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スナの自由気ままな画像付き日記
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2004年09月29日(水)_
台風一過の澄んだ空を今はちょっと見るだけ


台風一過で、夕方あたりからすごい気持ちのいい空が広がった。仕事をしているオフィスは高層階にあるので、眺めは抜群。珍しく、遠くまで澄んで見渡せる。空と街と遠くまで広がる景色に、一瞬魅入ってしまった。

できることなら、30分くらいぼ〜っと眺めていたい。しかし、それは無理。トイレに行くときくらいしかその景色を楽しめなかった。学生の頃なら、迷わず外に飛び出して、日が暮れるまで写真を撮りまくっていただろう。それほどいい空だった。

写真家ではない。遊びに来ているわけでもない。仕事をしに来ている。それはわかっているのだが、心の奥底から写真好きの血が騒いでいて、それを抑えるのが大変だった。

台風が都会の汚れた空気を吹き飛ばした後の空というのは、そう頻繁に見れるものではない。忙しく大変な仕事を、一瞬でも忘れさせてくれただけでもよかったのかもしれない。

冬は、空気が澄んでくる。冷たい空気が体を冷やし、夏のように汗だくになることもない。今年の冬も、澄んだ空気を吸いながら、真っ青な空の下、自然の中へと走って行きたい。
2004年09月26日(日)_
Mt.富士ヒルクライム2004


スタートが早いために、3時半起床でおにぎりを食べ、まだ真っ暗な中、駐車場へ向かった。小雨が降り、霧が辺りに立ち籠める。そんな中、自転車を組み立て、着替えて準備運動。

会場へ向かうと、やはりすごい数の人。荷物を預けると、トイレへ。トイレはかなりの行列で、これは来年はなんとかしてもらいたいところ。とりあえずうちらはまだ早い方だったからよかった。

スタート待ちの整列をしていると、寒さで凍えてきた。元々標高が高い上に雨が降ったり止んだりの曇り空。しかも朝の7時前。アームウォーマーとレッグウォーマーを着けていても寒かった。

前日のトークショーでは、今中大介さんが40歳クラスで出走すると言っていたので、楽しみだ。うちらより遅いスタートなので、走っているうちに抜かれることになるだろう。そのとき一緒に走れる。それにしても、40歳とは思えないほど若々しい人だ。

いよいよスタートとなると、まずは軽めのギアで回していく。最初の数キロはタイム計測外なので、あまり気張る事もない。でも、少しずつ前の方へと移動していった。

そしていよいよスタートの料金所をくぐる。ギアは39X27Tでケイデンス重視で回していく。日頃のペダリング練習の成果を発揮するときだ。ちなみに、今回のレースでは平均ケイデンス92だった。なかなかいい感じで回せた。

どしゃぶりではないが、雨が降ってきて、視界が悪い。霧の中から次々と選手達が現れる。先行スタートのMTBクラスの人たちをどんどん抜いていく。本当は晴れて欲しいが、霧の中のレースというのもおもしろい。そういえば美ヶ原もこんな感じだったなぁ。

一緒に参加した忍者麺、走り屋さんより先行していたが、スタートして5kmくらいのところで忍者麺に抜かれた。やはり来たか!! 必死に追いつこうとがんばるが、忍者麺に付いていくことができなかった。彼はどんどん小さくなって行き、ゴールまで姿を見る事はなかった。

ヒルクライムレースは、自分との戦いだ。しかし、大勢で走っていると、一人では出せない力を発揮することができる。ちょうどいいペースの人を見つけて後ろに付いて、なるべく省エネしながら上っていった。

遅い人を抜きつつ、早い人に抜かれる。ここらへんはどのレースでも同じだ。半分以上上ってきた辺りで、レインジャケットを着ている人がちょうどいいペースなのでしばらく後ろに付いて一緒に走っていた。

しばらくして、後ろからやけに豪快なホイール音が聞こえてきた。早い人がやって来たっぽい。後ろから来て抜かれ際に並んだその人をチラリと横目で見る。intermaxのジャージ……今中大介さんだった!!

ゼッケン1番。しかも赤ゼッケン。うぉ〜今中さんだ〜と嬉しくなり、少しでも一緒に走ろうと列に加わる。今中さんの後ろには赤玉ジャージが一人付いてきていただけで、意外にも他に誰もいなかった。予想では集団を引き連れてやって来ると思っていたのだが。

おれの前にいたレインジャケットも同じような気持ちだったのか、赤玉ジャージの後ろにつき、しばらく今中さん先頭で4人で走って行く。あの今中大介さんと一緒に走っている。この大会に参加してよかったと心から思った。

今中さんのペースはおれには速かった。前のレインジャケットがちぎれ始めた。今中さんが先に行ってしまう。しかし、おれも追いかける余力がない。あのペースにはついて行けない。残念だが、今中トレインは終了だ。

おれにはついて行けないペースだったが、今中さんはニコニコしながら余裕の走りだった。きっと本気は出していないのだろう。インターマックス代表として多忙な日々を送っているというのに、毎日50km走っているというからすごい人だ。

その後残り5kmくらいで太鼓の音が聞こえてきた。これが闘争心をかき立てててくれる。しかし心に反して体はだいぶ疲労していてペースアップはできない。ここまで少々オーバーペースで来てしまった。

山岳賞区間では勾配がきつくなり、すでにヘロヘロなのに追い打ちをかけられる。山岳賞タイムなどどうでもいいという感じだった。最後の方は平坦になり、一気に加速。ファンライドDVDで今中さんが言っていたとおり、40km/hは出た。

そしてラストの上り。ここも勾配がきつくなり、皆ペースが落ちる。おれの他に2人ほど同じようなペースの人がいて、3人でラストスパートバトルになった。

もう足が動かないし攣りそうだが、最後の力を振り絞り、捨て身のダンシングで上っていく。これは本当にきつかった。いつ足が攣ってもおかしくない。しかし全力を出し切らなければ意味がない。

ゴール手前でついにシートに腰を下ろした。もう限界だった。左にいた人に抜かれた。しかし、その人も限界っぽくてスピードに切れがない。そこで最後の最後の力を出し、シッティングでグイグイ前に出ると、そこにいた3人の中では最初にゴールできた。とりあえず満足。

タイムは1時間19分06秒で、種目別順位は89位(/313)、男子総合では279位(/1616)だった。忍者麺は1時間15分13秒、走り屋さんは1時間23分28秒。3人の中では1位:忍者麺、2位:スナ(+3'53")、3位:走り屋さん(+8'15")という結果だった。

美ヶ原では足を攣っておれから大きく遅れた忍者麺が、見事に復活した。1週間前に一緒に走ったときにすでにそれを感じていたのだが、やはり彼は速かった。約4分も差を付けられてしまった。でも、強いライバルがいた方がやる気がでるので彼の存在はとても大切だ。

下りは集団でスピードコントロールされて下るので、1時間20分ほどで上ったコースを1時間もかけて下ることになった。寒くて寒くて死にそうだった。あまりにも長いので、永遠に下り坂が続くような感覚になった。ずっとブレーキを握っていたので最後は手が痛くなって握力がなくなってくるし、ほんとに辛かった。ある意味上りよりきつかったかも。

それでも、下り対策に完全防寒着を用意してきただけマシか。上半身はおかげでだいぶ暖かかったけど、せっかくもってきたウィンドブレークタイツを履かなかったのが失敗だった。あれを履いていたら完璧だったんだけど。

今回の大会は、第1回にしてはすごくうまく運営されていて、かなり満足のいくヒルクライムレースだった。是非来年も参加したい。評判が相当よかったので、乗鞍みたいに申込み開始日に速攻締め切りとかにならなければいいんだけど…。写真や詳しいレポートはROOM SUNAのランレポにて(作成中)。
2004年09月25日(土)_
Mt.富士ヒルクライム前日


『時空の路ヒルクライムin会津』、『ツール・ド・美ヶ原』に続く、今年3度目(今年からヒルクラレースを始めたので今年というか生まれて3度目)のヒルクライムレース『Mt.富士ヒルクライム』に参加すべく、前日に富士山の麓へ。

前日は選手受付とゲストトークショーなどがあった。受付の際に参加記念品などをもらったのだが、これがけっこう使えそうな肩掛けバッグで、大会の規模を感じた。さすがに参加費8000円と高いだけある。

会場にはけっこういろんなショップやメーカーのブースがあり、いろんな物を売っていた。各メーカーの最高級モデルなんかが展示してあり、間近で見たり触ったりできてよかった。

雑誌やWebで数字として見ていた最高級軽量モデルの重量「6.8kg」という感覚を、初めて実感した。キヤノンデールの"six13"やSCOTTの"CR1 Team Issue"など、持ってみると「これが自転車か?」と思うほど軽かった。あの軽さでプロがレースで使えるほど剛性がしっかりしているからすごい。

SCOTTブースの前で、スタッフの人とちょっと話してみた。その人もこのCR1に乗っているそうで、特徴や乗り味などの話を聞いていると、やっぱりいいバイクなんだなぁと感心した。元々良さそうだなぁと注目していたメーカーだったので、性能の高さに裏付けができた感じだ。

ちなみに、このSCOTTの"CR1 Team Issue"、完成車で\787,500という超高級車。フレームセットは\282,450なので、フレーム買いならまだ現実味があるかも。(一般人からしたらそれでも信じられない値段かもしれないけど…)

いろんなブースを回っていたら、インターマックスブースに今中大介がいつの間にか現れていた。普通に一般人に紛れていて、一瞬気付かなかった。すごい人なのにオーラを感じず、すごく身近な存在に感じられるのが、あの人のいい所だ。

先ほどまではなかった所にインターマックスの赤い"ZEST"が置いてあったので、恐らく今中が普段乗っている実車と思われる。S720iやパワーキット、シグマのメーター台座などが装備されているところからも、普通の展示車でないことが分かる。

会場の富士北麓公園の駐車場には、SUBARUの黄色いMAVICカーがあった。明日はパンクしてもMAVICがサポートしてくれるのだろうか(そんなわけないか…)。近くに小さなテントがあり、一応MAVICのブースのようだったが、特に何もなかった。とりあえず05年のパンフはもらえた。

出店の焼きそばを公園のベンチで食べていたら、急に強い雨が降ってきて、車に避難した。昼までは気持ちのいい青空が広がっていたのだが、急に天候が変わってきた。この後、ずっと降ったり止んだりの天気だった。

雨が落ち着いてきた午後3時半に、この日一番の見所、ゲストトークショーが開かれた。普段見る事のないプロ選手がゾロゾロと出てきて、一気に気持ちが高まった。

雑誌やWeb、ファンライドのDVDなどでしか見た事のなかった有名プロ選手達が、すぐ目の前にいる。トークも楽しかった。特に、チームの無線で何をしゃべっているかという話が一番おもしろかった。やっぱり、福島康司選手はおもしろい。

福島康司選手のハーモニカ演奏(今日の写真)の後、アテネオリンピック女子ロード代表の唐見実世子とのジャンケン大会。ここで忍者麺がSCOTTの携帯ポンプをゲットしていた。(翌日早速使う事になるとは、このとき思いもしなかっただろう…)

楽しい時間はあっという間に過ぎていくもので、いつの間にか1時間が経過し、すべてのショーは終わった。その後会場を後にして、ホテルに向かった。

ホテルは急いで適当に決めたので、なんとなく不満の残るホテルだった。最初は感じがよく、夕飯などもかなり豪勢だったのだが、「サービス料」と称して予約したときに教えられた値段より10%以上高い料金を請求された。最初から「払うべき料金」を教えてくれればいいのに、なんだか詐欺にあったような気分だ。

料金を部屋までとりにきたおばあちゃんの対応がかなり気にくわなかったので、それまでのいい印象が台無し。いっきに冷めてしまった。そんな感じで、来年は同じホテルは絶対泊まらないと固く誓ったのであった。

客にそんな事を思われるような対応は、宿泊のサービス業としては致命的だと思う。会津や美ヶ原のときなど、「来年も是非ここに泊まりたいなぁ」と心から感じたものだが、やはり泊まる宿はちゃんと選ぶべきだなぁと思った。

明日はスタートが7:10で、整列は6時から。駐車場への移動と準備、ウォーミングアップなどを考えて、3時半起床をすることに。早っ。久しぶりに、日付が変わる前に寝た。明日は存分に楽しみたいところだ。
2004年09月24日(金)_
いよいよ今週末は富士山ヒルクライム


申込みをした時はまだまだずいぶん先の事のような感じがしたが、なんだかんだで、もう今週末は『Mt.富士ヒルクラム』だ。天気が心配だけど、みんなで楽しめたらいいな。

富士スバルラインを上るこのヒルクライムレースは、25kmで約1270mアップ。記念すべき第1回大会ということだが、初回とは思えないほどしっかりした準備。

まず、レースの案内状が他のレースとは明らかに違って、よくできている。会場周辺地図や当日の整列場所や駐車場など、すべて詳細な地図と共に記載されている。

それから、参加を表明している有名選手の顔ぶれもすさまじい。あの今中大介を始め、キナンCCDの橋川健、ブリヂストン・アンカーの福島康司・福島晋一兄弟、愛三の別府匠、ミヤタ・スバルの真鍋和幸、アテネ五輪女子ロードレース代表選手の唐見実世子など、一般サイクリスト向けのヒルクライムレースとは思えないほどの顔ぶれ。

プロ選手に並ぶほど有名なアマ選手も参戦する。今年はパンクで残念ながらリタイヤしてしまったが、乗鞍連続優勝経験を持つ村山利男は、今年の乗鞍のリベンジという感じか。

まぁ、こういった有名選手はアスリートクラスなので一番最初にスタートし、おれがコース上で見る事はないだろうけど…。プロには最後尾スタートでガンガン抜いていく感じの展開の方が盛り上がっていいんだけど。

とりあえず、自分の目標は1時間半以内のゴール。そして一緒に参戦する忍者麺や走り屋さんに勝つ事。前一緒に走った感じだと、忍者麺の怪物っぷりが復活していたので、かなり驚異になるだろう。

まぁ、結果がどうであれ、この手のレースは、楽しんだ者勝ち。とにかく楽しんで来ようと思う。もうこの時期の富士山五合目は相当寒いようなので、しっかりと防寒対策をして行こう。雨、ほんとに降らないといいんだけど。
2004年09月22日(水)_
健康診断後に風邪


超過勤務者対象の健康診断を受けに行った。夏までに残業時間が多かった為、おれも対象になった。午前中に診断を受けて、午後から通常の勤務という感じ。

やはり職業柄、目の検査に力を入れている内容だった。体重や身長などの普通のデータに加え、握力や反応速度などの検査など、色々な計測をして、1時間くらいかかった。

意外にきつかったのが、30秒間ひたすら人差し指でボタンを連打する計測で、これが後半やたらきつくなった。右手はまだ利き腕だからいいのだが、左手は最後ほとんど手が動かなくなるほどきつかった。

目の詳細な写真を撮る為の機材は、片目ずつ、強烈なフラッシュを浴びせられる。あまりに強烈な光りをモロにくらうので、10分くらい光の円の残像がとれなかった。

久しぶりに採血をして、血をビーカー3本分抜かれた。睡眠不足が続いていたからだと思うが、血を抜かれた事も手伝ってか、午後から頭が痛くなった。

そして、まともに仕事にならないくらい体調が悪くなってきて、早めに帰らせてもらった。といっても定時よりは遅いけど。抵抗力が下がっている所に、電車の中で風邪を移された可能性が高い。

幸い、明日は祝日。助かった。普通の平日だったら、仕事を休んでいたに違いない。とにかく明日は安静にしていよう。前回の美ヶ原の直前にも、睡眠不足から体調を崩してしまった。こんな事がレース前の定番になってほしくないものだ。
2004年09月20日(月)_
旅は、トラブルがある方が楽しい


前日はランがあったので、3連休の真ん中の今日、昼過ぎまでゆっくりと寝た。ノロノロと起きて一通りの事を済ますと、外へ出かけた。今日も晴れていて、走っていたら気持ちよさそうだなぁなんて思ったが、とにかく今の自分には休養が必要だった。

今月は20日が祝日なので、20日発売の雑誌が18日に発売される。サイスポなどの自転車雑誌を買い、久しぶりに古本屋などに寄って、掘り出し物などがないかなぁなんて思いながら探してみたけど、残念ながら一つもなかった。

帰宅するとネモッチから不在着信の履歴あり。電話してみると、今日飲もうという内容。この連休は予定を入れていなかったけど、なんだかんだでいい感じにうまく臨時の予定が決まっていくようだ。

前回と同様、地元に来てもらい、駅周辺の飲み屋へ。約1ヶ月ぶり。お互い夏休みの旅の話を始め、色々語った。ネモッチのこの夏の北海道バイクツーリングの話は、初日の苦労〜偶然〜最後はうまくいった!!〜的な話が、まるでマンガの話のようでおもしろかった。

やはり、旅は、すべて予定していた通りに、何のトラブルもなく、嫌な思い一つせずに物事が運ぶより、そのときは大変でも、いくつかトラブルがあった方が思い出に残るし、いい経験になるし、いい話のネタになる。

そのとき辛いほど、大変なほど、きついほど、驚くほど、絶望を感じたほど、より印象的に記憶に残る。あえてそんな事が起きて欲しいとは思わないが、ある程度は試練みたいな感じでちょこっと起きた方が、後々の事を考えると楽しいような気がする。
2004年09月19日(日)_
お勧めコースをグループで走る - 2


宮ヶ瀬湖のビジターセンターのあたりの店で食事を食べ、自販機で水分補給をすることにした。まずは宮ヶ瀬湖まで上り、虹の大橋を渡ってビジターセンターへ。

今までここは通過していたので、何気に始めて立ち寄る。色々な店があって、それなりに人もいた。何か食べるところはないかと探しながら歩いていると、「びんずる」というログハウスのレストラン(?)があったので、ここで食べることにした。

かなりオープンな感じで、外のテーブル席はキャンプ場のような雰囲気。3人ともレーパンレージャーだけど、気軽に食べに寄れる感じなのがいい。他に客がいなかったので気楽だったけど、いてもここは入りやすそうだ。

メニューもかなり多彩で、どれもおいしそうだった。忍者麺は「びんずるライス」、走り屋さんは「スパゲッティ」、おれは「スタミナ焼き+Aセット(ごはんやみそ汁)」を注文。

出てくる料理は、どれもおいしそうで、実際に皆おいしいと言っていた。外の風を感じながら、おいしい料理を食べて、談笑。かなり居心地がよかったので、かなりゆっくりしてしまった。

料理を食べる前にデジカメで写真を撮っていたら、「宣伝してくださいよ、宮ヶ瀬で一番おいしい料理を出す店と」とおじさんが言っていた。実際、ここはかなりお勧めできる。宮ヶ瀬湖で休憩する際にはまた利用したいと思った。

びんずるを出ると、ビジターセンターでトイレを借り、その後自販機コーナーで水分補給。微妙に高くなっていて1本130円だった。走り屋さんは500mlのアクエリアスがあったのに気付かず、小さいボトルを買って「失敗した〜」と言っていた。

そしていよいよ、今日のランのハイライト、ヤビツ峠へ。秦野側からは蓑毛の激坂などがあるが、宮ヶ瀬側からは緩い勾配で秦野側より長い距離でジワジワと上っていく。こちらの方が来週の富士山ヒルクライムのコースに近い。

いきなり強い向かい風が吹いていて、上りできついのに尚更きつい。「風が強いね」と後ろの忍者麺に言うと「風なんかないじゃん」とか言っていた。そりゃおれが先頭で風よけになっているからね……。

アップダウンを繰り返しながら、少しずつ高度を上げていく。上りだけど勾配がさほどきつくないので、けっこういいペースで先頭を引いていった。忍者麺と走り屋さんなら、このペースでも問題なく付いてこれる。

宮ヶ瀬湖からヤビツ峠まで約20kmで、15kmほどおれが先頭で2人を引っ張っていき、札掛の辺りで橋を渡った辺りで自然とフリーになった。ヒルクライムは人の後ろについて上るとかなり力をセーブできるので、2人にはかなりアシストできたはず。

ここで忍者麺が元気よく飛び出していき、おれと走り屋さんは付いていけない。海老名からここまで約40kmひたすら先頭を引いていたので、おれもかなり疲労が溜まり、いっぱいいっぱいだ。

少し走り屋さんの後ろに付いたが、走り屋さんもいっぱいいっぱいの様子で、速度が上がらない。走り屋さんは上半身に余計な力が入っているように見えた。HRは190近くまで上がっているらしく(このときおれは170くらい)、心肺機能の強化が必要だなと言っていた。

しばらく走っていくと、ようやく前に忍者麺が見えてきた。2人見えたので、前を走るサイクリストに合流したのかな? と思った。近づいてみると、3人だった。そして、忍者麺はその中にいなかった。

どうやら全く別のグループに追いついたようで、忍者麺は先に行っているようだ。その3人組みは全員ロードで、女性が1人いた。ペースはかなりゆっくりで、どうやら女性のペースに男2人が合わせているようだった。

挨拶をして3人を抜き、そのまま少しペースを上げると、走り屋さんはもう付いてきていなかった。忍者麺に追いつけるかどうかわからなかったけど、とりあえずがんばってペースを上げてみた。

しかし、どこまで上っても忍者麺の後ろ姿は見えてこなかった。ものすごい大逃げだ。湧き水の手前あたりのきつい勾配区間を必死のダンシングでクリアすると、湧き水の所で忍者麺のロードが停めてあった。

空になったボトルに湧き水を入れて息を整えていると、走り屋さんもやって来た。忍者麺は「途中から調子がよくなってきた」と言っていた。この走りで、確信した。来週の富士山では彼がかなり驚異になると。

前回の美ヶ原で彼は予想に反して走りにきれがなく、前半の激坂では押して、足を攣りながら、おれから10分も遅れてゴールした。今までの彼を知っているだけに、あの走りには失望したものだ。

しかし、今回は違う。もう彼はおれと互角以上の走りができるようになっている。以前の怪物のような走りが復活している。これはおもしろくなりそうだ。

湧き水を出発するとき、すでに辺りは薄暗くなっていた。ヤビツ峠を下る頃にはかなり暗くなっているだろう。先ほどの3人組みは、もっと暗いときに峠を下ることになる。この時間に走っているのだからライトは持っているのだろうが、ちょっと心配だ。

峠まで残り約1km。ここから忍者麺が先頭をとって走り出した。かなりペースが速く、付いていくのがやっと。ちぎれたらもう追いつけないので、必死に食らいつく。途中で走り屋さんは脱落。

最後の200mくらいでメーターを見ると、27km/h以上で上っていた。やや勾配がゆるい場所とはいえ、平地のような速度だ。残り50mくらいでギアを上げ、ダンシングで必死のスパート。忍者麺をまくって先頭へ。そのまま峠へ。

秦野側への下りの途中、薄暗くなった街に光りが灯っている光景がきれいだった。そこで、菜の花台展望台へ寄る事にした。ここからの夕景は久しぶり。いつの間にかゴルフ場ができていることに気付いた。

展望台を出発するときはさらに暗くなっていて、もうライトを点けていても路面がまともに見えない。それでも、ガンガン下って行った。途中、ほんとに真っ暗の区間があり、先行していた原付を先導車にして道を照らしてもらった。

路面が荒れていのにそれがまったく見えないのがかなり恐かったが、なんとか荒れている区間をクリアし、後は蓑毛の下りなどをガンガン下るだけとなった。

しかし、前にやたら遅い車が走っていたので、車2台、原付と一緒に仲良くトロトロ下ることになった。せっかく飛ばせる場所なのにブレーキをかけまくって下るのがもったいなかったが、無理すると事故っていたかもしれないので、まぁここは安全運転でよしとしよう。

R246の名古木交差点で忍者麺を待つと、それからしばらく雑談など。忍者麺のブレーキは全然効かないそうで、そんなブレーキでは下りで速度を出せないのも当然だなと思った。整備したり交換する必要があるだろう。

善波の坂を上ると、後は下りと平地。追い風気味だったので、楽にスピードが出た。伊勢原に着くと、30分くらい道ばたで談笑してから忍者麺と別れた。

そこからは走り屋さんが先頭で走って行った。いきなりすごいスピードで走り出し、ちぎれそうになった。まだまだあんなにパワーが残っていることに感心した。回復力が強いのだろうか。

水引交差点からはR246を走ることになり、ここからまたおれが先頭で走って行った。交通量が多いが、一応路側帯があるし流れもあるので厚木街道で帰るよりか、幾分か走りやすい。

新相模大橋で相模川を渡った先の交差点で走り屋さんと別れると、R246と裏道のいつものルートで家に向かう。最後の方はかなり足が限界っぽかったが、出せるだけの力で走って行った。20:18帰宅。


今回のランは、以前発掘した走りやすい道、景色のいい道などの裏道を組み合わせ、グループで初めて走った。一緒に走った2人からは好評だったので、一定の評価が得られたと思う。

一人で走るならともかく、複数人数で一緒に走るなら、なるべく走りやすく、かつ飽きのこない景色があるコースが望ましい。どこにでもそういった道があるならいいのだが、残念ながら地元にはそういった道がほとんどない。

でも、探せばそれなりの道はいくつかある。それぞれが短くても、それらをつなぎ合わせて行けば、けっこう楽しい、かつ安全な道ができあがる。今回のコースは、一部そのような形になった。

車が少ない、道幅が広い、景色がいい、静か、雰囲気がいい、楽しい坂がある、他の道との連携がしやすい、などなど色々要素があるが、これらの要素をなるべく多く含んだ道を、これからも発掘して、そして皆と一緒に走って楽しみたいと思う。


出発:12:12 帰宅:20:18
走行距離:106km
走行時間:4h 47m 44s
平均速度:23.1km/h
最高速度:73.8km/h
上昇距離:1370m
積算距離:6560km(ロード)
カロリー消費量:1980kcal
身長/体重:178cm/54.4kg
体脂肪率:11.5%

2004年09月18日(土)_
お勧めコースをグループで走る - 1


3連休の初日、忍者麺、走り屋さんと一緒に3人で走った。この連休は特に予定を入れていなかったので、走りに行ったり、充分睡眠をとって休んだり、ランレポを書いたり買い物したり、まったり過ごすつもりだった。

忍者麺が当日こちらに帰ってきてから一緒に走りに行くので、午後出発ということになった。これはおれにもちょうどよく、いつもより睡眠をとることができた。

平日は毎日4時間睡眠なので、休日にしっかり寝ないと体が保たない。夜更かしして6時間睡眠だったが、これが午前出発とかだったらたぶん起きれなかっただろう。

結構急に決まったランなので、コースはあまり考えていなかった。でも、海老名集合ということになったので、この前雨で中止になったランのコースにヤビツ峠をプラスしたコースにした。それなりに上りがあるので、1週間後の富士山ヒルクライムの練習になるだろう。

13時に海老名駅集合なので、12時過ぎに出発した。海老名駅までは10kmほどと距離が短いので、時間的には余裕。集合前に疲れるなんてことがないよう、流しながら走って行った。

久しぶりに厚木街道を走ったが、相変わらず道幅が狭くて交通量が多くて走りにくい。ここを走るときは、大抵長距離走った後のナイトランなので、微妙なアップダウンが連続するこの道にはきついイメージがある。けど、今は走り始めだし明るいので、余裕だ。

距離は大したことないのだが、強い向かい風が吹いていて、かなり押さえつけられる。無理せずに軽めのギアで回しながら走って行った。今日は風の強いランになりそうだ。

12時40分頃、かなり早めに海老名駅に到着。海老名駅周辺は開発が進んでいて、見違えるように変わっていた。ビナウォークとかいうショッピングモールができたとか話に聞いていたが、ここまで変わっているとは。

駅前のバス停付近に腰掛けて待っていたら、13時ちょうどに忍者麺がやって来た。彼はボトルはあるけど飲み物をまだ用意していないというので、まずは近くのセブンに行く事にした。

セブンで補給していると、走り屋さんから電話があった。当初、走り屋さんは車をとりに行く用事が夕方からあるとかで、参加できないかと思っていたが、なんとか午前中に用事を済ませて合流できる様子。

少し遅れるというので、しばらくセブンで談笑しながらまったりしていた。そして再び走り屋さんから電話があり、海老名駅に着いたとのこと。思っていたより早かった。

海老名駅に走り屋さんを迎えに行き、走り屋さんも補給が必要だというので、またセブンに戻って補給した。走り屋さんは最近S720iを買ったので、ハンドル周りがおれとほとんど同じになっていておもしろかった。

セブンを出発すると、まずは線路沿いに走り出し、突き当たりを左折して、この道をひたすら北上した。この辺りの地図を頭の中に入れておいて、それを思い出しながら走っていくつもりだったけど、適当に走っていたら当初考えていた道とは別のルートを走っていた。

当初は裏道っぽい道を走るつもりだったが、普通の県道を走っている。こちらはこちらでわかりやすいので、このまま走っていく。R246の下をくぐり、小田急線沿いに走っていく。

座間駅前を通り、県道42号線とぶつかると、知っている道になった。ここからはお気に入りコースが始まる。しばらく走って県道を外れて細い道に入る。

鳩川を渡ったところにある中学校では、運動会が開かれていた。高校で運動会というものがなかったので(体育祭とかいうのがあったけど、ちょっと違う)、こういう運動会の雰囲気とか光景がとても懐かしかった。そう言えば、もうそんな時期だなぁと思った。

中学校を過ぎると、畑の中に続くローカルな道になった。ここはかなり気に入っている道。車もあまり通らず、グループでまったり走るにはちょうどよい。さらに景色も開けていて気持ちがいい。

7月にここを走ったときは背の低い緑色の稲が一面に広がっていたが、今は収穫の時期らしく、すでに半分ほど刈り取られていて、干されていた。田んぼに水はなく、干からびていて地割れまであった。

夜ランをしていても思うが、同じ道でも、定期的に走ると少しずつ変化があっておもしろい。特に季節によって姿が変わっていく様は、四季を感じられていい。

田んぼの中に続く道を走って県道に出ると、座架依橋で相模川を渡る。相変わらずこの道は海方面から強風が吹いてくる。風に押し倒されないようにハンドルをしっかり押さえる。

座架依橋を渡ったところからの、田んぼの中に続く1本の道が眺められるスポットで止まる。今回はこういったおれが気に入っている道やスポットを巡るルートなので、要所要所で止まって写真を撮ったりしていく。

先ほどの田んぼの中の道やこの眺めなども、2人にはけっこう好評のようで、まずまずの出だしだ。

R129を渡ると、細い裏道へ。住宅地の中のローカルな道を進み、急な坂を一気に下る。そして再び田んぼの中に続く道へ。ここらも車がほとんど通らず、道幅はしっかりあるので、グループで走るのにもってこい。今までは一人で走っていたが、やっとグループでこの道を走る事が実現した。

才戸橋で中津川を渡り、対岸の道へ。ここからの中津川沿いの道がこれまた景色がよく、車もあまり通らないので、お気に入り。忍者麺はこの道を知っていた。やはりこの辺りの道はよく通っていただけありますな…。

八菅橋で再び中津川を渡る。この辺りは2年前と3年前にサークルでバーベキューをやった場所。懐かしい。連休だというのに、川原にはあまりバーベキューをやっている人がいなかった。

橋を渡ると川沿いに曲がって、ここからは距離は短いけど、ちょっとしたサイクリングロードみたいな道が続く。ここも景色がいいし走りやすいのでお気に入り。2人も気に入ったようだ。

走り屋さんは「こんな近くにこんないい道があったのか」と言っていた。そう、今日のルートは、おれが今年発掘した、そういう道をつなげたコースなのだ。

この道で走りながら動画を撮って、2人が走っている様子をいろんなアングルで撮影した、けっこうおもしろい動画が撮れた。でも、忍者麺に盗撮とか言われて、それが全部録音されているので微妙な動画になった。

その後右の道に折れて、そこから雰囲気のいい竹林の間を通る近藤坂へ。坂を登り切ると、すぐ細い道へ入って、住宅街の裏道へ。生活感漂う静かな道で、ときおり中津川が見えたりして、とてもいい。

この裏道を出ると、水道坂の手前にやってくる。忍者麺は水道坂を知っていたけど、走り屋さんは知らなかった。この一直線の急坂とその後の平坦な道は、自転車で下ると気分爽快。

トップギアでガンガンこいで下って行くと、本日の最高速度73.8km/hが出た。その後も高速で走り続けた。アウター52Tの走り屋さんは最高80km/h出たらしい。やはりアウター50Tでは下りの最高速アタックには足りない。まぁ他のメリットが大きいから当分変えるつもりはないけど。

その後県道54号に出て、少し上ってから下り。田代の辺りで休憩しやすくて気に入っているサンクスの前を通るが、まだ休憩しなくていいかなと思ってスルーした。休憩は、宮ヶ瀬湖の下のセブンでとるつもりだった。

馬渡橋で中津川を渡ると、愛川トンネルを抜けて中津川沿いの道になる。この辺りは3人とも知っている道。道沿いの桜の木は、今は見向きもしないような姿だけど、春になったらきれいな桜色に咲き乱れ、気持ちのいい道になるだろう。

半原日向からはR412を進む。ここからいきなりきつい上りが1kmほど続く。24Tでひたすら回して上っていった。かなり限界のペースで上っていたけど、頂上で振り返ると2人共ちゃんと付いてきていた。

忍者麺は最近全然走っていないと言っていたけど、このペースでこの坂を上れるなら問題ないなと思った。走り屋さんはHR190くらいまで上がって、一人ではここまで追い込めないと言っていた。

坂を下ると、ダラダラした上りが始まる。これから向かう東南林道への曲がり道がどこかチェックしながら進み、記憶と一致した場所にやってきたので、曲がり、一気に下って串川に出た。

ここから長竹CCの横の坂道を上る。距離はそんなに長くないが、12%以上の激坂があり、道幅が狭いのでかなり圧迫感があり、実勾配以上にきつく感じる。

2人が出発するのを写真に収めてから、自分も出発。この道は2回目だが、やはりきつい。激坂を登り切ったときはヘロヘロだった。忍者麺はあの坂をずっとシッティングで上ったというから恐ろしい。

激坂を登り切ってから少し上ると、林道の入口のゲートにやってきた。ゲートの脇をすり抜けて入ると、車が通る事のない完全に貸し切り状態の道になる。

6%くらいの勾配でずっと上っていて、展望はないけど緑に囲まれていて静かな道。路面状態もそこそこで、かなり走りやすい。2人はこの道を気に入ったようだ。トレーニングにいいなぁと言っていた。

ここで、自分が走っているところを動画で撮ってもらった。ペダリングやライディングフォームなどは、自分ではおかしいところに気付きにくい。こうして客観的な視線から走っている様子を撮ると、後から自分で確認できるのでいい。

こんなことを気兼ねなくできるのも、ゲートでクローズドされているこの道ならでは。不思議な事に、3人でしゃべりながら併走していると、一人でここを上ったときよりも苦しくなかった。グループで走ると精神的な負荷が軽減されるのだろう。

以前ここを走ったときは夏で、ものすごい暑さだった。今はだいぶ涼しく、その辺が影響しているのだろうが、それにしても、もっときつかったはず……とか思っていると、きつい区間にやってきた。勾配が10%近くになり、いよいよ苦しくなってきた。

忍者麺は元気なようで、グイグイ先に進んでいく。激坂を上る前に疲れていたような姿がウソのようだ。最後は12%の激坂になり、ダンシングでスパートして上った。頂上にやってきたときはもうヘロヘロ。疲れた…。

そこから下りが始まるが、林道の業者の車と人がいた。以前は誰もいなかったのだが、今日は作業をしていたようだ。本当は入ってはいけない道なので、ちょっと気まずい。何も言われなかったけど。

下った後にまた少し上り、そこからまた下り。こちらは路面が荒れているところがけっこうあり、特に溝が横切っている辺りは荒れ放題で、ブレーキで速度を緩めたけど、通過する際のショックでボトルが吹っ飛んだ。

あの荒れさえなければ気兼ねなくガンガン下っていけるだけに、残念だ。そんなこんなで、クローズされた林道区間を走り終え、ゲートを抜けた。

細い道に出ると、2人が「ここどこ?」と聞いてきた。おれも初めて来たときは同じことを思った。位置関係を説明してから県道へ下った。そして休憩するポイントのセブンへ向かう。

ここで大事件発生。なんと鳥居のセブンが潰れていた。このセブンはこの辺りで貴重なコンビニであり、ちょうどいい場所にあったので、よく休憩や補給に利用していた。ここがなくなるとかなり痛い。

これからのことも考えてもショックだけど、とりあえず今は補給ができなかったことが問題だ。忍者麺はすでに飲み物が切れたという。おれも補給しなければヤビツで保たないし、エネルギー補給が必要だった。

2へ続く

出発:12:12 帰宅:20:18
走行距離:106km
走行時間:4h 47m 44s
平均速度:23.1km/h
最高速度:73.8km/h
上昇距離:1370m
積算距離:6560km(ロード)
カロリー消費量:1980kcal
身長/体重:178cm/54.4kg
体脂肪率:11.5%

2004年09月15日(水)_
もう秋の夜だなぁ


朝、会社に向かいながら秋を感じた。涼しくなってきて、心地よい風が吹いている。もう汗だくになりながら歩く夏の日々は終わり、過ごしやすい秋なんだなぁとしみじみ思った。

天気もよく、こんな気持ちのいい日は、会社で一日中イスに座ってPCとにらめっこするのではなく、どこか景色のいい所へ走りに行きたいなぁとか思いながら会社へ。

日が沈み、次第に夜ランをやる気が出てきた。睡眠不足の日々が続いているが、今日はとにかく走りたい。できれば早く帰りた……帰れなかった。結局、21時半前に帰路へ。

22時半前に頃帰宅し、もう夜ランをするにはちょっと遅い時間。でも、とにかく走らなければ今日が終わらないという勢いで、とにかく走る気まんまんだった。走り終わったときに日付が変わっていようともかまわない。とにかく走りに出かけるのだ。

準備をして23時前に出発。もう夏の夜のようにジメジメした空気ではなく、カラッとした気持ちいい秋の夜。気温も、走っていなかったら半袖短パンでは肌寒いほど。

汗かきのおれとしては、暑くて汗だくになるより、ちょっと寒いくらいの気温の中を走る方が好きだ。走っていれば体が暖まり、ちょうどよくなる。上昇した体温が外気に冷やされ、(夏ほど)汗だくにならずに済む。

今日もペダリングを意識して、ケイデンス重視で走っていく。1日4時間睡眠の日々なので、あまり無理せずに明日にもあまり疲れを残さないようにほどほどに走って行こうと思った。最初は。

いつもの夜ランコースを走っていく。いつもの夜ランより時間が遅いため、車がさらに少ない。これは走りやすくていい。危険も減るし、排ガスも減る。

なんだかんだでオラオラが入ってきて、抑え気味とはいえ、それなりにいっぱいいっぱいになってきた。まだ最初の10kmも走っていないのに、HR170越えの領域で走ってしまい、息が上がって体が苦しい。寝不足で疲れているのもあるが、かなりオーバーペース。

中原街道からR16に移ると、ちょっとペースダウンして息を整える。速度は落としても、ケイデンスは110以上で、ペダリングは丁寧に。少しずつ回復してくると、ちょっとずつペースを上げていった。

いつも工事している共同溝工事のエリアにやってくると、今日はまた片側1車線になっていた。この前は2車線だったので安心していたが、また車に煽られてしまう。

でも、今回は2台前に大きなトラックがいて、25km/hくらいの(車としては)遅い速度で走っていたので、その列に付いていくのが楽だった。それにしても、そろそろここの工事終わってもいいんじゃないか。いったいいつまで続くのだろうか。

その後坂エリアになり、引き足を意識した回転型のペダリングでグイグイ上っていく。いい感じで信号にあまりひっかからないで行けたので、片倉の辺りはガンガン走って行けた。

市街地のアップダウンでは、前半のオーバーペースが効いてきて、かなりいっぱいいっぱい。息はあがっているし足は重たいが、丁寧なペダリングでなんとか上っていく。

いつもはTT状態の畑の中を走る真っ暗な区間は、今日は全開で飛ばす余力がなかったので、ケイデンスを上げて走ってみた。いつもより1枚軽いギアに入れ、120rpmくらいでとにかく回していく。

意外にも、けっこういいペースで走って行けた。それでいて、ギアが軽いので足への負担は少ない。やはり回転型の走りの方が効率がいいんだなぁと改めて感じた。

最後は暗闇からいきなり歩行者が見えてきてかなりビビった。普段は全然人がいない道なのでドキッとした。ちょうどぼ〜っとしながら走っていたので、気付くのが遅かったら突っ込んでいた。危ない危ない。

夜空には星が見えて、とてお穏やかな夜だ。この暗闇の中、静かな道を、風を切りながら走っていく。走りながら色々な事を考える。余計な雑念がなくなり、とてもリフレッシュできる。

坂ゾーンの最後の方のアップダウンでは、坂を登り切ったときに前より少し余裕があった。いつもより体調はよくないはずで、序盤のオーバーペースでさらに疲れているはずなのに、だ。ペダリングが技術が向上したおかげかなと思った。

しかし、調子に乗って走っていくと、膝が痛くなってきた。これ以上負荷をかけるとやばい。元々爆弾もちなので、気をつけねば。再発すると最低でも1ヶ月くらいまともに走れなくなってしまう。

その後はさらにケイデンス重視で、とにかく回していった。けっこういいペースで走って行けて、それでいていっぱいいっぱいでもない。回転型走行は素晴らしい。ちゃんしたペダリングができないとできない事だけど、できてしまえばこれほど楽に高速巡航できる走行法はないだろう。

夜ランコースの最後の方では、道路工事をやっていた。でもこれはそんなに時間がかからなそうなので、きっと来週には新しいアスファルトに変わっていて走りやすくなっているだろう。

走り終わってみれば、元々体調がよくなかった上に序盤のオーバーペースでさらに疲労が溜まってヘロヘロになっていたのにも関わらず、AVS28km/hとかなり速いペースだった。

いつもより信号に引っかからなかったという事もあるが、ケイデンス重視でガンガン走っていたのが効いたのかもしれない。疲れていたので逆に自然と効率のいいペダリングができたとかも考えられる。

今回の夜ランでは、丁寧な踏み足と引き足を組み合わせた回転型のペダリングで110〜120rpmくらいでシャカシャカ回して走っていくのが一番効率がよさそうということを実感した。

帰宅したらやはり日付が変わっていて、今日も睡眠不足が続くのであった。でも、走らなくて夜更かしするより、走って運動してカロリー消費して、心も体もリフレッシュしての夜更かしの方がいい。夜ランでリフレッシュできたので、明日からの仕事にも精が出そうだ。


出発:22:50 帰宅:0:14
走行距離:36.6km
走行時間:1h 18m 45s
平均速度:28.0km/h
最高速度:50.6km/h
上昇距離:330m
平均ケイデンス:107rpm
積算距離:6455km(ロード)
カロリー消費量:488kcal
身長/体重:178cm/54.4kg
体脂肪率:9.5%

2004年09月14日(火)_
定期は1ヶ月毎に買います


通勤定期は、1ヶ月毎に買うようにしている。ほんとは6ヶ月分一気に買った方が幾分か安くなるのだが、どうも落としたりしたときのダメージなどを気にしてしまう。

6ヶ月だと9万円以上、3ヶ月でも5万円以上する。1ヶ月だと2万円しない。あの薄っぺらい磁気カード(Suicaじゃないよ)にすごい価値が詰まっている。

ふつ〜に通勤してふつ〜にしていればなくす事はないのだが、何が起きるかわからないのが現実。例えば飲み会の帰りについうっかり落としたなんて事だってあり得る。それで9万は痛い。

先月、夏休みに入ると同時に定期が切れて、旅に出かけたりしている期間、定期が無駄にならずに済んだ。夏休み明けに定期を作ったので、昨日、切れそうになった定期を更新した。

いつものように駅の窓口があるフロアに行くと、いつもは年のいったおじさんの駅員さんがいるところに若い女性駅員さんがいた。新卒だろうか、20歳くらいの女性だった。日焼けしていて、ちょっとギャル系が入っていて好みではなかったが、けっこうかわいい。

定期購入用の用紙に必要事項を書いて「お願いします」と差し出すと、「ありがとうございます」と笑顔で気持ちのいい返事と共に処理をしてくれた。

いつもは、なんだか疲れた感じのおじさん駅員がめんどくさそうに「何、定期つくんの? しょ〜がね〜から対応してやるよ」てな感じで非常にめんどくさそうに対応していた。

そんな感じに慣れていたので、今回の定期更新は非常に気分のいい更新となった。ベテランの経験や技術なども大切だが、若いフレッシュな風も大切だなぁと感じた。

そういえば、ちょっと前に相鉄線とJRが相互乗り入れを検討しているというニュースがあった。これには本当に驚いた。2010年をめどに検討しているとの事なのでまだ当分先の話だけど、実現したら便利になりそうだなぁ。
2004年09月12日(日)_
ロード・オブ・ザ・リング王の帰還夜ラン


前日の夜に遅くまでファミレスでトークしたり、帰ってからも夜更かししてしまったため、またもや昼頃まで寝ていた。昨日走っていた段階では、昨日はとりあえず軽く走って、今日ちゃんと走ろうと思っていた。

でも、前日にちと激しく走ってしまったために、足がちょっと重めというか怠さが残っている。そして、けっこう走る欲求が満たされてしまったので、どうしても走りに行きたいぞ、というわけでもなかった。

昨夜ファミレスの帰りにTSUTAYAに行ったら、たまたま『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』が1つだけ返却されていてレンタルできた。いつもレンタル中で借りれなかったが、深夜ということで返却されていた。

体がだるいのとDVDを観たいため、今日は家でまったりDVD鑑賞をして、その後気が向いたら夜ランで走ろうと思った。9月は雨で走行距離が短いため、ちょっとでも走れるときに走っておかないと、という気持ちはあった。

ロード・オブ・ザ・リングは200分もあるため、かなりまとめて時間をとらないと一気に見れない。ローズネットクッキーを食べながら、ファンタジーの世界に見入った。

長いだけあって、その分存分に楽しめた。マルチスレッドで物語が進行していくので、息をつく間がない。あの物語の世界観をよく映像として仕上げたなぁと感心してしまう。制作費340億円らしい。

ふと思ったのが、あの幽霊の軍隊は普通に倒せないので最強。だから、あの軍を率いて敵の本拠地に攻め込めばオークとか全滅させることができたのでは? ということ。まぁ色々言い出したらきりがないのだろうけど。

昼間からDVDを見始めたけど、見終わったのはもう日が沈んだ後。その後は夜ランに出かけた。夜ランは木曜日に途中まで走って、大雨に降られて引き返したばかりなので、リベンジでもある。

足が重たいので、とりあえず流し気味で走り出す。ペダリングを意識して走っていく。回転数を上げると体が振れてしまうあたりが、まだまだ甘い。もっと安定したペダリングができるようにならないと。

最初はそんなに飛ばすつもりがなかったけど、毎度の事だが、途中からオラオラモードに切り替わってしまい、ほぼTT状態。重たい足をひたすら回していった。

R16の共同溝工事の区間は、少し進展していて、片側2車線が確保されていた。今までは工事の影響で1車線になっていて、そこで後ろから車に煽られるために強制スプリントゾーンとなっていた。

まだ工事は終わっていないけど、これからはここを今までより気軽に走れるのが嬉しい。相変わらず路面がガタガタで、まだまだ走りにくいので早く完成してほしいものだ。

そこを抜けると、長い上りになる。HRが170台に突入していて、当初の目的とは違う走りになってきているが、どうでもよくなってきた。とにかく出せるだけのペースでガンガン走っていくことにした。

いくつかの坂の後、真っ暗な畑の間の道を全開で飛ばして行く。ここを走るときは、いつもツールの個人TTを少し意識している。それにしても、あまりにも暗いので、夜ラン用にもっと強力なライトを用意しようかなと思った。

後半の坂エリアもダンシングを混ぜながらペダリングを意識した走りで上っていった。さすがに最後の方は足に乳酸が溜まりすぎて27Tを使ってしまった。

夜の住宅街の坂を上る。流れ落ちる汗。息が苦しい。足が重く、動かすのも辛い。明日からは仕事。なぜかおれは夜に体を痛めつけている。でも、おれがおれであるために、必要なことでもある。自転車で走っているときが、本当の自分を感じることができる貴重な時間だ。

足に疲れが残っていたのに、終わってみるとけっこう平均速度が速かった。ペダリング技術が向上してきているということなのだろうか。けっこういい手応えだ。


出発:19:39 帰宅:21:09
走行距離:36.7km
走行時間:1h 22m 46s
平均速度:26.8km/h
最高速度:50.8km/h
上昇距離:330m
平均ケイデンス:105rpm
積算距離:6419km(ロード)
カロリー消費量:478kcal
身長/体重:178cm/53.8kg
体脂肪率:9.5%

2004年09月11日(土)_
ペダリングがいい感じになってきた海ラン


今日はオギさん企画の釣り&バーベキューのイベントがあったのだが、連日の睡眠不足がたたって、朝起きる事ができずに参加できなかった。

前日の夜に、ちょっとベットに横になったつもりが、そのまま寝てしまった。これがまずかった。電話でネモッチとオギさんと少し話し、またの機会に会う事に。

ちょっと前まで、この週末は雨の予報だったが、今日も明日も晴れるようだ。すでに午後になっているが、とりあえず境川CRとR134などの湘南を走ることにした。

木曜日に夜ランをやろうとしたら途中で雨に降られてひどい目に遭ったが、今日はちゃんと走れる。今まで週末がことごとく雨で潰れていたので、溜まりに溜まった走りたいエネルギーを、この週末で発散させるつもり。

午後3時頃の遅い出発。外は雲がけっこうあるが、そこそこの天気。まずはいつものルートで境川CRを目指す。いきなりアドレナリンが沸いてきて飛ばし気味になってしまい、途中から抑えて走った。

境川CRで藤沢まで走る区間、ここはケイデンス110〜120くらいを維持し、ペダリングを意識しながら走ることにした。最近、引き足がけっこう使えるようになり、この調子でペダリング技術の向上を目指す。

速度にはあまりこだわらず、とにかくケイデンス重視で、あとはHRが160を越えないようにペースを作る。あまり飛ばす気はなかったけど、なぜか好調で30km/hくらいのペースで走って行けた。

川と畑の間の一直線の所にやってくると、しっかりと草刈りがしてあって、景色が開けていた。ここは去年、雑草のトンネルのようになっていた時期があった。

そのあたりで、前にチャリダーが見えた。小さかったので、最初は子供かと思った。でも追いついてみると小柄な女性だった。MTBで、レーパンにヘルメットと、しっかりした服装。ケイデンスも100を越えていて、けっこう走っている人っぽかった。

今のおれの速度と比べると遅かったので、軽く手で挨拶して抜いた。その後、かなり早いローディが抜いてきて、そのまま小さくなっていった。

ペースが違うので最初はマイペースで走っていたが、途中から微妙に影響されてきて、ちょっとペースを上げてみた。追いつきはしないが、放されもしない微妙な距離だった。

藤沢橋近くの細い道で追いついたら、前にも一人ローディが。この人はかなり大柄な体格で、筋肉もけっこうあったけど、肉もちょっと付きすぎな感じ。

きっと、スプリントとかしたらメチャクチャ速そう。でも、長距離で山も越えるようなコースだときつそうだ。その人はゆっくり走っていたので、先ほどのローディに続いて抜いた。

藤沢橋からはR467で藤沢市街を走る。相変わらずの渋滞。この辺の渋滞はなんとかならないのかな〜といつも思う。R467を南下していき、最後はいつもの裏道で片瀬江ノ島駅前へ。

R134に出ると、ちょうど信号が青で海側へ渡る事ができた。ここから海沿いをR134で西へ走っていく。平坦な道で信号も少なく、飛ばせばいい速度で巡航できるのでお気に入りの区間。

最初から飛ばすと後半バテバテになってしまうので、まずはそこそこのペースで走っていく。鵠沼橋を渡ると、海が見えなくなり、防砂林の横に道が続く。

今日はほとんど平坦だし、距離も短めなので、ひたすら省エネの走りでなくてもいい。この区間はペダリングを意識しつつ、ギアをかけて中負荷で(自分にとっては)高速巡航をすることにした。

ひたすら軽いギアをクルクル回していけば乳酸も溜まりにくいが、ガツンと速度を上げたりできない。おれには筋力と負荷に対する能力が足りないので、そこらへんを鍛えたい。

かなりがんばってペダルをこいでいるとはいえ、思った以上に速度が出ていて、いい感じ。30km/h台後半まで速度が上がり、一時的に40km/hを越えた。おれにはいっぱいいっぱいの速度だけど、ツールなどでプロの選手達はこの速度でいつも走っているんだなぁとか思った。

車が途切れなかったので、スプリントポイントで飛ばせず。でも、2回目のポイントでは車が途切れた隙を見てダッシュ。ここで全開でもがく。やっぱり思いっきり飛ばすとスカッとする。

茅ヶ崎駅付近でUターンし、今度は江ノ島を目指す。いきなり向かい風に押さえつけられ、先ほどまで追い風だったことに気付く。どうりで思った以上に速度が出たわけだ。

復路も、向かい風に押さえつけられながらもそこそこの速度で走っていく。ペダリングがいい感じで、無理なく無駄なくこいでいける。疲れてきているのに、今までより1枚重いギアを回していける。

江ノ島の前を通過し、R134をそのまま七里ヶ浜方面へ。ここらも相変わらず渋滞している。でも、海沿いの道なので、海の景色と海風が気持ちいい。

日がだいぶ傾き、今日も稲村ヶ崎からの夕日がきれいだろうなぁなんて思いながら稲村ヶ崎の丘を越える。由比ヶ浜でいつもの裏道へ入り、引き返す。

今日は高出力で走ってきたので、足に疲れが溜まっていて、極楽寺切通の坂が微妙にきつく感じた。江ノ電沿いの裏道を通って稲村ヶ崎の前にると、海側に渡ってR134を江ノ島方面へ走り出す。

今度は海側なので、さらに気持ちいい。自転車で走る場合、こちらの方が路側帯の幅があって走りやすい。夕方の湘南海岸。沈む前の太陽と江ノ島とR134。いつ走っても気持ちいい道だ。

江ノ島の近くまでやってくると、片瀬東浜交差点で右折し、R467へ。龍口寺前の交差点では、ちょうど江ノ電がやってくるところだった。いつも線路の区間しか見ていなかったので、久しぶりに江ノ電の路面電車の姿を見て、ちょっと感動した。

その交差点の辺りは出店がたくさん並んでいて、祭りのようだった。色々な食べ物の出店が並ぶ道を走っていると、そういえば腹が減ってきていることに気付いた。こういうときにおいしそうな匂いが漂ってくるときつい。

R467で行きと同じ道を戻る。藤沢橋の先で裏道へ入り、境川CRへ続く道へ。ここで寺の立派な入り口があって、いつもは逆から来て死角になっていて気付かなかったので、驚いた。

境川CRを走るときは、大抵午後から走り出して長距離は無理だけどとりあえず海でも走りに行くか、みたいな感じの場合なので、帰りはナイトランになり、行きは境川CRでも帰りはR467で帰るのが定番だった。

でも、今日は珍しく日が沈む前にここまでやってきたので、実に久しぶりに帰りも境川CRを走ることにしたのだ。見慣れた道でも、逆側から走ると違った一面があるものだ。

境川CRは、向かい風だった。行きが追い風だったかどうか微妙だけど、いつもは海からの強い風の中、向かい風に押さえつけられながら海に向かうのに、今日は逆からの風。

大清水中の辺りで、うっかりサイクリングロードの隣の車道に入ってしまい、最後はフェンスの隙間を自転車を担いで越えた。そのとき、後ろからローディがやってきて抜いていった。

ここまでかなり激しい走りをしてきたので、帰りはLSDでまったり走ることにした。なのでギアも軽めで、上ハンドルに手を乗せるだけのリラックスポジションでケイデンス重視で走っていった。

しかし、なぜか先ほど抜いていったローディがチラチラ振り返り、こちらを意識しているようだ。バトルして欲しい様子。向こうはかなり元気そうで、ガンガン飛ばして走っている。

とりあえずおれには関係ないので、自分のペースで走っていった。しばらく走っていると、どうも後ろに一台自転車が付いてきているような気がしたけど、いてもいなくても関係ないのでそのまま走り続けた。

それから少ししたところで道路を渡る所にやってきた。ここで行きで見かけた女性のMTB乗りがいた。車の往来が途切れないので、なかなか渡れないでいた。よく見たら30代くらいの人だったけど、本当に自転車を楽しんでいる顔をしていた。

おれも止まると、すぐ後ろからMTB乗りが横に出た。やはり先ほどの気配はこいつだったか。自転車はそんなに高そうでもなかったけど、けっこう走り込んでいそうな男だった。

ようやく渡れると、そのMTBの男はかなり飛ばして走っていった。女性MTBの速度が本当に微妙な速度で、後ろに付くには遅いけど、おれも流して走っているので抜くのも躊躇した。

でも、抜いて先に行く事にした。一応、少し速度を上げて行く。本当はひたすらまったり走りたかったけど、実際は様々な要因で速度を上げなければならない場面がいくつかあるものだ。

しばらく走っていくと、けっこう前に抜かれたあのローディが見えてきた。止まっていたようで、チラチラこちらを見てから、またかなり速い速度で走り出した。

携帯で電話していたのかもしれないし、ただ単に休憩していただけかもしれない。でも、おれとバトルするために待っていたのだけは考えたくないものだ。

もちろん無視してマイペースを保つ。20km/h台中盤でケイデンス100〜110くらいで走って行った。向かい風だったのでそれでも少し足が重かった。

一瞬だけど、風が止んで辺りに音が何もなくなった。聞こえるのは自分のロードのタイヤが路面を転がる「コォォ〜ン」という低い音だけ。ほんの10秒ほどだったけど、とても心地いい時間だった。

行きで走ってきた中原街道との交差点を直進し、久しぶりに浄水場の前を通る道を走った。厚木街道にぶつかると、ここを左折して、後は夜ランの帰りと同じルート。

だいぶ薄暗かったけど、まだ日が完全に沈む前に帰宅した。海の方へ走りに行くといつも帰りはナイトランという感じだったので、何となく新鮮な感じ。

今日は70kmと距離は長くないが、走り的にはかなり内容の濃いランだった。だいぶペダリングがよくなってきて、踏み足と反対側の足の引き足の感覚が身に付いてきた。これがわかってくると、今までけっこう適当にペダリングしていたんだなぁと思う。

夜は地元の友達とファミレスで夜中まで色々語ったりしてしまった。約4ヶ月ぶりに会ったけど、会うなり「痩せた?」と言われた。夏は走るとかなり体が絞られるが、やっぱりそんなに違うのかな。ただ単に今日走ってやつれていただけかもしれないけど。


出発:14:58 帰宅:18:20
走行距離:71.8km
走行時間:2h 49m 36s
平均速度:25.5km/h
最高速度:51.2km/h
上昇距離:130m
平均ケイデンス:106rpm
積算距離:6383km(ロード)
カロリー消費量:822kcal
身長/体重:178cm/53.6kg
体脂肪率:9.0%

2004年09月09日(木)_
夜ラン中に雨で引き返す


最近は特に週末の天気が悪くて、依然として自転車で走れない日々が続いている。今週末もなにやら天気がいまいちっぽくて、このままでは禁断症状がでてきて、全然仕事にも集中できなそうだ。

朝の段階では明日も天気が悪そうだったので、今日夜ランをするしか今週走るチャンスはないと思い、なんとか早めに帰ろうと努力した。ほんとは昨日早く帰って夜走りたかったが、仕事が長引いて帰れなかった。

今日は、まだ仕事をしている他のメンバー達を尻目に早めに仕事を切り上げる。まだ20時台だ。帰ったら21時半頃で、22時くらいから走れるだろう。久々に走るので帰りの足は軽かった。

しかし、駅に向かう途中、外は小雨であった。うむむむ…。でも、地元の方は雨が降っていないかも、と前向きに考えることにして現実から目をそらす。

そして、地元はほんとに雨が降っていなかった。今にも降りそうな雲が夜空一面を覆ってはいたが。家に帰ってネットの天気予報を見てみると、曇りで30%ほど。別のサイトでは、0時までは1ミリも降らない予報。これならなんとかいけそうだ。

ニューホイールのデビューは夜ランか。すごい走りが軽く感じると期待していたが、思っていたほどではなかった。でも、やはり足回りが軽くなって、ペダルが軽いと感じる。

いつものように夜ランのコースを走っていく。今回も1週間ぶりと間が空いているので、無理せずケイデンス重視で走っていくことにした。でも、車の流れや道の造りなどで、どうしても無理して飛ばさないといけない場所もけっこうある。

中原街道からR16へ移ってしばらく走ったところで、雨が降ってきた。まぁこれくらいならなんとかなるかな…とか思いながら走り続けると、空が一瞬ピカッと光った。

そして、急に強い雨が降ってきた。これはさすがにまずいということで、引き返すことにした。引き返せば雨が降っていないエリアに待避できると思っていたが、時すでに遅し。

雨はどんどん強くなり、土砂降りに。夏休みのツーリング中に土砂降りの雨に降られたが、走りながらそれを思い出した。それにしてもブルーだ。

自転車で走る上で、「夜」と「雨」は危険な要素。これが組み合わさり、しかも雨の状況もすさまじい。かなり危険なので、細心の注意を払いながら家を目指して走っていった。

いつも走り慣れている夜ランコースが過酷な地獄のような道に変わっている。路面は川のようだ。全身ずぶ濡れで体が冷える。早くシャワーを浴びないと風邪をひいてしまう。

気をつけながら走っていき、なんとか無事に帰宅。ニューホイールのデビューは雨の夜ランであった。週末に雨で走れず、平日の夜も雨に降られ、まともに走れない。まったく、やれやれだぜ…。


地図:■ データ:■
出発:21:46 帰宅:22:50
走行距離:19.6km
走行時間:0h 43m 27s
平均速度:27.4km/h
最高速度:51.1km/h
平均ケイデンス:104rpm
上昇距離:110m
積算距離:6312km(ロード)
カロリー消費量:312kcal
身長/体重:178cm/56.0kg
体脂肪率:10.0%

2004年09月08日(水)_
1年前は教わる側だったけど


最近、チームに新しい人が入ってきて、おれが仕事を教えている。先輩は自分の仕事で忙しいので、2年目とはいえ、今の仕事の今のチームでは経験が他の人よりある自分にそういう役割が回ってくるわけですな。

人に何かを教えるということは難しいものだ。うちのチームに配属された今年の新人に教えるのはまぁそこまで難しくないのだが、最近新しく入ってきた日本人でない方へ仕事を教えるのが微妙な手応え。

一応日本語は通じるし、流暢ではないにしろ、むこうも日本語で質問できるし返事もする。だけど、今までのその人のやり方とかにこだわりとかがあって、それにこだわるが故に作業を脱線したりしている。

あと、定時になったらさっさと帰ってしまうあたりも特徴的。○時になったら帰ってもいい、という時間ではなくて、これはあくまで月間労働時間から計算した1日あたりの労働時間の目安の時間。そのときまだやるべき仕事があったら、それが一段落するまで仕事をしてから帰るのが普通だけど…。

仕事に対する意識とか姿勢とか認識とか、文化の違いとかはどうしてもあると思う。でも、ここで仕事をするのならここのやり方とか規則とか、習慣はある程度踏まえてもらいたい。まだ最初だから色々わからないと思うけど、これから少しずつ色々教えてあげないと。

おれはおれで仕事があるし、今はスケジュール上ではその仕事をやる時間。でも、実際は人に仕事を教えることにかなり時間を割かれている。こういう状況なので一時的にパワーが落ちるのはしょうがないけど、今のうちに仕事を覚えてもらえれば、後々本格的に忙しくなってきたときに作業の負担を分担できる。

仕事を教えているとき、去年の自分を思い出す。つい1年ちょっと前は、自分が教わる側だった。右も左もわからない自分に、今は別の仕事についている先輩がやさしく色々と教えてくれた。人に教えながら、当時の自分を懐かしく思う。
2004年09月06日(月)_
防災訓練でわかったことは


会社のあるビルで防災訓練があった。今回の訓練はけっこう本格的で、1階までちゃんと非常用階段を下りていく。うちの会社の入っているフロアはビルのかなり高層階なので、階段をかなり下ることになる。

あまりにも階段の下りが長くて、階段をグルグル回りながら下っていると目が回ってくる。1階まで下りるのに10分以上かかった。こんなんじゃ、実際に火災が起こったら生きて出られないな…。煙とかすごそうだし。

でも、最近は地震とか頻繁に起こっているし、なにやら自然災害が多発している。こういった訓練は、いざというときに少しは役立つだろう。でも、会社にいるときに大地震が起こってビル火災とかなったら絶望的だな。それがわかっただけでもいいのかな…。(よくないか)

なにやら今度の週末も天気がよくない予報。これで3週連続だ。この前夜ランでちょこっと走っただけなので、自転車で走りたい欲とストレスが溜まっている。ニューホイールがやってきたというのに、全然走れない。9月は走行距離短そうだなぁ…。
2004年09月05日(日)_
ランレポ3日目完成


ようやく2004年サマーツーリングの3日目が完成。かなり疲れていたので、誤記修正や思い出して追加するなど、細かいところを後から修正する可能性はあるけど、だいたいはできあがった。

この週末も雨で自転車に乗れなかった。土曜日の午前中は天気予報に反して晴れたようだけど、当然昼過ぎまで寝ていたので、そのチャンスを活かせず。

代わりというわけでもないが、今日はホイールの交換などをした。注文しておいたキシリウムSSC SLの後輪がこの前届いたので、シマノのR540から履き替え。

ついでにこの前の夜ラン後に拭き残した汚れなどもきれいにして、チェーンに注油。そしてディレイラー調整(けっこうはまって苦戦した)。これでばっちり走れる状態に。でも、雨で乗れないのがもどかしい……。

キシリSLの軽さはやはりすごい。チューブもタイヤもカセットも付いていない丸裸のR540と、チューブ、タイヤ、カセットなどをセットして走れる状態のキシリSLが同じくらいの重さ。とにかく軽い。早くこれで走りたいなぁ。

TSUTAYAで借りておいたDVD『キル・ビル』を鑑賞した。さすが年齢制限かけるほど、惨殺シーンがえぐい。飛行機で日本刀をどうやって運ぶのかなぁとか思ったら、どうどうと客室に持ち込んでいたのにはうけた。あの辺りはマンガのノリですか。ま、DVDでちょうどよい、映画館に行ってまで観たいとは思わなかったかな。

話は戻って、2004年サマーツーリング2日目は何も感想などを聞かせてもらえていないのですが、3日目も読んで、見て楽しめたら、ぜひぜひ感想などを聞かせてください。
2004年09月04日(土)_
Ayuの体脂肪率は15%


通勤に利用する電車の中にて、パナソニックの新しい小型デジカメ、LUMIXの広告で「Ayu:体脂肪率15%」という表示が目に付いた。

これは、それに対して「デジカメ体脂肪率ゼロ」ということを強調したいのだろう。まぁデジカメの体脂肪率がゼロなんて当たり前なのだが、極限までスリムにしたことが、余分な大きさ・重さ(=脂肪)がないということを言いたいのだろう。

体脂肪率の平均がだいたい10%ほどのおれには、「へぇ、あのAyuでもけっこうあるんだなぁ」などと思ってしまったのだが、ちょっと調べてみたら女性の場合は体脂肪率が標準で20〜30%ほどらしいので、これでも低い方なのだろう。

おれの場合はだいたい10%が標準で、夏などにガンガン走ると8%くらいまで下がり、逆にあまり走らずに食べてばかりいると12%くらいまで上がる。

今年の3月には最大13%まで上がったときがあって、そのときはさすがに体脂肪付きすぎたからもっと走り込んで落とさないとなぁと思ったものだ。

その後すぐ事故に遭って1ヶ月ほど運動できなかったが、1ヶ月後に自転車が復活したときに11%、翌週10%、その1ヶ月後9%。その後は9〜10%ほどに落ち着いた。

夏に猛暑の中、150kmできつい峠を越えた「明神三国峠ラン」のときは今年最低の8%まで下がり、その後10%くらいまで上がるが、夏休みの猛暑の中のヒルクライム三昧のツーリング後は再び8%まで下がった。そのとき体重は53.6kg(身長178cm)。

今は10.5%で、だいたい自分の中では標準。高すぎず、低すぎず。体重(kg)÷身長(m)の2乗で計算するBMIは17くらいで、「やせ」に分類される。

体脂肪率は女性の標準が20〜30%、男性が10〜20%で、女性モデルが14%らしい。これでいくとAyuの15%は正にモデル並であっていることになる。

でも、これら「標準」というのはあくまで日頃ほとんど運動していない人も含めた「標準」であって、スポーツをしている人はこれに当てはまらないこともあるだろう。マラソン選手は5%、ボクサーは3%らしい。

自転車のプロロード選手も、体脂肪率は6%ほどと言われている。MTBクロスカントリーの選手も一流選手は勝負所のレース時には4%くらいまで落とすこともあるらしい。

自転車乗りにとって、脂肪は「重り」だ。特にヒルクライマーにとっては、重力に逆らって上っていく際に脂肪が多いと非常に負担になる。だから、ある程度低い方がいい(もちろん限度はあるが)。

自分を例にとると、標準の体重55kgと体脂肪率10%で、脂肪が5.5kg。これが体脂肪率15%になると脂肪が8.25kgとなり、3kg近く脂肪が増えることになる。

スーパーに売っている米袋などを持ってみればわかると思うが、3kgはかなりズッシリくる重さだ。それだけの「重し」を付けて坂を上るのは、10%の体と比べると、体にかかる負荷が全然違う。

自転車で坂をたくさん上るほど、長距離を走るほどに、その影響は大きくなっていく。坂を上るのが好きで、自転車でたくさん走るのが好きな自分にとって、体脂肪率が余分に増えるのは嬉しくない。

でも、今のところ「ダイエット」とは無縁の状態が続いている。自転車で定期的に走っていればだいたい今の体型を維持できるし、余計に体重や体脂肪が付くこともない。

摂取したカロリーは運動して消費するのが一番と身をもってわかっているから、「飲むだけで痩せる」などと謳っている食品などは気持ち悪くて手を出そうとも思わない。

現代人は皆、運動不足で太り気味。おれのように趣味がスポーツの人はいいが、そうでない人は運動する時間がほとんどない。だから、いかに手間暇かけいないで痩せるかを真剣に考えている。

いろいろな方法や食品が「ダイエットにいい」というような事で話題になっているが、「健康的に」体重や脂肪を落とそうとするなら、やぱり運動以外の方法はないと思う。

今のところは不満のない体型を維持しているが、これから先ずっとそれが続くかは、日頃の努力次第。ブタの体脂肪率は14%とか16%とか言われている(意外に低い!!)。とりあえずブタ以上にはなりたくないな…。
2004年09月02日(木)_
浅間山の噴火


浅間山が噴火した。以前から火山活動が続いていたが、これほどの噴火は久しぶり。噴火は1年4ヶ月ぶりだとか。そういえば、去年もちょっと騒がれたのを覚えている。

長野県と群馬県の県境にあるこの山は、2年前のロングツーリングの際にR146で近く通っている。2002年8月23日、旅の26日目だった。あのときは曇っていて浅間山は見えなかったけど。

また、今年の夏休みに長野や群馬を走り、浅間山の近くも走った。初日に上った地蔵峠(1732m)は、浅間山から10kmも離れていない。あの辺りを走ったばかりなので、このニュースは無視できない。

この手のニュースを聞くと、桜島とか雲仙・普賢岳、有珠山の噴火を思い出す。日本は地震大国で火山大国で台風もよく来るし、自然災害が本当に多い。

火山活動を続ける山の近くに住んでいると、こういった事態のときに大変そうだ。富士山もいつか大噴火するとか言われているけど、どうなるのだろうか。

近々、会社の入っているビルで災害時を想定した避難訓練がある。あくまで訓練だから皆めんどくせ〜てな感じでダラダラすると思うが、本当に災害が起こったときのためにも、避難経路などをよく確認しておこうと思う。
2004年09月01日(水)_
1ヶ月ぶりの夜ラン


今週末も天気が悪そうなので、平日のうちに走っておいた。今日はがんばって19時に会社を出ようと企んでいたのだが、結局帰れたのは20時半。現実はそんなものか。

それでも、走る気持ちはまったく消えていない。頭の中ではすでに自転車に跨って走っている自分がいる。帰宅してから準備をして、22時頃、夜ランへ出発した。

前の週末が雨だったため、乗鞍以来、10日も自転車に乗っていない。さすがに体が鈍ってきている。でも、思っていたよりペダリングが乱れていない。まずは丁寧に回すことを意識して、高回転でウォーミングアップしながら走って行く。

昼間は暑いが、夜は30℃以下で快適だ。涼しいとまではいかないが、汗だくで死にそうになることはない。今までの夜ランと比べると車が少なく感じ、いつもより走りやすかった。

きわどいタイミングで交差点を突破して、高速走行ゾーンでは後ろから車がしばらく来ない。いつものように、ここでは全開でダッシュ。52km/h台まで上がったところでたれた。でも、久しぶりにガンガン走って気持ちよかった。

中原街道からR16へ。ここも車が少ない。以前は夜でももっと交通量があった。理由はよくわからないけど、とりあえず走りやすいので嬉しい。

いつも工事しているエリアにやってくると、強制スプリントゾーンになる。R16の工事はだいぶ終わったが、ここの共同溝工事だけはなかなか終わらない。

いつものように後ろに車がついていなかったので焦ることはなかったが、それでも手を(足を?)抜かずにアウターでガンガン走る。カラーコーンで区切られた狭い走行ラインがレースのようだ。

工事エリアを抜けると後半になり、まずは長めの上り坂。その後もアップダウンが連続して続く。引き足を意識して、うまくペダルを回して上っていく。

また、いくつかある坂のうち、2つの坂ではダンシングで上った。基本はシッティングだが、シッティングばかりで走っていてはダンシングが上達しない。先月号のファンライドの付録DVDの影響が強い。

前半から中〜高負荷で走り続けたために、後半は足がだるくなってきた。当然の結果だが、後悔はない。今日は、とにかくストレス解消の意味合いが強かったから、ガンガン走りたかった。

後半の坂エリアの中で一番急な坂をダンシングで上ろうとしたら、左足のふくらはぎが攣りそうになった。その後もピクピクいって、ちょっと気を抜くと完全に攣りそうできつかった。

23時半頃帰宅。今回は1ヶ月ぶりの夜ラン。車が少な目で走りやすかった。思ったより走れたし、ペダリングもそこそこいい感じだった。ストレス解消もできたし、体力的にもギリギリ現状維持くらいはできたと思う。

ここんところ昼飯をちょっと多めに食べているのと、いつもは帰ってきてシャワーを浴びた後に計測していた体重などを夕食後に測った影響で、体重と体脂肪率が夏休みの頃と比べると増えている。また体脂肪率がまた二桁になってしまったなぁ。まぁこれくらいならまだ許容範囲内なんだけど。

夜ランはデータをほとんど添付したことがなかったが、今回は添付しておく。それぞれの坂の距離は長くないが、後半にアップダウンが連続してあるのがよくわかると思う。

そういえば、注文していたホイールがようやく入荷したようで、ショップから今日配送したというメールが来た。またあの軽くて爽快な走りができる最高のホイールで走れると思うとウキウキする。でも今週末は雨か…。



地図:■ データ::
出発:22:01 帰宅:23:28
走行距離:36.7km
走行時間:1h 20m 09s
平均速度:27.6km/h
最高速度:52.7km/h
平均ケイデンス:103rpm
上昇距離:315m
積算距離:6293km(ロード)
カロリー消費量:679kcal
身長/体重:178cm/55.8kg
体脂肪率:10.5%

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