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2008年09月28日(日) 建物探訪


駅徒歩5分、お寺の中庭…の・ようなもの。


幼稚園〜中学生時代の同級生で、
東京大学の院、博士課程にいる旧友と約1年ぶりに会った。
(実際はどのくらい前に会ったのかよく覚えていない)

写真は、その友だちが現在住んでいる建物の中庭、だ。

話はさかのぼること1週間前。
「渋谷に引っ越したので遊びに来てください」と電話があった。
限りなく禅寺に近い財団法人の建物の管理人になった、
という話だったけど…。


広い。ここにひとりで暮らしているなんて!!!

「ね、すごいでしょう?ここに住む代わり、家賃はタダです。
 研究職だとバイトができない決まりなんですよ」

ほうほう。
いや、よくわからないけど。
広すぎなんですけど。

夕暮れ時に来たので写真はノイズ混じり。
地下も含めて次々と部屋を案内してくれたけれど、
その広さを写しきることはできなかった。

鉄格子の大きなガラス窓に、直線美の木工デスク、ソファ。

1960年代に建てられたその建物の様式は
モダニズム建築とでも言うのだろうか。
お堂に木魚がなければ座禅を組む場所とは分からない。


「ここは私の書庫にさせてもらいました」

旧友はいつのまにか、国(!)から研究費を受け取りながら
日々インド哲学について調査・考察する研究者の卵になっていた。
驚くところが多すぎて笑うしかない。

この人は学者になるしかないと(いろんな意味で)思っていたけれど、
本当になってしまうなんて。


一通り見渡したところで、毛ガニをごちそうになった。
おしゃべりをしながら食べるにはうってつけだ。
無言の間ができてもカニがある。

ほとんどしゃべり通しだったけど。



それにしても、あいかわらず読めない。


2008年09月27日(土) 何や、ふつー。

休日出勤で赤坂のオフィスへ。

他の人もプレゼン前とかで5人くらいいる。
誰もいない残業はほぼサボってしまうので、
個人的にはありがたい。


夜、粛々と企画書をPCに打ち込んでいたら、外から
歓声のような音が聞こえるので気になって窓を覗きこむ。
赤坂サカスの周りを、大勢の観衆が取り囲んでいた。

今まで一度として最初から最後まで見たことのない、何が
面白いのかサッパリなTBS番組『オールスター感謝祭』の
芸能人マラソン大会が今まさに階下で行われようとしていた。

テレビをつけて、走者の中に安田美沙子を確認すると、
一緒に企画書を考えていたYさんががぜんやる気を出す。
2人でビルを飛び出し、ギャラリーに紛れ込んだ。

東国原宮崎県知事と髭男爵とイケメン狩野英孝と
ムーディーとザ・たっちと安田美沙子その他大勢の
タレント的な人々が汗だくで走る姿を次々と目撃。

ジャージ姿でうつむき加減に走るグラビアアイドルの
顔は見たことのない苦々しい表情で、いたって普通の
どこにでもいる女の子のそれだった。

「何や、ふつーやったな」

安田美沙子と同じ京都出身のYさん、すこし残念そう。
どんなに美しくフィーチャーされる芸能人も、走るとただの人。
ということが間近で見られただけで僕は満足だった。

「ただの人と化した状態を茶の間にさらしてる私って、
 何でこんな仕事引き受けちゃったんだろう・・・?」
と、美沙子が走りながら自問自答していないか、気になった。

---

よくよく考えると、普通の人は走ると不細工になる。
そう考えると美沙子はじゅうぶんアイドルだったぞ。
(笑いにも数字にも昇華できてないと思うけど)


2008年09月22日(月) 真夜中の2丁目会議

大学に入学した代の同級生3人と会う。

はくちゃん、のりさん、彼女。と僕。

先日会った”1代下の同級生”とは別の懐かしさ。
全員同い年というのもあるし、4人とも制作系の
職場で働いているから、話題に共通点が多い。

とくに、僕以外の3人の女性は
CM制作やアイドル産業にいるため、
仕事上の登場人物に華がありすぎる。
(同級生がどセクシーのCMをつくっていたとは!)

そのぶん、深夜も休日も働いている3人だったりするけど。
でもなんか楽しそう。


AM2時、2軒目のお店は新宿2丁目。
タンクトップの男どもの間をすり抜け、
はくちゃんが常連のカフェバーへ。

そこで朝まで「同級生80人の記憶発掘大会」。

大学の同級生なんて全員と接点があるわけがなく、
うんうん唸りながらも60人くらいは思い出せた。

武蔵野の美大を出て、彼らは何をしているだろう。
結婚して子どもがいる人、故郷に帰った人、起業した人、
写真家になった人、大学職員として残った人、世捨て人。

僕は何になった人なんだろう。

3年生で入院してそのままフェードアウト(休学)した
僕は、何になった人として彼らの記憶に残っているのか、
いないのか。ちょっと気になった。ゲイの街で。


2008年09月20日(土) Hello my old friends

卒業以来初めて、

大学のゼミ仲間で同窓会をやった。

メイン26歳の集い

の中に、僕28歳。

ことし27になる妊婦もいる。

というか主役。お祝い。

当時を振り返る最高の道具、

写真を持って行けばよかったなー。


と思ったのもつかの間。

懐かしい顔は当時をたのしく明るく思い出させてくれた。

写真だと妙にしんみりしちゃうところだったかもしれん。


2008年09月14日(日) 「出直します」


去年の今頃の日記を読み返した。
なんだか進歩がないっつーか変わらないっつーか。


昼、赤坂に用があったついでに友だちの展覧会
観に行こうとしたけど、入場にお金がかかるのか
そうじゃないのかが判別できず。


どうせ観るなら全部観ないと損。
午後に本棚が届くこともあって、折り返し帰宅。


自宅待機は6時間つづいた。
観られたんじゃないか。


2008年09月13日(土) 2.1UP↑

iPhoneを使いはじめて1.5ヶ月。
もたつく日本語変換や落ちるSafariにも
慣れつつあったけど、やっぱり不便は不便。

そんな感じでいた今日この頃でしたが、
不満がすべて吹っ飛ぶようなアップデートが
今日、公開されました。

アップル、iPhone 3G用の最新ファーム「2.1」を公開

★通話発信時のエラーと通話中のエラーに回線切断の発生頻度の減少
★バッテリー寿命の劇的な向上
・iTunesへのバックアップ所要時間の劇的な減少
・メールの信頼性の向上(特にPOPおよびExchangeアカウントのメールフェッチ時)
・アプリのインストールの速度の向上
★アプリが多数インストールされている場合にハングおよびクラッシュを生じる問題の修正
・SMSのパフォーマンスの向上
・アドレスデータの読み込みおよび検索速度の向上
★3G信号強度表示の正確性の向上
・SMS着信時の警告音繰り返し機能(2回まで追加可能)
・パスコード入力に10回失敗後のデータ消去オプション
・Geniusプレイリスト作成機能

上記リストには含まれていないものとして、

★日本語入力時の遅延解消
★日本語の連文節変換への対応
・計算機のバグ修正
・パスコードのセキュリティーホール修正
・写真につくジオタグ(GPSからの位置情報)の不具合修正


そんなに問題多かったの?ってぐらいにこれだけ多くの
改善がなされたアップデートは、OSXの10.1以来かも。
さっそくインストール。

…スゴイ!

電波グラフ1本だった我が家も5本に(iPhoneは最高5本)。
不満だった日本語変換もサクサクできるし、バッテリーも
確かに以前に比べたら減りが少なくてイイ感じ。

iPhoneユーザーにしてみれば
これはちょっとした事件です。


2008年09月12日(金) 真相不明

大学の先輩から「野田凪が死んだらしい」とメール。

うっそ!?

Googleニュースで検索しても、そんな記事は
どこからも配信されていない。

だけど、メールのリンク先には「Nagi Noda passed away 」と
書いてあるし、ブログなどでは「野田凪 死亡」で
いくつかヒットする(が、少ない)。
 ↓
野田凪氏、死去

交通事故の合併症?

タレントなどではないにしても、広告界では有名人。
ニュースになっていないことが不思議。

生きてるんじゃない?と思えてくるから。
そういう「企画」を発案しそうな気がするから。
金正日の逆バージョン。

本当なら、ご冥福をお祈りします。



追記

〜2007年9月21日に本人によって書かれたmixiトピックより〜

おひさしぶりです。
わたし、事故にあってしいまい、3ヶ月入院し、2ヶ月リハビリしています。
もうすぐ退院です。事故で人生が大きくいい方向に新しく変わりました。多発骨折で8回も手術しました。いまはスタスタ歩けます。先生たちが奇跡なんて言ってます。左かかと、骨盤、左もも、左手、あご の複雑骨折等です。でも前より強くなりました。神様が助けてくれたんだなあと思います。仕事もしてるんですよ。


2008年09月08日(月) そこにある必然

「最近の広告のなかでは、SoftBankの
 プププっていう音が1番やと思う」

とブログに書いている人がいた。

納得。どんなクリエイティブよりも
企業の気配を察知させられるあの音。

心を鷲づかみにされるグラフィックも
なければ、震えるようなコピーもない。

けれども、

プププッ=SoftBankって刷り込みは
他社ケータイを使う人にも認知済みだし、

着信を知らせるという機能性が
ちゃっかり“必然”にもなってるし。

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

先日、カンヌ広告祭の報告会に出席した。

その中で、サイバー、チタニウム両部門で
Wグランプリに輝いたUNIQLOCKの制作者、
田中耕一郎氏のビデオインタビューが紹介された。

「PC上で、“そこにある必然”をつくれば
 コミュニケーションとして強いんじゃないかと考えた。
 それが時計だった」

なるほど、“必然”ほど強力なものはないのかも。
生活や風景にとけ込んでいるものは誰も排除できないし
受け入れていることを意識することもない。

そのスキマに入れるか否かは、ほんと微妙。
センスとか仕上げ力とかがモノを言う世界。

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

田中耕一郎さんのことばの続き。

「けれど、時計とUNIQLOがどう結びつくのかなぁ?って。
 ある日、UNIQLO+CLOCKでUNIQLOCKという言葉を
 思いついて、すべてがパッとつながったんですよ」


2008年09月06日(土) 家財道具購入ツアーにて

渋谷の東急ハンズで突っ張り棒一式を
買おうとレジに並んでいたら、手前に
今田耕司。

甚兵衛姿でハンガーを大量購入していた。
朝、マツケンと出ていたTVを見た後だったので
不思議な気分。本物だー、という、ただ一点。


その模様をちょい遠くから見守っていた友だちは

「上京して初めて自慢できる有名人目撃したわ〜」

と言っていた。グラビア雑誌の編集してるくせに。

安田美沙子とかPerfumeとかと会って
しゃべってるのに、今田の勝利て。


2008年09月05日(金) see through

キヤノンから、フルサイズ一眼レフのティザーが発表された。

キヤノンはどこにも「フルサイズ」なんて言ってないけど、
たぶん、というか十中八九、EOS 5Dの後継機だろうよ。

引っ越したばかりで金欠 & 仕事が多忙 & GR2が面白い

の3点セットを理由に、スルーしそう。
分相応に考えても、同じく今秋発売のEOS 50Dでさえ
やっぱりスルー。


それは今年の目標でもある。もう9月だけど。


2008年09月04日(木) 元気です

「信長の野望」や「三国志」で有名なゲームソフト会社KOEIが、
「DEAD OR ALIVE」で有名なソフトメーカーTECMOと経営統合に
向けて話し合いを進めているらしい。

そういえば、TECMOの入社試験に落ちた友だちが
いまKOEIで働いているなぁ

と不意に思い出した。
買う側の会社に入れてよかったじゃん。

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当初は壁が薄い!?と嘆いていた新居も、
家具を配置してみるとそうでもない感じ。

モノが音を吸収してくれるのかもしれない。

「オレが神経質なだけだったのかな?」なんて
言っていたが、同居人に言わせれば
「大げさなだけなんだよ」とのこと。

何を言われても気にしない。モノが吸収してくれる。

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浪人時代の友だちから結婚披露宴の案内が届く。
10月、横浜にて。




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