チーコのフィットネスライフ
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2004年05月31日(月) あふれんばかりの激情

最近、女性を利用したあげくに・・・
といった事件が頻繁に起こっていますし、
事件にならないまでも、泣いている女性が巷にあふれています。
男性の皆さん、女性は大事にしてね!
大事にすればするほど美しくなるのが女性ですからね!

しかし、よく<愛憎のもつれから殺傷事件>
ってあるじゃないですか・・・?
あれってどう思います?

殺さずにいられないほどの深い愛なのか?
相手を道具程度にしか見ていない冷酷心なのか?
判断むずかしいです。
私も『しばいたろかー(しばく=殴る)!』と思ったことは
過去に何回かありますが、
『殺したろか!』と思ったことはありません。皆無です。
それは人間としての理性が働くというかんじだし、
私にはそこまでの根性がありませんですね。
(そんな根性いらんけど・・・笑)


フッとあふれんばかりの激情にかられて・・・でも現実ではキビシイ・・・
ということで、映画やTV・舞台でわが身の代行としての
ドラマを楽しむのかな?・・・少なくとも私はそうかも。
もちろんダンスもネ!


2004年05月30日(日) 感度をよろしくする


「相手のリードorフォローが良ければ・・・」
なんて、何でもかんでも相手側の責任にするのはNGだと思います。
どちらが悪いうんぬんではなく、
相互に発信・受信の感受性をいつも鋭くしていないと、
お互いに踊っていて味気ないし、渇いてしまいます。

お互いの身体の動きを受信して発信すること・・・
これって実はかなり難解なことです。
普段、そんじょそこらで、さあ発信〜〜〜
と思ってもなかなか成立しません。
しかし、そこに音楽が流れ、同じ学び目的を持った人たちが集うと
奇跡が起こります。
それはもう身体が喜びに包まれるひとときというのでしょうか。
その為には常に身体の感知器の感性を磨いてないとキビシイです。

そんな発信・受信の感性を磨くために、
踊り手はレッスンに向ったりするのでしょうね。
私自身もまだまだ未完成の感知器ですし、
まだまだ発見したいので、しっかりレッスン通ってますよ〜〜。
稽古もしております。
厳しい修行だったりするのですが、しかしこれが苦痛ではなく
とっても楽しいんです。


<上記のお嬢さん(ロシアンブルー・猫)は私の愛娘『ルンバ』です。
カメラを嫌がるからナカナカ撮影できませんが、たまたま成功したので
載せてみました。>


2004年05月27日(木) 行きつけのお店

私は小売店・商店やデパートの店舗等、
ココだ!と決めたら、
あまりよそ見せずにそこのお店にてお買い物をします。


何処の棚に何々が置いてあり、
どこそこのコーナーには何々種類があり・・・
何気なく頭が記憶してたりしますよね?不思議なものです。

別に購入するつもりではないけれど、
ここには何々、あそこには何々。
きちんと整列・陳列してあるとナンだか安心します。
顔見知りのお店の人と挨拶をかわし・・・実にやすらかな時間です。

反対に、
よく模様替えをするお店とかはナンだか落ち着きが悪いと思いません?
細かい部分には目をつぶるけど、
モトの配列の骨格までガラリと変わってしまうと、
ナンだかお店がよそよそしく感じてしまったり・・・

これをイントラ業に立て替えたらどうなるでしょう?
しょっ中ダンススタイルやポリシーが変わったり・・・
そら、今月キューバンスタイルで来月はNYスタイル
再来月はコロンビアかもネ・・・なんて月々スタイルが変わってしまうと
生徒さんも落ち着きが悪くて、<どれかひとつに絞ってしてくれぃ!>
とコボしたくなるでしょうね。
(まーそんなインストラクターは居ないと思いますが・・・)

北千住の某本屋さんで、会社員の熟年男性が本屋の従業員に
「この店はホントによく配置が変わるね〜〜」
と呆れながらコボしてたのを傍で見ていて何気に感じたことでした。


2004年05月26日(水) よく笑うことのススメ

「アンチエイジング」この言葉、最近クローズアップされています。
我々が属するフィットネス業界でもかなり強力なテーマです。
インストラクター相手にそういうワークショップが開かれている今日。
・・・時代なのですね

<30過ぎたら自分の顔に責任を持とう!>
よく言われることですが、
人は加齢してくるとその人が持つ表情の運動によって
表情や骨格、皮膚のたるみ・・・が決定されます。

20代、までは親の責任と言いますか、
遺伝子がそうするといった感がありますが、
30過ぎたら・・・自分の生き方が顔となるそうです。

そのなかでも「笑うこと」大事です。

よく笑う人は、笑った分だけシワが増えると思いがちだけれども、
じつは逆!!!
よく笑う人は、筋肉をよく伸縮させるから、
シワやたるみになりにくかったりするそうです。
知人や生徒さんでも、キラキラと輝いている女性は
やはり笑顔も素敵だし、よく笑っています。
何かそこから<大人の女の余裕のオーラ>が出ています。

筋肉を大きく動かすことが
何よりアンチエイジングにつながるということです。
だからよく笑う人ほど若い!ということです。

・・・なのに、なぜ私は老けているのでしょうね???
私、笑い出したら止まらない笑い上戸ナンですけど・・・

子供の頃から大抵、そのときの年齢よりもはるかに年上に見られます。
中学・高校生の時に「学生だ!」と言っても
「10年前にやろ!」「ホンマの年はンでいくつ?」
と10代にして突っ込みをカマされていました。

今でも「チーコさんは若そうに見えるけど、でも本当は○○位かナ?」
平気で言われます。
まーそれが嬉しかったりするんですけどね。。。

しかし、時には若く間違われたいぞ!
皆、カモーン!


2004年05月24日(月) 日記がパワーアップ!


日記に画像が取り組めるようになりました・・・

ワー!"(^-^)//""""パチパチ"
で、まず手始めに、
私がごちそうにありついて幸せそうにしている画像を。
(なぬ?そんなの見たくないって?まー我慢してよネ)

それと、
ご安心ください。
プライバシーのことには非常に非常〜に気をつけておりますので、
もし、人物をキャメラで撮って
画像をアップする際には、この画像を使用してよろしいかどうか、
当人に確認の上作業しますので、
「知らないうちに私の写真が・・・」
ということは無いで〜す。ご安心下さいね。

まー私の日用品とか何気ない画像になりますかな?
ふっふっふ。( -_-)←意味深な笑い?お楽しみ☆


2004年05月21日(金) JRのハプニングで学んだこと

止まりすぎ!JR!

(>_<)尸 マイった!マイった!
今朝、千葉の某劇場ホール内のスタジオ仕事に向うため
電車にGO!したら、
超ローカルな駅で電車がSTOP!

都心ならば、その沿線を見捨てて路線変更できますが、
止まった駅がとてもローカルな駅であるため、(常磐線のとある駅)
その路線で行くっきゃ仕方が無い!

【信号機の故障で云々カンヌン】
事情説明と謝罪の言の放送がいかにも流れ作業な感じで<建前>
「動かないんだから、仕方ないでしょ。
ちょっと待ってくれたら動かしてあげる」
という<本音>が如実に表されています。

で、たまにチロチロ動いては止まり・またチロチロ動いては止まり・・・
キー!!!たいがいにせんかい!!!

なんでそんなにゴーマンなんだ!JR!
こちとら時間で動いてる身やねんで!
担当クラスが時間通り開始されなかったら、私の信頼はオジャパーだろー!!!
プンスカ!プンスカ!心の中で怒ってみるものの、
段々に『こりゃマジで間に合わん!やばい!』
時代が生み出した世紀の機器、携帯電話でスタジオ事務所に電話。
朝、とっても早く開館前にもかかわらず事務局の女性が出てくれて、
(地獄に仏とはこのこと)

事情を(興奮しながら)話すと、
「まだ支配人は出社前だけど、そういうことなら任しとき!」
と従業員同士連携をとってくださり、
ナンとそこの専属インストラクターの講師の方が
<私の到着まで>ということでウォーミングアップの代行を
進んでやってくださって(結局10分の遅刻)
私の姿を見た途端、
「皆さーん。S先生着ました!拍手!」と和やかに迎え入れてくださり・・・

・・・このときはジーンときました。

人のありがたさが身に染みて身に染みて。。。
その代行をやってくださった講師の方とはあまり面識がない私ですが、
彼女の思いやりってフィットネスの基本だなーとあらためて思います。
人を思う甲斐性ですね。
これこそ、これから私が本気で取り組んでいかなければならない課題です。
何事も本気で取り組もうと思ったら方法よりも心、ですね。


2004年05月19日(水) NYCダイエット食品

NYCのデリやドラッグストアでよく目にしたのが、
Sugar Free! Non Fat! (砂糖不使用・脂肪分ゼロ) の類の
ジュース・アイスクリーム・チョコレートなどの嗜好品から
牛乳・アイスクリーム・ヨーグルト等の乳製品、
そして脂肪分をなるべく抑えた調理食品等、
バラエティに富んだダイエット&ヘルシー食品が並んでいます。

さすが!フィットネス王国アメリカです。
(その割りに成果は・・・?←チクッ 針!)

やはり職業上・・・いえいえそんなものかっ飛ばして
フィットネスフリークの私。これを試さない手はありません。
片っ端から、目に飛び込んだものをかごに入れてホテルに持ち帰り、
日々試食をしていました。(要するに食べてばっかり)

<感想>
ジュースや飴、お肉でできていないハンバーグ等はまぁ、
ハッキリ言いまして
「もう食べたくないなーこれを食べるのなら我慢するわ」といった出来栄え。
しかし、あなどる無かれ、チョコレートやアイスクリームはとてもイケてます。
「えっ?素直に美味しいぞん!」「甘すぎなくてちょうど良いかも!」
えぇ、美味しいのですよ。これは意外な発見。

日本に帰ってきて、早速、輸入食品が置いてあるような大手スーパーで
これらのものを探そうと思っても、見当たりません。
えぇ、こりゃマズーと思った商品は並んでるかもしれません
(ワっ言っちゃった)
が、私が美味しいと思った商品が日本には輸入されていないのか?
見当たらないのです。・・・買いだめして持って買えればよかったかな。

ので、これからNYに旅行される皆さん!
ぜひ、Sugar Free! Non Fat! 系の食品を食べてみてくださいネ。
特に機能チョコレートね!ピーナツクリーム入りが美味しいです!
いろいろな食品会社が出しているけど、当たり外れはあまりないです。
頬っぺたが落っこちそうにウンマイ♪です。


2004年05月15日(土) NY パート10 街で見かけたこと

ハーレムでのJAZZ LIVEのことを書こうかと思いましたが、
折々にかくことにします。
ちなみに、JAZZを楽しんだのはマンハッタンのブルーノートではなく、
ハーレム・・・レノックス・ラウンジです。
こういう選択をする日本人は意外と多いそうですが、
皆、おしなべて頑固オヤジな風貌だそうです。ハハハ。
(私もとうとう頑固オヤジ・・・)


NYでは、かなりの頻度で超肥満体といいますか、
重量級に太っている人多く、よく見かけます。
日本人のポッチャとした体型というのと違って
度が外れて膨らんだといいますか、
生活習慣病一直線な体型。

あら?洋服の中にスイカなんか隠して・・・
と、思ったらそれは胸ですか・・・?お尻ですか・・・?
てナ感じで全身プリプリしています。
歩くと身体のお肉が波打っちゃったりしています。ゴージャスです。

それがアチコチに居て見かけるといいますか、一般化しているといいますか・・・

なので、街で日本人を見かけたり、クラブで日本人を見かけると
『うわっなんか痩せすぎ!』『細いなー小っこいなー!』
と思う感情が・・・なんか貧相に見えてしまいます。
(自分のことはまるっきりタナにアゲてますデス)
力士ではないので太さを競うわけにもいきませんがね。
(しかし、日本で見るとそんなに細くもないかもしれないですが・・・)


えぇ、帰国してすぐに
『わー日本の人は皆、痩せてるなー』と感心したぐらいです。

外国に留学するとだいたいの確率で大幅に太って帰ってくる人居ますよね?
その気持ちわかります。
肉体の標準基準がそもそも日本と外国では大幅なズレがあります。
この物事へのモノサシといいますか、価値基準ってその場その場で
日日変化しているのだなー〜〜〜と改めて実感です。
「だからこそ決めつけをやめて、柔軟にアクティブに生きていこう!」
この思いを大事にしていきたいです。


2004年05月11日(火) NY パート9 ハーレムでソウルフードを食べる

ソウルフードではとても有名なお店【シルビィア】に行ってきました。
ソウルフードとは当然、韓国のソウルとは何の関係も無く、(ハハハ)
魂という意味もあるけど<ソウル=元気づける>
という意味で黒人の間に認識されています。

奴隷制時代に白人のもとに働いていた黒人達が、
余った料理や材料を使って、創意工夫して食べられるようにした
レシピの数々がソウルフードです。
代表的なのが「フライドチキン」や「スペアリブ」です。
大昔の奴隷制時代、食器なんて持っていない。
けれど、フライドチキンならばお皿が無くても手づかみで食事が出来る
・・・ということで、大昔から親しまれていたようです。
・・・↑以上はガイド役のBさんがアナウンスしてくれたことを丸書きにしています。

「Hi!」元気にお店の人に挨拶をして元気良くテーブルに着いた私達一行。
周りは当然のごとく黒人ばかり、
そして、(こんなこと言っていいのか)体格が皆さんすこぶる良く、
体重として100キロ前後はありそうな・なさそうな人が9割ほど(ほとんど)です。 

これはぜひ観察しなきゃ!

好奇心に逆らえず、周りの黒人のカップルやご家族達の食事の風景を
チラチラ見てました・・・
テーブルの上に所狭しと様々な油系の料理がババーン!
と出ていて皆ガツガツ・ムシャムシャ・・・すごい勢いで食べています。
食べ方が非常にダイナミック!!!気持ちいいです。

あぁ、こうして食べたら料理した人も給士した人も気持ち良いのかも。。。
これだと我々日本人が食べる表情はモサモサ・ノロノロ見えてしまうかも
しれないな・・・と思いつつも、出てきた料理の脂っこさにやられてしまって、
ダイナミックにはいきません・・・味は・・・
えぇ、一度行けばもういいかな・・・って感じ。
はっきし言うと○○いです。 
が、量はとてつもなく多いです。←あぁドンドンいけない方向に、
話を変えなきゃ!

ハーレムの地ビールは「シュガーヒル」という、
イカしたネーミングのビールです。
味はアサヒスーパードライに似ているかしら・・・
ほんのり辛口だけどくせが無く飲みやすいです。

次回は、念願だったハーレムのJAZZクラブのお話をします。


2004年05月10日(月) NY パート8 黒人の都ハーレムへ

ハーレムに住む日本人Bさんのガイドによる
ハーレム・ナイトツアーを楽しみました。
Bさんが運転する車に乗り、私が泊まるブロードウェイ区からハーレムへ・・・

日本のガイドブック等は『ハーレムは危険だ!』『ハーレムは夜歩くな!』
『125丁目の大通りならば歩いてよし!でも他はダメ!』
とこぞって書いていたりします。
また、日本人のツアーガイドの人も
『ハーレムに行くなら昼間!それも125丁目のあたりのみ!』
と、NY旅行者にハンで押したようにアドバイスします。

でも、この情報は、実際に行ったことがなかったり、
住んでない人達が聞きかじった情報のみで<ハーレムは危険だ!>
とステレオ化して流布しているようです。


よく話題に出る125丁目はWディズニーの鑑識により再開発化が進んでおり、
元大統領のビル・クリントンも125丁目にオフィスを構えたようです。
これからドンドン白人化されるかもしれないとささやかれていて、
現地に住むハーレムの人にとってはありがた迷惑だったりするそうです。

Bさんの話によると、
今やハーレムは危険な街としてはNY人の間では認識されていないそうです。
いえ、危険だったのは1960年代の頃の話らしく、今『ハーレムは危険だ!』
なんて言うともれなく「いつの話やねん!」
とツッコミが入りそうなほど古臭い話だそうです。

NYのミッドタウンではあんなにたくさんの日本人を見かけたのに、
実際、ハーレム街の夜には日本人見かけません。
黒人中心であとはヒスパニック(ラテン系)の人が多いです。
えぇ、はじめは私もあぁ・・・大丈夫か?私?とちょっとドキドキしました。
しかし、観察していると、街自体がノンビリしているのです。
せかせかしてないというか、時計を意識しない動作所作というのでしょうか。。。


夜の22時になろうというのに、
子供たちがアパートの石段の上でたむろして遊んでいたりします。
いえ、それどころか平気で深夜0時頃に外にフラフラ遊んでいたりします
(親はどうした!)。
皆、背伸びしたくて、大人っぽく振舞いたくてスタイルをCOOLにキメ、
身のこなしやポーズがとてもカッコ良かったりします。
スタイルもさることながら、マジで動作がかっこいいのです。
私は<黒人好き>というわけではありませんが、
そのときばかりは子どもも大人も含めて、
街で見かける黒人達の美しさに見惚れてしまいました。
綺麗な音楽が挿入され流れているアニメーション映画を見ている感じ
というのかしら。。。(教育関係者の方・・・私のへっぽこ独白なのでお許しを)


・・・そして、皆、男女ともに結構茶目っ気があってやさしいし、
私のムチャクチャ英語にもつきあってくれフレンドリーに接してくれる
心の広い人達です。私はこのハーレムに行った事によって、
今まで思い描いていたハーレムのネガティブな偏見が飛んでいきました。
今まで誤解しててごめんね!ハーレム!


さて、次回はこのハーレムで立ち寄った
ソウルフード(黒人達の家庭料理)のお店と
老舗のJAZZの店(ビリーホリディーやチャーリーパーカーが演奏していたとされる)に
行ったときの話しでもします。 続きますよん。


2004年05月09日(日) NY パート7  サルサその3

レッスン意外での実践場として、
NYでは“ソーシャル”と呼ばれる(ソシアルでは無いです。念のため)
サルサダンサーの為の臨時舞踊場があります。
ソーシャル=いわゆる曜日ごとのサルサを踊るサロンっていう感じかしら?
一般的なナイトクラブが『何々曜日はNYマンボDAY♪』
とソーシャルの責任者に場を提供し、その曜日を目指して、
腕に覚えのある、チャキチャキのNYダンサーが集うのです。

チャキチャキのNYダンサーはサルサクラブよりもそういった
ソーシャル・サロンにより多く出没するようです。
もちろん、元々はナイトクラブなのでお酒も出します。
普通のBarですのでね。が、通常のBarと違うところは
そこに集う人はお酒を飲む目的でも、おしゃべり目的でも無く、
おそらく一人残らずと言っていいでしょう。
「踊るために」そこに集うという形態です。 
NY版カリベのキッツい強力バージョンてな感じかな。 

えぇ、飛行機でたどりついた初日からそのソーシャルに行ってみました。
!!!???ビックリするほど芸術的で手ごわそうな面々。。。
彼らの踊りを観ているだけで、
何かひとつのミュージカルの舞台を味あわさせてもらっている感じ。
中身が濃い〜です。これから何かの撮影でその練習ですか・・・?
って感じの熟練ダンサーばかり・・・
『うわ、ヤバい!こんなトコ来てしもて・・・こら踊られへんわ怖いワー』
腰が引けている状態の私です。

しかし、陽気で気さくなニューヨーカー達に踊りに誘われてそれに応えていくうちに、
身体がもうノリノリで止まらない状態に!
最初は様子を見る感じで、スタイリングも質素に控えめにしていましたが、
ニューヨーカーは盛り上げ上手のノセ上手!入って1時間も立たないうちに
『そうくるか!ならばこれでどうだ!』と今までやったこと無いような派手な動きや
スタイリングやシャインに挑戦している私。。。


きっと私の動きはメチャクチャだったと思います。
が、彼らはそれを、その私の動きにたいして歓声を上げ
コーディネートフォローをしてくれて、動きに華を添えようとしてくれます。
『なんてジェントルマンなんだ!』
そこで私が感激してさらにノリノリになるので、
また彼らも延々フォローにまわってくれて華を添えてくれます。
例えて言うなら、
子どものお絵かき(私のSTEP)の上に画家がアートを(ニューヨーカー)
紡ぎだしていくような感じというのかな。

気持ちよかったです。 
なんか童心にかえって親をおちょくって遊んでたような・・・
そんな感じの平和で心に染み入る空間でした。
ここを見ていてくださるそこのあなた!
あなたもいつかぜひNYで踊ってみてください!


2004年05月08日(土) NYパート6 サルサその2


私が実際に受講しましたサルサレッスンにつきましては内容がちとハードなもので、
素直に書いては誤解を招く表現をしかねないので、割愛させていただきます。

全体的なサルサのレッスンについて客観的に述べます。
まず、かなり日本人の割合が多いです。
クラブやレッスン場で5人に1人また多いところだと3人に1人はサルサ留学の日本人だと思っていただいて結構です。
(これはサルサに限らず、他ジャンルのダンスレッスン・・・
ブロードウエィ・ダンスアカデミーでも日本人率はその割合でした。)
留学組にはコミュニティーが出来上がり、各々グループ分けが出来ており、
グループ毎に行動しているようでした。
留学組と観光組とはあきらかな線引きがあり、
留学組にいろいろと話を聞いたりして交流したかったのですが、
気がひける・・・といいますか、何故か?話しかけづらい雰囲気だったので、
もっぱらのニューヨーカーといいますか、異国の異人さんたちと
(中学生英語レベルですが)、英語で交流していました。

観察していると、日本人はひたむきで勤勉なので、
とても大事にされるようです。
私自身も、各踊り場でとても丁寧に歓迎されました。
(あなたもフレンドリーに歓迎されますヨ!行ってみては?)
そして、今やNYはボディムーブメントクラスが大流行!
とくに男性は自分のボディ・・・とくに上半身をアイソレート出来ないと、
フォロー側の女性を楽しませることが出来ない!として、
エスコートの心得としてのボディムーブメント術を習得しようと懸命です。


アフロティストといいますか、
肩・胸・肩甲骨のあたり・背中・横隔膜のあたりの筋肉を
様々な手法でリズムを刻むように動かしています。
それをフリータイムのときのペアワークなどのアクセントに
ほんの1クラーべ取り入れたり、瞬間取り入れたりして、
踊りをスパイシーでワイルドなものに仕上げます。
それが成功すると、とても踊りがダイナミックでセクシーになり、
そういったワイルドな動きを取り入れることにより、
洗練されたNYスタイルの粋さも輝きが増してくる相乗効果というのでしょうか・・・
うーん、やられっぱなしです。はじめて目にすることもいっぱいあります。
日本では<ありえない>ことが、
ここNYではそこ、かしこに<ありえる>こと大いにあるものです。

ちなみに、
今 日本でも人気の【フランキーマルティネス】さんのダンスワークショップでは
「効果的な肩の使い方」といったテーマで、
ひたすら肩やそのまわりのエクササイズで終始するクラスがあるほど、
ニューヨーカーはボディアイソレーション
(筋組織、ひとつひとつの意識と集中)にハマってます。


2004年05月07日(金) NY パート5 サルサ その1

いよいよ・・・
って感じでNYサルサのお話をはじめましょう。

遠い遠い知人にあたるNY在住のとある日本人男性に
サルサクラブ&レッスンをコーディネイトしていただきました。
その日本人男性・・・(推定45歳前後)Aさんにしておきましょう

AさんはNYでサルサをはじめて長いらしく、仕事の合間をぬって
サルサクラブやレッスンに通われているらしいです。
・・・で、そのAさんに出会ってスグにカマされました。

『NYのクラブで踊ったことある?NYはシャインできないとキビシイよ!
NYに限らずLAでもそうだよ!でも日本人ってシャイン出来ないんだよねー
・・・シャイン踊れる?』
開口一番にこう言われ、
私は一瞬にしてカチーン…ムカムカ・メラメラ・(*`д´)
としましたが、抑えに抑えて
「シャイン・・・と言いますと・・・?」穏やかにたずねました。

で、Aさんなりの講釈をうんぬんかんぬん聞かされました。
なので、
「でしたら私なりにシャインをトライしますので、
Aさん、踊りましたらシャインを仕掛けてください」
私は言い放ちました。
(・・・私って本当は気が強いのかな・・・?と思った瞬間です。)

ここアメリカでは1曲の中のペアワークダンスとしても
曲の間奏の部分やブリッジの部分に
リズムを刻んで楽しむようにシャインSTEPでの
ペアの掛け合いがあるのは常識だそうです。。。


これはNYスタイルにもLAスタイルにも共通することらしく
<自由の国アメリカ>のモトでは
ダンス間にも自由ダンスタイムがあるということでしょうか・・・?
昨日今日はじめた初心・入門者ならばくっついたままでいいけれど
中上級者、ベテランになればなるほど
シャインを取り入れるようになるらしいです。


また、そのシャインでそのダンサーのセンスや力量が問われるらしく
上昇志向の強いニューヨーカーはかなり、リキが入っているらしいです。
つーか、私が実際に現場で見ても
ドヒッやー・・・・とひっくり返りそうなほど皆、カッコイイ!!!です。

別段、難しいことや、込み入ったことをしているわけでなく
リズムのタメや間・アクセントをその人なりのエッセンスを生かして
シンプルなベーシック系のSTEPに上手に取り入れています。
とてもベーシックなのですが、リズムが見えるんです。
身体から生まれる音符がメロディーとなってその人を包んでいる感じ・・・

そしてシャインってソロパートなわけだけど、一人で踊ってません。
???ですか?
すなわち、相手を常に気づかい、意識してソロパートを踊るといいましょうか
台本が無い共同作業のソロパートなのです。

『サルサのシャインって本来こうなのね!』
自分では相手を意識して踊る・・・わかっていたつもりでも
観念でしか分かってなかったと思います。


そして、実際に眼にしたNYスタイルは
私が普段感じて思っていたよりも何十倍もパワーがあり
エキサイティングで進化したスタイルでした。
くるくるターンばかりしているわけでもなく、
わざと長ーくタメをつくったり、リズムをブレイクしてみたり・・・

言葉でどう説明していいかわかりません。が、メチャかっこイイです。
とにかく身体の底から『踊りたい・踊ることが幸せ』
私の気持ちは叫ばんばかりにヒートアップしてます。



続きます


2004年05月06日(木) NY パート4 コパカバーナ続編

そして、店内のトイレに行ったとき、
トイレに鏡台を置きその前に座ってTVディナーぽい
(アメリカの伝統的な冷凍弁当?)
ものを食べているかなり威勢良く太った黒人のオバサマが・・・
これがいわゆるトイレおばさんか・・・と感心しました。
(ちょっと気取ったレストランやクラブにはこの手のトイレ常住者が居ます。)

で、悲しきカナ日本人・・・
ラテン人達にはかなりお金持ちだと誤解されています。
見ていると、ラティーナ達はチップを払っていません。
し、その期待もされていません。
しかし、日本人にはかなり期待されます。。。
目で・表情で・態度で示されます。

<たいして綺麗なトイレというわけでもなく、ただ日本人だというだけで
何故トイレ使用時にイチイチ1ドルを払わなきゃいけないの>
・・・反発心があおられますが、
しかし、結局1ドルだしてしまった弱気な私でした。

ウイリー氏のLIVEは深夜0時過ぎ位から始まるようで
(NYの夜は長く、盛り上がってくるのは深夜過ぎてからが一般的です)
それまではDJタイムで皆、好きなように踊ってます。
その日まで、ニューヨーカーが集うバリバリのサルサ場で日夜踊り、
『あぁ、NYはスゴイな〜〜』
とファンタスティックなコリオ技やシャインSTEPに感心していた私。
さて、コパカバーナでは・・・・


曜日が土曜日だったせいなのかどうかわかりません。。。
技という技はみあたりません。
ベーシックやクンビア主体でごくたまーにシングルターンをかけている様子。
それがサルサなのかナンなのか?なSTEPが多いのですが、
(思いつきで気ままにリズムをとっているような感じ)
それがリズミカルでムーディなSTEPなのです。
またかなりサマになっています。

その場その場で表情や雰囲気が違うNYの踊り場・・・懐が深いです。


ウイリーコロン氏のLIVEでは鳥肌が立つほど興奮しました。
また観客が一体となって一緒に唄っていたりするのです。
そのシーンがドラマチックで映画のようでした。。。
私も胸いっぱいになりましたね。


2004年05月05日(水) NY パート3  コパカバーナにて

世界的にも有名なラテンクラブ<コパカバーナ>での四方山話。。。

このコパカバーナは曜日によって集まるお客の層がちがうというのでしょうか、
曜日によって、クラブでの過ごし方・楽しみ方が違うかも。。。
私が身内とともにこのコパカバーナを訪れたのは週末の土曜日!
そして、Famousシンガーの『ウイリーコロン』さんのLIVEもあるといいます。
LIVE大好き人間の私。これは見逃す手はありません。

入り口で50メートル程の行列があり、これはナンだ?と思いきや。
これはコパカバーナに入店するためだけの行列だといいます。
。。。恐るべきコパカバーナ!一体何人収容しようというのでしょう・・・
で、その行列を観察すると、白人も黒人も日本人もあまり居ません。。。
ラティーノ ラティーナの行列です。会話も英語少々で、殆どスペイン語のようです。

入り口のドアマンにIDカード(身分証明書)を提示するよう求められた私達一行・・・
(堂々と30歳過ぎてますがな・・・このしわを見ろ!)
はじめは冗談と思いきや、そのドアマン。マジにPlease!と言ってきます。。。
そんなん、持ってません・・・仕方ないから探すフリしてたまたま持っていた
お財布の中にはさんだ日本のJRや地下鉄のカードを
『えぇと・・・これじゃなくて・・・ウーン』
とアクションいれつつ途方にくれていると、そのドアマンも???といった顔してましたが、
面倒くさくなったのか『O〜〜K〜!今日はラッキーだと思ってくれ!』と片目をつぶってくれました。
皆さんも海外で困った際には、この技オススメよん。

ざっとフロアを見渡すとこのフロアだけでも1000人以上のお客さん。。。
また場内1フロアだけでなく地下にラテンポップやブラックミュージック、
レストランフロアも別にあります。
一体何人の人間をこの建物は飲み込んでいるのでしょう?
うーん。。。

で、LIVEの前に飛び入り参加OKの『恋人同士のペアダンスコンテスト』があり、
ダンスの技能というよりも、いかにその二人はアツアツに愛し合っているか?
見た目にオシャレなカップルか?が競われている模様。
司会者も出演者ももちろんスペイン語!!!
おぉーここは何処かいナ?きつねにつままれた感じです。
技能そっちのけですが、結構自由にのびのびと恋人同士が楽しんでいるので、
これはこれでいい感じ。
その参加者もプエルトリコ出身者の人は決まって声高々に
『ナンとか・カンとか・・・プエルト〜リ〜ッコ!!!』観客に宣言すると
オォー!イぇーィ!てな感じのひときわ高い声援が・・・

ここで私が舞台にササっと上がって『フロ〜ム ジャパーン!!!』なんてのたまったらどうなるでしょう?
ブーイングで殺されそうになるかしら?それとも案外よく来たネ!!!って歓迎してくれるかな・・・?
そういうことを近くにいた身内にボソッとつげると、『チーコはやりだしかねないけど、たのむから変なことは止めてね!ここは日本じゃないからね!』釘をさされてしまいました・・・

続きますぜぃ。


2004年05月04日(火) NY 道中 パート2(店員の愛想の悪さ)


ドラッグストアやコーヒーショップ等の比較的
リーズナブルなショップの店員。

機嫌が悪そうだったり、面倒くさそうだったりする店員多いです。
「hello.」でも「Please...」でもなく
自分の順番が近づくと
「Next!!!」とケンカ腰?と思われるほどうっとおしい声で呼ばれたり、
ため息まじりに無言で商品を渡されたり・・・
もちろん「Thank You!」は無しでね。
「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」
の日本文化に日々接しているので、これには正直ビックリします。

が、慣れてしまえばそれも気にならなくなります。


愛想がいい店、ももちろんあります。
初日になにげなく立ち寄ったホテル近くのべーグルショップの店員さん
とても親切です。
このべーグルの中に何かを挟むか?この中のどれにする?
べーグル本体の種類はどうする?・・・笑顔で細かく尋ねてくれます。
しかし、私の英語力が乏しかったのか、
「そこに見えているタンドリーチキンをプリーズ」と言ったつもりが
先方には「ターキーチキン」に聞こえたらしい・・・

「ノーノー、そこのそれ、This one Please!」
と言い、タンドリーチキンって英語でタンドリーって言わないのかな?
と思いつつ「カリーテイストチキーン!I love it!」と熱弁?
しっかり通じたんですわ。
「Take care.」「Thank you!」と交わしホテルへ
そのべーグルの紙包みを部屋で開けて驚き桃のき。
ゆうに顔の大きさはありまっせ!という堂々としたデカさ。

パンに限らず何しろ食べ物が堂々としたビッグサイズなのです。

あーこんなパワー食を大量に日々摂取してるわけね。。。
こりゃかなわんですわ。。。とはじめは躊躇したけれど、
旅の途中から胃袋が慣れてきたのかぺろりとたいらげる私。
女性は順応力が高いようで・・・


体重もアメリカンサイズになってるかもしれない・・・
うぅっ。
しかしデッカイことはいいことだ。

あぁ、そうそう、スターバックスはいたるところで見かけますが、
日本とは別物だと思ってくださって結構です。
テイストも???というようなものや
コーヒー本来の香りが無く、ぶっ飛んでしまったもの多しです。
ハッキリ言ってマズイ!と思えるスタバが多かった。
ごめんなさい・・・ハッキリ正直に言い過ぎて・・・
NYのスタバは避けたほうがいいかも・・・
他にいっぱい美味しいデリやカフェがあるのでそちらを利用しましょう!
(トイレも鍵がかかっていて東洋人には貸してくれないし・・・プンプン)


2004年05月03日(月) NY 道中 パート1

JFK空港に降り立ち入国審査の愛想のいい審査員から
「ようこそNYへ」と出迎えられた瞬間
ゾクゾク!と武者震い。

空港からホテル・シェラトンまではバスを利用したのですが、
そのバスの窓から見るNYの風景ったら・・・
まんまアメリカ映画やアメリカTVドラマの世界が広大に拡がります。
「I'm in a N.Y.♪」
大声で唄いだしたい気分。

私は中学英語程度の会話能力なのですが、
結構、度胸英語といいますか、
文法間違ってても堂々と話し、自分の意思や要求を通すので
殆どパーフェクトといってもイイ位の確立で
相手に正確に伝わります。
まーこれが楽しくて嬉しくて、
やたらと色々な人に話しかける私でした。


皆さん、<躊躇無く、自信持って言い切ること>
NYの街でのセオリーですぞい!


旅の道中記は書ききれないので、
勝手ながら数日間のシリーズにさせていただきます。

で、おそらく皆がよく行くであろう観光地には足を向けず、
(アノ自由の女神も帰りのバスの車中で見た程度・・・)
「私が行きたい場所・街・店」に行った
こだわりの旅でした。お楽しみに!


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