三日坊主日記
瑞樹 美霧



 ☆ 今日読んだ本 ☆

 集英社 アイスコミックス 霧島珠樹『神父のしっぽ』
 徳間書店 キャラコミックススペシャル 反島津小太郎『C!! 8』

2005年02月25日(金)



 映画『ALEXANDER』

 ホントは昨日休みを取って行くつもりだったんだけど、姪っ子が生花の展示会でのイベント『子どもによる花の世界』に出瓶するっていうのに家族誰も観に行けない(平日だから)っておかんがぼやいてたので、今日に休みを変更して朝から映画『ALEXANDER』を観て、その後展示会(三越)に行って、大阪天満宮に梅でも見に行こうかと企んだ。
 で、映画『ALEXANDER』を観て、展示会に行くのに地上に出たとたん、がーん;; 雨降ってるよ;;
 なので天満宮に行くのを中止(傘持ってなかったしね;;)。時計を見たらpm3:00過ぎだったので、梅田へ逆戻り、てけてけと歩いて移動。
 で、丁度pm4:00〜の映画『オペラ座の怪人』(観るの2回目)をチケット取れたので観に行った。

 さて、『ALEXANDER』。
 主演のコリン・ファレル。いやぁ、ホント、アレキサンダーって感じです。風格も勢いも。壁画とかで知られるアレキサンダーのイメージを見事に演じてて♪
 アレキサンダーの母親オリンピアスのアンジェリーナ・ジョリーが又、『妖女』と冠されるこの役にぴったり。美人なのも当たり前なんだけど、何だか、ホントに怪しげな美女って感じ? 最後までアレキサンダーが乗り越えることが出来なかった母親への恐れというものがひしひしと伝わってくる。

 以下ネタバレあり。注意。
 ストーリーは老いたエジプト王プトレマイオス(アンソニー・ホプキンス)が自分の伝記を綴らせている所から始まり、その中で、友人でもあり共に戦ったアレキサンダーのことを綴らせつつ、過去を振り返る、という展開。
 なので、語り部としてプトレマイオスが、要所要所の展開の鍵を持ってる状態でストーリーが進んでいくんだけどねぇ。
 観てて、アレキサンダーにぐぐーっと入り込みそうになる度に語りのシーンが挿入されてて、何だか消化不良。
 だったらプトレマイオスに語らせずにプトレマイオスが若かりし頃(エリオット・コーワン)=アレキサンダーの存命時代を全編通してやった方が観る方としてはいいかも、とか思ったりもするんだけど;;
 全編通して、語られていく愛とは? 何の為に? などのアレキサンダーに纏わる謎とか疑問を面白い視点で描いてる作品かもしれない。
 ああ、成程。こんな考え方もありなのね〜っていうことも。
 で、実際アレキサンダーは同性愛者だという説があるらしく、全編に亘る、幼馴染であり、親友であるヘファイスティオン(ジャレッド・レト)との濃い恋愛関係(って言ったって別にエッチしたりっていうシーンはないよ。苦笑。キス・シーンすらなかったし! 個人的にはあってもよかったけど)が漂ってたりする。
 んでもって宦官のバゴアスとはヘファイスティオンとは違った形の恋愛関係(でも、こっちとはキスもしてたぞ。苦笑)で。
 まあ、でも、2人共アレキサンダーとは肉体関係あるよなぁ、これ。と思わせるほどの濃さ(苦笑)。でも全然いやらしくないんだよね、これが。
 アレキサンダーの母親オリンピアスの妖艶振りはよかった! 息子の耳に毒を囁く辺りなんて、すげー怖いくらい。
 いき過ぎた母親の心配性なのか、あくまでも自分の為だけに息子を使おうとしているのかも微妙な所。でもそれがアレキサンダーが逃れることの出来ない『恐怖』に繋がっていくんだね。
 そうだなあ、上にも書いたけど、どうしてもプトレマイオスの語りで集中力が分散されてしまうことを除けば、面白かったよ。ただ、そのせいで、感情移入がしにくいなぁ。
 その部分を入れて3時間という上映時間なら、その部分を削って(というか、削れば)2時間くらいになりそうだからそうしてくれたらもっと感情移入して、ストーリーに引き込まれて観れる気がするのよね。
 戦闘シーンとかも壮大で迫力あり。最近見てる歴史系映画と同じように戦場の俯瞰図とかも凄い迫力。どこまでがCGかも……?


 さて、『オペラ座の怪人』。下で書いてるし、語ると長いのは今でも同じなのでもう何も言うまい。但し、1度観たけど、やっぱり同じ所で泣けてしまう。
 好きだなぁ、『オペラ座の怪人』。
 姪っ子の生けた花は、近々トップページにUPします。

2005年02月24日(木)



 ☆ 今日読んだ本 ☆

 白泉社 花丸文庫 響高綱『「愛してる」と言わないで』
       花とゆめコミックス 冴凪亮『超心理現象能力者ナナキ 全3巻』

2005年02月19日(土)



 ☆ 今日読んだ本 ☆

 秋田書店 プリンセスコミックス 竹内未来『女王様の犬 8』
 講談社 少年マガジンコミックス CLAMP『ツバサ 9』
 白泉社 花とゆめコミックス 神谷悠『恋迷宮』

2005年02月18日(金)



 映画『オペラ座の怪人』

 やっと! ようやく! 行って参りました!!
 この日が来るのをどれほど待ってたか!!
 『オペラ座〜』好きの瑞樹に感想なんてどうせいいことしか書かないんだから聞くだけ無駄やん、と思うかもしれないけど、書いちゃいます。
 もう、とにかくいい!
 ファントム役のジェラルド・バトラー、クリスティーヌ役のエミー・ロッサム、ラウル役のパトリック・ウィルソン。皆いいです。素敵です。
 どっかの誰かが言っていたけど、舞台を観たことがある人間にはたまりません。

 以下ネタバレあり。注意。
 CDを聞いていた時は、何てファントム、粗野ってーか、ワイルドなんだろう? って思ったんだけど、それもその筈。まずはロイドウェバーや監督のシュマッカーが『ファントムにはロックの要素が欲しい』って思っていた辺りの起用だそうで(雑誌より)。そのファントムが粗野&ワイルドになって『危険』な男であることを表現することになるのは当たり前っちゃあ当たり前。というのは下のCDの感想辺りで書いてたかと(でも自信なし。苦笑)。
 しかし、映像がついてきたファントムは違う! 確かに歌い方はCDのまま、歌声テノールではなく、地声テノールに近い発声。ロックっぽい歌い方。
 だけど仕草が、はっきり言って貴族の筈のラウルよりも貴族らしい! 立ち姿なんかもうそれだけで格好いい! 最後の方で仮面を外した状態のままの芝居があるんだけど、顔の引きつれなんか気にならないくらい格好いい。
 そして何より芝居が凄い。最初の方はクリスティーヌに対して物凄く優しい顔をしているんだけど、中盤辺りからラウルと恋をしていくクリスティーヌを見ながら裏切られて『可愛さ余って憎さ百倍』? って言うくらいの表情にだんだん変わっていく。で、最後の方のクリスティーヌがファントムに接吻をするところで戸惑いや驚きが出て、最後の最後には穏やかな顔になっていく。その表情と芝居の変化が凄かった!
 クリスティーヌも撮影当時16歳とは思えない歌唱力。この作品には何箇所かハードに高音キーで歌うシーンがあるんだけど、ぞくぞくと鳥肌が立ったよ。
 鳥肌といえば、やっぱりオープニング。舞台を観てた時からそうだけど、導入の競売のシーンから壊れたシャンデリア(落ちてくるやつね)を修理して、掛けてある布を取り去りライトが入れられると、フラッシュが焚かれて、あの有名なパイプオルガンのメインテーマが流れる。その瞬間にザザザーッと鳥肌が立つ。
 舞台ではそのシャンデリアが客席の上に上がるんだけど、映画ではそれが客席の上に上がりつつ、最盛期のオペラ座が徐々に埃が払われそれまでのモノクロからフルカラーで甦ってくる(CMにも使われてるシーン)。いやぁ、あれは舞台では出来ない影像故の効果だよね。
 クリスティーヌが幼馴染である恋しているラウルと、強く自分を惹きつけて放さないファントムとの間で揺れる芝居もよかったなぁ。
 舞台では観ることの出来ない、隠された裏方の部分(ファントムが色々細工をしていたりとか)なんかもあって、舞台ではそこまで現せない、ファントムの過去もちゃんと出て来て、何だか得した気分?
 おっとラウルに触れてないな。
 舞台と違って出番も多いし、ファントムと直接対決を思いっきりしたり(舞台ではパン、パン、と火花が数回散るだけの剣戟のシーン)がしっかりと入れられているのも映像ならでは。
 裸馬に飛び乗ってクリスティーヌを追っかけていったり。ただ『素敵な王子様』で終わらない(舞台は割とそんな感じ)。
 最初の方でクリスティーヌがファントムの地下の住処に連れて行かれる所の地下水路&湖のシーンも地下らしい反響がファントムやクリスティーヌの歌声をグレードアップして、湖底からクリスティーヌの歌声に合わせて燭台が上がって来るところなんて壮観。
 地上から地底に下り小船でファントムの住処に運ばれるこのシーンは舞台の方の見せ方も凄いんだけどね。
 豪華絢爛、という言葉がぴったりな、『マスカレード(仮面舞踏会)』のシーンなんかも舞台に似ている動きがあったり、違う動きがあったり、それぞれがそれぞれで違う振りで踊ってたり。
 階段に並んで踊る、サビの部分(最高潮の盛り上がりを見せる)なんかは裏表が金と銀の扇子を開いたり閉じたり金にしたり銀にしたり綺麗だったし。


 ああ、駄目だ。語りだすと長いよ;; このままだとまだまだ語りそうだしこの辺りでやめとこう。

2005年02月13日(日)



 何だかねぇ

 今日、会社帰り、歩道を歩いていたら、前を行く若気なカップル。
 男の方は何か食いながら歩いていたんだが、食い終わった容器(コンビニ系の丼もの?)&割り箸をいきなりポイっと、歩道に停めてあるチャリンコの籠に投げ捨てる。そして彼女に持たせていた栄養ドリンクを受け取り、くくーっと飲み干したかと思うと、これまたポイっと、今度は別のチャリンコ(歩きながら飲み食いしてたからね)の籠に放り込む。
 いくらねぇ、違法駐輪でもねぇ、していいことと悪いことがあると思うのよ! そして彼女の方、手に持っていたキャップ(空き瓶は男の方がポイってしたけど、キャップだけが残ってたのね)をゴミ箱に捨てようとして失敗。ゴミ箱に捨てようといたのはまだいいけど、なら失敗したのも最後まで責任もって捨てろよ(怒)。
 そしてそのカップルはそのまま近くのパチンコ屋へ(をいをい;;)。
 電車に乗ったら、満員ではないけど、ほどほどの込み具合。ふと背後を見ると、いいガタイをしたにーちゃんが2人床に座り込み!!
 更に近くの座席に目をやると、50cm位のプーさんに膝枕した(頭を膝の上に載せ、胴体の方は、座席に放り出している)にーちゃんが;;
 梅田について電車を降りようとしたら、膝枕のにーちゃんの扉挟んだ反対側に座っていたねーちゃんが立ち上がり、降りようとしたんだけど、その背中にはやけにデカくて平べったい蛙のぬいぐるみ。前足にマジックテープかボタンがついてるんだと思うけど、その前足を首に巻いて所謂おんぶ状態?

 うーん、それってどうよ? って思ってる辺り、私もおばさんになってるってことなんだろーけど;; 納得出来ないわ。


 そうそう、そんな中で1ついいこと♪
 波津彬子の『雨柳堂夢咄』というコミックスの画集を買って、付属の葉書で感想とかを書いて送ったら初版特典プレゼントで、手ぬぐいが貰える(もちろん抽選)って言うのがあったんだけど。
 今までそういうのに当たったこともないし、駄目元で出してみてたのね。いや、それがどうやら当たったらしく。
 帰って来たら朝日ソノラマからの封筒が届いてて、宛名が自分の字でさー。『何だっけ? これ?』なんて思って(る辺りホントに当たらないものと決めてかかってた訳だ;;)開けてみてびっくり。
 かなり嬉しかったりなんかする♪

2005年02月12日(土)



 ☆ 今日までかかって読んだ本 ☆

 小学館 グラハム・ハンコック『神々の世界 下』


 そして上巻から1ヶ月……;; ようやく読み終えた、下巻。
 な、長かった……;; この1ヶ月、毎日毎日このハードカバーのごっつい本を鞄に入れて持ち歩いていたなんて、我ながら凄いわ;;

2005年02月08日(火)



 何なんでしょ?

 昨日・今日と、2F部分中心のブレーカーが落ちる。
 おかげでさっきまで打っていた内容、全部消えたよ(泣)。

 ついでに言うと、何だかインターネットのアクセスがおかしい。今までは『インターネット』アイコンを押したら自動的に接続ウインドウが出てきてたのに、今は何故か、そのウインドウが出ない。
 わざわざ『スタート』メニューから『接続』選んでまず電話回線を繋がないことにはネットもメルも出来ない……? よく判らん;;


     ☆ 今日読んだ本 ☆
 白泉社 コミック文庫 森生まさみ『聖・はいぱあ警備隊 5』
 秋田書店 コミック文庫 永久保貴一『カルラ舞う! 1』
 新書館 ウイングスコミックス 蔵王大志『主のおおせのままに』
                         『僕たちは 明日に向かって 生きるのだ』 

2005年02月02日(水)



 さーむーいー;;

 朝起きたら、寒かった。
 ヒーターの電源入れたら、室温8度だった。
 洗面所で歯を磨いていたら、窓の透明じゃない特殊ガラス越しに見える世界が白かった。
 ううーん、霜かな?
 と、思いつつ、悪寒に『寒いね〜』と言ったら
 『夜のうちに雪降ったみたいやで』
 んじゃあのガラス越しに白かったのは、
 雪かよ?!


     ☆ 今日読んだ本 ☆
 小学館 コミック文庫 藤田和日郎『うしおととら 5』
 新書館 ウイングスコミックス 那州雪絵『魔法使いの娘 2』

2005年02月01日(火)
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