ウィングのつぶやき
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2004年10月15日(金) やっぱり!

 古いチョイスを眺めていたら、気になる記事を見つけました。

「2000年最強最大の商品テスト」と題して、いろんなクラブの打ち比べをしているのですが、その中で高重心ドライバーと低重心ドライバーをプロが比較したところ、低重心のほうが難しいというのです。
 高重心代表はタイトリスト975D、低重心代表はパワーマジック820です。試打したプロによれば、パワーマジックのほうがボールが上がりにくいし、つかまりも良くないそうです。ちなみに975は吹き上がらないし、適度なスピンがかかるから、パワーがなくても十分使えるという評価でした。そして記事は、パワーのないアベレージクラスには、ドライバーの重心はある程度高めのほうがいいと締めくくっています。

 まさに「わが意を得たり!」という感じですね。なぜならば、マスダのクラブの根本も、低重心神話の否定にあるからです。

 増田兄弟が尾崎将司プロのもとで研究開発していた頃に、低重心ドライバーはゴロ(やや大袈裟な表現ですが)にしかならないことが判明し、中重心(センターバランス)設計がベストだという結論に到達したそうです。二人はなぜ大手メーカーが「低重心」を声高に叫んでクラブをセールスするのか、疑問に持っていたといいます。


 でも、気のせいか最近、低重心を売り物にするクラブが減ったような気がしませんか? 増田兄弟が主張し続けていることが、ちょっとずつ浸透してきたのかもしれませんね。



2004年10月04日(月) 無駄話

 視力矯正手術を受けてから3ヶ月が経とうとしてますが、ホントによく見えます。0.01だった視力が両目とも2.0になったんですから、そりゃあ見えますよね。
 コンタクトレンズのわずらわしさから解放された喜びも大きいですが、なんといってもゴルフのプレーがしやすいんです! いままでよりボールが近くにある感じがして、やっぱり精度は上がりますよね。

 でも先生の話を聞いてると、誰でもレーシックを受ければいいというものではないようです。私はド近眼なのにもかかわらず、たまたま角膜に厚みがあったから手術できたそうで、もう少し角膜が薄ければ、手術はできなかったと言われました。要するに、近視の度合いに応じた角膜の厚みが必要ってことですね。

 私が手術を受けたのは、国立病院(東京医療センター、昔の国立第2病院です)ということもあって、安全性が臨床例によって実証されていない手術はしないそうなんです。最近よくレーシックの宣伝をあちこちで目にしますが、クリニックによっては、安全が確認されている基準を満たしていなくても、売上が欲しいために、手術してしまうところもあるそうです。

 そういう無理な手術は、すぐにではなく、時間が経ってから問題が起きるということでした。恐いですね。
 
 余談ですが、手術の1週間ほど前に、検査で瞳孔を開きっぱなしにする薬を点眼し、その翌日にプレーしたのですが、ボールにピントがまったく合わず、大叩きしました。

 ピントが合わせられないということは、老眼状態ということで、プロが目から衰えていくということが実感できました。




ゴルフライター小林一人

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