ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2018年07月31日(火) またあしたね

九州南部に停滞している台風の影響で

今日も激しく雨が降ったりぴたりとやんだり。

空もどんなにかつかれてしまったことだろう。

ほっと微笑みたいことだろう。



月末の仕事をなんとか終えてほっとしながら帰る。

いつものスーパーで顔なじみの店員さんが

「ちょっと待っていて」と声をかけてくれる。

なんだろうと待っていたら半額シールを手に戻って来て

カゴの中のお豆腐に半額シールをふたつも貼ってくれた。

なんと思いがけなくてほろりと涙が出そうなくらい嬉しかった。

そうして「またあしたね」と笑顔を交わすのも嬉しくて。

ささやかなことだけれど、ああなんていい日なんだろうって思った。




帰宅してひとやすみしていたら娘と孫たちが帰って来る。

今日は残念ながらプールはお休みだったけれど

小麦色の元気な笑顔に一日の疲れも吹き飛ぶように癒される。


夕食時にめいちゃんがトイレ。「うんちでた〜」とそれも楽しい。

娘がお尻を拭きに行ったら「おばあちゃんがいい」とご指名。

今日はとてもウンのいい日でもあった。

ありがたや。ありがたや。



2018年07月30日(月) 精一杯の一日

台風一過の青空とはいかず、昨日よりも荒れ模様のお天気。

風が強く時おり激しい雨が降ったり。


雨がやんでいるうちにと急いで保育園に向かう朝。

月曜日はお昼寝布団があるので大変な荷物だった。

「おばあちゃんいってらっしゃい」今朝も嬉しい声。



仕事は少し忙しかったけれどそれなりに

出来るだけの事をし終えて母のもとへと向かう。


アパートの外にまで聴こえるほどのテレビの音。

母は「寒い」と言って毛布にくるまっていた。

エアコンの設定温度が18℃、それは寒いはずだ。

温度をあげようとしたら「暑くなるからだめ」と言う。

仕方なくそのままにして昨日買った衣類を見せる。

にこにこと嬉しそうな顔。「ありがとうねえ」と。

さっそく明日喫茶店に着て行くと喜んでくれた。


つかの間の母との時間。もっと一緒に居てあげたかったけれど

後ろ髪を引かれるように家路を急いでいた。



帰宅して一気に疲れが襲ってくる。けれどもそれも心地よくて。

これが精一杯だったのだと自分をほめていた。


あれこれと心配事はあるけれどあまり考え込まないようにしようと思う。



娘と孫たちが帰って来てまた笑顔の花が咲く我が家だった。

夕食後、めいちゃんとお風呂も楽しかった。

ワニさん泳ぎをして見せてくれたり、一瞬だけれど顔浸けも出来る。

子供はそうして毎日成長していているのだなあと嬉しかった。


今日も「いい日」ありがとうございました。







2018年07月29日(日) わたしはとても元気です

台風は少し雨を降らしたくらいで何事もなく

いつものように穏やかな夕暮れ時を迎えている。


西日本を通過した後、福岡県に再上陸したとのこと。

気になってNHKを見たらテニス中継を放送していた。

西日本の被災地は大丈夫だったのか、いま九州は。

そんな心配をよそにあまりにも情報が少なすぎる気がする。


お風呂上がりの孫たちの賑やかな声を聴きながら

ふといま微笑んでも良いのかと複雑な気持ちになった。





今日は母の衣類を数枚買ってくる。

激痩せのため特にズボンは大き過ぎてずり落ちると嘆いていたから

明日仕事を終えてから届けてあげようと思う。

きっと喜んでくれることだろう。明日がとても楽しみでならない。


ゆっくりと休めた日曜日に感謝。

わたしはとても元気です。



2018年07月28日(土) してあげられることがあって嬉しい

西の空が燃えているように紅く染まって今日が暮れようとしている。

なんて穏やかな夕暮れ時なのだろうか。


異例の台風は関東の一部を暴風雨圏内に巻き込み西に向かっている。

西日本の被災地の人達はどんなにか不安なことだろうか。

どうかどうかもうこれ以上の被害が無い事をひたすら祈るばかり。

容赦なく襲ってくる自然の猛威。人に何の罪があるというのだろうか。




いつもはお休みを頂いている土曜日だったけれど

急ぎの仕事があり山里の職場に向かう。


終わり次第隣町の母のもとへ。今日は美容院に行く約束をしていた。

シャンプーもままならず伸び放題の髪がどんなに辛かったことか。

やっと気持ち良くさっぱりしたととても喜んでくれる。

ささやかなことだけれど母の為にしてあげられることがあって嬉しい。

まだまだ出来る事がたくさんあるはず。少しずつ親孝行をしよう。


あちこちと走り回って疲れていたけれどなんとも清々しい気持ち。

こんな疲れならいくらでもと思う。とても張り合いがあって良い。


今日も「いい日」でした。ありがとうございます。








2018年07月27日(金) 母の姿がとても心細くて

目が覚めると雨が降っていた。雨だれの音が耳に心地よい。

夜が明けるとどしゃ降りの雨になってしまったけれど

孫たちと保育園に行く頃にはやんでいてくれて助かる。


今日はその足で隣町の母のもとへ車を走らす。

やっと母に会えるのかと喜び勇んで行ったけれど

あまりに変わり果てた母の姿に少し戸惑ってしまった。

食欲はあると言っていたので安心していたのだけれど

手術がよほど堪えたのだろうか激痩せしていて驚く。

なんとも憐れでならず思わず涙がこぼれそうになった。


それでもいつものように喫茶店に行きたいと言うので

車で送って行く。遠足に行く子供のように笑顔の母だった。

以前のような認知症の気配はまったく感じられず

喫茶店までの道のりをしっかりと教えてくれた。


帰りはタクシーで帰るから大丈夫と手を振って別れる。

バックミラーに映る母の姿がとても心細く見えた。


山里の職場に向かいながらいろんなことを考える。

このまま母を独り暮らしのままで居させて良いものか。

大きな岐路に立っているような気持ちになり不安が募るばかり。

娘の私に出来る事がきっとあるはず。真剣に考えなければと思う。



母の事ばかり考えながらの一日も

孫たちの笑顔を見ればまた平穏な日常が返って来る。

みんなみんな年を重ねて老いていく。

私もいつかは母のようになるのだろうとふと思った夕暮れ時の事。



2018年07月26日(木) 自分に出来ることを

ほんの少し猛暑も和らぎ今日は34℃。

風もあってずいぶんと過ごしやすく感じる。



山里の職場で急ぎの仕事だけを済ませて

隣町の母のもとへ車を走らす。


昨夜の電話で薬を切らしてしまったとのこと。

以前からの掛かりつけの病院で処方してもらうことに。

暑いから病院には行きたくないと駄々をこねる母。

病院に無理を言って薬だけ処方してもらえることになった。


アパートに着くと母は留守。今朝も喫茶店に行った様子。

鍵は掛けておらずテレビとエアコンは点けっぱなしだった。

それでもテーブルの上に病院で必要な物はちゃんと置いてある。


部屋の中を見渡すとカゴにあふれんばかりの洗濯物の山。

よっこらしょと抱えて車へ。なんだか愉快な気持ちになる。


今までずっと母のために何かをしてあげたことがあっただろうか。

親不孝ばかりの自分を顧みながら今日こそはと思ってみたり。



薬もちゃんと整い洗濯物も良く乾いて明日の朝に届ける約束。

母は私が着くまで出掛けずに待っていてくれるそうだ。


ほんとに久しぶりに母に会える。なんだかくすぐったいような嬉しさ。











2018年07月25日(水) この仕事が好きだ

連日の猛暑日だったけれど今日は35℃。

昨日38℃を体験したせいか少し涼しく感じる。

慣れと言うものか人の身体は不思議なものだ。



仕事で外国人の奥様がいるお宅へ届け物に。

片言だけれどちゃんと日本語が伝わる。

「アツイ〜アツイ〜」と笑顔を交わす。

二匹の犬を飼っていて川へ水浴びに行くのだと

ちょうど出掛ける前で間に合って良かった。

ご主人は神奈川県から移住して来ていて昨年結婚。

ふたりで田舎生活を満喫しているようだ。


仕事でこうしてお客様とふれあえるのはとても嬉しいこと。

ふと近所に住んで友達になりたいような気分だった。


勤続30年。早く辞めさせて欲しいと何度思った事だろう。

けれどもやっぱりこの仕事が好きだと今日はつくづく思った。




帰宅してひと休みしていたらすぐに孫たちが帰って来る。

今日も小麦色の笑顔にほっこりと癒されていた。

平穏無事をありがたくかみしめながらいつものように

ほろ酔ってこれを記す。











2018年07月24日(火) おひさまおつかれさま

ついに38℃、この夏いちばんの猛暑となる。

41℃に比べればなんのこれしきと耐え忍ぶ。

夕方のニュースでは猛暑の出口が見えてきたとのこと。

もう少しの辛抱だと思う。立秋を心待ちにしていよう。


少しも苦にならないと言ったのが嘘になってしまった。

今日はさすがに参ってしまう。くらくらと眩暈がするような暑さだった。



孫たちはとても元気。今日も小麦色の笑顔で帰ってくる。

アイスを食べるのを楽しみにしていて「ひとくちあげる」と

おばあちゃんにも食べさせてくれた。冷たくて美味しい。

孫たちの笑顔に暑さを忘れてほっこりと癒されていた。


今日も平穏無事に暮れていく。おひさまおつかれさま。

窓から沈む夕陽を見ながら感謝の気持ちが込み上げてくる。


ぐっすりと眠ろう。そうしてまたあたらしい朝がやってくる。



2018年07月23日(月) 母の夏休み

二十四節気の「大暑」各地から猛暑のニュース。

埼玉熊谷で41℃を超え日本最高気温が更新される。

高知県も内陸部では38℃近いところもあったけれど

四万十は海風のおかげだろうか幸い35℃程に留まる。

慣れとは不思議なもので風がとても心地よく感じて

これくらいの暑さなどと少しも苦にならなかった。


母から電話があってとにかく暑いと

もう仕事なんかしなくて良いから早く帰りなさいと言ってくれる。

そんな優しさが嬉しくもありちょっと愉快にも思えて笑ってしまった。

「それほどでもないよ。だいじょうぶよ」と言ったら

同僚の心配もしてくれて会社は夏休みにしたら良いと言ってくれる。


それよりも母が心配。「お母さんは大丈夫!」と元気そうな声。

毎朝喫茶店に行ってモーニングセットを楽しんでいるとのこと。

食欲はあるようでほっと一安心。無理をせずにいてくれるのが何より。

母にこそ長めの夏休みをあげたいとつくづく思った午後のこと。



母の言葉に甘えさせてもらって少し早めに帰路につく。



今朝の山道で木ってすごいなと見上げていた。

どんなに暑くても空に立ち向かうようにすくっとすくっと立っている。






2018年07月22日(日) ふつうに暮らせるありがたさ

台風の外雲が尾を引いているようで、雨が降ったりやんだり。

幸い猛暑は和らいでいたけれど湿気がすごく蒸し暑い一日。



午前中にコインランドリーと買い物を済ませて帰宅すると

じいちゃんが久しぶりにドライブに行こうかと誘ってくれる。

娘たちも出掛けていて留守だったので躊躇わずに行くことに。


先日の豪雨で被害があった宿毛市から大月町へ。

土佐清水市を経由して2時間ほどで帰って来た。

消防団のじいちゃんは豪雨の爪痕がとても気掛かりだった様子。

不謹慎かもしれないけどなと心配しながらのドライブだった。


でも見る限りはとても平穏で何事もなかったような町の様子。

ほっとしながらも「見えないところで」と複雑な気持ちになった。

そうして改めて「ふつう」に暮らせるありがたさを感じる。



今夜はカレーが食べたいと娘たちのリクエストがあって

3時頃から早めにカレーを作る。甘口と辛口と二つのお鍋。

ビールの肴にと「鰹のタタキ」も作った。





2018年07月21日(土) 雨がやんだら

昨夜少し雨が降って今朝はとても蒸し暑かった。

朝焼けに浮かぶ電線に燕がたくさん並んでいて可愛い。

子燕かしらと微笑まし仰ぐ。そんな朝も良いものだ。



職場は休みではないけれど自分だけお休みをいただき

同僚には申し訳ないけれどありがたいこと。

娘もお休みだったけれど孫たちはお昼まで保育園へ。

土曜日はプール遊びがないそうでちょっと残念。


午前中に買物を済ませて午後はのんびりと過ごす。

今にも雨が降りそうになって早目に洗濯物を取り入れる。

それから間もなくどしゃ降りの雨になった。

バケツの水をひっくり返したような激しい雨だった。


おかげで猛暑にはならずに済んだけれど

各地では大変な猛暑だったよう。今日も熱中症で亡くなった人が。

ほんとうに命に関わる暑さなのだと心が痛むばかり。



幸いな事に我が家は今日も平穏無事。

それがとても心苦しいけれどあえて感謝をしたいと思う。

めいちゃんもあやちゃんも晩ごはんをたくさん食べてくれた。



雨あがりの空。入道雲もおひさまも競い合わないのがいちばんに思う。





2018年07月20日(金) うなぎおいし

大気が不安定だったようでお昼前から思いがけずに雨が降る。

あたりの熱気を一気に冷ますようにとても心地良くて。



午後には仕事が一段落していたので早目に終わらせてもらう。

明日はお休みをもらえてほっと肩の荷がおりる。

事務仕事ばかりで体力は使っていないのになぜか疲れる。

やはり歳のせいだろうかと情けなく思いつつ愉快だったり。

張り切らず頑張り過ぎずぼちぼちの日々ばかり。



土用の丑の日でスーパーの店頭ではうなぎの蒲焼のいい匂い。

家族みんなに食べさせてあげたくて思い切って6匹も買う。

お財布は空っぽ。でもみんなの喜ぶ顔が楽しみだった。


いつも質素な夕食ばかりなのに美味しいと言ってくれる家族。

先日のBBQの事も娘たちに我慢をさせていたのだと改めて思う。

おばあちゃん今日は大奮発したよってちょっと得意顔だった。


笑顔いっぱいの夕食。そうして今日も平穏に暮れて行く。



2018年07月19日(木) 奇跡のように

最高気温が35℃。高知は恵まれているのだと思う。

湿度もさほど高くもなくからりっとした暑さだった。


大雨で命を落とし、今度は日照りで命を落とす。

自然は容赦なく人々を襲うばかりで心が痛んでならず。

平穏無事だった一日がなんだか奇跡のように思えてならない。



山里からの帰り道、トンネルの出口で座り込んでいるお遍路さん。

この猛暑に歩き遍路はどんなにか辛いことだろう。

迷わず車を停めて「大丈夫ですか」と声をかけていた。

「ハロー」と声が返ってくる。外国人の女性のお遍路さんだった。

日本語はまったく通じず気遣う気持ちも伝えられず。

白い肌は真っ赤に日焼けしていてとても辛そうに見えた。

それなのににっこりと微笑んで手を振ってくれる。

笑顔と笑顔で別れた。きっと大丈夫と信じるしかない。




帰宅したら娘と孫たちが先に帰って来ていて

「おばあちゃんおかえりなさい」と嬉しい声。


今日も「いい日」でした。ありがとうございます。




2018年07月18日(水) 小麦色の笑顔

岐阜で40℃のニュースにおどろく。

高知の暑さなどまだまだ序の口だと思う。

被災地も連日の猛暑が続いていて心が痛むばかり。

自然には逆らえないけれどどこまで苦しめれば気が済むのか。



我が家は今日も申し訳ないほどに平和だった。

小麦色の孫たちの笑顔にどれほど癒されたことだろう。

ほんとうにありがたいこと。感謝の気持ちに尽きる。



昨日は燃えているように紅い夕暮れだったけれど

今日はほんのり。おひさまも頑張り過ぎたのだろう。

おつかれさまと空を仰げば思いがけずにひこうき雲が見えた。





2018年07月17日(火) 今日も精一杯に

夜明け前のつかの間の涼風をたのしむ。

いつものように朝が来る。

それは決してあたりまえのことではなくて。



孫たちを保育園に送り届けてから山里の職場に向かう朝。

国道で友人の車を見つけて思いっきり手を振る。

友人も窓から手を出して千切れんばかりに降ってくれて嬉しかった。


にっこりと微笑みながら山道に差し掛かると

今度は毎朝すれ違っている知人に会ってまた手を振り合う。

そんな何でもないようなささやかなことに元気をもらった朝。


山道をくねくね。峠道をよっこらしょと越えると

いつものように山里の景色が一面に広がっている。

大好きな一本杉が約束していたように今朝も迎えてくれた。








母は昨日無事に退院したけれど、しばらくは自宅療養を。

今回だけは母もそれを覚悟していておとなしくしていてくれる。

お昼に電話があって「エアコンが壊れて暑くてたまらない」と。

どうやらリモコン操作を誤って暖房にしていたようだった。

すぐに駆けつけられないもどかしさ。電話でゆっくりと説明して

やっと冷房に切り替わる。「涼しい風が出て来た」とほっとする。


仕事を終えてから母に会いに行く事も不可能ではないけれど

あえてそれをせずまっすぐに帰路に着く親不孝な娘だった。


何がよくて何が悪いことなのかわからないまま

今日も精一杯の自分だった。




2018年07月16日(月) すめばまたはじめることができる

夏空から炎のかけらのように陽射しが降ってくる。


娘たちは家族そろって川遊びに出掛けた。

水着を着て嬉しそうに車に乗り込む孫たち。

我が家は今日も申し訳ないほどに平和だった。


午前中にお大師堂へ。日捲りの暦が土曜日のまま

この暑さでSさんも足が遠のいているのかもしれない。

ゆっくりとお参りを済ませてから手水鉢の水を入れ替える。

川の水が昨日より今日と随分と澄んできれいになっていた。


「澄む」は少し「済む」にも似ていて

すめばまたはじめることができるのだなとふと思ったり。


お大師堂から眺める四万十大橋。この景色がとても好きだ。








午後はまたエアコンのお世話になりながらのんびりと過ごす。

夕食の買い物を済ませていたのに、娘がBBQをするのだと言う。

お肉をたくさん買って来ていて準備を始めているのを見ながら

どうしたわけかひどく落ち込んでしまって涙が出てしまった。

母は母なりに精一杯食費を切り詰めようと努力していて

贅沢もさせてあげられず娘たちに我慢をさせていたのかと。

娘たちのささやかな楽しみがなんだか仕打ちのように思えて辛かった。

でもそんな涙もつかの間のこと。大喜びしている孫たちの笑顔が嬉しい。



夕食前に昨日洗った海苔網を取り入れに行っていた。

よく乾いていて気持ちいい。白くてもこもこしていて

なんだか生き物みたいにほっこりとあたたかくて。






2018年07月15日(日) 泣いたり笑ったり

今朝はめいちゃんがとても早起き。

5時前にタブレットを抱いて二階からおりてくる。

例のごとくパジャマは着ておらずすっぽんぽんの可愛らしいお尻。

いつもあやちゃんとタブレットの取り合いをしていて

よほど遊びたかったのだろう。早い者が勝ちと言わんばかりに。

そんな子供心がとても微笑ましく感じた朝。


朝ご飯も一緒に食べると言うのでチーズの焼きサンドを作る。

そうしたらそれが気に入らなかったのか大泣きになってしまった。

焼きサンドはいやだそうでローソンのパンを買いに行くのだと。




あまりに大声で泣くので娘たちも起こしてしまってにぎやかな朝。

泣く時はおもいっきり泣く。子供はなんて純真なのだろうか。




朝食を食べ終るなりじいちゃんは海苔網を洗いに行く。

私も洗濯物を干してから駆けつけた。ふたりでがんばろう。

今年はじいちゃんがテントを買って来てくれていたので大助かり。

おかげでずいぶんと暑さをしのげて作業も捗る。

お昼には140枚の網を洗い終えて心地良い達成感が待っていた。


9月になればもう漁場の準備が始まる。

一年がとても早く感じてならない。

やれるだけのことを精一杯に。そうしてまた歳を重ねていく。






2018年07月14日(土) 予報通りの猛暑

連日の猛暑日。被災地もどんなにか暑かったことだろう。

あれこれと思うばかりで何も出来ずにいるばかり。



午前中のまだ涼しいうちにお大師堂へお参りに。

手を合わせ祈ることで痛む心が救われるようにおもう。



Sさんにしばらく会っていないけれど元気にしているだろうか。

日捲りの暦をめくりながらお参り仲間さん達の事をおもった。

お供えのお菓子を少し。花枝も新しく活け替える。

手水鉢の水はまだ川が少し濁っていて今日は諦める。


川も真っ青な夏空を鏡のように映したいことだろう。

もうすこしあとすこし。澄み渡る日を待っている。






孫たちは娘むこのお母さんがお迎えに行ってくれて助かる。

おかげでじいちゃんとふたりのんびりの午後を過ごせた。

外の暑さをよそにエアコンのお世話になりっぱなし。

なんて贅沢で恵まれていることだろうか。


夕方、孫たちが元気に帰って来る。

一気ににぎやかになる我が家だった。

あやちゃんが「よほうどおりにおにくだった」と晩ご飯。

「よほうじゃなくてよそうよ」って笑い合った。

さて明日の晩ご飯の予報は何でしょうか。



2018年07月13日(金) つよい生命力

昨日よりも気温が高くなりうだるような暑さとなる。

孫たちはとても元気。今朝もプールバックを抱えて

ウサギのように跳びはねながら保育園の門をくぐって行く。



仕事中に母から電話があった。

術後の経過が良好で退院の許可が下りたとのこと。

とりあえず週末は病院にいて月曜日に退院することに。

弟がクルマで送ってくれるそうでとても安心。

「孝行息子だよ」と母は嬉しそうに笑っていた。



仕事の手を休めて少し外に出てみる。

灼熱というのか強い陽射しが身体を突き抜けるようで心地良い。

職場の裏には田園風景が広がっていて

一面の稲穂が薄っすらと色づき始めていた。

つよい生命力を感じて胸に熱いものが込み上げてくる。






断水の続いている被災地。この暑さがどれほど堪えたことだろう。

複雑な思いはつのるばかりだけれど

それぞれに与えられた一日が今日も暮れて行った。



2018年07月12日(木) やはり夏が好き

最高気温が35℃近くなりほぼ猛暑日となる。

やはり心地良い暑さに感じてしまう。

夏が好きになって良かった。



山里の職場に向かいながら国道脇にクルマを停めて

今朝も河口付近の写真を撮ってみた。

しばらく続けてみようかなと思う。

同じ場所なのに空も川も違って見えるのが嬉しい。

何よりもとても清々しい気持ちになれる。









仕事の合間にちょっと抜け出してオクラを貰いに行っていた。

規格外のオクラは殆どを廃棄処分にするのだそうで

農家さんも辛いだろう。オクラも可哀想でならない。

いつでも取りにおいでと毎年声をかけてくれる農家さん。

今年もありがたくいただいている。新鮮なオクラの美味しいこと。


暑い中、オクラの収穫はほんとうに大変だと思う。

手伝いもせずにいつもいただくばかりで申し訳ないけれど








今日は広島の被災地にタオルを送った。



2018年07月11日(水) 太陽の恵み

真夏日になる。燃えているような太陽。

それがなぜかとても心地よく感じる。


孫たちはプールバックを宝物みたいに抱えて保育園へ。

「おばあちゃんいってらっしゃい」の声が嬉しい。




仕事帰りに取引先のバイクショップへ届け物を。

店主さんはお店の横の家庭菜園にいた。

カゴにあふれんばかりの真っ赤なミニトマト。

「まだまだあるからぜんぶあげる」ってありがたいこと。

太陽の恵みだ。ほんのりとあたたかくてとても甘かった。



ささやかなこと。日常には笑顔になれる事がたくさんあって

それがどれほど愛しい事かとつくづくと思うこの頃。



あたりまえだったこと。普通に暮らすことが困難になって

不自由な暮らしを強いられそれでも一生懸命に生きようとしている。

そんな人たちがたくさんいることを忘れてはいけない。




梅雨が明けてぽっかりと夏が来た。

今朝の四万十川はあの濁流が嘘のように静かだった。






2018年07月10日(火) 梅雨があける

山里では今日も狐さんのお嫁入り。

まだまだ不安定な空だなと思っていたけれど

梅雨があける。ほっと目の前が明るくなったような。



リセットしてもリセットしても辛い報道が押し寄せてくる。

こうして書く場所をあたえられているというのに

「希望」を見出すような言葉が見つからない。

私はまだまだ人として未熟者なのだろうとつくづくと思う。

痛みを受け止めて抱きしめてあげることもできないのか。

ほんとうに情けない。何年人間やってるんだと自分に怒りを覚える。



45年以上も言葉の世界に携わってきたささやかな誇り。

いま書かなくてどうすると自分の胸を叩き続けている。



どうしようもなく平和だった一日。

いつものようにがとても心苦しくてこんな夜もあってよしか。







2018年07月09日(月) 狐のお嫁入り

今日は狐のお嫁入り。狸さんもお嫁に行きたいのだそう。

泣いたり笑ったりの空に虹が希望の橋みたいにアーチを描く。



山里の職場は平和だった。いつもと変わらない週明け。

宿毛市内の取引先も無事だった。ほっと胸を撫で下ろす。

仕事どころではなかった人たちも多い事だろう。

けれども仕事が出来る人は目の前の事に精を出す。

とにかくそれが「生きる」ことだろうと思った。



帰宅してひと休みしていたら娘と孫たちが帰って来る。

今日はプール遊びが出来たそうで満面の笑顔。

あどけない孫たちの笑顔が宝物のように思える。


平穏無事をかみしめながら今日も暮れて行った。

複雑な思いを書き記すのはもうよそうと思う。


ありがとうございました。

家族みんなが笑顔でいられてほんとうによかった。




2018年07月08日(日) リセットしてみる

夜明け前より激しい雷雨。どすんと大きな音がして目覚めた。

その後エリアメールがひっきりなしに鳴り響き

高知県に大雨特別警報が出されたことを知る。


ざわざわと落ち着かない朝になってしまったけれど

午前9時にはもう雨も小降りになりいつもと変わらない日曜日になった。


隣町の宿毛市では浸水の被害が、そして各地の甚大な被害。

とても他人事ではなく心を痛めるばかり。

かと言って何も出来ず心苦しさがつのるばかりだった。

じいちゃんとふたりNHKの報道を見ながら一日を過ごす。


午後には曇り空。薄っすらと陽も差し始めて空が明るくなる。

もう峠を越えたのだと思う。もう大丈夫なのだと思う。

久しぶりに夕陽を見た。灰色の雲を精一杯に染めて微笑んでいた。

ふと微笑んでも良いのではないかと思った。

どんなに心苦しくてもどんなに心を痛めていても

ひとにはそれぞれに与えられた一日があるのだと思う。

いまほんとうに必要なのは涙ではなくて希望なのではないか。



お風呂上がりの孫たちの髪を乾かす。

愛しくてならなくて頭を撫でるようにして乾かす。

我が家は平和だった。どうしようもないほどに平和な夜に。








2018年07月06日(金) てるてるぼうずてるぼうず

雨がほんとうに大変なことになってしまった。


我が家はどうしてこうも平和なのだろう。

感謝しても良いのか。笑顔でいても良いのか。

とても複雑な気持ちでこれを記している。


みなそれぞれに与えられた一日があると記したばかりだけれど

これではあまりにも不公平ではないかと思える。



帰り道のラジオからパーソナリティーの笑い声が聴こえた。

地元のローカル局で一瞬抗議の電話をしようかと思ったほど。

避難先で聴いている人もいるだろうに「いま笑うのか」と。


何が良くて何が悪いのかわからなくなって戸惑う。

平穏だった一日が今日ほど心苦しかったことはない。



今朝の保育園で。めいちゃんたちの作ったてるてるぼうず。

どうかどうかお空が微笑んでくれますように。




2018年07月05日(木) やまない雨はないというけれど

豪雨のニュースが飛び交い心を痛めつつ今日も暮れようとしている。

やまない雨はないというけれど、そんな言葉を泡のように感じたり。


我が家はいつもと変わらない穏やかな夜を迎えようとしている。

お風呂上がりの孫たちのはしゃぎ声。ほっこりと笑顔でいられる。

それがとても心苦しいけれど、恵まれているのだなと感謝するばかり。





今日は予定より一日早く母が心臓の手術をした。

本来なら駆けつけなければいけないのだろうに

すべてを弟に任せる。ほんとうに申し訳ない。

弟は仕事を休んで病院へ行ってくれた。


手術は3時間ほど、夕方無事に終わったと連絡がある。

母はまだ麻酔から覚めておらず弟が付き添ってくれる。

薄情な娘だというのに早く母の声が聴きたくてならない。



あれこれと思いを募らせながらいつものようにしている夜。

これでいいのか。こんな私でいいのかと自問自答を繰り返す。


窓を開けたら思いがけないほどの涼風が舞い込んできた。



2018年07月04日(水) 笑顔の花がたくさん咲いて

早朝大雨警報が解除される。

午前中は少し雨が降ったけれど午後には思いがけないほどの青空。

空も荒れたくて荒れているのではないのだろうと思ったり。



仕事を終えるなり孫たちを迎えに行く。

今日はプール遊びが出来たそうで嬉しそうな孫たちだった。

ほっこりと笑顔に癒される。宝物のような笑顔だった。


娘が遅番だったので夕飯の支度がとても大変。

いつも手際よく手伝ってくれる娘のありがたみがわかる。

そうだじいちゃんがいるではないかと

焼きそばを作ってもらうことに。彼もやれば出来るんだ。

おかげでとても美味しい焼きそばが出来た。


孫たちと夕食を食べ終えて、めいちゃんがちょっとしょんぼり

「おかあさんおそいね」って待ちかねている様子。

あやちゃんはさすがにお姉ちゃんでしっかりしているけれど

めいちゃんはまだまだ甘えん坊の妹だった。


「あっ、おかあさんだ」そうしてまた一緒に夕食を食べる。

嬉しそうなめいちゃんの笑顔がなんとも微笑ましいこと。


今日もたくさん笑顔の花が咲きました。

穏かな一日をありがとうございます。



2018年07月03日(火) いただいた一日を

台風の直撃は免れたけれど山間部ではかなりの雨が。

とても他人事ではなくざわざわと落ち着かない夜になった。

今夜から明日の朝にかけても豪雨になりそうだ。

どうか何事もなく無事に朝を迎えられますように。



昼間は風が強かったものの雨はほとんど降らず

帰宅しながら濁流が渦巻いている四万十川を見て驚く。

上流域でかなりの雨が降ったことをそうして知った。




いつもと変わらない我が家。

お風呂上がりの孫たちが元気にはしゃぎまわっている。

こんなに平和で良いのかしらとふと思ったり。


人にはそれぞれ与えられた「時」があるのだろう。

不安な夜を迎えている人もいれば

のほほんと笑って過ごしている人もいる。

不謹慎な事かもしれないけれどそれで良いのだと改めて思う。


どんな日もいただいた一日です。

今日もありがとうございました。



2018年07月02日(月) こっくりこっくりと

「狐の嫁入り」どうしてそう呼ばれるようになったのかは知らず。

空は今日も慌ただしくいろんな顔をして見せてくれた。

太陽をだっこしてのんびりと風に吹かれていたかったろうに。



月曜日だと言う事をすっかり忘れて仕事。

後から後から仕事が舞い込んで来る。

なんとありがたいことだろうか。

月曜日が憂鬱だったことなど随分と昔の事に思える。



3時過ぎには帰宅していてトドのように寝転んでいた。

4時過ぎには娘と孫たちが元気いっぱいで帰って来る。

今日はプールが出来たそう。一気に賑やかになる我が家だった。


夕食後、ふたりが「おばあちゃんとおふろはいる」と。

もう先になってパンツを脱いでまっしぐらだった。

髪を洗っていたら泡が立たない。ゴシゴシしても泡が立たない。

おかしいなあとようくみたらリンスで洗っていた。

愉快なおばあちゃん。またやってしまったのね。



今日もとても穏やかに笑顔のままで暮れて行く。

空は茜色に染まれないままこっくりこっくりと眠ろうとしている。



2018年07月01日(日) 生きているだけでじゅうぶん

雨が降ったりやんだり、陽が射したり曇ったり。

空もあわただしくつかれたことだろう。


朝のうちにめいちゃんとコインランドリーと買い物。

ちょこちょことくっついていてくれてとても嬉しい。

ドラッグストアーで息子とけい君にばったり会った。

「いまから家へ行くよ」と言うので後を追うように急いで帰宅。


お昼前までにぎやかなこと。家の中でラジコンカーを走らせたり。

「お素麺をゆがこうかね」と言ったけれど息子たちは帰ると言う。

ほんとうにいつも嵐のように去って行く息子だった。

話したいことがいっぱいあったけれどいつも話せないまま。

お嫁さんの体調は落ち着いているとのこと。

それだけでも聞けてほっと胸を撫で下ろす。



午後は窓を開け広げてまた沖の風とたわむれる。

少しお昼寝をとろりんとろりんと気持ち良い。


窓の外から名前を呼ばれて目を覚ます。

先日息子さんを亡くしたばかりの従姉妹が来てくれていた。

やはりひどくやつれている様子が気がかりでならず

まだ励ますには早過ぎる気がして辛い心に寄り添うばかり。

自分に出来る事をと強く思う。今度は私から会いにいこう。



夕食の支度まで読書。めいさんの綴る言葉が胸に沁みる。

そのことを伝えたくてならないけれど伝えられないもどかしさ。



私はちっぽけなんだなとつくづく思う。

けれどもそんなわたしを見つけてくれて声をかけてくれる人もいる。

これほどの励みがほかにあるだろうか。ほんとにありがたいこと。


あしたはあしたの風に吹かれよう。

生きているだけでじゅうぶんだといつも思うこの頃。


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