note|tacrow.com


2005年11月28日(月) フットサル

バイト先の会社の人たちが
日曜の夜にフットサルをやっている。


「顔覚えてもらうためにも1回行ってみなよ」
と社員のRさん(女性)に言われ内心ためらった。

「中学生の時、体育のサッカーで
下手っぴのボクともう1人の友達は
足手まといになるからって、2人で
キーパーをやらされた男ですよ?」

と自分のサッカーセンスゼロ小話を披露したが、
「観戦気分で」とたしなめられ、江東区にある
某フットサルコートへ行ってみた。

社長がドリブルしている。
みんなシューズが自前だ。
みんなボールは友達状態。

こりゃ場違いなところに来たなぁと思いながら
防護ネット越しにボーっと眺めていたら、

「おっ、来た来たキーパー経験者!!」
「今日は自分のグローブ持ってきた?」
「着替えてアップして!次、交代ね!」


…キーパー経験者?グローブ?交代?


どうやらぼくのマイナスアピールは
Rさんを通して逆に伝わっていたらしい。

Rさんが天然だということをその時知った。

待った!と叫んだときはもう手遅れで、
なぜかピッチを走り、敵のチャージに吹っ飛ばされ、
メガネも空中を舞い、それでも前線へと促され、
必死にボールを(目で)追った。

7分ハーフの試合が終わり、息を切らしながら
メガネの無事を確かめるぼくにみんなが詰め寄った。

「経験者じゃなかったの?!」

違います!
そう言ってぼくはタイムキーパーに収まった。


たった数分の出番にいろんな意味で汗をかき、
新宿で3つ年上の上司夫妻に夕飯をごちそうになって帰った。


2005年11月26日(土) Skype

彼女がやっとSkypeをインストールした。

彼女の友達も入れて、3人で
深夜ラジオ並の無意味な会話を眠くなるまで続けた。

無料で、音もまぁ問題なく、ネットサーフィンをしながら、
電話であることも意識せずに、画面の向こうに話しかける。

台湾発のこのソフトがmixiやブログよりも双方向なのは
言うに及ばず、「無駄話」の世界に革命を起こしたと思う。

別の無駄話界住人、うちの両親からかかってきた時は、
先日の「magic ?」のトリックまで教えてもらったし。

文章は伝える行為に「キーを叩く」動作が要るが、
音声は喋るだけで全てが伝わり、抑揚も感じられる。

ケータイからPCに変わっただけでそんなことを意識しつつ、
電話を発明した当時の人間みたいに面白がっている。

やっぱり、ふだんの電話では絶対に話さない無駄さがいい。

そんなのユーザー側のさじ加減なんだけど、
遊びを許す感覚がシステムで出来ている気がする。
インターフェイスじゃなくて。

それだけに誰とでもやり取りしたいとはまだ思わないし、
ある程度の親密さやいい意味での礼儀をわきまえない感じが
楽しさに繋がっているとも思うから、相手を選ぶ。
その感覚はとてもインターネット的だと思う。

逆に知らないインド人と喋るなんてのもインターネットな
ニオイがぷんぷんして面白いんだろうけど、まだちょっと。

つまり、ある意味で全く双方向でないということだな。
でもそれは、リアルな世界(社会)と同じってことで。

閉じているのとも違う。
人生は半開き。


2005年11月24日(木) 水晶

magic ?

http://blog5.fc2.com/y/yonehan/file/psychic.html

不思議…ていうか恐い!
確率の問題?いやいや、

えーっと…

もう、


寝よう。


2005年11月20日(日) 身支度

引っ越し先の物件でも下調べしようと
駅へ向かいかけたが、サイフを見たら
800円しかなくて諦めた。

いろんなことが後手後手になってるなぁ。

RINSのサイトも写真表現コースのサイトも
整備してゆかねばならないし、教授陣と話し合う必要がある。

自分のサイトも写真が溜まりに溜まって
サーバを増設したのはいいが、まだ移行できていない。
リンクの書き換えが必須なので根気がないと手を出せない。

映像の新作も作りたい。
お正月、帰れるんだろうか…?


田舎からみかんが届いた。
甘くておいしい。


2005年11月19日(土) Buy the way

パソコンの内蔵マイクに向かって
「フフフフフフフフフフフフ〜ン♪」
と鼻唄をうたうと楽曲を検索してくれる。
そんなサイトがほしい。

検索結果:ゴッドファーザーのテーマ
とか。

そんなラジオ番組はあるけど
iTunesあたりで実装してほしい。

こないだネットラジオで好きな感じの音楽が
流れていて、初めて聴くけど素敵だなと思って
サイトからCDタイトルを導きAmazonで注文した。

Quanticという人(人たち?)のInfinite Regression
という曲だった。Prefuse 73に通じるけだるさがある。
どこにも行かずにワンクリックで翌日入手。


朝、e-plusで注文していたくるりの武道館チケットが届く。
ヤフオクで買ったゾイド3体も彼女に頼まれたPCメモリも、
顔なじみの感すらある宅配の兄ちゃんから受け取る。

サイフには1500円しか入ってないのによ。


2005年11月18日(金) コリーナ

大阪の弟はいま
神戸でサッカーの審判の
バイトをやっているらしい。

笛を吹いたりカードを出したり
カードを出したり笛を吹いたり。
2泊3日で帰ってくるらしい。

兄も数々のバイトを経験してきたけど
そんな仕事はフロム・エーにも載っていない。
時給だったら90分でいくらなんだろう?


2005年11月13日(日) 高円寺“まぜるな”

高円寺にて。
「魔ゼルな企画」
という妙なライヴに呼ばれた。

現役マンガ家やAV女優が歌って、
人形のような踊り子さんはカラダを折る。
昔読んだ『少女椿』という本を彷彿させた。
右も左もアヤシイヒトだらけ。

そしてSAM2さんとbikiとkoni登場。
PDAとゲームボーイとキーボードで即興演奏し、
ぼくはその模様をデジカメの動画で撮り続けた。

真っ暗で何も写っていないけど
大事なのは音が録れていることらしいのでOK。

いつものSAM2さんPDAとbikiゲームボーイに、
今回はko二氏くんの音が混ざり合い、ゆったり。
恒例の暴れる感じはなかったけど気持ちいい。

彼らの音楽は
絡み合った配線やマシンを必要とするものだけど、
血管にも電気が流れているような、
要するに音が肉体化されている。

カメラも一緒だなと思った。
セッションはしないけど身体の延長にある。


高円寺駅前、焼き鳥大将で
バカ企画会議(バ会)して解散。


2005年11月12日(土) ワンダと巨像

PS2『ワンダと巨像』クリア!

最後の一撃は、切なかった。

というわけで、友人のりょう君と
「大学にプロジェクター持ち込んでやろう!」
との計画をちょうど人気のない工房で強行した。

ひたすら巨像にしがみつき、倒す。
美しくシームレスな荒野(フィールド)で、
物語はかくも残酷なエンディングを迎え…。

FFみたいにムービーを自慢げに見せられるのでもなく、
ちゃんとゲームになっていて、かつ映像も見応えがある。
プレイしても面白いし、見ているだけでも手に汗握る。
すごいっす。『塊魂』以来のヒット。

ひとしきり盛り上がって工房からりょう君ちに移動。
ゲームして帰るんかい?って目の助教授に挨拶して。

麻婆豆腐(美味!)をごちそうになり、
今度はウィニングイレブン大会が始まった。
絶対に負けられない緊張感ゼロの闘い。

りょう君の彼女のまっちゃんは「ゲームもリアルになったもんねぇ」
と、お母さんみたいなことを言いながらお茶をすすっていた。

なんだかお正月みたいな一日だった。


2005年11月11日(金) 会社と鼻血

Web制作会社に通い始めて2週間が経った。
月火木、12時に出社して21〜23時に帰る。

デザイナーの募集枠に「デザインできません」って
宣言したらディレクター枠を設けてくれて入った。

大学の研究室に似た雰囲気の職場には
研究室と同じBOSEのWaveRadioがあって、
今日は社長がレイハラカミを流していた。

当分の間は雑用とか更新業務をかじる程度だけど、
ExcelよりもFinal Cut Proという異形の初心者には
いろんなことがいちいち新しい。

昨日は仕事中に鼻血が出た。
隣のNさんがびっくりしていた。

「先月も出たから、これはもう
 生理的なものかもしれませんねー
 ふたつの意味で(笑)」

と言おうかと思ったけど、
そこまで打ち解けていないし
女性にいきなり下ネタはないかと思ってやめた。


2005年11月07日(月) 俺の空

焼き肉屋のバイト面接に行った弟は
「将来の夢は何ですか?」と聞かれ、
面接官にこう切り出した。

「ぼくは将来、兄と会社を立ち上げます」

そのために今やっていることはありますか?

「はい、大学以外にPCの講習を外で受けています
 兄はウェブ制作会社でアルバイトをしています」

そこまで考えている若者は珍しい!
通知は17日だが、君だけこの場で採用決定!
となったらしい。

大阪は採用する側もされる側もノリがいい。


で、弟のデマカセで兄は独立することになる、
かどうかは、また別の話。


2005年11月04日(金) くるり 2005



くるりワンマンライヴツアー2005
〜はぐれメタル純情派〜 in Zepp Tokyo

岸田くんがドラマーに混じって
ドラムを叩きまくっていた。

新曲たっぷり懐かしい曲じっくり。
ワールズエンドとワンゲルの2曲は
他と一線を画すほどの凄みがあった。

間奏にはっぴぃえんどを被せたり。
生の彼らを見るのは三度目だけど
最も自由にやっていたように思う。

それにしても観客に美人が多かった。
警備員でいいからずっといたい感じ。
そしてまた音楽コンプレックス再燃。

観客2800人中600人はかわいかった。


その前に森美術館でダ・ヴィンチ展
都市の模型展をのんびり見た。

学研の科学が好きな彼女は
「ヒロシ(杉本)よりダ・ヴィンチよ」
と500年前のじいさんに胸躍らせていた。


明日は銀座へ。
そしてくるりライヴは来年、再び武道館にて。

お金が続かないから
引っ越しも先延ばししそう。


2005年11月03日(木) 文化な日

月日の感覚を持ち合わせないために
間違えて祝日出勤してしまった。

ドアに鍵。
文化の日って休みなのか。

仕方がないのでICCへ。
「アート&テクノロジーの過去と未来」展。
興味深い作品といくつか出会った。

新宿アルタ前に出ると
そこは完全なる歩行者天国で、
数学者のピーター・フランクルが
大道芸を披露していたり、大通りで
民族楽器がピロピロと鳴り響いたり、
そんな中母親から電話がかかってきた。

仕事には慣れたか、
大学にも行っているか、
荷物を送る日はいつがいいか、
彼女は元気か、
弟はサッカーで神戸に遠征に行く、
ミニロトで大当たりが出そうになった、
文化の日は会社はフツー休みだ、
文化の日は実は27年目の結婚記念日。

1時間ほどしゃべった。

田舎と大阪と東京で、
休日出勤の父と母、サッカーの弟、散歩する自分。


2005年11月02日(水) コチュジャン

六本木経済新聞の
デザイン・プロジェクト
『六本木×100デザイナー』

大学の先輩が手がけている。

その初日。
100台のカスタムタクシーを囲んで、
レセプションが行われた。

左手前の女性がぼくの先輩。
先輩はWebディレクターで、主催者。

自分は写真撮影を頼まれて、
先日、100台のミニカーを撮って、
今日はそのお披露目会だったわけだが、
先輩は連日の徹夜を微塵も感じさせず、
初めて会う人人人にご挨拶&名刺交換。

なんか、リアル働きマンを見た気分。

広告系会社のパーティーはサスガ華やかで、
「イラストレーターさん」「コピーライターの○○さん」
と、ぺーぺーの自分にもいっぱい紹介してくれたけど、
ぼくはカタコトしか話せない六本木の外人みたいだった。
名刺とか無いし。

ついでにヒルズで杉本博司展を見た。

韓国料理をおごってもらったが、
どれも本当に辛くて美味かった。
呼んでくれてありがとうございました。


2005年11月01日(火) パクチー

21時に代々木で仕事を終えて
友人Bとなんとなく合流した。

新宿2丁目でタイ料理とビール少し。

お酒も少しは飲めるようになったが、
やっぱりビールは明らかにダメージを感じる。
みぞおちがうごめくなぁと思っていたら、
珍しく酔っぱらっていた。

アホなことしか言っていなかったし、
そのアホ発言もキレがなかったと思う。

ふたりで6,000円って高いけど、
持つべきものは社会人の友。ごちそうさま。

その社会人は「風邪で」会社を休んでいた。
休んで楽器屋めぐりをしていたらしい。

たしか去年は数回「お父さんが死んで」いた。




< prevnext >ALLtacrow.com