ぼんやりしているうちに、日が暮れる…という感じの毎日です。 このままではいけないと思いつつ、 どうしたら、 気分が浮かび上がるのか、よくわかりません。 なんとなく低空飛行です。 いかんね〜。
そだそだ、リズムのいい曲を聞くと、 私は、気持ちが明るくなるのだったと、 ようつべで音楽を流しています。 最近、よく聞くのは、 和楽器バンドや、アルパです。 自動再生にしていると、 アルパから、ハープに移って、 クラシックや、アイリッシュ、クラルサッハ(金属弦)など聞くことができて、 当初の目的からずれるけど、穏やかなのもいいなあと思います。
うちは、CDプレーヤーが壊れて、 聞くことができません。 せっかく大きなスピーカーがあって、 CDもたくさんあるんですけどね。
夫は、今、CDに関心がなく、 もっぱら中国の曲をパソコンで管理しているので、 しばらくこのままでしょう。
手術後、ホルモン補充療法を受けています。 今後、5年ほど続ける予定です。 悩ましいのは、髪の毛の抜ける量が多いことです。 もともと髪の毛が多いので、まだいいけど。 ホルモン補充療法で、 脱毛は、抑えられると思うんだけどな。 きっと夏毛に生え変わる時期なんだと、 自分に言い聞かせてます。(笑)
結局、今日は、お買い物に行きませんでした。 洗濯のスイッチが入ってしまった。(苦笑)
退院後に変わったこと、買ったもの。
***着るもの*** 外出時は、ジャンパースカートを着ています。 ずっとジーパンだったので慣れません。 ジャンパースカートの下に着るトップスやら、 羽織るものやらの組み合わせが、絶対、変。 足元は、靴下とスニーカーだし。 変なのはわかるけど、どうしたらいいのかわからない。(涙)
***腹巻*** うちでは、スムース生地のパンツをはいているけど、 (見た目、ほぼパジャマといっていいです…。) なんとなく、お腹が寒いので、 うんと薄い絹の腹巻を買いました。 リアルで寒いのか、気持ちで寒いのか、よくわかりません。
***プルーン*** 入院中、腸の動きがとても重視されました。 手術の次の日は、起き上がるようにうながされ、 2日目には、管をぶら下げながら、歩くようにと言われます。 開腹手術をした人は、みな、病棟ウォーキングをしていました。 それもこれも、腸閉塞が怖いからです。
同じ病室に、腸閉塞になりかけて、 からくも再手術を逃れた方がいました。 手術前の治療も、過酷だったようです。 (辛いのはわかるけど、看護婦さんや、食事を持ってきてくれる方に当り散らして、怖かった。看護婦さん達も、ぎすぎすしてたなあ…。) だから、開腹した人は、腸閉塞だけは嫌だあって、必死で歩いていました。 私は、具合が悪くなって、 あまり歩けませんでしたが、 体調がいい時は、ふらふら〜と歩いていました。 (どんどん抜かされたけど。)
お通じも大事。 すぐに下剤や便秘薬が渡されました。
お通じがでないと、大変!ということが、 恐怖心と一緒に強くすりこまれました。 退院時、大量のお薬が出されました。 でも、薬に頼るのも、(薬が効きすぎるので)苦手です。
ということで、プルーンを食べることにしました。 種がある、大きくて、とろりとしたのが好きです。 食べ過ぎは危険ですけど。(笑)
***香水*** 更年期には、バラの香りがいいんだって〜と聞いたことがあります。 バラの香りの香水を買いました。 香水は、トップ、ミドル、ラストと香りが変化するものが多いと思いますが、 ずっと変化しない方がいいと思い、 パフューマーズワークショップのティーローズを買いました。 香水ではなく、オーデコロンです。 しかし、このコロン、とても力強い、甘さはなく、青臭いバラの香りでした。 すごく元気。 ふんわりしたバラではありません。 バラを栽培している人は、 これこそバラ園のティーローズの香りと感じるそうです。 120ミリリットルで1500円くらい。
なかなか適量がつけられません。 黄色く着色されているので、服にはつけないように気をつけます。
買うだけ買って、 ふと気になった私は、バラの香りと更年期について調べてみました。 卵巣から、女性ホルモンが出るわけですから…。 卵巣取っている私は、関係ありませんでしたっ!(汗) 今、女性ホルモンは、肌に貼るテープで補充しています。
バラの香りは、リラックスできるからいいってことにしましょう。
この香りを試してみたい方は、メールをくださいね。 おすそわけします。(無料です。)
***ストール*** 大判で、薄くて、お花の刺繍が入っているストールを買いました。 ぐるぐるって、まいたら、変な格好もごまかされるのでは…と思って。
だらだらと過ごしています。 そろそろ、ちゃんと生活しなくては。
今月は、夫が、出張と飲み会で、 平日は、ほとんど、ひとりでご飯なのだけど、 ひとりだと、手抜きしまくりです。
ご飯づくりだけでなく、 家事全般も手を抜いているし、 何をするのも、もたもたしています。 出来の悪い自分に、ちょっと凹む。
夫に「え〜?まだ痛いの?」などと言われると、 その時は、本気でむかつくのですが、 別にわかってもらわなくていいや〜と思います。 痛い時は痛いです。まだ。
野菜室がさみしくなってきたから、 明日は、駅の方にあるスーパーに行ってみようかな。 よっしゃ!お買いものぢゃ!冒険ぢゃ! (もちろん無理はしません〜。) 近くのスーパーのお野菜がいまいちだから。
昨日、退院して1週間後の診察でした。 退院して、初めての外出です。
よくなったと思ったら、 具合が悪い…を繰り返していたので、少し凹んでいました。
先生に診ていただいて、 今の状態は、正常な範囲だと言っていただいたので、ほっとしました。 ひとあんしん。
また、具合が悪い時に、電話して、予約をとる基準がわかったのも、 安心材料のひとつです。
今後の生活は、 運動をしようとして、歩かなくていい。 うちの中で家事をしていれば、運動量は十分。 腹圧をかけないように注意する。 近くにお買い物に行くのはいいけど、 重いものは持たないようにする。 安静にね…ということでした。
入院中、うれしかったこと。
ウルファのお仕事が決まりました。 社食のお手伝いです。
障害者枠での契約社員ですが、勤務時間が増えれば、 厚生年金や、健康保険にも入れるみたい。
職場も近く、働く前と後に支援センターに寄れるのも心強いです。
パートのおばさんたちがとても優しいとのこと。 体を動かしていると、あっという間に時間が過ぎるそうです。
心配事は、障害者枠で雇われている男の子がいるのですが、 ウルファの仕事がうらやましいらしく、 絡んで来たり、 仕事中、ウルファが社内にあるコンビニに行って、さぼっていたと、 チーフに言ったそうで…、話し合いがもたれたそうです。 もちろんウルファはコンビニに行ってません。
働く人が多いので、誰かが必ず見ていて、 ウルファがコンビニに行っていないことを信じてもらえたし、 その男の子が、ウルファのそばでモノに当たっていたり、 無視したことなどが、周りの人から、報告があり、 男の子には注意が入ったそうです。
真面目に仕事に取り組んでいけば、 見ている人がいて、評価してくれる職場のようです。
ほっとしました。
入院中、びっくりしたこと。
びっくりしたことは、山ほどあるのです…。 グロすぎて書けないことがたくさんあるのでした。(涙)
個人的にショックだったのは、 意識が戻ったら、声が出ないことでした。 全身麻酔で、のどに管を通すのですが、 その影響で声が出にくくなるらしいのです。 でも、私は、全く出なくなりました。 私は話しているつもりなのに、息しかでません。 これはショックでした。
人それぞれのようで、私の後に手術された方は、 当日から、ちゃんとお話できていました。
何日たっても声が出ません。 会話をするのも、すごく大変。 お医者さんや看護婦さんに、不安を訴えても、 「大丈夫、すぐ戻るから」と言われました。 数日後、掠れていますが、いくつかの音が出るようになりました。 少しずつ、少しずつ、出るようになりましたが、 とても不安でした。 なんとか、フルに会話ができるようになったのが、 術後12日たったころです。
いまだに、声は、低く、ハスキーです。 朝は出にくいです。 意識して、声を出さないと、前のような発声ができません。 お話を語っているので、悲しく思いますが、 しかたがないのでしょう。 今ある、楽器(体)で、やっていくしかないと思います。
子宮と卵巣摘出手術をうけて、 2週間入院しました。 入院中の生活のあれこれ。
持っていってよかったもの。
***本*** 今回、持って行ったのは、 竹下文子さんの『青い羊の丘』『酒天童子』 赤城毅さんの『書物狩人』のシリーズ8冊。
***パンツ(笑)*** 開腹手術だったので、傷に触れない下着が必要です。 つまりおへその上まであるパンツです。 私はセシールで購入しました。↓こちら http://www.cecile.co.jp/detail/EE-673/ 2週間入院なので、15枚(5枚セットなので)買いました。 病院にはランドリーがありません。 洗濯サービスはありますが、 仕上がるまで1週間かかるとのことなので、 利用できないと思いました。
夫は洗濯を引き受けてくれないだろうと思って15枚購入しました。 入院した日にパジャマに着替えて、 着てきた服を持って帰ってもらえないかと頼んだけど断られたし。 基本、一人でなんとかするつもりで、準備しました。 夫にとって、日が落ちてから総合病院に来るということが、 とても嫌だったようで、 顔を出してくれるだけで、精一杯みたいでした。 暗くなっても、また面会時間が過ぎても、 病院内には、たくさんの人がいるので、そんなに怖くないんですけどね。 筋腫も写真を撮っておいて欲しいと頼みましたが、 先生に実物を前に、説明されるだけで、限界だったようです。
***ジャンパスカート*** 入院した時はジーパンをはいていきましたが、 開腹手術を受けると、腹部が腫れます。 まず、ジーパンはウエストが入りませんし、 入ったとしても、傷に当たってしまいます。 退院する時は、 ジャンバースカートか、ウエストがゴムのスカートがお勧めです。
***ミンティア フリスク のど飴*** 開腹手術後、なんとしても避けたいのは、 『くしゃみ』『咳』『笑いの壺』です。 くしゃみは、鼻をつまむと、止まったり、小さいものになります。 咳は、ミンティアやフリスクを口に放り込んで、水を少しずつ飲みます。 笑いの壺は…どこにあるかわからないので危険です。(笑)
空気が乾燥しているので、のど飴やキャンディがあると楽です。
結局使わなかったもの
***タンクトップ*** ブラの代わりにタンクトップを14枚持っていきました。 ところが発熱していたので、着ませんでした。 持って行って、そのまま持ち帰りました。
***シャンプー ボディソープ*** シャワールームにありました。 早々にシャワーも浴びることができたので、 シート状のドライシャンプーも使いませんでした。
***ティーバッグ*** 熱湯も常時使えるので、病状が落ち着いてきたら、 好きなお茶が飲めます。 でも、私は発熱している時が多くて、ほとんど飲みませんでした。 冷たく冷やした水ばかり飲んでいました。 (冷蔵庫とテレビが備え付けられています。 テレビカードが必要で、冷蔵庫は1日200円かかります。)
病院からお借りしたもの
パジャマ、バスタオル、フェイスタオル、熱いタオル、 スリッパ、カップ、歯ブラシ、ティッシュの、 レンタルサービスを利用しました。 パジャマやタオルは使い放題だったので、とても便利でした。 特に熱いタオルが気持ちよくて、ありがたかったです。
手術に必要なものは、病院で用意されていました。
昨日、退院しました。
何があるかわからないからと、 ここの日記のデータは、全部消してしまいました。 何年か書いていた、一日一行日記も、 びりびり破いて捨ててから、入院しました。
二週間の入院生活では、 一週間は手術からの回復につとめて、 あとの一週間は、日常生活に戻れるよう、療養の日々…と思っていたのですが、 術後の回復が悪く、体調不良の日が続きました。
具合が悪いと、気持ちも沈むものなのですね。 あまり眠れなくなって、 寝ても、なんだか悲しくなるような夢ばかり見ていました。
実は、今も、気になる症状が出ているので、 病院に行った方がいいのかなあ…と迷っています。
手術が終われば、体も心も軽くなると思っていたのですが、 どうも回復には時間がかかりそう。
のんびり。ゆっくりいくことにします。
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