あぷのピットガレージ
看板左のガレージ右のガレージ相互リンク郵便受け


2003年09月28日(日) 恐怖、運動会の悪夢

はいみなさん、こんばんわ。
すっかり秋めいてきた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
僕はやっと人並みに窓を閉めて眠れるので、防犯上喜ばしい事この上ございません。

今日は、太郎と二郎の運動会がありまして、岸和田まで行ってきました。
プログラム一番が5年生の100メートル走なので、こりゃ早起きしないといけません。
朝6時半に起き、シャワーを浴びて出発しようとしたところ、電話です。
あら、太郎から。
なんだか風邪引いたらしく、昨日は38.5度の高熱が出たんだそうで。
で、せっかくの運動会を欠席です、もったいない。

急にゆっくりでいいよって言われても、2度寝すると大変な事になりそうなのでやめ、そうだ、車を洗いましょうって事で会社の前で洗車です。久しぶりに洗った愛車、久しぶりに光ってくれました。洗車すると、普段気付かない小さなキズとかを発見しますよね。僕の場合、普段気付かない新たなサビを発見してしまいます。青空駐車場なので仕方ないのですが、それにしても心が痛みますな。
もう少しの辛抱だからね、もうすぐ綺麗にしてあげるからね、と言い聞かせながら磨きました。早くガレージをきちんとして、レストアしてあげたいもんです。

途中、カメラのフィルムとフラッシュの電池を買いにコンビニに寄り、ついでに朝ごはんも買い込みました。
太郎の家に着き、とりあえず太郎の様子を見てみると。

ビデオ見ながら大爆笑中でした。

しかも僕のサンドイッチをぺロッと食べてしまいまして。
元気そうだけどなあ、でもまあ無理さすのもかわいそうなので、先に出発した奥さんを探して学校へ。
奥さん曰く、「面倒くさくて休むって言うてるねんで、ほんまにもー」とブツブツ。

さていよいよ二郎の出番、1年生の玉入れです。
二郎の玉入れ、コケそうになりました。
二郎ってば玉を拾うばっかりで、どっさり拾ってはあさっての方向へポーイ、です。
ったく、几帳面なところもあるのに、こういうのはてんでだめですね。

太郎と二郎が通う学校は、僕と元奥さんの出身校でもあり、同級生がいっぱいおりました。
あちこちでプチ同窓会です。
僕もいっぱい懐かしい顔に会い、すごく嬉しかったです。
特に昔の恋人がすごく幸せそうに子供さんと来てたりすると、こっちまで幸せそうな気分になりましたな。
しかしそんな昔の恋人が1ダースほどもいると、少しバツが悪かったです。
「ほらほらあの子、お父さんが昔付き合ってた○○ちゃんやで」と、元奥さんも嫌味なんだか何なんだか(笑)。
そう言ったかと思うと、「見て見て私の財布、もうボロボロなん。かわいそうやろ?」
知らんがな(笑)。

さてやって参りました、ビックイベント。
PTA参加の綱引きです。
奥さんの提案で、赤組と黄組に分かれて勝負です。
ははーん、これの前振りですか、財布ボロボロなのは。
僕が負けたら財布だそうです。
買ったらデジカメ買ってくれよ、と言うと「考えとく」だそうで。

探した探した、友達の中でも腕っ節の強そうな奴。
「頼むわ、このままやったら財布買わされる」と頼み込みましたさ。
うしし、いーっぱい集まりましたな。よしよし。

さていよいよ入場です。
・・・んあ!?

なんでみんなそっちやねーーーーーーーーーーーーーーん!!

やられました。友達は僕の友達だけど、そのお嫁さんはほとんど元奥さんの友達でした。
面白がってみーんな奥さんの方に付きました。
ちくそーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!

だってね、無理もないですよ。
僕の前には綱を掴むのに「よっこいしょ」って言うおじいちゃんですわ。
後ろにはサンダル履いたおばちゃんと、孫を抱いたおばあちゃんです。
世の中上手く行かないもんです。

はい、無事に2-0で負け、財布決定です。
家に帰って速攻で二郎を着替えさせ、「ほれお父さん、行くで!」
『へ?どこに??』
「財布買いによ!!」
『・・・・・・・・・・・・・』

恐るべし行動力。

1時間後、なぜか難波高島屋のシャネルコーナーに居たのは夢?
家賃2か月分もする財布なんて、この世にあるの?


夢なら覚めてええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ・・・・・・・・・・・


皆さん、綱引きは練習しときましょう。


2003年09月19日(金) 気温と空気密度

かなり涼しくなりましたね、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
僕はやっと扇風機を「強」から「中」にしてこれを書いております。
寝るときも「弱」にし、タイマーをかけて寝ております。
あー幸せ♪

で、車好きは過ごし易いだけで喜んでません。
一番嬉しいのは、車の調子が良いんです。

エンジンというのは、空気と燃料の混合気をシリンダー内で圧縮して燃焼させ、熱エネルギーを運動エネルギーに変えて動力を生み出します。これは模型のエンジンでも草刈機のエンジンでも、普通の乗用車でもほぼ同じです。最近たまに見る気筒内直接噴射ガソリンエンジン(三菱のGDI等)ではシリンダー内にいきなり燃料を霧化しながら噴射しますし、ディーゼルエンジンでは燃料を霧化させずに直接シリンダー内に噴射させるので少し違うのですが、その他のエンジンにはほとんど当てはまる構造です。
ここで何故涼しいと調子が良いのかと言いますと、空気の密度が上がるからです。ガソリンと空気の理想的な比率ってのがありまして、一般的に14.7:1だと言われてます。最近ではもっと希薄な値になってるのですが、これは環境問題等で低燃費を目指す場合が多く、僕達のようにエンジンをチューニングしてパワーを目指す者は、やはり14.7:1が目標値ですね。
で、ここで燃料が1に対して空気が14.7なわけですが、空気の成分のほとんどは窒素や二酸化炭素ですね。意外と肝心の酸素が少ないんです。酸素が燃焼のカギを握ってまして、シリンダー内にいかに多くの酸素を取り込み、それに見合った燃料を綺麗に燃焼させるかがパワーのポイントです。
割とみんなが勘違いするんですが、たくさんの燃料を喰わせるのではなく、たくさんの理想的な混合気を喰わせるのが重要なんです。
一度にエンジンが吸い込む気体の量は、理論的には排気量に等しいわけです。実際は慣性吸気や排気干渉によって数パーセントから数十パーセント多く吸い込ませるのですが、ここでは排気量と考えて下さい。
僕のゼットは排気量3100ccの6気筒なので、シリンダーの吸気工程6個分の合計が3100ccですね。この3100ccの空気の中に、どれだけの酸素が入ってるかが大問題です。吸い込まれた空気の中の酸素の量に見合った燃料でないと燃焼効率は上がりません。しかし燃料がたくさん燃える方が熱エネルギーは上がります。
空気密度が高い=酸素が多い=燃料を多めに入れられる=燃焼効率は落ちない=パワーが出る、となります。
かと言ってあまりにも吸気温度が低すぎると、今度は燃料の霧化が促進されず、これまた燃焼効率が悪くなります。
和歌山県の冬くらいならそれなりのセッティングでパワーを上げられるのですが、今度はタイヤのグリップが悪くなったり、ヒーターも取ってしまってるので寒くてたまらんなど、色々問題があります。
街中で気持ちよくドライブしつつ、エンジンの調子が良いなーと体感できる絶好の季節が、春と秋ですね。

通勤ですら楽しくドライブできる短い秋、精一杯チューニングカーを楽しんでみましょう。
少しだけメインジェットを大きくしたりしながら、朝方のワインディングをのんびりと走るなんて最高ですよ。
是非一緒に走りましょう。


あぷりぃ |MAIL

My追加