眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・meet,again:一穂ミチ

ボーイズ小説・meet,again(ディアプラス文庫)一穂ミチ

スピンオフ。大学の生協でバイトする受は飲み会でそこの学生である攻と知り合う。つかず離れずの関係を続けていたが、ある時攻の家の事情を知り…。
雑誌掲載とその後の書き下ろし。雑誌で気になっていたので買った。悪くないにちと足りない。
受は大学生協でバイトしている。実家は砂時計屋で将来は砂時計の職人になる予定。母親は中学二年で交通事故死。人の悪口を聞くのが苦手。平凡。家事は一通り出来る。
攻は大学生。理工学生から院に進み物理学部で博士課程を取った。優秀。一度本を読むと覚えてしまう。家はそれなりに裕福。一卵性の双子の兄弟がいた。いつも涼しい顔。汗もかかない。喜怒哀楽の派手な表出がない。穏やかな抑揚。誘われれば誰とも寝る。執着しない。生きるのに飽きている。完全なシンメトリーの顔。きれいな顔。
「雪よ林檎の香のごとく」スピンオフ。
ネタバレ全開かも。


「百匹の羊を飼っている人の一匹の羊が迷子になったが、飼っている人は見捨てず、99匹を置いてでも探しに行く」という聖書の有名な説話があるが、例え大勢の中の一匹が迷っても平等の愛で見捨てないみたいな意味だと子供の頃に本で読み、どんな小さな子(羊)でも見捨てないんだーと素直に思っていたのだけれど、成長するにつれ、残された羊たちの方が次第に気になるようになった。
兄弟だった誰かが突然居なくなる。親のように慕っている相手がそれを探しに行く。同じように暮らしてきた兄弟がどんな心細い気持ちでいるか考えると心配で、それを決然と探しに行ってくれる慕っている相手は頼もしい。それがすぐ見つかれば喜ばしい話だけれど、なかなか見つからず何年も探し続けて、慕っている相手が帰ってこない(或いは定期的に帰ってくるがすぐ探しに行ってしまう)場合、残された羊たちはどんな気持ちなんだろうと考えるようになった。
仲間は心配。慕っている相手からも愛されていると分かっている。食べ物もある。でも慕っている相手から放置されている。残された羊はどんな気持ちなのか。
この作品を読んですぐこの長年の疑問を思い出した。
攻には一卵性双子の兄弟が居て彼は5歳の時に失踪する。それ以来母親はずっと子供を捜し続けて滅多に戻ってこない。でも攻を蔑ろにしているのではなく愛情は強い。
衣食住は与えられても両親に愛されていなければそれを理由に不満を口に出来るけれど、両親は居ないけど確実に愛されていると分かっていて、かつ兄弟が大変な状況なら不満は口に出来ずに苦しいだろうなーと思った。
受の母親は不思議な力があり、居なくなった人や物、人の気持ちを当てることが出来た。攻母も子供の行方を捜して欲しいと受母の元を尋ねた事があり子供の頃一瞬だけ攻と受は出会っている。
攻は「雪よ」の時から壊れた胡散臭いキャラの片鱗はあったけれど、メインになったらぶっ壊れ具合に拍車がかかっていた。
攻は片割れが見つかるまで(何らかの終わりが見えるまで)取り敢えず生きていようと日々退屈している。実際にいたら近寄りたくはないキャラで、好きになってしまった受は苦労しそうだと思った。
話を読んでいると転た寝をしているような気分になる。世界全体が薄いベールに包まれているような感じ。なので結構えげつない設定が出てきても、遠く離れた場所の出来事のようにダメージが少ない。
攻と受が出会って恋愛が成就するみたいなパターンではないので、そっちを期待すると肩すかしを食らうかも。
受は恋愛感情と共に情みたいなものも攻に感じているけれど、攻は受に恋愛感情を持っているというよりは、この世に引っかかっているためのフック扱いをしているような。恋愛するほどこの世に重きを置いていないというか精神が発達していないというか。でも最後には軽い執着も見せていたので多少成長しているのか。出来上がった後もまだ受が別の人間とHしているところが見たいのか聞いてみたい。
深夜の映画館で映画を見ているエピが好き。うつらうつらしているリズムがこの作品を読んでるリズムと被った。
最後ようやく目が覚めて時間が動き出すみたいな描写と、受の砂時計が象徴的で設定が凝っていて気に入った。
長らくの疑問の答えの1つが出ていたので更に評価が上がった感じ。
攻はカミオカンデで働いているのかな。一度行ってみたいのよね。
Hはそれなり。最初はセフレっぽい。
次も地雷で無い限り買う予定。
スピンオフ。砂時計。事件。攻が別の相手と寝ていた描写有り。博士課程学生×生協バイト。出来上がったのは26歳ぐらい。


2012年01月31日(火)

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 漫画・机の下の恋愛術:砂河深紅/星の数ほど:松本ミーコハウス

ボーイズ漫画・机の下の恋愛術(リンクスコミック)砂河深紅

表題。父親が亡くなり老舗の紳士服卸問屋を継いだ社長受の元に新しい秘書攻が配置されたが、攻は入社以来片思いしていた相手で…。
短編集。雑誌掲載と描き下ろしは表題番外と後書きで10Pほど。設定が気になったので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。可もなく寄り。
表題受は老舗の紳士服卸問屋の会社社長。父親が亡くなり後を継ぐ。母親が厳しくゲイになった。集中する時机の下に潜り込んで考えるクセがある。ハンサム。黒髪。優秀な後継者。奥手。
表題攻は入社四年目。営業一課にいた。胃潰瘍で入院した秘書の代わりに秘書課に配属される。大学ではラグビー部主将で体力がある。優秀。白髪。真面目。体育会系。明朗快活。人の和の中心にいる。
片思いしていた後輩が秘書として側につくようになりあわあわする社長受の話。
読み切り1つ目は、大学時代同じゼミの同級生に体臭が好きだと告白され、気持ち悪いと返してしまう受。同級生攻は大学を辞めてしまいずっと罪悪感を感じていたが会社員と調香師として再会し…。同じ大学の同級生カプ。再会物。
受の股間を嗅いでうっとりする攻に笑った。
2つ目は、田舎から出てきた会社員は同じアパートの隣人で田舎の和風テイストが好きな1つ上の青年と仲良くなり…。キス止まりなのでどちらが上かは分からない。田舎から出てきた会社員は関西より西の方言を喋っているのかな。どこの地方かは分からなかった。
3つ目は、近所の幼馴染みだった二人だが学生時代攻が受に告白する。恐くなって都会に就職した受は父親が倒れて実家の酒屋を手伝うため戻ってきたが…。幼馴染みカプ。会社員×酒屋。
描き下ろしは表題。自社製品を攻に着せ替えて写真を撮る受の話。最後は二人で正装して写真を撮っていた。
キャラも背景も丁寧に描かれていて、話も起承転結がしっかりしており個性的だけどぶっ飛んだところがない作家さんなのに、いつも期待値より若干低い読後感。しっかりした人の予定表を見ているような気分に似ている。
1P以上Hしているのは表題くらい。後はさらっと。
次も設定次第。
リーマン物。社会人物。幼馴染み物。ご近所物。社長秘書25歳×会社社長27歳。年下攻。体育会系攻。匂いフェチ攻。方言キャラ。



ボーイズ漫画・星の数ほど(ルチルコミック)松本ミーコハウス

大学一年の新入生(経済一年)は誘われて星を見るゆるいサークルに入るが…。
雑誌掲載と描き下ろしは番外と後書きで12Pほど。設定が気になったので買った。可もなく不可もなくプラス1。
大学のサークルが舞台で3カプ入っている。
1カプ目受は理工三年。トーン髪そばかす眼鏡で大阪弁、飄々とした雰囲気。攻はサークルの先輩で現在ゲームのプログラマー。黒髪で匂いフェチ。
2カプ目はまだ付き合う手前なので受攻は分からない。片方は経済二年。政治家の庶子で母親は水商売。頭が良く運動も出来たようだが、目立たないようにと父方から精神的に押さえつけられ育つ。アイドルになれそうな容姿。自分で決めるのが苦手。いつも笑っている。もう片方は経済三年。眼鏡で短髪。面倒見が良い。3カプ目の受と従兄弟で体の関係があった。
3カプ目受は美術三年。父親が画家で小さい頃受を庇って死亡。悲観した母親は自殺。芸術的な才能はあるが死にたがる。多くの男とHしている。攻は芸術二年。白髪。大らかでガタイが良い。
まずがっかりしたのは、あらすじに「ゆる〜いサークル星を見る会に入る」という下りがあったので、本気で星を見るサークルなんだと期待して読んだのにさっぱり星を見てなかった。
別に本格的に望遠鏡を揃えたりしなくても良いのだけれど、天文サークル設定が好きなので星を見るエピソードが出てくると期待したら欠片もなかった。がっかり。
1つ目のカプは普通。2つ目のカプは好み(これがあったのでプラス1)。3つ目のカプはダメだった。しかも3つ目のカプの話が半分くらい占めていたので読むのがしんどい。
受は死にたがりで自分を好きになってくれる相手が現れると、その人に嫌われようと乱交するみたいな性癖がダメだった。
単純に自分を大事に出来ないから誰とでも寝る設定だったら、好感は持てないが心はフラットなままなんだけれど、誰かへの当てつけみたいな感情で自分を大事にしないのは萎える。親にかまってもらえなくて不良になるキャラが好きでないので同じ匂いを感じるというか。
ついでに総ホモ化は構わないんだけど、小さなサークル内で恋人が変わり、カプが複数あるのが苦手。どちらか片方なら気にならなかったが条件が揃うと萎える。
も1つついでに最初出てきた新入生が、誰ともくっつかず傍観者にもならない終始蚊帳の外だったので肩すかしを食らった。何のために出てきたんだ。
決定的な萎えポイントは無かったけれど、ちょい萎えるエピが連投されたのでのめり込めないまま読み終わった。
Hはそれなりなはずなんだけれど、絵柄があっさりしているので濃くは見えない。3カプ目は複数の相手としている描写有り。
次も設定次第。2つ目のカプの話なら読んでみたいけれど、他のカプならもういいや。
学生物。サークル物。年下攻。年上攻。眼鏡受。ビッチ受。

2012年01月30日(月)

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 小説・罪の海に満ちる星:森田しほ

ボーイズ小説・罪の海に満ちる星(ルチル文庫)森田しほ

高校の寮に入っている攻は大伯母から頼まれ同級生の受の転校に伴い面倒を見ることになる。昼間は明るく振る舞う受だが夜になると攻を誘惑してきて…。
気になる作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は高校生。母親に捨てられ7歳上の兄と二人で暮らしていた。10歳の時に無理心中して兄だけ死亡。施設に入った後攻大伯母に引き取られる。平均的な17歳の少年より群を抜いて小柄で顔立ちも幼い。美少年というわけではないが澄んだ目と生意気そうな唇が印象的な人好きする愛嬌のある顔。黒々としたクセのある綺麗な髪。女性が苦手。頭は良いが学校に通っていなかったので授業についていけない。運動が苦手。
攻は高校二年生。馬術部所属。180を超える長身。堂々とした体格。目と眉の間が狭く常に険しい表情。教師より威厳があるとからかわれる。真面目。面倒見が良い。男前。動物が好きで獣医を目指している。
単行本では二冊目なのかな。雑誌で読んで興味を持っていたんだけど1冊目は合わなかった。
ネット小説の掌編らしい。
祖母の姉である大伯母の頼みで大伯母が養子にした受の面倒を見ることになった攻。昼間は無邪気に振る舞っている受だが夜になると体を求めて来る。受は幼い頃母親に捨てられ母親の借金を返すため中卒で働き始めた兄と二人で暮らしていた。無理心中された後一人で生き残りずっと兄の帰りを待っていたが…みたいな流れ。
実の兄と体の関係があったが幼すぎて善悪が分かっていない。兄も悲惨な状況で精神的に追い詰められていたので褒められたことではないが、兄ひでーと思うよりは同情した。
最初受の奇行に戸惑っていた攻だが受にほだされて受を好きになる。体の関係はあって受も積極的だが受兄代わりにされていると思い悩んでいる。結構可哀想な攻だった。
受の過去は大変だったが攻と出会った後は割と穏やかに話が進む。
大伯母が受を引き取った理由は最後の方で出てきた。
本編後4年後の二人が書かれている番外がある。その頃には受の背も伸びて世間的な常識も身につけ普通の青年ぽくなっていた。
攻に好感が持てた。受は成長してからの方が良いかな。攻の友達が良い奴だった。
Hは多め。最初から最後までやっているのかと思ったが、受に入れたのは結構後の方だった。
次も設定次第。
学園物。センシティブ。高校生17歳同士カプ。高校の同級生。寮物。攻視点。


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2012年01月28日(土)

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 小説・黒衣の税理士1、2:海野幸

ボーイズ小説・黒衣の税理士(シャレード文庫)海野幸

ヤクザ相手でもひかない税理士受は新たな仕事先として中古車販売の会社に行く事になる。そこにはやる気のない従業員と社長攻がいた。ずさんな経営に切れた受は経理指導をはじめるが…。
好きな作家さんの新刊なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は税理士。父親も税理士だった。ヤクザの息のかかった会社も担当している。肝が据わっている。冷静で淡々と仕事をこなす。優秀。黒いスーツに黒いカバン。端麗な顔。フレームレスの眼鏡。気が強い。
攻は中古車会社社長。ヤクザ。父親は組の幹部だったが組長を庇って死亡。攻も左腕を怪我をして半分引退したような自堕落な生活を送っている。色素の薄い薄茶色の髪。高く筋の通った鼻に切れ長の目。陶磁器のような白く滑らかな肌。着崩した浴衣。たいそう美貌。斜めに流した細い髪。一筋縄ではいかない。
やる気のない攻の会社の担当になった受がだらしない社内の人間に手を焼きながら教育しつつ攻の事情を知り…みたいな流れ。
二つの勢力が県内を二分している状況で反目し合い、敵勢力がしょっちゅう攻の会社に嫌がらせをしている。
両方共にトラウマを持っている。攻は十代の頃からぶいぶい言わせていて実力もあったが、怪我や父親の死亡で挫折して燻っている。受が焚き付けて目を覚まさせ、ヤクザの世界に返り咲いていた。攻を焚き付けているシーンがお気に入りで何度も読んでしまった。
「ちょっと道を踏み外してみようと思う」と言う台詞が好き。
受は一般人だけどヤクザ相手にひかない気骨も持つツンデレ。一見クールに見えて内面は泥臭く他人のために腐心している。
Hは一度。
社会人物。ヤクザ物。中古車会社社長×税理士。眼鏡受。年上攻。シリアス。ツンデレ受。



ボーイズ小説・黒衣の税理士2(シャレード文庫)海野幸

付き合うようになった税理士受とヤクザ攻。受は攻の所属する組のフロント企業の経理を引き受けることになるが…。
前作が気に入ったので買った。二冊合わせて可もなく不可も無くと悪くないの間。ちょい悪くない寄り。
キャラ設定は上記で。
今回付き合っている状態から始まっている。
受は攻を説得したとして攻組の組長から気に入られ、新しく依頼された取引先は組長の息のかかった会社ばかりで、受の所属する税理士事務所の所長からもヤクザと関わりすぎているんじゃないかと心配される。
今回攻の昔なじみで攻に対抗意識を持っている出来るヤクザが出てくる。こっちも良い男だったけど、メインカプに恋愛面で絡んでこない方が良いな。
なかなか素直に攻が好きだと言えない受は相変わらずのツンデレぶりだが、攻の立場を悪くしないよう攻組長の依頼を受ける。でも攻の世界に傾くのではなく、自分の筋は通そうとする男前な受だった。
税金の事は分からないんだけど、受の出した案は毎年出来るものなんだろうか。
ヤクザと税理士で本来なら交わらない世界なんだけれど、今回もそれぞれ見せ場があるので受も攻も格好良かった。
Hは二度ほど。段々開発されている感じの受に萌える。
次があるとは思っていなかったので、この際後数冊続けて、攻がもうちょっと上の立場になった所まで読んでみたい。
社会人物。ヤクザ物。中古車会社社長36歳×税理士28歳。眼鏡受。年上攻。シリアス。

2012年01月26日(木)

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 漫画・腐男子物語:楢崎荘太/犬とつばめ:雨隠ギド

ボーイズ漫画・腐男子物語(リブレコミック)楢崎荘太

BLが好きな高校生受は同じクラスの同級生攻から告白される。BLは好きだが同性に興味のない受はBLを読んでいる事で攻に誤解され…。
表題と読み切り2本は雑誌掲載。それぞれの番外描き下ろしと後書きで32Pほど。設定が気になったので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
表題受は高校生。眼鏡。白髪。腐った文芸部所属。腐男子。平凡。腐男子なのは数名しか知らない。
表題攻は受と同じクラス。トーン髪。格好良い。勘違い。思い込み。一般人。楽器が弾ける。
受は腐男子だがノーマルな性癖で攻に突然告白され驚いている。
オタクキャラが好きでオタキャラが出てくると割と積極的に買っているのだけど、この作家さんの作風がほのぼのというか湿度の低い作風なので、オタクキャラのねっとりした雰囲気があまり感じられない。真性ではなく仮性オタみたいな感じ? オタの業の深さを感じないので、有る一定の年齢になったら卒業しそうな気はする。
可愛いやりとりで微笑ましいカプだった。真面目に受の好きな本(BL)を学ぼうとする攻が可愛い。
描き下ろしはその後の話。雑誌掲載分では明確に付き合っていないので描き下ろしでもう少し進んでいる感じ。でもB止まり。
AGFで売っていたリブの冊子の載せていた漫画の再録有り。
読み切り1はバレー部の先輩攻が格好良いと言った義妹のため先輩に義妹を売り込むバレー部後輩受の話。
部活に厳しく何を考えているか分からないハンサム先輩攻と物怖じしない真っ直ぐ明るい受のカプ。先輩攻は元々受が好きで可愛がっていたけれど受が妹を売り込むので拗ねる。
描き下ろしでは攻の部屋に初めて入った受が丸め込まれていた。
読み切り2は奥さんを亡くした中年受は行きつけのバーで知り合った年下攻と飲み友達になったが…という話。
年下攻と眼鏡受。受の奥さんが亡くなったのは17年前なので、絵柄では若く見えるけど設定は結構いっているのかも。
描き下ろしはホテルでHしてのいちゃいちゃ。毎回受が譲歩しているような気がする。
表題攻と読み切り2攻の受を好きになった理由が一目惚れなんだけどぴんとこなかった。
Hはさくっと。最後まで行っているのは読み切り2本のカプのみ。
次も設定次第。
学園物。社会人物。バスケ。部活。腐男子。オタク受。眼鏡受。



ボーイズ漫画・犬とつばめ(エディス)雨隠ギド

高校生受は慕っていた兄を事故で亡くす。亡くなる寸前酷いことを言って傷つけたと後悔していた。その頃幼い頃一時だけ受と遊んだ同級生攻が転校してくる。攻と友達になることで寂しさを埋めようとするが…。
書店にあったので買ってみた。雑誌(エディス?)に掲載されていたのか描き下ろしなのか初出が出ていないので分からない。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は高校生。ブラコン。塾講師の兄が居たが亡くなる。白髪。眼鏡。甘えた。
攻は高校生。両親は離婚している。祖母の家に住むことになる。黒髪。女の子にもてる。割と冷静っぽいけれど面倒見も良い。
おたく色のない普通の本屋においてあったんだけれど同人誌を委託しているのかと思ってしまうような装丁だった。だらけが出しているオリジナルアンソロに掲載されていた話なんだろうか。
兄が亡くなったばかりで精神的に不安定な所もある受は転校してきた攻と友達になり兄の死の真相を知っていき…みたいな流れ。
元々感情豊かな重度のブラコンな受なので兄に酷いことを言ったと深く後悔している。
兄もいい人だったので亡くなったのが切ない。しかし夜ベランダの外に出て不安定な体勢で長文メールを打っていたのなら、そら足も滑らすかもしれんなーと思った。しかも向かいにある小学校から低学年の子供が気付く目線なら、同じ高さか1つ上の階ぐらいと考えて、低学年の小学生の学ぶ教室の階なら2階か3階だろうから、3階か4階から落ちて亡くなったんだとしたら、打ち所が悪かったのか下に何かがあってそれにぶつかって亡くなったのかと思った。運が悪いというか。何か切ない。
この作家さんの名前は前から知っていたけど、設定に興味が惹かれなかったので気になりつつ作品をまともに読んだことはなかった。今回学園物っぽかったから買ってみた。絵柄の雰囲気と作風は好き。たまにネットで好きな作家さんとして名前を見かけるのも分かる。
兄の死の真相の方が攻の事情よりページをさかれている気がした。
続くようなら読んでみたいけどあまり続く気はしない。
Hは一度。さくっと。
次も設定次第。
学園物。同じクラスの同級生カプ。幼馴染み再会物。受のトラウマ。眼鏡受。

2012年01月25日(水)

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 漫画・≠ノットイコール2:池玲文

ipodクラシックを買った経緯はnanoがいっぱいいっぱいで曲の入れ替えが面倒になったからなのだけれど。
ここに至るまでの流れが、BLCDのトークで声優さんの個体識別が出来るようになる→PCに向かっている間暇なのでネットラジオを聴くようになる→声優さんの名前を覚えて性格も分かってきたので覚えた声優さんの出てくるラジオを聴く→その中でさよなら絶望放送を知り聴くようになる→ジムに通うようになりnanoを聴きながら運動することになったけれど、これまで聴いていたトーク(音楽を聴きながらより人の会話を聴きながらの方が気が紛れるので、特典CDや声優さんのパーソナルCDばかり聴いていた)は何度も聴いて飽きてくる→冬コミでフロンティアワークスの企業ブースに並ぶことになり、元々はCD1枚だけ(因みにハートフル彼氏のドラマCD)目当てに1時間近く並ぶのもシャクなので、他に何か興味惹かれるCDはあるかな→さよなら絶望放送のCDが初売りで出るらしいので試しに買ってみるか→正月の関西帰省で絶望放送のCDを10枚ほど揃える→ちまちまnanoに入れているのが面倒→大容量のクラシックを買おう。
という流れだった。
我ながら絶望放送のCDのためにクラシックを買う決意をするとは思わなかった。ネットの時はあまり思い入れもなく暇になったら聴いていただけなのに不思議。
しかも原作設定は知っているけれど、アニメは放送していた時たまたま見かけ、その時に面白いと評判だからと試しに見てみようと視聴して、ついていけずに5分で挫折した。アニメも原作も最後まで見たことがなかったので何故ラジオCDだけはまったのか本当に不思議。
声優さんには好感持っているけれどファンだから買ったわけでもない。
と言うわけで最近絶望放送のCDばかり聴いている。



ボーイズ漫画・≠ノットイコール2(リブレコミック)池玲文

過去にタイムスリップした高校生攻は一時若い頃の父親受と恋人になったが、現代に戻ってきてしまう。恋人として父親受と接したかったが受に拒絶され一度身を引くが…。
雑誌掲載と描き下ろしは番外と後書きで9Pほど。前作が気になったので買った。2巻合わせて悪くないにちょいと足りないぐらい。
キャラ設定は前巻で。
今回は禁忌の恋愛に悩み続け終始少し重い雰囲気のままだった。二人が一番無邪気だったのは過去編のみかも。
後書きを読んで思ったけれど、二人が血の繋がった親子のままにしてくれて良かった。別にガチ近○そー姦が好きだからではなく、二人が悩んでいる過程に同情して好感度を上げていたのに繋がっていなかったらこれまでの悩みは何だったんだろうと、夢オチを見た後のようながっかり感を感じていただろうから、おかげで最後まで軸がぶれずに楽しんで読めた。
出来上がった後もラブラブハッピーの明るいエンドではなく、ずっと心のどこかに罪悪感を抱えたまま生きていくという影が差したままなのだけれど、だからこそ強く繋がったまま生きていくんだろうなーと思えた。
受の個展に行った後地下鉄の駅で一人悩む攻のシーンが好き。どうやったら二人で一緒にいておかしくないか理由をつけようとして、どんどん観念的な考えになっているのが高校生らしくて笑った。これがあるから最後の精霊流しのシーンで攻が受を説得(?)する言葉に力があったと言うか、ずっと悩んできたんだなーと思えたので。
初Hは17歳×14歳だったけれど現代に戻り17歳×37歳になったが再度Hしたのは3年後ぐらいなので攻はよく我慢した。現代でHした時攻が泣きそうになっていたのに萌えた。
結局タイムスリップはどうして起こったのか分かるような分からないような。
ついでに精霊流しのシーンで、受が崖から落ちそうになった下りの心境の変化は分かり難かった。
描き下ろしはくっついた後二人での暮らし。こういう終わり方も好き。
二人の関係がばれずに最後まで一緒に生きていけると良いね。
Hは3度ほど。二人がそれぞれ一人Hしているシーンも有り。この作家さんのHシーンは萌える。
次も期待している。
タイムスリップ物。近○そー姦物。息子×父。シリアス。眼鏡受。年下攻。


2012年01月24日(火)

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 漫画・水の春:黒沢要

今更ながらiPodクラシックを買ってしまった。
これまでnanoで聴いていたんだけれど、容量が毎回いっぱいいっぱいで、いちいち新しいのを入れる前に前のやつを消していくのが面倒だったので。これでしばらくはがんがん入れていけると思いながら、nanoに入っている曲とダブるけどヘビロテで聴いているので外せないというCDを入れていたら既に9.5GB使ってしまった。そりゃnanoじゃ足りないよな。
因みにBLCDでは「世界が終わるまで君と」「同級生」「交渉人シリーズ」「花は咲くか」はダブってても入れている。



ボーイズ漫画・水の春(カンナコミック)黒沢要

高校生受は目立つことを嫌い優等生を演じていた。同級生攻に猫かぶりを指摘され…。
雑誌掲載と番外描き下ろしは番外や後書きで40Pほど。書店でみかけて表紙買い。買った後で同人も持っていたことに気がついた。
受は高校生。作家の父親と暮らしている。母親は小五で病死。黒髪。父親が男と付き合っているので静かに暮らすことを望んでいる。
攻は受の同級生。妹が一人。白髪。ピアノが弾ける。家はピアノ教室。友達は多い。
初単行本。線が細く淡い色遣い。繊細爽やかな雰囲気の絵柄は好み。
高校生カプの話。最近増えた漫画社カンナ系の話なんだけど、メインキャラが無気力系でないのでほっとする。やる気がなさ過ぎるキャラは感情移入や好感が持ちにくい。けど漫画社カンナ系のキャラには多いのよね。
ほのぼの爽やかな雰囲気で可愛い話だった。
正直父親との事をわざと誤解させる展開は無くても良いような気もするが、むしろ受が秘密にしたがった事情は、確かにばれれば不味いと思うけれど、そこまで過敏にならなくてもと思ったので、このフェイクのおかげで更にうーんと思ってしまった。
攻はゲイだと言う噂が立っているが悪びれず飄々とした性格でしっかりしている。受に一途で好感が持てるキャラだった。受も段々ほだされて好きになったパターン。
ただ攻の立場は絶妙に微妙で、少しでも内に籠もるタイプならもっと正面切って中傷されていた気もする。同級生からつまはじきにされている訳でもなく、かといってリーダー格のように何をしても追従されている訳でもない。風向きが少しでも変わればひそひそされる境界の手前で立っている感じ。
卒業しても同居してほのぼのと暮らしていた。
脇カプは受父とその担当編集の話。奥さんを亡くした作家に片思いしていた編集は…という流れ。こっちは作家×編集者。さらっとHしていたが枯れた雰囲気のカプだった。
カバーを捲ると番外描き下ろし漫画。
Hはさらっと。どちがら上か確認出来る程度。
好きな雰囲気だったのでまた別の話も読んでみたい。
学園物。2カプいる。高校時代の同級生カプ。小説家×編集者。シリアス。淡々。


2012年01月19日(木)

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 漫画・ビューティフルデイズ:斑目ヒロ

ボーイズ漫画・ビューティフルデイズ(リンクスコミック)斑目ヒロ

家事はまったくダメだが動物や人間を拾ってくるお人好しの叔父攻に拾われ同居してきた高校生の受は攻に片思いしていたが…。
雑誌掲載2本と描き下ろしは番外16Pほど。気になる作家さんの気になる新刊だったので買ってみた。可もなく不可も無くと悪くないの間。
2作品入っている。
1本目の受は高校生。白髪。母親に育児放棄され攻に引き取られる。家事は一通り出来る。叔父の面倒を見続けている。しっかりしている。
攻は会社員。黒髪。ゲイ。それなりの格好をすればそれなりにいい男。身の回りに気を遣わない。生活能力がない。髪がぼさぼさ。動物や人間を拾ってくるクセがある。猫4匹と犬1匹と同居。
母親に捨てられた受は叔父攻に育てられ片思いしていたが、攻は昔の恋人・男と付き合うようになり恋人も一緒に住むことになる。居場所が無くなった受は…みたいな流れ。
相手が居ないと生きていけないみたいな必死な感じは切ないが、ちょっと背筋が寒くもなる。受のどうせ僕なんても少し楽しめた。受も攻もちょっといっているというオチだった。
元恋人がふられた後バーのマスターと良い雰囲気になる後日談もあり。
2つ目は恋人に振られて新しく同じ大学の院生・攻と付き合い始めた受。攻は振られた恋人と新しくくっついた高校生の思い人で…。
2本目の受は大学生。トーン髪。ゲイの自覚が出来て初めて付き合っていた男にふられた。
攻は院生。眼鏡。厳しいことで有名な教授のお気に入り。将来有望。優しい。白髪癖毛。長めの髪。背が高くストイック。一見冷たそうな整った顔。相手に困っていない。
以下、大いにあらすじをネタバレするので注意。



人物相関図の感情の向きが結構ドロドロしている。人間関係が一読で分かり難かった。
大学生受の元恋人は高校生に本気になって真面目に付き合う。受とは軽い気持ち。高校生と院生は幼馴染みで、院生は双子の妹と一時付き合うが本当は高校生の方に惹かれていたと妹に気付かれ妹は自殺。院生と高校生の仲がぎくしゃくしたまま高校生は受の元恋人に口説かれ付き合うようになる。
受は高校生が密かに思い続けていた院生の存在に気付き、復讐のため近づいて恋人になる。本気で好きになってしまうが院生は高校生を好きだと知り絶望。でも院生から離れられないのでそのまま付き合うが何も期待しなくなる。院生も受にほだされていくが、ある意味受に拒絶されている状況に後悔している。
という人間関係。ほぼあらすじだけど書かんと意味不明かと思って書いてしまった。
歯車が狂えばここまでややこしくなるという話だった。誰も幸せになっていない気がする。受のどうせ僕なんても楽しめるのだけど、ここまで拗くれてしまうといつかお互いに両思いになっていると確信できるのだろうかと疑問。このオチでもデッドエンドっぽくて好きなんだけどね。
一番不誠実なのは受の元恋人だよなーと思わないでもない。ただ二股せず受をふってから高校生と付き合っても、受は高校生に復讐していたような気はする。
カバーを捲ると表題の描き下ろしの漫画。
両方とも重い雰囲気のシリアス。前半の方がまだ明るい未来がありそう。後半はデッドエンド系だけどこういう話も好きなので楽しんで読めた。
Hはほぼ無し。表題の方は受とはキス止まり。元恋人と攻のHがある。後編は事後のみ。そのもののシーンは無し。
次も地雷で無い限り買う予定。
同居物。シリアス。叔父×甥。大学の同級生カプ。デッドエンド系?

2012年01月18日(水)

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 小説・アロー:一穂ミチ/雨の日に、:早瀬亮

ボーイズ小説・アロー(ルチル文庫)一穂ミチ

寂れたバーの店長をやっている受の元に中学時代の同級生で行く宛てのない男・攻が転がり込んでくる。奇妙な同居生活が始まったが…。
気になる作家さんの新刊なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。可もなく寄り。
受は寂れたバーの店長。前の持ち主は行方不明。義理の兄にずっと片思いして鬱屈している。無気力。兄には恋人が居る。王子系の品の良い顔。
攻は在宅の自由業。既婚だったが嫁に捨てられた。ハンサム。尋常でない集中力でダーツや射的を当てたり株の動向を当てたりする。
寂れた古い小さなバーと流行っていない商店街など小さな範囲で話が進む。商売する気の少ない受とその店に転がり込んできた無職になった攻がうだうだする話。
テンションが低空飛行のまま淡々と進んでいく。それこそバーの名前の通り薄暗い濁った水底の中でゆったり漂っているような気持ちになった。昔たまに通っていたバーを思い出した(あまり関係ないが三宮にある「どん底」という店に友達が気に入ってよく通っていた。あれも地下街の突き当たりにあるのよね)。
お互い相手に深入りしないので攻の事情はかなり最後に出てくる。
面白くないわけではないのだけど、ゆるーい雰囲気に読んでいると微妙に眠くなってくる。冬コミの企業ブース列に並びながら読んでそうだったのでベッドに転がって読んでいたら寝落ちしていたかもしれない。
くっついた後もゆるーく二人で生きていくんだろうなーと思った。
Hはそれなり。
次も地雷でない限り買う予定。
社会人物。一種の再会物? 同居物。中学時代の同級生。



ボーイズ小説・雨の日に、(シャレード文庫)早瀬亮

苦学生受は女子大生に絡まれていた園児を助けるため水をはねさせ近くにいた攻にかけてしまう。逆恨みされてバイト先を首になり窮地に陥るが、公園で知り合った同じ苦学生攻と知り合い…。
設定が気になったので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は大学生。苦学生。バイトをしながら大学に通う。実家は小さな自営で資金繰りが苦しい。大学で学びたいことがあり両親の期待を裏切って進学した。弟妹が居る。おとなしく優等生。成績が良い。赤面症。奥手。平凡。地味だが色白で容姿は整っている。綺麗系。優しく思いやりがある。
攻は大学生。裕福な家庭に生まれ育ち上流階級の一員として生きてきた。既婚の兄が二人。スポーツ学問、ルックスやバックグラウンドも全てハイレベル。憧れの眼差しをむけられ尊敬されており挫折を知らない。男女にもてる。端正な顔立ち。長身で腰の位置が高く非常にスタイルが良い。
バイトを辞めさせられた苦学生に身分を偽って近づいたセレブ大学生攻が困窮しながらも頑張る受にほだされ好きになる話。
やらなければ切っ掛けにならなかったので進行上仕方がなかったのかもしれないけれど、園児を助ける時に水たまりの水をはねさせる必要はあったのかと思ってしまう。園児を助ける受の言動が微妙で好感が持ちにくかった。
受の働く店のオーナーで攻の友達でもある男は、攻がちょっとした意趣返しをしたいという気持ちを受けて軽い気持ちで受を首にしてバイトで採用しないよう周囲の店に圧力をかけていたが、軽い気持ちでそこまでする行動にどん引きした。いい人っぽく書かれているけど普通に近づきたくないタイプだろうに。攻も一応反省しているけどすぐに次が見つかるだろうという理由で受を首にするのに賛同しているのも微妙。
あらすじを読んで園児は知り合いかと思ったが赤の他人らしい。虐待されているわけではないのだけどプチ放置っぽくて園児の家庭環境が微妙に気になる。
赤の他人の園児としょっちゅう公園で遊んでいて周囲に有らぬ疑いをかけられないのかとそっちも気になった。
あらすじと言えば、受のアパートが住めなくなって攻の借りたアパートに一緒に売らす下りで「一組きりの布団の中ちょっと乳首にいたずらをされるくらいで仲良く暮らす」という言葉に吹きそうになった。それぞれ思いを告げておらず表面上は友達同士なのにちょっと乳首にいたずらじゃないだろう。
クライマックスは割とあっさり攻を許していたので、もうちょっときっちり絞めた方が良いんではないかと思った。
Hはそれなり。
次も設定次第。
学生物。大学生社長×大学生。年上攻。たまに眼鏡攻。金持ち×貧乏人。


2012年01月15日(日)

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 小説・恋でクラクラ:渡海奈穂

ボーイズ小説・恋でクラクラ(ディアプラス文庫)渡海奈穂

高校生受は生まれつき体が弱く体調を崩すと幼馴染みの同級生に助けられていた。同じクラスの保健委員で陸上部攻は周囲の気を惹く行為だと思い込み冷たい目で見ていたが…。
雑誌掲載とその後の書き下ろし。気になる作家さんの新刊なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は高校二年生。高一の弟が一人。母親似。持病はないが虚弱体質。とにかく体が弱い。隣の家の幼馴染みに手助けされてきた。容姿端麗。
攻は受と同じクラスの保健委員。陸上部所属。体力馬鹿。部活に熱心。陸上が好き。体調を崩したことが殆ど無い。背は高いががっちりした体型ではない。
体力ありあまった運動部攻と何かと言えば倒れそうになっている体の弱い受のカプ。
ほのぼのとした学園物なんだけれど、雑誌掲載部分の殆どは受の体調が悪いままなので別の意味で重さも感じる。恋愛感情はストレートで恋愛でのハラハラはないのだけれど、大学も無事に行けるか分からない受の体調に十年後二人が付き合えているのか(別れているという意味ではなく)とてもハラハラする。
学校の設定が部活に熱心ではないとあったので進学校かと思ったが進学率は良くないみたいだった。
朝早く授業が始まる前に二人でラジオ体操しているのに笑った。結局朝二人で何をして居るんだろうと噂にはなったけれど、何をしているかまでは広まっていないのよね? よからぬ妄想をしている級友が実情を知って実際二人は付き合っているのかどうなのかと、更に疑問を抱くような展開でも笑えたのにと思うとちと残念。
受の弟と幼馴染みの脇カプ有り。具体的な二人が付き合っているという描写はない。
Hは一度。受の体力をつけた後なので涙ぐましい。
学園物。同じクラスの同級高校生カプ。17歳。体力馬鹿×虚弱体質。脇カプ有り。

2012年01月14日(土)

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 小説・あなたは僕のマスコット:鳩村衣杏

ボーイズ小説・あなたは僕のマスコット(ルナノベル)鳩村衣杏

出版社の法務課で働く受は、取引相手として紹介された攻に懐かれる。フィンランド人で王子様のような容姿の攻だがアニメ漫画好きのオタクで…。
気になる作家さんの気になる設定なので買ってみた。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は老舗の総合出版社法務課勤務。元秘書課。「堕天使の背骨」に出てくる受の元秘書。175センチ。サラサラな黒髪。切れ長の瞳。真面目だが頭は柔軟。冷静な性格。他人にも自分にも厳しい。眼鏡。
攻は日本のアニメ漫画ゲームのグッズ関連を制作する会社の企画営業部。フィンランド人。190センチ以上。木漏れ日のように柔らかく輝くプラチナブロンド。淡い灰青色の瞳。技術的な造形の美貌。流暢な日本語。アニメ・漫画ラノベなどが好きなディープなオタク。マイ生姜を持ち歩く。計算高い冷静な部分もあり。好意は真っ直ぐ示す。頭の回転が速い。
受の勤める出版社は「堕天使の背骨」に出てくる出版社。「アダルト・エデュケーション」に出てくるデザイン会社、「兄弟は恋人の始まり」受も出てくるリンク作。
フィンランド人でアニメオタクな攻と真面目で萌えなどまったく知らなかった日本人受のカプ。社内異動で新しく知り合った取引相手攻に気に入られ振り回されつつ好きになっていく話。
両方とも好感持てるいい男だったけれど、攻が受を好きになる理由は萌えもあって何となく分かるのだけど、受が攻を好きになる理由は分かるような分からないような。攻に押されていなければ良い友達で終わっていた気もする。
受そっくりのラノベの登場人物の台詞を言わせる攻と真面目に読み上げる受に笑った。ラノベや萌えに真面目に取り組む受のとんちんかんなやりとりが可愛い。自分(受)を落とすエールを送らされる受に和む。
Hは一度。初めて口でされて恥ずかしさに悶える受が可愛い。Hの後受に頼んでお約束のシャツ一枚姿になって貰っていたのに笑った。
リンク作は面倒くさくなってくるんだけれど出版社ネタは好きなのでまた出てきたら買う予定。
社会人物。出版社物。グッズ会社営業27歳×出版社法務部28歳。白人×日本人。年下攻。王子様攻。眼鏡受。オタ攻。リンク作。

2012年01月13日(金)

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 小説・スパイシー・ショコラ〜プリティ・ベイビィズ〜:岩本薫/恋になるまで:如月静

ボーイズ小説・スパイシー・ショコラ〜プリティ・ベイビィズ〜(ディアプラス文庫)岩本薫

シリーズ。3カプ目。失恋しパリに来た受はホテルでフランス人ショコラティエ攻と出会い貸しを作ってしまい仕事を手伝う事になったが…。
気になるシリーズの新刊なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は元美術館学芸員。今はフリーランス。母親に捨てられ養護施設に入る。同じ施設にいた別カプ受にずっと片思いしていた。口が悪くてひねくれた性格。美的センスに優れて絵画修復などをしている。母親似の容姿。172センチ。52キロ。女性のモデル体型。子供の頃女児の欲しかった母親に女装させられていた。気分転換に女装するのが趣味。童○?
攻は有名ショコラティエ。両親は亡くなり弟と店を切り盛りする。仕事に厳しい。妥協しない。父親もショコラティエだった。ダークブラウンの髪。秀でた額。やや神経質そうな眉に鋭利な鼻梁。端正な唇。冷たく整った白皙。シルバーフレームの眼鏡。頑固。バイ。非常にもてる。
失恋旅行のパリで女装中にトラブルに巻き込まれ攻と出会って諍いを起こし無理目に抱かれた後、攻の仕事を手伝う羽目になり攻の店を乗っ取ろうとする事件に巻き込まれて一週間でくっついていた。今回も女装で潜入している。
結局攻父と攻の店を乗っ取ろうとした悪者は罰されないのが微妙にもやもやする。多少の経済的なダメージは受けて欲しい。
盗まれたレシピはコピーなどして複製をとられてないのだろうか。攻弟が一度悪者の元で商品を再現しているし、たまたま別の弱みを握ったから相手はおとなしくなったけれど、元々はレシピを取り戻しても同じ商品を作られる可能性は残っていたのよね?
最後施設仲間が総出で登場している。ついでに相変わらずカタカナの仕事説明が多い。
攻は受の裏の仕事についてまだ知らないんだよね? いつか知るんだろうか。どんな反応をするのか気になったので読んでみたい。
初Hは女装した受と無理目にだった。吐いた後キスをして味が残っていないのか気になった。Hは3度ほど。
次は刑事が主役で出るらしいのでそれも出たら買う予定。
シリーズ。フランスが舞台。社会人物。ショコラティエ33歳×フリーランスのキュレーター28歳。5歳差。年上攻。受の女装。眼鏡攻。チョコレート。



ボーイズ小説・恋になるまで(ショコラ文庫)如月静

中堅の化粧品会社で働く受は頼まれて参加した合コンで好みの男攻と出会う。外見は野暮ったく無愛想だったが磨けばいい男になると気付いて近づこうと画策するが…。
設定が気になったので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は中堅化粧品会社営業。ゲイ。頼まれて社内の女性上司と付き合っている振りをしている。彼女とは友達。身だしなみに気をつけて世間一般のリーマンに比べてもかなりお洒落。すらりと伸びた手足。ジムで鍛えた細マッチョ一歩手前。目鼻立ちのはっきりした顔。緩く天然パーマのかかった栗色の猫毛。男にしては華やかな印象。如才がなく人付き合いも得意。目端が利く。積極的。清潔感があって小綺麗な顔で警戒心を抱かせない。
攻は製造会社の製造部。飛行機のプラモデル作りが趣味。太めの眉。切れ長の涼やかな瞳。頭が小さく肩幅が広い。残り物には福があるの典型的見本。野暮ったく無愛想だが、真面目で律儀。場の空気が読めて勘が良い。集中力があり勉強熱心。手先が器用。
3冊目。容姿が整い人間関係もこなれている積極的なゲイ受が外見はいけてないけど良い男ノンケ攻を落とそうと頑張る話。
攻はアニメ漫画系ではない飛行機・プラモオタ。
登場人物は脇キャラまでどこか欠点は持っていても根本的に悪い人が居なかったのでストレス無く読めた。最後まで受の思惑通りだったので受がもうちょっと焦るようなエピソードがあっても良いと思ったけれど、浮気や道義に反している訳ではないのよね。
攻は本当に普通に良い人だった。
受が自慰していたのをうっかりのぞいてしまうまでは、その手の目で見ていなかった。
後書きを読んで見ず知らずの人のブログをちょいちょい話題にするはどうかと思わないでもない。何で後書きで交換日記みたいな事をしているんだろう。
初回特典のペーパーは、カプ二人で受の女性友達に約束のディナーをおごっている話だった。
今回BKで買ったんだけど何故か本がかび臭くてまいった。24時間発送になってすぐ送られてきたので倉庫に眠っている時間も短かったと思うのだけど紙の保管状態が悪かったんだろうか。こんなことは初めて。本を開く度にじめじめした場所に数ヶ月置かれていた本のようなカビの匂いがして地味にダメージを受けている。
Hは一度。その前に受が風呂場で一人Hしている描写有り。
次も設定次第。
社会人物。製造メーカー勤務25歳×化粧品会社営業23歳。年上攻。眼鏡攻。オタ攻。受の一人H。


2012年01月12日(木)

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 漫画・愛なんて:印東サク/犬も秘密の恋をする:夏水りつ

ボーイズ漫画・愛なんて(ディアプラスコミック)印東サク

建材会社営業の受は人気建築士攻の元に営業に来ていたが嘘くさい笑顔が気に入らないと毎回断られて…。
雑誌掲載と描き下ろしは後書きと番外で9Pほど。設定が気になったので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。ちょい可もなく寄り。
表題受は建材会社営業。優秀だったが重役の娘の機嫌を損ね小さな営業所に飛ばされた。黒髪。冷えた過程で育つ。愛情を信じない。目元にほくろ。
表題攻は一級建築士。章やコンペを総ざらいしていた人気建築士。白髪。気むずかしい。クールに見えて優しいところもある。強引。
他人と深く接さずにうわべだけで付き合ってきた受とふとしたことで受の本当の笑顔を見て惹かれた強引攻の話だった。攻に振り回されながら攻の優しさに触れて心を開いていく受。
毎回設定やキャラは好みなのに話がどこか物足りない。建築関係は大好物だし、受の靴を隠す攻とか美術館で絵を見るエピソードとか可愛いし萌えたのに、全体的にみたらどこか物足りない。毎回残念に思う作家さん。
読み切りは大学職員受は大学の講師で小説家でもある攻の家に行く。攻は高校時代の先輩で2歳上の兄と仲が悪い同級生で…。再会物。大学講師×大学職員。
受は好きだった女性が兄と結婚することになり蟠りを持っている。攻は高校時代受に告白し受兄に殴られた過去がある。
描き下ろしは表題。攻に粉をかけていた社長に食事に誘われる受とその同僚。受同僚と社長でカップルが出来るのか? な所で終わっていた。
Hシーンは殆ど無し。表題のみさらっと1回。
次も設定次第。
社会人物。建築士×営業。大学講師×大学職員。シリアス風。



ボーイズ漫画・犬も秘密の恋をする(花音コミック)夏水りつ

シリーズ。攻が突然パリに旅立ち疎遠になった過去を思い出してあわあわする受の話。
雑誌掲載と描き下ろしは後書き6Pぐらい。可もなく不可もなくプラス3。
もうそろそろ良いんじゃないかと思いつつ出ると買ってしまう。今回は忍者コスでHしていた。赤ずきんといいかぶり物コスが多いよね。元々ラブラブで揺るぎないカプなので何か問題が持ち上がってもハラハラしない。常識に縛られる攻でないので世間体云々みたいにならないし。
しかしどうでも良いけどこの攻、人魚姫な受に美味しいからという理由で魚料理出しそうな性格だと思った。
小さい課長シリーズと脇カプの話、ドラマCDのアフレコレポもあり。
小さな課長はいつ大きくなるんだろうか。可愛いのでこのままでも良いんだけれど、大きくなった後部下とのラブも読んでみたい。
攻と付き合いのある編集者と別作家の話もあった。編集者は天然で別作家が一方的に気に入っている様子。これも最終的にカプになりそうな作り。続きは気になる。
Hはメインカプの忍者コスHのみ。メッシュのTシャツの間から乳首が立っていた。脇カプも出てくるけど触っている所で終わり。
次が出ても買うと思う。
シリーズ。作家×院生。作家×編集者。眼鏡攻。眼鏡受。社会人物。コメディ。妄想。鬼畜攻。猫。

2012年01月11日(水)

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 1月の雑感

1月の雑感

セカンド・ラブ/可南さらさ
隣人たちの食卓/いおかいつき
黒衣の税理士2/海野幸
放課後カタオモイ/高将にぐん
スパイシー・ショコラ〜プリティ・ベイビィズ〜/岩本薫
meet,again /一穂ミチ
恋でクラクラ/渡海奈穂
だから、守りたい。/真崎ひかる
もったいない!/凪良ゆう
ヤクザな神様/李丘那岐
男の花道/木原音瀬
君は僕のマスコット/鳩村衣杏

≠ノットイコール2/池玲文
腐男子物語/楢崎壮太
星の数ほど/松本ミーコハウス
コールミーダーリン/深井結己

もう買っている本もあるけれど一応。相変わらず買う本が少ないっぽい。新人さんの本は本当に出ないね。今月のディアプラは全買い。木原さんの新刊はカプ成立まで書かれているんだろうか。
にぐんさん松本さんは設定次第。



ネットに復帰しました。今年も宜しくお願いします。
関西ではたこ焼きをよく食べていました。たこ焼きはこっちにも売っていますが、最近塩で食べるたこ焼きが好きで今住んでいる場所ではまずお目にかかれません。
また食べに帰りたい。
友達とオタ話をするのはいつでも楽しいです。
ついでに夏にも書きましたが関東は地震が多いです。こっちに戻ってすぐ3日続けて揺れたので実感。

冬コミは一日だけの参加でした。
アティスのポイント景品を企業ブースで初めて交換しました。並んでいる人の数に一瞬めまいがしましたがアティスブースは別だったので並ばずに交換出来て本当に良かった。因みに交換したのは砂原さんの番外CDと最新ののど飴です。両方とも良かった。

2012年01月09日(月)
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