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2007年10月31日(水) Parking Space


「P」と書かれたどこにでもある駐車スペース。
と思いきや、端が段差の上に乗っかっている。

どんな悪路も平気で(むしろ好んで?)走る
ジープというクルマを、車体を一切出さずに
白線だけで広告してしまうというエレガントさ。


実物を出さずにそのものの特徴を
端的に言い当てる表現に惹かれます。

ここに書かれた「P」も「Jeep」も、
その意味で最も単純でストレートなコピー。
決して新しくはないけれど、やっぱり
普遍的だと思うし、つよい。


2007年10月30日(火) Leopardな日々

あたらしいOSを入れて4日目。

徐々にフィットしてきたのか、
以前よりサクサク動くようになる。
Photoshopを重く感じることもない。

ただ、ネット上に報告されるBSODなインストール不具合も
体験しちゃった…けど、土日を費やして今はすべてを入れ直し、
どうにか本来の作業環境を手に入れました。

仕事場のデザイナーさんらには
「人柱になってくれてありがとう」
と揶揄されたりもしたけれど、むしろ
Macな人なら早く導入しちゃった方がいいですよ、
と今なら言えるほど快適(日曜は焦った…)。


こうした多少の(?)リスクもありながら、
OS(オペレーティングシステム)を変えるということは、

机に絶妙な傾斜がついたとか、ペンのグリップが
今までより手になじむようになるとか、ファイルが
色分けされてグッと探しやすくなる、という変化と
同義だと思います。つまり、

・やってる作業や動作は変わらない。
・けれど、ちょっと便利になっている。
・その便利の蓄積が快適につながっている。

その意味で、今回のアップグレードは
見た目の派手さ以上に細やかな気配りが施された
Macらしいプロダクトデザインだと感じました。


2007年10月27日(土) Leopard


Mac OS X Leopard をインストール。

さっそく、いくつかの新機能をチェックした。

タイムマシーンは壮大な(過剰な?)演出とともに文字通り
過去のデータにさかのぼれるし(まだその過去がないけど)、
メールの添付ファイルがアプリケーションを開くことなく
閲覧できるのが、地味だけどごすく便利!

HTMLファイルまでアイコンプレビューが出たり、Spaceで
作業ごとにデスクトップが入れ替わったり、かゆいところに
手が届いた作りに感心。

ひととおり触ってみての感想は、
ヒトコトで言うと「仕事向き」。

複数アプリで作業する自分にはうれしい機能が満載…
なんだけど、ちょっとPhotoshopが重くなった?


2007年10月24日(水) はぁぁぁ


きれいな人を見ると絶望的な気分になる。

「なぜ、僕とあなたはお知り合いではないのですか」


2007年10月21日(日) 久々の晴天







写真更新
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2007年10月20日(土) あなた次第


Radiohead『In Rainbows』
ダウンロード購入。

また冬に合いそうなメロディラインだこと…。

イギリスのロックバンド Radiohead が、まもなくニューアルバム『In Rainbows』をリリースする。アルバムの公式サイトによると、同アルバムは10日以降、当面『Radiohead.com』からのダウンロードのみという形で提供する予定だという。

音楽業界にとっての驚きはそれだけではない。この新作は、1セントも支払わずにダウンロードすることも可能だ。新作はユーザーが自分で値段を決められることになっている ―― もちろん、無料も含めて。

公式サイトには次のように書かれている。「あなた次第だ。本当に、あなた次第だ」


以上、Japan.internet.comより引用。

よく田舎で見かける、畑の側道に「野菜売ります」と書いた
看板とお金を入れるカゴだけを置いた無人の八百屋さんみたい。
(東京でも小平で目撃した)

あれを見るたびに、ネコババされないのかな?と不安になった。
考えてみればすごいシステムだと思う。試されているというか。

今回、僕は00,00と入力。
そういう人間です。


2007年10月19日(金) アートディレクター、殺し屋、ジャック

かつて本屋でサインをもらったこともある、
日本を代表するであろう広告クリエイター2人。

同じ知識ゼロの地点から出発したにも関わらず、
彼らの口から発せられるプランや言葉の数々は
納得感が違う。その現場に立ち会える幸福!を
かみしめていたら、自分の作業パートの〆切が
ひたひたと差し迫っていることに、今日気づく。

土日は潰れた。
まだ訪れぬ週末が、すでに過去形。


伊坂幸太郎『グラスホッパー』、まだ途中だけど
読みはじめたら止まらない。この完膚無きまでに
暴力に充ち満ちた小説に没入していると、自分の
中にいた苛立ちがスーっと引いてゆくのがわかる。

まるで小説の中の殺し屋が、僕の頭に巣くっていた
イライラまでをも殺めてくれているかのような感覚。
と言ったらヤバイ人か。でも気持ちいい。

絶対にスカッとする幕引きじゃないことは察しがつく。

『24』シーズン6も借りはじめた。
しばらくはフィクションにストレス発散を求めよう。


2007年10月16日(火) 腹、戦、馬

天気が非常によろしくない。
陽光が差してこないので、
いつまで経っても寝ていられる。


「空腹のまま戦争に巻き込まれる」という夢を見た。
以下、実態のない事の顛末。

コンビニで買った肉そぼろ弁当を食べたい。
だけど、街中で爆音が鳴り響く。市街戦の様相。

サッカーの競技場のようなところで、
女子高生たちが観客席に座っている。
だけど青芝のピッチには誰もいない。

彼女たちに戦争の恐怖は微塵もなく、
楽しそうに、膝にサンドイッチを広げている。

コンクリートの床に蓋があり、
開けると防空壕になっていた。
女子高生をその中へ詰め込み、自分は
冷めつつあるそぼろ弁当片手に本屋へ。

着物を着た夏目漱石風の店主に状況を
確認する。爆撃は収まりそうもない。

クルーザーが横付けされた湖で銃撃戦開始。
カウボーイが撃たれ、湖へドボン。
馬が脚を撃たれ、暴れながら湖へドボン。

必死で水を蹴る。啼く。あぁ馬の声だ。
荒い鼻息で波立っているかのよう。

もうダメだ、俺は戦死の前に餓死しそう…
お弁当…


というところで目が覚めた。
水中で墨汁のように噴きだす馬の血と
啼き声があまりにリアルだった。


2007年10月15日(月) 秋的ドラマ

いよいよ秋ドラマ始動の季節。
『ガリレオ』も福山雅治でスタート。

柴咲コウの役は原作には存在しない。
第1回の犯人は計画殺人じゃなかった。
草薙刑事はあんなにモテないはず。


そんな設定の違いや限られた尺の
中での展開から、原作に比べて物足りない
部分もあるにはあるけれど、これはこれで
月9的には有りなのかもと思うに至る。


いよいよ、といえば、
いよいよ電気カーペットの電源を入れた。


2007年10月13日(土) レイトショー

『探偵ガリレオ』のつづきは
いったんお休みにして、またも
伊坂幸太郎に戻ってしまった。

『グラスホッパー』で帰ってきた。
やっぱ冒頭からぐいぐい引き込まれる、
この感じ。いいわぁ。


夜、新宿で映画を観る。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』。
懐かしくもあり、新しくもあり。
細かな部分で、おふざけもあり。
(鵜飼教授とか、JIDAIとか)

一度作ったものに再び挑戦するのは
どんな心境なんだろう?と思って観たが、
しっかり別物として楽しませてくれた。


2007年10月12日(金) Trash the 先入観

やってしまった。

某サイトの得意先プレゼン。

 ちょっとしたギミックを施すことで
 ユーザーにクリックを促し、同時に
 遊び心も感じてもらえます。

という提案をしてみたところ、
思いのほか気に入ってもらえた。

あぁ、好感触。と思って話を進めていたら、
クライアントに「そのギミックは、例えば
○○でデザインできますか?」と質問された。

サイズの問題やら想像上の印象から、
瞬時に「厳しいんじゃないかな」と思い、
「そうですねぇ」と言いつつ、「難しいと
思います、なぜなら」と、否定的な意見を
いくつか並べた。

「あ、すみません」と謝られ、
そこで初めて自分の失態に気づく。

無碍に否定することなど全然なかったのに!
いったん「持ち帰って検討」すればよかったのだ。
得意先を謝らせるなんて言語道断だー。。

その後のプレゼンも終始いい感触で進んだが、
内心は自らまいた種で激しく落ち込んでいた。


後日、幾つかのパターンを用意して
再び提出することになっていたので、
仕事場に戻り、改めてクライアントの
意見も含めた数パターンを作成する。

すると、だ。
もっととんでもないことに気づいてしまった。

クライアントの言っていたモチーフが、最もよいではないか!
理にかなってる上に、物語がある。

うわー、ごめんなさい!ごめんなさい!
目の前のモニタに向かって頭を垂れた。


先入観で即断してはいけない。
いつも後輩に口うるさく言ってることなのに。


2007年10月10日(水) ガリレオ

東野圭吾『探偵ガリレオ』読了。

サクサク読めた。これ、中学生の時に
出会ってたらむさぼり読んだだろうな。

あの頃、なぜか探偵モノに夢中だった。

夕方、家に帰ったときにNHKで
ホームズやポワロの海外ドラマを
しょっちゅう放送していたし、仲のいい
友達が金田一耕助にはまったというのも
影響して、ひと癖もふた癖もある彼らに
憧れたもんだ。懐中時計を買ったりと、
一部恥ずかしいけど(時効ってことで)。

当時の興奮を思い出すにはちょっとパンチの
弱い作品かもしれないけど、次作も読んでみよう。


2007年10月09日(火) BackGround Music

ドラマ『24』を環境音にメタルギア(PSP)をやると
緊張感が倍増することが判明。よく合います。

映像は音で見るものだ、という恩師の言葉を思い出す。

いや、そんなようなことを言っていた気がするだけか?
そんなようなことを言っていた。あの人は。


日本のドラマはBGMのバリエーションが少ないと思う。


2007年10月07日(日) 風邪とデスクトップ


風邪って肩に来るのな。

ゲームのしすぎという説もある。


2007年10月06日(土) One More Time

神戸の友達から披露宴の招待状が届いた。

開催は12月の土曜日。もちろん、行くつもり。

だけど、翌日の日曜にDaft Punkのライヴがあって、
「ついでに神戸観光」とはいかなくなってしまった。
残念。


この3連休は、同居人は連日仕事で僕は風邪。
家でおとなしくしている。


2007年10月04日(木) ひとりを愛せる日本へ。

おおきな仕事がひと段落したので
久しぶりにゲームでもやるかと思い、
『メタルギア ソリッド』のBOXセットを購入。

思う存分やるぞ!(極秘潜入の意志なし)と意気込む。
不健康なのは承知の上。面白いんだから。

喜び勇んで箱を開けてみたら、なんとPSP用の
ソフトまで入っていて、こりゃ「うすちーさい」
PSP本体も買えってことね!と、早くも算段中。

。。。。。

会社の後輩にiPod touchを自慢される。
薄い!指先でするーっと動く!作りがいい!
そして何より、未来っぽい!

「いいすよ、イトーさんも買った方がいいすよ」
知ってるよ。そろそろ指でするするする時代だよ。
でもぐっと我慢。私にはPSPが待っている。

iPod touchにはまだまだ可能性がある気がする。
サイズ(厚み)の兼ね合いもあるけど、いつか
ワンセグとGPSナビの搭載は叶えてほしいなぁ。

ホーム画面で「お気に入りサイト」のボタンが
ショートカットとして作れたらいいのに、と思った。
(その際のボタンはFaviconをリデザインてのは無理か)

。。。。。

秋ドラマ・月9『ガリレオ』の原作小説を読みはじめた。
初の東野圭吾作品は短編で読みやすい。
伊坂幸太郎の方が好みだけど、箸休めとした。




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