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2006年11月30日(木) 実相寺昭雄

テレビの「ウルトラマン」シリーズの演出や
映画「帝都物語」などで知られた映画監督の
実相寺昭雄(じっそうじ・あきお)さんが29日深夜、死去した。
69歳だった。
(11月30日付 朝日新聞より)

ショック!
ウルトラマンも帝都物語も小学生の頃に
ビデオテープがすり切れるまで見入ったし、
「実相寺アングル」といわれた独特の構図は、
高校〜浪人時代の僕に大きな影響を及ぼしました。

ウルトラセブンに至っては、
大学生になって再びDVDで全話見たものです。
特撮マニアの友人から1本ずつ借りて。

今夜は「狙われた街」を見ないわけにはいきません。

ご冥福をお祈りします。


2006年11月29日(水) 他人サイト

思い出したように写真サイトの紹介。


▼JULIA FULLERTON - BATTEN
http://juliafullerton-batten.com/
けっこう好きな感じの写真。


▼磯部昭子ポートフォリオサイト
http://www.isobeakiko.com/
プロフィールを見るに、大学の先輩のようです。

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ところで、今週末から12/6(水)まで、
有明で「デジタルアートフェスティバル東京2006」という
メディアアート系のイベントがあります。

僕の友人にして、同期では数少ない(唯一の?)
アーティスト、志村くんの作品も展示されています。
もちろん、見に行くつもりです。

▼デジタルアートフェスティバル東京2006
http://www.daf-tokyo.jp/
(サイトは妙にダサイ)


2006年11月28日(火) geoGreeting

世界の中心でなんでも叫べます。

ズームイン!
www.geogreeting.com


2006年11月25日(土) ガチャピンを見た!


今日、ガチャピンを見た!

メンテナンス中?だった。
おしりからスポンジのようなものが出ていた。
超シュール。

ガラスに書かれた「光子館」を調べてみた。
ドンピシャ!


2006年11月24日(金) No days

渋谷に引っ越していちばん変わったことといえば、
彼女が週の半分は来るようになったことだろう。
仕事場から小平へ帰るよりはずっと近いから。

深夜2時〜3時、その人は働き通しでヨレヨレの身体を
意識だけで引きずり、死んだように眠る。職場でついた
タバコの臭いをとる間もなく、休日も撮影現場へと向かう。

先日の「勤労感謝の日」なんて、

「誰が私の勤労を感謝してくれるんだ!」

と怒りながら戦場へ旅立った。
「逆に勤労できることを感謝してみたら?」
と言おうとしたけど、逆鱗に触れそうでやめた。

明日も明後日も仕事らしい。
寝る前にカメラの充電をしていた。

仕方がないので僕はひとりで展覧会や映画館へ行く。
すごく面白い作品に出会ったときなど、とても困る。


2006年11月19日(日) リアル Vol.6

1年に1冊のペースで
発売されるマンガ『リアル』。

今年もその季節がやってきた。
第六巻、発売されました。


ちょうど2年前にも、
このことをここに書いていた。

当時は第四巻。
改めて、ゆっくりとした発刊ペースに驚くと同時に、
この年1ペースが作者にとっても読み手にとっても
いいのかなと思う。
大げさにいうと、旧友からの久々の手紙。みたいな。

もちろん今回も速攻で購入。
その他、まとめて雑誌やマンガを買い込んだ。
雨にちょうどいい。

次巻、2007年秋に発売予定とのこと。
どうせあっという間だ。


2006年11月18日(土) レンジで温め直したような日記

深夜、マンションの入り口にある
ダストボックスに燃えるゴミを捨てに出たら、
仕事帰りの彼女とちょうど鉢合わせた。

「どこのおっさんかと思ったよ」

遠目に見ると、僕は僕の父にそっくりらしい。
(彼女は僕の父と数年前に一度だけ会ったことがある)


今週は仕事のロケ先で仮面ライダーの撮影隊に遭遇し、
サソード役の神代剣君じゃなかった山本裕典を生で見たり、
横浜中華街で美味しい水餃子をたらふく食べたり、
棚ぼた的にいい一週間だった。


2006年11月16日(木) 「Web写真界隈」

内原さんの連載「Web写真界隈」が面白い。

明るい単焦点レンズを検討していたので、
今回は個人的にタイムリーな内容だった。

なんとなく、日常的に写真を撮る人というのは
重たい機材にも動じない体力と行動力があって、
なで肩の僕なんか太刀打ちできない重量のカメラを
平気で一日中持ち歩いているんだろーな、という
ねじ曲がったイメージを抱いていて、内原さんは
その最前線にいる(?)人だとずっと思い込んでいた。
一時期、1D系を使っていたらしいというのもあって。

それだけに、
「できるだけボディは軽いほうがいい」という話には
驚いたと同時に、これまた勝手な親近感を持ってしまった。
(実際、体力と行動力もあるんだろうけど)

EOS Kissというダサい名前に対する捉え方も
僕が以前から思っていたこととほぼ同じで、納得。
(広告はKissのイメージを変えようと頑張っているけど、
 ロゴは昔のままだしブランドとして機能不全だと思う)

やっぱり単焦点レンズが欲しくなった。

Web写真界隈 「エアカメラを求めて−EOS Kiss Digital X」


2006年11月15日(水) LAUREN GREENFIELD

■ LAUREN GREENFIELD PHOTOGRAPHY

http://www.laurengreenfield.com/

スライドショーが面白い。


2006年11月13日(月) Cornelius LIVE in Apple Store, Shibuya

コーネリアスのライヴに行ってきた。

Cornelius LIVE in Apple Store, Shibuya
11月13日(月)8:00 p.m.

11月24日か12月1日のPOP JAM(NHK)にて
放送されるらしく、あの狭い店内にミキサーやら
ハイビジョンカメラやら演奏機材やらが設置され。
いつもの整然とした店の雰囲気はどこへやら。

30分ほどのコンパクトな内容だったけど、
新譜のオイシイとこ取りな選曲で楽しめた。
「Wataridori」の低音がとくに気持ちいい。

並んでいる間に凍え死にそうだったけど、
来春のライヴがますます楽しみになってきた。


余談ですが、どちらかというと
片桐(メガネ)の方がよっぽどMacっぽい
と思うのは僕だけ?

http://www.apple.com/jp/getamac/ads/


2006年11月12日(日) 秋食い道楽

大学時代の同級生、のりさんと遊ぶ。

のりさんは僕の彼女の親友であり、彼女と同じく
アイドル関係の、僕と同じくWeb媒体の仕事をしている。

土曜の夜。
新宿でお粥を食べて、ケーキ食べて、
うちへ来て、おでん食べて、テレビ見て、
テレビに出てきたお寿司を見て翌日は寿司に行こう!
と3人で盛り上がって、日曜日、ちょっと高めの寿司屋で
人生史上最高にとろける大トロを食べて、ケーキ食べた。

食べてばっかりの週末。
駅での別れの挨拶は「次は鍋で」。

正直なところ、最後のケーキはキツかった。
あの寿司屋は、親が上京したら連れて行こうと思った。

げふっ。


2006年11月11日(土) 1111

昨日、仕事の徹夜明けで眠く足も臭いのに、
帰り道になんとなくヨドバシカメラに寄った。
新宿西口、午後9時。11月11日の前日。

いやー、すごい行列。
「プレイステーション3、最後尾はこちらでーす!」
その声に吸い寄せられるように並ぶ人人人人人人人。
「最後尾」の立て看板を持った警備員がどんどん後ずさる。

今並んだら買えるなと一瞬でも思った自分が
怖くなって、その場から立ち去った。

それにしても。
たこ焼きか肉まんでも売ったら儲かりそうだった。
今朝になって雨も降り出したから、傘も売れたかも。
甲子園や新幹線の売り子みたいに出来たら…。

きっと、さっきの警備員に怒られるんだろうけど。
我ながら単純な発想。商魂ですらない。


余談だが、PS3の転売目的で中国人が「確保」の
ために日本国内へ押し寄せているらしい。
祖国で富裕層に売れば10〜13万円になるんだとか。
中国の平均月給は地方で約2万、都市部で4万円〜らしく、
これはとんでもなくスゴイこと。

肉まんどころの騒ぎではないわけだ。
やっぱり並べばよかった!


2006年11月08日(水) 図書館考

本当の裏原は神社の隣だった。

先週の土曜、映画を見る前に
原宿の竹下通り裏にある区立図書館へ行った。

マリオンクレープから左の小道に入り、
女子高生をかき分け、東郷神社の敷地を抜けてまっすぐ。

昭和45年建造のボロい外壁がいい味出してる。
中に入るとさらに古くさい。田舎の公民館を思い出す。
本のにおい。なぜか暗めの蛍光灯。重厚な手すり。

図書館には、音と一緒に気配まで殺さなきゃいけない
独特の雰囲気があって、しかもその空気は館内にいる
全員で作り上げているような妙な一体感というか
共犯関係じみたものがあって、僕は昔から好きだ。

東京の図書館も同じだったので少し安心した。
むしろ懐かしさすら覚えるのが面白い。


廊下の「お知らせコーナー」に貼ってあった紙によると、
現在、新しい図書館が建築中とのことである。広そう。
そういえば入口前の敷地に高い柵が立てられていたっけか。
病院みたいな清潔で明るい図書館に生まれ変わるのだろう。

地元の小さな図書館も、同じく新館になると聞いた。
僕の知っている「図書館」は絶滅の一途をたどるばかり。


新しもの好きだから、新館もすぐ気に入るんだろう。
でも、今の湿気くさい老図書館がなくならないうちは
ちょくちょく自転車で通っておこう。


2006年11月04日(土) ゆ れ る

映画『ゆれる』を見た。

脚本・監督 西川美和
主演 オダギリジョー
   香川照之


今年はとくに邦画が面白いけれど、
その中でも随一の作品じゃないかな。

脇を固める役者陣もいい。
伊武雅刀、真木よう子、蟹江敬三、木村祐一。

兄が、弟が、比べたり嫉妬したりするのは
どこにでもあることなんだろう。その胸の内を
ありありと、淡々と描写してゆく監督の目線が怖い。
この監督の作品をこれからももっと見たいと思った。

滅多なことでは人は人を殺したりはしないけれど、
現実にも「ゆれ」は身近なところにたくさんあって、
やっぱり僕も、見終わって自分の弟のことを思い出した。

元気かな。
立て替えた舞台のチケット代、いつ払ってくれるのかな。
催促しない方がいいのかな。


監督インタビュー
http://www.cybercrea.net/culture/note_060627_01.htm


2006年11月03日(金) 文化の日


HOME - TOWN / 10.15 2006 - 11.03 2006


2006年11月02日(木) アナログハイ

基本的に、このサイトの写真は週1ペースで
土日に更新するようにしているのだけれども、
先週はハイビジョン放送が受信できるようになった。
だから更新をお休みした。

たまたま西条祭りの中継番組がNHK-hiで再放送されていて、
ふたたび祭りの賑やかさを思い出し、それで先々週にUPした
祭りの写真を後退させるのが惜しくなった…というわけ。

それにしてもハイビジョンカメラの画質はすごい。
だんじりの彫刻やうるしの艶、映り込み、そこに乗る砂ぼこりまで
鮮明に映し出す。輪郭がシャープすぎるきらいがあるけど、より
たくさんの光を描写できるようになった結果だから、慣れるしかない。

彼女は「ブルーバック合成みたい」とか、「この祭りってスタジオ撮り
じゃないの?」と悪態をついていたけど、それにも慣れるしかない。
(新しモノ好きの僕に対して、彼女は新しいモノへの
 拒否反応が人一倍強い。腹が立つほどアナログ人間)

ただ、逆にこうも思う。
今まで見ていたものが、デジタルになって
写り方が変わる。見え方や感じ方も変わる。

それを「情報量が増えた=きれいになったから慣れよう」と
するのは、実はかなり無理を強いているのかもしれない、と。

腹が立つほどのアナログ人間はさらに問う。
「落ち着いて見られる?ドラマとかニュースとか。
 背景がやたらクッキリで目障りじゃない?俺はこれでいいの?」

う〜ん、確かに、目障りかも…。

「ほら!クリアすぎて服にモアレ出てんじゃん、あー汚い」

でもこれはたぶん、ブラウン管で見てるから…。
液晶にしたらきっと…。

「出た!えきしょー。
 相変わらず目の付けどころがシャープですこと。
 ていうかテレビそんなに見ないじゃん」

ごもごもごもごも、ごもっともー!
見てるけど。




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