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2005年02月28日(月) 春休み

春を迎えるには準備不足を否めません。
まだまだやり残したことが多いです。


冬の感じを残しておきたいだけで、
今までtrashの雪の写真を置いておきました。
でも、そろそろ更新しようと思います。


来月の渡航に向けて、パスポートの申請に
近所の駅ビルまで向かいました。

こんなとき立川は便利だなと実感します。
都内に数カ所しかない申請所が近所ですから。


来月、中国に行きます。
くるりのGO BACK TO CHINAとゴダイゴを聴いて
イメトレしています。夢にまで見た摩天楼。


週末は岐阜に行きます。
弁当とデジカメを持って。


せっかく時間があるんだから
家でゴロゴロするのだけはやめようと
昼間は外に出るのですが、いかんせん
夜中のドラクエが祟って車に轢かれそうになります。

そうなったら、誰かザオリク唱えて下さい。


graph更新。


2005年02月26日(土) 舘ひろし

送別会の夜に降った雪のせいで、
干しっぱなしだったベランダの洗濯物が死んだ。

取り込むのもためらわれるような冷たさで、
そのまま晴天に晒されるまで放置を決め込む。


TVでは相変わらずほりえもんと宮里藍と
いろんな企業の不祥事が報道されていて、飽きない。

そんなニュースを見ながら、彼女が
「問題。M&Aって何の略でしょう?」
と唐突にクイズを出してきたので焦った。

電子辞書をひらいて「企業の合併・買収」と答えたら、

へぇ
と言われた。


フジテレビの日枝会長はきっと若い頃
舘ひろし似のいい男だっただろう、とか
ほりえもんは常に口が半開きだね、とか

そういうことばかり言う彼女を見て、
女性というのはどんな話題においても男の
「顔」を細かく見定めているのだなと恐くなった。


でも、たしかに話題の本筋を語りたがるのは男で、
そういう男どものネクタイの趣味を女は見落とさない。


2005年02月25日(金) なごり雪

韓国からの留学生、卓さん。

明日(?)本国に帰るというので
ゼミのみんなで送別会という名の飲み会を開いた。
会場はいつもの松井さんち。鍋再び。

卓さんは一児のパパで、たしか35歳くらい。
なのだが、本人は硝子の十代を自称するお茶目な韓国人。
彼のパペットアニメには他の誰よりも奥行きがあって、
真っ赤に料理されたトッポキは最高に辛くて美味しい。

アルコールの回った男たちはポーカーに興じ、
女の子たちは別室で眠りだし、酒の飲めない僕は
女の子たちのいる部屋の隅っこで睡魔に身を任せた。


起きたらメンツが減っていて、卓さんを玄関まで見送った。
マネーに見立てたマッチが、トランプと共に散乱したまま。
盛者必衰。



朝、雪はほどほどに溶けだしていた。


こんど卓さんに会うのは韓国で。


2005年02月24日(木) sandwich



自家製サンドイッチ。
いい出来。


貧乏は貧乏なりに
おいしい生活を。


かぼちゃの煮物
たまごサンド
ごぼうサラダ

脈絡のない感じで。


2005年02月22日(火) 春よ恋



もう冬には飽きた。


2005年02月19日(土) モノマニア

映像ディレクター・辻川幸一郎氏。
をゲストに、同氏が手がけたPVやCMを上映しながら、
作品にまつわるエピソードを伺うイベントに行ってきた。


銀座Apple Store。午後6時〜午後9時。
マジョリカマジョルカのCMやコーネリアスのPVなどを見て、
まったりと技術的トークを聞いた。やっぱソフトはAFらしい。

After Effectsによって、淀みなく映像が折り重なる。
空間を飛び交う水滴、玩具箱をひっくり返したような世界。

独学から資生堂やPARCOのCMまで手がけるようになったのがすごい。

ソフトウェアで出来ること以上の偏執狂的なこだわりが
映像に説得力を持たせている。明治チョコレートのCMで
香取君がチョコのロケットに乗るところとか、パペットのように
みせて実はフルCGっていうのが、もう狂ってると思う。

「こだわり」などと一言で済ますのもためらわれるような
モノマニアな観察と、それを具現化する最短の方法が取られている。
グラフィックデザイナーからの転身というのも関係しているのだろうか。

テクノロジーを駆使して現出する、アナログでキッチュな映像。


本人はウサギかシマリスのような人だった。
目を両手でこすっていたから小動物に見えた。


イベント後、有楽町駅のコンビニで彼女に「絶対不味いよ」と
止められたミルキーのお餅を買って食べたら、本当に不味かった。
でも、ガード下ラーメン屋の味噌ラーメンは美味しかった。


ドラクエ8、Lv25。雨なので進む進む。


2005年02月17日(木) 回り道

いま自分が作ったり楽しんだりしていることは
写真そのものというより画像、もっといえば虚像なんだろう。

ただストイックに写真を撮ることも見せることも
半端に続けてきたから面白さは知っているつもりだが、
いじることも別の面白さがあってやめられない。

イメージの解体とか再構築とか、
それをやって何になるの?という声もある。
それより中身を見たい、内容を見たい、と。

物語を見たいというのは脳の欲求らしい。
断片を想像で埋めるということ。解釈すること。連想。
その運動がどういうフローで行われるのか、に興味がある。
写真にどんな物語が紡がれているのかではなく、どんな物語を
ひとが見いだそうとするのか。突き詰めれば、写真単体に物語はない。


ただ、装置をつくる段階で膨大な数の写真を撮らねばならない。
その意味では、浪人時代のスライドショーから変わっていない。
複数枚の写真から、イメージの継ぎ目を自覚したい。

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写真はもとより映像というのは「うつし」だから
うつされるもの、スクリーン、つまり器がないと存在できない。
紙に定着させたりプロジェクションしたり、モニタに受像させたり。
その器を選ぶだけで、作品の性質まで変わってくる。

卒業制作展では写真を使った作品というより、
器をどう提示するかに焦点を絞った作品だったと思う。
時間を与えたり奥行きを作ったり、ふだん写真を見て想像することを
インスタレーションの器のなかに用意した、といってもいいのかも。

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それとは全く別に、ふつうに写真集をつくっている。
けどやり始めたら何よりも厄介で、シャッフルさせたり
知り合いに見せたりしているが、ものすごく時間がかかりそう。

もっと外していきたい。
堀内孝雄ばりに。


2005年02月16日(水) BIRTHDAY 2

友達のアパートで誕生日を盛大にお祝い。
鍋とケーキをご馳走になった。


お金がないから売血しなきゃと、皆が妙な提案へ
暴走し始めていた深夜。鍋はとうに空っぽになり、

一升瓶もワインも底をつきかけていた午前4時46分、

関東地方で地震。

かなり大きく、長い揺れだったように思うが、
線路沿いのアパートなので「始発?」とか言っていた。


23歳になったまっちゃんには
頭が上がらないほどお世話になっていて、
ファイナルカットプロを教えてくれたり
デザイン部の仕事場を提供してくれたり
諸々の書類整理の手伝いをしてくれたり、
ほんとに…今度すし食べに行きましょう。





夕方の鷹の台駅は、ムサビ受験生たちで混雑していた。
油絵科の受験だったらしく、油の匂いが駅前に立ちこめた。


2005年02月15日(火) 安西先生…鍋がしたいです

コールタールのプールに
写真をでっかくプロジェクションしたい。


100枚のレイヤー構造の写真
のエクレアがあったら食べたい。


今日は友達の家で鍋。


どうもスラムダンクを飛ばし読みしていたらしく、
いつの間にか安西先生が入院していた。
そんな箇所は読んだ覚えがないので、17巻を飛ばして
18巻から読んでいたことにVS陵南戦の後に知って絶句。



menu画面を更新したのはいいんだけど、
Windowsで確認していないのが不安。
1024pixelモニタで画面下が切れてないといいな。


今日の鍋は水炊き。


2005年02月14日(月) Saint Valentine

バレンタインデー。


彼女に電話する。

「バレンタイン?だっけ。
…世間に踊らされるなんて、カッコワルイよ」

と、今日は筋肉痛で会えない旨のことを告げられた。



不用意にも近所のデパートへ入ってしまい、
チョコレート特設売り場を見てしまった。
そこは文字通り、戦場と化していた。

「これが踊らされるってことか」と思ったが、
諦めきれず自分でトリュフを買いに戦場の中へ。

そしたらすでに、お気に入りの成城石井のトリュフは
レジの混乱を避けるべく素敵なラッピングが施されていて、
とてもハート柄の箱を買う勇気は持てなかった。



アメリカでは男性から女性にプレゼントをする日らしい。
とくに人気なのはランジェリーだと、朝のニュースが言っていた。
それを買う勇気もない。


webカメラがほしい。


2005年02月13日(日) Tomorrow is another day

そういえば明日は
バレンタインデーですね。








むかし、おかんに
「くどい男は嫌われる」と言われたことがあります。


四ヶ月ぶりにmenuデザイン変更。


2005年02月12日(土) BIRTHDAY

ともだちの誕生日。


そいつのバイトしていたセブンイレブンでケーキを買い、
そいつの彼女と訪問した。

本来なら彼氏彼女だけでお祝いするハズで、
ぼくは完全にお邪魔虫の空気読めない君だったけど、
途中でもうひとり呼んで盛大に(?)祝った。


22歳の抱負は
「経済力をつける」だそうで。


一浪・一休学の自分はすでにあと二ヶ月で25歳で、
こいつさっきまで21かよマジかよと心の中で二回呟いた。


二ヵ月後の「25歳」といえばうちの母親は結婚していたし、
小学生時代の自分の将来設計では小1の子供がいるはずだった。
そんで我が子の参観日で「お前んちの母さん若いなー」的な優越感に
浸らせるつもりだった。

それを実行するには19までに結婚しなきゃいけなかったのだが。
描いていた未来と違うこれが現実。


現実の先にはドラクエ。


2005年02月11日(金) DQVIII

昨日いちにちをスースーする下半身で過ごし、
ユニクロで下着6枚を大人買いした。
(2/9text参照)



くるりの岸田くんが日記の中で絶賛していたドラクエVIIIを買った。

正月三が日でクリアしたメタルギア3の陶酔から未だ醒めやらぬ中、
案の定グラフィックのほのぼの感と無口な主人公にすげー違和感。

イオナズンの効能すら知らない(やったことない)始末で、
初っぱなから彼女にコントローラーを渡し、隣で見入っていた。
RPGは自力でクリアしたことがない。


思えば、ゲームにぼくが求めるものはカタルシスで、敵を殺すことにある。
メタルギアソリッドというアクションゲームはまさにツボを押さえた構成で、
銃や地雷で兵士を倒すことも、ナイフで相手の首をかき斬ることもできる。

なので必ず背後から首を斬るようにしている。
友達もそうしていると言っていた。


で、ドラクエに同じカタルシスを求めること自体お門違いなんだろうけど、
彼女がしましまキャットを倒しながら「かわいー!」と言っているのを見て、
鳥山先生の描く純粋無垢なモンスターたちを倒すことが女性にとってのメタルギア?
とか考えた。スライムを一撃必殺する彼女は、勇者というより女王様とお呼びしたい。

実際、女性向けともいえるかわいい演出がてんこ盛りなのだ。
藤子F先生にも通ずるユニセックスな懐の広さがプレイヤーに優しい。
そんなかわいいモンスターたちを、勇者の剣でめった斬りにしてゆく。


女王様は城へ帰ったので、今夜はすこし自力でプレイしてみるか。


2005年02月09日(水) 黒い穴

おとといから徹夜で書類整理をしていたため、
家に帰ってすぐ仮眠、目覚めてシャワー。


風呂から上がって、替えの下着がないことが発覚。

洗濯機から出したばかりで、夕暮れのベランダで湿ったままの
トランクスに手を伸ばし、キッチンのガスで乾かそうとした。

裸にバスタオル一枚姿で、トランクスをガスの上に掲げる。
青い炎がトランクスを熱気球のようにはためかせる。


面白いなぁと思いながらぼーっと立っていたら、煙が!
股の先から赤い炎が上がっているじゃないか。

燃えてる!!と気づいた時すでに遅しで、
情けない具合に股間の部分に黒い穴が開いてしまった。

記念に写メールでもと思ったが、あまりに見苦しいのでやめておく。


これでもう、着替えの下着がゼロ。
濡れた洗濯物をもう一度ガスにかざす勇気はない。


三日間も履き替えなかった方に逆戻りか、
今日という日をノーパンで凌ぐか。


落ち着いたらハウルでも見に行こう。


2005年02月06日(日) 鬼は外



電気ストーブの頭からスチームが立ちのぼる。
ぼくはくしゃみをする。
湯気はフォルムをかき乱され、消えた。


ちょっと遅いけど、豆まきをした。
四階から地上に撒かれた豆は、意外と目立っていた。
来週、入試で足下に豆を見かけたあなた、合格。


落ち着いたらハウルでも見に行こう。


2005年02月05日(土) Ray Of Light

自分の作品について論述するというのは
今さらながら七面倒くさいことでもあり、
なかなか前に進まない。仕方ない。

ぼくの性格にはムラがありすぎる。

ただ、今回の作品はインスタレーションとしての完成度を
ブラッシュアップすることは出来ても、イメージの見せ方を増やしたり
写真や動画のバリエーションを増やすことはやってはいけない。

格調や奥ゆかしさは完成度に求められる。
ゆえに今後の展開を模索することはいくらでも可能だ。
それは「型」の問題。

だが、あれが映像になってはならない。
あくまで写真としてそこに在らねばならない。
なぜなら、静止画だからこそ出る面白さだから。

クロスディゾルブがそれと分かる速度であっては興ざめする。
可変にすべき部分は悟られない範囲でひっそりと。


ひっそりと操作する編集というのは、例えば同じ工房出身の
simの作品にも共通する行為で、むしろ彼から学ぶところは大きい。


彼には、作品のコアとなる見せ所や環境をとことん純度の高い状態で
持って行く力がある。惑わされない力。どこまでも繊細かつ頑固。
プロフェッショナルだと思う。


何度も書いているが、今回、simとはデザイン部でも共に制作を行った。
広告制作でひとつの仕事が出来たことは、未来に自慢できることかもしれない。

全生徒の顔写真が集まる興奮、パンフレットが刷り上がった時の興奮、
ピンポイントのポスターを刷って観客の導線ができた時の興奮。
1500部が会期中に全て捌けたことの興奮と焦り。


スタンスとして、臨機応変にやりつつも一本の線は見失わない。
それは、恍惚と不安の中にあっても、テーマを持つということ。

そんな話を、真夜中の工房で話し合ったことが思い出される。


2005年02月04日(金) 緩やかな時間

担当助教授からのメール冒頭文。

「徹夜での作業の日々は単なる夜更かしに変わり、
短かった4年間を様々に再生する人生で最も緩やかな時となっていることでしょう」


受信した時、友達の家でスーファミやっていた。
すこしお酒もあった。ビールをサイダーで割っていた。
そこにいた三人で「ごめんなさい!」と合掌した。


そんな緩やかな時間は昨日の深夜だけで、
日中は意外とやることが多い。

卒業制作での作品について、論文めいたものを書いている。
〆切が近い上に、頭の整理は追いつかない状況。くっ。

慌ただしい日々が嘘のように静まりかえった工房で、
同じ作業をしている友人とつい現実逃避のぷよぷよに走る。
工房ではPS2。そして先生とみんゴル少々。



友人Bに1万円貸した。
忘れないようにここへ記す。


2005年02月01日(火) 撤収



朝から撤収。

もぬけの殻になるまで運搬して、
そのあと国分寺で打ち上げ。


T子ちゃんの一年前の作品が倉庫から出てきた。
彼女にとって特殊な思い入れがあるだろう作品だと思い、
ぼくはてっきり持ち帰るのかと予想していた。

でもT子ちゃんは廃棄することにした。
時には破壊の方が前向きな行動にもなるんだな、と思った。



季節がこんなにもくっきりと変化するのは初めて。




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