眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
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ボーイズ漫画・肉体関係:かいやたつみ/ピクニック:山田ユギ
ボーイズ漫画・肉体関係(花音コミック)かいやたつみ
短編集。雑誌掲載5本と表題書き下ろし8Pとおまけ漫画2P。
何となく買っている作家さんなので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間くらい。
大学生カプ。食い逃げした少年・受とうっかり捕まえて部屋に居座られた大学生・攻。大学生カプ(前作「メイビーメイビー」のカプの大学生編)、ゲーム会社に勤めて10年目の開発部勤務・受と才能のあるキャラデザイナー・攻。元大蔵相勤めの雇われ記者・攻×サラブレッド二世議員・受。
相変わらず温度の低い雰囲気で淡々と話が進む。話のひねりは無いわけではないが、一回転まではいかず半回転ぐらい。短編集のためか、話は起承転結ではなく、承転結で進む感じ。読み始めが唐突で、実は続編だったのかと思う事もしばしば。
キャラの動きはかっくんかっくんしていてスムーズでなく、こまわりも大雑把。何が気に入っているのか自分でも不思議だが、雰囲気と話の運びかな。
花音も割と似た雰囲気の漫画で固めているような。花音の雰囲気に退廃と毒を少しくわえると、プラチナカナン系になる気がするのだが、実際はどうなんだろう。
個人的には表題になった大学生カプの話とゲーム会社カプの話が好きかな。二世議員の話は短かすぎて中途半端だった。多分次も買ってみる。
大学生カプ。淡々。あっさり。
ボーイズ漫画・ピクニック(花音コミック)山田ユギ
短編集。表題シリーズ3本と同シリーズ別カプ1本、単行本「ぼくにだって言い分が」の別カプ、同人誌再録含む3本と読み切り2本。書き下ろしは読み切りの続編16P1本の計10本。
色々な話がつまった1冊。最近よく買うので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間くらい。
表題は、恋人の振られた攻と攻に片思いしていて弱みにつけ込んでセフレになったと思いこんでいる受、ともに大学生。バーの雇われ店主×常連オヤジの息子。高校生時代陸上で他校の先輩に片思いしていた攻×普段は攻だが受になった元陸上部員で男食いまくりな受。ゲイ相手に体を売り金を抜く詐欺師×孤児。同じ会社の小説を書く部下×主任。
相変わらずな雰囲気だとは思うが、特に目新しい展開や設定や話は無い。いつも通りな内容。
個人的には、表題のシリーズと最期の片思いしている部下のへたくそな小説を読み続ける主任の話が良かった。内容的にはいつもと変わらない或いは変わらなさすぎてだれているぐらいだが、設定が好みだったのでこの感想になった感じ。
でもまた新刊が出れば買ってみる。
やまだユギ。学生。淡々。ゲイ。
2004年08月31日(火)
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ボーイズ小説・寡黙な華:榎田尤利
ビボーイゴールドを買ってみた。が、読みたい話が少なかった。富士山さん好きだけど、この連載はあまり面白いとは思えない。中村さんの漫画は悪くないけど。という感じ。登場人物が着物着ているだけで、萌えから遠のいてしまう。
鳥人さんのは苦手な部分の良く出た漫画。次で東野さんが小説を書くらしいが、何がどうなってそんな話になったのか。
幻水4は本拠地の船が出たところ。
今ひとつおいらに感情移入しにくい。せっかく声がついているんだからぺらぺら喋ればいいのになー。イメージが壊れるからああなっているんだろうけど。
3は色々突っ込みどころもあったけど、性格の肉付けがされていたので親しみやすかったのかと今更に思った。
ボーイズ小説・寡黙な華(シャイノベル)榎田尤利
侯爵家の跡取りとして親戚の攻がやって来る。その家には立派に息子である受がいたが有る事情で跡を継ぐことが出来なかったが…
粗筋にひかれてものすごく久しぶりに買ってみた。悪くないとそれなりに面白かったの間くらい。
受は侯爵の息子。美人系の顔立ち。深窓の令息。対人恐怖症で大人の男の前に出ると発作を起こす。そのため跡取りになれなかった。聡明な頭に穏やかなで静かな性格。一見流されそうだがしっかりした部分を持つ。百合が似合う。
攻は侯爵家の親戚。身分は低いが同じく金持ちの実家。頭も顔も良い。性格は激しく言葉使いも乱暴。愛想は悪いが仕事上の付き合いはちゃんとする。小さい頃1年ほど受の家にあずけられていた。その時から受を慕い、受を手に入れるために侯爵家の跡取り候補になる。受の前では子供っぽくなる。受一筋。
買った後で昭和初期は興味から外れる設定かと思ったが、読んでみて大丈夫だった。この作家さんの作品は「弁護士は」以来買っていない。
対外的には如才なく振る舞え顔も頭も良いが、受の前ではたじたじのヘタレになる攻が好きなのか、この攻もそんな感じだった。そしてそういうヘタレ攻は好き。アズマリシリーズも弁護士もそんな攻だったような。
受も一見堪え忍ぶ系かと思ったが、そうでもなかった。最初は堪え忍ぶ系に見えたが最終的に受と攻の関係がイーブンに見えたので、こういうカプなら安心できる。
この作家さんは小器用な印象がある。悪い意味のつもりはないが、器用ではなく小器用。昭和初期の言葉のパーツを並べてミニチュアな世界観を作っているような。等身大のセットではない。それでもそれなりに楽しめたので良いか。
そのミニチュアの中でキャラが演技しているように見えたので、受は攻から酷い目に合うのだが、親身になって腹が立たなかったのかもしれない。
周辺のエピソードは切り払われ、二人が出会ってすれ違って別れて再会するまでが、メインに書かれておりシンプルに楽しめた。こういうのならまた読んでみたい。
Hシーンそのものより、受が攻に小さなキスをするところや攻が受の足の爪を切るシーンにほのぼのする。
また設定が気になれば買ってみる。
昭和初期設定。華族もの。侯爵家跡取り候補24歳×侯爵家の息子25歳。受の女装。受に過去有り。強○始まり。
2004年08月30日(月)
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ボーイズ漫画・あなたをひとりじめ:内田かおる/ボーイズ小説・恋心が邪魔をする:葉澄梢子
ボーイズ小説・恋心が邪魔をする(アクアノベル)葉澄梢子
予備校講師の受は予備校生の中に再会したくない人物・攻を見かける。攻は受が教育実習をしていた高校の生徒で、当時恋人と仲良くしていたところを見られ、学校にばらされ内定を取り消す事になった切っ掛けの生徒でもあったが…
雑誌掲載の表題と書き下ろしの続編。デビュー当初何作か読んで合わないと思ってからは雑誌でたまに読む程度の作家さん。あらすじが気になったので、久しぶり読んでみようと買ってみた。つまらなかった。
受はゲイ。親にばれ冷戦中。整った綺麗な顔立ち。さばけた性格で付き合う相手に夢を持っていない。教育実習をして現在は予備校講師。生徒に人気がある。攻は高校時代受に片思いしたが、受に男の恋人がいるのを知りうっかり先生にばらしてしまう。頭は悪くないが、受が問題になってからすっかりやる気を無くし、成績が落ちて浪人中。顔は良い。
表題で受の行動に首を傾げ、続編で攻の性格にむかついた。
文章や設定は悪くないのだが、キャラの性格がよく分からない。というのが多かったのを読んでから思い出した。
受はノンケの攻の好奇心を満たすためにわざわざHさせたり、本気にさせないために付き合うのは援助交際だと、Hさせた上に攻に金を渡したりと、かなり相手にとって都合の良い人物になっている。
思い知らせてやると考えるわりに、起こす行動は相手に都合良く甘い行動をとっているようにしか見えない。仕返ししてやると拳を振り上げて、殴るのかと思ったら一歩後ろに下がって、ノーガードのまま思い知ったかと啖呵切るみたいな感じ。ヨシモトのギャグかと思った。
受は教師をしている割に、予備校の未成年の生徒と普通に酒を飲んだり、攻の成績が悪いのを知っていても部屋に入り浸らせたり、社会人としても引っかかる。仕事に熱意がない性格のようなので、有る意味リアルな行動だが好感は持てない。
続編では攻が受の過去の男が出てきてぐるぐるするのだが、本当に役立たずで男らしくないというか。Hするときだけ一人前。予備校生で大学に行く気がないようなのだが、うだうだと日々を過ごして受のことだけを呑気に考えている。お気楽極楽。
過去の男が出てきてその対応も不味いというか、卑小というか。まったく役に立たない対応で、萎え萎えのままこのまま別れたら? と思っていたが、肝心なところで相手に譲歩する受の持ち前の性格で、いつのまにか仲直りというか元に戻っていた。有る意味割れ鍋に綴じ蓋カプ。
設定やら文章はやはり大丈夫なのだが、キャラの好感度が致命的だった。
もうちょっと何とかならんものか。
予備校生19歳×予備校講師25歳。受に過去の恋人。くっつく前に受の他の相手とのHシーン有り。
ボーイズ漫画・あなたをひとりじめ(バンブーコミック)内田かおる
短編集9本。書き下ろしは後書き1Pだけ。この間麗人で読んだ、30代半ば体育教師受と高校生攻の話が気になったので、取り敢えず新刊を買ってみた。可もなく不可もなく。
寮住まいの高校生×バツイチ舎監教師、同じ男子高の高校生×保険医(攻と同じ年の娘有り)、ヒモ×嫁に死に別れた男、建築現場の作業員×監督、建築現場で働く5股男×鳶服専門店の店長、高校の同級生カプなど。
全体的に汗くさく中年のオヤジな匂いが満載で、Hシーンは筋肉が踊る。お尻の穴の周りの毛を拝めたのがすごかった。
前は筋肉質な青年をメインに描いていたようだが、その頃は雑誌で読む程度であまり興味がわかなかったのに、今回涙目で悶える髭オヤジが可愛いと思ってしまった。新しい世界。
萌えとはちと違う。何だろうこの気持ち。
雑誌で読んだ麗人の、体育教師が高校生にはめてもらえて「あーん、本物ー」と喜ぶシーンが忘れられず、ふと思い出しては、「本物、本物」と呟いていたが、あのインパクトはこの本に無かった。残念。
楽しかったのでまた買ってみたい。次こそは「本物」を!
オヤジ、ガテン。30代半ば受。毛。汗。筋肉。髭。
2004年08月29日(日)
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8月の青田買い
本屋に入ったものの夏コミで買い尽くしたからか、月末の新刊はまだだったからか買う本が無かったので、ふらふらとBLCDを買ってしまった。
吉原理恵子の二重螺旋2。2枚組で書き下ろしの小説がつくというのにひかれて。好きな話だが、やっぱり出てくるこの作家さんの萎えワード(ずたぼろやら衝撃のトルネードやら)と近○そー姦萌えの交互の波に普通に聴くより疲れた。
因みに書き下ろしは、主人公の兄弟の家を出た女兄弟の一人称で、一番下の引きこもりの弟との会話だった。どうせなら近○そー姦兄弟を出してくれ。
最後の作者コメントで、第三弾は3枚組で頑張りますとか書かれていたが、まてや。まず小説で続刊を出してくれや。と突っ込んでしまった。というか、続ける気はあったんだ。
あさのさんの「心霊スポット」シリーズ(現在3冊)を読んでみた。短いので萌えまではいかないが、それなりに楽しかった。夏の田舎の匂いを思い出す。萌えのためではなく、もっとじっくりと書かれたこのシリーズを読んでみたい。短いのが勿体ない。というかこの作家さんは、キャラの濃い心理描写が萌えの原因な気がする。
ついでに富士山さんの全プレ漫画がやってきた。
落下速度の主人公である兄と割と良くあるで主人公な弟が出てくるのだが、兄がうっかり弟にカミングアウトしてしまう話。2組のカプが出ている。それとインタビュー。4コマ。これで送込み400円ならまだ申し込んだ甲斐があったかな。値段に見合って面白かった。
も一つついでに、コミックアクアを買ってみた。
稲荷屋さんの漫画に萌えてしまった。このカプは好み。良い感じ。続きと単行本化が楽しみ(するよね?)。しかし独の戦車と日本の平安時代っぽい着物が同居している世界なのは、やはりエセファンタジー?
水名瀬さんの続きは盛り上がりに欠けるけど、続きは楽しみ。
今月の青田買い
雑誌でしか見ないようなボーイズの新人&投稿者の作品の感想を書いている。新人扱いは、個人的に単行本が2,3册出た所ぐらいまで。将来有望かが基準ではなく、あくまで私個人の好みに合う話を書くようになってくれるかどうかが基準。
面白い作家さんだけを挙げるか、つまらなかった作家さんも挙げるかはその時の気分。
探偵は恋をねつ造する(ショコラ9月号)魚谷しおり
探偵事務所で働く攻に探偵事務所の顧問弁護士になって欲しいと請われた受は…みたいな話。
花丸雑誌に投稿で載っていた新人さん。花丸の雑誌掲載の作品は一応切り取って残していたが、今回の話はまた雰囲気が変わっていた。花丸の時より時間の経過が短い。というか特にこれといった重大な事件が起こるような話でもないような。まあ同性の恋人が出来るのはキャラにとって人生の転機かもしれんけど。読んでもだから? で終わった。
花丸の時の方が、色々稚拙だけど将来合うかもと期待できたかな。といいつつまだ2本しか読んでいないので、気に入るかどうかは保留。
Mr.プライベートラヴァー(ショコラ9月号)烏科ひゆ
同族の経営する建築会社に勤める受は、新しい資材会社を立ち上げるため、父親に言われて社長に就任する。秘書は幼なじみで昔意地悪をされた攻。波乱のある社長就任となったが…とかいう話。
普通。骨と皮しかなかった前回の作品より今回は肉が間に挟まっている気がする。仕事面の話は割と好き。受は頑張っている。ただ肝心のボーイズラブのラブの部分は足りないというか。あっさりHしてあっさり納得しているように見える。
次ではまた変化するんだろうか。
ピュアリスペクト(ショコラ9月号)朝宮千雪
民間の研究施設に新人研究員として入った受は、そこで同じ大学の先輩で優秀な研究者の攻と出会う。攻が携わっていた研究について尋ねた時にうまく誤魔化され…とかいう話。
今ひとつ。折角の専門職の話で仕事の話はこだわっていたようだが、キャラが魅力的に感じられない。攻が悪事に手を染める前ならこのオチでハッピーエンドな気持ちになれるが、やるだけやってしまった後では、このまま黙っておくのか? と気になった。ばらしたら攻の立場が抹殺されてしまうので仕方がないのかも知れないが。そこらへんが微妙。
朝宮さんは新人かどうか分からなかったのだが、名前で検索してもヒットしなかったので一応。
2004年08月28日(土)
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ボーイズ小説・強気なキスの誤算:高岡ミズミ
修理に出していたPCが帰ってきた。万歳。
パーツが1つ駄目になっていて、それをとっかえたら治ったらしい。1万円近くとられたけど、まだマシなほうか。何よりようやく落ち着いた。データもそのまま残っているよう。それは目出度いのだが、やっぱり見られたんだろうな…
幻水の4が出たので待ちきれず、ちまちまやっていたゼノサガ2を終わらせた。えーこれで続くのー? というのが感想。アルベドはああなったまま? シオンは主人公ではなかったのか。色々思うこと有りすぎ。
幻水4は海でうろうろするのがめんどい。私はアクション系がさっぱり駄目なので、乗り物の操作は壊滅的な腕前。
2から入ったので2が一番思い入れが深い。2の主人公の名前は「ぼく」1は「わたし」3はデフォだったので、今回は「おいら」にした。周りからおいらおいらと呼びかけられている。下手に名前を付けると名前のイメージがつきそうで、名前を付ける場合はいつも代名詞か一人称。
やり始めたばかりなので、どのキャラにもまだ親しみがわけない。
ボーイズ小説・強気なキスの誤算(ビブロススラッシュノベル)高岡ミズミ
アパレル会社の社長秘書をしている受。新しい業務提携に伴い脅迫されたので、ボディーガードとして社長に雇われ攻がやって来るが…
表題とおまけ。よく買う作家さんなので買ってみた。面白くない。
受は父親が仕立屋。父の関係で今の会社に入り秘書になる。母親に似た綺麗系の顔立ち。深窓の令嬢な外見。社交的でなく奥手。仕事に関しては真面目。攻は落ち着いて大人の男の雰囲気。意志の強そうな目。高い鼻梁。セキュリティの専門家。体力や忍耐力もありそう。威圧感がある。
有事の際、責任のある役職に就いていたとしても、仕事を捨てて家族や恋人のために動く人間と、家族をおいて勤めている仕事の責任を果たそうとする人間がいるとしたら、この作家さんの書くキャラは前者のような気がする。
私が社会人物を読む時は、普通後者の価値観で読むことが多いので、この作家さんのキャラの言動はたまにひっかかる事がある。会社で働いている同僚が恋愛至上主義に走られると一緒に働いている人はつらいなーと。
最初の1/3ぐらいまでは会社と知り合いの板挟みになる受がどうなるのか、興味深く読んでいたのだが、事件が解決するクライマックスでえらくあっさり受の上司が改心した部分や、のし上がって用心深いはずの受の上司が、脅迫者を見つけるために雇った攻の会社の住所も素性も知らず、噂と電話番号しか知らなかった事や突っ込みどころが大過ぎ。社長が改心すれば終わる話でもないと思うのだが。
攻が本当の正体を表す辺りで、案の定、仕事をほったらかして二人で盛り上がって、クライマックスのHに入っていたので笑ってしまった。
恋愛至上主義な部分をはぶいてキャラの性格や設定は嫌いでなかったので、全体的に中途半端な印象なこの話は残念。前に出たビブの大リーグものよりはマシだったけど。次は設定如何かな。またビブから本が出るらしい。
アパレル会社。護衛。ボディガード30代頭?×社長秘書27歳。
2004年08月27日(金)
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ボーイズ小説・夏の雨と天使の庭:菱沢九月
ボーイズ小説・夏の雨と天使の庭(ラキアノベル)菱沢九月
両親と幼なじみに死に別れ大きな屋敷でひっそりと暮らしていた受の元に、幼なじみの友人を名乗る男・攻がやって来る。幼なじみの代わりにしばらく屋敷に滞在することになり…
気になる作家さんなので買ってみた。悪くないと可もなく不可もなくの間くらい。
受は父親が物理学者、母親が作家の一人息子。2年前に両親が死去。子供の頃から殆ど屋敷を出たことが無く暮らしている箱入り息子。買い物一つしたことがない。綺麗な顔立ち。浮世離れした性格。攻はフリーターをしつつ世間を放浪する風来坊。野性的で強い瞳。身の回りのことは一人で出来る。背中にワシのタトゥー。
あらすじに受は「ふわふわとひとり」とあったが本当にそんな感じの生き方をしている。大筋は家族運が無く浮世離れしてた性格の箱入り受が攻と出会って恋を知って外に眼を向けていくみたいな話。ルビーの「だまって」の2冊のシリーズのカプに雰囲気は似ていると思った。特に受のモラトリアムってるような夢の中で生きているどっちつかずな曖昧な性格が。
前半半分がゆっくり進みすぎたというか、なかなか受に感情移入できずだれていたが、後半はそれなりに面白いと感じ始めていたところで終わったので物足りない感じ。終わり方はこれで良かったと思うけど。
不思議少女が都合良く出てきたり、幼なじみの存在意義が今ひとつ薄い気がしたり、気になる部分はある。
頭も容姿も生活にも恵まれ物欲も無く失敗しても捨てる物がない受は、ある意味強いが、読んでいてつまらないと思った。最初から弱みがないと萌えないというか。なので攻が好きになった、弱みが出来た後の部分をもう少し書いて欲しかった。
どちらかというと受を昔から世話していた父親の秘書(?)である脇役の話の方が興味を持った。書いてくれないだろうか。
屋敷。ふわふわ。不思議系。風来坊20代?×お坊ちゃん20歳。
2004年08月26日(木)
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ボーイズ小説・媚薬の処方箋(フォーミュラ):日生水貴/運命の人:小川あんり
ボーイズ小説・媚薬の処方箋(フォーミュラ)(アイノベル)日生水貴
小さなフレグランスショップを営む受の元へ12年ぶりに義弟・攻が帰ってきた。探偵事務所に勤める攻は、媚薬の調合を頼むと執拗に迫る男から受を守るため、再び受と生活するようになるが…
設定が気になったので買ってみた。ほぼ初買い。つまらなかった。
受は母親が再婚し義父と義弟が出来たが4年後母親が亡くなり、義父達と別れる。綺麗系の顔立ち。義父に教わり調香の魅力を知る。以前は海外の大手コスメティック会社に勤めていたが、退社し友人と二人で小さなフレグランスショップを経営している。
攻は2つ年下の義弟。生意気で強引な性格。受が初恋で初Hの相手。受と離ればなれになる前に1度だけ押し倒してHしている。その後父親に連れられ渡英。今は探偵事務所で働く。
文章の合わない作家さんだと思いつつ、設定が気になったので読んでみたが、最初はなかなか馴染めなかった。まだるっこい言い回しが気になる。
まずキャラに好感が持てない。攻の魅力は今ひとつ伝わらないし、受はどうしてそうなる? と思う言動がいくつかあり親近感が持てなかった。
クライマックスで、受がかつて自分を裏切った元同僚に自首を勧めに行くのだが、腕に覚えもない文系の男なのに何の準備もせず誰にも言わず危ない場所に行く下りは腹が立ってしまった。
犯罪を犯した同僚を警察に訴えず、自首して欲しいと自分の都合でのこのこと出かけ、案の定捕まって酷い目に遭いそうになるところ攻に助けられるのだが、結局騒ぎを大きくして周りに迷惑をかけただけ。能力がないのならすっこんでろと思ってしまった。
受は助けに来た攻を見て、やっぱり怒ってるーとへこむのだが、赤の他人の私でも腹を立てるっちゅーねん。
多分クライマックスの前までに、キャラに親近感や愛着がわけばこの展開でも気にならなかったと思うのだが、作家さんの作風に合わなかったためか、冷めたままだったので辛かった。設定や話は嫌いでないので、作風が合えば可もなく不可もなくと思ったかも。
あまり次が読みたいとは思わない。
調香。探偵。媚薬。香水。探偵の義弟×調香師の義兄。シリアス? 12年ぶりの再会。
ボーイズ小説・運命の人(アクアノベル)小川あんり
進路で悩む高校生の受が、人気のある占い師・攻に観てもらうと占いで運命の相手と出会えると言われて…
雑誌掲載の表題と続編2本。前に青田買いでこのままデビューするのは読者を舐めすぎと書いたが、うっかり間違えて買ってしまった。後悔。
受は平凡で優しい高校生。静かな環境が好きで騒々しい都会が苦手。地方の大学に行きたいと思っているが、家の家計の都合で進路に悩む。攻は両親は亡くなり妹が一人。ハンサムで外見は良い。スマートなイメージ。最近人気の出てきた占い師。実力もある。
受は進学で悩んでいたはずなのに、いつのまにか悩みはどこかに行っている。攻は運命の人=攻と会えるよん。と受を占い、受に服を送りつけてホテルで逢い、君の運命の相手は私です。と言いくるめホテルの部屋でいきなりHする。社会人経験の少ない人間が、成人男性ってこんな会話するのかなと想像で書いた会話や話を、友達同士で交換する手紙で書かれるような文章で読んでいるような感じ。
雑誌で投稿者の一人として読むなら気にならないが、商業作家として単行本を正規の値段を払って読んだとなると。もう。
新人さんなので多少のつたない部分は気にしないが、それを差し引いてこれから先文章がこなれても、内容で楽しめそうな気がしない。これと同じくらいの作品は他にもあるけれど、知っていたはずなのにうっかり買った私が一番の間抜け。
占い師20代?×高二。占い。
2004年08月25日(水)
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ボーイズ漫画・君の名はスター:紺野けい子
大きく振りかぶっての2巻を買ってみた。ピッチャーのいた学校の野球部との試合の続きとキャッチャーの過去が少し出てきたところ。2巻も面白かった。萌えというよりは燃え。学生野球漫画は昔から好き。ピッチャーの従姉妹のエピソードが出てきたが、どんな娘なのか気になる。
ルチルとキャラを買ってみた。キャラは全体的にぱっとしない。あまり気になる漫画も無かった。カルバニアは面白かったかな。
ルチルは小鉄さんの漫画が終わってしまった。もう少し余韻の残るような、エンドの付け方にして欲しかったような。気に入っていたので読後ゆっくり反芻できるようなエンドにして欲しかった。新人さんの秋葉さんは絵柄は好みな方。話はえらく唐突だったけど。ルチルらしい雰囲気だった。
後驚いたのは小池さん。商業でボーイズ描いているのをはじめて見た。この作家さんも同人歴の長い人。10年ぐらい前からここの同人を買っている。ここ2、3年は新刊も出ていなかったが。
少し痛くてセンシティブな作風が好きだった。この雑誌の作品は今ひとつ。もし生き残って単行本が出るなら、見てみたい気はする。長い間同人を買っている漫画家さんなのに、カラー絵を見たことがない。
ボーイズ漫画・君の名はスター(ダリアコミック)紺野けい子
外資系の企画営業に勤める攻は、路上でライブをしている同じ会社の同僚で研究職の受を見かける。最初は露悪的に攻を嫌う受だが、話す内にうち解けて寝るようになるが…
雑誌掲載4本分。書き下ろしのおまけはないが加筆修正有り。大抵買う作家さんなので買ってみた。悪くないと割と面白かったの間くらい。
受は外資系企業の開発部の人間。理系出身。人付き合いが苦手で不器用。可愛いと綺麗の間くらいの顔立ち。外見。金髪に髪を染めている。社内では下半身がだらしないと悪い噂。バンドでギターをやっている。
攻は同じ会社の企画営業。男臭い外見。顎髭を生やしている。割りと落ち着いて見える。大人な割り切りと付き合いの出来る社会人。
特に突出した何かがあるわけでなく、平凡なサラリーマンが日々の生活の中で相手にひかれて付き合うようになるような内容。平凡で地味な話。
人付き合いが下手で心のバリアを張って虚勢を張っている不器用な受が、人付き合いがスマートで周りを良く見ている攻を羨ましく思い、なかなか素直になれない過程が楽しめる。
攻もよくいるタイプのキャラなのだが、好感が持てて好みのタイプ。最終的にくっついたエピソードは、よく分からない部分もあり今ひとつ盛り上がりに欠けていた気もするが、楽しめたのでいいや。また他の作品も読んでみたい。
髭攻。社会人物。バンド。企画営業27、28歳×開発25、26歳。2つ差。
2004年08月24日(火)
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ボーイズマンガ・自転車と黒いパーカー:みゆき郎
ボーイズマンガ・自転車と黒いパーカー(松文社)みゆき郎
短編集。7本と読み切りのおまけ続編4P。
表紙の絵柄が気になったので買ってみた。可もなく不可もなく。
ショップのバイヤー青年×ビルのオーナー兼管理人。レストラン店員先輩×後輩。青年陶芸職人×テクノをやっている専門学校生。バンドのドラム×ボーカル。デザイン専門学校の先輩×後輩。デザイン専門学校の教師カプ。デザイン専門学校の後輩×先輩。
最後の専門学校は同じ場所? キャラのリンクは無さそうだが、冒頭に出る学校の建物は似ていた。おまけの書き下ろしは、教師カプの話。
温度が低くてだらだらとたるそうに日々の生活を過ごす今風な若者が、メインキャラで出てくる感じ。全体的に、ノンビリではなく倦怠感の漂う同人誌のような作風。画面は荒くごちゃごちゃとして整理されておらず、起承転結はきっちりしていない。これは短いページでHまで入れなければならないので仕方がないのかも知れないが、唐突にHしている感じ。しかも好き有っているというより弾みっぽいのが多い。
カナンプラチナに載っていたので、あの雑誌の雰囲気が好きならそれなりに楽しめるのではないか。
普段はガールズをメインに描いているらしい。
気付けば割と松文社の漫画単行本を買っている気がする。気に入る話は少ないのだが、定期的に味わいたくなる雰囲気を持っている。それにしても松文社、ニッチな存在。闇鍋なところが気に入っているのかも。
デザイン専門学校。たらたら。倦怠感。
2004年08月23日(月)
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ボーイズ小説・背徳のエチュード:久遠カンナ
今日会った友だちに台湾土産を貰った。行く前に何が良いかと訊かれたので「私らしいと思う物」と答えたら、いくつかあった土産の中に、山田ゆぎの「愛情的温度」という台湾バージョンの漫画が入っていた。因みにその友だちは、高校時代に一緒にイベントに行ったことはあるが、社会人になって同人やBLからはすっかり足を洗っている状態。何故この作家さんを選んだのか尋ねてみたら、「表紙が一番服を着ていたから」だった。彼女の苦労を思って少し笑ってしまった。
これの日本語バージョンは読んでいないので買ってみよう。
その友だちと甲子園の決勝を見ていた。北海道にはじめての優勝旗。おめでとうございます。
その友だちは銀行員なのだが、「甲子園が終わったんか。なら明日から混むな」とつぶやいていた。何でも彼女の勤める銀行の関西の支店では、どこも甲子園期間中は客が少なくなるらしい。そして終わると客足が戻る。そんなに視聴率があったのかとちと驚いた。
ボーイズ小説・背徳のエチュード(アクアノベル)久遠カンナ
高校生の受は小学校の頃からピアノを習い、今は毎週1度ピアノレッスンに通っている。先生である攻はコンクールを総なめにするほどの実力の持ち主だったが、二十代半ばで事故に遭い、ピアニストの道が閉ざされ指導者になっている。通常のレッスンの後は秘密のレッスンも行われるようになったが、受が進路で悩み攻との関係に自信が持てなくなってしまい…
雑誌掲載とその続編。気になる作家さんの新刊なので買ってみた。悪くない。
受は高校生。小学3年の時にピアノリサイタルに行きピアノを習うようになる。綺麗系の顔立ち。大人しく静かな性格。音大に進めるほどの実力はないが、ピアノが好きで弾くのが楽しいと思っている。被虐の性癖を持ち縛られて支配されるのを好む。
攻は留学中の事故で指導者に転向。週に4人だけ個人レッスンを見ている。他に講師やCMの曲作りを手がける天才肌。やや長めの髪。物静かな大人の男の雰囲気。
受が1枚だけ隠し持っていた裸で縛られている少年という前衛的な芸術作品を攻に見られ、内心の被虐性を知られ、毎週縛られてゆっくりと開発されていくとかいう話。
縛られ内面を暴かれというわりにポルノっぽくはない。ほんのりエロ。受が攻に服従していて、一見私の苦手な攻>受の傾向が強くバランスが悪いように見えるが、攻が受を猫可愛がりしているというか、掌中の珠のように愛でているのであまり気にならない。
続編は5年後でくっついて、受は攻の助手のような事をしながら大学に通いピアノのバイトもしている。攻の元に新しいレッスン希望のスポーツ選手のように精悍で体格の良い高校生が現れ、言い寄られて…という展開。
受は流されつつちゃっかり間男とHしているので、ちょっとびっくりした。受の浮気ってあまり見ないような。
間男と寝た言い訳部分は少し気に入らなかったが、この作家さんは雰囲気を楽しむために読んでもいるので、気にしないことにした。読む人によっては何寝言言ってるねんと思うかも。
少しドメスティックな香りのするほのぼのとした作風なので、それが気に入っているけど今回は設定が設定だけにあまりその雰囲気は味わえなかった。
次もあるなら読んでみたいけれど、作者が後書きでも書いていたが、同人もネットもしていないようなので、次の情報を知るまで気にかけてしまう。そのままフェイドアウトする率もあるし…。
ピアノ。SM。拘束。ピアノ教師33才×高校生17。18才? 続編では5年後。受の浮気。
2004年08月22日(日)
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ボーイズ小説・伯爵様は不埒なキスがお好きv/伯爵様は危険な遊戯がお好きv/伯爵様は秘密の果実がお好きv:高月まつり
ボーイズ小説・伯爵様は不埒なキスがお好きv(プラチナ文庫)高月まつり
古いアパートを経営している受は、ある日迷い込んでいたコウモリを助ける。世話しているとコウモリは変身し美形の吸血鬼・攻になる。餌として受を襲うが撃退され、そのままいついてしまうが…
まとめて既刊を買った時の1冊。可もなく不可もなく。
受は両親と祖父を亡くして天涯孤独。他の親戚とは疎遠。裏の寺の持つ土地にアパートを建てて祖父の代から経営していた。親が亡くなったので会社を辞め管理人になる。甲斐甲斐しい性格。真面目。料理は一通りできる。気が強い。
攻は由所正しい高貴な吸血鬼。伯爵。口は悪い。黒髪青目。超絶美形。数百年前に美味しい餌を探すため船で日本に来る途中、船が沈没して棺桶ごと流される。日本に漂着して目が覚めて10年。日本語は若者言葉から習ったので乱暴で下品。へたれ俺様攻。コウモリに変身できる。コウモリの時は果物を食べる。スイカが好き。
たんびーなジャンルに入るはずの吸血鬼ネタもこの作家さんに料理されれば、こんなギャグになる、みたいな話。お茶の間どたばたコメディ。らしい風味に仕上がっているとは思うが、私が気に入っている「恋愛仁義」系のギャグとはまた少し雰囲気が違うので、こんな感想。
今回は、二人が出会って攻がだんだん受を好きになり、受はほだされてなし崩し的にカプになるまでの話。この作家さんの受は攻より男前な事が多い。今回も腹をくくったら男前度が上がっていた。
攻のコウモリ姿はとても可愛かった。裏の寺の脇キャラはお祓い家業をしているのだが、そこで飼われている柴犬もとても可愛かった。是非挿し絵を。激可愛い姿を視覚で見せて欲しい。
なんちゃって吸血鬼物。ギャグ。吸血鬼×アパート管理人24才。妖怪。
ボーイズ小説・伯爵様は危険な遊戯がお好きv(プラチナ文庫)高月まつり
攻のプロポーズを受け入れ指輪を受け取った受。相変わらず一緒に暮らしてアパートの管理人をしている。そんな折り、攻と同じ船に乗り行方知れずになっていた吸血鬼が現れ受を誘惑し…
続き物。可もなく不可もなく。
性格は上記の通り。苦労性でほだされやすく男前な口やかましい受と根拠のない自信にあふれたへたれ俺様攻。
今回は間男が出てきて受によからぬ事を吹き込み、受が誤解して別居するが仲直りしてという流れ。前作で攻を退治しにやってきた、なんちゃって魔物ハンターが幼なじみとくっつく別カプも出てくる。
前作と同じようなノリのお茶の間どたばた。特に何か変わった感じはしない。
ハニーやらダーリンやら夫婦という単語が頻繁に出てきても甘い雰囲気にはならず、ギャグになるのはこの作家さんらしい。
なんちゃって吸血鬼物。ギャグ。吸血鬼×アパート管理人24才。妖怪。間男。練乳H有り。
ボーイズ小説・伯爵様は秘密の果実がお好きv(プラチナ文庫)高月まつり
今回の話は受が攻の故郷イギリスに、伴侶としてのお披露目のため一緒に旅行する話。吸血鬼達に歓迎されたり攻を慕っている少女に嫌われたりしている。
続き物。上記と同じ可もなく不可もなく。
人間が吸血鬼になるには、お互いに相手が好きな気持ちがマックスに高まった時に血を吸うとなれるそうだが、失敗すると死ぬので、受が人間のままでいるのか吸血鬼になるのかと選択を迫られている。お題を出したまま次巻に続くといったところ。次で完結? 攻の親世代のロマンスネタ有り。
脇キャラも敵役も憎めず、ぎすぎすしなくてお人好しそうな雰囲気なのは良い。取りあえず次も買ってみる。
なんちゃって吸血鬼物。ギャグ。吸血鬼×アパート管理人24才。妖怪。間男。特殊なベリーが媚やく代わり。巨大な亀が出てくる。イギリスが舞台。
2004年08月21日(土)
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ボーイズ小説・炎砂と暁の王子:上原ありあ
久しぶりにディアプラの雑誌を買ってみた。いつもと変わらない感じの内容だが、窪スミコの漫画が気になった。検索すると今まで2回ほど載っているようだが読んだことが無かった(よね?)。最近買ってないからね。野球漫画だったので楽しめたのかもしれないが、一応次もチェックしてみよう。
ボーイズ小説・炎砂と暁の王子(ショコラハイパー)上原ありあ
就職浪人で喫茶店で占い師の真似事をしていた受の前に、ある日アラブの王子・攻がやってくる。伝説の占い師として砂漠の国に連れて来られた受は、神の祝福を体に宿している人間として、王子と千日Hする羽目になり…
砂漠物なので買ってみた。つまらない。
受は曾祖母が砂漠の王女。フランス留学中曽祖父と出会い女の子を産む。その子孫が受。予言者の血筋で攻の予言者に選ばれる。気が強く童顔。民俗学を専攻していたが就職出来ずに占いの真似事をして就職浪人中。
攻はアラブの王子。王位継承者。他に3人いて4人でしのぎを削っている。他の後継者から先んじるために、伝説の予言者の子孫である受を捕まえた。金髪金眼。仕事を持ち忙しい。強引で傲慢。
聖娼として千日抱かれるという設定は、あまりにもあからさまで反対に笑った。その意気よや良し。
それなのに受が後宮に連れ込まれ、千日行の1回目が終わった後で全体の2/3まで過ぎてしまい、いやな予感がしたが、受が逃げ出しすぐに元に戻って仲直りHして話が終わったので、は? となった。
世継ぎ争いも予言者の力の話もあさっての方向に置いていかれている。もっとバリエーションをきかせたHはしないのか。
色々作っていた設定がまったく生かされていない。それともこれは第一部完なのか。攻受の恋愛関係がメインだったとしても、受の心変わりが急転直下過ぎ。余韻もへったくれもなかった。もう少し起承転結をバランスよく書いてくれないものか。
この作家さんの作品を意識して読んだのは、前作の欧州王子とこれで2作目だが、パターンが決まったジャンルとはいえ、期待したほどではなかった。次はどうしよう。
砂漠もの。砂漠王子25歳×就職浪人23歳。
2004年08月20日(金)
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ボーイズ漫画・遅く咲く花:羽原ちより
ボーイズ漫画・遅く咲く花(アクアコミック)羽原ちより
表題シリーズ3本と読みきり2本。書き下ろしは表題シリーズ3Pの計5本。書き下ろしは少ないが3本は同人誌からの収録。
初買い作家さんながら何となく買ってみた。可もなく不可もなく。
表題は高校生で理数系が得意な優等生タイプの受と人気があり軽いノリの攻。攻が片思いして押してく話。読みきりは幼馴染で大学生になって付き合うようになった二人が、つい擦違ってしまう話。もう一つは付き合うようになりHもしているカプの受が高校では攻に体を触らせず、攻が悶々とする話。
どの話のキャラもずば抜けて何かに優れているわけではなく、普通の高校生や大学生で普通に恋に悩んでいる。こういうのも好き。
話は順当に進みあまりひねりは無い。すーっと終わり印象は薄い。次も設定が気に入れば買ってみる。
学制同士カプ。高校生。大学生。ほのぼの。平凡。
2004年08月19日(木)
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ボーイズ小説・五つの音:火崎勇/甘い罠:火崎勇
外壁が出来てチェックに入るというので、一緒に見せてもらってきた。外側がすっかり出来ていて不思議な感じ。自分の書斎(という名のおたく部屋)や寝室やデジカメで写真を撮ってみた。吹抜けが案外狭くてちとがっかり。中の壁が出来れば少し変わった雰囲気になるのだろうか。
ボーイズ小説・五つの音(シャイノベル)火崎勇
大手の広告会社にヘッドハンティングされた攻は、そこで高校時代付き合っていた受と再会する。卒業と同時に捨て受の態度はすっかり冷たくなっていたが、忘れられず再び口説こうとして…
よく買う作家さんなので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間くらい。
受は大人しくまじめ。人当たりも柔らかい。優等生。頭がよく整った顔立ち。攻に一途。大手広告会社に勤め、現在は恋人がいる。攻は要領が良く女にもてる。人付き合いは広く浅く。利用できるものはすぐ利用する。顔はいい。両親が不仲で愛情を信じていない。
最初の50Pぐらいは、この作家さんの書く何様攻に生暖かい気持ちになり、100Pぐらいでは一度背中から刺されろ攻よ。と思ったが、後半いつもの前向きながんばりを見せたので、プラマイでとんとんになった感じ。そこに攻の愛情に対するエピソードみたいなものが、気に入ったので少し好感度が上がった。ので上記のような感想。後半に行くほど挽回した。それにしてもこの作家さんの書く俺って出来る男「だぜ」系キャラは寒いことが多い。嫌いではないのだが、仕事のエピソード部分が表層をなでるだけで荒が目立つと寒さが増す。その部分のエピソードがちゃんと書かれていれば気にしない。そんな感じ。
攻視点。高二で付き合い高三で別れ27歳で再会。元鞘。同級生カプ。攻が女と寝る描写有り。受が見合い。
ボーイズ小説・甘い罠(ショコラノベル)火崎勇
大手通販会社に勤める受は、付き合いのある外注デザイナーの攻から告白されている。そんな折社内でリストラをするために人事異動になり内偵を続けるきっかけで攻と親しくなっていくが…
表題と続編。後ろには書かれていないが表題は雑誌掲載のはず。読んだ覚えがあった。感想は、悪くない。
受は大手通販会社の開発部いた。真面目で仕事熱心。お客様第一に考える主義。周りに気を使うタイプ。優しく強い。攻は外注デザイナーだが、本当は渋谷のショップでストリート系の店を持ちコアなファンを持つカリスマデザイナー。前向きで明るい。細かいことを気にせずマイペースですごすタイプ。受に待てと言われれば尻尾をふって待っているような犬タイプ。
この作家さんの書く典型の話の一つで典型のカプの一つなのだが、数年前ぐらいのショコラで書かれていたような印象を受け、その頃の作品が好きなので楽しめた感じ。何がどう最近のと違うのかうまくいえないのだけど。間合いとかエピソードの厚さ?
このカプの組合わせは個人的に好き。受は真面目で攻は犬タイプ。前に表題を読んだ時は、仲間をリストラ選考しなくてはならない苦しさや逆恨みされる部分が重く感じて救済話が読んでみたいと思っていたが、続編でも攻のことで逆恨みされていた受は気の毒。ちゃんと自分で火の粉を払っていたので、その部分はこの作家さんの書く男前の受の一人。
設定はともかく、またこんな雰囲気の話を読んでみたい。次も買う。
通販会社。デザイナー×真面目会社員。 20代半ば? 学年は同じだが1つ違い。ストーカー。リストラ。
両方比べたら「甘い罠」の方が好み。
2004年08月18日(水)
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ボーイズ漫画・トラの初恋:黒娜さかき
ボーイズ漫画・トラの初恋(松文社)黒娜さかき
短編7本うち書き下ろし12P。表題シリーズは3本。
絵柄に癖があったので何となく買ってみた。なんともいえん。
表題は人を殴って一人Hするのが好きな攻が、年上で優等生の受を弾みで強●して殴られ好きになり、2年後受の高校に入学して猛烈にアタックする話。
一言で言うと癖が強くて妙な話。同人誌のように独り善がりな雰囲気がぷんぷん匂う。掲載雑誌がカナンやプラチナなのでその手の雰囲気が好きなら、それなりについて行けるのではないか。
部分的には気に入ったところもあるのだが、全体を通して見ると作家の理論がよく理解できず、カッ飛んだ話についていくのが精一杯。退屈しのぎに買って、普通にさくっと楽しむような話ではない。
頭で考えちゃ駄目だ。感じるんだ。とかいうせりふが何かの作品であったが、そんな感じ。
キーワードも列挙しにくい。
2004年08月17日(火)
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ボーイズ小説・ワイルドワイルドウエスト:高尾理一
オリンピック開催とともに私のPCはめでたく入院してしまった。閉幕とともに戻ってくる予定。机の上に置きっぱなしだったPCのモニターが突然うつらなくなってしまったのだがハードは壊れていない模様。しかしどうにもならなかったので修理に持ち込んだ。そのまま入院。これは他所のPCで書き込んでいる。しばらくはぽつぽつと切れながら日記を続けるつもり。
ちょうど保証期間が切れたところだったので、あと一週間早く壊れてくれよと、その前に1年で壊れるなよ。この根性なし。とPCに言いたい。
中を見られると気まずいものがつまっているPCを修理に出すには勇気がいる。いちいち中を見られることはないと思うけど。データが無くなっても困るし、残っていても困る。前門にトラ後門に狼?
他所のPCにブックマークしたくないので、毎日通っていた気に入りの柴犬サイトもいけない。友人のサイトにもいけない。
夏コミは気楽に行ったが目当ての本はほぼ買う事が出来て満足。オリズネジャンルは雨のためか、こみこみと言うほどではなくめちゃくちゃ長い列もあまり無かったような。個人的に気になっていた作家さんの商業の新刊の情報が聞けてよかった。
久しぶりに会った友人が守護霊が見えるようになっていて、守護霊は前の時代から縁のある人がなるらしいのだが、私の守護霊はいつも私に口でやり込められていた男らしい。後ろの百太郎ならぬ後ろのへたれ受。
そう口にすると、その見える友人が受ではないと後ろの人が主張していると教えてくれたが、受攻のわかる守護霊というのもあまり嬉しくないような。後ろのへたれ受に、次の私の新しい萌えはいつくるのか訊いてもらうと、数年後のことらしい。それを楽しみに待つことにしよう。
ボーイズ小説・ワイルドワイルドウエスト(ショコラノベル)高尾理一
会社と妻に裏切られ会社を辞めさせられた受は、気晴らしにアメリカへ旅行に出かけたが、田舎で道に迷い、牧場の柵を壊して事故を起こしてしまう。そこにあらわれたカーボーイの攻に不審者としてつかまるが…
設定が気になっていたので買ってみた。わりと面白かった。
受はきれいな顔立ち。頭も良い。将来を嘱望されたエリートで上司の娘と結婚したが妻が浮気して離婚。上司にも見捨てられ泥をかぶって退職する。手先は不器用なほうだが料理は出来る。負けん気が強くクールなほう。攻は元ブルファイター(牛のロデオ)今は引退して貧乏で小さな牧場で働いている。単純で明るい。力持ち。とてもポジティブシンキング。へこたれない。タフ。家族は無く牧場主の老人を慕っている。田舎者な頑固さはあるが正直で働き者。俺様攻。大型犬攻。
ショコラでこの作家さんのカーボーイものが気に入ったのでこれも買ってみた。設定はリンクしてなくて単独ものっぽい。小さくまとまっていながら好感の持てるカプで楽しんで読めた。受も攻も可愛いし良い男。
敵役は悪いがそれ以外の脇キャラも立っている。大型犬攻は好きなので、倒れるときも前のめりで倒れそうな性格や頑固そうなエピソードにほのぼのした。またこんな話を読んでみたい。
テキサス。カーボーイ物。牧場。カーボーイ30代頭×元会社員28歳。めがね受。
2004年08月16日(月)
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ボーイズ漫画・幸福の足音:守井章
ボーイズ漫画・幸福の足音(ミリオンコミック)守井章
表題シリーズ3本。読みきり3本。内書き下ろしは表題シリーズ1本24Pの計6本。ほのぼのしていそうなので買ってみた。初買い。悪くない。ほのぼのしていた。
表題シリーズはイギリス貴族の主人・攻に使用人の中国人青年受が、幼い頃から仕えているうちに恋仲になりという話。読みきりは、呪われた王子として産まれた受と行きずりの旅人攻。高校の寮で同室になった絵だけが取り柄の受と人気のある器用な攻の話。大学で超怖がりの先輩・受とその先輩に片思いしている後輩・攻。
全体的にほのぼのとして穏やかな雰囲気。読後感も悪くない。クラフトやルチルに載っているような雰囲気。
個人的には最後の話。怖がり先輩と後輩の話が好み。このカプだけで1冊本が読んでみたい。次も良さげだったら買ってみる。
大学生カプ。高校生カプ。寮。ファンタジー。イギリス貴族。中国人執事。
2004年08月15日(日)
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ボーイズ漫画・愛しのスウィートボイス:藤崎こう
ボーイズ漫画・愛しのスウィートボイス(ビブロスコミック)藤崎こう
表題シリーズ2本(うち1本は前後編)、シリーズ2本。表題シリーズ書き下ろし10P1本の計5本。
今やっている雑誌掲載のシリーズがツボたので、既刊を買ってみた。可もなく不可もなく。
表題シリーズは自分の体型と声にコンプレックスを持つ高校生の受が、八百屋のバイト先で演劇をやっている大学生の攻と出会い、好きになる話。シリーズは継続中でこの単行本ではないが別カプも出てくる。
他は御曹司の大学生・攻が小学校時代の家庭教師で現在作家の受に片思いして告白して付きまとっている話。
絵柄はあまり好みな方ではないのだが、この話は何となく気に入っている。表題の攻の性格と受に甘えるシーンは割とツボ。見せ場のシーンのキャラのアップが濃いくて、テンションが急に上がった印象でびっくりする。
続きも買ってみる。
大学生×高校生。大学生×作家。演劇。声フェチ。別カプ。シリーズ物。
2004年08月14日(土)
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ボーイズ漫画・レシピ:志水ゆき
ボーイズ漫画・レシピ(ビブロスコミック)志水ゆき
雑誌で3回連載の表題と読みきり2本。と書き下ろし2本18Pと14Pの計5本。
雑誌連載時に気に入っていたので買ってみた。面白かった。
表題は元モデルで現在カフェのオーナーの攻に片思いしている中学生の受が、自覚して攻と付き合うまでの話。読みきりは美大(多分)に通う攻と画材屋の店員である淫乱な受の話。もう一つは産婦人科医の攻と声をかけてきた行きずりの中学生・受の話。書き下ろしは表題と産婦人科医カプ。
連載時から受の苛められ方や攻の鬼畜ぶりが気に入っていたのだが、くついたところで終わっていたので物足りない気はした。というかこれは第一部完で、第二部があると思っていたのだが違うのだろうか。受が精神的にいたぶられている話をもう少し堪能したい。この作家さんの描く受が苛められる話は好み。
個人的に萌え以外で好きだったのは、産婦人科医が産婦人科を選んだ理由のエピソード。ベタといえばベタなのだが、こういうのに弱い。
3つの話の人間関係はリンクしている。また設定が合えば買ってみる。
鬼畜。カフェオーナー×中学生。産婦人科医×中学生。美大生(?)×画材屋店員。局部にピアス。攻が3P。
2004年08月13日(金)
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ボーイズ小説・Beauty Beast:七地寧
ボーイズ小説・Beauty Beast(クロスノベル)七地寧
両親の離婚で5年離れていた弟・攻が母親の元から戻ってきた。大学生の兄・受は喜ぶが、攻は兄弟としてではなく執着する相手として兄を見る。一線を越えて開き直った二人は、自分たちが普通の人間で無いことを知り…
デフォ買い作家さんなので買ってみた。複雑な気分でそれなりに面白かった…。
受は大学生。5年前両親が離婚。父親と暮らす。女っぽくはないが男臭くも無い。柔らかな印象。家事は一通り出来る。理性的で周りのことも見えているが、切れると弟より過激。気は強い。攻は高校生。母親に引き取られるが母親の再婚に伴い疎ましがられて戻ってくる。予備校に行っている。寡黙。頭も運動能力もずば抜けている。男臭く野性的。
一言で言うと壮大な話のオープニング。
相変わらず、居酒屋で3時間ほど酒を飲んだ後に語られるような酔っぱらいの理想論を散りばめつつ、そんなにきっちりした性格付けが必要なのかと思える脇キャラを多く出し、背景説明不足のまま話が進み、恋愛メインではなく話が収束していない。今更だけど。
それなのにうっかり萌えてしまった。元々この作家さんの書く人間関係とHシーン(そのものじゃなくいちゃいちゃしている部分)は萌える。今回も好き設定の近親○姦にうきうきしてしまった。何故か負けた気分。普段はどんな作品でもお金を払った分だけ萌えたもん勝ちだと思っているのに。その理屈でいくと私は勝ったはずなのだが。
文章・話の組み方等は少し前に戻っている。前回嘆いていた女性が主役より目立つことは無かったが、メインのはずの兄弟を差し置いて兄弟の父親が美味しい部分をかっさらっていた。というかパパ強すぎ。パパも別枠で話がありそう。
この作家さんにしては珍しく変身物という突飛なネタを書いているが、弟が変身後兄に撫でられごろごろ言うのが可愛かった。私も1匹欲しい。
パパの家族やら仲間の事やら見えない敵やら、さっぱり謎は解決されていないので、是非とも続きを書いて欲しいのだが、…続くのか? ていうか頼むから続いて謎を解いてくれ。
最近出た本の中では一番まし。次も買う。
弟17歳×兄19歳ぐらい? 近親○姦。ライカンスロープ
2004年08月12日(木)
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ボーイズ小説・優しい唇、意地悪な接吻:荻野シロ
ボーイズ小説・優しい唇、意地悪な接吻(ラキアノベル)荻野シロ
外装の下請け会社に勤める受は材料メーカーで働く攻と恋人同士になった。攻が家族の結婚式で実家に帰っている間、トラブルがおきて攻の高校時代の友人と名乗る男と出会うが…
「秘密の唇〜」の続刊。前作が気に入ったので今回も買ってみた。悪くない。
キャラの性格は前作の通り。
攻×攻なので受にまわった側も男っぽいが、体が慣らされてきて…という感じ。受化は進んでいる。Hシーンは濃くて長い。エロっぽくはないけど。
文章はぎっちりしてメリハリが無くつまっている感じ。テンションが変わらないので読みにくいと感じるところもあった。
前作に続き嫉妬で攻が切れる部分は笑える。気に入った部分は、攻が受という設定と建築関係の下請け業界を割と丁寧に(本当にこんな仕事内容なのかは門外漢なので知らないが、それっぽくは見える)書かれているところ。普段穏やかな攻が嫉妬で切れると怖いというところ。
ひく部分は受の性格。仕事でトラブルにあったから、仲間が失敗したからと言って、八つ当たりしたり怒鳴りつけるのはどうしても受け付けない。受がいらいらする度に社内がぴりぴりする様子は、他人事でも笑えない。一応フォローはしてあるけど。
仕事はちゃんと取り組んでいても、側にいたいタイプじゃないな。受の言動はひくけど不快に思うまではいかないので、そこらへんはぎりぎり大丈夫なライン。
後書きを見ると同人で長く小説を書いている人のよう。がたいの良い受は作家さんの好みっぽい。萌えというより笑って楽しんだ感じ。次のラキアに載るようなので、それも楽しみ。
社会人物。ガテン系。二人とも20代後半? 攻×攻。携帯で撮影。
2004年08月11日(水)
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ボーイズ小説・Over:榊花月
甲子園がはじまった。昔からスポーツはまったく見ないのだが、夏の高校野球だけはたまに見る。スポーツというよりは夏の風物詩みたいなものなのかも。
ボーイズ小説・Over(シャイノベル)榊花月
抱きしめたいシリーズ3冊目。短編3本。今回は「Over」「車の中でかくれてキスをしよう」を再録。「車の」は雑誌掲載のみ。書き下ろし「フラジャイル」は30P強。今回も初っぱなからネタばれ全開なので注意。
登場人物は1冊目の感想のABCDで表記する。性格設定は1冊目に有り。
「Over」は時系列では「Replay」の後、Cと付き合うようになったA。それに未練を見せるB。AはDに呼び出されBを見捨てないで欲しいと言われながらCと遠距離恋愛を続ける。Dが電車にひかれて亡くなる。
「フラジャイル」はDの一人称。生い立ちから自分を裏切った恋人と親友の事、Bとの出会いと付き合うようになってからの心境。そして亡くなる瞬間までの感情。
「車の中でかくれてキスをしよう」は、AとBが付き合っていた頃の話。いちゃいちゃしている。BがDとはじめて浮気した頃?
今回の書き下ろしでDの事が少し身近になったというか。寂しい人生だったんだねーと思って同情してしまった。自殺か事故かきっぱり書かれていなかったけれど、あの絶望していた状況ならばどちらでも関係ないのではないだろうか。
最近では後味が悪いからと滅多に見られないようなDの扱いに、逆に感心してしまった。ただ死にネタも残された者が前向きになったり更に破滅したりとその後の展開がいきてくれば良いのだが、このまま同じ場所で足踏みしているような成長の無さだと、Dも死に損だろう。
半分くらい新装版ではDは生き残るかもと思っていたが、これでいよいよ3角関係。このまま元鞘でも納得いかん。
元々Bもイタイ性格だけどAも煮え切らず、どちらかと言うと割れ鍋に綴じ蓋カプでそれなりに均衡を保っていたのだが、今回の新装版でBが一人で株を下げたため、Aの立場が勝手に浮上した感じなのだが、元々のぐだぐだしているのは変わらない。そしてBは相変わらず中学生のように上手くいかないと足をばたばたさせている。なんかもういいや。慣れた。
取り敢えずこの刊で前に出た時系列まで追いついたんだっけ。本当に何とかうまくまとまるのだろうか。改めて前2冊の感想を読み返すと、自分の中でもそれなりに落ち着いてきているのが分かる。
挿し絵は、1巻目の時は流石に前のイメージが強かったが、2巻目では今の人に慣れて、3巻目では自分の中ですっかり定着した。
2004年08月10日(火)
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ボーイズ小説・窓:水原とほる
「幸せを運んだブルドッグ」(幻冬社)という本を買った。
著者が高一の時に飼いだしたブルドッグとの9年に渡る生活を漫画で描いている。700Pの読み応えのある内容だ。これを読むまではブルドッグに馴染みがなかったのだが、こんなに愛らしい動物なのかと驚き、そんな素敵な犬と出会えた著者が羨ましくなった。
成績が悪く友人も少なかった著者が、多感な時期を過ごす傍らにはいつもこの犬がおり、時に自分の昔を省みて少女時代特有のきついエピソードも織り込まれているのだが、その度ごとにその犬に慰められ成長していく著者の姿は、逞しく優しい。
別に意識して著作を追いかけている訳ではないのだが、この漫画は何故か私の人生の転機に目の前に現れる。はじめて雑誌に載っていたのを見た時も、それが総集編として雑誌形式で出た時も今回も。
そんな本がたまにある。こちゃこちゃ書いたが、ようは、ぶる可愛いーーということ。
ボーイズ小説・窓(ピアスノベル)水原とほる
短編集。雑誌掲載3本と書き下ろし1本の計4本。書き下ろしは雑誌掲載の続編ではなく独立した話。
一つ目は同じ高校の後輩×先輩。10年攻に拘束されているうちに離れられなくなって…という話。二つ目は叔父×高校生甥で両親の離婚で叔父と住むようになり…という話。三つ目は社会人二人×高校生で被虐の性をヤンエグ社会人の二人に暴かれるとかいう話。四つ目は画家の義父と息子で相手の事が好きだがH出来ないので…とかいう話。
どれもキャラ小説というよりは、ボーイズの様式美にはまった鬼畜SM系の作品集。読んでいて昔あったロマンジュネに載っていそうな話だと思った。ほんのりズネ風味。久しぶりに好みの様式美な鬼畜を読めたので楽しかった。
特に1つ目の監禁ネタ。攻が受に執着して執着して精神的に拘束して、受は最初それに怯えて恐怖を感じているが、逃げる機会があっても最終的に攻の檻に自分で戻っていくという(←ここ重要。心のアンダーライン)シュチエーションが昔から大好きで、この話もその様式美にのっとって書かれていたので大変満足。
監禁ネタは好きだが、体が拘束されているよりは精神が拘束されているほうが萌える。全部のボーイズを読んだわけではないが、この様式美にのっとった作品は案外少ない。これまで読んだ中ではこの作品を入れても片手で余る。誰か沢山知っているなら教えて欲しいぐらい。
二つ目の近親○姦も三つ目のSM3Pも美味しく頂いた。最後まで3Pなのは久しぶり。この設定で1冊じっくりと読んでみたい。
読む人を非常に選ぶと思うが、楽しめた1冊だった。
後書きを読むと、ピアスが休刊となり作家さんは行き場を失っているらしい。勿体ないので、どこかに拾われて生き残って欲しいのう。また濃いー話を書いて欲しい。
SM。近親○姦。鞭。首輪。3P。監禁。スカ○ロ。鬼畜。
2004年08月09日(月)
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ボーイズ小説・代議士は恋をささやく:水壬楓子/王様ゲーム:染井吉乃
漫画びーぼーいを買ってみた。
エビリティは順当な終わり方。水上さんはエジプト王の転生物で早速どろどろしそうな雰囲気。ねこ田さんはもうちょっとひねりがあるかと思ったが、前後編ならこんなものなのか。受の出世の秘密とかいつか出てくるのだろうか。しかしこの学校の制服は上半身は布の生地が厚そうなんだけど、下半身はてろてろで薄い生地に見える不思議な服。それにしてもこんな受が欲しい。私に財力と甲斐性があれば良いのに。皇帝と呼ばれたは、何か笑える。ハーレクインのはずなのだけど。藤崎さんは数年ぶりに単行本を買ってしまいそう。何故かツボった。
ボーイズ小説・代議士は恋をささやく(ルビー文庫)水壬楓子
大物議員の秘書をしている受は、高校時代の親友で、卒業後俳優になり議員に当選した攻と再会する。攻は受に会うためにここまで来たと告白してくるが…
最近よく買う作家さんなので買ってみた。悪くない。
受は母子家庭。高校時代攻を助けて副会長を務めた。卒業後は議員秘書に。可愛がられている。目立つ性格ではなく運動は苦手で静かに本を読むタイプ。折衝に優れている。顔と頭はもちろん人並み以上。攻は群れずに孤立せずに自分の意志を通す性格。人気があり頼られる。リーダーシップ。カリスマ。Vシネマの俳優になりカルト人気を得た。180センチ以上がっしりとして精悍。強い瞳。短めの髪。
攻も受も好きなタイプなので、好みのカプが出てくるさらっと読める話。ルビー物はことごとく駄目か少し辛かったが、これは楽しめた。
ただ高校時代の受が攻を諦めなくてはいけない理由が弱いというか。有名になったあとならわからんでもないが。ついでに受に降りかかった火の粉はきっちり払えてないまま終わっているのだが、これはこれでも良いか。こういうさくっと読める話もまた読んでみたい。次も設定如何で買ってみる。
議員物。愛人。同級生カプ。10年後再会。新米議員×大物議員秘書。28歳同士。
ボーイズ小説・王様ゲーム(パレット文庫)染井吉乃
仲良し3人組の中の一人、受は、幼なじみの攻に片思いしていたが、攻はその気持ちに気付かず、もう一人の親友と付き合ってみないかと持ちかける。受は親友とつきあい始めるが…
たまに買う作家さんなので買ってみた。微妙。
受は可愛い系の顔立ちだが男とも女とも付き合っいてHが上手い。人気がある。明るく元気で強い。弟がいる。
攻は王子様のような優美な容姿。こちらも人気がある。バイト好き。
ひとことでいうと読みにくかった。この作家さんがこんなに読みにくいなんて。キャラの感情の動きが大きくではないが小さく首を傾げることばかりで、どういうこったい? と考えながら読んでいたので時間がかかった感じ。
まずキャラに好感が持てない。振り向いて貰えない攻に言われたからとかいう理由で、親友と付き合う受や、自分で勧めておいて、仲がよいと勘違いして嫌みや子供っぽい態度をとる攻の魅力が分からない。なんでこんな小物を好きになったのか? 当て馬の親友が一番いい男だった。
ついでにこの受も個人的な地雷キャラかも。可哀想な過去を持つ自分を明るさで耐えている感じが。何とも。
会話の途中で急に愛とは何ぞやみたいな抽象的な話になり、展開についていけない。隣に住んでいる攻が受の家庭が2年前から離婚しているのを知らなかったり、エピソードも首をひねるものが多い。
数冊読んでみたが、結局1シリーズと1冊しかはまれなかった。手当たりしだいではなくもう少し絞るべきか。デビュー前はもっと面白いと思って読んでいたのだが…。何時の話だ。
学園もの。高二同士カプ。3角関係。ほのぼの。センシティブ。
2004年08月08日(日)
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ボーイズ小説・ときめきのソナタ:橘涼香
ぼーいずらぶ小説の書き方を買ってみた。
内容的には、別に投稿したことがなくとも同人やボーイズの世界に数年いれば感じる事を分かりやすく書いてあるだけなので、特に読んで知らなかった・感心したとかいうのはないのだが、あらためて文章で読んだことがなかったので、そうだよねー。と思いながら読めた。
たまにここの感想で、もっとこうして欲しいと愚痴っている内容が、基本の事として書かれていると妙に嬉しいのは、こんなことを思うのは私だけかと考える事もあったからか。でもその基本を忘れずに客観的に書くのが大変なんだろうなと思う。いつか商業デビューして萌えを提供してくれるだろう投稿者の人には頑張って下さいと言いたい。
読んでいてそれなりに楽しかったのだけど。所々に出ている花丸の本が私が殆ど買わない系ばかりで…な気持ちになった。作家は編集が育てるものではなく自分で育つものらしいが、それは分かるんだけれど、育つ場所も提供してくれようと、花丸デビューで見かけなくなった作家さんの事を思いながら突っ込んでしまう。
それにしても、作家を目指すために読んでおけと紹介されていたコーナーにあった小説は、個人の趣味なんだろうな。
ボーイズ小説・ときめきのソナタ(パレット文庫)橘涼香
ウィーンの音楽学院にピアノ留学した受は、寮で寝ているところ侵入者・攻にキスされる。天才歌手でオペラ座で歌った事もある攻に音楽のパートナーになって欲しいと言われ…
新人さんの3冊目。可もなく不可もなく。かな?
受は小さい頃から母親がピアノ教室をしており慣れ親しむ。高一で優秀な義兄をおいて留学が決まる。元気で明るく可愛い系。負けん気は強い。宿題を忘れたりわりと大雑把。攻は代役でオペラ座で歌い有名になる。天才歌手。18歳。晴れやかな笑顔。眼鏡。性格はすれている。
受が留学してパートナーに選ばれ、生活するうちに音楽の楽しさに目覚め攻の秘密を知り乗り越えて、成長していくという話。Hシーンはしっかり入っているが、ボーイズというよりボーイズ要素の濃いジュブナイルみたいな感じ。というか中高向けのぬるく軽いボーイズというか。しっかりきっぱりとしたボーイズを期待すると物足りない気がする。
相変わらず文庫の割に内容量がある気はする。エピソードもそれなりにあるが突っ込みが浅く物足りない。結局それはどういうこと? と思う事も多かった。攻は何でも出来るが年相応というか受と同じく悩むタイプ。突出して出来すぎなキャラはいない。
問題をみんなで分け合って乗り越える展開なので、それをくさいととるか青春ちっくととるかは人によりそう。そこらへんも中高生向け。ある意味このレーベルに合った話。くささはデビュー作よりマシ。
3冊通して読んでみたが、基本の原型みたいなものは同じようだ。それが設定と展開によって、プラスになったりマイナスになったりするのか。これは他の作家さんにも言える事だろうけれど。
少し大げさな文章は浮き世離れした設定では気にならないが、近所の学生同士の恋愛とかならくさくなりそう。次は吸血鬼ものらしいのでどっちに転ぶのか。もうしばらく様子見。
音楽物。留学。寮。先輩・歌手18歳×後輩ピアノ15歳。成長物。
2004年08月07日(土)
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ボーイズ小説・すべて愛になる日まで:火崎勇/偽りのコントラスト:ふゆの仁子
ボーイズ小説・すべて愛になる日まで(ルビー文庫)火崎勇
家が隣りで幼なじみの攻と受。実家の改築にともない同棲を始めたが、攻がアメリカの金持ちの隠し子だと分かり、受は別れを迫られるが…
大概買っている作家さんなので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間くらい。
受は酒屋の息子で塾の事務員として就職。前向きで明るくけじめが付いて周りからも愛されている。この作家さんの書く受のほぼデフォ。攻は実家がテーラー。母親は通訳をしていたが、未婚で攻を産み亡くなる。今は祖父と二人暮らし。最初は実家を手伝っていたが外資系の会社で秘書として働くようになる。背が高くてハンサム。優しく頼れる兄として受の側にいた。
この作家さんの話を読み過ぎているためか目新しい物は特にない。全体的に薄味。ルビーの割に読める。ぐらい?
この作家さんの書くおだやかな攻は好み。受の性格も元々好きなので、好きなカプが読める話に出ていたので楽しめたという感想。
今回も米国の社長の隠し子ネタが出てきたが、ルビーの既刊と何か繋がりがあるのだろうかと思ってしまった。確認しようにも既刊は手元にない。多分関係ないと思うんだけど。どうなんだろう。
社長秘書24歳×事務員22歳。幼なじみ。隠し子。ほのぼの。
ボーイズ小説・偽りのコントラスト(キャラ文庫)ふゆの仁子
アメリカ帰りの新進気鋭のアーティストである受は、記念イベントのエンディングとオープニングのアクトを依頼される。目の前に現れた二人の男の間で揺れ…
よく買う作家さんだったので買ってみた。意味がよく分からないとつまらないの複合技。
受は学生時代に賞をもらいアメリカに渡って数年活動。日本に戻ってきたが今ひとつぱっとしない。綺麗系の顔。ゲイで割と気安く寝る方。攻はイベント界の帝王と呼ばれる男。大人の雰囲気で落ち着いている。一筋縄ではいかない。
取り敢えず、この作家さんの書く「私のことが分からなければ、お互いに知り合うためにHしてみよう」という展開は萎える。
ついでにHした相手の性格が分かった気になるのも萎える。お前は接触テレパスかい。と突っ込みたくなる。
掴みは悪くないのだけれど、受が二人の間で揺れて、片方を選んでその合間に仕事して。その仕事内容は馴染みがないので説明して。と詰め込みすぎていて、ここ注目みたいな部分が見えない。他にはあまり見かけない設定を持ってきたのは目新しいけど。
ついでにこの作家さんの書く社会人物は、攻が強引傲慢系だとほぼ、仕事しながら公私混同してるっぽいのがはまれない最大の理由。恋に仕事にというのを書きたいのだろうけれど、Hシーンに持っていく下りは大概ぐだぐだしてしまうような。今更なんだけどね。
でもきっと次も設定如何では買ってしまうんだろうな。
芸術。3角関係。イベントプロデューサー30代頭×アーティスト27歳。
2004年08月06日(金)
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ボーイズ漫画・プライド:石田育絵/キミに幸あれ!:日下孝秋
ボーイズ漫画・プライド(ミリオンコミック)石田育絵
東京地検の支部に勤める検事の受の前に、本省組でスキャンダルでとばされてきた先輩と日本橋の老舗が実家の後輩が現れる。酔った勢いで先輩と寝てしまうが後悔して…
よく買う作家さんなので買ってみた。悪くない。
受は任官5年目29歳。クールビューティ。仕事には真面目で食らいつくとしつこい。勘はいい。ゲイであることをひたすらに隠している。
先輩は法曹一家を実家に持つ本省組のエリートだったが、女性関係のスキャンダルをかぶりとばされる。すれていて人生を斜めに見ているが、仕事は出来そう。任官9年目。32歳。
後輩は任官3年目28歳。真っ直ぐ前を見る体育会系。爽やか好青年。法曹にはいるのが子供の頃の夢だったが、卒業間近で父親が倒れ社長になり実家の老舗を3年ほど切り盛りする。その後任官。
この作家さんの作品にしては資料を集めて詰め込んでいる感じ。特殊業界ものだからかもしれないが。相変わらず淡々とした作風でさらっと読める。
多分先輩とくっつくくさいのだが、まだ続くようなので一応攻表記は無し。後輩も捨てがたい。続きも楽しみ。
検事もの。三角関係。続刊。シリアスセンシティブ?
ボーイズ漫画・キミに幸あれ!(ドラコミック)日下孝秋
生徒手帳を拾ってもらったお礼に、新入生の攻と付き合うことになった受は、流されつつも相手が気になって…
たまにかう作家さんなので買ってみた。悪くない。
受は高二。ぽやぽやと天然ボケな性格で可愛い顔立ち。学校でも一部有名。帰国子女で英語はネイティブに話せる。叔父と二人暮らし。攻は新入生で後輩。背が高く外見でも目立つ。大らかに見えて強引な性格。
今まで読んだこの作家さんの描く話の中で、一番何も事件が起こらず日々の学生の時間をすごしているような内容のようだ。と言っても学校内メインではないので、学園ものというにはちと物足りない。でも今まで読んだ中では一番すっきりしているかな。
受の叔父は茶店を経営しているが、夜になるとゲイが集まる店になる。わやわやとモブが当たり障りのない話をしている。全体的にほのぼのした雰囲気で、受が攻に流されつつ恋心を自覚して、でもHするのは怖くてという流れ。受が可愛いい。
何でも同人で出していた3兄弟の次男が攻らしい。3兄弟はそれぞれ男とくっつくらしい。他の作品となれ合っている雰囲気はする。
また設定が合えば買ってみる。
一応学園もの? 高一×高二。二人で旅行。ほのぼの。
2004年08月05日(木)
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ボーイズ漫画・彼の肖像:西田東/35度の恋愛熱:高井戸あけみ
英国の新刊を読んだ。相変わらずユーリはもてもて。満足してしまった。前2冊はアシュレイに押され気味だったけど今回はシモンが頑張っている。やはりこの二人は力関係がイーブンな方が萌える。しかし今回オニールが躍進してきたので今後どうなるのか。最近ダレ気味だったので少しだけ話が進んで良かった。これ完結するまでにどれほどかかるのだろうか。
ボーイズ漫画・彼の肖像(ディアプラスコミック)西田東
表題3話分と読み切り2本、読み切りの続編書き下ろし10P1本。表題は有名な日本画家を母親に持つ不良息子の攻が実家でアトリエを借りている受と出会い…みたいな話。悪くない。
受は猫被っているけれどなかなか良いタマで、攻は本性を知って翻弄される。話は相変わらず少しの皮肉と哀愁の混じったこの作家さんの独特の雰囲気で進む。
出来としてはいつもと変わらないような。個人の好みとしては、この前の不倫関係別れるの待ってます話よりは好きかも。デビュー作が一番気に入っている。
絵が下手なのは仕方がないと思っているが、表題の受がクラブで踊っているところが、ディスコでゴーゴーを踊っているようで、魅せられるエピソードのはずなのに笑いそうになった。
動きの激しいシーン(キャラが踊ったり喧嘩したり)はつい素に戻ってしまう。
この本の中では最後の読み切りが一番好きかな。会社の同僚で寮が隣り同士の受と攻。受がゲイで攻が気になっていたけど攻はしょっちゅう女を引っ張り込んでとかいう話。書き下ろしの攻が受のために剃ろうとする話は可愛くて好感度が上がった。
この作家さんもちろん嫌いではないが、一ヶ月に1冊読めば十分で、量読む作家さんではないかな。次も多分買ってみる。
会社員。寮。絵画コンクール。やくざ。街金。シリアス?
ボーイズ漫画・35度の恋愛熱(花音コミック)高井戸あけみ
小さな薬局を切り盛りする受は、既婚で現在入院中の同僚に片思い中。仕事が大変で同僚が退院するまで期間限定で薬剤師・攻を雇う。入院中の同僚が離婚し受に告白、また雇われた攻からも粉をかけられ…
雑誌連載5話分と書き下ろし10P。何となく買ってみた。悪くない。
受は薬剤師。父親の跡を継いで薬局を経営。大人しめで気を遣う。同僚に片思いしている。ゲイ。攻は前の職場を店長と揉めて辞めた。使い込みをしたと言いふらされる。すれた雰囲気。父親は医者。
ギャグを所々に入れつつ淡々とした雰囲気で進む。思わせぶりに目で語るタイプの漫画。3角関係で受は攻とも同僚ともHする。結局ゲイに抵抗がある同僚が身を引いて攻とくっつくみたいな感じで終わっているが、最後の最後であっさりと決まった感じで、盛り上がりに欠けた。元々盛り上がる作風ではないが。
雑誌は読んでいないので分からないが、まだ続きそうな続かなそうな。このまま終わられるとちょっと物足りないかも。又次も興味があれば買ってみる。
薬剤師同士。20代後半カプ。3角関係。
2004年08月04日(水)
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ボーイズ小説・黄昏に花:樹生かなめ/漫画・卵の日:直野儚羅
今日は寝室に置く洗面台の発注に行って来た。タイル柄と形、材料。それと壁に掛ける鏡。アイアンフレーム製。安くで1点物が注文出来る。
そこの店には展示品の洗面台のボールの中で三毛猫が気持ちよさそうに寝ていた。冷たくて気持ちがいいのだろう。ちょうど丸く収まっているのが何とも可愛い。写真を撮りたかった。
漫画・卵の日(ZEROコミック)直野儚羅
世界が次空界というものに覆われ、モンスターが侵入してきた。それを抑えるために新しい人種を作って対抗する。という設定のSFファンタジー。
雑誌掲載の時から気に入っていたので買ってみた。次も楽しみ。こういった作家さんの独自の世界がばりばり入ったファンタジー漫画は好き。ボーイズではないのだが、出てくる女の人が可愛い。
ボーイズ小説・黄昏に花(シャイノベル)樹生かなめ
銀行の出世街道をドロップアウトして妻子に逃げられ子会社の課長になった受は、クセの強い部下に振り回され元同僚にはいびられてひっそりと過ごしている。ある日エリートコースを進む若手の攻を助け逆に迫られるが…
表題と続編2本。内1本が書き下ろし。ほぼデフォ買い作家さんなので買ってみた。悪くない。
受はエリートコースを外れて閑職にまわされた。45歳だが外見は30代半ばに見える。ハンサム。昔は覇気があり強引で強気だったようだが、今は穏やかで静かな性格。痛い部下に振り回されている。そんな受に愛想を尽かし妻は息子を連れて実家に帰る。いつか息子に会うことだけが楽しみ。イ○ポ。
攻はエリートコースを邁進する女性会社員の憧れの的。強引で強き。体育会系。営業成績はトップ。主任。ゲイ。
うらぶれた中年会社員の受が静かな生活を攻に振り回され、最後(?)の恋の花を咲かすみたいな話になるのか。受と攻の性格の原型も、会話も周りのキャラも文章もいつもと変わらないのだが、雰囲気は違って見える。
電気スタンドの強中弱みたい。スタンドのボタン一つで明るくも暗くもなり、まわりの雰囲気が変わる。でもスタンドはスタンド。形が変わるわけでない。文章はワンパターンだったが、こういう雰囲気にもなるんだと驚いた。
相変わらず痛い人物が出てくる。就業中に給湯室でカレーを作ったり、お湯のみに雑巾の絞り水を入れたり、上司の罪を被って左遷されたり女に騙されて自殺したり、普通に読めばシャレにならないエピソードばかりなのだが、悲哀の中にコミカルな部分が入っているので何とか読める。こういうところもこの作家さんの持ち味な気がする。
Hシーンは表題の1回きり。何せ受がイ○ポなのでいくことはなく、攻はED治療に効く治療法を探している。ついでに続編ではぎっくり腰になり、攻はまめに看護しているが半ば介護になっている。
萌えは無かったのだがしみじみした。驚きと笑いと哀愁をありがとう。
銀行もの。主任25歳×課長45歳。受はイ○ポ。シリアス?
2004年08月03日(火)
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ボーイズ小説・ストレイ・リング:水壬楓子/迷走迷路:桃さくら
ボーイズ小説・ストレイ・リング(リンクスノベル)水壬楓子
大手総合商社に勤める受は、同じ会社のやり手の上司の愛人になって4年になる。いつまでもこの関係が続くと思えず自分で終わりにしようと決心するが…
表題とその続編。雑誌掲載の時から気に入っていたので買ってみた。面白かった。
受は大手総合商社の人事部で働いている。顔がよく遊び慣れている。世慣れているが純情な部分もある。意地っ張り。友達思い。軟派なようだがけじめは付けている。仕事は命令されたことはそつなくこなすが上昇志向はない。ゲイ。
攻はやり手の部長。最終的に社長に就任。仕事では自分と他人に厳しく出世街道をまっしぐら。覇気があり上からは恐れられ部下からは慕われる。学生結婚して娘が一人。もちろんハンサムで頭も良い。
『雨男』の別カプ話。雑誌掲載の時から気に入っていたが、今回は続編まで読めて満足。そこそこすれていて世慣れた受が、攻に本気にならないよう予防策として愛人契約を結んだが、それがつらくなって別れようとする話は、ベタながら受が可愛いと思えたので読んでいて楽しかった。設定年齢相応の受と攻に見える。
年を重ねていい性格の受が、攻の掌で踊らされている姿は可愛い。からかいつつもちゃんと庇うところは庇う攻もいい男。強烈な萌えはないが、安定していて落ち着いて読める。
私は社会的地位や立場が攻>受なら、カプの力関係というか持ち上げられる度合いは受>攻でなければ、片方がアンバランスな気がして気になってしまう。この作家さんはわりとカプの力関係も攻>受なので、受があまりに純情だったり不幸な過去を背負っていると、受が可哀想になって話にのめれないのだが、この受はちょっとやそっとじゃへこたれないようなので、その点は気にせず没頭することが出来た。
脇キャラも好感が持てるし読後感も悪くない。同シリーズのカプより好みかも。
一つ残念だったのは、表題と続編の話の構成が似ていた事。ワンパターンに見えるので、もう少し違うアプローチをしてくれた方が良かった。
リーマンもの。愛人。部長(最終的には社長)43歳×人事部社員30歳。シリアス。攻はバツイチ。娘が一人。別カプの単行本有り。
ボーイズ小説・迷走迷路(ラヴァーズ文庫)桃さくら
デザイン系の小さな会社に就職した新人青年は映画の仕事で使う絵を描くため、会社社長の実家がある田舎に上司と向かう。そこで社長の甥である青年と付き合うことになり、Hシーンを上司に見られて迫られるが…
久しぶりに買う作家さん。表紙を見て3Pかと思い期待して買ったのだが。可もなく不可もなくとつまらないの間くらい。
青年は真っ直ぐですれていない。絵の才能はある。高校の時に油絵の賞を取ったことがある。弟がドラマおたくで甥のこともしっていた。
上司は賞を取って社長と今の会社を興した人物。仕事が出来るワイルド系。頭も悪くない。寝起きは悪い。甥は17歳で芸歴14年。華奢で色白で綺麗な顔立ち。積極的。
青年は甥相手には攻、上司相手には受になり最終的には上司とくっつく。
一言で言うと漫然とした話。青年がどちらを選ぶかみたいな話をベースに田舎で強盗事件が起こってと、視点がどれも中途半端というか。
甥が青年を好きになった理由は、ただの暇つぶしにしか思えない。青年は迫られて流されて付き合っている気になったようにしか見えない。それで二人の濡れ場を見た上司が青年をいきなり押し倒しているし。キャラの心境が書かれておらず呆気に取られている間に話が進む。ボーイズに関係ない強盗事件の割合が多く占め今ひとつ何がしたいのか。
元々この作家さんの書く話は、キャラの性格やら心境の動きが薄くのめり込めない事が多い。これもそうだった。ならHに比重があるかと言うとそうでもない。何となく流されている内に上司を選ぶみたいな感じ。甥もあっさり新しい恋人を見つけているし。やっぱり遊びやったんやん。と突っ込んでしまった。物足りない。
デザイン。映画。強盗事件。3人。上司32歳×新人20代頭?
2004年08月02日(月)
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8月のボーイズ雑感
8月の新刊
黒いサカナ/火崎勇
すべて愛になる日まで/火崎勇
代議士は恋をささやく/水壬楓子
優しい唇、意地悪な接吻/萩野シロ
夏の雨と天使の庭/菱沢九月
背中合わせのくちづけ1/真瀬もと
君の名はスター☆/ 紺野けい子
オフィーリア〜水にたゆたふ乙女〜英国妖異譚8/篠原美季
スリット/五百香ノエル
王様ゲーム/染井吉乃
ときめきのソナタ/橘涼香
至福の庭〜ラヴ・アゲイン〜/六青みつみ
灼熱の契約/神奈木智
天国が落ちてくる2/高遠琉加
甘い罠/火崎勇
ワイルド・ワイルド・ウエスト/高尾理一
COLD FEVER/木原音瀬
プラクティス/ひちわゆか
ボーイズラブ小説の書き方
今月はまだ少ない目。かな。そういうことにしておこう。でもコミケがあるので同人は沢山。今年は大阪も参加する予定なので、また一週間ぐらい実家に世話になるつもり。
実家といえば両親がマレーシアから帰国した。無事で何より。キャメロンハイランドはものごっつい寒かったらしい。
ボーイズの書き方は白泉から出るもの。別に投稿する気はないのだが、花丸から出ているので興味がわいたので買ってみる。
今ゼノサーガ2は要塞を落として再びデュランダルに戻ったところ。ここら辺りは苦労の割に得る情報が少ないというか。敵の説明がさっぱりなので、敵方のお姉ちゃんが一人で戦いながら身悶えていても、何をしているのかと自分の番になるまでぼんやりしてしまう。
苦労して苦労してトンネルを通したりダムを造ったりした男達が出てくるプロジェクト×を見た後で、このゲームをやると大きな要塞の豪快な壊れっぷりに笑えてくる。おっちゃん達が苦労して作ったのになー。あの鉄くずの単価はいくらだろうと考えてしまった。
2004年08月01日(日)
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