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スナの自由気ままな画像付き日記
BBSに気軽に感想等を書き込んでいただけると嬉しいです。

2006年09月30日(土)_
グランフォンド糸魚川2006前日


去年ひ引き続き、今年もサイクリングイベント「グランフォンド糸魚川」に参加。メンバーは去年から2人加わり、スナ、忍者麺、走り屋さん、団長、H高さんの5人。2台の車に分かれて移動した。

中央道の談合坂SAにて2台が合流すると、おれは団長の車に乗せていただいた。能生まで車内でカメラの事や色々な会話を楽しむ。梓川SAで1回休憩した後、能生まではさほど時間がかからなかった。

能生で受付を済ますと、参加賞としてもらったカニ引換券でカニをいただく。忍者麺の巧みな交渉術で、いいカニを大量にもらった。こんなに食べられないよってくらい。普段カニなんかたべないけど、ここで1年分くらいのカニを食べた。



そうこうしているうちに、日が傾いてきた。名立シーサイドパークからの夕日を撮影したい2名(スナ、団長)の強い要望で、慌ただしく車を走らせる。すでにエンプティーマークが点灯している団長の車は、いつガソリンが切れるかとハラハラした。

シーサイドパーク名立に到着すると、もう夕日の一番いい時間になっていた。いや、すでに遅かったかも。とにかく撮影ポイント目指して走り出した。他の4人はゆっくり歩いていたので、自分だけ息を切らしながらダッシュ。

途中でハイキングコースへ入り、アップダウンで死にそうになりつつ、撮影ポイントに到着。休憩する間もなくD80で撮影を開始した。水平線あたりに雲が広がっていたので海に沈む夕日は見る事ができなかったが、十分きれいだった。その後団長らも合流し、みんなでパシャパシャ写真を撮った。

日が沈んで薄暗くなった公園でローラー滑り台で遊んだりした後、シーサイドパーク名立を後にした。ガソリンスタンド「名立SS」で給油後、本日の宿である「ホテル光鱗」へ。



今回泊まった部屋は、3つの部屋をつなげた広い部屋。かなり快適でよかった。温泉施設である「ゆらら」で汗を流した後、レストランで夕食。まずは地ビール「越後ビール」で乾杯。おれは海鮮丼を食べ、最後にパフェまで食べて大満足。

その後、近くのセブンまで散歩がてら買いだしに出かけ、部屋に戻ると団長が「ロードが欲しい」という発言から、ロード購入話が始まった。最後に団長も「年内には買う」と言ったとか言わないとか…(笑)。

前日は仕事で深夜に帰宅してから準備を始めたせいで2時間くらいしか寝ていないのに、今夜も4〜5時間しか寝れなそうだ。明日の朝は早い。天気予報では晴れのち曇りの予報。去年とは違って、今年は天気に泣かされずに楽しめそうだ。
2006年09月26日(火)_
ベッティーニがついにアルカンシェル


今年のロード世界選手権は、パオロ・ベッティーニが優勝した。去年のボーネンに続き、自分の好きな選手が優勝して嬉しい限りだ。アルカンシェルは、QuickStepチームのチームメイト、スプリンターのボーネンからベッティーニに移った形になった。

日本時間の夜中にやっていたので、cyclingnews.comの英語テキストライブをリロードしながら結果を待っていた。たまにしかこの手のテキストライブは見ないけど、相変わらず現場の興奮が伝わってくるラストの表現だった。

ワールドカップチャンピオン、イタリアナショナルチャンピオン、数々のクラシックレースの優勝、アテネ五輪ロード金メダル、グランツールでもポイント賞や区間優勝を重ね、数々の栄光を手にしてきたベッティーニ。だけど、世界選手権の優勝がなかった。

去年の世界選でも果敢にアタックを試みたが、スプリンターのペタッキを勝たせたいイタリアチームの作戦ミスで、残念ながら努力が実らなかった。強い選手が多いイタリアだが、「船頭多くして船山に上る」といったところだろうか。

ベッティーニは自らアタックをして逃げを試みたり、強豪スプリンターに混じってゴールスプリントをしたりと、非常にアクティブな選手。それでいて、どこか憎めないような愛嬌のある顔立ち。

ジロやツールは毎年DVD化されるけど、その他のレースは日本じゃDVD化されない。世界選手権とか、数年分まとめてDVD化してくれたら嬉しいんだけどなぁ。JSPORTSあたりがやってくれることを期待。

今週末はグランフォンド糸魚川。今年こそは晴れて欲しい。最低でも曇り止まりで、雨は勘弁してほしい。今年は去年参加した3人に団長とH高さんを加えた5人で参加予定。宿泊はあの「うみてらす名立」にあるホテル。楽しみだ。
2006年09月24日(日)_
D80インプレラン


さっそくD80を担いで走りに行ってきた。初めてのデジタル一眼レフカメラだけど、わかりやすいメニューのおかげで困ることもなかった。凝った操作をしていないだけということもあるけど(まだ全然説明書読んでない)。期待どおり、撮れる写真はキレイですな。



相変わらず夜更かししていまい、11時頃起床。D80で写真を撮りに行きたいけど、先週走っていないので、今週も走らないとなると自転車でしか発散できない類のストレスが残る。

ということで、D80を持って走りに出かける事にした。日が出ている間に軽く走って、距離が短い代わりに止まって写真を撮る時間を増やす。たまにはこんな撮影ランもいい。



コースはいつものお気に入りコースの前半部分で引き返す形。愛川から宮ヶ瀬湖へ上らず、そのままR412を進んで久しぶりの東南林道を走り、宮ヶ瀬湖から愛川へ下りて来た道を帰るというルート。約66.8km。

そろそろ気温も下がってきたのでレーパン・レージャーにアームウォーマー・レッグウォーマー、そしてウィンドベストの秋装備で走り出す。ヒップバッグにはD80と財布と携帯だけ入っている。

ちょっと久しぶりのロード。やはり爽快だ。風を切って抵抗の少ない軽快な走行感を楽しみながら、見慣れた風景の中に絵になるようなところがないか、写真の視線で眺めながら走って行った。



前回走ったときに目を惹いたひまわり畑は、すでに全部刈り取られてしまっていた。やはり、あのとき止まって写真を撮っておけば…。来年の夏はちゃんと撮っておこう。

座架依橋の前の田んぼエリアから、撮影を始めた。コンパクトデジカメでは顔を離して液晶ディスプレイを見ながら撮影していたが、一眼デジカメはファインダーを見ながらの撮影となる。

カメラが変われど、いつもと同じ場所からいつもと同じ感じで無心で撮っても、似たような写真になるだけ。せっかくいいカメラを買ったので、いろいろ位置や視線を変えたり、焦点距離や露出を変えたりしながら撮ってみた。

今装着しているレンズの焦点距離の範囲は18-200mmなので、35mm換算で27-300mm。一般的なコンパクトデジカメが35-100mm台の範囲であるのと比べると、広角から望遠まで、かなり広い範囲をカバーしている。最初の一本には、なかなかいいと思う。



その後、座架依橋や中津川沿いの小道、近藤坂などで止まって写真を撮りつつ、走って行った。水道坂の下りの途中でも撮ろうかなと思ったけど、下りだしたらそんな気持ちは吹っ飛んで、風になる感覚を楽しんでいた。何度下っても、この爽快感はたまらない。

田代のサークルKで補給・休憩した後、坂を上り始める。R412の坂を上りきると、宮ヶ瀬湖方面へは曲がらずに、久しぶりに直進する。下りきったら横道に入り、東南林道へ。

東南林道は木々に覆われていて景色がなく、また絵になるようなところもほとんどない殺風景な林道であるので、特にいい写真が撮れたわけではないけれど、誰もいない静かな林道を、マイペースで思いに耽りながら走れるのがとてもいい。

宮ヶ瀬湖からはいつものルートを逆走してR412方面へ。途中、いつか写真を撮ろうと思っていた箇所で止まり、写真を撮った。宮ヶ瀬湖の中にポツンと浮かぶ小島。なんとなく、気になる存在だ。

次第に辺りは暗くなってきて、最後は今日最初に撮影した田んぼで空を撮り、撮影は終了。18時前に帰宅。思いっきり走ったわけでも、思う存分撮影に没頭できたわけでもない、どっちつかずの感もあるけど、どっちも楽しめた、おいしいとこどりのランだった。



初めてのデジタル一眼レフカメラだし、まだ機能を使いこなしていないので、比較を絡めた詳しいインプレは書けないけれど、初心者でも簡単に扱える、使いやすい機種だと感じた。

装着するレンズですべて変わってくるのだけど、とりあえず今装着しているレンズである程度の撮影がこなせるのが頼もしい。コンパクトデジカメと比べると当然大きくて重いけど、デジタル一眼レフカメラとしてはかなりコンパクトだし、見た目より軽く感じる。

今回はヒップバッグに入れたりストラップを肩から掛けたりしながら走ったけど、走りながらうまく携帯できるような方法を探し出す必要がある。ヨドバシなどで色々バッグ類を探そうと思う。

今回は75枚全て1000万画素で撮影したけど、さすがにでかい。解像度もファイル容量も。SXGAx2のデュアルディスプレイでも横幅が足りない。3872x2592ピクセルという1000万画素のスケールの大きさに驚く。画像にもよるけど、ファイルサイズは平均4MBにもなる。

今回は1000万画素がどんなものか確かめる意味で全てLサイズで撮影したけど、通常はMサイズ(2896x1944)で撮影しようと思う。大事なシーンのときだけLサイズにすればいい。

ちなみに、QUALボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回すと簡単に画像サイズを変更可能(今説明書見ながら知った)。まだ説明書をほとんど読んでないからわからないけど、他にもボタン+ダイヤルでほとんどの機能の切り替えができるみたい。これを使いこなせば、撮影がスムーズになる。これから説明書を読んだりして使い方を覚えていこうと思う。

画像はD80で撮影した宮ヶ瀬湖のワンシーン。


走行日:2006/09/24
出発:13:07 帰宅:17:55
走行距離:66.8km
走行時間:3h 29m 17s
平均速度:19.4km/h
最高速度:62.0km/h
上昇距離:785m
温度(最低/平均/最高):19℃/24℃/36℃
積算距離:14995km(ロード)

2006年09月23日(土)_
D80購入


Nikonのデジタル一眼レフカメラ「D80」を購入。久しぶりに大きな買い物をした。本体とレンズのセットを購入。レンズはシグマの「AF 18-200MM F/3.5-6.3 DC F/NIKON」 というレンズ。

一眼デジカメ自体初めてなので、どの交換レンズがいいとかも当然わからない。だから、最初から「これ最高!」というレンズを求めるのではなく、まずは一つレンズを付けて、どんどん撮ってみようという感じ。

写真を撮っていくうちに、レンズの不満点等も出てくると思うし、どのレンズがいいとかの情報を集まってくるだろうから、必要になったときに別のレンズを買うつもり。

実は、現時点ですでに欲しいレンズがたくさんある。メーカーや型番までの指定はまだないけど、タイプ別で挙げると、超広角、マクロ、魚眼の3種類は欲しい。いいレンズは値段も高いので、1本ずつ買っていくことになるだろう。

それからアクセサリー系も欲しいものがたくさんある。PLフィルター等のフィルター系、スピードライト、レリーズ、カメラバッグなどなど。これらはライト以外はそれほど高くないので、割とすぐに買えるだろう。

MTB乗りだった大学生時代、ロードは別世界のように感じていた。今はローディになっている。デジカメも、一眼タイプには同じような先入観があったが、ついにこの世界に足を踏み入れてしまった。

先日買ったデジタル一眼レフカメラ入門本は、すごく参考になった。いい写真を見ると、自分も写真を撮りたくなってくる。まだまだ足りない知識や機材はあるけれど、カメラを使いこなしていき、いい写真を撮っていきたい。

※この写真はD80で撮影したものではありません。
2006年09月20日(水)_
トップ画像と画像一覧更新


秋の涼しさが訪れたと思ったら、また夏が戻ってきたかのような暑さと湿気。まだまだ夏の気候が居座っているようだけど、日々、日は短くなってきている。これから気温が下がって空気がきれいになると、走って気持ちいい、夜景もきれいな季節となる。

三連休の最終日はJUGEM版SUNA Lifeのランダムトップ画像用に3つ画像を作成して追加したり、過去画像一覧ページに最新の画像までを反映させたりした。

今回ランダムトップ画像に追加されたのは杖突峠からの展望、信州峠の直線道路、それから雪の渋峠。これで現在全11種類。ページを開く度に変化があるので、なかなか気に入っている。

過去画像一覧ページは1ページ500画像(5行x100列)と設定していて、今回の反映によって3ページ目に突入した。つまり、1000画像を越えたことになる。改めてサムネイル画像を流して見て、ずいぶん更新したものだなぁと感慨にふける。

このページはSUNA Lifeの(画像における)縮図のような存在で、SUNA Lifeを更新すればするほど成長していく。自己満足的な要素も強いけど、SUNA Life読者の方にも気に入っていただけていると勝手に思っている。

たまにしか見ないと思うけど、アンケートでお気に入りの画像を選ぶ際には、このページがないと探す気にもならないはず。また今年のアンケートでお気に入りの写真アンケートを実施するので、今のうちから目星を付けておいて、具体的に指定できるようにしてもらえると嬉しいですね。
2006年09月17日(日)_
OBキャンプ2006


土、日と大学時代のサークルのメンバーでキャンプに行ってきた。久しぶりに会う人も多く、プチOB会という感じ。バーベキューやコッフェルでの米炊きなど、久しぶりのアウトドアを楽しみつつ、大学時代にタイムスリップしたかのような時間を楽しんだ。



土曜日はまず相模原駅まで電車で移動し、そこで団長の車に拾ってもらった。その車には、久しぶりにお会いするミルクティーさんや、もっちーの姿も。そういえば、団長とも、電話で話したりはしていても、実際に会うのは久しぶり? 走り屋さんは筑波8耐以来なので1ヶ月ぶりくらい。

2台の車に分かれて愛川町のスーパーに集合ということになっているので、まずは愛川町へ向かう。途中、シャッターの下りた「ベイスターズショップあ○い」という店が目に入ったり。

相模川を渡って坂を上ると、すぐに集合場所のコピオ愛川の前へやってきた。でもガソリンがなかったので、まずは給油することに。変な裏道へ入って適当に進んでいたら、袋小路にはまってしまった。引き返して小道を出たところがちょうどガソリンスタンドだった。

そこでもう一台の書房カーに乗っているサガミから電話。どうやらむこうは渋滞に苦戦していて大幅に遅れる模様。というわけで、先に買い物を済ますことにした。コピオ愛川へ。



コピオ愛川は、ホームセンターの「くろがねや」や、スーパーの「アルプス」、ドラッグストアの「マツモトキヨシ」、車の「オートバックス」等、様々な店が集合している総合ショッピングセンター。近くにはジョナサンやケンタ等もあり、なんでも揃っている。

まずは腹ごしらえということで、軽食コーナーへ。途中にあったソフトクリーム屋のディスプレイにずらりと並んだ数十種類のソフトクリームの光景が壮観だった。あれを見たら絶対食べたくなる…。

マックもあったけど、それはちょっと重すぎるので隣にあったピーコックへ。もっちーは平日限定メニューの品を土曜日なのに頼んでいた。腹を満たすと、まずは隣にあった100円ショップで紙コップ等の買いだし。



それから食材の買いだしをしようとスーパーエリアへ向かっていると、ちょうど書房カー組がやってきた。書房さん、ミツイさん、サガミ、テルの4人が合流して、9人全員集合。

肉、魚、野菜、米、酒、ソフトドリンク、氷等、大量の食料をカゴに入れていき、最後は2つのカートに4つのカゴ満タンに。スーパーでワイワイとしゃべりながら買い物をするのも合宿以来。これがなかなか楽しい。ちなみに、会計は3万円弱だった。



その後、くろがねやで炭やまな板等を購入し、キャンプ場へ向けて出発した。宮ヶ瀬湖へと続く道へ出たところにあった看板に「なめんなよ ここは防犯 モデル地区」と書いてあり、妙にウケた。

宮ヶ瀬湖からは、ヤビツ方面へ。道幅が狭いので、対向車がいつ来るかヒヤヒヤしながら進む。自転車で走る分にはあまり気にならないのだが…。そして唐沢キャンプ場へ到着。



すでに大勢の客がいて、予想以上に人がいることに驚いた。荷物を出したりしてから、さっそく夕食の準備にとりかかった。炭班(火熾し)、食材調理班(包丁で切ったりする)、米班に分かれ、おれは当然(?)米班。

米班はおれと団長とミルクティーさんと走り屋さん。みんなコッフェルで米を炊くのは久しぶりなので、勘を頼りに米炊きの準備を進める。現役時代、「スナ米」というブランド米を確率させ米大臣まで上りつめた身としては、今回もおいしい米を炊きたいところ。

記憶を頼りに米や水の量、火加減を調整しながら米炊きを進めていると、団長や走り屋さんのコッフェルからは焦げ臭い匂いが…。今回のスナ米は、底の方は少し焦げてしまったけど、後は成功し、おいしい米が炊けた。ちょっとホッとした。



米も火も食材も揃ったところで、肉を網に載せ始め、バーベキュータイムが始まった。こうしてみんなで火を囲んで色々話しながらおいしい飯を食べる時間というのは、楽しく、貴重で、とても有意義な時間だ。

本来ならば久しぶりの再会を喜び、近況や昔話に花が咲くところだが、実はそれよりも大きな波に飲まれてしまい、実際にはバーベキューの時間は皆あまりしゃべれなかった。

近くにいた十数人のグループがやたら騒がしく、ノリがいい。後で書房さんが特攻をかけて一人に質問してわかったけど、どうやら現役大学生で体育会系サークルのメンバーらしい。

ただうるさいだけならイライラところだけど、これがおもしろいから憎めない。一気のコールのバリエーションの多さ(アドリブも多数)もすごいが、何より飲み干したときにポーズと共に発するかけ声「アグネス!」に爆笑。

さらにおもしろいのが、一人、また一人と酔いつぶれたメンバーを寝かせて、顔や腹、背中などにマジックで落書きするところ(なんでマジック持ってるの?)。最後の方など、もうみんな顔中黒い落書きだかけ。中には背中にナニの絵を描かれた人もいて、あるくセクハラ状態。

あのノリの良さとタフな体力は、さすが現役大学生体育会系という感じ。うちらはまだ笑って話題にできるくらいだからいいけど、同じ炊事棟にいた家族連れなどには、さぞや迷惑だったことだろう…。

うちらが片づけをしているとき、近くで「ゴッ」という大きい鈍い音がした。振り返ると人が倒れている。どうやら2mほど高い上の通路からまともに落ちたようだ。人が集まってきて、血が出ていると言っている。

このキャンプ場は携帯の電波が届かないので、キャンプ場の電話で救急車を呼んでもらったようだ。落ちたのは女の子で、しばらくぐったりしたりしていたが、救急車が来た頃には自分で歩くほどまで回復していた。しかし、病院での精密検査は絶対必要だろう。



アグネスや救急車騒動など色々あったけど、片づけが終わるとバンガローへ移動して、2次会(?)。みんなで色々話したりしているうちに一人、また一人と眠りだし、最後はおれと団長で写真トークなど。

団長のプリントした旅写真を多数見せていただき、感動と刺激を受けた。あのすばらしい写真の数々をもっとどんどんWebに公開してもらいたいものだ。それから、写真を見せてもらったり話を聞いていて、デジタル一眼レフカメラを買う熱意がさらに高まった。

夜も更けてきて、辺りは静かになっていくかと思いきや、騒がしいグループはどこにでもいるもので、いつまでも外は賑やかだ。夜中に「アグネス!」というかけ声が聞こえてきたときは爆笑した。3時前に就寝。



日曜日の朝、外へ出るとアグネスのグループはしっかりと起きて朝食を作って食べているではないか。あれだけ夜通し騒いでいて、朝はしっかり起きて飯まで作るとは。恐るべし大学生パワー。

荷物をまとめて川原でまったりしていると、やはりアグネスのグループがやってきて、川にダイブしていた。彼らのノリのよさは、見ているだけでこっちまで元気になってくるほどだ。



キャンプ場を後にすると、朝食を食べるために昨日買いだしをしたコピオ愛川近くのジョナサンへ向かった。宮ヶ瀬湖に着く前に女性ローディとすれ違った。朝からヤビツとは気合いが入っているなぁ。

愛川町役場を過ぎたあたりで、団長が個人的に見ておきたい所があるというので、急遽ルートを変更して工業団地のエリアへ。そんなこんなで周囲をグルグル回った後、ジョナサンへ到着したときは10時前。

10時まではマックのモーニングメニューのように朝専用メニューしかないそうなのだが、サガミが午後メニューが食べたいと頼んでみると、特別にいいとのこと。彼はトンカツセットを頼んでいた。朝からよくあんな重たいものを食べれるなぁ。

注文が決まったので店員を呼んで、朝のメニューものを頼むと、「モーニングメニューは10時までです…」と言われた。来たときは10時前だからモーニングメニューから選べと言われて、注文するときは10時過ぎたからモーニングメニューはダメと言われて…。

まぁ、結局どっちのメニューからでも注文していいってことになったからいいんだけど、ちょっとしたハプニングだった。確かに、こういうシステムの場合、メニューの切り替わる時間帯は微妙な感じですな。

ジョナサンの駐車場で解散となり、ここで書房カー組と分かれて、団長カーで相模原へ。おれは相模原駅で降ろしてもらって帰宅した。こうして、楽しいキャンプが終了した。



久しぶりに大学時代のサークルのメンバーと会ったけど、みんな全然変わっていないなぁと感じた。集まった世代からも、まるで自分が大学1年生のときに戻ったような感覚だった。

あまり天気のよくない3連休だけど、とても内容の濃い、有意義な時間を過ごせた。年に1回くらいは、またみんなで集まってキャンプをやりたい。もちろん次回は、あのかけ声と共に乾杯?
2006年09月14日(木)_
デジタル一眼レフの本


9月に入ってもまだまだ夏は続くなぁと思うような暑さが続いていたが、ここ数日は急に冷えてきた。次第に涼しくなるのではなく、一気に秋がやって来たような感じ。汗かきの自分には過ごしやすい季節になってきた。

先週末に横浜へ行った際、有隣堂で「デジタル一眼レフきほんBOOK」という本を購入した。D80を買う前に、最低限の知識はつけておかないと、と思い、カメラコーナーにあった本を数冊見比べて、一番自分に合いそうな一冊を選んだ。

自分のカメラについての知識は、大学生の頃にちょろっとかじったことがある程度。基本的には感覚でパシャパシャ撮っている初心者である。人によっては意外に思うかもしれないけど、本当に写真を知っている人が見たら、初心者が撮った写真だとわかるはず。
(ただ、初心者が撮った写真だからへぼいとか、プロが撮ったから絶対いい写真というわけではないと思っています)

SUNA Lifeで紹介している写真は「作品」ではなく、「記録」的な要素が多いので、そういう観点で見てもらえば、旅先などで出会ったワンシーンがよく伝わってくるかなと。

写真を「いい」と思う観点はいろいろあると思うけど、少なくとも、今まではあまり写真の技術を意識せずに感覚で撮影してきた。無心が故に撮れたいい写真というのもあると思うし、それ故に捕らえられたシャッターチャンスもあると思う。

でも、デジタル一眼レフカメラを買ったら、いつまでもカメラまかせでフルオートばかりで撮るわけにもいかない。それでもいいカメラだからそれなりにいい写真は撮れると思うけど、どうせなら知識をもった上で、それを活かして写真を撮りたいもの。

写真のプロになる気はないけど、写真を楽しんでいきたいとは思っている。もちろんコンパクトデジカメでバシバシ撮っていくのも楽しいけど、一枚一枚に気持ちを込めて、自分はもちろん、人に感動を与えるような写真が撮れるようになりたいなぁと思っている。D80は、年内には購入予定です。
2006年09月11日(月)_
SUNA Life4周年アンケート総括


2005年11月〜12月に実施した「SUNA Life4周年アンケート」について、SUNA Life更新者のスナとして感想などを書こうと思います。

まず、アンケートに対する総括の記事更新が遅れた事をお詫びします。仕事に忙殺される毎日だったとはいえ、今思えば、もっと気持ちをしっかりともっていれば早い段階で更新できたのではないかと思います。



アンケートの質問内容は「名前」、「閲覧頻度」、「住まいの地域」、「印象に残っている写真」、「感想や意見、要望など」の5項目でした。このうち、「閲覧頻度」に関しては先行して記事を書きました

自分が思っていたよりも頻繁に見てくれているようで、嬉しかったです。(もしかしたら、あまり見ない人はアンケートに答えてくれなかったから自然とそういう結果になったのかもしれませんが)



「住まいの地域」に関しては、意外にもスナの近所の方が多かったという点に驚きました。ランレポ等で出てくる地名がキーワードにヒットして、検索サイトからやってきた人がブックマークして見てくれるようになった、という感じなのでしょう。

やはり近くの方はサイクリストのようで、自分も走っているフィールドがランレポで出てきたりするところに興味があるようです。きっと、最初は自転車関係のキーワードなどで訪れてきたのでしょう。(自分も同じようなブログを見つけたら、楽しく読ませてもらうと思います)



「印象に残っている写真」については、任意回答項目だったこともあり、回答してくれた方は半分くらいでした。元々探してまで回答しようと思わなかった方もいましたが、「すべていい」や「たくさんありすぎ」等、嬉しい反面、結局どんな写真が印象に残ったのかわからなかった回答もありました。

気に入った写真がたくさんあるのは自分としても同じなのですが、こういったアンケートの場合、その全てを挙げることはできないとしても、どれか一つでも選んで、この写真のこういうところがいい、という感想がいただけたら嬉しかったです。

逆に、印象に残った写真を多数挙げてくれて、それぞれに丁寧に説明を添えてくださった方もいて、それはもう、涙が出るほど嬉しかったです。人それぞれ印象に残った写真が違っていて、更新者として興味深い結果を得られて嬉しかったです。



「感想や意見、要望など」は、一番回答者の気持ちが伝わってくる項目で、様々な感想や意見をいただき、とても嬉しく思っています。SUNA Life読者は、スナの知り合いとそれ以外に分かれますが、アンケートの回答をいただいた人はそれぞれ半々くらいでした。

意外にも初めて意見をくださった方が多くて驚きました。知らなかっただけで、見てくれていた人がこんなにいたのかと。そしてそれぞれどんなことを思っていたのか、よく伝わってきました。

自転車乗りの方の感想としてはランレポが楽しい、そして自転車乗りに限らず写真好きの方には写真がいいという嬉しい感想が多かったです。そして仕事が忙しいといつも愚痴っているからか、「体に気を付けてください」という気遣いも。



楽しいという意見だけでなく、文章に出てくる言い回しについての意見などもありました。例えば「今中大介」と呼び捨てで書いたこととか、「そいつら」という言い回しが気になったという内容でした。

これについては、自分なりの考えを示しておかないといけないと思います。まず、今中大介氏に対してフルネームでそのまま書いたことはありますが、これはいい意味でそのまま名前を書いたつもりでした。(それが読み手に伝わらなかったのは私のせいです)

ある程度有名な人になると、本人と話すときは「〜さん」と言うのは当然でも、Web上で記載する際には名前のままのことはよくあると思います。例えばランス・アームストロングの名前を挙げるとしても、「ランスさん」とはあまり書かないと思います。

私が(2004年Mt.富士ヒルクライムのレポート等で)「今中大介」と記載したのは、けなす意味で呼び捨てで書こうという気持ちではなく、先頭に「あの(有名な)」を付ける意味で書いていました。ただ、読む人によっては気分を悪くする方もいるということで、今後は気を付けたいと思います。

また、「そいつら」という言い回しに関しては、確かにWeb上で公開する文章としては不適切と思いますので、今後気を付けたいと思います(最近は使っていません)。

これは一緒に自転車を楽しむ先輩のランレポで使われていた影響(人に影響されやすい私に言い回しが移った)と、以前のランレポ等の内容は「読み物」ではなく、基本的に自分の感じたことをそのまま書き残す、備忘録的な意味合いで書いていたということも、そういった言い回しを使っていた一つの理由でした。

自分がそのとき何を感じたのか、それが他人にどう思われようと、とにかくそのままありのまま感じたことをすべて書き残そう、という勢いがあったため、今読み返してみるとひどい内容もあることは認識しています。

ただ、今のところ過去のランレポの言い回しを修正したりするつもりはありません。どうしても修正しないとまずい、というレベルではないと思います。多少言葉使いが悪いレポートがあっても、それもスナという人物の一部として受け入れてもらいたいです。もちろん、これからは気を付けます。



SUNA Lifeはスナの飾らない文章がいい、という感想もいただきましたが、これからも読み手に不快な気持ちを与えない程度に、自分の気持ちを素直に書いていこうと思います。

もちろん、書く内容は気分次第なので、象徴的に書いたり、改まった内容になったり、色々変化はすると思います。日々の出来事や仕事で忙しい等の愚痴、レポートや気になるアイテム等、これからも色々書いていくつもりです。

そして写真も、メール更新系以外では、基本的に1更新に1枚以上は写真を添えるスタイルも、続けていくつもりです。何か感じる写真がありましたら、ぜひとも感想をコメント等で伝えてもらいたいです。

11月頃、SUNA Life5周年アンケートを実施したいと思います。その際には、また様々な感想、意見、要望等いただけることを期待しています。また気に入った写真の応募もありますので、今から過去画像一覧などを見て探しておいてください。
2006年09月10日(日)_
2日続けて横浜


近況など。8月は夏休みがあったということもあり、残業時間的には大したことなかったけど、9月はまたやばそうな感じ。日付が変わる前に帰宅できた日がない。落ち着く日が訪れるのはいつだろうか。

土曜日は久しぶりにねもっちと横浜で飲んだ。沖縄の居酒屋やバーなど、とにかく2人ともおもいっきり飲んだ。色々語って飲んで歩いて、最後は色々大変だったけど、有意義な時間を過ごした。大学時代にいい思い出をつくれ、そしていい友達と出会えたことを幸せに思っています。

夜中にタクシーで帰り、飲み過ぎて気持ち悪い状態でベッドに倒れ込んだほどなので、日曜日は走りに出かける以前に二日酔いで気持ち悪くてぐったりしていた。でも夜にはだいぶマシになったので、横浜へ出かけた。

ヨドバシで話題のニコンD80の実物を触ってみたり、色々デジカメを物色。カタログもいくつかもらってきた。たぶん、半年以内に2台ほどデジカメを購入予定。もちろん、1台はD80。

ネットの記事で見かけてから気になっていたソニーのデジカメ用GPSユニット「GPS-CS1K」はかなりの人気らしく、とっくに売り切れて、おまけに次回入荷予定も未定らしい。売っていたら買おうと思っていたけど、しばらくお預け。



SUNA Lifeの話になるけど、去年実施したアンケートの結果総括に関する記事を書かないうちに、後1ヶ月くらいしたら早くも今年のアンケートを実施することになりそう。

閲覧頻度編だけは先行して書いたけど、さすがにアンケートに寄せられた貴重な意見に対するスナ本人の感想等を書かないと、今年のアンケートなど実施しても誰にも答えてもらえないだろう。

というわけで、近々2005年アンケートについての記事を書きます。
2006年09月03日(日)_
久しぶりにいつものコースを走る


この夏はグループラン、イベント、夏休みツーリング、耐久レースと続いていたため、普通の日帰りソロランは久しぶり。いつもの愛川ヤビツ湘南ランのコースを走った。

前日に夜更かししてしまったため、昼頃起床。出発は14時過ぎと、またもや遅めの出発となってしまった。まだ日が長めなので走りやすいけど、それでもさすがに最後はナイトランになる。サングラスは、最初からクリアレンズを装着していくことにした。

天気もよく気温もそこそこ高く、9月になったとはいえ、まだまだ夏を感じる。今年は全然走れてないので、去年と比べると脚や心拍を始めとする体の状態は衰えまくりということはわかっているが、それでも夏休みツーリングの後なので、少しは調子が上がってきている。



お馴染みの道を走って行くと、座間西中学校の手前に、一面のひまわり畑が広がっていた。立て看板を見ると、どうやら生徒が植えたものらしい。まるでツール・ド・フランスの中の風景のようだった。

本格的なカメラで写真を撮っているおじさんも一人いた。おれも止まって写真を撮ろうかなぁと思ったが、考えているうちに通り過ぎてしまった…。近いうちにまた来たら写真を撮ろうと思った。

そこから少し走ると、田んぼが広がる景色。いつきても心が和む。座架依橋を渡った先の一直線に延びる道のところで写真を撮ったり。中津川沿いのローカルな道も、気分よく走れる。



才戸橋を渡った後、気分で激坂の方へ。距離は短いけど、30%くらいある激坂だ。34x25Tまで落としてダンシングしてようやく上りきる。中津川の川原では、バーベキューを楽しんでいる人々がたくさんいた。まだまだ夏だ。

竹林の雰囲気がいい近藤坂を上り、裏道をのんびりと走っていく。そして水道坂。70km/h近いスピード感は、いつ味わっても爽快で楽しい。ここは下りきった後の路面が荒れていたが、いつの間にか舗装工事をしたようで、きれいになっていた。これは嬉しい。



田代のサークルKで休憩。ヘッドバンドを絞ると汗がドバドバ出てくるほど。夏はまだまだ続きそうだ。軽く補給を済ませて出発。R412からは上りエリアに入る。以前走ったときより、だいぶ脚に余裕をもって上り切れた。夏休みツーリングのおかげだろう。

宮ヶ瀬湖沿いを走り、ヤビツへと続く県道70号に入ってすぐ、補給食を食べるために止まっていると、反対側からロードの走行音。気が付いて顔を上げると見覚えのあるロードが。走り屋さんだった。声をかけたけど気付かなかったようでそのまま行ってしまった。もうヤビツを上ってきたんだなぁ。

今回はひたすらマイペースではなく、前半はペースを抑え、札掛からペースを上げることにした。序盤は川沿いを走り、景色を楽しみつつアップダウンをこなしていく。ところどころにあるキャンプ場では、家族連れなどが夏の終わりを楽しんでいた。

札掛からは気合いを入れてペースアップ。いきなり脚がきつくなって、やめたくなってきた。しかし自転車乗りの精神で乗り切る。最後はダンシングでスパートしてヤビツ峠に到着。



車につかまりつつも、峠のダウンヒルを楽しみながらR246まで下った。県道71号は例によって途中から裏道へ。冬ならもう真っ暗な時間だが、まだ日が長くライトなしで走れるのが嬉しい。街灯がない道なので、日が沈むと走りにくいのだ。

いつもなら、R1のサンクスで休憩するところだが、その前にドリンクがきれてしまったので、急遽県道71号沿いのサンクスへピットイン。ここにいた女性の店員さん、どこか別のコンビニで見た事あるような気がした。別人かもしれないけど。

R1を走る頃には、もう真っ暗。途中から渋滞。自転車とバイクだけがスムーズに進める。R134に入ると、相変わらずの大渋滞。数百台の車の横をスイスイ進んでいく。だいぶ脚が疲れていたけど、追い風のおかげである程度のペースを保てた。

江ノ島からはR467と境川CRで北上。境川CRは真っ暗な上に虫がぶつかってきたりして、やや走りづらかった。冬になると虫が減ってマシになるかも。そして20時22分帰宅。

いつも同じようなコースを走って飽きない? と思われるかもしれないけど、変化に富んで走りやすい道をうまくつないでいるので、何度走っても楽しい。山、海、川、峠、平地、豊富な補給ポイント、車の少ない道、季節を感じる景色、まだまだ改良の余地があるかもしれないけど、現時点でもなかなかいいコースだと思う。


走行日:2006/09/03
出発:14:07 帰宅:20:22
走行距離:119.4km
走行時間:5h 17m 16s
平均速度:22.7km/h
最高速度:69.9km/h
上昇距離:1040m
温度(最低/平均/最高):21℃/26℃/36℃
積算距離:14929km(ロード)

2006年09月02日(土)_
知らない方がいいときもある


筑波8耐でのこぼれ話。いつものようにS720iにて走行データをとるつもりだったけど、当日、HRトランスミッターが見つからなかった。袋の中に入れておいたはずだが、その袋の中をいくらさがしても、それ以外の場所をくまなく探したが、結局見つからなかった。

そんなわけで、筑波8耐ではHRMなしで走った。距離とスピードのデータは得られたけど、心拍や高低差、ケイデンスなどのデータが記録できなかった。(標高とかケイデンスは心拍と連動しているのか、心拍データの入力がないと記録されない模様)

HRがわかれば、体の状態を把握できるので走り方や走る距離(周回)を考える材料になる。しかし、わからなければ感覚を頼りに思いっきり走るだけだ。いつもならチラチラとS720iに目をやっていたと思うけど、今回は走りに専念できた。

最初の走行順番のとき、まわりにいい列車がなかったので、最初の2周は単独で走っていた。モロに風を受けながら全力で走り続けた。いきなり高負荷な運動をしたものだから、交代後に体の具合が悪くなった。腹痛や息切れは収まらないし、とても走る気力が沸いてこなかった。

次の順番のときにはだいぶマシになっていたが、それでもずいぶん長い間体調が悪くなった。ツーリングでもヒルクライムレースでも、力をセーブして走る。それがサーキットで絶え間なく高出力で走ったものだから、体がビックリしてしまったようだ。

その後は体調も回復し、純粋に耐久レースを楽しむ事ができた。最終走者で30分走り続けることになったが、自分でも不思議なくらい、全力に近いペースで走り続けることができた。とても爽快だった。

思うに、もしHRがわかっていたら、途中でげんなりして速度を落としてしまったのではないか。恐らく、HRは最大の195に近かったことだろう。数値にとらわれずに走ったことで、思いっきり走り続けることができたのかもしれない。

不思議な事に、帰宅後に荷物を整理していたところ、あれだけ探して見つからなかった袋の中から、ポロッとHRトランスミッターが出てきたのだ。何か運命のようなものを感じた。筑波8耐ではHRを気にせず走れ、という自転車の神のいたずら…いやアドバイスだったのだろうか。
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