鼠小僧白吉のうだうだ日記

2004年08月31日(火) 昔から宿題は夏休み中に終わらなかった。

8月31日。この忌わしき日の思いでを書き連ねると、永遠と話しが続きそうである。この日はおいらにとって基本的に「宿題を始める日」だったのだが、まさか27歳になってまで、この習性が直らないとは思わなかった。

今日までにやるはずだった、原稿50枚、正直に言います。まだ1枚も書けてません。そのくせ他の人には「進行状況をお伝え下さい」などとメールを打ったりしています。「完成しました」というメールはないものの「順調です」というメールをみる度に心が痛む。なんとか週末の会議までには、何か形をつくらなければ。

さーそんななか、あいかわらずおいらは「呑んで呑んで呑まれて呑んで」。

基本的におちょうしもんのおいら。「呑んで呑んで」はいいけど「呑まれちゃ」いけない。

そんなことを考えつつ、ベッドに横になり明日は何をするか考える。ちょっくら小旅行にでも出かけてくるかー。

は! 原稿は。



2004年08月30日(月) 欠航だぁ〜

大島にいけねぇ〜 船が台風のせいで出ない!
あーーーーむーかーつーくー
さーどうしよう。何するか。



2004年08月29日(日) 華氏911とおいらの明日の心配と

話題のマイケル・ムーアの「華氏911」を見に恵比寿まで。

恵比寿ガーデンプレイスの中にある「ガーデンシネマ」。ガーデンプレイスのあちらこちらに貼られているポスターを見るとどうやら今年10周年とのこと。あーもんそんなに立つのね、ここ出来てから。そういやそうだ、ガーデンプレイスが出来たばっかのころ、よく当時の彼女と遊びに来てたが、考えたら詰め襟の学ラン着てたたもんなー。
などとどうでもいいコトが思い出されるのは今日は雨が降っているからか。

さてこんな記憶が呼び出されるほど、恵比寿ガーデンプレイスはおしゃれな場所であり、その中にある映画館もなかなかおしゃれな感じがする場所なのであるが……

しかし、なんか違う。映画館の中に入っていくとそんなおしゃれな空気とは、別の空気が流れているのである。「いかついかっこうをされたおじさま」「ふだん”なにか”をやられていらっしゃるような方々」そんな人たちが、おまえら恵比寿なんか来たことねーだろう! って感じの方々が、恵比寿の風になじんでいる人々の中にまぎれこんでいるのである。

映画館でこの感じなんか記憶にあるゾ。そうだ「プライド」だ! 
プライドと言ってもアイスホッケーのベタベタドラマのことではない。津川雅彦が東條秀樹の役で出演してた戦争映画である。あーその手のおっさんたちは、やっぱり戦争関連のモノには敏感に反応しちゃうのね。

などと、思っているうちに映画がスタート。

いろいろ聞いていた話しから、ブッシュをもっとちゃかしたコメディータッチの映画かと思いきや、意外とまじめなドキュメント。
ただドキュメンタリーというものは、その前提が分かってないと面白くないことがあり、我々日本人には、なかなかわかりにくいシーンもいくつかあった。

ムーア監督はこの映画を「ブッシュを落選させるために作った」と言っているから、その意図としては大成功かも。
あまりアメリカの状勢とかには不勉強なので、この作品で語られれていることに対して、具体的な論評は避けるが、おかしいと思ったことに関して色々調べるというのは、ジャーナリズムの基本。そう考えると、この映画はなかなかの出来なんではないだろうか。
テリー伊藤あたりが小泉純一郎にカメラを向けて日本版の「華氏911」を制作したら面白いかも知れない。タイトルは「幸せの3色のハンカチ」とかでどうでしょう。

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映画を見終わったあと、恵比寿と渋谷の間にあるダイビングショップにちょっくら顔をだそうと思って、歩いて渋谷方面へ。その途中、書店員ノリから電話。恩師の本のことについてうだうだと歩きながら話す。
見たばっかりの「華氏911」についてもあーじゃないいこーじゃないと話して、ついつい電話に熱中していたら……ありゃりゃ渋谷の駅通りすぎてるじゃないかい!

今さらダイビングショップのところまで、戻るのもかったるいのでそのままブックファーストを巡回し、家路へと向かうおいら。何しにここまできたのだろう。
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と、おいらが暇な一日をすごしているのは今夏休みを取っているから。で、明日から伊豆大島に行って来ますー! なのだが、おい台風! こんな時にこなくてもいいだろう。今日の大島行きの船は全便欠航。あしたもかなりあやしいらしい。トホホついてねー。

こうなったら今晩はやけ酒か! かなりむかついている今日コノゴロである。



2004年08月28日(土) ホームページお引っ越し

4年以上にわたって遊ばしてもらってたGAIAXがついに閉鎖になると知ったのがおとといのこと。あーホームページが無くなっちゃうと、あわてふためいたのだが、あわてふためく前にさっさと次を造ればいいだろう! ってことで、丸一日かかってホムペ製作。「鼠小僧瓦版2」をスタートさせました。

あー丸一日かかっての移行作業。
正直かなり目が痛い。

あーこれからばーっとどっかに呑みに行くか。



2004年08月25日(水) 「ことば」に鋭くありたい

「ことば」について考えた。

先月、東京が史上最高の気温を記録した日のことだ。おいらは仕事で大阪まである著名な詩人の方を訪ねにいった。恥ずかしながら今まで、おいらはその詩人の方を存じ上げておらず、よって作品も読んだことはなかった。今回の仕事では別に詩の話、文学の話をするわけではないので、その人の作品について知らなくてもよかったのだが、やはり会う以上、読んでおかなければと思い、一冊その方の詩集を購入し、読んでから大阪に向かった。

その詩集はどちらかと言えば前衛的な詩が連なっている詩集だ。おいらがその詩集のなかでひかれたのは、「文章」にせず「単語」を連ねて構成されている詩がいくつもあったことだ。「単語」を連ねることで詩世界を構成していく。これは言葉に対し、日本語に対して普通以上に鋭く、敏感になっていなければできないことである。(これは詩人であるならば、当たり前の思考なのかもしれないが)

正しい言葉遣い、正しい敬語といったそういうものとは違う。今、自分のいる世界、環境、思い、気持ち……を言葉にするために鋭い感覚を持つということだ。

こんなことを思いながらもまったく関係の無い話をして、大阪での仕事は無事終わった。そしてその帰り、その詩人の方はおいらを最寄の駅まで、と言ってわざわざ送ってくれたのである。

とその途中、一軒のすし屋があった。その店は「248」という店名で、多分これで「すしや」と読ませるのだろう。この店の前でその詩人はこんなことを言ったのだ。
「僕はねこういう店で寿司を食いたくないんだよね。こんないい加減な名前つけたら、どんないい素材を使っていたって、寿司がまずくなってしまうよ」
僕らは平気で当て字、俗語を使用するが、それが愚の骨頂だというのだろう。確かにそうだ。僕らは日本語という美しい響きを持つ言語を持っているのだから、それを無理にくずしたり、適当に使用したりする必然性はどこにもないのだ。
こうして僕らは日本語を適当に使うことによって、言葉に対して鈍感になっていく。そんな感覚のままでは、自分のいる世界、環境、思い、気持ち……を言葉にすることなど出来るわけがない。でも、東京で毎日仕事をして、いろいろとアクセクしているとそんなことは、残念ながら正直どうでもよくなってしまうことが多いのだ。若干、言葉を意識しなくてはいけない仕事をしているので、本来ならそれではいけないのであるが……

おいらはこの詩人の背景その他までは不勉強なので、この方がどういう経緯で、言葉に対して鋭く、詩を書くようになったかはわからない。ただ結果として、彼が今まで作り上げてきた詩は、鋭い、敏感な言葉で表現した詩が残されてきているのだ。

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そんな出来事があってから1ヶ月、おいらは再び鋭い言葉が連ねられた本に出会った。その本のタイトルは「極北の詩精神〜西川徹郎論」である。

北海道に住む俳人、西川徹郎の俳句に対する評論集なのだが、僕はこちらの俳人のことも今まで知らなかった。しかしその評論の中に引用されている彼の作品を読むと、その言葉の感覚の鋭さに驚愕してしまうのだ。

その評論を読んだあとなので、受け売りのところもあるのだが、西川徹郎の場合、その言葉の鋭さは幼いころから北海道の厳しい環境の中で、自然と向かい合ってきたところからきているのだろう。

彼の俳句世界で取り上げられる自然は(と言っても自然そのもを俳句で読んでいるわけではない。自然を表す言葉を用いながら様々な事象を俳句にしているのだ)蜻蛉、落ち葉といった極めて日本的な自然風景にだけに留まらず、銀河、宇宙にまで及んでいるのだ。そこまで言葉に対する感覚を広げているのである。

宇宙、銀河というところまで感覚を広げていったというと、おいらは埴谷雄高を思い浮かべるのだが、埴谷は牢獄という閉ざされた世界に追いこめられた時、その精神を宇宙へと解放していった。西川の銀河にまで及ぶ言葉感覚も、これと同じではないだろうか。冬の北海道の厳しい環境は、自然によって作られた閉鎖空間と言えないだろうか。そうした環境のなかでこそ磨かれた感覚から、鋭い俳句を生み出していったのではないかと思うのだ。

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東京で暮らしているからといって、言葉に鈍感になってはいけない。この文章を書いている今の今もそうだが、パソコンの前にすわりキーボードを叩けば、言葉は次々と生み出されてくる。しかしその言葉は、大阪の詩人の方や、西川徹郎が生み出す言葉とはまったく別のものだ。24時間365日、言葉に対して敏感になっていることは、凡人のおいらには到底できないことだが、場面場面、いざという時には、鋭い言葉を発せるようになっていいたいと思うのである。

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追記。2004年8月25日という日付を本に刻んでもらった。その人に日付を入れてもらうのは今回で2度目。前回は2001年3月24日。前回その日付を入れてもらった日のことを、おいらは朝起きてから夜寝るまで、事細かに覚えている。いや、夜じゃなくてその日は「朝寝る」までだった。日付を刻んでもらう、そのことだけでその日は特別な日になる。いや特別な日だからこそ日付を刻んでもらうということもあるが。今日、このうだうだ日記に書いたことと、同じようなことをその人と話してきた。おそらく今日の日付も、前回と同じようにいろいろな事を事細かに覚えている一日になるのだろう。深夜3時30分帰宅。今日も「朝起きてから朝寝る」一日になった。



2004年08月22日(日) かめぇ〜はえ〜

またまた伊豆大島へ。

友人ノリに言わせると「大島行き過ぎ」のおいら。東京は「灼熱地獄」という感じの蒸し暑さだけど、大島はどんなに暑くたって島中を海風が吹き抜ける。だから非常に心地よいのです。そしておいらのはまっているダイビング。大島の海はきれいで素晴らしい。あー、そんなこんなですっかり大島にはまってしまっているおいらなのです。

で、7月3連休に大島に行ったにもかかわらず、またまた行ってきてしまいました。

今回は初日2本、二日目1本の計3本潜行。金曜日に例によって例のごとく深酒し、初日は半二日酔い状態。そんな状態でもぐっていったら苦しくて苦しくて。あーもう今日は1本でやめとこーと思ったら、1本終わって上がってきて昼飯くったらなぜか快復。で、2本目へ。
 いやー1本でやめないでよかった。2本目もぐっている最中、なんとなんと海亀に遭遇したのです。亀がのろい動物だなんてウソ。海の中の亀悠々とそしてすばやく、海の中を回遊しており、その姿は本当にすごかった!

2日目は、いつもよりちょっと深いところまで探索。ちょっと深くもぐっただけで、景色がぜんぜん違うのね。

そんなこんなで満喫の大島。来週も行ってこよーかなーって、え?



2004年08月15日(日) 徳島・高知ドタバタツアー〜2004お盆のあれこれ。

同じ四国と言っても140Km離れている徳島と高知。それを2泊3日って……あいかわらずのドタバタ旅行。

この週末、金土日と四国旅行に行ってきました。旅の一番の目的は徳島の阿波踊り。昨年見に行った時にめちゃくちゃ楽しかったので、2年連続の観戦ということになったのでした。
やはり祭りは熱くて楽しい! 徳島市内、街のあちらこちらで、お囃子が鳴り響き、おどりまくる人々がうようよしています。街全体が祭りにうかれてる。東京いるとこんな感じは味わえないので非常に興奮しました。

さて、昨年徳島に来たとき、徳島はあちらこちら回ったので、2日目はちょっくら足をのばして高知へ。同じ四国だからすぐ行けるー、と思ったら、よーく地図を見てみると140Kmもはなれてる。うーんけど行くと決めたら行ったルぜいということで、高知へ。坂本竜馬の銅像のある桂浜。美しい砂浜のに松の木。そして岩に砕ける荒々しい波。その風景は圧巻でした。

うまいもん食ったり、あっちこっち回ったり、ちょっと濃密すぎて疲れたけど、やっぱり旅はいいもんだ!



2004年08月09日(月) どーしてもねぇ、夜になると……

ものすごく珍しく、朝「5時」起床。一日中眠い、なもんで今日は酒ヌキ、さっさと帰るかと思いきや……

夕方、某書店員Tからメールが入る。そしてなぜか神楽坂で呑み。
でも疲れてるから早めに切り上げて……と思い、22時帰宅。さっさと風呂に入り後は寝るだけというところで「今日はお休み?」といつもの店からメール。あーもー、それで出て行くおいらもおいらなんだが、結局出て行き寝たのは2時。あーいつもとカワンネーよー。

さーて最近仕事の方はとりあえず「普通」なのだが、実はこれにはやばい「裏」がある。
8月いっぱいで仕上げなくちゃいけないもんがあるのだが、実はまだ「まったく」手をつけていないのだ。あは。かなりやばい。

いよいよオリンピックが近づいてきた。4年前同様今回も五輪日記やりますかなー。



2004年08月08日(日) 日本が勝って

サッカーアジアカップの優勝は見事! やっぱりおいらも日本人。逆境のなかを耐え抜き、そして栄冠を掴むという姿は、ものすごく興奮を呼ぶ。

この週末は一切仕事なし、完全プライベートなウィークエンドでした。金曜日は早々と仕事を切り上げ、地元の呑み仲間と「ジンギス飲み会」。最近ジンギスカンにはまっておりまして、しかも地元においしいジンギスの店が出来たもんだからちょくちょく行っております。おそらく今年に入ってからの計算では、牛肉よりもラム肉の方が多く食っているかも。

ジンギスの後はいつもの店へ……行く前に、あわてて家に戻ってビデオ録画。NHKの番組に加川良が出演するということで慌てて録画したのです。
「いのぉ〜ちはひとーつ、じんせぃはいっかーい、だからいのちをムダにしないよおにねぇ」
独特の声で、口調で奏でる「教訓」。この歌がマッチしてしまう今の時代に、改めて疑問。

結局この日は2時すぎまで呑み。

土曜日は8時起床。親戚家の法事で横浜へ。
夕方帰宅後テレビ三昧。

6時30分からはESPNでG1クライマックス。久々に新日本プロレスを第一試合から見る。中村や柴田といった数名の若手は確かにすごい。しかし中堅どころの選手がかなりしょっぱい。大谷や金本、石沢といったあたりが前座戦線で戦っていたころは第一試合からホント面白い試合をしていた。その世代で新日本に残った連中が「中堅」として戦っているのだが、この辺の試合をみているのが本当につらい。つまらない。

この日の一番のベストバウトは天龍VS鈴木みのる。こんな超豪華カードがさっらと実現してしまうんだから、今の新日本、やり方によってはもっと面白くなると思うのだが。

9時からはサッカー。日本見事。

で、試合終了後は「祝杯あげるぞー」って感じでまた呑み。3時帰宅。就寝。

日曜日は正午近くまで爆睡。午後、もそもそと置きだして、神奈川県の厚木まで遠出。中学時代からの友人Nが、何をとち狂ったのか(笑)先月結婚。カミさんを「見に」行く。
ノリとしては、上野動物園にパンダがやってきたーというので、見にイクゾーという時の気持ちと同じ。あは。
久々に友人同士で集まりイロイロな話で盛り上がる。がんばってる友人と話しているのが一番面白い。

よし、おいらもがんばろう! ということで新たな週のスタートだ。



2004年08月06日(金) 北の国から87初恋

ビデオ棚をあさってたら出てきたビデオ。ついつい見入ってしまった。

あーなんか最近、おいらの心は潤いをもとめているんでしょうか? ちょっくら棚の整理をしていたら出てきた「北の国から87 初恋」のビデオ。見つけたのが夜中の1時すぎだっちゅーのに、ついつい見てしまいました。もう何度目だろこれ見るの。でもね、見入っちゃうんですね、そしてね〜涙がこぼれてきちゃうんですよ。

絶対おいらが泣いてしまう個所は2箇所。いずれも蛍がらみ。

まずは急に失踪したれいちゃんを追いかけて、二人で会う約束をした納屋へ向かうが、結局会えず、納屋から出てきて蛍に会うシーン。ぶつくさ言う純に対して蛍が一喝!
「そういうこと、今言わないでくれる!? 言い出したのはお兄ちゃんじゃない! だから父さんあんなに無理して…… 東京へ行きたかったのはれいちゃんと一緒だから!? 学校のことじゃなく、れいちゃんといたかったから!? そんなこと今ごろ言い出すのよして!」
あーもう、強い台詞なんだけど、ここが蛍の真骨頂、いろいろな人を思いやる、やさしいやさしい蛍の性格が、この台詞に全部出てんだよな〜。そのけなげな蛍に涙。

そしてその後ラストへ向かうシーン、動き出す純の乗ったトラック、追いかける蛍。そして蛍が最後にヒトコト
「れいちゃんの居場所がわかったら教えるからー」

最後の最後、兄に対してのヒトコト。兄を思いやる気持ちが全部吐き出されたこの台詞。

あー、ここに書いているだけで泣けてきた。あー、ホント北の国からは名作だは。



2004年08月05日(木) いまさら年金ほじくり返してもねぇ

昨日水曜日は某書店勤務の人と、お好み焼き会食。おいら「ダイヤモンドまだ回収になってな〜い」某書店員「まだ大丈夫みたいよ」などとかなりブラックな話題で盛り上がる今日コノゴロ。

7月上旬のうだうだ日記で、選挙のこと書いておきながら、その結果の感想を全然書いていなかった。いや、書こうと思っていたんだがあまりにも「見事」な現状維持に何も書く気がわかなくてねぇ。小泉自民、負けたことは負けたのだが、正直言ってあれじゃー痛くも痒くもないだろう。ただ地方で負けているという現状をもっと真摯にうけとめなくちゃ、今度はやばい。信濃町産のアヘンも、いつかは効能が切れるだろうから……

あとここまで、ここに選挙の感想を書かなかった理由がもうひとつある。実は選挙の翌日、月曜日、用事があって「永田町」を一日うろちょろしていたのだ。そこで耳に入ってくる生生しい話を聞いていると、いくら外野でわーわーわーわー騒いでもしょうがないな〜と思ってしまったりもしていたのだ。

しかしだ、いざ始まった国会を見ていると、どーしてもワーワー言いたくなる。初登院の日にわけのわからん楽団つれて踊り狂ってるもと薬中患者や、召集日にいない党首、それとケンカしている影の実力者、かと思えば片割れは霊場めぐりと来た日には、おいそれと民主党にだって票はいれられない。民主党さん、あんたらが得た票はあんたらを支持する票のほかに、「今まで何も出来なかった野党のかわりになんかやってくれ!」っていう期待票なんだから。
前の野党から引き継ぐのは支持母体だけにして、まともな政治をやって欲しい。

と、思う今日コノゴロ。あー勢いよく書きすぎたかも。クワバラクワバラ



2004年08月04日(水) 江古田ライブでちょっとハッピー

鈴木彩子ライブ、一山超えたらまた山がある仕事……そんなこんなの8月上旬のあれこれ。

1日日曜日。4月以来だから4ヶ月ぶりの鈴木彩子ライブ。なんか毎回、彩子さんのライブのことを書くと「やっぱいい」としか書いていないような気がするが、やはり「やっぱいい」としか書けない。

今回ライブで歌っていた「ひとりぼっちの意味」はおいらが彩子さんの歌にはまっていくようになったきっかけの曲。久々に生で聞いて、なんか少し昔のことを思い出した。

彩子さんによると、今回の選曲のテーマは「あの日に帰ろう」。彩子さんの歌う歌、作る歌は、彩子さんが年齢を重ねていくのと一緒に、その世界観も変わってきている部分があるように思う。僕はその年齢を4,5年遅れて、おっかけているんだけれども、その世代ごとに共感を覚えておっかけてきた。

中学生から高校生にかけて、聞いて衝撃を受けたのは「ひとりぼっちの意味」だし、大学時代聞いて共鳴を受けていたのは「ループ」だったりするわけだ。こうした歌を改めて生で聞くと、今の時点からその当時を透過し、いろいろなことを考えてしまったりもする。

けっこうライブ、のりのりで聞いているんだけど、ところどころそんな思いに駆られ、ふとボケ―っとしてしまう。そしていろんなことを後から考える。そこが彩子ライブのいいところでもあるのだ。

ここんとこ、彩子ファンの人たちの知り合いが増えて、ライブに行くとそういう人たちとの交流が持てるので、これもまた楽しい。

今回も(またしても中座してしまい、申し訳ないのですが)ライブ後、飲み会だったり、カラオケだったり、イロイロ楽しめたのはけっこう楽しかったです。ハイ。

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月曜日からさっそく仕事、ってあたり前か。めずらしく、非常にめずらしく今日は「一滴も」アルコールを飲まなかった。
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火曜日、ちょっと用事があり某おもちゃメーカーの本社へ。ここの本社ビル、今年建てられたばっかりなのだが、中の設備がめちゃくちゃすごい。セキュリティーが頑丈だったり、テレビ会議室があったりと、最先端技術が盛りだくさん。一番びっくりしたのはエレベーター。そのメーカーが扱っているキャラクターの声で音声案内がされるのだ。
「さーみんなまもなく4階だ! 押し合わないで気をつけて降りようぜ!」とか
「もうすぐ1階だ! 降りろ!」とか。

こんな会社だったら楽しくていい。

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最後に最近思ったこと。
タブーに挑むことこそマスコミの本分。巨大な力に迎合するのでなく、その力を分析し監視することがマスコミの一番の宿命。
腰抜け新聞、テレビが多いなかでよくやった!
「週刊ダイヤモンド」


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