遠くにみえるあの花火に
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2006年08月26日(土) 沖縄本島へ渡る


○南国リゾートのホテル

竹富島ですごしたあと、石垣空港から那覇空港へ飛ぶ。

那覇空港からまたレンタカーを借りて、いざ南国リゾートホテルへ。
途中、海沿いを走る道路でぱちり。たなびく雲が美しい。
母は後部座席で爆睡。父は地図を片手に目指すホテルを探している。

順調に高速を走り、6時半ごろホテルに到着。
ホテル内にゴルフ場もあるような、広大な敷地を有するホテル。
ロビーのある建物からバスにのって移動。
私たちが泊まる建物の前に、ずらりと並ぶカート。
このカートでホテル敷地内を移動して、レストランやビーチなどへいくことになる。

間接照明のきいた素敵な部屋へ通される。
広い!
小さなキッチンのようなカウンターバーがあり、自分でお酒などがつくれてしまう作り。
最上階にあたる6階からの眺めは最高で、美しい夕焼けが広がっている。
(沖縄は、本島よりも若干日が暮れるのが遅い。国内で時差・・・あり?)
ゆったりしたウッドデッキのバルコニーにはテーブルや椅子がおかれ、
極め付きは、白く丸いジャグジーが据付けられていること。
ジャグジー!
お風呂場からもそのまま出入りできるしくみ。

日が暮れて、食事を終えてから湯をはったジャグジーにバスフラワーをまき、
ジャグジーで思い切り泡立てて、女優気分で泡風呂にはいる。



○(泳)南国リゾートのプライベートビーチ

ホテル内をカートで移動するのがとても楽しい。
最初はかなり危うい運転だったけど、次第になれてくる。
スピードを出そうにも出ない(それどころか下り坂では自然にブレーキがかかる)ので、
ゆっくりのんびり移動。

朝から雨。朝ごはんを食べにバイキングのレストランへ行く。
そのそばの温室でもぱちり、
ふわふわに焼いてくれるオムレツがおいしかった。
屋内プールが横に見えていて、ジャングルのような木々で区切られているだけのレストラン。
なんとなく不思議。

朝食後、水着に着替えていざビーチへ。
また雨。ときどき雨脚が強くなる。

雨の中海で浮かぶ。今度はちゃんと浮き輪を膨らませて。
夫はシュノーケルを使おうとして見張りのお兄さんに注意されていた。
シュノーケルはだめらしい。ちぇー。

ほとんど泳いでいる人がいない。
それでも海、ということもあって父も母もはしゃいでいた。

20分もたたないうちに上る。
すぐそばの屋外プールへ。(このホテルはプールが三箇所もある)
プールでは、小さい子供ずれの家族が何組かたわむれていた。
せっかくビーチサイドにフレッシュジュースなど作ってくれるバーがあるのに、
誰もよりつかず。寒くて、逆にあたたかいコーヒーが欲しくなる。

午後からは空港近くを観光する予定だったので、
いそいそとプールからも退散し部屋へ戻る。

コーヒーをドリップしつつシャワーも浴びつつ身支度をして、コーヒーをすする。
慌しくチェックアウト。最後のカートは母が運転。
ボーイさんがかわいくて、いかにも沖縄風な顔立ちの青年だった。
すごくにこにこと天気の話などしてくれる。
写真もとってくれた。この旅一番の好感度。


○市場で

お土産タイム。
それまでにも散々ホテルや空港で土産をあさっていたが、
ここでまた、まとめ買い。
泡盛やシークワサー入りジュース、会社用のお菓子など、
まとめて送ってもらう。
夫の買い物好きの血がむくむくとわきだしたようで、
私以上に買いまくる。泡盛は自分用とお土産を含め3本も買っていた。

その後公設市場へ。
ものすごく巨大なヤシガニ(ヤドカリの一種?)や青や赤の魚たち、
豚の足や耳、顔をまるまる、というのもあった。
夫の目がまた輝きだす。ラフテーを買っていた(おいしかった)
ドラゴンフルーツやマンゴー、パイナップルなどが格安のお値段で売られている。
念願だったパイナップルをひとつ丸ごと買う。

ドラゴンフルーツに赤い実と白い実の二種類あることを初めて知る。
すぐ食べられます。と書かれた張り紙があって、どういうことだろう?と思ったら
その場で二つに切ってスプーンを挿したものが50円くらいで売られていた。

市場の二階で市場のものを使った料理が食べられたらしく
既にお昼ご飯を食べた後だった私たちはがっくり肩を落とす。残念。。
知っていたらここで食べたのにねーと言い合う。


○首里城

飛行機の時間まで残りわずかながら首里城へ。
汗をかきかき、階段を上る。
那覇の市街地を一望できる眺めのよさ。
やはり偉い人は高見から人を見下ろすのね。と思う。
またも写真。ぱちりぱちり。


○空港で

那覇空港は広い。そしてお土産物やさんがたくさん!
出発まで、またもお土産をあさる。
父と夫はビールを飲んでいた。もう運転しなくていいからーとうれしそう。
もう夢のような旅も終わりやね・・・
飛行機の中で、同じような若夫婦の親子ずれがそう呟いていたのでした。





2006年08月25日(金) 竹富島から


○竹富島で水牛に乗る

翌朝、離島桟橋から竹富島へ渡る。
もそすごいスピードですすむ小型船の中は暑くて、ずっと扇子で扇ぎ続ける。
前の席に座っていた4人組の女性グループの、はしゃぐ様子が夏らしかった。
(あとで気づいたけれど、船の中の方の席は冷房がきいていたらしい)

港から、水牛バスのバス停(?)まで車で送迎してもらう。
私たちの乗った水牛バスは10人くらい乗れる大きなやつで、
「たけじろうくん」という名の水牛君が引いてくれた。
後ろから、「とどろきちゃん」というメスの水牛もやってくる。

地元のお兄さんが、とつとつと竹富島について話してくれる。
あれれ、とまったよ?と思ったら、たけじろうくんのトイレタイムで、
青いバケツをおしりにあてて、うまい具合に受け止めていた。

ゆく道々、ブーゲンビリアが美しかった。
それから、きれいな黄緑色のバナナの木も。
(島バナナというそうで、あんまり背が高くなくて、実も小ぶりだった。)

ぐるっと一周約30分で終了。
終わりのほうに、アカペラで一曲、三線を奏でながら一曲、歌ってくれた。
沖縄の人はみんな歌がうまいなーと思う。
デジカメの動画で、歌も記録。


○竹富島で自転車に乗る

水牛バス終了後、飛行機の時間を逆算するとほとんど時間がないことが判明。
両親とは別行動で、夫とふたりだけ自転車を借り、
そこから15分先の海水浴場まで行くことにする。

半分以上がたがたのままの道を自転車で急ぐ。
途中、他の水牛バスを横目にみながら追い抜かしたり。
たのしいねぇ〜。とお互いいいながら進む。

途中の道は人をほとんど見なかったけれど、ビーチにはたくさん人がいた。
服をがばーっと脱ぎ捨てて(中に水着を着ていた)泳ぐ。
途中、持ってきた浮き輪をふくらませようと思い立ったが
あまり時間がなく、半分くらいだけ膨らませた浮き輪に体をあずけてぷかぷか浮かぶ。

あー至福の時。
遠くの空で、雷がごろごろと鳴っていた。

すぐにまた、急いでシャワーをして着替えて、自転車にまたがる。
滞在時間約30分の海水浴でした。

私たちが泳ぎに行っていた間、父と母は小さなレストラン(喫茶店?)で
ビールを飲み、おみやげ物を買っていたのだそう。
「のんびりできた」と言って、いたく満足していた。

私たちは泳いだことよりも自転車に乗ったことが楽しく、
いい思い出となったのでした。





2006年08月24日(木) 石垣島へ

○石垣島で夫婦二人で家を建てる


夏休みを二日もとって沖縄・石垣島へ。
まずは、夫の運転するレンタカーで石垣島一周ドライブ。
ほとんど車が走っていなくて、さとうきび畑の間を
まっすぐに続く道が美しかった。

玉取崎展望台、平久保崎灯台と、絶景スポットをめぐる。
初日である24日はものすごく天気がよくて、
日向はどうにもこうにも火傷しそうなほど。
タヒチでの日差しを思い出すが、タヒチよりも湿り気があって、すごく汗をかく。

石垣島に来たのにはある目的があって、
それは、父と母の知人である、あるご夫婦に会うため。
そのご夫婦は5年前に、「自分たちだけで家を建てる」と言って
石垣島へ渡っていったのだそう。
そして5年経って、どれぐらい家ができたか見に行こう!
というのが今回の旅の主旨。

家を見せてもらったけれど、すごーく立派な家の骨組みが出来上がっていた。
こんな太い柱を、ふたりでどうやって担いだんだろう?と不思議。
信じられない思いで家の天井を見上げる。
それにしても、5年かけてやっと屋根までできたんだそうで、
あと1年か2年かかけて、塗装をして、内装を手がけていくんだそう。。。
ぽかーん、と大きな口をあけて眺める。
いただいたシークワサーのジュースがおいしくて、ぐびぐび飲む。
5年間、そばに作った掘っ立て小屋で暮らしているそうで、
台風のときは自分たちが重石となって家の中にいないと、
飛ばされてしまいそうなんだとか。
すごい。
二人とも真っ黒に日焼けしていて、とてもいい表情をしていた。
(でも家作りに飽きてきたとか)



○グラスボートに乗る


時間があまりなかったので、小一時間ほどでおいとまして、川平湾へ。
念願のグラスボートに乗る。
「4時の船が出ますよ〜」という言葉に急かされて慌ててビーチへ降りる。
ビーチには何台もグラスボートが並んで待っていて、促されるままに船に乗り込む。

ボートの底がガラスになっていて、みんなで覗き込んで魚を眺める。
ボートを運転してくれる地元の人が、時々魚の説明をしてくれる。
クマノミちゃんを、ばしばしカメラに収める。

タヒチの海で、魚と一緒に泳いだことを思うと迫力には欠けるけれど、
時間がない中で、親と一緒にできることの中では、いい思い出になったのではと思う。





まっすぐな道・玉取崎展望台からの眺め・クマノミちゃん


2006年08月23日(水) オーガニックソープ、豊かな気持ち、そして夾竹桃

そういえば最近、オーガニックな石鹸にはまっています。
なんというーか、自然派な感じのやつです。

きっかけは結婚式の二次会で、
景品としてもらったロクシタンの石鹸だったんですが、
使ってみると、泡立ちがぜんぜん違うし、いい香りがするし、
お風呂の時間がかなりうっとりとした癒しの時間になるんです。

それ以降、「あー、ちいちゃくなってきたよー」と思うと
嬉しげに雑貨屋に行っては、ラベンダーとかオリーブとか、
はちみつとかグレープフルーツとかいったものが入ったやつを、
一個ずつ買って試しています。

今は「はちみつ」入りのやつを使っていて、これはとてもしっとりしていて、いい香り。
店員さんに「こっちがしっとり、あっちがさっぱり」と
あれこれ説明を受けて、結局、いちばんおすすめ!というやつを買ったのでした。


そんなに高い石鹸(1個が1,000円するやつとかもある)じゃなくても
300円とか500円とかでも、十分しあわせになれて、かなり贅沢な気分になれる。
あの、石鹸を選んでいるときの豊かな気持ちも、いいと思う。


この間はMARKS&WEBで購入したのでした。

次は柚子とびわの葉が入った石鹸にしようかと、今からわくわく考えています。








すっかり日記をさぼっている間に、ちょっとずつですが秋の気配がしてきましたね。
電車に乗っていたり、夫の車に乗せてもらっていたりすると、
いたるところに夾竹桃をみかけます。

昔はなんとも思わなかった夾竹桃なのに、今はあの、
はっとするような白とピンク、そして濃い緑の葉っぱを見ると
胸がきゅーっとなるのでした。

きれいだなーと、思わずつぶやいてしまいます。

たくましく咲く花だなと、今年はしみじみ思うのでした。



2006年08月11日(金) 夏のことを少し

長らくのご無沙汰でした。
今日もちゃんと元気に生きています。

昨日は夏休みを一日とって、朝から洗濯にいそしんでいました。
夏の日の洗濯ってとても好きです。2〜3時間で乾くし。

私の日々は相変わらず何も変わらず平和なものです。



夏のことを少し。



先日、家族そろって草津温泉に行ってきました。
そして横浜にも。また。

草津温泉はお湯が熱くて、でもとてもいいお湯でした。
お肌がすべすべになる感じ。
ちょうどよく、こじんまりとしていて、でもある程度活気があって、
一泊二日で楽しむのにちょうどよい温泉地でした。
少し遠くて不便なのが難点ですが、もう一度行きたいなぁと思わせてくれる場所でした。

蒸かしたての温泉まんじゅうを道の真ん中で配っていて
それがとてもおいしかったです。
(もちろん買ってもらうための試食なんですが買わずにぱくぱく食べました)


横浜では、また中華街に行って中華を食べました。
伊勢佐木ワシントンホテルから、てくてく歩いて中華街まで行き、
またてくてく歩いてホテルまで帰ってきました。
同じ日に、横浜スタジアムでレゲエのコンサートがあったようで、
帰りの道のいたるところにレゲエ娘レゲエ男がいました。
彼らには「緑色と黄色」が必須のようで、必ずファッションの一部に
その色が使われていて、ひとめでそれとわかるのでした。




それから、もう少ししたら沖縄にも遊びに行く予定です。
沖縄。
はじめてなので、とても楽しみです。





いただいたスイカがとてもおいしくて、
それからメロンもいただいて、アップルマンゴーもいただいて、
今年は頂き物の果物がたくさん溢れていて、
せっせと食べています。
しあわせです。




毎日暑い暑いといいながらも、夏バテせずに、
おいしいものを頬張っています。





6月と7月と8月の読書

「砂漠」伊坂幸太郎
「わたしを離さないで」カズオ・イシグロ
「お縫い子テルミー」栗田有起
「途方に暮れて、人生論」保坂和志
「高慢と偏見」ジェイン・オースティン
「天使と悪魔」ダン・ブラウン

現在進行形→「重力ピエロ」伊坂幸太郎「ジーヴズの事件簿」ウッド・ハウス



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