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■ 映画『ALEXANDER』
ホントは昨日休みを取って行くつもりだったんだけど、姪っ子が生花の展示会でのイベント『子どもによる花の世界』に出瓶するっていうのに家族誰も観に行けない(平日だから)っておかんがぼやいてたので、今日に休みを変更して朝から映画『ALEXANDER』を観て、その後展示会(三越)に行って、大阪天満宮に梅でも見に行こうかと企んだ。 で、映画『ALEXANDER』を観て、展示会に行くのに地上に出たとたん、がーん;; 雨降ってるよ;; なので天満宮に行くのを中止(傘持ってなかったしね;;)。時計を見たらpm3:00過ぎだったので、梅田へ逆戻り、てけてけと歩いて移動。 で、丁度pm4:00〜の映画『オペラ座の怪人』(観るの2回目)をチケット取れたので観に行った。
さて、『ALEXANDER』。 主演のコリン・ファレル。いやぁ、ホント、アレキサンダーって感じです。風格も勢いも。壁画とかで知られるアレキサンダーのイメージを見事に演じてて♪ アレキサンダーの母親オリンピアスのアンジェリーナ・ジョリーが又、『妖女』と冠されるこの役にぴったり。美人なのも当たり前なんだけど、何だか、ホントに怪しげな美女って感じ? 最後までアレキサンダーが乗り越えることが出来なかった母親への恐れというものがひしひしと伝わってくる。
以下ネタバレあり。注意。 ストーリーは老いたエジプト王プトレマイオス(アンソニー・ホプキンス)が自分の伝記を綴らせている所から始まり、その中で、友人でもあり共に戦ったアレキサンダーのことを綴らせつつ、過去を振り返る、という展開。 なので、語り部としてプトレマイオスが、要所要所の展開の鍵を持ってる状態でストーリーが進んでいくんだけどねぇ。 観てて、アレキサンダーにぐぐーっと入り込みそうになる度に語りのシーンが挿入されてて、何だか消化不良。 だったらプトレマイオスに語らせずにプトレマイオスが若かりし頃(エリオット・コーワン)=アレキサンダーの存命時代を全編通してやった方が観る方としてはいいかも、とか思ったりもするんだけど;; 全編通して、語られていく愛とは? 何の為に? などのアレキサンダーに纏わる謎とか疑問を面白い視点で描いてる作品かもしれない。 ああ、成程。こんな考え方もありなのね〜っていうことも。 で、実際アレキサンダーは同性愛者だという説があるらしく、全編に亘る、幼馴染であり、親友であるヘファイスティオン(ジャレッド・レト)との濃い恋愛関係(って言ったって別にエッチしたりっていうシーンはないよ。苦笑。キス・シーンすらなかったし! 個人的にはあってもよかったけど)が漂ってたりする。 んでもって宦官のバゴアスとはヘファイスティオンとは違った形の恋愛関係(でも、こっちとはキスもしてたぞ。苦笑)で。 まあ、でも、2人共アレキサンダーとは肉体関係あるよなぁ、これ。と思わせるほどの濃さ(苦笑)。でも全然いやらしくないんだよね、これが。 アレキサンダーの母親オリンピアスの妖艶振りはよかった! 息子の耳に毒を囁く辺りなんて、すげー怖いくらい。 いき過ぎた母親の心配性なのか、あくまでも自分の為だけに息子を使おうとしているのかも微妙な所。でもそれがアレキサンダーが逃れることの出来ない『恐怖』に繋がっていくんだね。 そうだなあ、上にも書いたけど、どうしてもプトレマイオスの語りで集中力が分散されてしまうことを除けば、面白かったよ。ただ、そのせいで、感情移入がしにくいなぁ。 その部分を入れて3時間という上映時間なら、その部分を削って(というか、削れば)2時間くらいになりそうだからそうしてくれたらもっと感情移入して、ストーリーに引き込まれて観れる気がするのよね。 戦闘シーンとかも壮大で迫力あり。最近見てる歴史系映画と同じように戦場の俯瞰図とかも凄い迫力。どこまでがCGかも……?
さて、『オペラ座の怪人』。下で書いてるし、語ると長いのは今でも同じなのでもう何も言うまい。但し、1度観たけど、やっぱり同じ所で泣けてしまう。 好きだなぁ、『オペラ座の怪人』。 姪っ子の生けた花は、近々トップページにUPします。
2005年02月24日(木)
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