南盤月記
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2005年01月31日(月) 八卦良い。

仕事も家事も全部片してあとは出産を待つのみ。
「いつでも来いやあっ」という態勢だが、こっちの都合に合わせてくれる相手ではない。

寒気団が来るとかで未明から冷え込むということだ。
もし、ヤツが明日産まれたら、雪彦とか、氷介とか、凍吉とか、なんか寒そうな名前をつけようと思う。


2005年01月30日(日) 明日だけは止してくれよと。

予定日1週間前の妻が「腹が痛い」と云い出した。
本人に云わせると、「陣痛ともまた違うような感じ」ということらしいが。

明日だけは止してくれよ。
大事な会議があるんだ。
自分の仕込みだし、偉い手も来るし、企画の浮沈もかかってるし。

ていうか明日以降はいつでも休めるように段取ってるからさ。

無理を承知で云うが、明日だけは産まないでくれい。(^^;


2005年01月29日(土) ご破算に願いましては…。

妻の機嫌を損ねた。

友人からの呼び出しがあったので外出の許可をとろうとしたら、泣きはじめた。
予定日一週間前。さすがに拙かったか。

子供ができてからも遊びに行きたいなーとか思ってて、
ここ数ヶ月わりとマメにやってきたが、どうもご破算になった雰囲気。
やっぱり年貢の納め時?

…あしたは謹慎して子供の名前でも考えよう。


イノシシ檻は今日も不発。
エサをヌカに変えて再挑戦。


2005年01月27日(木) カードゲーム「ダイヤの30」

昔、友人うちでやってたゲームを紹介する。
「ダイヤの30」という名前で簡単なアイデアを審査をするゲーム

用意するものは人数分の筆記用具とカード。
1回のゲームに「参加者数−1」のカードを使う。
カードは使い捨てにするのでできるだけ安価なものがよい。

参加人数は3人以上から。
まず審判をひとり決め、残りの参加者はプレイヤーになる。

審判は適当な「お題」をメモ用紙かなにかに書いてプレイヤーに見せる。
「お題」は何でもよいが、強弱とか優劣とか多寡のあるものにする。

プレイヤーはマスターの出した「お題」の答えをカードに書く。
制限時間は1分くらい。
書き終わったらカードを伏せて、座の中央に出す。
プレイヤー全員のカードが揃ったらせぇのでいっぺんに開く。

審判は開かれたカードの中から自分がいちばん感銘を受けたものを選ぶ。
その選ばれたカードを出してた人が勝者。

※遊び方のコツ
(1)お題は答えに幅が見込めるものが良い。また明示的である必要もないし、論理的である必要もない。

 (お題1)「日本でいちばん高い山」
 (お題2)「日本でいちばん赤いもの」

 例えば「お題1」だと答えは「富士山」に限られるが、「お題2」だとまともに答えようがないし、当然結果も分かれる。
 実際のプレイでは「青森リンゴ」、「浦和レッズ」、「ぼくの血」、「緑の中を走り抜けてくポルシェ」などの解答があった。

(2)答えもお題に忠実である必要はない。
 「日本最強の魚」というお題に対して、「サケの赤ちゃん」などと問題の意図に逆らうものや「マタサキノコギリザメ」など実在しない魚の名をあげるのも可とする。どの答えが一番かはすべて審判の判断による。

(3)審判は3〜5問のお題をいっぺんに出題し、お題ごとにひとつづつ審査していくとテンポよく遊べる。

(4)勝ち負けにこだわらず、「作品を鑑賞する」くらいの気分で遊ぶと楽しめる。


2005年01月26日(水) 辛味

ものの本によると辛さは味覚でなく痛覚ということらしい。
香辛料には他の味(甘味とか苦味とか)とか香りがついてるし、ほかほかする感じ(温覚)がするから、それを「味」と思うことはあるが、本質的に辛さを味として感じることはないらしい。

つまり「辛いもの好き」というのは、本人がそう思ってるだけで、じつは錯覚に基づく嗜好というわけだ(あるいは単なる「刺激好き」か)。

それを思うとこういうのを食べるのってなんだか空しい気もしたり。
や、好きなんだけどね。辛子煎餅。



2005年01月24日(月) 方位磁針

職場の書庫を片付けてたら方位磁針が出てきた。
パソコンに近づけるとあさっての方向を向いて固まった。

『パソコンというのはずいぶん強い磁気を出してるのだなぁ』と思ってたら、
「コンパスの磁石がしっかりしてるから敏感に反応するのだ」と技術屋のおっさんが云った。

なるほど。



2005年01月23日(日) 本日も成果なし

イノシシは今日も獲れず。
もとより獲れてないのが前提だが、空振りはやはりさびしい。
とくに雨の日は。

伝え聞くところによると広島まで遠征した土佐市の巻き狩り(鉄砲による包囲作戦)のチームは3日間で24頭も獲ったそうで、どうやったらそんなに獲れるのかと呆れてしまう。
お裾分けをもらえるということになったがやや複雑な気持ちである。


午後からコタツに座って競馬の電話投票。
小倉で405万円馬券というのが出て、妻に叱咤される。
「どうせ買うならあんなのを当ててよ」と。

それでまぁ、頑張って夕方までやって1万円くらい儲けたのだが、けっきょく妻を納得させるほどの戦果にはならなかったようで、収支を報告する自分に、彼女は「あと404勝は必要ね」と冷たく云い放ったのだった。

ねぇ、人は人、自分は自分ですよ。>我が妻


2005年01月22日(土) 育児教室

病院主催の育児教室に参加して赤ん坊を風呂に入れる方法を習った。

今日、僕の息子役を務めた赤ちゃん。↓




…ちょっと怖い。


2005年01月21日(金) 工作する妊婦

家に帰ると妻がベビーベッドを改造して、収納スペースをつくっていた。
その作業は日曜日にやると約束していたのに。
夫のメンツ丸つぶれ。

「ホームセンターのおじさんとふたりで作ったんだよ♪」
…ってそんな報告聞きたくないよ。(泣)

↓完成図



↓で、蝶番付きで可動するのだ。ちくしょう、よくできてんな。(^^;


2005年01月20日(木) 悲しかったこと、25000分の1

妻の出産にあわせてがんばって仕事を片付けたら「手が空いた」と云われて、次の仕事をもらう事になり、職場の状態を考えてみればそれはそれで仕方がないと思ったのだけれど、帰って妻にそのことを打ち明けたら、「出産の日に休めなかったらどうするつもり?」などと実際に出産に立ち会わなかったかのようになじられ、面白くないのでコタツでフテ寝しようとしたら、飼い猫がいつのまにか吐いてたゲロの上に寝てしまい、半泣きになりながらトレーナーを手洗いしたという次第。

あと、昼間、スマトラ沖大津波の募金に2000円寄付した。
ヤンキースの松井が5000万円寄付したというから、彼との比較では自分は25000分の1イイ奴という計算になる。
なんだか地図の縮尺みたいだ。

松井には来シーズンも頑張ってほしいと思う。
ホームランを40本くらい打つとかして。
自分もその25000分の1くらい頑張ろうと思う。
猫のゲロの上に寝ないようにするとかして。

イノシシ檻は今日も収穫なし。


2005年01月19日(水) 何事もなく

仕事帰りに仕掛けたイノシシ檻を見に行く。
獲れてもいないし、近辺に現れた気配もなかった。
(ま、暗くてよく見えなかったけれど)
警戒されてるのかもしれない。(^^;

今日は外食。トンカツの店に行く。
「みそカツ」を食べたのは人生で4度目。
最初は6年前に名古屋で、次はおととし羽田空港で、3回目は先週スーパーで買って、食った。

…つまらないことばかり憶えていると自分でも思う。

夕食後、デジタルビデオで妻を撮る。
何気ない会話なんかでも、録画で見るとけっこう面白い。


2005年01月17日(月) ベビーベットとブルーハーツ

知り合いから貰ったベビーベットを組み立てる。
埃を拭いて、外枠組んで、木ネジ締めて、できあがり。

できあがりを見た妻が、「下に扉をつけてくれ」などと云いだす。
なるほど、ベットは上げ底になっていて、床との間に40センチくらいの空間があいている。
おむつを収納するのだとか。

そんなわけで今週末は日曜大工になる予定。

作業後、ひさびさにブルーハーツを聴く。
ブルーハーツをいちばん聴いていた頃は、自分が結婚するなんて思ってなかったし、
ましてや父親になってベビーベットに細工をするなんて想像すらしなかった。

まったく、どうなってんだろうね。(^^;


2005年01月16日(日) サイバーショットDSC-M1

産まれ来る子供を撮るべくデジカメを購入。
サイバーショットDSC-M1。
512MBメモリースティック、予備のバッテリー、それから補償もつけて7万円也。

カメラともビデオともつかず中途半端で評判の悪い機種らしいが、あまり本格的にビデオ撮影に凝る気がない自分としては、気軽に動画撮影ができるのが良い。
大きさも形も携帯のやや大きなヤツに似ていて、これならちょっとした外出のときもポケットに入れて持っていける。
そして本当にオイシイ映像というのは、そういう何気ないときにあるような気がする(ホントかな?)。

少し取り回しがしにくいのと、バッテリーの持ちが悪い(80分)ので、どうかなという部分もあったが、ま、本体の小ささとかを考えると、そこそこイイ線いってるのではないか。

コタツに座って取説を読みながら妻を撮り、テレビに動画を映してみた。

大ウケした。
けっこう良いオモチャになるんじゃないかと思う。



2005年01月15日(土) イノシシ檻設置

イノシシ檻を設置。
現場は高知市中山間部の竹林。
雨上がりの地面に足跡がついてた。
筍を掘りにきていたらしい。

地元農家の人に手伝ってもらって檻を設置。
中に入って仕掛けに触れると両側の落とし扉がいちどに落ちる仕組み。




ま、正直云って今回の葉見込み薄なのだが。
檻も新しいし(イノシシは金属臭や光沢を嫌う)、場所も頻繁にイノシシが出る感じではなさそう。
でも、宝くじと同じでまずはやってみないとわからない部分はあるしね。

それはそうと、帰り道で車を返そうとしてスタックさせてしまう。
乗ってきた軽トラは4駆でなかったので「ヤバいな」とは思ってたけど、ホントにやってしまうとは。
農家の人に前から押してもらって、なんとかリアで脱出。
これじゃ、手伝いにきたんだか、手を煩わせにきたんだか、わかんねェな。(^^;


2005年01月13日(木) 入院準備

 妻が入院に備えて荷物をまとめている。
 着替えとかタオルとかスポーツドリンクとか菓子とかを袋につめて、「入院当日分」とか「退院一日前」とか張り紙している。

 …なんだか楽しそうだ。


2005年01月12日(水) 駆除依頼

猟師としてあまり腕の立つほうとはいえないが、いちおう狩猟免許は持ってるもので、たまに有害鳥獣の駆除依頼が来たりする。
今日は立て続けに2件(こんなことは珍しい)。ハクビシンとイノシシ。

どうしてくれようかと悩む。
妻がいよいよ臨月なのであまり頻繁に外出したくはないのだ。

自分は罠猟をしてるので毎日の見回りが欠かせない。
間違ってネコとか獲ってしまうこともありうるし、ハクビシンは消耗しないうちに確保したい(←後で逃がすので。イノシシは殺して食ってしまうのだが)。
雨が降ろうがどうしようが毎日見回りをするしかないのだ。

持ってる技術を活かして何かしたいと思う一方で、半分くらいはエエかっこしいでもあるわけで、それがために家を放って出ていくのもなんだかなぁと思ったり。


2005年01月10日(月) 選定基準

故障を機にデジカメを買い換えることになった。

とりあえず雑誌を買って読む。
「何を撮るか、目的にあわせて機種を選びましょう」とのこと。
至極もっともな意見だが、しかしそれが一番難しいように思ったり。

近々子供が産まれるので、それを撮るのは間違いないんだが、どういう場面で、どんなふうに撮るかというのが全然わかってない。

「やっぱ、室内で撮ることが多いんかな」と妻に訊いたら、
「育て始めたらそれどこやないんと違うかな」との答えだった。


2005年01月09日(日) 風の日はブーメラン

午後から公園へ行ってブーメラン。
吹いたり止んだり風が不安定でいまいちうまくいかない。
コンディションのいい日なら投げた場所にピタッと帰って来るのだが。

風を左頬に受けながら右手に投げ込むと、ブーメランは弧を描きながら10メートルくらい飛んで、それから上昇しながら左手に回り、追い風に乗って帰ってくる。

うまく風と力の加減がうまくいったときはブーメランは帰ってくる。
頭上で失速するか、胸元に飛び込んでくるのでそれをキャッチする。
そうでないときは見当違いの場所に落ちたのを拾いに走る。


2005年01月07日(金) ツメ切りの日

日本記念日協会のホームページによると、今日はツメ切りの日らしい。
七草を浸した水に爪をつけ、軟らかくして切ると、その年は風邪をひかないとか。

(野)「ねー、今日、ツメ切ると風邪引かないんだってさー」
(妻)「ウソだー。だまされないぞー」


2005年01月05日(水) 出産1ヶ月前

昼休み、検診に行っていた妻よりメール。
「お腹の子供が2400gにまで成長していた」との報告。
先月は1700gとか云ってたが、成長、早いね。
予定日は2月初旬だが、どうかすると出てきそうな気にもなって少し焦る。

妻によるとエコー写真で心房と心室が分かれているのが見えたそうだ。


2005年01月04日(火) 新発見ならず。

仕事中に『米粉でお好み焼きを作る』というアイデアを思いついて、ほくそ笑むも、
帰りに寄ったスーパーで「それはチヂミのことだ」と気付く。
 
よって今日の晩飯は肉うどん。

食後に妻の足を揉み、コーヒーを淹れて、この日記を書いている。
今日も特段のことはなし。


2005年01月03日(月) 正月休み

6日間の正月休みの間に、掃除して、買出しに出て、くつろいで、麻雀をして、本を2冊読んだ。
そのほか特段のことはなし。

…ネタがないので実家で撮った猫の写真など。↓



2005年01月02日(日) やや当たりくじ

年末ジャンボ宝くじが当たった。
ただし年末ラッキー賞とやらの1万円。

当たって云うのもナンだが、この賞はなくしていい。
5等、6等の当選と同じで、率直に云ってあまり嬉しくない。
得したといえば得したが、1万円貰ったところで人生の何が変わるわけではなし、1等を増やしたほうがなんぼかマシと思う。

これからこの当たりくじとも云えないような微妙な当たりくじのことを、「やや当たりくじ」と呼ぶことにする。


2005年01月01日(土) 初日の出




初日の出を見に行く。
浜辺に集まった人の3分の1くらいが、並ぶようにして太陽に向かって携帯をかざしていた。
自分もそのひとりだったが、やはりどこか異様な光景だったように思う。


野中

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