SAKURA'S STUDY DIARY

さくらのきままな毎日

一日一読一書

A reading and a writing for a day

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抹茶ミルク 2005年05月29日(日)
最近、毎日のように抹茶ミルクを飲んでいる。

抹茶(日本から持参)小さじ半分と、牛乳を器に入れて、茶筅で混ぜてよく溶かして、コップに注いで、ガムシロップをちょっとたらして、氷を入れてできあがり。

この抹茶ミルクとサンドイッチがさくらさんのお昼の定番。
窓際のテーブルで、カフェを気取って、外を眺めながらするランチがお気に入り(さすがにもうベランダは暑いので)。

作り方はずっと前から知っていたんだけど、砂の国や地の国では、牛乳がロングライフで美味しくなかったから、抹茶では牛乳の味がごまかせなくて作らなかった(コーヒーくらい強くないとダメ)。
それが、なんで急に作り出したかというと、暑くなってきてミルクティが飲みにくくなってきたことと、スタバはあるのに抹茶フラペチーノがないから!
スタバすら存在しないなら、抹茶フラペチーノのことなど思い出さないのに。
ストロベリーとかモカはあるのに、抹茶がないとなると、ますます抹茶が恋しくなるのよぅ。

フラペチーノは無理だけど、抹茶ミルクなら簡単に作れることを思い出し。
冷凍庫の奥から抹茶を救出し、砂糖をぐらぐら溶かしてガムシロを作って、さあ抹茶ミルクだ! となった次第。

油の国でフレッシュな牛乳が飲めるのは、本当にありがたいわ。
おかげで、牛乳の消費量は鰻登りだけどね(笑)。

 



単なるおデブさん 2005年05月27日(金)
最近のさくらさんの外見は、日本人的にはすっかり「ドラゴン卵持ちねー」という感じなのだが、死亡率の第一位が糖尿病というこのお国において、さらに10代のお嬢さんはぼんっ、きゅっ、ぼぼんっ、おばさんになるに連れでぼんっ、ぼぼんっ、ぼぼぼんっという体型になっていく女性の方々に紛れてしまうと、なんだかあんまり卵持ちっぽくないのである。特に、正面から見た場合。

そんなせいか。
昨日炎天下のスーパーの駐車場をよいしょよいしょと歩いていたら、地元人にナンパされた。
相方が側にいたので、その場では「相方いるねん」いうてかわしたのだが。
車に乗ってから、ふと思う。

あのおにーちゃん、私がドラゴン卵持ちだって気がつかなかったのか?
(まさか、卵持ちに声かけるほど不自由はしてまい)

いや、そりゃ、私もいかにもドラゴン卵持ってマース、みたいな服装は控えているのだが。んでも、こんな体型、つーか、卵抱えて+6キロなのに、気がついてもらえないのは結構ショックである。明らかに、昔より膨らんでるのに。

「まー、こっちの国の基準(前述の通り)からすれば、単なるおデブさんだね!」(by相方)

……お、おデブさん。
この膨らみを、自前だとは思って欲しくなかった(涙)。

というわけで、卵持ちでもヲトメゴコロ(←をいをいをい!!)は健在。
いろいろと複雑な気持ち。
 



プールの日陰 2005年05月25日(水)
日照時間が長くなるにつれ、太陽が高く昇るようになるにつれ。
プールの日陰の時間が、短くなってきたよう(涙)。

アパートの北側にあるプールは、今まで、11時くらい1時ぐらいにかけてすっぽり日陰に入っていた。
それ以外の時間帯は、東、或いは西から太陽が差すので、プールはお日様に照らされている。とてもじゃないけど、この国で、直射日光の下のプールに行くなんて事は考えられない。そんなことしたら、1時間でもお肌が真っ赤に焼けてしまう。
というわけで、さくらさんのプール時間はただでさえ短い11時〜1時の間だったのだが、どうせ泳ぐのは1時間くらいなので、今までは3時間あれば十分だった。

ところが、1日1日、プールが日に陰る時間は短くなり。
最大限日陰になる時間帯は、11時半から1時間ほどになり。
さらにその時間でも、プール全体が日陰に入ることもなくなってしまった(涙)。

夏至までまだ1ヶ月もあるっていうのに。
これからますます日陰が少なくなるかと思うと、がっくり。

そんなわけで、日陰部分に隠れるようにして泳いでおります。
せめて、日焼け止めクリームはケチらないようにしよう。

 



あの人が指導者? 2005年05月24日(火)
中国の本音は、やっぱり「小泉靖国発言への不快感」でしたね。
何となく、気持ちはわかるけどさ。努力するって何度も言ってるのに、国会では何で干渉されるかわからないとか言ってますから。
まあ、ドタキャンっていうのはいくら何でも失礼だし、不快だとは思うけど、所詮自分のやっていることは棚に上げて、ついでにODAをたくさんもらっていることもしっかり忘れて、都合良く被害者面している国だから。そういう国に何をされても、別にねー。今更って感じ。

でも、小泉さんを日本の指導者というのはやめて欲しい。
別に、日本の政治家は、指導者じゃないでしょ。単なる、選挙で選ばれた代表であって、道を示していただいたり、教えを請うたりしてる訳じゃないんだから。

国家=政治家の権力が絶大な国にはわかんないかもしれないけど。
私的には、そっちの方が何だかなー。

 



靖国問題 2005年05月23日(月)
個人の信念と国家としての行動ってのは違うって、どうしてわからないんだろうね、小泉さんは。

私は別に、個人が靖国神社に毎日詣でようが、A級戦犯を崇拝しようが、またその逆に、徹底的に第二次世界大戦の日本の罪を糾弾しようが、暴力的でなく、他人に迷惑をかけないのだったら、全然構わないんだけど。
それが、国としての行動となるなら、また別なんだと思うのよね。

中国のようにですよ。
首相の行動、もしくはタイムリーに言うならば副首相の行動が、明らかに「国の意思」である国、ひょっとしたら民意すら国家にコントロールされ得る国ならば、小泉首相の個人的な信念ですら、日本の国家国民の総意であると理解するのは容易でしょうに。
でもさ、靖国問題って、絶対小泉さん個人の拘りでしかないと思う。

靖国問題は、小泉個人が参拝するかどうかというではなくて、日本の首相が参拝するかといという問題でしょう。だから、小泉さんがどーしても靖国神社に行きたくて、それで首相という身分が厄介事を引き起こすならば、首相なんて辞めて行けばいいじゃない。一国家の首相なんだからさ、我慢するって事も大事でしょうに。

個人の信念を貫いて、日本国全体の利益が損なわれたらどう責任をとるんだろう。
1人の人間なのだから、公人、私人の区別ってつけにくいのはわかるけど、自分の信念=国家の信念でないことくらい、どんなお馬鹿さんでもわかりそうだけど?
「日本の首相は靖国神社に参拝しなければならない」なんて主張している日本人が、一体どの程度いるっていうのかしらね? そんなことより、今の日本人の抱えている問題(年金、少子化、経済その他諸々)に取り組んでくれなくちゃ困るんだけど。

しかし、あの人って、本当にワガママ。郵政民営化といい、首相であるなら何でも自分の思い通りになると思ってる節がミエミエで嫌。

  



携帯電話の料金システム 2005年05月22日(日)
油の国でさくらさんが使っている携帯は(も)、プリペイド携帯。
先にカードを買って、カードに登録されている番号を携帯会社に送信すると、買った料金分が登録されて、期限が来るまで、もしくは登録した料金を使い切るまで電話が使えるというシステム。
カードには数種類の値段があって、安いカードは使用期限が短く、高いカードは1年の使用期限がつく。買った分だけ通話してしまったら、新たにカードを買ってリチャージする。
で、日本と違って、こちらでは多くの人がこのプリペイドのシステムで携帯を使っていてるので、携帯の販売店だけでなく、スーパーやショッピングモールにカードの自販機がおいてあったりして、カードは気軽に買える。

前置きが長くなったところで、本題。
昨日、さくらさんが電話をかけようとしたら、いきなり「この料金の使用期限は今日までよ〜」というアナウンスが入った。

ちょっと待て。

私が登録したカードは、一年間有効のもの。しかも、半年前に買ったもの。
なのに、どうしてこの国に来て1年も経っていなってのに、使用期限が来るわけ?
それも、1年有効にするために、わざわざ高いカードを買ったのに。しかも、残高は12,000円分もあるのに。

大慌てで販売店に行って、説明を求めるが、カウンターのおねーさんのいうことは当を得ない。確かに、登録したのは半年前だけど、使用期限は今日まで。買ったカードは1年有効のカードだけど、ともかく今日まで、というのがおねーさんの言い分で、じゃあ、何で1年有効のカードなのに今日までしか使えないのだというこちらの言い分には、「だって、データの上では今日までってなっているもん」の一点張り。

どーにもこーにも(涙)。
ただでさえアラブ人と交渉するのは疲れるってのに。
ちなみに、アラブ式に考えれば、このおねーさんには何の落ち度もない。問題は、カードの登録が半年になってしまった「登録システム」であり、カードを売る係のおねーさんは、同じ会社であろうが何だろうが、何の関係もないということになる。だから、絶対謝らないし、自分の失敗ではないから、本社等に問い合わせるということもしない。

ちなみに、このおねーさんの態度は決してぞんざいではない。
「気の毒だけど、どーすることもできないわ」状態。日本の店員には許されないけど。どーすることもできないなんてね。

と言うわけで、結局、しぶしぶ追加のカードを買ってその場で登録してもらった。
そうしたら、2ヶ月間有効のカードなのに、使用期限は9月まで延びた。しかも、残高は今までの分も残っているまま。
疑問に思っておねーさんに聞くと、明日には、今日登録した以外の、12,000円分の残高は消えるとのこと。使用期限が2ヶ月延びているのは、いいじゃない、長くなっているんだから、と気にも留めない。何か腑に落ちないまま、今日のうちに日本に電話でもしなさいよ、と言われてお店を後にした。

時差の関係で、その日のうちに日本に電話は出来なかった。朝5時に電話できる相手なんていないので、12,000円は諦めるしかない。
ところが、こちら時間で日付が改まった時に残高を確かめても、金額は変わったいなかった。そのうち消えるか、と思ったけど朝になっても変わっていなかった。

12,000円+4,000円が9月まで。

……なんちゅう、いい加減な会社や。

ひょっとしたら、システムはシステムできちんと機能していて。
販売店の誰一人、料金体系について理解してないというのが正しいのだろーか?
最初の説明書を作る人ですら、間違えたまんまということなのだろーか?
きっと、この謎は解けないんだろうな。永遠に。

教訓:細かいことを気にしていたら、この国では生きていけません。
 
 



40℃超え 2005年05月21日(土)
熱風が吹くようになった。
気がついたら、40℃超えてた。あっけなく。

これで10月までは40℃超えの日々が続くわけだ。
冬は過ごしやすくて「生活しやすいかも」とか一瞬思っちゃったりしたけど、やっぱり暑くなるとほんの少しの外出でも疲れる。さらに、これからもっと暑くなるわけだしなぁ。あのフライパンの上の暑さが、またやって来て、長期間居座ると思うと、ね……。
喉元すぎればじゃないけれど、暑いってことを体は忘れるものなのだと思う。

それでも、直射日光の当たらない床タイル壁石膏の家はまだ涼しい。
室内温度は25℃。というわけで、引きこもりに拍車。

 



お疲れ気味 2005年05月18日(水)
夕方数時間のBBC一般番組すら映らなくなった。
はい、タダ見を期待した私が馬鹿でした。

ブリカンに行くようになって、授業はやっぱりためになるのだけど、生活のリズムを作り直すのに一苦労中。この1ヶ月の時間の使い方のペースが今までにないくらい快適だったので、再構築に手間取ってる感じ。っていうか、体がついていけてないっていうか。

よーするに、気がつかないうちに疲れていて、その目に見えない疲れが一週間分たまって、週末に向けて何でこんなに体が重いんだ? と。

眠りの質があんまりよくないな、という気もするんだけど(微妙に暑くて寝苦しい)。
それより何より、お風呂に入りたい。毎日。たっぷりのお湯で。深い湯船に、肩まで浸かって。それからラベンダーかなんかのお香を焚いて、自分の体にあった枕とお布団でぐっすり眠って、朝、新鮮な空気を胸一杯吸って、心地よく目覚めたい。

ま、ただ単に、久々の勉強のせいで、頭が疲れているだけかもしれないけどね(苦笑)。




英語の先生 2005年05月16日(月)
ブリカンの英語の先生は、イギリス発音をしないだけでなく、パートタイムだということも判明。教え方が極端に悪い訳ではないのだけど、如何せん、フルタイムの先生より質が落ちてしまう。生徒がノリにくいのだ。生徒がのらないと、発言をしにくい雰囲気が醸成されてしまい、スピーキングがぼそぼそになってしまう。そういうクラスは、何だかなぁである。

後は、その先生の個性なんだろうけど、自分が話すことに夢中になっちゃうタイプ。くせのない英語ならそれでもいいんだけど、やっぱり私の耳にはとても聞きづらくて、途中で聞き続けるのが苦になってしまう。そりゃ、いろんな発音に慣れるのも必要なことだけど、その前に私はUK人の言っていることがわかりたいので。

油の国に英国人はたくさんいるが、きちんとした資格(英国基準)を有したフルタイムの英語教師というのは非常に少ないらしい。家庭教師も然り。だから、仕方ないんだろうけど。
ま、出稼ぎも含めてノンネイティブばっかりで、みんなして滅茶苦茶な英語を使っているから生活するには困らないけどさ。

さて、BBCチャンネルのその後。
アパート契約の衛星放送で見られるBBCの番組は、どうも夕方から数時間だけらしい。そりゃ、見られないより見られる方が嬉しいけれど、何とも中途半端。

英語スイッチを入れたものの、このままではローギアのままダルダル進みそう。
自力でギアチェンジしていくしかないのか。はぁ。

   



映るの? 映らないの? 2005年05月14日(土)
ブリカンには、結局、通うことにした。
先日1回目の授業があって、生徒は6人。少人数だからやりやすいけど、先生がイギリス人じゃないのでちょっとがっくり。私は極端に(米人のように)Rを巻かれる発音だと、分かんないんだもん。

何だかんだいって、生活のペースはどうにかなりそう。
さすがに、3時間座っているのは疲れたけど。その日1日の時間のの使い方を無理しなければ大丈夫。
やっぱり、時には勢いに流されないとねー。

さて、そんな感じで英語スイッチが入って。
昨日の夜、テレビのチャンネルを変えていると、アパートで契約している部分の衛星テレビのチャンネルが入れ替わっていて、なんとBBCのテレビ番組のチャンネルが映るではないか。BBC Primeとは別物なんだけど、要するに別の衛星テレビ会社のやっているBBC Prime。

なんてラッキー。
これで、毎日BBCの番組がタダで見られるようになる!

と言うわけで、早速昨日は楽しんだ。
今日になったらネットで番組表を調べて、見たい番組をチェックしようと思っていたのに。

今朝起きて、テレビをつけてみたら、もう映らなくなっていた。
今後、映るかどうかは、びみょー(涙)。

 



猶予な時間 2005年05月10日(火)
さて、あれよあれよという間に英語に行くことになったわけだが。
その決意を崩すような電話が、またしてもブリカンから。

「今日から始まるのは間違いだったわ、明後日が最初の授業ね」

……ま、UK人もいい加減だからね。

授業がないのはいいのだが、この電話がさくらさんの決意を鈍らせる。
いや、決意というより、流されて行くはずだったのに、立ち止まって考えちゃう時間がうまれてしまった。しかも、2日も。

電話をかけて「やっぱ行かない」というのは、嫌なんだけど。確かに。
でもでも、考えた挙げ句に正当な理由を(すなわち、自分の納得できる理由を)つけてしまったら、頑張って電話するだろう。きちんと、事前に作文して。

じたばたしないでおとなしく行っとけ、と誰かが言ってくれれば素直に行くんだけどなぁ。
周りも「大丈夫?」とか「3時間も耐えられる?」とか心配性だから、余計に流されていくのに迷いが生じてしまうのよ。

……。
はい、そうです。全て言い訳ですわね。
でも、一応迷ってみようっと(←をい)。

 



突然、ブリカン。 2005年05月09日(月)
ブリカン(British Council)から電話がかかってきた。
竜卵持ちになってから、英語は頭のどこかに引っかかってはいたのだけど、だるだるの時は行く気力はなかったし、その後は日本に帰ったし、こっちに帰ってきてからは他のことで頭いっぱいだし、はたまた数ヶ月後にはまた日本に戻るかもで、ブリカンに行くということはすっかり抜け落ちていた。そんな所に、いきなりイギリス英語で電話がかかってきたもんだから、さくらさんは思考一時停止。

「さくらさん? あなたのレベルのクラスが明日からあったら、参加する気ある?」

そのお話に、さらに私は小パニック状態である。
明日? 明日から英語のクラスだって? いつまで? 

それを聞きたいのに、とっさに英語が出てこない。そりゃそうだ、ここしばらく、英語なんて全く使っていなかった。出てくるのは、とても中の上レベルとは思えない英語。

「ええと、いつまで?」
「6月19日まで。毎週二回。参加する?」

えええ。ここでイエスかノーで答えなくちゃならないのか。行くと即答出来ない自分が悲しいが、出来ないものは出来ないのだ。英語に時間を割いている時間があるのか、そもそも竜卵持ちなのに3時間の夜の授業に耐えられるのか、体調悪くなって1回お休みするごとに4000円がパーとか、心配事は数あれど。それを理由に「行かない」という選択が出来るほど、英語の勉強をもういいやと思える状態ではない。かといって、それらを即時にはねのけるほど、英語学習熱も高くない。しかも明日から。なんちゅう急な話や。

それでも少し考えてから折り返し電話するなんて、それはヤダ。相手を指名する英語の電話なんて、絶対ヤダ(←英語電話恐怖症)。

「……行きます」
「じゃ、人数集まってクラスが確定したらまた電話するわね。バ〜イ」

あああ、言っちゃったよ。行くって。
後悔と言うほどでもないけど、人数集まらなくてこの話が流れてくれたらいいと思っちゃったり。自分の決断より、他人の状況で「行かない」ことになった方が、自分的には楽だから。消極的だけどさー。何というか、今は他のことで充実しているという感じ。

考える時間があったら、多分行かないことにしていたと思う。
消極的な自分に正当な理由を付けて。

結局、夕方「明日から授業ね!」という電話がかかってきた。
そういうわけで、勢いに流されて明日から、英語開始。

ま、英語も今のままじゃあかんことは確かだし。
ぼちぼち頑張るとしよう。

 



砂嵐去って。 2005年05月07日(土)
数日ぶりに、気持ちよく晴れ。
砂嵐、というか。砂っぽい空気がよく続いてくれたもので。昨日なんて、出先から帰ってきてエレベーターから下りると、自分の家の玄関まで、出かけた時の自分の足跡がうっすらと積もった砂の上に残っているのが見えた。こんな日は、泥棒にも殺人にも向かないですね、ホームズ先生。

さて、晴れたら待っているのは掃除なのである。
お天気だから気分はプールなのだけど(昨日まで砂でうっすら濁っていたプールの水も、今朝方おじさんが例の掃除機まがいの機械で掃除してたし)、家の中の埃っぽい状態を放置しておく訳にはいかない。本棚からテーブル、ベッドの木枠などなど、砂が白くうっすらと積もっている所は、目につく限り拭き掃除。あああっ、どうしてこんなにも簡単に雑巾が真っ黒になるわけ?

……床拭きは、明日にしよう。


 



真っ赤な砂嵐 2005年05月04日(水)
朝7時頃、ぼんやりと目を開けたら、窓の外が真っ赤だった。

……朝焼け?

でも、もう7時だから、こんなに真っ赤になるほどの朝焼けなんて有り得ない。なんだろう? 
理解出来ずに、ボーっとしていると、先に起きていた相方がマスクを差し出してきた。

「すごい砂嵐だから、起きたらこのマスクをするように」

眠かったからふにゃふにゃ返事をして、そのまま再度眠りへ。
起きた時には、視界不良なひどい砂嵐は収まってましたとさ。

真っ赤な砂嵐を目撃した相方談。
「いつも見える海はもちろん、家の目の前の道路も目を凝らさないと見えないほどだった。風は殆どなくて、霧の様に砂が立ちこめていた。その砂に太陽の光が反射して、周りは真っ赤だった。びっくりした」

風が強くなかったから、家の中の砂ぼこり度は高くなかったけど。
白く煙っている空を見ると、新緑で爽やかな日本の山の空気を、思いっきり胸に吸い込みたくなる。
やっぱ、砂漠って、人が住むには適さないよな……。




夢判断は? 2005年05月02日(月)
めっちゃ、疲れる夢を見た。
朝起きたら、なんかぐったり。

それは。

天皇皇后両陛下に、日本の国連常任理事国入りについてのメリットをご説明申し上げる夢。しかも、うちの実家の台所で、食卓を挟んで。
隣では妹がため口で「皇居の地下ってさぁ、面白いよねー」とか言っているのに(←つーか、行ったことあるのかい)、私はコムズカシイコトを述べているのだよ。

別に、私は常任理事国入りを熱烈賛成して是非実現させなければ! と思っているわけでもないし。
現代天皇家だって、歴史と伝統を維持する役割があれば十分だと思っている人なんだけど。

何でこんな夢見たんだろう?
いやはや、深層心理って不思議。

 


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