眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
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小説・ムーンライトマイル:一穂ミチ
ボーイズ小説・ムーンライトマイル(ディアプラス文庫)一穂ミチ
「オールト」スピンオフ。大学生攻は彼女とプラネタリウムを見ている時に別れを切り出され学芸員受に睨まれる。後日流れで科学館でアルバイトする事になり…。
雑誌掲載とその後の書き下ろし。作家買い。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は科学館の学芸員。館長孫の幼馴染み男にずっと片思いしていた。眼鏡。やせの大食い。優秀。海外の研究施設からも引きがある。愛嬌と賢さの両方が見える童顔。細い髪。痩身。
攻は大学生。「オールト」のメインカプの弟。子供のあしらいが上手い。ノリが軽く友達が多い。女にもてる。物怖じしない。「ご家庭の冷蔵庫にある材料でこんな美味しい料理が」みたいな顔。
「オールトの雲」のスピンオフ。オールトカプも少し出ている。オールトの方がプチシリアスセンシティブっぽいイメージ。こっちは攻のキャラのせいかどこかに明るさが感じられた。
星ネタは元々好きなので仕事部分は楽しんで読めた。
メインキャラはみんな好感が持てた。受が攻を好きだと自覚する下りはもう少し盛り上がるかと思ったんだけれど。
くっついた後、攻が子供をあやしているのを見た受が、子供を作れない自分を顧みて、くっつく前よりどうせ僕なんてを炸裂させるのを読んでみたい。
Hはそれなり。
次も地雷でない限り買う予定。
大学生20歳×学芸員28歳。年下攻。攻視点。眼鏡受。
2012年10月26日(金)
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小説・空の涙、獣の蜜:六青みつみ
ボーイズ小説・空の涙、獣の蜜(クロスノベルス)六青みつみ
和製ファンタジー。ヤマの主の生贄として捧げられた天涯孤独の少年受は、白虎と黒豹の化身の神に抱かれることになる。優しい黒豹と違い冷たい白虎・攻に惹かれていき…。
設定が気になったので買った。可もなく不可もなく。プラス2。
和とアジアが入った昔話風ファンタジー設定。2カプ入っている。
1受は天涯孤独の少年。貧しい邑で下人としてぎりぎり生き延びてきたが慕っていた男の妹が生贄に選ばれ代わりに生贄になる。背が低く痩せっぽち。黒髪黒い瞳。
1攻は白虎の姿をした神。空恐ろしいほど容姿の整った偉丈夫。雪のように清らかな白銀の髪。長く癖のない銀髪。紫水晶に閉じ込めた黄金色の瞳。白皙の頬。酷薄な笑み。冷静。
2受は天涯孤独の少年。母親は監禁され2受を産み精神が壊れる。祖父に育てられたが村八分になり邑の有力者の男と寝て暮らしていた。有力者男に飽きられ他の男達にまわされそうになり逃げてくる。
2攻は黒豹の姿をした神。褐色の肌。僅かに癖のある長い黒髪。暁の空のように深く澄んだ青い瞳。美青年。逞しく精悍な身体つき。名匠の手による彫刻のように整っている。どこか愛嬌があり親しみやすい表情。優しい。面倒見が良い。
生贄と交わって神様は人型をとれて力を得られ、生贄は神の精○を取り入れることで体力が回復したり人外(神に近づく)になると言う設定。
元は同人誌でのりのりで書かれた物らしい。
最初は攻に冷たくされた受が傷つき、攻達を助けるため人外の怪物の集団に浚われ輪○され続け精神が壊れる寸前まで行き、助けに来た攻も分からないみたいなパターンで、作家さんの萌えが詰まっていた。
エロメインなので、キャラ設定がテンプレ内でどのキャラにも親近感が持てなかったのでこの感想。
悲惨な受の輪○エピソードは苦手だが、受も相手も人外になっていたのでそこまでダメージは無かった。
設定で気になったのが、生贄になった人間は神様とHしなくてはならないが老いも飢えもせず幸せになれるみたいな事が書かれていたが、役目を終えた生贄はどうなっていたんだろう。
聖域での1年は人間界で10年になるらしい。生贄を要求できるのは百年に一度という契約みたいだが、どちらの時間で百年なんだろう。人間世界での百年なら聖域では十年ごとに生贄が来る計算なんだよね? 聖域での百年なら千年に一度の生贄契約に平均寿命が短く識字率が低そうな人間世界でルールとして残ってるとは思えないんだけれど。突っ込むのは無粋か。
Hは供物物なので多め。1受はさんぴーやら強○輪○、異物挿入と散々な目に遭っている。
次も設定次第。
和製ファンタジー。さんぴー。白虎×少年。黒豹×少年。シリアス。異物挿入。輪○。強○。
2012年10月25日(木)
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小説・片づけられない王様:西江彩夏
ボーイズ小説・片づけられない王様(キャラ文庫)西江彩夏
市役所の環境衛生課で働く攻は、市民の訴えでゴミ屋敷の査察に訪れ、そこで家主の受に出会う。無精髭で不遜な態度の受は美形な同性愛者で…。
作家買い。可もなく不可もなくと悪くないの間。
受はゴミ屋敷の家主。庶子。東京で働いていたエリートだが罪をかぶせられ会社を辞めさせられて以来自暴自棄に生きていた。ゲイで上司と不倫していた。仕事は出来る。優秀な成績。周囲からは煙たがられていた。すらりとした細身の長身。雪を思わせるように肌が白く顔立ちがはっきりしている。優しげに弧をかく眉。二重瞼の大きな目。通った鼻筋。華のある優男。
攻は地方の市役所の環境衛生課勤務。幼い頃に両親を事故でなくし施設育ち。天涯孤独。仕事熱心。まじめにこつこつと生きてきた。ゲイ。切れ長の一重瞼の眼。すっきりした頬。意志の強そうな眉に短く刈った髪。そこそこ二枚目。童貞。空手が強く段持ち。
ゴミ屋敷の住人だった受と知り合った市職員の攻は、ゴミ屋敷を改善するよう説得するうち性格の悪い受に懐かれ最初は迷惑していたが、つき合う内に情がわき告白されて…みたいな流れ。
初登場での受は、ゴミ屋敷を造り中年デブの親父をくわえ込み金をくすねて自暴自棄になっているひどい状態だったが、攻によって立ち直り、最後はやり手の美形な事業家になっていた。最初は性格が強烈だったのに最後に色々我慢していたのは攻に本気になっていたからか。
攻は働き者で親切控えめでハンサムな好青年だが、どこか人間として壊れている部分があり、職場の上司への献身(?)は納得できない人もいるかも。
一見受の性格が酷くて攻が良い人っぽいけれど、見方を変えれば受は可愛く攻は酷い人だった。この作家さんらしい話。またこういう話を呼んでみたい。キャラでも生き延びて続けて書いてくれますように。
攻上司の方が強烈で業が深そうな性格だった。上司が狙っている相手が本当に迷惑していそうな様子に笑った。
Hは何度かあるけれど。ねちっこくは書かれていない。攻のやり方はねちっこかった。攻と攻上司の相互自慰のシーン有り(直接的な描写は無し)。
次も地雷でない限り買う予定。
社会人物。役所職員29歳(出会った歳)×ゴミ屋敷住人32歳。年下攻。3歳差。シリアス。脇カプ?有り。
2012年10月23日(火)
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小説・意地悪なカウボーイ:高尾理一
ボーイズ小説・意地悪なカウボーイ(ビープリンス文庫)高尾理一
獣医の受はアメリカ留学中、幼い頃に別れたアメリカ人の父親の手がかりを探している。テキサス一の牧場を経営する一家の跡取り息子である攻の愛馬を看る事になった時、父親の親族だと知り近づきたかったが、攻は日本人嫌いで…。
雑誌掲載を加筆修正。雑誌で読んで気になっていたので買った。可もなく不可もなくと悪くないの間。可も無く寄り。
受は獣医。アメリカ留学中二年目。母親も獣医。母親がアメリカ留学中カウボーイの父親と知り合い受を産んだが、二人で日本に戻り母子家庭で育つ。白い肌と黒い髪。母親似。申告しなければハーフとは思われない。陽に照らされるとグレーに輝く瞳。二重のぱっちりした瞳。桃色の上品な唇。真面目。勉強熱心。仕事に対して真摯。明るく前向き。170センチ。
攻はカウボーイ。テキサス一大きな牧場を経営する。日本人嫌い。受父と攻父が兄弟。攻母と受父の本妻が姉妹。裕福な家庭。伯父を尊敬していた。185センチ以上。受父に似たハンサム。緑色の瞳。端正な横顔。鍛えられた逞しい肉体。尊大なカウボーイ。
初出は2004年なので8年ぶりの単行本化。アメリカ人カウボーイ攻に最初は誤解され嫌われていた日本人受が、誠実に接するうちに誤解が解け惚れられてくっつくハーレクイン物。
定番の展開に最初はいいねいいねと読んでいたんだけれど、最後の部分でもやもやした。雑誌で読んだ時ももやもやしたけれど、今回も同じ。
最初の方で受父の不倫で攻の家族間でも不和が起き、それもあって日本人を憎んでいた攻が結構な暴言を吐いて受を毛嫌いしているのだけれど、誤解が解けて受が惹かれていく課程で謝りはするのだが、えらく簡単に謝って簡単に許されていたのが若干微妙。
簡単に許されたのは受の性格もあるので、そういう事もあるかと読み進めていると、攻が受と一緒に暮らす未来を想像する姿に、というか攻両親にはどう説明するんだとか、一度謝って許されたからといって脳天気に考え過ぎだろうと多少いらっとしつつ、最後に両思いになった後もあれだけ攻家族に気を遣っていた受なのに、くっついた後の攻両親のことはちらっとも考えないんだろうかと気になった。
最初の嫌われていた部分が激しかっただけに、その後の納め方がぬるくて引っかかったのでこの感想。ほかの部分はよかったんだけれどね。
後今なら、受は父親の名前を知ったところでネットで検索したら、事故のことや亡くなった事実が簡単に分かったんじゃないかと思った。
Hは最後に一度。乳首成分が若干足されていたらしいが、そこまで特徴的だとも思わなかった。
次も設定次第。
社会人物。アメリカが舞台。カウボーイ25歳×獣医留学中29歳。年下攻。白人×日本人。
2012年10月21日(日)
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小説・友人と寝てはいけない:鳩村衣杏
ボーイズ小説・友人と寝てはいけない(キャラ文庫)鳩村衣杏
アメリカで働く受は父親が倒れ実家の会社の一大事に呼び戻され、高校時代からの友達攻に助けを求める。ドライな友人関係を続けていたが、攻に実家の会社の取引先を紹介して貰う代わりに体の関係を持ち…。
作家買い。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は世界的に有名なアパレルメーカー勤務。アメリカ在住。高校卒業後渡米しそのまま就職。実家はそこそこ大きな製薬会社。跡取りの兄が一人。昔から家族と折り合いが悪い。バイ。本気の恋愛が出来ない。セフレばかりだが親切にしている。185センチ前後。純和風な美形。
攻はセレブ御用達のボディ・トレーナー。元外科医。実家はそこそこ大きな総合病院を経営。兄が一人。バイ。185センチ前後。ロシアあたりの血が混じっているような風貌の美形。
受はずっと対等を心がけてきた友達・攻に実家がらみで仕事の伝手を紹介して貰い、借りを作りたくないのでノリで体の関係(挿入無し)になったが、攻に惹かれつつ男の矜持も守りたいし…みたいな流れ。
受攻は体重身長はほ同じで仕事が出来る攻×攻カプだった。
二人とも裕福な家庭で育ち住んでいる所もスペースに余裕がある部屋ばかりなのに、Hする時は立ったまま相互自慰とか素股とかコンパクトなHだった。中学生が辛抱溜まらんとがっつくようなHな訳でもなく、挿入禁止でも寝転がってゆっくり相互自慰をすればいいのにと思ってしまった。出来る前のHシーンが忙しなくて落ち着かない。
受が恋愛を自覚するまでがメインぽかったが、その悩みの部分で親近感を持つことはあまりなかった。
メインキャラは二人とも好感が持てた。
世界的恐慌で受の会社もリストラが行われ同僚が対象になり明日の生活も立ち行かずに不安がっていた。みたいな描写があったけれど、世界的なアパレルメーカーの一線で働いてきたスキルを持つなら、同じ収入は無理でも仕事にあぶれることはないんじゃないかとちと思った。
Hはそれなり。相互自慰、素股、自慰など有り。受は自分のセフレとHする描写有り。
次も地雷で無い限り買う予定。
社会人物。高校時代からの親友同士。同じ年カプ。32歳。攻×攻。受と攻にセフレ。
2012年10月19日(金)
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小説・恋人召喚 お前が俺の鞘になれ:成宮ゆり
ボーイズ小説・恋人召喚 お前が俺の鞘になれ(ルビー文庫)成宮ゆり
浪人生受は亡くなった祖父の家で一人暮らしをして予備校に通っていたが、祖父の形見である古い刀剣の鞘をうっかり壊してしまう。そこから謎の魔神が現れて…。
作家買い。可もなく不可もなく。
受は浪人生。弟が一人。高校時代に親友に告白されつきまとわれて大学受験に失敗する。理数系が得意。真面目。マイペース。危機感が薄い。童貞。
攻は古い神様の化身。中東出身。ゴーレムを従え強引傲慢な性格。古い誓約に縛られている。剣の中に宿っている。紫の美しい瞳。純度の高い金で作られたような髪。古代エジプト風の傲慢な美形。神々しいまでに完璧な比率で作られた男。手足に金の装飾。実践的で美しい筋肉。
祖父の形見の剣の鞘を壊すと、中東あたりの古い神様攻が現れて、ついでに攻を倒すため悪霊も出てきて、攻の鞘になった受の命を狙ってくる。予備校に通いながら巻き込まれた受は…みたいな流れ。
最初は巻き込まれて右往左往しつつどこか冷静な受の突っ込みを笑いながら読んでいたんだけれど、段々何がどうなればオチなのか分からなくなって終わったというか。
古代の中東でとある一族が扇動して王様を倒すのと共に、神様攻も都合が悪いので滅ぼそうとしたが最終的に身内で滅ぼし合い自滅し、攻を逆恨みつけねらっていた悪霊は攻の中に取り込まれ浄化の時を待っていたが、受が鞘を壊して悪霊の一部が逃亡。攻に復讐するため攻と繋がった受をつけねらう。と言う流れで合っているんだよね?
なんちゃってファンタジーなので、設定は細かく詰めなくても良いとは思うんだけれど、これは流れが分からなくなって途中で首を傾げていたので、話にのめり込めなかった。
受は親友だと思っていた男に告白されストーカー化されて、周囲に好奇の目で見られ学校に殆ど行かなくなり受験を失敗していたんだけれど、ストーカーになった元親友は大学に受かり大学生になっており、特に周囲からハブられた様子もなく普通に生活しているようなのだけれど、なんでこんな差が出ているんだろう。
ついでに受は攻が好きだと気付いてくっつくんだけれど、本編でも書かれていたけれど、根本問題は解決していないし、状況は以前より悪くなって居るんだよね? 敵が前と同じように受達を襲ってくるのかも分からず、今どういう状況なのかぼんやり取り残されて終わった気がして何ともいえない読後感だった。最初はともかく最後は戸惑うばかりの終わり方だった。
Hは受が攻の鞘になるので儀式として無理矢理始まっている。多め。
次も地雷でない限り買う予定。
不思議設定。似非ファンタジー。コメディ。魔神×浪人生。人外攻。
2012年10月18日(木)
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小説・廃園の桜:高塔望生
ボーイズ小説・廃園の桜(ダリア文庫)高塔望生
実家の仕立屋を手伝う受は、祖父が倒れちょうど居合わせていた大きな病院を営む攻に助けられ攻の病院に入院させる。入院費を稼ぐために高級ホストクラブで働き始めたところを攻に見つかり売春をしていると誤解され愛人になれば祖父の入院費を出すと言われ…。
気になる作家さんの新刊なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は仕立屋。祖父の代から続くオーダーメイドの店を手伝う。腕が良い。二年半ほどヨーロッパで修行してきた。奥手。真面目。聡明そうに見える。綺麗系。
攻は大病院の経営者。消化器外科医だった。優秀でアメリカ留学経験あり。上に煙たがられ仕事を干され実家に戻る。腕も良いが値段も高い病院経営をしており守銭奴と陰口を叩かれている。肩幅が広く胸板が厚い。艶のある低い声。男らしい一文字眉。一重瞼の切れ長の目。適度にそげた頬。知的で端正だが野性的な鋭さをも感じさせる顔。
真面目な仕立屋受が祖父の入院と借金のため、守銭奴と噂されているステータスの高い傲慢強引攻の愛人になる話。
この作家さんのこのジャンルの話は好きなので楽しめた。初Hは誤解から受を強引に抱いて愛人にして独占欲を見せていたが、たまにみせる攻の優しさで受がほだされ、良い雰囲気になりかけた所で、受が攻の当初の目的を知り攻の側から逃走。攻は反省して迎えに行くという様式美が踏襲されていて安心して読めた。
前にも書いたが、バブル臭のする作家さんが減ったのでこの手の作品は貴重。
バブル臭と書くと古くさく感じるかもしれないが、昔を懐かしむだけでなく、拘りのある男キャラを読むのが好きなんだと思う。
昨今の不況で安くても適当な品や良い品が出回っているけれど、男性向け雑誌で特集されているような、高いが値段に見合った良い品というのもあって、それを好みでさりげなく普段使いしているキャラが好きなんだと思う。
ハーレクインの攻みたいに桁違いな金持ちが金を湯水のように使うのではなく、自分の力で成功した小金持ちが、高いが趣味の良い品を普段使いするタイプ。
元々趣味にこだわるオタクキャラが好きなんだけれど、このタイプのキャラも方向性は違うがこだわりのあるオタな部分があるんだと思う。
そういう部分があるキャラを読むのが好き。
今回の攻みたいなタイプを書いてくれる作家さんがなにげに減ってきているので、そういう意味でこの作家さんのキャラは貴重になってきた。
後書きでやたら改まってお礼を書かれていたけれど、何かあったんだろうか。
Hは強○始まり。最初は嫌々だったが最後の方は気持ちが通っていた。
次も設定次第。
社会人物。病院経営者38歳×仕立屋20代後半。年上攻。シリアス。病院。愛人関係。
2012年10月17日(水)
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小説・紳士と貴公子揺らぐ天秤:真崎ひかる
ボーイズ小説・紳士と貴公子揺らぐ天秤(プリズム文庫)真崎ひかる
昔ながらの商店街にある実家の和菓子屋を手伝う受は、実家が火事になり唯一の家族である和菓子職人の祖父が亡くなり困っているところをエリート会社員攻に助けられる。攻がオーナーのカフェで働くことになり…。
気になる作家さんの新刊なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。可もなく寄り。
受は和菓子職人見習い。祖父と二人暮らし。170センチちょうど。真面目。綺麗系手脚が長くてバランスが良い。腕が良い。和食党。
攻はエリート会社員。巨大グループの縁者。マンションやカフェのオーナー。180センチ以上。鋭い視線。清潔感のある黒髪は長すぎず短すぎず。涼しげな切れ長の目元。スッキリ通った鼻筋。少し薄めな唇。嫌味無く端正な容姿。高級そうなダークグレイのスーツ。全体的に浮ついた所のない硬質な空気。仏頂面。威圧感。無口。
大がかりな再開発の余波で買収が進む商店街の一角にある実家の古い和菓子屋が火事になり祖父が亡くなり天涯孤独になった受は困っているところを攻に拾われ攻所有のカフェで働く。そこで攻の学生時代の後輩で店長当て馬と仲良くなり、お試しで付き合わないかと告白され、それを知った攻も試しに付き合ってくれと言い出し、貴公子のような当て馬と紳士な攻と交代でデートする事になった受は…みたいな流れ。
無口で威圧的な攻と真面目で素直な受のカプ。タイトルと表紙絵は三角関係っぽいが、出てきた時から当て馬は不動の当て馬で攻と並び立つほどの地位ではなかった。
話自体は嫌いじゃないけど、このパターンの話の中でのよくある展開内容で萌える部分が少なかったのでこの感想。
Hは最後に。
次も設定次第。
社会人物。再開発。エリート社員30代前半×元和菓子職人見習い20歳。年上攻。プラネタリウムデート。
2012年10月16日(火)
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小説・魚心あれば恋心:久我有加
ボーイズ小説・魚心あれば恋心(ディアプラス文庫)久我有加
所属していたファッション誌休刊に伴い、釣り雑誌に配置換えになった編集者攻は、プロアングラー受と出会い慣れない釣りを一緒にする内に惹かれていき…。
雑誌掲載とその後の書き下ろし。作家買い。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受はプロアングラー。祖父母に育てられ小さい頃から釣り一筋。姉が居る。『老人と海』が釣りに興味を持った切っ掛け。幼い頃から大会で優勝し日本記録も持つ。釣り人の間では有名人。切れ長のすっきりとした双眸。通った鼻筋が印象的。端正な面立ち。スラリとした細身。漆黒の瞳に強い光。うっすらと日に焼けた肌。料理は得意。人見知りが激しくやぼったい。奥手。童貞。
攻は編集者。有能。男性ファッション誌の編集をしたくて出版社に就職したが、休刊に伴い釣り専門雑誌に移動する。釣りはまったく興味がなかった。姉がいる。センスが良い。モデルみたいな男前。格好良い。
釣り物。BLではあまり見かけない設定だったが面白かった。個人的には釣り属性はないので、攻が受の釣り姿を見て綺麗だと思うシーンに今ひとつピンと来なかったんだけれど、昔観た「リバーランズスルーイット」の美しい釣りシーンを思い出しながら読んでみた。ああやって受の事が見えていたのならそら惚れるかも。
今回の受も有能で真面目。奥手の男前なタイプなんだけれど、何度読んでもこういうタイプは好きだなーと思える。
キャラに好感が持てれば萌えにくい設定でも楽しめる。もうちょっと攻がもてているところも読んでみたかった。
Hはそれなり。素直な受が可愛かった。
次も地雷で無い限り買う予定。
社会人物。雑誌編集27歳×釣り師24歳。年上攻。攻視点。
2012年10月14日(日)
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漫画・the killer:金井桂
ボーイズ漫画・the killer(ハーツコミック)金井桂
バーテンダー受は年上の男に口説かれやすい。困っているところを常連客攻に助けられ…。
雑誌掲載と描き下ろしはその後の番外7Pほど。雑誌で読んで気になったので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受はバーテン。愛想が良く年上から可愛がられる。真面目で礼儀正しく客受けも良い。白髪。映画好き。父親と折り合いが悪い。
攻は会社員。製薬会社の医療開発部主任。出世頭。女性にもてる。遊び慣れている。トーン髪。たまに眼鏡。
しつこい客に言い寄られていた所を助けてくれた攻から、自分を安売りしているからだと冷たく言われ落ち込む受。嫌われていると思っていたが攻から告白されて…みたいな流れ。
面白いと思ったのは、両思いなのに受が攻の気持ちを本気にせず片思いだと思いこんでいるのを攻も分かっていて、色々アプローチするんだけれどかみ合わないみたいな所。両思いなのに軽いどうせ僕なんてが楽しめた。
攻はちゃらくはないが遊び慣れている系。受は天然で前向きで可愛かった。クライマックスの受家の事情はさくっとしすぎている気がしないでもない。誤解にしてもあれで解決できるなら、もうちょっと前に何とかならなかったのか。シリアスにならない方が良かったんだろうけれど。
カバーを捲ると描き下ろしの漫画。
Hはさくっと。突っ込んでいるのは一度だけだがいちゃいちゃは多い。
次も設定次第。
社会人物。理系会社員×バーテン20〜21歳。年上攻。ほのぼの。制服プレイ。
2012年10月11日(木)
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漫画・お仕事ですから:藤川桐子
J庭に行ってきた。新規開拓はしなかったけれどお目当てが買えて楽しかった。数年ぶりにサークル参加していた作家さんの本が手に入って良かった。
人出は前より少なくなっている気がする。
ボーイズ漫画・お仕事ですから(ディアプラスコミック)藤川桐子
短編集。雑誌掲載4作品。描き下ろしは表題その後の4P。気になる作家さんの新刊なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。可もなく寄り。
1つ目。表題。しばらく社長息子攻の世話をするため祖父の代から仕えている使用人受がやって来る。受は高校の同級生で弓道部部長の真面目青年で…。社長子息×高校の同級生。学校では口うるさい真面目で取っつきにくい性格なのに、攻の家では従順で真面目に仕える受のギャップ萌え。
2つ目。海の見える田舎町の古い一軒家を借り一ヶ月滞在するカメラマン攻と攻に体を売ろうとした男娼青年の話。カメラマン×男娼。こんな長閑な土地で体を売ったら、速攻周囲の噂になりそうな気がするんだけれど。親が借金残して蒸発しているところで悪い噂は既に出回っているか。ついでに顧客も少なそう。
男娼設定は萎えではないが萌える条件はピンポイント。可哀想過ぎる設定でも行く末が気になって萌えに集中できないし、他に道があるのに親や周囲に理解がなかった・裏切られたみたいな理由で受が投げやりになっているのも微妙。話はのんびりしていたがこの受は微妙だった。この話が無ければ感想は可もなく不可も無くと悪くないの間。になっていたと思う。
3つ目。未来の日本。学生受は農耕用アンドロイドを作るため中古のアンドロイドを下取りしプログラムを植え付けたが、元は性処理用のアンドロイドのため事あるごとに受を誘惑し…。中古アンドロイド×学生。攻はホストのようだった。
4つ目。人の良い高校生受は、その性格に文句をつける2歳下の幼馴染み攻が煙たい。ネットの友達に愚痴っていたが…。幼馴染みカプ。人が良いのは良いんだけれど、受の騙され方を見ているともうちょっと学習した方が良いんではと思う。
描き下ろしは表題。くっついてカプになった後。裸エプロンを所望する攻に軽蔑しきった眼差しを向ける受が可愛かった。
全体的にほのぼのした雰囲気。やんわりした雰囲気はシリアスな設定を暗くさせない効果があると思うんだけれど、今回はそれが裏目に出ているような。せっかくのほのぼの雰囲気なのに…と思ってしまう設定が多かった。
Hは少ない目。
次も設定次第。
短編集。学園物。中古アンドロイド×学生。幼馴染みカプ。社長子息×高校の同級生。カメラマン×男娼。眼鏡受。年下攻。ほのぼの。
2012年10月09日(火)
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漫画・指先から媚薬:上川きち
ボーイズ漫画・指先から媚薬(リンクスコミック)上川きち
会社員受は会社の打ち上げの帰り寮の自室で何ものかに襲われる。受けは誰が襲ったのか会社の同僚を調べていき…。
雑誌掲載と描き下ろしはその後の番外11Pほど。設定が気になったので買った。可もなく不可もなくと悪くないの間。可もなく寄り。
受がレイプされ犯人捜しをする話なので、初っぱなからネタバレ有り。嫌な人は注意。
受は会社員。大学院の助手だったが請われて就職しITアドバイザー兼プログラマーになる。白髪。昔から男に悪戯されてホモフォビア。人付き合いが悪い。美人系。気が強い。
攻は企画部。黒髪。天然系。お人好し。他人に親切でおばさんに人気。ハンサムだが中身はぼーっとしている。
キャラの顔が前より面長になっているような。
1冊まるまる1つの話。容疑者は社内の5人。受は5人中4人に押し倒されている。
最初男にトラウマのある受がレイプされ犯人を捜すシリアスかと思って読んでいたのだけれど、途中受が当て馬に押し倒されていた時に、顔を隠した攻が乱入して受を助けるシーンがあまりに間抜けで笑ってしまった。シリアスが妙な方向に進んで笑えるパターンぽい。
レイプ犯を本当に突き止めたいなら、やられた時の精液と容疑者達の髪の毛か何かを検査して貰いDNAを調べれば、危ない橋を渡ることなく一発じゃないかと思った。理系なのに。
攻はハンサムだが人が良くヘタレっぽい設定なのに、和みかけてもでも受が好き過ぎて強姦したんだよなーと思うと和めない。
不良が雨の中猫を助けたら株が上がるのに、真面目で地道な好青年が陰で悪口を言ったと知られると評価が地に落ちる感覚に似ているかも。強姦は悪口どころじゃないけどね。
読み応えはあったが最終的に攻の存在が微妙になったのでこの感想。
カバーを捲ると没原稿。
サイトに期間限定で読める企画がある。
Hは多め。最初は強姦始まり。当て馬3人にもやられそうになるが突っ込まれるまでは行ってない。みんな不法侵入した攻に阻止されている。
次も設定次第。
会社員物。一種のミステリー? 会社員×会社員。同じ年の再会カプ。シリアス。受に当て馬。レイプ。
2012年10月02日(火)
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10月の雑感
10月の雑感
草食むイキモノ 肉喰うケモノ/今城けい
ドール/池戸裕子
シガレット×ハニー/砂原糖子
魚心あれば恋心/久我有加
いじめっ子/丸木文華
恋人召喚 お前が俺の鞘になれ/成宮ゆり
ヘブンノウズ 足跡/英田サキ
nez [ネ]/榎田尤利
嘘つきなキミの虜下/水名瀬雅良
DEADLOCK1/高階佑/英田サキ
年下の流儀3/円屋榎英
チープ・フィルムス/石原理
恋とセンチメンタリズム/橋本あおい
銀の匙5/荒川弘
今月も買う物が少ない。このまま減ったままだったらどうしよう。成宮さんはもう買っている。ファンタジーっぽい設定でちょっとびっくりした。
買う予定のBLCDは「空と原」のみだけど、とても期待している。
小説ディアプラスをようやく買った。いつも買っているhontoに入らず、近所の本屋にも入っていなかったので手に入れるのが大変。砂原さん久我さん月村さん目当てだったが、設定を見たら安西さん桜木さんも面白そうだった。
それよりなにより次号予告の所にあった海外BLレーベルってなんぞ。毛色の変わったBLが読めるなら期待したいが長くは続かないだろうなー。
2012年10月01日(月)
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