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2006年01月31日(火) ファンタジスタ



http://www.puma.com/より。


2006年01月29日(日) 上野動物園

土曜日、上野動物公園へ行った。

4歳の頃に家族旅行でパンダのトントンを
見に来て以来だから、僕は実に21年ぶり。

今ではパンダはリンリン一頭しかいない。
人間で言えば70歳代のおじいさんパンダ。
日向で背中を向けてぐーぐー寝ているだけ。
時々のっそり起きて、あくびして、また寝る。

観客はレアな「動く姿」をねばり強く待ち続け、
リンリンがあくびをすれば嬉々として報告し合う。
みんな同じものを見ているのに。

20年経っても、上野の主役はパンダだった。

多摩動物園もそうだったが、
最近の動物園は檻が強化ガラスで出来ているため
いわゆる獣臭さがほとんどなくて、よく見渡せる。
どこか雅なところの新年一般参賀のようでもある。

ガラスを隔てず見られる動物も多い。
ホッキョクグマは美しい。
アルマジロは意外に足が速い。


そこに集う客がどんな行動をし、何を見ているのか、
展示の工夫はどのようにされているのかを注目したが、
上野は至ってオーソドックスだった。ザ・動物園。

北海道の旭山や多摩ZOOの展示、
我が地元のとべZOOの環境デザインには劣るように思う。

しかし都心にキリン、ダチョウ、トラ、サイ、パンダがいて、
不忍池は地図で見るより広く、ペリカンが群れをなしている。

そんな場所は他にはないし、
上野に動物園があることは誰もが知っているけど
行ってみると彼らは驚くほど活発で、おもしろい。
リンリンは冬眠中だったようだが。


動物園に行ったこと自体が企画にどう絡むかは
全く未知数だけど、現場を見たのはよかったと思う。
というわけで、ただ今ウェブコンテンツ企画考え中。


2006年01月26日(木) ヒルズ族

「ヒルズ族」【ひるず - ぞく】

意味:田舎者。
   IT系産業という、日本中どこでやっても
   出来る業務をわざわざ地価の高い東京の
   一等地、六本木ヒルズで行うことに特別な
   価値と優越感を見いだす地方出身の経営者。


彼女の親友で、IT系企業に勤めるのりさんに
「ヒルズ族って何?」と聞いたときの返事がコレ。

新明解のりさん辞書はヒルズ族を
田舎もん。とバッサリ切り捨てた。
(ホリエモンと掛けているわけではない)

明解を越えて明快。


2006年01月25日(水) あみだくじ

先日、某所で「あみだくじ」が行われた。

くじなんて、なにかの順番を決めるときとか
必要に迫られてやるものだと思っていたけど、
それは純粋なるくじ引きで、僕も名前を書いた。

そこで、僕はまたしても2等を引き当てた。
金一封(諭吉さん1名)。

なんだかよく分からないけど、やったね。


2006年01月24日(火) 占い

ちょっと見たい今夜9時、TBS。

「高橋克典激白…
 なぜ俺は役者として今一パッとしない!
 を細木一喝…」

番組名は『ズバリ言うわよ!』なのに、
この場合ズバリ言っちゃってるのは高橋克典本人だし。
野村の方のカツノリなら確かにパッとしないが、
いいのか?高橋。


それにしても、ホリエモン逮捕なんて誰が占っただろう。
そして、細木占い(本)によると僕は「一生金に困らない」そうだ。
やったね。


2006年01月23日(月) ゲシュタルト

ゲシュタルト崩壊

【ゲシュタルト=集合認識】
例えば、漢字をじっと見ているうちに、
漢字が漢字にみえなくなったり、一部だけ、
部分でしか認識できなくなったりするのも
ゲシュタルト崩壊のひとつ。

脳に障害が起きるとそれが恒常化したり、
何を見ても全体として(見えてるけど)なんだか認識出来なくなる
(デティールだけは良くわかる)症状。



これか!
教えてくれてありがとう!Napさん(誰?!)。

ゲシュタルト…じいさん、をつけて呼びたくなる。

恒常化は困る。
毎日仕事場でウェブいじって、
タグ打ちしたり文字組みしたりの作業で
もしも字が分解されて見えたら気が狂いそうだ。


心理学用語があるということは、
やはりあたりまえの話だったのか。


2006年01月22日(日) いろはにいちゃもん



たりまえかもしれない話をひとつ。

自分の過去の作品をまとめたブック、
つまり作品集をポートフォリオと呼びますが、
美大生はこれを卒業時までに一冊完成させます。

僕はすでに作り上げていろんなところへ
営業(?)するときに持参していますが、
この冬、再び作り直して遊んでいます。

先日もMacでレイアウトを組んでいたのですが、
拡大した文字を素材にして進めていたところ、
おかしな感覚に襲われました。

文字が文字に見えないんです。
絵に見えたり、見たことのない記号に見える。

「あ」ひとつ取っても、サイズを変えた途端に
一個一個のパーツが主張を始め、脳がいちいち
それに反応してしまって。

「あ」が「め」に似ているとか、そんなレベルじゃなく。
脳が音として「a」に変換できない。

捉えどころなくなってしまった文字「あ」に向かって、
お前は「あ」だ!と脳で思いを強くすると、また読めます。

まるで文字「あ」が別の物体になりすましていたかのよう。
分解されたイメージには意味が付随しないので気味が悪い。

しかし文字を大きくすればいつも分解されるかといえば、
そんなことはないわけで(あったら大変だ)。

僕の祖父は元僧侶&書道家で、僕も習字をやっていましたが、
正月の書き初めでは文字に気味悪さを感じたことはありません。
今も、上のでかい「あ」は「あ」に読めます。

じっと見つめていても…
あれ?長い間見ていると、パーツが主張してきて…

この現象は、繰り返すときにも生じます。
とくにカタカナで。

カタカナカタカナカタカナカタカナカタカナカタカナカタカナ
 カタカナカタカナカタカナカタカナカタカナカタカナカタカ
カタカナカタカナカタカナカタカナカタカナカタカナカタカナ
 カタカナカタカナカタカナカタカナカタカナカタカナカタカ
カタカナカタカナカタカナカタカナカタカナカタカナカタカナ
 カタカナカタカナカタカナカタカナカタカナカタカナカタカ
カタカナカタカナカタカナカタカナカタカナカタカナカタカナ

いや俺には相変わらずカタカナに読めるよ
という人は、脳がしっかりしているんでしょう。
たぶん。たぶんたぶんたぶんたぶんたぶんたぶんたぶん

でもまあ、確かに読めます。
読めるけど変なカタチにも見える。

「を」とか「ヲ」とか、なんじゃこりゃああぁ


2006年01月21日(土) 初雪虫歯シチュー

東京でこの冬の初雪が降り、
人さし指ぶんくらいは積もったが、
それはさておき今日は今年初の歯の治療。

サボりすぎた。
年明けすぐに予約していたのに、
タイミングを逃してずるずると。

こんな日に雪とはいまいましい。
気合いを入れ、近所のN歯科へ走った。


奥歯を削られるとき、女医さんの胸が
僕の大口を開けた顔を覆い、その度に
ガリガリガリガリ。

痛い!


帰りにスーパーでシチューの具を見ながら
電話で彼女に「今夜シチューでもどう?」と誘ったら、
「一人暮らしなんだから一人で食べなよ」とかわされた。

それが全く理由になっていないことに、
携帯を切ってから気づいた。

一人でレトルトカレーを食べた。
奥歯には染みなかった。


2006年01月20日(金) 机上の再編



シネマディスプレイを外部モニタ化して、
PowerBookを端へ追いやった。


2006年01月19日(木) 予兆(暗雲)

今週の個人的必読記事。


ライブドア粉飾決算事件でITバブルは弾けたのか
たった一晩で時価総額が1500億円近く下がった
ライブドアにまつわるエトセトラ。と思いきや、
後半はGoogleの話。面白いけど結論がフツー。


何がコニカミノルタを撤退に追い込んだのか?
思い返せば、僕が最初に使ったカメラは「α」だった。
つい先日、新宿ヨドバシカメラでコニカミノルタの広告を見て
「売れてないけど大丈夫かなぁ」と思っていた矢先の撤退発表。


一昨年辺りから盛んに進む「業界再編」。

おもちゃ業界に就職した友達や、
カメラの設計をしている知り合いは
まさにその渦中にいて、彼らと話していると
世の中のしくみが見えないところで激変しているのが分かる。


たいていのことは「寝耳に水」じゃないんだなぁ。
かといって「想定内」でも全然なくて。

小さなひび割れが地割れになっていくような感じか。


2006年01月18日(水) 傀儡師

風邪を引いてしまった。
案の定というべきか。

わけあって新宿の漫画喫茶で一晩明かした。
連日論文漬けで昼夜逆転していた。
わけあって俳句を一句ひねった。

「我もまたマウス用ひて傀儡師」

傀儡師(かいらいし)…人形遣い。
策士・黒幕の意味を持つ。1月の季語。


なんだかよくわからない日々だったが、
大学にも久しぶりに泊ったり(論文漬け)、
院の友達の修了制作も少しは手伝えたし、
いろいろ思い出せた。

自分が美大生だってこととか。
作っているときが一番楽しいこととか。

風邪も創作の麻痺も治った。
傀儡師は再びマウスでもの作り。


2006年01月13日(金) 曇り冬

曇り 冬 灰色 風 風邪

風邪を引きたくない。
バイト先から帰る中央線は
いつもデフォルトで満員で、
隣のつり革を握るOLが咳き込むと
思わず怒りと非難の視線を向けて、
優先席に堂々と座るサラリーマンが
鼻をズズっとすするとこれまた落胆。

彼らは悪くない。悪いのは風邪だ。
しかし僕は目に見えるものに敵意を感じる。

鳥インフルエンザが蔓延した養鶏場と
咳き込む満員電車はとてもよく似ている。
僕たち乗客は鶏で、ただ感染を受け入れる。
逃げ場はない。

満員電車の憂鬱は、
やがて蔓延する風邪の憂鬱にすり替わる。
それが嫌で昨晩は中央ライナーに乗った。
耳慣れないライナー号は特急みたいなやつで、
新宿〜立川間をノンストップで走る。
いつもの半分の時間で、いつもの倍の料金で。

これは予防か?ただの贅沢か?
…毎度使うわけにもいかないので
やはり後者なんだろう。前者はいいわけ。


2006年01月11日(水) Spring MODEL

世間は未曾有の寒波なのに、
PC業界は春モデル登場の嵐。

そんな中、AppleからIntelプロセッサ搭載のMacが出た。

WindowsではおなじみのIntelプロセッサが
Macにも「入ってる」のは今回が初めてで、
Intel in で何がどう変わるか注目されていた。

蓋を開けると…
PowerBookはMac Book Proになり、速度は4倍に。
ポータブルの映像編集には申し分ない性能に上がった。

買わないけど!名前ヘンだし。

そりゃお金持ちだったらポンとクリックするけど。
今年は慎重に分相応につつましやかに生きよう。


ところで、
先日、BOSEのスピーカーを購入した。
すごいですねBOSE博士は。いい音だ。

つつましやかは明日からなのだ。


2006年01月08日(日) くるり再び

くるり ライヴツアー2006 〜はぐれメタル魔神斬り〜



最高!

全21曲、どの曲も迫るものがあった。
「東京」のアレンジ、「ARMY」の繋がり、
「水中モーター」、「赤い電車」、「Superstar」。

今回は1階席で、わりと近くで。

前回同様、やっぱり武道館は照明がいい。
彼らの曲やアレンジや演奏が素晴らしいのは
どこの会場で聴いても思うことだが、照明は別。

光に包み込まれる感覚は
ライヴというものの性質にマッチしすぎている。
その演出が類を見ないほどドラマチックだった。

もちろん、そこに音が響いてこそ。
ひとに余韻を残せる人たちってすごい。


2006年01月07日(土) YAZAWANOWHERE

「俺はいいけど矢沢は」でおなじみ。

http://www.yazawa.ne.jp/ynh/ynh001/

矢沢はなんて言うかな
でおなじみの。

今年は派手なコトしたいなぁ。
と思わせてくれました。
あんなサイトを作ってみたい。


2006年01月05日(木) 帰京

田舎では
山奥に去年の台風の爪痕を見つけたり、
満天の星空と海まで続く街の灯を望んだり、
写真にしたいものたちが溢れていました。

けれどぼくは
カメラのバッテリーを東京に忘れ。


東京に戻りました。
友達と新年会をしました。

アパートに帰ると、
黒いバッテリーが布団の上にありました。
HDDレコーダーには
古畑任三郎とピタゴラスイッチが溜まっています。
これから見ます。

扇風機を仕舞いました。

写真表現コースWebサイトをリニューアルしました。
デザインの監修はうちの父(56歳)です。


2006年01月02日(月) 帰省

ダイエットを誓った覚えはないのだが、
元旦明けの夜もなぜか走り込み。

縄跳びも逆上がりも出来なくなって、
11歳下のさー君には背を抜かれた。
サッカー少年達に振り回されて筋肉痛。


祖父がお寺の住職だった一昨年までは
焚き火を囲んで庭の鐘を108回撞いたり
餅をついたり凧をあげたりしたものだが、
昨年から祖父も引退してお山の寺を離れ、
そのため今までと勝手も気分も少し違う。

ベタな正月気分を味わえていないというか。

でも昨年帰らなかった分、
地元の友達と会えたり親戚と話したりが
濃縮還元されているようでもある。


ただ、やっぱり時間が足りない。


2006年01月01日(日) 2006 賀正

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い致します。

2006年 元旦




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