眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
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小説・薔薇の陰謀:夜光花
ボーイズ小説・薔薇の陰謀(シャイノベル)夜光花
日本での学生生活を終え、マルタの騎士団本拠地で暮らすことになった受は、出生の秘密を騎士団に知られ…。
続きが大変気になっていた新刊なので買った。シリーズを通して面白い。
シリーズ3冊目。「薔薇の血族」続編。キャラ設定は前巻で。
今回は受の卒業、受の母方の祖父?が宿敵だった事が分かり騎士団から追いかけられる話。
今回も話の展開が早く見所が満載だった。続きが気になってあっという間に読んでしまった。
受が騎士団本拠地の絨毯で日本に残してきた飼い犬を思って寝転がるシーンが可愛い。攻二人に言い寄られているのが育ての親の文也にばれて「男にくれてやるために大事に育てたんじゃない」と言われているシーンに吹いた。文也の動揺ぶりは可哀想だが笑える。お父さん!と思ってしまった。お父さんと言えば受パパは最後に受の将来の相手が誰かまでは見なかったのか。
雄心は受ラブではなく受ライクの方が良いな。アシュレイが大変残念な事になっていた。サンダーが無事で良かった。最後まで生き延びて欲しい。
受パパ視点のオープニングのおかげで受パパの為人が分かって良かった。理沙は憎めない。受母はまだ結婚指輪を持っているんだろうか。
騎士団所有の観光施設があるなら受達はお金を払って中に入ったのかな。攻二人への受の言動がカップルの痴話喧嘩のようだった。ラウルはレヴィンを刺したナイフでそのまま果物を剥いていたけれえど、細菌などを気にしないんだろうか。
アダムが薔薇騎士団を腐っているから滅ぼそうとしているのは、権力にしがみついている姿が醜悪なので滅ぼすという意味で合っているのか。騎士団にはクリーンで居て欲しいという意味なのか。
次巻が非常に気になる。次は2、3年後の設定になるらしいが、ラウルは捕まったまま数年食料になりつづけるのかと思うと不憫で不憫で。性格が確実に歪みそう。しかもアダムに血を吸われ続けるなら、死後アンデッドになる可能性は高くなるんだよね?
受達が楽しそうに観光しているのを読んでマルタに行きたくなった。
Hは1度ずつ。ラウルとは騎士団の屋敷で。レヴィンとは校内と車内で。2攻とも精力的でがっつりやられていた。受が大変気持ちよさそうだった。
次も楽しみにしている。
吸血鬼物。ゾンビ物。ホラーファンタジー。秘密結社。謎の青年×守護者×高校生18歳。続刊。バトル物。受の二股? さんぴーエンド?
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2011年04月30日(土)
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小説・飼い犬には鎖を:火崎勇
ボーイズ小説・飼い犬には鎖を(ショコラ文庫)火崎勇
新進気鋭の画家受は年下の幼馴染みで大学生の攻に慕われ甘えてこられたが、いつのまにか子犬から大型犬に変化していた事に気付き…。
いつも買っている作家さんの新刊なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は画家。新進気鋭。父親は中堅クラスの会社社長。妹が一人。人付き合いが苦手。家の離れで創作している。母親似の細身。165センチ。意地っ張り。美人系。
攻は大学生。受の幼馴染み。受の家と遠い親戚で家ぐるみでの付き合い。6歳差。父親似で筋肉質。彫りの深いハンサム。愛想が良い。大型犬攻。真っ直ぐで社交的。周囲に頼りにされている。
この作家さんの本を読んで長い方だと思うけれど、全部読んだ訳ではないが、8・5割ぐらいが年上攻、残り1・5ぐらいが同い年で、年下攻はかなりまれで、あったとしても1歳2歳差なので年下攻自体がかなり珍しく、且つ6歳差というのは初めてお目にかかったのでびっくりした。
編集のオーダーだからだそうだけど、年下大型犬攻も書けるんだ?! と思った。
ついでに攻は受の前では能力を隠した若干ヘタレにみせかけた大型犬で、終始受を持ち上げて尽くしている性格にもびっくりした。書けるんだ?! と思った。草間さん挿絵なので合わせたんだろうか。
BL作家さんの中で火崎さんが一番いろんなレーターさんから挿絵されていると思っているのだけど。量産作家で雑誌掲載のみの作品も多くシリーズが少ない。
話だけだとオーソドックスな年下ワンコ攻物だった。大型犬でもヘタレワンコではなく、成長したけど受の前では小さい頃のままを装っている感じ。
初回特典にはSSがついてくる。風邪を引いた受を攻が看病する話。
Hはそれなり。この作家さんのHシーンは読んでもスルー気味になるのだけど、今回攻が突っ込んだ後「痛い? 大きい?」と訊くのに何か萌えた。
次も設定次第。
幼馴染み物。大学生×画家。6歳差。年下攻。絵画。大型犬攻。
2011年04月26日(火)
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漫画・君に二度目の恋をする:森本Q/小説・狂恋:秀香穂里
ボーイズ漫画・君に二度目の恋をする(リブレコミック)森本Q
短編集。雑誌掲載8本と番外描き下ろし8Pほど。雑誌の時に気になったので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
1つ目。会社の同僚攻は女性上司に告白し振られる度に会社員受に慰めてくれと言いに来て…。同じ会社の同僚同士。
2つ目。会社員受とブックディレクター見習い攻は付き合って8年目だが、受は別れる予感を感じていて…。ブックディレクター×会社員。一緒に拾った犬をどちらが引き取るかと考える下りは子有りの離婚調停中の家庭のようだった。2受と1攻は友人関係。
3つ目。大学三年の攻は同じ寮に住む先輩受に告白し付き合い始めるが、受はネトゲー好きでゲーム三昧で…。同じ大学の後輩×先輩。3攻は2受の弟。
4つ目。高校生の受の父親は真面目な性格だったが勤めていた会社社長の横領を知り告発しようとして反対に濡れ衣を着せられ会社を辞めさせられ体をこわし受母は蒸発する。同じ高校に通う社長の息子・優等生攻に告白され、復讐するため付き合っていたが…。同じ高校の同級生。受はショックで口がきけなくなっている。攻は非道な父親と正反対で真面目な好青年。もちろん父親のしたことを知らず父親を尊敬している。鬱屈した中で希望の見える終わり方だった。
5つ目。社会人の攻は親友の男から新しい恋人が出来たと、高校時代に付き合って捨てた元恋人受を紹介され…。焼け木杭に火がついた再会物。まだちゃんと出来上がっていないが元同級生カプ。
6つ目。書道教室を営む受は、学生で生徒の攻に告白され付き合うようになったが…。学生×書道の先生。年下攻。学生攻とのペースが合わずに悩む受の話。可愛い話だった。
7つ目。男の恋人に振られた勢いで、学生時代の同級生だった高校生の子持ちの女性と結婚した社会人受は、その同級生が事故で亡くなってしまい高二の義理の息子と二人暮らしになる。義息は終始女を連れ込んでいたが…。義理の息子×義父。ゲイなので奥さんとの間に関係はなかった。あらすじだけ読むと義息は義父が好きだったように見えるが、欠片もそんなそぶりは無い。取り敢えずやってみて新しい関係が? と言う所で終わっている。眼鏡受。
8つ目。尊敬する作家攻にいつもののしられている編集者受の部屋に作家攻の生き霊が現れるようになり…。作家×編集者。眼鏡攻。作家は思っている相手に生き霊を飛ばす性格。
初単行本。絵柄はまだまだこなれておらず今ひとつだけど、たまに惹かれる話がある。
描き下ろしは1〜3カプの合同デートの話。2攻が2受に知らせずに3カプを誘い出しており結構密に付き合っているのねと思った。
正直1〜3の話は何の変化球もなく面白くなかったが、4・6・7は気になる話だった。特に4と7はこれからが本番じゃないのかと続きが気になった。
この作家さんは明るく進む話よりちょいブラック入っている話が好みかも。
Hは少ない目。
次も設定次第。
短編集。学園物。年下攻。学園物。シニカル。元鞘。再会物。リーマン。眼鏡受。
ボーイズ小説・狂恋(クロスノベル)秀香穂里
大手レコード会社で働く受と攻は小学校の時からの親友で腐れ縁。攻は受にだけ心を開いている。受が新しく来た上司に迫られたと知った攻は…。
気になる作家さんの気になる設定なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は大手レコード会社社員。プロモーション企画部。平凡な家庭。兄と姉が居る。愛されて育つ。優しく穏やかな気質。親しみやすい笑顔。深みのある焦げ茶色の目や髪。柔和な印象。人好きする。人見知りしない。
攻は受と同じ会社。プロモーション企画部。出世頭。両親は貿易業を営む帰国子女。小三で受と知り合う。裕福だが愛情薄い家庭。日本語より英語の方が流暢。大人びている。切れ長の目元。高い鼻梁。男らしさと年齢以上の気迫と色香。180センチ超えの引き締まった体躯。母親譲りの指通りの良い黒髪。女性にもてるが興味がない。優秀だが人付き合いが悪い。
仕事が出来てハンサムで優秀な攻が明るく面倒見の良い受にずっと執着していて、受を口説く相手が居ると知り本性を現す話。
何でも出来る執着攻だが、受の事でぐずぐずになるというかへたれていくのが面白かった。優秀なようで抜けている。
受の当て馬はもっと出張ってくるかと思ったが、結構あっさり引いていった感じ。あの性格なら映像を消さずにいつか使えるかもと取っているおきそうだけれど。
付き合った後は割とバカップルっぽかった。
執着攻と懐の広い受は好きなカプなので楽しめたが、いつもよりは萌えにくかったのはまだ気持ちが本調子でないからかも。
Hはそれなり。最初は無理矢理だったが強○までな印象ではなかった。社内で口奉仕。受の足に攻がキス。
次も設定次第。
社会人物。幼馴染み物。幼馴染み同い年カプ。25歳同士。受に当て馬。執着攻。
コミコミで買ったので小冊子がついてきた。攻視点で受との事を色々思い返す話。
2011年04月24日(日)
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漫画・世界は光で満ちている:深井結己/小説・守る手襲う手:火崎勇
ディアプラを買った。
是が最終回。最終話の過去編と人形師と紙様の絡みが入っていたので駆け足というか、人形師が長々と執着している気持ちにまで同調できないというか。せっかくの最終回なのに余韻があまりなく物足りない読後感だった。単行本の時は描き足しあるんだろうか。なくてこのままなら最終刊はもう買わないかも。つまんなかったわけではないんだけどね。なにわともあれお疲れ様でした。
山中さんは平凡弟×美形兄の読み切り。さくっとまとまってもアレだけど二人の関係は中途半端なままだった。続きが気になるのであるなら読んでみたい。三池さんはリーマンカプ。2と言う事は続き物なのか。単行本でまとまるなら買ってみたい。
橋本さん、志々藤さんは可愛い話だった。
立野さんのロミオ×ロミオが朗読劇になるらしい。藤さんもするのか。この手のBL原作の他メディアへの展開はCDは慣れているけれど、他のメディアでは誰が見るのだろうといつも考えてしまう。
次号はドラマCDがつくらしいけど余力があったら買う。
ボーイズ漫画・世界は光で満ちている(麗人コミック)深井結己
短編集。雑誌掲載5本と描き下ろしは後書きと番外で3Pほど。雑誌の時に気になったので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
1つ目。昭和20年病気療養で一人で暮らす青年受の元にアメリカ人の敵兵攻が負傷して逃げ込んでくる。敵国同士だったが心を通わせて…。アメリカ兵20歳×日本青年27歳。悲恋物だが同じ場所で埋葬されて良かったねという話だった。アメリカ兵の家族の元にちゃんと遺品が戻ればいいなーと思った。
2つ目。父親を騙した男に復讐する前に兄の親友で好きだった作家攻に会いに行く青年受の話。作家27歳×青年25歳ぐらい。眼鏡受。ハレー彗星パニックを絡めた再会愛。
3つ目。父親の命日に父親の部下と名乗る受と一緒に墓参りをしていた息子攻は、次第に受に惹かれていき…。息子×攻父親の元恋人。穏やかで大人な受に一年に一度会う内に恋心が芽生えたが受は父の部下ではなく…という展開で、いい話のようでいて親子丼なのはちょっと驚いた。年下攻。眼鏡受。
4つ目。日本昔話な設定。山の神に選ばれた生け贄受の世話をする青年の話。生け贄にされた青年は死に世話係は次の生け贄に選ばれるエンドの悲恋。木の枝の触手Hがある。触手は好きだけど木の枝系は人間の後ろに突っ込むには棘とか刺さりそうで気持ちよさそうに見えない。
5つ目。昭和設定。大学の寮を切り盛りする管理人受に片思いする大学生攻の話。攻の父親が亡くなり辞めようかと迷ったが…な展開。大学生×管理人の夫婦愛。最後は何十年か経って老人になっていた。
番外1Pは表題。
個人的に気に入ったのは3つ目と5つ目。長い年月をかけて愛をはぐくむのが最近のツボ。
カバーを捲ると描き下ろしのイラスト。
Hはそれなり。
次も設定次第。
短編集。悲恋。触手H。寮物。年下攻。年上攻。眼鏡受。長年愛。戦時物。時代物。
ボーイズ小説・守る手襲う手(もえぎ文庫)火崎勇
会社員受は叔父の攻にずっと片思いしている。昔性的悪戯をされた事があり、その時の記憶で叔父に告白できなくて…。
いつも買っている作家さんの新刊なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。可もなく寄り。
受は新入社員。母親似の可愛い容姿。ずっと攻に片思いしている。性的悪戯をされた事があり奥手。眼鏡。真っ直ぐ。一生懸命。
攻は受の叔父。飲食店を共同経営。料理が旨い。美形。優しい。無精髭。女性にもてる。喫煙者。
叔父に片思いしていたが、小学五年の時に叔父と一緒に行った夏祭りで悪戯され誰にされたか記憶が曖昧で、叔父だったらどうしようとなかなか告白できない受の話。
キャラや話が悪かった訳ではないけれど今ひとつ萌えなかったのこの感想。
いつもと雰囲気は変わっていた印象。
Hはそれなり。
次も設定次第。
叔父30台半ば×甥23歳。10歳以上差。年上攻。眼鏡受。飲食店。受に当て馬。
2011年04月21日(木)
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小説・サクラサク:いおかいつき/つながりたい:いつき朔夜
ボーイズ小説・サクラサク(ガッシュ文庫)いおかいつき
エリート社員受は40歳の独身。同じマンションの顔見知りである受験生攻に新しい兄弟が出来たので勉強部屋として部屋を提供する。攻との交流が増えて…。
設定が気になったので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受はハウジングメーカーの会社員。開発企画課課長。出世頭。両親は引退し海外移住しマンションで一人暮らし。枯れている。すっきりとした嫌味のない顔。一昔前のたとえだと醤油顔。笑うと目の無くなる一重。174センチ。顔が小さくて細身でスタイルが良く見える。真っ直ぐな天然の栗色の髪。清潔感。穏やか。料理が出来ない。
攻は高校生。受験生。四人兄弟の長男。兄弟仲は良い。面倒見が良い。若々しい筋肉。くどくない程度にはっきりとした目鼻立ち。スタイルが良くて精悍。好青年。家事は一通り出来る。大人びている。
年齢差のあるオヤジ受。受はオヤジ外見ではないけれどジャンルのくくりでオヤジ受。
二人とも穏やかな性格なので突っ走る事はなく受験が終わったから出来上がるみたいな流れだった。こういうキャラはとても好み。
キャラは好きだし話も好みだけれど、流石に受は攻両親に対してどう考えているのかと思わないでもない。親にしてみれば自分と同世代の男が子供と出来るというのはきついかなーと。赤の他人ならまだしも好意を持っていた隣人なのでなおさら。
後、個人的な地雷で(地雷はいつも個人的なものだけれど)、高校生の卒業(見込み)を待って社会人の年上から誘ってHすると言うのが駄目なので、ばっちりクライマックスHで入っていたこれは盛り上がりきれなかった。
この地雷はずっと前に書いたかもしれないけれど、大学生の頃、小学校からの友達が彼女の卒業式の日に妻子持ちの年上に迫られて不倫を承知で付き合い始めたけれど、隠れて合うのがつらいーと延々愚痴ってくれたのから来ている。不倫設定が駄目なのもここからが大きい。
世間では腐るほどありふれた話だろうけれど、両方とも知っていたのでかなりどんひきしかなり長い間の地雷になった。高校生に卒業間際(在学中だと犯罪になるから)に年上から迫るという3つのポイントが駄目みたいで、どれか一つでも欠けると気にならない。社会人と高校生の組み合わせは大丈夫。高校生が在学中でも大丈夫。高校生から迫っていたら大丈夫など。
今ではだいぶ拒絶反応がマシになっているけれど、ピンポイント過ぎて避けることが出来なかった。
今思い返すと、あの時延々と愚痴を聞いていなければ、引いたけれど地雷にはならなかったと思う。
と言うわけでなにげに地雷の効力が薄れてきたと実感した作品だった。
Hは最後に。
次も設定次第。
ご近所物。オヤジ受。高校生18歳×会社員40歳。年下攻。
ボーイズ小説・つながりたい(ディアプラス文庫)いつき朔夜
ダンスが好きな高校生は、街のダンスコンテストで踊っている所を同じ高校の同級生攻に見られ、服飾コースの作品発表会の幕間に踊ってくれないかと頼まれて…。
雑誌掲載とその後の書き下ろし。雑誌で気に入っていたので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。悪くない寄り。
受は高校生。ダンスが好き。ダンスチームを作っている。踊りはうまい。振り付け担当。普通コースの高校生。短気。気が強い。真っ直ぐ。友達はあまり作らない。
攻は高校生。服飾コース。奨学生。祖父がテーラーをしていた。父親は駆け落ちして蒸発。姉が一人。中学時代は不良で地元で有名。さらさらした黒髪をきっちりと分け、謹厳実直を絵に描いたような姿。物静かな黒い目。秀麗な整った顔。穏和だが堂々としている。
九州地方の方言BL。昔はやんちゃしていたけれど、奨学金を受けるため真面目な振りをしている委員長攻と少し短気でダンスが好きな受の話。
真面目を装っている攻がたまに見せる凄みが色っぽい。筋の通し方も世慣れていて説得力がある。将来を見据えてブレがないので、大人になったらかなりいい男になりそうだと思った。
何故か受の「なあん?」と言う台詞が可愛くて萌えた。これぞ方言BL萌え。
この作家さんの情景描写は目の前に映像が浮かぶ時があり好きなんだけれど、今回は特に攻の家に行くために二人で自転車で渡し船に乗り天ぷらを買う下りが好きだった。午後の暖かい日差しで温んだ潮の匂いが漂う港の下町が目の前に浮かんだ。
受の「なあん」と、この描写の萌えで、悪くない寄りがついたと思う。
攻が受に粉をかけるシーンは色っぽいのだけれど紙一重な部分もあるというか、一歩間違えばへぼいというか笑ってしまうのも相変わらずだった。
この二人のその後がもっと読んでみたい。
もうちょっと方言BL増えてくれないかな。いろんな地方が読んでみたい。
Hは初々しい。少ない目。
次も地雷で無い限り買う予定。
学園物。高三同士。ダンス。服飾。地方。方言BL。小倉弁。
2011年04月19日(火)
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小説・兄弟は恋人の始まり:鳩村衣杏/理想の男の作り方:成宮ゆり
ここら辺でもようやく桜が咲き始めた。
ボーイズ小説・兄弟は恋人の始まり(ルナノベルズ)鳩村衣杏
編集者受は母親の再婚で、同じ出版社に勤めるやり手編集攻と義理の兄弟になる。両親がいない一ヶ月義父の家で同居する事になり…。
気になる作家さんの新刊なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は文芸部編集者。義兄。父親は亡くなり母親に育てられる。素直。前向き。社内屈指のイケメン。社内女性からは残念なイケメンと言われている。読書や映画鑑賞が好きなインドア派。
攻は文芸部編集者。義弟。受の同期。担当する作家の作品を次々ヒットさせる期待の星。両親は離婚し父親に育てられた。父親は大手生命保険会社の重役。精悍な美貌。何者にも動じない態度。一匹狼タイプ。理性的。クール。家事は一通り出来る。料理は得意。
義理の兄弟カプだが、成人してからの同居なので近○そー姦の背徳感はない。
受が攻の料理で籠絡されていくのに笑った。素直でいい人だ。料理描写も美味しそうで天ぷらが食べたくなった。
二人で映画を見るエピも好き。私だったら恐い映画に何を挙げるだろうと考えた。
仕事面でもならではなエピソードがあり納得できる。
攻の方が優れているが攻のトラウマも受がちゃんとフォローしていて対等な関係に見える。読んでいてほのぼのできる作品だった。
二人が働く出版社は「アダルト」「彼の背」にも出てくる。
Hはそれなり。受は背中に抱きつくのが好き。パンフェラ。
次も地雷で無い限り買う予定。
社会人物。義理の兄弟物。義弟×義兄。同じ会社の同期。編集。出版社。ほのぼの。
おまけでもらったSSは、受は攻の背中に抱きつくのが好きという話だった。
ボーイズ小説・理想の男の作り方(ルビー文庫)成宮ゆり
仕事先を首になり学生時代の後輩で弁護士攻のアパートに一ヶ月だけ居候することになった美容師受は攻に片思いしていたが、攻の元恋人だと名乗る男に会い動揺し…。
気になる作家さんの新刊なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は美容師。仕事先を辞めたばかり。腕が良く店長に嫉妬されていた。髪はヘーゼル系の色に染めている。男を切らさない母親で冷たくあたられていた。義父に暴力を受けていた。希望のない学生時代を過ごす。家事は一通り出来る。殴られている人を見るとつい助けてしまい喧嘩が絶えなかった。体に虐待のアザが残っている。頭の回転は速い。容姿は整っている。
攻は弁護士。父親も弁護士で厳しい家で育つ。優秀。高校時代はバンドをやっていた。両親にも敬語。親とは疎遠。大学費用も自分で捻出した。無感動でクール。感情が読めない。男前。
一見軽くて喧嘩っ早く見える受が実は優しく、無感動でクールに見えて受にずっと執着していた攻の話だった。
二人ともいい男で萌えた。少しだけ受のどうせ僕なんてが楽しめる。この後の二人の話ももう少し読んでみたいと思った。
前からエピソードが多い作家さんだと書いていたけれど、今回読んでいて思ったのは、例えるなら、他でよく見る作家さんは夏休みの宿題で出される日記を書く時1エピソードを18行1ページまるまる使って書いているとするなら、この作家さんは1エピソードを4・5行くらいで書いている感じ。
それを文庫1冊に収めようとすると、一夏分は入らないので抜粋になるけれど、この作家さんは一夏分収まるのでエピソードが多く見えるのかもしれないと思った。書いている意味は分かるかな。
なので作品は好きだしキャラも好感持てるんだけど、キャラに深く萌えるまではいかないのかもしれないと今回思った。
萌えた作品がいくつかあったとして、他の作家さんは萌えた中から特に好きなベスト3を選べるけど、この作家さんはデビュー作だけ初読みなので多少思い入れはあるけれど、いくつかある萌えた作品の順列は選べないというか、横並びの感想というか。ある意味とてもルビーっぽい。
だからといってそれが悪いとか、書き方を変えて欲しいと思っている訳ではないのだけれどね。
今度今は箱詰めされているデビュー作を読み返して、どう変化しているか確認しようと思った。
後書きで今回時系列がややこしくてと書かれていたけれど、確かに最初のライブのシーンが時系列的にどこに入るのかしばらく分からなかった。
Hはそれなり。
次も設定次第。
社会人物。学生時代の後輩×先輩。弁護士26歳×美容師27,28歳? 年下攻。敬語攻。
2011年04月14日(木)
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漫画・告白させてください:嘉瀬ユーコ/ヌレル:草間さかえ
BLCD「プリティベイビィズ2」を聴いた。
原作は今仕舞い込んでいるので同じところで終わっているのかうろ覚えなのだけどきっと一緒? 受の声は思ったよりイメージから外れていなかった。たまに違和感。攻の声は範疇内。順当な流れだった。取り敢えず続きが出れば買う。
メイトで買ったので小冊子がついてきたけれど、トークCDは出ていないよね?
ボーイズ漫画・告白させてください(リブレコミック)嘉瀬ユーコ
雑誌掲載と番外描き下ろし46Pほど。気になる設定だったので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。可もなく寄り。
2作品入っている。
1つ目受は会社員。攻の先輩。面倒見が良い。眼鏡。白髪。毎朝ジョギングしている。
1つ目攻は新入社員。父親の会社に入社。兄が居る。トーン髪。爽やか。ゲイ? 器用。ハンサム。
父親の会社に入り入り色な部署を回っていた攻は、とある課の先輩受が好きになり告白するが…という流れ。
リーマン、眼鏡、年下攻と三拍子揃った設定にわくわくしながら読んだのだけど何かはまらなかった。キャラの性格も悪くないし可愛いと思える部分もあるし、話の流れも変だったわけでは無いのだけど、何か話にのめり込めない。
久しぶりに電話Hを見た。
2つ目受は会社員。1つ目受と同じ会社で働く。攻の住んでいる部屋の隣。激しい人見知り。綺麗系の顔。白髪。親切。家事は一通り出来る。
2つ目攻は大学を卒業し会社に入ったばかり。兄が二人。転勤した次兄の持ち家を借りることにした。トーン髪。
1つのフロアに2つしかない家族世帯の部屋に独りで住む受は、人見知りが激しく普通の社会生活を送るのは難しそう、どんな仕事をしているんだろうと思っていたら普通のリーマンだったので驚いた。
受は軍手で人形を作るなど浮世離れしている。
Hはそれなり。
次買って萌えないならやめる。
社会人物。リーマン物。同じ会社の新人×先輩。同じマンションに住むご近所物。眼鏡受。ほのぼの。
ボーイズ漫画・ヌレル(ディアプラスコミック)草間さかえ
短編集。「イロメ」続編。雑誌掲載と描き下ろしは番外17Pほど。前巻が気に入ったので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
3カプ出てくる。
1つ目は幼馴染みの高校生カプ。出来上がったけれどなかなか最後まで出来ないカプが最後までしようと頑張る話。
描き下ろしはこの二人の風呂場でのH。
2つ目は眼鏡教師受とカメラをやっている卒業生のカプ。眼鏡教師受とその後輩の教師受の過去が出てくる。
攻の一番最初に雨に気付く人のエピソードが印象的。攻に才能がありそうだと言うことが婉曲的に分かる。
この眼鏡の先生はスイッチが入ると結構積極的になるのも萌える。
3つ目は教師と卒業生のカプ。2つ目、3つ目の受は学生時代からの先輩後輩。学生時代初々しかった受は大人になりすっかりすれていたけれど、どこか真っ直ぐな部分は残している。
今回受は生徒に告白され押し倒されそうになってうっかり反撃してしまい問題になる。
問題がどう展開するのかドキドキしたが、オーソドックスな解決法でまとめていた。
カバーを捲ると描き下ろしカット。
これもまとまるまでが長かった。この作家さんの作品はキャラがどこか冷めた部分を持ちながら可愛さを残しているのが萌える。
全部続編のはず。前巻は今仕舞い込んでいるので細かく確認出来なかった。
Hは思っていたより長め。
次も地雷で無い限り買う予定。
短編集。生徒×教師。年下攻。再会物。学園物。眼鏡受。幼馴染み物。
2011年04月11日(月)
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小説・彼と、彼:椎崎夕
BLCD「雫 花びら 林檎の香り」を聴いた。
キャラのイメージは範疇内。原作に忠実な流れで安心して聴けた。受の前向きさ加減は音で聴いても吹く。攻の素っ気なさは原作より突き放していないように聞こえた。
メーカー特典のためにビブの通販で買った。漫画は番外。携帯待ち受けの話。微笑ましかった。
トークは17分弱。当たり障りのない話だったが、森川さんの鍛え方に驚いた。
ボーイズ小説・彼と、彼(シャイノベル)椎崎夕
有名ホテルチェーン社長攻に作品を気に入られ、多くの作品を頼まれた陶芸家受は、攻の過剰すぎる好意に警戒して…。
気になる作家さんの新刊なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。「非保護者」スピンオフ。
受は陶芸家。有名な陶芸家の弟子になり陶芸家が亡くなった後は窯を引き継ぐ。成人男性の平均値プラス5センチ。外見は穏やかで滅多に怒らないようにみえる。頑固。柔らかめの髪。地味目な容姿だが、ある種の人間を惹き付け、妙な手合いにまとわりつかれたことが何度かある。眼鏡。敬語。
攻はホテル社長。ずいぶん大柄。彫りが深く整った容貌と日焼けした肌。若い頃は国内外を放浪していた。実家は資産家。実姉の子供が非保護者の受。姉と仲が悪いが義兄とは普通に付き合っている。そこそこ遊んできたが本気になったことはない。落ち着いた雰囲気。強引に話を進める。人を惹き付ける。己の感情に素直な所がある。
自分の気持ちに素直な攻と素直になれない受の話だった。
受の才能がなければ攻はここまで傾倒していないと思う。
派手なエピソードはないけれど、頑固な受と強引な攻のやりとりが良かった。惹かれ合っているけれど性格的にかみ合わない部分があるのが面白い。
非保護者の受があまり好きになれなかったので話はすっかり忘れていたけれど、感想を読み返して何となく思い出してきた。この作品で非保護者受を読むとそんな嫌な印象も持たないのだけれど。
芸術関係が出てくるBLは好きなので、陶芸のエピソードは楽しんで読めた。
Hはそれなり。
次も設定次第。
スピンオフ。社会人物。ホテル社長40歳前後×陶芸家。非保護者の受も出てくる。眼鏡受。年上攻。敬語受。陶芸。
2011年04月08日(金)
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漫画・世界一初恋5:中村春菊/小説・彼をさがして:風見香帆
今日ウグイスの初音を聴いた。
いつもよりちょっと遅いような。
マガジンビーボーイを買った。
ねこ田さんは、受のデレ期がまだ続いている。ちゃんと反省できる子なのが良いね。つたさんの異聞、神棚の奥の妖怪の酒が飲んでみたい。町屋さんはようやく受攻の恋愛になりそうな展開。たらこさんは志信さんが料理人になった経緯が分かったけれど、これまでどんな料理を食べていたんだろう。産みの親の手料理とかならOKだったのかな。
次号も一応買う予定。
ボーイズ漫画・世界一初恋5(シエルコミック)中村春菊
少女漫画の編集者達のオムニバス。今回は作家や関係者達との新年会に絡みメイン受の婚約者である幼馴染みの女の子が出てきてメイン攻がそれを目撃し…みたいな流れ。
雑誌掲載と描き下ろしは3Pほど。いつも買っているシリーズなので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
キャラ設定は前巻で。
今回は限定版を買ったのでアニメ付きなのだけどまだ観ていない。これもアニメ化されるなんて思わなかった。
個人的にはもう一つのカプ美大生×編集者カプの方が好み。大型犬王子みたいなノリで前向きな攻が良い。
新年会に出る編集者達の登場シーンに笑った。
カバーを捲ると描き下ろしのコメディ。
Hは出来ているカプなのでそれなり。
次も買う予定。
社会人物。出版社。シリーズ。脇カプ有り。小説とのコラボ。編集長27.28歳×編集25歳。眼鏡攻。年上攻。
ボーイズ小説・彼をさがして(プラチナ文庫)風見香帆
会社員の受と同棲しているエリート社員攻が記憶喪失になってしまう。受の前では下僕のようにつくしていた攻だが、元々の性格は俺様で受は早く記憶を取り戻して欲しいと願うが…。
雑誌掲載とその後の書き下ろし。雑誌で気になっていたので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は中小企業の会社員。平凡。攻と同棲して我が儘女王様になったが本来は素直。気が短い。見た目は地味だが顔立ちは整っている。
攻は広告代理店勤務。エリートの出世頭。受と出会うまでは勝ち組人生で鼻持ちならない性格だった。彫りの深い男前。全てにおいて有能で人もうらやむような理想的な二枚目。受には下僕のように仕えているが、元々は強引傲慢何様な性格だった。
攻に尽くされる内に女王様になった受が記憶を無くして本来の何様攻に戻った攻と同居して攻が好きだった事に気付く流れ。
1冊で何様な受がへこむところと何様な攻がへこむところの両方を楽しめる作品だった。
何様な所はちゃんと嫌な性格なんだけれど、どこか憎めないというか、最終的にお互い謙虚になれて良かったねーと思えた。
書き下ろしは攻が記憶を取り戻し、受の態度が変わったことと、昔の嫌な性格の自分と受が暮らしていたと知り、捨てられるのではないかと戦々恐々とする話になっている。何様攻からヘタレ攻になっていた。
Hはそれなり。最初記憶を失った攻に無理目にやられているが、後半は素直になった受は気持ちよさそうだった。
これで単行本化して欲しかった雑誌掲載作品が二つとも本になった。次も設定次第。
社会人物。記憶喪失物。エリート社員29歳×平凡会社員24歳。5歳差。年上攻。何様攻。何様受。
この本はネットで注文し、発送しましたメールが来たのを観て今日の夕方にでも受け取れるかなーと楽しみにしていたらあの地震で、この本がどこで迷子になっているのか気が気でなく、もうちょっと交通網が回復したら読めるんだーと期待して日々過ごしていたら、電気が復旧してだいぶ経ってから、送れなかったので返品されてきましたとメールを貰いかなりがっかりした覚えがある。
もちろん仕方がないことなんだけど、発送メールが来ていた分期待も高まっていたのよね。速攻発注し直して持ってきて貰えて良かった。
2011年04月07日(木)
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小説・恋愛モジュール:栗城偲/青空へ飛べ:久我有加
ボーイズ小説・恋愛モジュール(ディアプラス文庫)栗城偲
ソフトウエア会社で働くプログラマーの受は、新規プロジェクトのリーダーになり、新しく職場にやって来たSE攻とうまくやっていく自信がなかったが…。
雑誌掲載とその後の書き下ろし。設定が気になったので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受はプログラマー。ソフト会社で働く。仕事は好きだがオタではない。腕は良い。眼鏡。ブラコンの兄が居る。童貞。愛想が悪い。口下手。可愛いところもある性格。
攻は中途採用のSE。造作が良い。くっきりとした二重の大きい目。高い鼻梁。綺麗に染められた栗色の髪。細身で長身。明るく面倒見が良い。くだけた口調。王子。
ソフトウエア会社で働くSE達の恋愛物。
仕事内容も結構出てくる。詳しいことはまったく分からないけれど、二人とも仕事が出来るだけではなく、細かなところの違いで揉めたりするエピソードは面白かった。
受兄の溺愛ぶりのエピソードはちらちら出てくるが兄本人は出てこない。どうせなら出して欲しかった。
受が一度気に入るとずっと同じ物を食べるエピや攻の面倒見が良いエピは読んでいて楽しかった。
ただ今ひとつ相手が好きになった経緯が分かるような分からないような。
Hはそれなり。
次も設定次第。
社会人物。システムエンジニア×プログラマー30歳。年下攻。眼鏡受。ソフト会社。童貞受。
ボーイズ小説・青空へ飛べ(ディアプラス文庫)久我有加
大学生の受は、高校時代甲子園で対戦した高校の選手でプロに進んだはずの攻と再会する。二軍落ちをしており見る影も無くなっていた攻に我慢できず…。
好きな作家さんの新刊なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。悪くない寄り。
受は大学生。高校まで野球をしていて甲子園にも出た。元ショート。175センチ。俊足。くっきりとした二重と高い鼻梁でイケメン球児として少し注目されていた。家事は一通り出来る。得意料理がある。
攻はプロ野球選手。外野手。甲子園準優勝。ドラフト三位で指名されたが現在二軍落ち。182センチ。肩幅が広く脚も長い。鍛えられた体つき。特別整っていないが女性が好みそうな精悍な面立ち。切れ長の鋭い双眸。大阪出身。低い声。
高校までずっと野球一筋だった受が、己の限界を知り引退を決めた原因となった攻が、二軍落ちしてくすぶっているのを知り、再起を目指して手伝う話。
野球が好きだった受が自分の中でけじめをつけ夢を攻に託すのは受の勝手なんだけど野球が好きだというのがよく伝わってきて微笑ましかった。その気持ちがあったから攻もほだされて惹かれたのだろうと思えた。
スポーツ物が好きなのでこれも楽しんで読めた。片方はプロ野球選手だが二軍落ちで再起を賭けての話なので派手さはなく、地味で浪花節っぽく畳の匂いがしそうな作品だったけれど、それがしっくりくる。
受は標準語だった。
最後は9年後の攻視点もあった。長く付き合って落ち着いているが初々しさも忘れていないカプになっていた。お幸せに。
次も地雷で無い限り買う予定。
野球物。プロ野球選手×大学生3年生。同級生カプ。甲子園再会物。人生。しみじみ。再起物。関西弁攻。受は標準語。
給水待ちの長い時間の間に読んだ本二冊。
木曜日7日夜九時8日夜10時。
2011年04月03日(日)
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漫画・狼さん、そろそろ準備はいいですか?:山田二丁目/小説・傲慢な恋歌:大鳥香弥
ボーイズ漫画・狼さん、そろそろ準備はいいですか?(カンナコミック)山田二丁目
短編集。雑誌掲載4本と描き下ろしは番外23Pぐらい。気になる作家さんの新刊なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。可もなく寄り。
作品は3本入っている。
1つ目。強面で不良っぽい高校生受は、顔に似合わず甘い物が好き。一年前たまたま絡まれているところを助けた後輩攻に懐かれ甘い物で懐柔されていくが…。高校生の後輩×先輩カプ。受の外見は攻っぽい。可愛かった後輩が一年でガタイの良い男に変化している。受は割と単純で攻のアプローチに順当に傾いていた。攻は実家がケーキ屋でお菓子も作れる。
これの描き下ろしは二人の初H偏。結構がっつり描かれていた。
2つ目。1つ目攻の実家の支店であるケーキ屋店長受と店長が通う整体の整体師攻の話。1つ目攻(甥)が男と付き合っているのを知り攻に相談するが、攻は自分を好きだと婉曲的に伝えているのだと誤解する。受は普段眼鏡。
描き下ろしは二人がいちゃいちゃするのを攻パパに気付かれそうになる話。
3つ目。学生時代家庭教師のバイトをしていた受は社会人になり大学生になった教え子攻と再会する。攻にエロいちょっかいを出した事を後ろめたく思っていて…。大学生×社会人。成長して大きくなった攻に押し倒される社会人受。一種の下克上か。
描き下ろしはその後の二人。
面白くないわけではないのだけど、前回より萌えなかったのでこの感想。読む時期が悪かったのかもしれないが。
Hはそれなり。思っていたよりは多かった。
次は設定次第。
短編集。学園物。高校二年×高校三年。整体師×パティシエ。年下攻。大学生×社会人。
ボーイズ小説・傲慢な恋歌(クロスノベル)大鳥香弥
施設で育ち大学進学の費用を貯めていた受は、学費を援助して貰う代わりに愛人契約を結ぶ。初めて出会ったパトロン攻は、小さい頃から憧れていた作曲家で…。
気になる作家さんの新刊なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は大学生。小さい頃土砂崩れで両親を亡くし施設で育つ。大学の学費を出して貰う4年間攻の愛人になる。小さい頃から攻の作った歌を支えにしてきた。細身。整った顔立ち。綺麗な肌。真面目。優しい。一途。
攻は作曲家。父親は大手レコード会社社長。母親は服飾デザイナー。天才バイオリニストの弟がいる。芸大でバイオリンを習っていた。ヒットメーカー。4人の愛人を囲っている。彫りの深い精悍な美貌。強引傲慢。
強引傲慢攻が、健気受に次第にはまっていく話。愛人物でお金持ちの攻が受のために贅沢に金を使うエピも沢山。受のためにコンサートをひらくエピが良かった。
「罪人は愛を知る」のパターンに似た話。攻は最初ぶいぶい言わせていたのに、受に傾倒するにつれてだんだんへたれていく。
己の不始末で受が危ない目に遭った後、引きこもって作曲をしているエピに笑ったが、その曲を受に聴かせる下りの逆ギレぶりも笑った。「罪人」の時も思ったが小学生男子のようだった。
詫びる方向性が自分本位というか、自分が良いと思っているから良いはずみたいな絶対的な姿勢が、普通だったら眉をひそめるのだろうが、子供の言動のようであまり憎めない。思わぬ所で和んだ。
Hは最初冷たい愛人関係みたいなHだったが、だんだん受を好きになるにつれ丁寧になっていくというか。そこら辺のわかりやすさも小学生男子。もう一人の愛人とのHを受に見学させている。
次も設定次第。
愛人物。作曲家32歳×大学生19歳。ほのぼの。年上攻。音楽。バイオリン。健気受。
2011年04月02日(土)
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4月の雑感
4月の雑感
Pink Piggy/七地寧
極楽鳥館の花嫁/鳩村衣杏
つながりたい/いつき朔夜
スイーツキングダムの王様/砂原糖子
ずるい男の落とし方/椎崎夕
禁忌の報謝/真崎ひかる
ボディ・チェンジ/水無月さらら
他人ではないけれど/樋口美沙緒
臆病な恋 /松幸かほ
法医学教室の美女と野獣/うえだ真由
にせ王子ピナ/大鳥香弥
天使のささやき/かわい有美子
薔薇の陰謀/夜光花
理想の男の作り方/成宮ゆり
飼い犬には鎖を/火崎勇
遠くにいる人/ひのもとうみ
終わることのない悲しみを/夏野穂足
Mr.シークレットフロア/剣解
テルマエ・ロマエ3/ヤマザキ・マリ
アラビア猫のゴルム1/ヤマザキマリ
平台がおまちかね/久世番子
買いたいと思う本が少なくてちょっとびっくり。取り敢えず載せているけど2/3ぐらいしか買わないかも。ただでさえ震災で買う意欲が減退しているので、積読が増えている。
七地さんは出し直しなので書き下ろしが多めにあれば買う。松幸さんは平凡なキャラ設定なら買う。富豪やヤクザなら買わない。何気にショコラ文庫は今回出し直し以外全買いなのよね。
買う予定のBLCDは「FLESH&BLOOD10・11」「3軒隣の遠い人」「全ての恋は病から」の4枚。FBは予約した店に(電車が止まっているため)取りに行けないかもと危惧していたが、発売がずれたお陰で何とかなりそう。いや今も電車は動いてないんだけどね。
早く元気に萌えられる日が戻れば良いな。
2011年04月01日(金)
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