだけど・・・
森川さん、すごいな・・・
「私のモノで居てください」に惚れた。
それと、残業して眠っている所を起こされて喋ってるシーン、本当に寝起きみたいで、どきりとするほどに上手い。
後編が早く聴きたい、聴きたい、聴きたい、聴きたい(笑)
こんなの残酷じゃ・・・2枚組になんでしてくれないのぉ?
これ、原作読んでないので、どうか判らないけど、主演の声優さん二人で二人の世界を作っちゃったって雰囲気がする。彼らの世界がじわじわと心に染みる、すばらしい出来だ。さすがだ。

こい茶のお作法2(BLCD)
今、ケースとか資料がないので・・・
結構面白いね、これも。ときわみずき(漢字不明)が、森川さん、ご飯を食べないで家のなかで行き倒れてたりする官能小説の挿絵画家って設定。今回の2では、始めてメインの茶道部の坊や達とも関係でがでてくる。みずきの森川さんは、他では聴けないような、あんにゅいでふわっとしていて不思議なけだるい雰囲気が全開、完璧なまでに役を作り込んでいて凄い。Webサイトで視聴できる出演声優コメントでも、この「ときわみずき」のままで話していて、ちょっと驚いた。かなりの集中力で役を作り込んだ結果の成果なんだろうなって思う。以前の他の作品のコメントで、すぐに役がぬけて地に戻れると言っていたけど、そこは人間だ、ここまで作り込むと、逆に余韻を楽しんでいたのかもしれない、結構この作り込んだキャラクターを気に入っているのじゃないかなぁ・・・私も、このキャラは凄く気に入った、時久保の時の久保ちゃんはけだるさの中に邪悪さを感じるが、こちらのみずき先生はけだるさの中に純粋さを感じさせる、なんとも良い声の高さ、響かせずにふわっと出しているが、それでもなおかつ、声に色気がある。笑い方もセリフの節回しも、独特の雰囲気で、何だろう、一番近いしっているキャラでは、薔薇ノ木ニ薔薇ノ花咲クの水川抱月があるけど、またちょっとあんにゅいさとかけだるさがさらに増したかんじで、あらためてこんな魅力的なキャラもできるのかと、驚く。なんとも、出番が少ないのが残念・・・それにしても若い茶道部の坊や達がおさかんだ(笑)

ダーマ&グレッグ
第2シーズンに突入。知り合いのスーパーのレジ係が産んだ子供を引き取って育て始めた二人、ダーマの両親がいろいろな人を引き込んで、集団子育てをしようとたくらむ。一方でグレッグの両親も孫を受け入れはじめた。セレブなグレッグのおかあさんが押しつけてくるやり方も、ダーマの両親が押しつけてくる子育ても、二人とも耐えられない。さんざんの騒動のあげく、最後にはやっと親子水入らずになる。赤ん坊をあやす森川声が聴けるのがすごく楽しい。結構お父さんしてて、いい感じ。それにしても、いろいろアニメ観たあとにグレッグを聴くと、なんだろう、別人のよう。これだよこれが外画ならではの演技だ、さすがだ。

おっと時間だ、ギャラリーフェイクを観よう・・・


2005年03月18日(金) 新幹線で寝てしまったので・・・

今日は新横浜近くで仕事だったので、
新幹線で帰ってきた。
本当は、こい茶のお作法2を持っていたので、それを聴こうとしていたのだが、その前に森川さんへのファンレターをPCで打ちはじめたら、あっという間に寝てしまった・・・失敗。気がつくと京都、次は新大阪じゃないか・・・ファンレターも仕上がらずだ。
そして家にたどり着いたらインターさんの封筒。スレイヴァーズ・ラヴァーの前編とスキャンダル(修学旅行も)が来ていた。ひぇ・・・あふれた。

つい今し方、ネットを慌てて徘徊して、ガラスの仮面のアフレコレポート(美内すずえ先生の公式サイト)とスピードグラファーの第2話アフレコレポートのページを観た(情報満載の友人Sさんの日記には、いつも大大大感謝)あら、森川さん、同じ服?お仕事はしごかしら?ちょっと顔が腫れ気味で、お疲れかもしれない・・・それにしても、速水真澄がどんなだったかを、期せずして森川さんの役をよく把握した粋な(死語だ)コメントで思い出した。「あなたのファンより」って、そう、紫のバラの人だもんね・・・仕事の鬼ですか、そんな心境になるぐらい、いまの彼は働きまくっていると観た。やっぱりめちゃくちゃ忙しいに違いない。パスコレライブ、無事に彼を観れると良いんだけど、イベントでは元気そうなふりする人だから・・・心配。

最近、テレビ東京の木曜洋画劇場のサイトへ、木曜の深夜に行くと次の1ヶ月後のオンエアー情報が更新されてることに気がついた。この間、スパイゲームのキャストを観たときは、深夜にもかかわらず絶叫してしまった。あまりのうれしさに、友人にメールした。大好きな広川太一郎(富山さんの次の次に好きかも、次は森川さんだから、私の中で富山さんは永久1番)と森川智之の共演なんて、ファンになってから、目の黒いうちに実現するなんて、想像だにしていなかった。いやー、嬉しすぎる。
と、今週のキアヌのウォッチャーの予告。キアヌが小山さんで、ちぃってすこし落胆。DVDと同じキャストだと大好きな(大好きが多すぎだな最近・・・)ジェームズ・スペイダー(セックスと嘘とビデオテープで惚れた)の声が気に入らなかったって、これも小山さんだった、小山さんファンごめんなさい、どうも、こういう俳優さんに小山さん声は苦手、ちょっと太いのよね・・・キアヌの小山さんもだめだぁ・・・DVD持ってるのでパスかな。ディアボロスとか昼の3連荘、新録じゃないんですよね・・・ちぇっの連発かな。

裏パスコレのスレイヴァーズ・ウッシュ?スレイヴァーズ・ラヴァの短編サイドストーリィの堀内賢雄さんの朗読、ステキだった。この原作者華籐えれな氏は文章が抜群に上手いね、小説としてもすばらしい。一度買って読んでみたい気がする。どこで売ってるのか、アニメイト?

やっぱり、スレイヴァーズラヴァを聴こう!聴かないと寝れそうにないぞ。


2005年03月17日(木) 君の心にブーストファイヤァー

Fゼロの2巻目を観てます(もう在庫ない、くそっ)
リュウはとってもステキ、熱血だし、素直だし、かわいい奴だ。森川さんも、素に近い高さで声が出ているので、すごく自然で、セリフがモリモリしてる(意味不明)。ああ、きっとこんな声でこんな感じに喋る、ちょっとつぱった感じの高校生だったんだろうな・・・(笑)
TVではピアース・ブロスナンのダンテズピークをやっている。声が田中秀幸さん、キャプテン・ファルコンだ。包み込むような暖かさと、りりしさをもつ、いい声だ。ベス(イデオン)が大好きだった。ドカベンの山田太郎はやめてほしかったけど・・・

なにげに、今日の昼にアーツビジョンの森川さんのプロフィールのページへ行ってみたら、外画の吹き替えのところの代表作のリストが増殖していた、しかもすごいよ、なんだか惚れ惚れしてしまった。めいっぱい沢山書いてあるのに、どれも売れた映画ばかりだし、全部知名度の高い2枚目の売れっ子俳優さん。アーツビジョンはアニメ系のプロダクションで、外画には弱いというのが一般の評価だ。森川さんは師匠の勝田先生(お茶の水博士)にかわいがられて、同期の高木さんと二人だけ、早くから勝田さんの属するアーツビジョンと契約した。この段階ではおそらく業界の勢力図なんてものは彼自身も完全には判って居なかったと思う。今でこそ、マウスなどの外画に強い事務所があるが、当時はどうだったのか私にはわからない、ただ、まだ結成まもない振興プロダクションであるアーツビジョンに所属し、アーツの成長とともに彼らも成長して行ったように見える。最初の数年はアニメ系など名前の出る仕事ではなく、PVやナレーションなどの仕事をこなしながら、演技の勉強をつづけ、演技力を磨いて行って少しずつアニメの仕事をとって行ったのだと思う。そして高木さんも、森川さんも、こつこつと音響監督たちに声と演技を覚えてもらって、そして自力で外画の仕事を開拓して行ったのではないかと思う。
仕事をもらって、それをきっちり演じて、そしてそれを次につなげてゆく。ありきたりな表現だが、コレを本当にやりこなせて居る人だけが、今一線級で働いているのだろうと思う。雪だるまと同じで、有るレベルまで行くと、声も名前も覚えて貰える、あとは、ひたすら転がる、転がり続け、良い役を取り込み、その実績が又次の良い仕事を呼び込む。インタビューで森川さん自身が、コレといって大ヒットした役があるわけじゃなく、じわじわと積み重なって今の位置に来た。との事。ホントにそうだよね、国民的アニメの目立つ主役をやったわけではない。アニメでは確かに、そうやって積み重ねているうちに、今のポジションがある。
しかし外画では、ブレークした役がいくつかあると思う。ただ外画自体が、声優さんにスポットライトが当たることは滅多にないので、一般にはそれほどの知名度はないが、配役にかかわる関係者には、絶大なインパクトを持ついくつかの役をこなしてたのだと思う。一つはスターウォーズのユアンマクレガー、そしてトムクルーズからの指名仕事のラスト・サムライ、TV版のキアヌにブラピ。外画では、今もまだブレーク中だと思う。
ブレークした中堅2枚目声優と言えば、小山、森川、平田の3人はここ3ー4年でブレークしたのではないか。ブレークのきっかけは、小山さんがER、平田さんはERとフレンズかな?森川さんはグレッグかしら?パリスじゃないよね・・・小山さんはアニメはほとんどないが、平田さんはアニメでも、サンジなどの当たり役を持っている。今のところ、この3人の中では平田さんが出世頭かな?凄いよねこの3人の最近の地上波初登場での主演ラッシュ、恐れ入っております。居並ぶ大御所たちも、この3人と共演が増えてると思う。津嘉山さん、磯部さん、寺ソマさん、大塚さんず(笑)長島雄一さん、牛山茂さん、岩崎ひろしさんあたりに、この3人の印象とか特徴とか癖とか弱点とか長所とか人気の秘密とか、比較評価とか、根ほり葉ほり聞いてみたい。(なんちゅう事を考えてるんだ私は・・・)

Fゼロの予告がおもしろい・・・決めは「君の心にブーストファイヤァー」


2005年03月16日(水) Long って曲が好き

久しぶりにJolly Roger Live 2003をBGMに流してる。
波瀾万丈なライブだ(笑)
タイトルチューンのJolly Rogerあたりから波に乗ってくる。
Longという曲、ロックっぽくないけど、暖かい感じがして、いいね、歌詞がほほえましいし。これ以降の怒濤の展開がまたいい。Nauty Boy好きだな。この高音がたまらなく痺れる。ロックを歌う森川さん、私も生で観てみたい。

今日は朝から寝ぼけた、昨日の打ち合わせで秋のパシフィコでの講演会の話をしていたら(ネオロマじゃないっす)今日は品川での仕事だったのに、気がついたら「みなとみらい」駅に居た、いかぁああんとばかりに、すかざず横浜へとって返して東海道線で品川へ、予定より30分前に着くはずが、20分の遅刻になってしまった、まあ、大切な自分の出番であるプレゼンには1時間余裕があって、よかったよ・・・ちょっと一瞬だけ焦った。
声優さんって、毎日いろいろなスタジオへ行くわけだけど、何百何十もあるので間違ったりしないのかしら、私ならおとぼけだからしょっちゅう間違えそう。森川さんのトークかラジオで、スタジオ間違えてタクシーを飛ばしたというお話があったと思うので、まれにはあるのかな・・・。今週と来週はほとんど毎日別の場所で会議やらプレゼンやらやっるので、すこし森川さんたちの大変さの片鱗が伺える。定住の場所を持たず、毎日台本を沢山抱えて、あっちのスタジオ、こっちのスタジオへと移動する、それだけでも疲れてしまいそうだ。強靱な体力と気力、日々異なる役を素早く身に溶け込ませる順応性と役を演じる繊細さ、毎日毎日次のお芝居のセリフをリハーサルする継続性と忍耐力、幾百幾千の役をこなしてなお、インターバルを物ともせずに、再度同じ役を何度も光臨させる神業、この声優さん達というのは、本当にもの凄いプロ集団だと思う。とても並の人間には勤まりそうにない。しかも何十年もやってらっしゃる方が何人も居る(何人ぐらいしか居ないとも言える)森川さんもかれこれ十数年になる。ファンはただただ、がんばってとしか言えないが・・・

ナルト
君麻呂がちょっと形勢が危うくなってきた。過去の回想シーンはちょっと悲壮感があって、君麻呂君の寂しい表情の背景がだんだん明らかに。
僕・・・に萌えちゃうなぁ。次回のスペシャルはどうなるのかな、石田さんのかっこいいキャラとの対決(ギャラリーフェイク以来連ちゃんですね)で君麻呂やられちゃうのかな?結末を見守るしかない。
それにしても、しっぽの有る姿に変身したので、ますます楽しくなって来た。






2005年03月15日(火) リュウスザクかっこいい

電気屋さんで買い物したついでに、還元ポイントでFゼロファルコン伝説の1巻目を買ってきた。
これがオンエアー開始の頃って、森川さんを追いかけて無かったのと、このアニメ、作画とデザインがいまいちなんで、ノーマークだった。
今、改めて観て、森川が熱い。久しぶりの熱血系主人公だったのかな?すごい青年の血気がみなぎっていてかっこいい。声がとっても清々しいし、叫びや雄叫びもあるし、矢尾一樹さんとの掛け合いもすばらしい。って矢尾さんも声が若いよ。キャプテンファルコンの田中秀幸さん、これまた男前のいい声。しかもマスターのときは凄くやさしいし、バート先生のときはお茶目。ちょっと太めに作ってて、イデオンのベスが嘘のようだ。ちょっと映画セブンの悪役を思いだした。リュウ・スザクは三四郎に近い感じだね。
このアニメ、ボックスセットになったら改めて一式で買うかな。

LDボックスシリーズと言えば、今金欠なのに悶絶中、スタスキー&ハッチシリーズがついに出る、ダンディ2も欲しいし、特攻野郎Aチームもほしいし・・・アメリカンヒーローもキャプテンスカーレットも欲しいぞ、でも当分買えないぞ・・・

ホームオンザレンジの予告編のナレーションは成田さんでは?とのご指摘あり、私修行がたりませんので・・・成田さんのような気もします。ごめんなさい。



2005年03月14日(月) 少年陰陽師とファンタジー・クエスト(1)

少年陰陽師1〜3(以前聴いたシリーズの前の3部作)
青龍を森川さんがめちゃくちゃクールな声でステキに演じている。
安倍晴明を麦人さん、晴明の魂魄がを石田彰さん、なんだけど、麦人さんはすってきなおじいさんぶり、石田さんはアスランよりも男っぽくて戦闘シーンはすごくかっこいい。主人公の晴明の孫の昌浩が甲斐田ゆきさん、見事な少年声、物の怪のもっくんが大谷育江さん、その変化前の正体が紅蓮=小西克幸さんが、青さがある熱血系のわりにけっこうクールさも含みがる雰囲気を上手く演じている。
怨霊のボス窮奇を若本さん(若本節炸裂)が妖しくて強そう。なんとなく15年後の森川さんって感じ・・・笑
その他にも、手下や藤原の一族などに上手い声優さんが沢山脇をかためている。
話は怨霊がとりついたり暴れたりして晴明一族を滅ぼそうと襲ってくる。それを艱難辛苦の上に昌浩が紅蓮とともに退治するということの繰り返し。だが、晴明につかえるシキガミ達(森川さんとか小西さん)の関係にもいろいろあって、諍いになったりとドラマがある。森川さんの青龍は、出番が本当に少ないのだけれど、話の重要なポイントに出てきて、重要な事を喋るので存在感は抜群、しかも一筋縄ではいかない頑固者で、晴明一途の性格といい、設定がいたく面白く、しかもそこが物語内での緊張を生む効果を与えていて、物語の展開(主人公が危うくなる部分の顛末)を握っていて聴いていて楽しい。
その存在感が素晴らしくて、出番少なくても納得する森川さんと若本さんのお二人である。
(それにしても、出番少なすぎ、3巻はほとんど一言に近い)

ファンタジー・クエスト(勇者アイヴァンホーの冒険シリーズの初回)
十字軍に従軍していた勇者アイヴァンホーが悪の王子に城を焼かれ、家族を失ってしまうが、謎の呪術者の勇気ある女性とこそ泥の3人で旅をする。
相棒になる女性は五十嵐麗さんで、スタートレック・ヴァイジャーで森川さん演じるトム・パリスの奥様になる男前で気性の荒い女性機関長だが、ここでは冷静で凛々しい女性、アイヴァンホーの森川さんは太めの低い戦士の声、口数は少ないが言うべき事はしっかり言う感じかな?トムパリスよりも剣豪として堂々として正当派な剣士をしっかりと演じていて、夫婦共演の再現なんだけど、雰囲気はぜんぜん違う。ほかにも長島雄一さんなどおなじみのスタトレ声優さん達の声が沢山聴ける、勝手知ったるメンツで楽しい収録だったと思う。
TV映画なのだろう、低予算、不思議なださい展開、敵がへなちょこ、かなりご都合主義などなど。まあこんなもんでしょう。子供向けかな?
とにかく、森川さんのステキな剣士が楽しめるので、シリーズの続きも観ようと思う。

こい茶のお作法2をゲット、聴いてから感想を書きます。


2005年03月13日(日) アニメの仕事が増えてる?

アニメージュについていたおまけDVDを観て、春からのアニメで純粋に予告だけ観て面白そうだなって思ったのが、「エウレカセブン」と「アクエリオン」と「スピードグラファー」。うち二つは森川さんが出演とはなんとラッキーな事か。録画しても見るに耐えない「らいむ」(あと3回でおわり)なんかは、早送りで消すもしくは観ないの繰り返しなわけで、出演作が面白いに越したことはない。
それにしても、アクエリオンはもの凄いメカだ、動いてるし、これ毎週コノ水準だったら平伏しちゃいそう。でも、宣伝文句の、女の子が、合体だの気持ちいいだのとほざくのを何とかしてほしい・・・まあ、杉田君がんばりたまえ。森川さんは敵の美形鬼畜キャラと予想してみる。あたるかな?
その上、昨日も書いたが「ガラスの仮面」(新規)そして「ギャラリーエフィク」と「今日からマ王」が続いている。「Shuffle」って何時始まるのかしらないが、これはやばそう(笑)あと、「ブリーチ」の3役目は調べたら9番隊の隊長で東仙要という名前らしい。エピソードキャラっぽい。そんなわけで4月番組改編以降のレギュラーが4本(ガラスとスピードとフェイクとマ王)、何時出るかわからないエピソードor準レギュラー4本(ブリーチとアクエリオンとナルトとShuffle?これだけ?すきっしょはもうない?まだ出る?)それにBS2での外画(韓国)ドラマ「初恋」のレギュラーが始まってしまって、しばらくは、せわしない一週間になりそうだ。
全部始まってしまって重なると、週あたり9本の確認が必要。
(しかもジパングなどの男性声優が沢山出るアニメに突発出演の可能性もゼロじゃない。)
長期出張が続くのが恐いな・・・ビデオじゃ録りダメぜんぜん無理そうなので、そろそろ秘密兵器を考えねばならない・・・せめてBSが受信可能な地域に引っ越せれば楽なんだが・・・
OVA達は、まあ、後からでもDVDが手に入ればいいわけで・・・
あとの問題は地上派のTV映画で未観賞分の再放送と新規分ね、これが結構季節で固まる。3月末〜4月は大変なことになっている。

「初恋」の出演って判ったのが3月に入って、ご本人のOFCサイトのファン専用ページの告知だったのだけど、実はよく調べたら、2月25日頃に買った3月のTV番組誌(2/27ー3/31版)の3月31日の出演欄にちゃんと名前が出ていたよ、これはわかんないよ・・・全部の隅々までチェックするのは無理・・・やられた(笑)

それにしても、森川さん、これ全部プラスBLCDと長尺(外画)とゲームとOVAとラジオとやるの?何時寝るの?

(まだ出演してないけど、収録が終わってるのにBUZZER BEATERもある)


2005年03月12日(土) ガラスの仮面って人気があるんだ・・・

世間では、ドラえもんの声優さんが決まって話題になっているのかな?
タレントでも顔出し俳優でもなく、無難に声優さんに決まったみたいで
子供のためには良かったと思う、最初は違和感ありまくりだろうが、順応性の早い子供はすぐ慣れると思う。自分もそうだったから・・・
ガラスの仮面のキーワードでいろいろブログや日記を徘徊していたら
普段は声優さんを知らない普通の方々でも、子供の頃に読んだガラスの仮面(TVドラマになってかなり話題になって居たとは、私も世間知らずだった)に興味がある人が多いことが判った。
その中でも、出演声優に興味を持って新たに調べている人もいて、ある人の日記の記述が興味深い。速水真澄役の森川智之という名前が初耳でネットで調べた結果、出演作品数の半端じゃない多さにぶっとび驚いた、出演作の多さを役の幅の広さに関係しているのではという推測でしめくくられていた。プラス今作品への期待のコメント。
そうなんだよね・・・私も、最初に森川さんのことをもっと知りたくてネットで調べ回り始めたとき、あまりの出演作品の多さに、心底驚いた事を思い出した。アニメだけじゃなく、洋画出演本数の多さ、そしてドラマCDの多さ、ちなみに他の声優さんは・・・と何人か名を知る声優さんを調べたが、森川さんクラスの人は石田さんや関さん三木さんなど、出演作が数え切れないぐらい出てくる人というのは本当に十数人ぐらいしか居ない(ベテランはキャリア年数分よけいに勝負になるが)。ファンがまめでマジメな方が多く、出演作品を網羅したデータがネットで入手しやすいというのも有ると思う。初期、どえらい人に惚れたモノだといたく感心感動した記憶が蘇った。

>>リディック
森川さんとは縁がない映画だが、ぼちぼち好きな役者ヴィン・ディーゼンル主演のリディック(DVD)を観た。
劇場公開中は忙しくて観れなかったので、待ってましたである。
前作にあたるピッチブラックは、めちゃくちゃマイナーな映画で、全編を通して世界が真っ暗闇のシーンばかり、襲ってくる敵がなかなか正体が見えなくて、かなりSFスリラー仕立ての低予算の秀作だった、その映画の謎の囚人として登場するヒーローのリディックが、実は宇宙の命運を分ける闇の侵略者ネクロマンサーを殺せる種族の最後の生き残りで・・・ネクロマンサーと熾烈な戦いを展開、というのが今回のお話。ネクロマンサー側のヴァーゴ将軍(カール・アーバン )が、めちゃくちゃハンサムで格好いいし、どこかで観たと思ったら、ロードオブザリングのエオメル君じゃないですか・・・ステキx100。
彼、顔に傷跡があって、それがDボウイと反対側の眉を縦分断するのが素で入ってるんだけど、それがまた役的には凄みが増していて、いい感じ。アクション系にはプラス効果。オーストラリアの俳優さんかな?
ロードオブザリングのメイン出演俳優さんたち(通称指輪一族)は、指輪前から売れていたイアン・マッケランやイライジャ・ウッドと、指輪と平行して撮影したマトリクスの最強の敵スミス役でブレークしたヒューゴウィービングを除き、みなさん指輪後に人気ブレーク。
ボロミア役のショーン・ビーンもファラミア役の デヴィッド・ウェンハムもアラゴルン役のヴィゴ・モーテンセンもみなさんその後も大活躍中で指輪ファンとしては何よりな展開だ。
そして、ここにも新ヒーローが渋く居た。カール・アーバン、指輪前には本当に無名だったようで、デモンズ2001という(マイナーな秀作らしい)映画ぐらいしか検索してもヒットしない。指輪以降にハリウッド映画ブレイク。一番ブレイクしたのはオーランド・ブルーム君だと思うが、カール・アーバンも今後注目。このDVDでは吹き替えしてる声優さんの名前になじみがなくて、今は失念、主役のリディック(ヴィン・ディーゼル)はものすごい低音のがらがら声で、それを大塚明夫さんが吹き替えしてるみたいだが、低さではOKだが、声良過ぎじゃない?この作品には森川さんが出ていなかったので原語で観たため、吹き替えの出来は、今日のところ未確認。作品的に規模は100倍ぐらい、美術は妖しくてステキ、世界構築はぼちぼち、脚本もまあまあな展開、アクションと撮影は斬新で面白いが、予算オーバーな映画だと思う。内容の割にお金使いすぎじゃないかな?シナリオと展開はピッチブラックが10倍面白いが・・・リディックはオタクな感じがする映画で、デューン砂の惑星を思い出す。

>>ギャラリーフェイク
日記を書いている間に
今日のギャラリーフェイクが始まったので、ちょっと観てきた。
以下はネタバ有り
このアニメ、毎回の話に脈絡がなく、連続性もなく、エピソードに因果関係がなく、どうにもこうにもならない行き当たりばったりな展開。1話完結式だとしても、もうすこしなにか関連性が欲しい気がする。各キャラクターの性格描写が極端で、類型的すぎるのも、いただけない。居並ぶ演技派の声優さんがアテていなけでば、見続けることは不可能だ。今回は女泥棒にして宝石ショップのオーナー謎のフェイツイ(田中敦子さん)がエピソード主人公で、こと有る毎に再々藤田を店に呼び出す。のこのことでかけてゆく藤田、嫉妬で猫をけしかけるサラ。ギャグの定石で3回同じネタを繰り返す。この猫襲撃シーンは面白くて大笑い。藤田(森川さん)の悲惨な叫び「ぎぇええ−ーー」がめちゃくちゃ面白い。ゲストキャラの幸福の王子の石田さんが、妖しくて儚くてステキ。石田さん、声が凄くいい、そしてかなり色っぽい。


2005年03月11日(金) すきっしょ他

すきっしょ、
観ちゃいました。運良く第8話。森川さんがウサギの人形で腹話術をする、ちょっと妖しくて素敵なお医者さんの役で出演、ステキだ。
これ、マジのBLのアニメなのね・・・噂に違わぬムムムな展開、そして出演の声優さんの凄いこと、BL人気ランキングの上から順番に全員出ていますって感じかもしれない。別人格で1人に二人の人気声優さんを使ったりと、贅沢なのか、なんなのか・・・今回の8話だけみただけでは世界がまったく判んないけど(笑)まあ、続きを観たいかと聴かれると・・・微妙

BLEACH(武利市)
今週のを、やっとさっき観た、このアニメ、随分面白くなって来た。
高木渉さんが、初登場、めちゃくちゃ上手い、やっぱり凄い。
噂では、森川さんもう一役もらったみたい、二役目の椿はやっぱりよほどでないと出てきそうになかったので、良かった良かったってエピソードゲストかな?3役目はどんな感じでくるんでしょう。一心が太めのおじさん声、椿が若い2枚面ヒーロー声、次来るとしたらオカマ系かコミカル系?

パスコレ(11日深夜版)
スキャンダルシリーズの収録現場インタビューでの小杉さんと成田さんの歌に爆笑しました。ネットやる人は是非聴きましょう(笑)
スレイヴァーズラヴァ、ちょっと気になる。早く聴きたい!!

恋するジュエリーデザイナー(BLCD)
帰りの移動で聴いた。BGMがほとんど無くて、効果音がかすかに入ってるだけで、モノローグが多い昔風の独特の作り。これと似た演出のは・・・どこかでもう1〜2作聴いた気がする。
それにしても、森川さんの真剣な演技には感心する、息づかいまで手に取るようにわかる録音で、距離感もリアルで、結構聴かせるお芝居な作品。
お話は、出だしのモノローグそのものが、もう、えええっという感じで、何何、なぜ・・・とか思うシーンもままあったのですが、これは役者さんのお芝居が凄いので、全部許す。面白かった。


2005年03月10日(木) 今日はBLCD

チョコレートキスを仕事の移動中に聴いた
他の方々の演技は、まあ、こんなものかな?
BLCDも少しは聴くようになったので、いろいろ有るのはわかっているが
学園ものは得てして、似たようなストーリィだし、演技もまあ、おきまりだ
主要メンバーーはよく頑張っていた。
森川さん何時出てくるのかしら・・・ってずいぶん待っていたら、やっと後半にお出まし、生徒会長だった。フルメタルパニックふもっふの生徒会長と、かなり似た役どころ。品よく高笑いしているシーンでちょっと唸った。ちょっと鼻声?でもいい声で存在感は満点。コレぐらいのお仕事は軽々?

出番の少なさに欲求不満になったので、寝る前にバロックパール(青の軌跡シリーズ)を再び聴く。2枚組で長いので、クライマックスの2枚目から。
何回聴いても、これほどいい声の作品は無い。セリフ量も多いし。
このシリーズはどれを聴いても面白くて、特にペルソナ・ノングラータが大好きだが、お芝居的にはバロック・パールが面白い。
特に2枚目には、森川さんと堀内賢雄さんの絶品の駆け引きがある。
何度聴いても、この時の二人の演技は、凄いなと鳥肌が立つ。
あの、荒くれの三四郎が「・・・たのむ、たのむイシスを連れて船を降りてくれ」と言って泣いた。最初の「たのむ」は本当に涙で声が詰まってるのが、ぞくぞくする。こんなお芝居をされちゃうと、こんな壮絶なお芝居を聴いてしまうと、ちょっと並のアニメやドラマCDでは満足出来なくなってしまうのかも知れない。(外画では、サハラに舞う羽根とか、こういう迫真の演技はいくつかあるけど・・・)森川さんが作り上げてきたマキノ三四郎というキャラ、森川さんの持ち味のクールな部分と優しい部分をメインのベースとして、そこに若者の部分と荒っぽい部分そしてコミカルな部分を程良くブレンドしている。これほど男前なキャラはない。理想的すぎる。これほど格好良いキャラには未だに他では出会えない。
作品後半、カイが再度戻って来たとき、無理矢理カイを連れて部屋を出る三四郎の「いやっほー」の声に、ぶっとぶ、あのお芝居の流れのなかで、どうしてこんな言い方ができるの?・・・完全に役が降りてる(キャラが憑いてる)。
この青の軌跡シリーズは登場人物も少なくて、セリフばかりで状況説明がなされ、心理分析を含めた人間関係がメインの聴き応えの有る脚本。SF仕立てではあるが、BLCDという範疇を越えても、評価に値する素晴らしい作品だと思う。この本物の演技をする役者さん達のお芝居の世界に嵌っちゃうと、しばらくは軽い学園ものは聴くのが辛い。
「・・・あんたの中で、さんざんイかなきゃ気が済まねぇ・・・」
相手があの中原さんだって、想像しなければ、このシーン萌える(笑)

フリートークで森川さんが疲れてるのも印象的

タイトロープ・ダンサー
小説が長くなっているので、ドラマCD化するのでも、まじめにやると2枚組では済みそうにない。どんな形になるにせよ、これのCD化も相当に楽しみ。
ちょっと痺れが切れかけ、とりあえず今出てる巻の分だけでCD出せないかしら(インター様おねがします)


2005年03月09日(水) BLCDと映画

よく考えて見ると、映画でも結構濡れ場ってあって、R18指定でなくとも、かなりキワドイ映画は数ある。キリングミーソフトリーはR18だったかな?映画館で見たけど、そのシーンがというより、シチュエーションが結構刺激的だった。こいいうシーン、吹き替えなしの場合もあるし、しっかり声優さんの息芝居を聴ける場合もある。そんなわけで、吹き替えやってたって、結構そういうお芝居が必要だし、BLに至っては、メインは必ずそういうお芝居が必要で、唯一普通と違うのは受けの演技ぐらいだろうか・・・
顔だしの俳優さんだって、最近の映画じゃ結構濡れ場も大胆な描写があるし、某もとアイドルに至っては、全身に刺青のすんごい映画で全身を曝してるので、声だけのお芝居の声優さんより、相当大変だと思う。
演技という仕事に携わる以上、人間を演じる事が大半なので、喰って、寝て、セックスするという人間の3大欲を演じるのは、必然なのかもしれない。
そんなわけで、BLCDというのは、演技に携わる人にとっては、とても良いハードルではないだろうか・・・

息芝居の上手な役者さんというのは、声優俳優関係なく結局活躍しているんだよね・・・そういう意味では、吹っ切れてやり抜ける人こそが真の役者なんだなって思う。

BIONICLEマスクオブザライト・ザ・ムービー
レゴブロックの世界で創造されたキャラクターがフルCGで動きまくる。
とある島では守護神が眠りにつき、闇のマスクがその目覚めを阻止してる。トーアと呼ばれる6人の勇者が島の平和を守って居るが、ある日守護神を復活させる第7のトーアの黄金のマスクを見つけてしまったタクアと彼の親友ジャラが第7のトーアを探して旅に出るが、それを阻むかのように闇のマスクに使わされた邪の戦士ラクシが村を襲って暴れ回る。島に散らばって各村を護って居た6人のトーアは、タクアの使命を果たさせるため力を結集してラクシと戦う・・・
こんなようなお話で、デジモンの世界に似てます。6人の戦士には、お約束のキャラとして、お調子者や偏屈者や麗しく逞しい女戦士や素直な戦士など、いろいろなキャラクターが居るが、藤原啓治がお調子者オワツ役(岩の戦士)、梁田清之が無口で剛のオヌー(大地の戦士)、楠大典が剛で偏屈タフー(炎の戦士)、美人の女戦士ガーリに朴(王路)美(とっても男前な美形声で水の戦士)、謎めいた戦士のコパカに菅原政志(氷の戦士)、ストレートで正義感が強いレーバを森川智之(大気の戦士)、第7の戦士となるタクアに宮野真守、親友のジャラに林勇、その他長老役も含め外画吹き替え系の実力派な方々が脇をしっかり固めていた。
ヌーバ戦士の中で唯一飛行性能を持つレーバな森川さんは、颯爽と登場し、ステキな青年声で、正当派なセリフを喋るのが意外だった。楠大典さんのちょっと太くした声や、藤原啓治さんのおとぼけの役が、過去のこういう系統の作品では多かったように思う。たぶんこの作品では、森川の持つ声のイメージの、清々しくてすこし暖かみがあるという特徴を十分生かした形でのキャスティングになっているのかもしれない。セリフ量も出番も少ないが、良い役ではある。おもしろみはあまりないが、優しいいい声が聴けたので見て良かった。



2005年03月08日(火) コラテラル

再度見てます
これ、もの凄くクールな森川さん。すごく響きのいい声だ。
ホームオンザレンジの弾けたバック君と同じ人とは、思えないぐらい。
アシュラという映画も見たんだけど、途中でうたた寝してしまったので
感想は又後日・・・

TVオンエアー情報がいろいろ入ってきた
嬉しい4月になりそう

今日は手抜きですが、眠いので・・・


2005年03月07日(月) ここは牛オンリー・・・彼女たち、ミルクしない?

ホームオンザレンジを見直してるんだけど、
このDVDいきなり再生するとディズニーのアニメの宣伝が一杯流れて
そのあとメニュー画面が来るんだけど、
そのメニュー画面でもキャストが喋ってギャグをかますという念の入れよう。土曜の日記に書くのを忘れたが、特典にさらに3匹の子豚の小話が入っていて、ここでも馬のバックはかなり楽しい役回り。
原語と聴き比べたが、ディズニー系のポリシーだと思うが、全部の配役の声の雰囲気がオリジナルの声とかなり似ている。演技もオリジナルの演技に上手くシンクロさせて、ギャグも含め、かなりオリジナル通りに楽しめる演出になっている、さすがだ。そんなわけで日本語吹き替え版も一人残らず芸達者の声優で固められていて、話題づくりのタレント吹き替えじゃ無い分、最高の仕上がりになっている。やはりおばさん3人の絶品の演技と大川透の演技には唸るものがある。もちろん2枚目専科に思われがちの森川の演技も、程良く弾けていて、それでいてバックの青さ(熱血ヒーロー指向の若者)の部分も上手く表現できている。ゲームやジョークや小話では意地悪ぶりも披露されていて、楽しい。カンフーの叫びは、オリジナルの声とも上手くシンクロしていて、森川の上手さが炸裂している。もっと出番があればもっと良かったが、特典もすべて足せばかなり満足できる。

ギャラリーフェイク
ありえね・・・ってお話でしたが、藤田のパジャマ姿がかわいい、反応もかわいい。男前な冒険野郎の声を堀内賢雄さんがあてていて、まるでドラマCDの浪漫狩りのような展開だった。このアニメ、余命いくばくもなさそうだな・・・春以降は「ガラスの仮面」の紫のバラの人に期待かな?

若き日のクリスオドネルとドリューバリモアの若い演技がステキな、マッドラブを観た感想をコラムのサイトに掲載。


2005年03月06日(日) ぐだぐだの日曜

シャム猫ファーストミッション(2001年劇場公開版)
声優さんは、林原めぐみ、小山茉美、森川智之、池田秀一、他に気がついたのは、堀内賢雄、島田敏(ダマグレのピートなんですぐ判る)かな
微妙に面白さが不足したアニメで、よくまあ劇場公開したものだと思った。
傭兵上がりの美人コンビが悪のテロと戦う話なんだけど・・・森川さんは二人の有能なアシスタントなんだけど、かなり3枚目に近い軽いのりの子分の感じを出していた。やたら長い話のわりには、出番もセリフも少ないので、メモリーは消してしまった。気のいいおあにいさんではあったけど・・・

ダーマ&グレッグ
第1シーズン最終話。気楽なポーカー仲間にダーマがもてもてで焼き餅を焼くグレッグが可愛い。冒頭にグレッグがダーマに口紅を塗らされながら、ダーマに誘惑されてしまうシーンがあって「しようしようしよう」って性急に言うグレッグがめちゃくちゃ可愛い。最高。

ファンクラブの公式サイトのメンバーだけのページにある出演情報って、数ある出演の中で微妙に選んでかかれてるのは、どうしてかな?森川さんがどうしても外さずに見て欲しい作品に絞って告知しているのかしら・・・ロケットクィーンを早く送ってほしいな・・・

今日はF1開幕戦だったんだけど、お目当てがコケたのでその後ふて寝して1日が終わってしまった。

メイドインアメリカ(1993年)
ウーピーゴールドバーグが提供精子で作った子供が、高校卒業を機に自分の父親を捜そうとして、秘密を知る。父親は白人だったって話で。娘のボーイフレンド役のティー・ケーキ(ウィルスミス)役を森川さんが担当。高校生なんだよね(笑)
かなり可愛らしい若者らいし軽い感じの優しい声とセリフで、ウィルなので乗り乗りな感じで軽快。かわいい。最後のエンドロールの間も歌が流れていて、出演者が踊ってるんだけど、そこにも吹き替えのかけ声とかが入っていて、最後まで引っ張る演出。自分のルーツを調べに精子バンクへ彼を連れて行くんだけど、精子を提供する羽目になって、エロビデオを見たり、前後のやりとりも相当の面白い。映画は結構古いので、森川さんの演技も若々しくて、ウィルスミスも若くてキュート。出番が少ないが楽しい映画だった。


2005年03月05日(土) 「ホームオンザレェィーンジ」って感じのバック君は最高の乗り

ディズニーのサイト >>
↑ここのホームオンザレンジのぺージへ行って
左上のMENUのボタンにカーソルを置くとメニューバーが現れます
この中で予告編wクリックすると、森川さんの声が聴けますよ〜!
ナレーションも森川さんで、外画風のすんごい歯切れの良い声もするし、
「ホームオンザレェィーンジ」って感じ、バックの楽しいセリフも満載。

(尚、このリンク先、MAC版のネスケだとエラーでIEなら開きます。)
今日、トイざラスへ行ったら、上の予告編のビデオが特設ブースのビデオから流れてました。森川スキーとしては、もう、反応するきゃない森川声で、一発で判りました。バックのカンフー声「あちょ〜」もめちゃくちゃ可愛いい。
本編の解説はコラムのサイトに書いた(ネタバレあり)ので、お時間があればそちらを参照ください。
こちらは特典の話を、特典のゲームをすると、森川さんのヨーデルがほんのワンフレーズだけど聴ける仕組みになってる。おまけのヨーデルゲームをすると、最初から最後まで、このヨーデル声が繰り返し聞ける仕掛けになってる。それと、ジョークのコンテンツ、これまたメインメンバーによるべたべたの寒いジョークが沢山聴ける。森川さんの少し高めのギャグ声での楽しいボケやつっこみも満載。この特典を見ずして、このDVDは仕舞ってはなりませんので、買った方々は要注意。

それにしても、大川透さんのヨーデルは絶品、プロの歌手の方の歌と上手く混ざるんだけど、全部大川さんで歌えたのではないか(ちょっと無理か?)と思えるほど、すんばらしい歌声がある。大川ファンも必見の作品。

シルバーナの船室のコラムページに「風と共に散る」の感想も掲載した
同時にご参考にしてくださいな・・・


2005年03月04日(金) スパイゲーム

TV東京系
4月7日(木) 午後9:00−11:24(新録、放送枠拡大)
「スパイ・ゲーム」SPY GAME 
2001年 アメリカ
(監督)トニー・スコット
ロバート・レッドフォード:広川太一郎
ブラッド・ピット:森川智之
キャサリン・マコーマック:安藤麻吹
スティーブン・ディレイン:原 康義

ついにこんな日が来るとはね・・・
窮屈十靴運動靴の迷セリフを残した旦那こと広川太一郎様(元ネタはダンディ2、DVD-BOX欲しい・・・)の2枚目声で一番好きなのが謎の円盤UFOのストレイカー司令官エド・ビショップ、2枚目半で一番好きなのがダンディ2の旦那ことトニー・カーチス。でもレッドフォードもあったと思うし、私は気に入っていた。レッドフォードを広川さんが吹き替えるのって随分久しぶりじゃないだろうか?
レッドフォードの吹き替え担当は、野沢那智とどっちがいいかと長年ジレンマだった、でもってDVD版は野沢VS山寺コンビらしい、2003年フジTV版は磯部VS堀内コンビだったらしい(Sさん教えてくださってどうもです)。
今回新録してくれるTV東京さん太っ腹だで感謝だ。
そして、森川さんと堀内さんのどっちがブラピに合うかと考えると悩む・・・でも、最近の堀内さん、声を張るセリフで微妙に年齢を感じさせるなと、ファイトクラブの時にすこし思ったが、この間のオーシャンズ11(新録)を聴いて確信した。アクション系での若造を演じる時のブラピには、声の若い森川に軍配を上げたい。
同じ意味でスパイの骨太さ感では広川=レッドフォードが良いような気がするので、是非聴いてみたい、老獪な感じがでるかな?
そんなわけで、大好きな「たいっつあん」と、あの森川君が共演するとは、声優ファンとしては夢のようだ、しかも一番合っていると思う俳優のキャスト。期待する新録だ。
昨日、日記を書き終わって寝る前、ちょっとだけのつもりでネットを徘徊、木曜ロードショーのサイトを見に行って、絶叫して万歳三唱(恥ずかしい)夢にまで見た、師弟対決映画での先輩後輩対決。ああ、どうしよう、今だに信じられない・・・
森川さん肩に力が入りすぎなければいいけど・・・いつもの通り、感じるままの素直なブラピを演技て欲しいと祈る。名前が発表になったってことは、もう収録終わったのかな?放映の日、もしかすると海外出張かもしれないけど・・・録画忘れないようにしないと・・・

「ギャングオブニューヨーク」
今日の金曜ロードショーの合間の宣伝の声、石田さん?浪川さんっぽかったけど・・・レオ吹き替え収録したついでに、宣伝のナレも録った感じ?DVD版とは違うキャストであることは間違いなさそう。なんでキャスティング発表しないのかな?金曜ロードショーのサイトは更新が遅い。

「アイ・アム・サム」
平田さんのショーンペン、すごい熱演だった。良かったと思う。
ダコタ・ファニングちゃん、なんて可愛いの。この子大好き。吹き替えの子 は宇山玲加、WOWOWでやってたダコタ主演のスピルバーグの製作したUFOドラマ(題名なんだったけ、ど忘れ)の時に吹き替えしていた子だった。この年齢でフィックスとは恐れ入りました、かなり良かったと思う。
そうそうミシェルファイファーの 戸田恵子にベテランの上手さを実感、さすがだ。良い映画だった。

今日は雪で都内も大混乱、仕事で青山近くに居たので、早じまいして浜松町に移動、飛行機チェックインできないのでしばらく待機、その間にDVDショップをチェック。980円コーナーでメイド・イン・アメリカを見つけた。箱書きによれば、ウィル・スミス(森川智之)で4番目に名前が出てくる。掘り出し物だった。そして何とか無事に飛行機に乗れた。
日経キャラクターの増刊号で吹き替えの記事があって、山寺宏一さんと広川太一郎さんがインタビューされてるのだが、山寺さんの出演作がきちんとした形で紹介されてないし、微妙にはずした記事だなと思う、なんだか煮え切らない感じ。広川さんのコメントが結構シビア、吹き替えキャストが固定しないのは制作側に問題ありのコメント、記者のフォローが欲しかったなぁ・・どんなニュアンスで言ったことか、この書き捨て記事ではわからない、広川さんが有る意味悪役になってしまいかねない。ちょっとな・・・確かに、音響監督さん達が配役するので、他の作品で誰が誰を吹き替えたかなど、データベースでもないと知らないかもしれないし、急いでいるといちいち調べて居られないのかもしれないし、ギャラの問題も有るかもしれないし、人間関係の好き嫌いも有るかもしれない。とはいえ、TV東京は、かなりファンが唸るキャスティングなんじゃないかな、今度のジャッキー映画の新録もきちんと石丸さんだし、スパイゲームはわくわくする新録だし、この間のブラックフォークダウンも凄いキャスティングなんじゃないかな、ついでに森川さんの起用でも良い役が多いので、ファンとしては非常に嬉しい。

ロックハドソンの声を森川さんが吹き替えた、風とともに散る(アカデミーアワードシリーズ)がAmazonからやっと到着(忘れられてたよ、悲惨)。


2005年03月03日(木) 吹き替え世代交代のコラテラル

仕事で激烈に疲れて、買ったDVDが入ってる紙袋を駅前で寄ったコンビニに置き忘れるハプニング・・・でも、あきらめきれないので、取りに戻った。
取りに戻って良かったよ、DVD高かったしね・・・

コラテラル
(2004年パラマウント映画&ドリームワークス映画)
2004年10月29日日本公開
ヴィンセント:トム・クルーズ(森川智之)
マックス:ジェイミー・フォックス(高木渉)
アニー:ジェダ・ピンケット=スミス(朴王路美)←字が出ません
ファニング:マーク・ラファロ(山路和弘)
リチャード・ウィダー:ピーター・バーグ(青山穣)
冷徹な殺し屋(トム)を乗せてしまうタクシー運転手(ジェイミー)
が、殺し屋に脅されながら仕事のドライバーを勤めさせられる。
どんどん深みに嵌り・・・

ジェイミーは別の映画(レイ・チャールズを熱演)でアカデミー主演男優賞受賞でおめでたい。
この作品でも助演男優賞も取る勢いだったしね。そんなわけで、ジェイミーの演技が素晴らしいのは言うまでもないが、トムもかなり良い感じ。
アニー役のピンケット=スミスはウィル・スミスの奥さんで、この映画では美人検事役だけど、印象に有る役はマトリクスの2と3に出てきた凄腕男前な女船長でモーフィアスの元彼女役。これでは、とても美人で、マトリクスの勇ましい筋肉質で硬派な感じとは打って変わってステキ系だ。ジェイミーはエニイ・ギブンサンデーのちょっとあほなフットボール選手(この作品のTV版では森川さんがジェイミーを吹き替えてた)役だったが、いつの間にか演技派になってたのね・・・確かに
原語と吹き替えをちょっと見比べたが、高木渉は声の質が凄く似ていて、とても上手く雰囲気が出ていた、もともと演技派の高木の演技なので安心してストーリィを楽しめた。数年前であれば、トム=鈴置、ジェイミー=山路だったのではないかと思う、それが38歳親友コンビの森川と高木での共演というのは、吹き替えの新しい時代が来たなというか、世代交代だなと実感。
トムの声を吹き替える森川の演技も、終始押さえ気味で低めのクールで響きの良い声、ときおり鈴置さんの吹き替えかとも思えるほどに大人な声音で、セリフも安定していた。ラストサムライの時よりも低めなんじゃないかな・・・冷徹でどこか寂しげでそして生真面目で仕事熱心な殺し屋は、どんどん凄みを増して行くのだが、もう少し最後は切れて狂気の側へ行くのかと思っていたが、
トムが終始クールを崩さない、取り乱さず、そして寂しげであるイメージを選んだのだと思う。有る意味予想を裏切る展開だが、ハリウッド的な派手さが足りない分、中途半端感が漂うが、それでも、こんな終わり方でもいいんじゃないかと肯定的な印象である。でも、この地味な脚本のせいで、トムは演技的にインパクトが薄くなってしまった感が拭えない、主人公なんだけど・・・
ジェイミーをやっても可笑しくない山路さんが、彼らを追跡する刑事さんを、結構若い演技でやっていて、凄い新鮮、この人も七変化だ。しばらくホントに山路さんかといぶかってしまった。青山さんは、相変わらずの良く響く声で、スタートレックのヴォイジャーのテュボックそのもの、森川さんともおなじみのお仲間だと思う。それにしてもアニー役の朴さんがまた大人ないい女でアニメの少年声とはずいぶん違った、ここにも新世代のヒロインとしてその存在感を示せている。それにしても、森川さんの声、すごく良く響くクールなトーン、(完璧にアヤースです、判る人には判るかと・・・笑)トムの顔観ないで声だけ聴いていると、さりげない普通のセリフで思わず痺れた。私って声フェチかな・・・もう一回言おう、吹き替え世代交代万歳!!


PS. 刑事さんの中にヨザック(マ王)の声の人が居た(笑)


2005年03月02日(水) 君麻呂かっこいい

今日のナルトは面白かった。
リーに翻弄される君麻呂、蹴りが入って倒れたとき
どういう風に声だしてるのか判らない、「くぅうぃい」って感じのうめきをだすのだけど・・・ちょっと耳慣れない感じで、新鮮だった。
渋いつぶやき中心のセリフだけど、なんだろう、もの凄く芯があって、決まってるし、「僕」なんだよね・・・絵がすんごいステキなんだけど、魅力的なキャラだな・・・

ラ行のマジックでメールをいただきました。有り難うございます。
そうなんですよ・・・色っぽい、悩殺セリフも、ラ行なんですよね。
森川さんのラリルレロには、もうめろめろです。

マグナカルタドラマCD(今聴いてるので、ちょっとだけ)
保志君も宮田君もがんばってます
森川さんがアグレイアン将軍で、でてるんだけど
良く聴くと、10年前のシーンで主人公の盾になる先生も森川さん
(こっちはわかりやすい)そして敵ででも出てた、
すんごい低めの怒声を出してるので
なかなか気がつかれないかもしれないんだけど・・・
以前にライブドラマでマフィアのボス役やったCDを聴いたことがあったので
森川さんのめちゃめちゃ低めのドス声を覚えていた。これ、間違いなし、3役目もがんばってる(笑)


スーパーロボット大戦のその他のオペレータ役声で、森川さんかなって思うのがあった気がする。


2005年03月01日(火) スーパーロボット大戦αオリジナルストーリィD3

OVAのスーパーロボット大戦の告知が出て、
森川さんがにまってステキな涼しい笑顔で写ってる集合写真を見て以来
胸が躍っている。
テッカマンブレードで洗礼を受けた、もともとロボットヒーローアニメ大好きの私なので、こういう格好良さそうなキャスティングはもう、涙もの。
早く見たいぞ・・・とはいえ、今更この年でゲームも出来そうにない、きちんと操作して遊べるとはとうてい思えない。
そんなとき見つけたのがオリジナルCDドラマ。
あったあったと大喜びで通販でゲットした。
キャスト凄い(男性だけ、ピックアップ)
リュウセイ:三木眞一郎
ライ:置鮎龍太郎
イングラム:古澤透
サマキ:緑川光
キョウスケ:森川智之
他にも杉田智一君や中田穣治さんなど、もうかっこいい声優さん一杯。
戦闘シーンはSEも含めてて、相当かっこいい。決まってる。
このドラマCDは3枚目みたいだけど、森川さんのキョウスケ登場ストーリィなのかな?とにかく颯爽と登場して、主役の三木さんと熱血バトルを展開する。
すんごいかっこいいよ・・・痺れた。
森川さんの演技は、相変わらず安定してるし、かなり決めの声がブレードの頃より数段進化してる感じだ。場数踏んできたのが伺える、歴戦の勇士って感じ。役がじゃなくて、声優さんとしてね。
置鮎君もかっこいいし、意外に杉田君、凄く清々しくてかわいい。
三木さんは、どうかな、役がそうなんだろうけど、ちょっと押され気味か。
情感たっぷりな演技が身上なだけに、戦闘では不安定さを感じるが、この場合それが魅力にもなってる。緑川さんはお得意なクールな感じ。
アニメ、めちゃくちゃ楽しみになってきた。うきうきする。

テイルズオブファンタジア2をもう一回観た。
ダオスはかなりいい人、でもってセリフをじっくり聴いて思ったこと。
森川さんがのセリフまわしで、ああ、森川さんだな〜と実感するテクニックを再度実感した。森川のラ行マジックである。ラリルレロの音に巻きが入る。ころころと舌を転がしてる感じ。これ、意図的にやってると思う。
甘く囁くときには、痺れる甘美なニュアンスを、相手を威圧する悪役のときにはとりわけ強い威圧感を、そして押しも押されぬ二枚目ヒーローの時には、このころころと巻くラリルレロに強い意志の存在を感じる。
かっこいい・・・


まいける2004 |簡易メールシルバーナの船室(コラム)

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