最近の王子様の分からんちんは激しい。
今まで反抗期だと思っていたモノはまだまだ前フリにしか過ぎなかったらしい。近頃の我が家は毎日泣き声と怒鳴り声の大合唱。こちらも「またか」とは思うけど王子様のあまりの理不尽さにイライラしてつい声を荒げてしまう。
ウチでは叩くしつけは御法度なので頭をゴツンとはいかないのだけれど、それでも時々上げた手の行き先に困る事があって、そういう時にその手を壁に思い切り叩き付けてやり過ごしたりする事がある。
でもそれって子供にとっては恐怖だよねぇ。実は直接叩くのと大して変わらないショックを子供に与えてるんだろうな〜って頭では分かってるのに…。特に今日なんかトイレの中でグズグズ（理由はもう忘れてしまったくらいの些細な引っ掛かり）が始まってしまって、気持ちを落ち着けようと頭の中で数を数えてみても一時的に私のイライラは治まるものの王子様の癇癪は治まらず、またイライラがヒートアップしてきて…（泣）
あの狭い空間で大きな大人が物凄い形相で壁をドカンッと殴るのを間近で見る子供はかなり恐ろしい思いをしたと思いマス。ハンセイダケナラサルデモデキル…　どなたか『瞬時に効く！効果長続き！イライラ解消法』があったら教えて下さい〜〜〜

そして、夜はやってくる。
最近は寝る前にも必ず一悶着あります。もう、日課と言っても過言ではない！
寝る前のグズグズは、王子様の「かーちゃんの愛情お試しタイム」です。寝室に入る前あたりから始まります。
まずは「そろそろ寝よう」「まだ寝ない」でひとグズり。軽くグズッた後、他の人におやすみなさいを言いながらとりあえず寝室に入る。そして絵本を読む時にひとグズり。「これ読んで」と読ませていた絵本が終わりに差し掛かると「それチガウ。これがいい」と別の絵本を持ってくる。そしてその絵本を読んでいるとまた途中で「それチガウ。こっち」と次の絵本を差し出す。それを私が「じゃあもう読まない！」と言うまで続ける。
それが終わると今度は「おちゃちゃ（お茶）のむ」と言って寝室を出て行く。そして帰って来ない。私が迎えに行くのを待っているのだ。
毎日やられるのでこっちも飽き飽きして寝室で待っていると、そのうち泣きながら寝室の前まで来て「かーちゃん、きてー！」とわめき出す。近づくとリビングまで走って逃げる。私が大人気なく無視して寝室に戻るとまた呼びにやって来る。寄ると逃げる。「私をつかまえてごらんなさい、うふふ」状態。
これって、たまにやるとカワイイけど毎日やられると鬱陶しいことこのうえないデスヨ！この作戦で男性の気を惹きたい女性はよく覚えておくように！
キリが無いので捕獲してベッドに放り込むと、今度は甘々タイムの始まり。私の耳を触りつつ「ねえ、かーちゃん。おーじを見て？」「はいはい、見てるよ（冷たい彼氏のような私(^-^;）」「おーじね、ばぁばスキ。とーちゃんスキ。かーちゃんスキ」「かーちゃんも王子様が好きよ」「うふふふっ」「くすくすっ」「あはははっ」…いや、マジでこれ毎日やってますから（笑）
そしてこの頃、私もやっと冷静になれるのです。遅いよ、我ながら。

こうして経緯を文章にするとより良く分かるなあ。子供って常に愛情を確かめているのよね。ときどき本当に恋愛の駆け引きのように感じる時があるもの。今日なんか耳のそばで「かーちゃん、おーじをいっぱい見てね」って囁かれちゃった。ごめん、かーちゃんはそんなに冷たかったデスカ？（反省）

今はまだ小さいから確かめかたもストレートで気付きやすいけど、もう少し大きくなってもまた違ったカタチで愛情を確かめようとするんだろう。それにちゃんと気付いてあげて、ちゃんと答えを返してあげる事が親のいちばん大事な役目なんだろうなあ。
取り敢えずの私の課題は「ジブン、もっと落ち着こうよ！」デスね(^-^;

前々から買おうかどうしようか悩んでいた木製レールセットをとうとう買ってしまいましたわっ！
いま我が家の王子様が風邪をひいているので「外で遊べないからぁこれを与えて家の中で大人しくさせとこうと思ってぇ〜」という言い訳をしつつ、実は自分の趣味で「いつかは買うぞ！」と思ってた事は内緒の方向。ほら、アフィリエイトで木のおもちゃを紹介したサイトを作ってるから、実際に遊んでみた方が紹介文も書きやすいしさぁ〜（誰への言い訳？）

しかし毎回思うけど、木のおもちゃって高いのよ〜っ！特に私が好んで買うのが白木や自然塗料使用の良いモノだから、ちょっとしたものが当然のように１万円以上したりする。。。
今日買った木製レールセットは、線路２０本に電車４両、駅舎に人形４個が付いて消費税を合わせるとやっぱり１万円超えてました。。(T_T)　しかもお店の人が商売上手で、「そうそう、この笛ねえ汽車の音がするんだよ〜♪」と木製のシンプルな笛（別売り）を吹き鳴らしてみせてくれるものだから、王子様はすっかり笛も付属品だと思い込んでいたらしく。。。お店を出て帰る道すがら「おーじ、ぽっぽーするねっ。かーちゃん、フエ吹いてねっ」と熱心に語るので「ああ〜…、笛はねえ付いてないんだよ〜」と言うと“信じられないっ！！”という表情で大泣きしだしちゃって。
慌ててお店に戻って買いましたさ、ポッポ〜と音のするステキな笛をねっ！店側の策略にまんまとハマる親子。うう…何度も買ってるんだから、今度は何かサービスしてくれぇ〜(T_T)

家に帰ると王子様は昼寝をする間も惜しんで早速おもちゃをひろげます。
まだイマイチ要領が分かってないので線路を組むのに四苦八苦。親としては一人で長く遊んでいて欲しいので、すぐに線路をループに組んでやってから夕飯の支度に取りかかろうとしたんだけど。。。
ウチの記憶力の良い王子様、にっこり笑って「かーちゃんは笛ねっ」と私に笛吹き係を命ぜられましたわ。忘れてよ、そんな約束…
それでも仕方なく、笛を吹きながら夕飯の支度をすることに。
最初「ぽっぽーが走ってる間ず〜っと吹け！」と仰られるのを「ぽっぽーは出発の時にしか笛を吹きませんっ」と説得したのは良いんだけど、今度は王子様の「いってきまーす！」の声に合わせて笛を吹く事に。しかし掛け声は気付くと５秒に１回ぐらいのペース。結局私はひたすら笛を吹かなきゃいけないんじゃないかっ！
諦めて笛を吹きながら夕飯を作る事にしました。
この笛は何の木でできているのかなあ、真っ赤な色の木で出来ていて、着色も何もされてないからくわえると木の香りが口いっぱいにひろがるの。
最初は「おお〜、まるで森の中にいるよう…」と喜んでいたんだけど、夕飯の鍋の薬味用にきざんでるニラやすだちの匂いと混ざって段々とえも言われぬ臭いに…おぇぇ〜っ　それでも容赦なく笛吹きの要請がくるから笛は常にくわえっぱなしで。だ液が溢れてくるわ、臭いにだんだん胸がムカムカしてくるわで…拷問かっこれはーっっ！！

世のお母さま達に言いたい。「汽車のおもちゃと笛をセットで買う時はそれなりの覚悟をしていただきたい！」と。

長く専業主婦だった『ふにこ』ですが、このたび派遣の仕事が決まりました。
それに合わせたワケではまっっったくありませんが、ＨＰをリニューアルしました。てか、本格始動といった方がいいか。
のんびりした。。。と言えば聞こえは良いがどっちかってーとルーズと言った方がピッタリくる私が、毎日朝から夕方まで仕事をし、その合間に家事をこなし、更にＨＰを更新する！という、考えただけでめまいのしそうな生活に突入しようとしています。その上、漫画も読まなきゃいけないしっ友達とも遊ばなきゃいけないしっカラオケにも行かなきゃいけないしっ猫と戯れなきゃいけないしっネットサーフィンもしなきゃ。。。。。あり？子育ては？？

『人生はいつ終わりがくるか分かんないしね♪』が私の信条です。『やったモン勝ち！』という素晴らしい言葉も世の中にあった気がします。
とりあえず思い付いた事は片っ端からやっていきたいと思っていますので、たまたまココを覗いてしまった不幸な幸運な方はどうぞ末永く付き合ってやって下さいマセ。