ウィングのつぶやき
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2005年05月17日(火) 飛びのコンプリート、音のプロトタイプ

この前M君と練習場に行ったとき、
スチールシャフト(ダイナミックゴールド)が刺してあるコンプリートアイアンを持っていって打ったんですけど、良かったな〜。

とにかく簡単なんですよ。でも打感はしっかりしているんです。
最近ずっとプロトタイプ(ダイナミックゴールドのS200)を使っていて、コンプリートを打つのはひさびさだったせいか、なんかやさしさに感動してしまいました。

実は、メモライズのコンプリートアイアンは飛びすぎる(!)ので使うのやめていたんですよ。なんといってもメモライズは気持ちよく振れてしまうので、ついドライバー打ちをしてしまい、5番で220ヤードぐらい飛ぶときがあったんです。

150ヤードを9番で打って大オーバーさせてしまったり…打ち方が悪いのはわかってるんですけど、アイアンが飛んでも仕方ないので、スチール、それもプロトタイプに変えて、修行しているところです。

スピードの出る車に乗ると、ついつい飛ばしちゃいますもんね、

プロトタイプはきっちり同じ距離飛ぶし、打球音がプロっぽいのが気にいってます。「鉄の音」って感じなんですよね。

永井延宏さんにも「いい音出ますね〜」ってほめてもらいました。

ところで全然関係ないんですけど、横峯さくらパパがキャディをやるやらないって話、もういいと思いません? 引っ張りすぎじゃないですかね。

それよりもさくら選手はアプローチを練習したほうがいいような気が・・。プレッシャーがかかった状況でもフェースを開いて使えないと、ちょっと厳しい感じがします。

引っ張りすぎといえば、すっごく古いですけど、羽賀健二と梅宮アンナの結婚問題を思い出してしまいました。もしくは細川ふみえと大道芸人の結婚とか。

「どうでもいいんです〜」 by だいたひかる

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2005年05月13日(金) 言い訳だけ書くつもりだったのに。

なかなかつぶやけないでいるウィングです。

とにかく忙しくて(言い訳)…、というか井上透コーチの単行本がなかなか難航してまして、この前の月曜日にやっと、井上さんに形になったものを見せたという状況です。

これから厳しい井上チェックが入るわけだし(汗)、本当に6月に出版できるのか? ちょっとスリリングな状況になってきました。できなかったら日本文芸社さん、ごめんなさい。

でも井上さんが本を出すにあたって、わざわざウィングを指名してきてくれたので、期待にこたえるべく絶対にいいものを作りたい! と思うんですよね。

それゆえに、ちょっと力み過ぎという噂もありますが、内容的にはいいものになると思ってます。本当に井上さんは凄いコーチです。

何が凄いかというと、ゴルフスイングというものは、いろいろな考え方やメカニズムがあるわけで、そのためにいろいろな人がいろいろなことを語っているのですが、井上さんはその根っこにあるものを、スバリと指摘してくれたんです。そのフィルターを通せば、いろいろなスイング&考え方というものが見事に分類できるわけでして、これはもう必見の書になるはずなのです。

コーチは自分の正しいと思う理論だけを証明したがりますが、井上さんはそのすべて証明しているところが偉い! 年下ながら(関係ないけど)あっぱれなんです。

その最大のポイントは「骨盤の使い方」というものになるのですが、要はプロの多くは骨盤を左右にスライドさせて使うのに対し、アマチュアは骨盤をその場回転させる場合が多いということです。

スライドタイプは腕を硬く使う場合が多く、回転タイプは腕を柔らかく使います。

タイガーはスライドタイプ、青木功選手やセルジオ・ガルシアは回転タイプですね。つまりプロでも回転させるタイプはいるし、中庸なタイプもいるということなんです。片山選手などはスライドもするし、回転もするという中庸タイプですよね。

「腕はスペースのあるところに振られる」という原理もウィングには新鮮でした。「体が動くことによって腕の通り道を作っている」という考え方で、たとえばバックスイングがアウトに上がってしまう選手は、体の右へのスライド量が多すぎるからであり、フォローがインサイドに入ってしまう選手は、体が左にスライドできていない、ということです。

この原理を知れば、ボディモーションを変えることでクラブの軌道を修正することができるんです。

ちなみにウィングはインサイドバック→クロスという典型的なドローヒッターでしたが、骨盤を右にスライドさせられるようになったおかげで、バックスイングがまっすぐ上がるようになり、クロスの傾向が弱まりました。

実はこの修正の模様は井上さんの本の2巻(3巻構成です)にばっちり写真入りで出ますので、そのときにウィングのスイングが明らかになります。

あ〜恥ずかしい。

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2005年05月06日(金) 連休中は上から御輿?

みなさんは連休中いかがお過ごしでしたか?

ウィングは御輿を担ぐ若い衆の威勢のいい声を聞きながら、仕事に明け暮れてました。近所のお稲荷さんは毎年5月3,4日がお祭りで、しかも自宅マンションのすぐ隣が御輿の発着所なもんで、1日中下町パワーを目の当たりにしながら、せっせと単行本の仕上げに勤しんでいましたね。

たまにベランダに出て見物していたのですが、御輿を真上から見るのもなかなかおつなものです。

さて、なぜこんなに忙しいのかというと、日ごろの連載がけっこう多いことと(ウィングは基本的にゴルフライターなのです)、6月に井上透さんの本が、なんと3冊同時に出ることになっており、それを突貫工事で作っている最中なのです。

なにしろスーパーハイレベルのメソッドなので、構成するのが難しかったんですよ。でもなんとか形になりそうで、ホッとしているところです。

それにしても井上さんのスイングに関する見方の緻密さは世界に通用しますね。あらためてそう思ったし、自分自身ものすごく勉強になりました。

話は変わりますが、ウィングはレッスンコミックというゴルフ漫画誌で、永井延宏さん監修の「術(わざ)のゴルフ」というのも書いているんですが、これがまた深くて面白いんです。永井さんの考えていることは超難しいのですが、それをいかにやさしく伝えるかが、ウィングの使命です。

でもこれまた規格外とも言える哲仁さんの理論をみなさんに伝えることはできたんだし、なんとかなるさ、と思ってます。「強いゴルフの作り方」も最初はみんなポカーンとしてましたもんね。

そうそう、先月の終わりに素晴らしい出会いがありました。スポーツメンタル学の権威で、オリンピック選手のメンタルコーチなどもされている福島大学の白石教授と、食事をしながらじっくりお話しする機会があったのです。

白石教授にはマスダのクラブを愛用していただいていて、そのご縁で会うことができました。

いろいろと興味深い話を聞くことができたし、白石教授からありがたい申し出をいただいたんです。それが何かは、また次回お知らせしようと思います。


ゴルフライター小林一人

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