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2007年03月31日(土) GReeeeN - HIGH G.K LOW〜ハジケロ〜



大学の先輩がデザインを担当しているアーティストの
PVを見ていたら、友達が一瞬出ていて笑えた。
もちろん先輩も一瞬。

僕も参加したかったけど、タイミング合わず残念。
残念だ!

iTunes Store


2007年03月30日(金) 「殺さないで」


今は3台目、黒のiPodを使っている。

最初(2003年春)に買った第三世代と
次(2004年秋)に買った第四世代(写真)は
とうに壊れているものと思って放置していたが、
いい加減に捨てなきゃと、廃棄の前に分解を試みた。

ところが、外装が頑丈でいっこうに開かない。
ゆで卵を割るみたいに机に叩き付けてもみたが、
ぜんぜんダメ。

分解して、中のデータを復帰させたり盗んだりを
防止してから捨てようと思っていたので、困った。
音楽はいいとしてもアドレス帳は“破壊”したい。

ん?…そもそもデータは残っているのか?

ついに起動すらしなくなり、修理に出しても
「ダメでした」とさじを投げられたこいつらに、
物理的にHDDを破壊するだけの必要性がある?

2台とも充電してみた。
数時間経って本体からケーブルを抜いた。
手がボタンに触れた。Appleマークが出た!

ふつうに使えた。
中の音楽も使用当時のまま残っている。
2台とも生きていた。

「捨てられる!と思って急いで起きたんだよ」
と言って、今はふたたび彼女が使っている。
それでも1台余ってしまう。


2007年03月29日(木) 春のプチ工事


このnoteページを工事してます。

先日はページ最下部に「ページTOPへ戻る」ボタンをつけました。
そのような文言では表記せず、ただボタンを置いてるだけですが。
いちばん下まで読んでもボタンを押せばスイーっと上へ戻ります。

あと、最下部のメニュー名「index」を「ALL」に変更しました。
これまで「index|HOME」と表記されていましたが、これでは
意味が似ているように見え、誤解を生んでしまうかも?と今さら。

今日はフォントカラーを若干濃いめにして
サイズを12pxから11pxに下げてみましたが、
Windowsだと字が小さくて読みづらく感じられました。
なのでサイズは速攻で元の12pxに逆戻り。…悩ましい。

カラーも元に戻しました。


実際は「監督」である僕しか使わない機能だったり
知り得ない些細な変更だったりするんだと思います。
だから書いておきたくなりました。


うちの前の道も穴掘り工事中。年度末ですから。


2007年03月28日(水) CURE

今日の東京の最高気温22℃。
家の前の桜が満開になった。


先週末、黒沢清監督作の映画
『CURE』をDVDで見た。

会社のデザイナーさんが
「これを面白いと思うかどうか…」
と言いながら貸してくれたのだが、
めちゃくちゃ面白かった。星5つ。

  医科大の精神科の学生だった萩原聖人扮する青年が、
  催眠術を使って偶然出会った人々の心の奥に潜む狂気を
  呼び覚まし、次々と殺人を教唆(きょうさ)していく。
  役所広司扮する刑事は事件を追っていくうちに、自らが
  抱える不満を表出していき、皮肉にも癒されていく。
<Amazon.co.jp 商品の説明より>

“実際、間宮が演じたのは「増幅器」だったのではないか”
と書かれたAmazonのレビューには合点が行った。

最も脳裏にこびりついたのはバスのシーン。
そして役所広司の迫力はいつもながらスゴイ。

公開は1997年だから、僕は10年間も
この作品を知らずに生きてきたのか。


今週末は穏やかに花見を予定。


2007年03月25日(日) 水泳世界

1年ぶりくらいに、25mプールで泳いだ。

本当は1年ぶりかどうかも怪しいくらい久しぶりで、
最初の15分はひたすら歩行コースを歩く歩く歩く。
あとは自由コースで平泳ぎとクロールをちょこっと。

2時間のチケットで、実質1時間も泳げなかった。
「体力の限界!」ではないけれど、衰えを感じる!
完泳コースでバタフライをする老人がまぶしい。

最高のタイミングで、休憩を促すアナウンスが流れる。

プールサイドの巨大なガラスから夜の訪れを見る。
今日のところはこのまま退散。

家に帰って、テレビで「世界水泳」を見た。
女子・1,500m自由形!?奴ら、人間じゃない。


温泉に行きたい。


2007年03月24日(土) SKAT


僕のコピーが載った『SKAT.6』、
全国の書店さんにて絶賛発売中です。

SKATとは、SendenKaigi Award Text の略。


2007年03月21日(水) アポ子とアポ美

春にぽっかりと空いた春分の日。

渋谷の喫茶店で本を読んでいました。
江國香織『ぬるい眠り』と雑誌『ブレーン』と『WebDesigning』。

渋谷区に引っ越してきてからお気に入りのこの喫茶店は
デフォルトのメニューしかないため、他のサ店と違ってチョイスに
迷うこともないし、照明も丁度いい塩梅で暗く、いざとなれば無線LANも
通っているし、何より人気がない故に静かなのが素晴らしい。


と、この日も優雅なひとときを味わっていたら、ギャル風の女2人と
ホスト風の長髪男が入店。女Aがけたたましい声で電話をかけ始め、
切ったかと思うと再び別の相手に電話。女BもAに負けじと誰かへcall。
「あ、リサ(仮名)〜?久しぶりー。元気してたーぁ?」。

あまりにうるさいので、読書をやめて会話に聞き耳立ててみました。


「私?元気元気〜。うん?いや、元気かなぁーと思って。
リサさー、もっと良いバイトしたいって言ってたじゃんー。
でねでね、私の友達の上司がなんか退職して新規事業立ち上げるとかでー。
通販のモニター?になるだけで印税みたいなのもらえる仕事があるってさー、
マジおいしくない?熱いっしょ!でね、その説明会?ってのが今度渋谷で
あるんだけど、一緒に行こうよ。急がないと埋まっちゃうんだ。
てかマイミクしてよー!うんー、よろぴくー(後略)」

ものすごく端折って書いたけど、元の女の会話もかなり端折ってると思われ。
ざっとこんなノリで怒濤の話術を繰り広げていました。

ぱかっと携帯を折りたたんで「一丁上がり」とでも言いそうな、今まさに
“ひと仕事”終えたばかりのギャル。一拍の間を置いて、電話中はずっと
黙ってコーヒーを飲んでいたホスト風男が口を開きました。

「今ので一人あたり○○万として、そのコがまた別のコに紹介するっしょ、
んで四月まで○○%の手配料と○○代が加算されるから…○○×10人としても…
150万ってとこだなっ」

女2人「キャー!!!まじボロいんですけど」「楽勝〜」。

「私あと10人は行ける!」「私もアポりまくるよ!今夜はアポ子とアポ美になる!」
という決めゼリフ(?)を聞いたところで、僕は身震いしながら現場を後にしました。

アポ子とアポ美…。
かわいかったなー、アポ美。


久しぶりに写真更新しました。
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2007年03月20日(火) 7というカメラ

先週末、2年間使ったデジカメを売って、
そのお金を元手に新しいのを買った。

 オリンパス CAMEDIA C-7070
      ↓
 キヤノン PowerShot G7

オリンパスの愛用機は、状態がよかったからか、
今となっては珍しいバリアングル液晶が搭載されて
いるからなのか、とにかく予想よりずっと高く売れた。


新しいカメラには手ぶれ補正も顔認識機能も付いてる。
顔認識はなかなか面白くて使える機能だと思う。

画素は720万から1,000万画素へと順調にアップ。
それでいてサイズはひと回り小さい(100gダウン)。
何より嬉しいと思ったのはISO感度ダイヤルの存在と、
コンパクト機でありながらホイールのある操作系。

だけど、売った方のカメラの「ウリ」だった
28mm〜広角ズームレンズとバリアングル液晶は
新しい方には非搭載で、この辺りの変化は写真の
構図や撮影スタイルにきっと影響を及ぼすだろう。

2年ぶりに外へ出たくなるカメラを手に入れた。
バリアングルはないけれど、もう手には馴染んでいる。


2007年03月19日(月) 春らしき出来事

かつて、田舎から単身東京へ
たまに遊びに来ていたいとこが、
今日、志望先の高校に合格した。
と、母からメール。

4月からは僕の(そして僕らの祖父と、僕の父と母の)後輩になる。

よく、あの“難関”を突破できたと
心から褒めてあげたい(一部虚偽)。
おめでとう!


それにしても時は猛スピード。
この前まで中学に上がったばかりに思っていたが。


2007年03月18日(日) ジャイアントロボに見入るひと



「今さらロボの原子力が怖いって言うんですか!?…って怖いに決まってるわ」
と言いながら見入るひと。
じょじょにTVへとにじり寄る。


2007年03月16日(金) 殺害ノ現場

ぼーっとしてたら
一週間が速い速い。


先週みた映画『叫(さけび)』の
イメージがこびりついている。

 人が人を殺すさまを
 じっくり見られます。

この映画を他人に勧めるなら、
僕はこう言おう。

あー、人が死んでゆく。
遠くから、安全なスクリーンの外から、
人が殺される過程をじっと観察する感覚。


『ゆれる』を観たときも、
しばらく殺害シーンが忘れられなかった。
そういうときは決まって変な夢を見る。

何かの戦争で廃校になった中学校へ迷い込み、
ホコリまみれの教室で2人の女の子の幽霊と
お喋りをする。理科の先生の骨が落ちていた。
*映画とは関係ないです。


2007年03月11日(日) California no Sora

予備校時代からお世話になっている先輩が今月、渡米する。
向こうでデザインをもう一度勉強するためだという。

戻ってくるのは何年先かわからない。
当人は4〜5年は帰らない覚悟でいる。
僕もそのつもりで、新宿で会った。

なのに、いつもと変わらない。
違うのは目の前に出される料理が学生時代より
ちょっとだけ豪勢なことと、場所が立川じゃないこと。

話すことはお互いの近況から将来の計画らしきもの、
悩み相談のような愚痴など、中身は年相応ではあるが
項目は予備校や美大にいたころと変わっていない。

先輩は物言いや考えに確固とした芯が通ってて、
いつもしっかりした大人の女性というイメージが
ずっと僕の中にはあって。

だから仕事を辞めた上での留学という計画を
初めて聞いたときも「すごいなぁ」とは思ったが、
本人には並々ならぬ迷いと決心があったことなど
この日会ってお話しするまで想像だにしなかった。

そもそも、新宿の「鳥良」でそのとき一緒に
手羽先を食べた別の先輩も、僕の彼女も、僕も、
この人がロサンゼルスに「引っ越す」なんて、
ちょっと前まで思いもしなかったこと。

本当に変わるのは、これからなのだ。
その手前に立つ人を東口で見送りながら、
行ったことのないカリフォルニアを思った。


2007年03月10日(土) 『叫』

映画『叫(さけび)』を観た。

黒沢清監督×役所広司主演、
オールスターキャストで贈る黒沢清初の本格的ミステリー。

というディスクリプション。
ほか出演者に小西真奈美、伊原剛志、葉月里緒奈、
オダギリジョー、加瀬亮、奥貫薫。

ミステリーとホラーの中間にあるような、
今までに観たどの映画とも違うタイプの作品だった。
薦めてくれた仕事場のデザイナーさんは「ホラーなのに笑える」と
言っていたが、確かに。なんか変。だけど怖い。でもやっぱ変。

こないだ、品川で生小西真奈美を目撃した。
それはそれは美しい女優でしたよ、スクリーンの外でも。

映画に没頭していても、役所広司が小西真奈美と抱き合うシーンは
普通に羨ましい!と思ったけどひとりで観に行ったから良しとする。

生き人と死に人が交差するこの映画、
休日も撮影の仕事に行ってる彼女には感想の述べようもない。
辞めちゃえばいいのに、と、毎週思うムセキニンな心の叫び。

『叫』
http://sakebi.jp/


2007年03月09日(金) 第44回宣伝会議賞

本日、第44回宣伝会議賞の贈賞式に出席しました。

応募総数20万624点から
ファイナリストの14人に残ることができ、
知らせを受けてから約1ヶ月間、悶々としながら
この日を待ち望んでいました。

協賛企業賞受賞者60名の発表の後、いよいよ
ファイナリストの受賞発表。

最初の「奨励賞」で自分の名前が呼ばれました。
ここかー、というのが最初の感想。
もっと上まで行って欲しかったから。

だけど、公募の規模を考えれば
初応募にしてここまで進むなんて快挙です。
と、自分で言ってみる。

その後、コピー部門、CM部門、準グランプリ、
そしてグランプリの氏名が各審査員に呼ばれました。
グランプリは明治チョコレートのコピー。

続いて、パーティー会場へ移動。
作品の課題を出してくれた方々に直接会い、
僕が書いたコピーの生い立ちや思いなどを喋り、
コピーが載ったプレートの前で記念撮影。

MC木佐彩子氏が祝電を読み上げる間は、
審査員の小野田隆雄さんとお話をしました。

  恋は、遠い日の花火ではない。

で有名な名コピーライターに最大限の賛辞をいただき、
このとき再び、受賞の事実と喜びをかみしめました。

いただいたコトバは一生の糧にします。
ありがとうございました。


第44回宣伝会議賞 受賞一覧
http://www.sendenkaigi.com/awards/chronicle/44/

シブケイ
http://www.shibukei.com/headline/4129/


2007年03月06日(火) 好転!

昨日の朝、まだ閑散としていた仕事場に1本の電話。
「代々木警察署です、伊藤様いらっしゃいますか?」

キターーーーーーーーーーーーーーー!!!!!

「私です私です!!!」


土曜に渋谷で落としたサイフが戻ってきました。
中身もぜんぶ入ってるって!感動で泣きそう…。

この数日間、僕の免許証やカードや名刺などが
『闇金ウシジマくん』ばりに悪用される、まさに悪夢を
想像しては妙な汗をかいていただけに、拾い主の方には
感謝の言葉もありません(先方の希望により、お名前も
連絡先も明かしてもらえず。でも一生感謝!)。

立川駅でも東京駅でも落としたことのあるMyサイフ。
一生使い続けます、ボロボロのポールスミス。


2007年03月05日(月) ひとを撮る、ひまを撮る。

最近、ひとを撮らなくなった。

昨晩は彼女が友達を連れてきて、
夜通し3人でドラゴンボールやら聖闘士星矢やらを
YouTubeで鑑賞し、コーラを飲み、おやつを食べ、
朝方から昼まで爆睡するという自堕落休暇を漫喫した。

が、

以前ならパシャパシャ撮っていたであろうそんな光景も、
今はカメラに手が伸びることすら滅多にない。
陽射しは前のアパートより明るいのに。

時間が経てばまた撮りたくなると思う。
サイトに更新する枚数も増えると思う。

ただ、自堕落が絵になるのは学生までかもしれない。


2007年03月03日(土) 暗転

「いいことがあると悪いこともあるね」
「ま、世の中いい人ばかりじゃないから」

友達や交番の警官に言われるひとつひとつ
には反論の余地もないし考える余裕もない。

今日、ポケットからサイフを落としました。
渋谷で!自転車からポロっと。


今まで4回も落としてきたサイフだけに、
また戻ってくるんじゃないかと願うばかり。
7年間も無駄遣いに付き合ってくれた僕のサイフ。
嗚呼!!


カードの停止手続きや交番での届け出を終えて
友達の待つケーキ屋に戻るも、お金が無くて何も
頼めず、サイフを落として帰るだけの一日だった。
嗚呼!!!


2007年03月01日(木) 宣伝会議賞ファイナリスト

去年の秋、『宣伝会議賞』
というものに応募しました。

  今回で44回目を迎える「宣伝会議賞」は、
  広告表現のアイデアをキャッチフレーズおよびCM企画で競う、
  日本最大規模の公募広告賞です。
  (中略)
  歴代の受賞者には、糸井重里氏、林真理子氏をはじめ、
  現在クリエイティブの第一線で活躍する方が名を連ねます。

<第44回宣伝会議賞 応募概要より>


今日、2次審査までの結果が載った3/1号が発売されました。
書店でめくってみてください。僕の顔と名前が載ってます。
約20万本の応募作から最終選考に14人が絞られました。
その中に僕もいます。

二次審査の段階で通過率0.3%!だったそう。
いま、僕は広告の仕事をしていますが、自分の名前が
何かに載ることは基本的になく、もちろんお仕事とは
違うけれど初めてのことで、感慨もひとしお。


入選した喜びも大きいけれど、他の応募作品を見るに
「みんなスゴイ!負けた…」と早くも落胆しきりです。
が、贈賞式(結果発表)には胸を張っていこうと思います。

式は来週の金曜、久々にスーツ着ます。


第44回宣伝会議賞
http://www.sendenkaigi.com/awards/




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