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2011年11月20日(日)_
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映画『僕たちのバイシクル・ロード』
映画『僕たちのバイシクル・ロード 〜7大陸900日間〜』を観賞しました。原題は『free wheels East』です。自転車や旅が好きな僕にはとても楽しめました。
2人の英国人（従兄弟同士）が7大陸をまたぐ自転車の旅に出発するのですが、彼らは自転車についても旅についても初心者で、計画の甘さやアクシデントのため、途中で何度もピンチに陥ります。
それでも諦めず、行動を起こして旅を続けて、最後まで旅を完走できたことは素晴らしいです。途中であった様々な困難も、映像としてしっかりと紹介されていたからこそ、感動もひとしおです。
様々な国の風景や人々の暖かさなどをスクリーン越しに味わうことができ、特に南極の映像はとても斬新でした。南極の白い大地を自転車で走るなんて！ ペンギンがかわいかったです。
自転車について色々知っている自分としては、着るウエアにしても、自転車や装備などにしても、もっと旅に向いたものを用意したらよかったのに…と思ってしまいましたが、それが彼らのやり方なのでしょう。
大怪我あり、病気もあり、それでも毎日詩を書き、絵を描き、写真を撮り、動画を撮り、本当にアクティブだなぁと思います。途中で資金が底をついても、現地で旅のパンフを売って資金を集めて旅を再開させる行動力にも感心しました。
多くの人と同じように、大学を出て企業に勤め始め、毎日のように働いて過ごす日々…。一度しかない人生、本当にそれでいいのか。彼らの決断と行動力は、多くの人に、特に若い人に伝わってほしいもの。
彼らのように全てを投げ出して、何年も自国を離れるような壮大な旅でなくてもいい。できる範囲でいいから、快適な日々を離れて、多少きつい思いをしても、それ以上の感動や経験が待っている旅に出てほしい。
辛い出来事も何年も経てば笑い話になるし、旅の経験はその後の人生において大きな意味をなすと思う。過保護な親が多い時代だと思いますが、若いときにこそ、どんどん旅に出て様々な体験をしておくべきではないでしょうか。
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写真は石垣島にて。2000年春合宿の前ランで忍者麺と一緒に前ランをしたときの一枚。
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