流れ流れて、再び京都へ。
のんびり二人暮らしは、もうすぐ1年です。。


2004年01月28日(水) 読書

昨日買って来た、綿矢りさ著・『蹴りたい背中』を読む。
きちんとした小説を読むのは、久しぶりだ。雑誌やマンガばかりだったからなあ。

この作品、タイトルとカバーイラストが好きで、気になっていたのだ。
内容は、”クラスの余り者”の女子高生が、ひとりの男の子に恋する話。
私も高校生の頃”余り者”になった事があるし、「大勢でいるより一人の方が楽」って強がる気持ち、すごく理解出来た。
好きな男の子に対して、「抱きしめたいより、蹴りたい」って思う、やや屈折した気持ちも。
小説の主人公は16歳。作者は19歳。私は31歳。
でも自分の事の様に共感出来て、一気に読んだ。
きっとそういう、人間的な本能みたいなモノは、いくつになっても変わらないんだろう。
女性は読むべき!と思います。ラストがちょっと物足りない、とも思ったけれど。

2004年01月27日(火) ウィンドウショッピング

給料日後の休みの為、長野まで行く。
銀行や本屋に行くにも、いちいち山を下りなきゃいけないのが辛い。(交通費がねー。)
4月までは直通バスの本数が多いからいいけれど、それ以降は1日2本なのだ!うーむ。

時間を有効活用する為、朝一のバスに乗る。なにしろ、帰りのバスが早いのだから・・・。
長野到着は9:50。取り敢えず、『解夏』をやっている映画館を目指す。
ちょっと迷った末、無事映画館に辿り着いた。が、今日はレディースデイじゃなかったのでヤメ。
長野の映画館は、館によってレディースデイがまちまちなのだ。
そのままデパート内をウロウロして、レストラン街で朝食兼昼食。
駅前に戻りつつ、今後の為に、各映画館の場所とレディースデイをチェック。
本屋で大量の本を買い込み、近くのカフェで早めの夕食。
18:00の最終直通バスで、寮へ帰る。

久しぶりに、いい気晴らしになった。本もたくさんあるから、当分退屈しないぞー。

2004年01月26日(月) 撮る事と描く事

すこぶるいい天気だったので、カメラを持って犬の散歩。
例によって、空と雪の写真ばかり。私は、樹々の隙間から覗く青空が好きだ。
夜、実に久しぶりに絵を描いてみた。なかなか気に入った絵が出来た。

2004年01月25日(日) 持つべき物は

ウジウジしているのは疲れたので、外に出てみる事にした。
引き蘢り2日ぶりの、犬の散歩。
天気はちょっと悪かったけれど、たくさん歩いた(走った)ので気持ちは晴れ晴れ。
夜、お客さんが置いて行った酒の余りで、皆で酒盛り。
久しぶりにいっぱい笑った。いっぱい喋った。
ウダウダ考えるより、「行動あるのみ」なのかもね。

人間不信からやっと立ち乗りかけたところに、友人よりメール。
なんだかすごく救われる。友情に、時間や距離は関係ないね。
こんな出逢いが、音楽によりもたらされた事が、なにより嬉しい。大事にしなきゃ。

2004年01月24日(土) 殻を破ろう

誰かを羨んだり、妬んだりする自分は嫌いだ。
そう思えば思う程、嫌な自分になって行く。ここ2日、仕事以外は部屋に引き蘢り。

アルバイトは全部で4人。女3人、男1人。
その私以外の女子2名が、メチャメチャ仲がいいのだ。いつも、何するのも一緒。
休憩時間は従業員食堂でずっと喋っているし、仕事中もすぐ2人でお喋り。
仕事の段取りとか、2人で話し合って勝手に決められてるのよね・・・。
最近では、休憩時間に2人で散歩へ出掛けたり、一緒にお昼食べたり。
私の事なんかぜーんぜん、眼中にない様で、誘ってもくれないし。
女同士でベタベタ・仲良しこ良しなのは嫌いなので、いいっちゃーいいんだけど。
やっぱり、淋しいよね・・・なんかさ。
男1人=調理師Tさんとは、気が合う。でもそれだけだし。
女子2名は、私とTさんをくっつけたいらしく、「(誘わないのは)気を使ってるんだよー。」と。
そんなねえ・・・余計な気を使われる程、気まずくなるんですけど・・・。

てな訳で、このところ独り行動。私の話し相手は犬だけだよ。
そんでもってどんどん淋しくなって、昨日の様な日記を書くに至ったのです。
こんな山奥で雪だけ見て、悶々と過ごしていると、果てしなく堕ちてゆくのです。
「自分はいらない人間なのかも?」とまで思ったのだ。
精神的ストレスに、体調不良も重なって、嫌ーーーな人間になってた。
必要最小限しか、口きかなかったもんね。話すのも億劫で。
でも、そんな自分が自分で鬱陶しくなった。ので、明日からはまた明るく生きよう!
「病は気から」「人間は誰でも独り」だ!!

2004年01月23日(金) 暗闇

今日は一日、体調が悪かった。
いろいろ考え過ぎなのかもしれない。久々に、冷えピタ活躍。

眠ろうと思って電気を消したら、訳もなく涙が出て来た。
とてつもなく悲しくて、寂しくて、孤独を感じた。
人間が暗闇が怖いのは、きっと、暗がりで見えるのは自分自身だけだからだ。
今も涙は止まらない。
私がHPを続けているのは、誰かに自分の存在を知って欲しいからだ。覚えていて欲しいからだ。
10年以上前から、私の望みは変わらない。
誰かに必要とされたい。「ここに居て欲しい。」って、ただ抱きしめてもらいたい。

2004年01月22日(木) 白は眩しい

2日ぶりに、犬の散歩へ行く。
寮の裏手の道が通れそうだったので、帰りは近道してそこを下る。
犬に引っ張られ、雪に足を取られ、何度も転げる。長靴の中までぐちょぐちょ。
濡れたついでに、雪の上に寝っ転がってみた。
そんなに冷たくなかった。真上に青空があって、むしろ気持ち良かった。
寮に帰ったら、一名、かまくら造りをしていた。ちょっと手伝う。

夕方から夜にかけて、HPの更新。
久しぶりなので、なかなか上手く行かず。しかも容量が足りなくなってた・・・。
こっちに来てから、写真をたくさん撮っています。
京都に居る時は、時間も心の余裕もなかったんだな、と今になって思う。

2004年01月21日(水) 夜が長い

文字どおり、のんびり・・・いや、怠惰に過ごす。

起床は昼12時。朝食兼昼食を食べて、部屋で読書。でもって何時の間にか寝る。
一旦目が覚めるも、本格的に昼寝。次に目が覚めたのは、夕方5時。
だーらだら、だーらだら、読書→寝る、を繰り返す。
目を覚ます為に?お風呂に入りに階上へ行く。
さっぱりしてから夕飯を食べるつもりが、思わぬ電話で夜食になる。
昨日買って来た梅酒を飲みつつ、ラジオをいじっていたら、流れて来たのはハナレグミ。
部屋の電気を消して、永積君の声に癒される。
HW出演のライヴビートは、やはり入らなかった。

京都のじいちゃん、体調不良で入院しているそうな。ボケも深刻らしい。

2004年01月20日(火) 休日満喫・映画三昧

本日より、連休。
バイト仲間のTさんと、長野まで映画を観に行く。
正月に『ラストサムライ』は観たので、今日は『ミスティック・リバー』を観るつもりだった。
映画は12:30からだったので、その前に軽く食事を済ませ、映画館へ。
長野の映画館って、商店街の中に突如として現れる。(笑)
いい意味で、しなびてる。嫌いじゃないけど。(でも中は改装されてて、綺麗だった!)
ラッキーな事にレディースデイで、1000円だった♪

クリント・イーストウッド監督の『ミスティック・リバー』は、重ーい話だった。
観終わった後に、「いい映画だった!」とか「感動した。」って言葉は出て来ないです。
すんごーく、考えさせられる。リアルな物語。
人間は誰しも間違える。ほんのさ細なきっかけで。とても悲しい生き物。
何が正しくて、何が悪で・・・そしてそれは誰が決めるのか?
恋人って、夫婦って、親子って、兄弟って、友達って・・・愛ってなんだろう?
本当に、いろいろ考える。息が詰まるほど。
でも、もう一度観たいと思う、不思議な映画。
ティム・ロビンスが、みすぼらしい中年男を好演してた。この人って、こんなに老けてたっけ!?

『ミスティック・リバー』を観終わって、続けて『ラストサムライ』も観る。
Tさんがどうしても観たかったらしい。おごりだったから、いいけど。
そんなこんなで、映画館を出た時には、すでに夕方6時。半日過ぎてますがな。(笑)
夕飯を食べる所を探しつつ、本屋に寄ってもらう。
芥川賞の『蹴りたい背中』が欲しかったのに、どこも品切れ。やっぱ、賞の効果はすごいね。
以前から、読んでみたかったんだよねー。もっと早く買っておけば良かったか!

夕食を食べて、食料買い出しして、寮に帰る。
車だと、帰りのバスの時間を気にしなくていいし、思い荷物もラクチンなのだ。
明日のごはんも買ったし、残り一日は、寮でのんびり過ごすのだ。

2004年01月19日(月) 憩いの時

犬の散歩にて、ダッシュ5本くらいかます。(今日は道が凍っていなかったので。)
私はやっぱり、人間より動物との方が気が合う様だ。
「犬の散歩」って言うより、「犬と散歩」なのだ。お世話になってます。

2004年01月16日(金) 雪の晴れ間

連日降り続いた雪も、やっと落ち着いた。
昨日の気温は、−10℃だったんだよ!(麓は、−5℃だった。)
昼過ぎに犬の散歩に行ったんだけど、道が滑って滑って・・・。
除雪車が通ったばかりで、雪の下が凍ってて、危ないのなんの。
いつもなら1時間のコースを、1時間半もかかってしまった。ああ、休憩が。私の睡眠が。

夜、お誕生日の人がいたので、皆でお祝い。
管理人の奥さんが、わざわざ名前入りのケーキを買って来てくれていた。
ハッピーバースデイまで歌われて、当の本人は照れまくりだったけど。(^^)

2004年01月15日(木) 心にビタミン

昨日に引き続き、大雪。
雪だけならいいんだけど、風もすごい。
せっかくスキーに来たお客さんも、あまりの悪天候に午前中はスキー断念。
お昼頃一時晴れたんだけど、また降り出した。
15時頃、車に乗せてもらってコンビニまで行った時なんて、前が全然見えない!
一面真っ白。でも、どれもクリスマスツリーみたいで綺麗だった。
樹々の枝に雪が積もって・・・『銀の花』ってこういうのなんだろうなー、ってすごい実感。
カメラを持っていなかった事を、後悔。

こっちに来てから、肩凝りも偏頭痛もない。
よっぽど今まで、無理してたんかなー?自然の力は偉大なり。
持って来た荷物も服もわずかだけど、何の不便も感じないんだよね。
テレビが映らなくても、コンビニがなくても、隣の建物まで歩いて15分でも、いいじゃない。
(そうそう、ポストすらないのだよ。
 出したい郵便物は、切手貼っておけば、配達に来た郵便屋さんが持って帰ってくれる。
 ちなみに、新聞も郵便屋さんが持って来るのだ。)
京都に置いて来た荷物って、私にとって本当に必要な物なんだろうか?
今まで、いかにいらない物に囲まれて暮らしてたかっつー話ですよ。

見上げたら空や月があって、緑があって動物もいる。空気も水も美味しい。
そんな環境の中、期間延長で5月のGW明けまで居る事になりました。
春の山も、綺麗だろうなあ。蔵王に行けないのは残念だけど。

2004年01月14日(水) まったり、のんびり。

休日。雪だし、先週出掛けたばかりなので、寮内にて大人しく過ごす。

休みだと言うのに、ヒマに任せてロビー付近をうろつく。
新聞はロビーにしかないし、厨房に調味料を借りに行ったり、館内の植物に水やりをしたり。
(管理人さんにより、「植物の水やり係」に任命されたのだ。3日に一度、水やり必須なのだ。)
運動と外の空気を吸う為に、吹雪の中、犬の散歩へも行く。
向かい風だと、目に雪が入るのよ!み、見えない・・・。
顔が痛いので、帽子&フードをかぶって、さらにマフラーぐるぐる巻き。
「ファッション性とか、どうでもいいのさ。誰も見てないし!」なーんて思ってたら、除雪車の運ちゃんに挨拶された。
寮の駐車場なんかも除雪しに来てくれるから、犬見たら分かるんだよね、きっと。
そう、私より犬に挨拶して来る人のが多いもん。(笑)

夜、見たいテレビがあったのに、見事に映らず。
『トリビアの泉』に糸井さんが出ているっつーから、観たかったのになあ・・・。
今私の部屋のテレビに映るのは、日テレとBS2だけですよ。
フジは、なんだか砂嵐状態。観れない事はないけれど、目が疲れる。(><)
そんな訳で途中で諦めて、ラジオッ子になる。さらに久々に、ネットサーフィン。
HMVのオンラインショッピングにて、CDを多数注文。
一番の目的は、もちろん、HWの新譜!!
その他には、高野寛さんやハナレグミ、ディック・リー。
ディックったら、何時の間にかアルバム出してるんだもの!さらには、15日発売の新譜もあったよ〜〜。しかも限定!!

これからは、ネット販売を有効活用しよう。
でもやっぱり、本は本屋さんで買いたいんだよねえ。あの空間が好きだから。

2004年01月09日(金) 久々、テレビ鑑賞。

このところ、日記をサボっているなあ。イカンなあ。
なんて言うか、あんまり部屋に居ないのよね。食堂で誰かと喋ってたり、が多いかな。
自然、パソコンに向かう時間も減る訳だ。

今日はすごく天気が良かったので、カメラを持って犬の散歩。
猪の様な勢いで引っ張られるので、シャッター押すのも一苦労。なんでお前は、散歩にそんな必死なんだ!
寒いと、空気が澄んでいるからか、空がとても綺麗なのだ。
気付くと、空の写真ばかり撮ってる。まあ、空と山と雪しか、撮る物ないんだけど。(笑)
しかしよりによって、「ここぞ!」って所で、カメラのバッテリーが切れた・・・。
どうやら、バッテリー自体の寿命らしい。いくら充電しても、すぐ切れるんだもの。
ま、時間だけはたっぷりあるので、またチャレンジします。

夜、『Dr.コトー診療所 特別編』を観る。
原作は読んでたんだけど、ドラマは初。裏番組観てたからなあ。
吉岡君、新たなハマリ役ですね。明日も観よっと。
(テレビ、ビミョーな砂嵐状態なんだよね・・・天候により、映りが変わる・・・。)

2004年01月05日(月) 正月休み?

先月26日以来の休みなのである。
年末年始、ずーっと5時半起きだったので、今日は気の済むまで寝た。
昼過ぎまで寝て、ご飯食べて犬の散歩へ行った。
でもって現在は夕方なり。遅い年賀状でも書いて、のんびりします。

このところ、頂いたメールに返事を出しておりません。誠に申し訳ございません。
ぼちぼち書いて行こうと思っとります。気長にお待ち下さい。
まあ、「便りのないのは良い便り」って事で。(だから友達無くすんだよなー。あーあ。)


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