眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 ボーイズ漫画・チョコレートキス3:依田沙江美/きみに、メロメロ:神葉理世

ボーイズ漫画・チョコレートキス3(シャレードコミック)依田沙江美

シリーズ学園もの続刊。高校の生徒会を舞台にした話でカプは今のところ3組。修学旅行に行ったり、当て馬が出てきて揉めたりしている。ずっと買っているシリーズなので買ってみた。面白かった。
ほのぼのとした雰囲気でシリアスとコメディの部分が好みの感じで脇キャラが立っていて、メインキャラに好感が持てる。読後感も悪くない。やはりこの作家さんのこのシリーズは好き。
ただ人物相関図というか上級生と下級生の関係がワヤになっていたので、この学園の期生関係図が巻末につけてくれて良かった。
これまでと同じ雰囲気で同じような内容なので、前巻を気に入っている人は楽しめるのではないか。
しかしえらくゆっくりと進んでいるのだが、まだ続くのだろうか? 
学園もの。シリーズ。ほのぼの。カプは3組。全て学生。



ボーイズ漫画・きみに、メロメロ(花音コミック)神葉理世

短編集。表題シリーズ社会人物2本、先輩後輩もの2本。『おイタ』で出てきたカプの話1本。表題書き下ろし7P1本の計6本。
たまに買う作家さんなので買ってみた。悪くない。
表題は手フェチの編集バイト攻と髪フェチの印刷営業受の話。受の方が悩みがち。もう一つは高校からの先輩後輩。美容師になった先輩受はコンビニで働く無口な後・攻に片思いしていたが、攻を挑発するために痴女になりすませてとかいう話。これもぶっ飛んでいる。全体的にフェチが溢れている。全編ギャグっぽかったので笑って楽しめた。
個人的には書き下ろしの受の爪にマニキュアを塗る話が好き。マニアックな嗜好を持つ人間の悲喜劇をさらっと描いている。
フェチ。コメディ。女装H。青○。マニキュア。

2004年07月31日(土)

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 7月の青田買い

ラシエルをオフィ通で買ってみた。特典はもうちょっと設定資料集みたいなものかと思ったが、ラフ画集の色合いが濃かった。まだやり始めだが安定した感じで面白そう。

ついでにシャレードとショコラを買ってきた。ショコラは新人さんに力をいれているのか。花丸に載っていた投稿者の人が書いている。
シャレードはまだ烏城さんしか読んでいないが、まだ前編だけながら面白かったので良かった。後編も楽しみ。



今月の青田買い

雑誌でしか見ないようなボーイズの新人&投稿者の作品の感想を書いている。新人扱いは、個人的に単行本が2,3册出た所ぐらいまで。将来有望かが基準ではなく、あくまで個人の好みに合う話を書くようになってくれるかどうかが基準。
面白い作家さんだけを挙げるか、つまらなかった作家さんも挙げるかはその時の気分。

真夏の恋愛周波数(ラキア夏号)鈴鳴ちろる
アパートを焼け出され金に困っている大学生の受が、外科医の攻の偽の恋人としてストーカー女の相手をするために電話番のバイトをする話。
つまらない。文章は書き慣れているっぽいのだが、攻キャラにリアリティが無いというか。キャラを印象づけるため突飛な行動をさせているようだけど、ただの浮いているキャラにしか見えない。なので共感が持てず話が楽しめない。一回だけのヤリ逃げで女にまとわりつかれたというのもなー。もっと上手くやればいいのに。

ロマンチックファイター(リンクス9月号)はるか真朝
高校生の受の元にアマテラスという青年の神様がやってきて一緒に悪霊を退治しようとする話。と書くとものごっつい怪しい感じだが怪しかった。
前作のピアノ教師受よりはコミカルな雰囲気になっている。アマテラスがヤンキーの兄ちゃんのようでお茶の間コメディを見ているよう。全体的にがちゃがちゃして読みにくい。前作より整理されずに駆け足で終わっている感じ。
この作家さんの作風でなら地味な会社員と学生ぐらいの身近な設定の方が好みなのだが。あまりスケールの大きな話になると途端にへぼくなる。好みの方向に変化してくれるなら楽しめそう。

大人の恋愛(リンクス9月号)森野あんず
社会人の受は一夜の相手からずるずると関係が続いている高校生の攻に深入りするのが怖くて浮気するが。みたいな話。
普通。新人大賞ピックアップとあった。文章は小さくまとまっているのだが、メリハリが無いというか。新人さんによくあるあらすじだけを追っているのは骨と皮だけに見えるが、この作家さんは筋肉も均等にはついている。でも均等すぎてここ注目みたいな厚みの部分が無い。骨と皮の間のでこぼこの付け方で作家さんの個性が出て、それを鑑賞するのが楽しいのだが、この作家さんはそのでこぼこがないので楽しめない。話もパターンなので、ああよくある話ね。で終わってしまう。
輪郭の原型のサンプルのよう。

夜想(小説アクア)遠谷稔子
雑誌のゴシックホラーの特集にそった話。東欧が舞台で男が吸血鬼に出会ったという学者に会いに行きその学者が若い頃にナチに命令されて貴族の元に偵察にいった話を聞かされる。
キャラ小説ではなく、吸血鬼ネタを小さくまとめたような話。キャラ物というよりは設定物。萌えとかではない。作家さんがこの時代とネタが好きで書いた感じはある。でもそれだけ。

雨がやむまで(小説アクア)中嶋ジロウ
後日。

アクアの作家さんはボーイズ作家を目指している新人さんなのか、ただ単なる同人スカウトのその場限りの掲載なのか、分からなかったのだが一応。

2004年07月30日(金)

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 ボーイズ小説・名前のない約束:火崎勇

トッキューを買ってみた。海上保安庁の話で「め組」とかが好きなら楽しめるかも。最近こういう身近にない特殊業界もの(と言うのかな)が好きで読むのだが、それなりに面白かった。一種のスポ根漫画のようだ。
いつも思うのだが、スポ根のヒロインというのは大概、主人公と幼なじみで(ある程度面識があって時間が経過している)、清楚系ですれてなくて一般家庭の子供が多い気がする。嫌いじゃないけど。
やはり出会ったばかりだと親睦を深めるデートしている暇はないし、遊び慣れていたら主人公が何かに打ち込んでいる間に浮気される心配があるからか。社会人になってもばりばりのキャリアウーマンには絶対ならないような。家事が苦手ということもないし。ついでにいうと子供を育てるのが上手そう。絶対育児ノイローゼにはならんような。

サーガ2は相変わらず戦闘が面倒くさい。そしてアルベドは変だ。ジュニアを後ろ抱きにして髪をくんくん匂わんでも。



ボーイズ小説・名前のない約束(キャラ文庫)火崎勇

小さな劇団の手伝いをしていた攻は、受に見いだされ芸能界に入る。俳優になるかわり受がマネージャーになり恋人になってくれるよう条件を出し、受も承諾した。そんな折りに攻に好条件の役柄が舞い込んで…
よく買う作家さんなので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間くらい。
受は小さなプロダクションに勤めている。攻に言われてマネージャーになる。童顔。演劇に造詣が深い。丁寧できっちりしているが曲がったことが嫌い。自分に売られた喧嘩は買うタイプ。攻は田舎の5人兄弟で育つ。学生時代ボクシングを習いアマで全国1位までいったが網膜剥離でプロにはなれず上京。先輩の劇団で手伝っている。顔がよくワイルド系。受が気に入り側にいてくれるなら芸能界に入ると条件を出す。受が大切で受に言われてその通りの役柄を演じる。
話的にはこの作家さんの割とテンプレ。特記するものはなし。いつもは受視点だが攻視点で書いてあるので、少し目先が違って見える。攻が意地悪されるので、その憎まれキャラは嫌う人はいるかも。
受は元気が良くて男前だし、攻の受だけ見ているというシンプルな一途さは嫌いではないが、もうちょっと書き込んでくれないものか。好みな話なだけに内容の薄さが残念。
この作家さんもあまりバリエーションのあるカプを書くほうではないので、設定を違えて頑張ってもどうしても内容が薄くなるのかも知れない。最近本当に当たりがない。まあでも、次も買うけどね。
芸能界もの。映画俳優。ボクシング。新人俳優19歳×マネージャー23歳。攻視点。

2004年07月29日(木)

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 ボーイズ小説・Replay:榊花月

悲しい。ニュースで中島氏が亡くなったのを見た。一番最初にらもさんの存在を知ったのは、明るい悩み相談室だったか、ラジオのぷるぷるぴいぷるだったか。学生時代、あの独特の話し方や考え方が好きで本もよく買っていた。本当に悲しい。



ボーイズ小説・Replay(シャイノベル)榊花月

2冊目。今回は「Replay」「BLUE」を再録。書き下ろし「手紙」は5P。今回も初っぱなからネタばれ全開なので注意。


登場人物は1冊目の感想のABCDで表記する。性格設定は1冊目に有り。
「Replay」はBとAが別れた後、Aが会社で倒れBはAに未練を見せる。Aが拒絶し更に溝は深まる。その折りCの母親が亡くなり、Aは葬式に行く。そこで家族と折り合いの悪いCの姿を目撃。一泊した朝にCを受け入れる。
「BLUE」はBがDと同じ会社にいた新入社員時代の話。Dの傷ついた過去を知り気にかけるようになる。折しも同じく新入社員の恋人・Aが忙しくしている間に、Dをその場の流れで強○。最終的には拒絶されAに泣きつく。
再録のリプレイを読むのは久しぶりだがそれなりに萌える。基本的に1夫1夫を好むが、Aの別れた恋人の事が忘れられないままCの事も見捨てられない心境が面白く読めて、Aがどういう結論を出すのか興味が有り楽しみにもしていた。Hシーンは今読んでも萌える。Cのせっぱ詰まった感じが良い。
ブルーは前に出た時は引きつつも、実はBも良い奴できっといつかフォローが入ると思っていたのだが、1冊目の書き下ろしB視点を読んだ後では、もう。がっくりしたまま。
書き下ろしの手紙に至っては、未だAに未練たらたら。B視点で俺が6年一人の相手と続くなんてすごいことなんだぞーとか言われても。乾いた笑いしか出てこない。再録の余韻を冷水で冷まされている感じ。
1冊目で怒りが振り切れたので、今回は読んでいても腹は立たなかったが、乾いた笑いは満載だった。もういいからお前は黙っとれというのが書き下ろしの感想。Bをフォローするためについているのだろうが、反対に足を引っ張っているようにしか見えない。
こういうBみたいな男が好きな人もいるのだろうから、お好きな人にはたまらん展開なのだろうけれど、私には駄目だ。
それにしてもDは薄幸。これで上手くまとまるんだろうかと、1冊目より不安が増した。後書きには「ますます泥沼化する人間関係」とあった。元々泥沼化を上手く料理出来る作家さんだと思ってそれを楽しもうと思っていたのに、Bが居なくなれば全てが上手くいきそうに見える。それは読み応えのある泥沼化というのだろうか。
それにしても、前の作品はまだ楽しめるのに、最近の作品は萎えるだけというのは、やはり作風・雰囲気は変わっているんだよね? 一人乗り突っ込みが増えたからとかではなく。どこが違ったんだろうと逃避のように考えてしまった。
取り敢えずBの痛さに慣れてきたので、次も一応買ってみる。
社会人物。高校からの同級生カプ。24〜25歳。多角関係。浮気。続刊。

2004年07月28日(水)

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 ボーイズ小説・熱視線:小塚佳哉

ついでにサーガ2はやっているのだが、これってロープレだよな? 何か延々CGキャラが話をしているような。楽しいから良いけど。敵といつ戦うのか。アルベドとルベドが可愛い…。
と書いたら戦闘シーンが出てきたがめんどい。1も面倒くさかったけど2は輪をかけて面倒くさい。



ボーイズ小説・熱視線(アイノベル)小塚佳哉

有名作家と大物女優の間に産まれた写真家の受は、寝たモデルしか撮らない事で有名。ある時人気上昇中の俳優・攻の写真を撮ってくれとねじ込まれ、寝た相手としか撮らないと突っぱねる。それならと押し倒され…
気に入っている作家さんなので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間くらい。
受は有名作家と大物女優の子供。綺麗な顔立ち。男にも女にももてる。割と蓮っ葉は性格。小さい頃はピアノや絵もやっていたが親の七光りと言われるのが嫌でやめる。写真も元恋人が持ち出し他の人に見せて認められ仕事にするようになった。攻は野性味のある美貌。寡黙。大型犬攻。アウトドアスポーツをやっていた。料理が得意。演技は下手。
寝た相手しか撮らないと受が言い、そのまま押し倒されるのはよくあるパターンとして、攻の写真を撮りはじめ、なかなかのらない受に業を煮やした攻が撮影途中で引きずっていき、まだHが足りないのかと押し倒した辺りを読んだ時は、買って失敗したかと思ってしまった。中盤からは、私がこの作家さんを好きな部分(ほのぼのちっく)が少し出てきたのでまだ良かったが。やはりこの作家さん、地道な設定以外は今ひとつ好みでない気がする。
大型犬攻は最近の好みなのでこの攻は好き。受は好みのタイプと言うまではいかなかった。おお。と思えるエピソードが無いので、好感度は普通。脇キャラは不愉快ではないが割とテンプレ。
Hシーンはレーベルに合わせて多い目。受は1度目から喘いでいる。気持ちよさそう。クライマックスHでは、Hしながら写真を撮るというベタなものだが、シャッターを受に持たせて感じたら押すというのは、笑えばいいのか何なのか。攻に対する好感度以外は普通。という感じ。次も設定によっては買ってみる。
一応芸能もの。新人俳優23歳×写真家25歳。リゾート。写真H。

2004年07月27日(火)

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 ボーイズ漫画・凛2:穂波ゆきね/クロッキー:高永ひなこ

一日、ゼノサーガ2をやっていた。1はうっかり英語バージョンを買ってしまったので延々字幕を見続け非常に辛かったので、日本語で話しているのはありがたいのだが、キャラの容姿は大人っぽくなり声は子供っぽくなってしまったので違和感。1のコスモスとシオンの声の方が好きだった。絵もももちゃんは1の方が可愛い。ももちゃんの幸せを祈りつつ、今はシオンの兄と再会し実家に辿り着いたところ。私服のシオンに顎を外しそうになった。。
ももちゃんとジュニアの関係を押しつつも、ジュニアとアルベドとガイナンの関係も気になる。



ボーイズ漫画・凛2(キャラコミック)穂波ゆきね

続編。学年が上がり弓道部の副キャプテンになった受は、クラブの合宿に行く。後輩に舐められたり幼なじみの恋人との関係に悩んだりする話。3巻に続く。多分。
前の巻を買っていたので続けて買ってみた。別に悪い出来ではないのだが、前巻の方が良かったかも。高校生らしい悩みやら考え方をしているのを読んで懐かしい気分になれる。
この漫画家さんは原作付きしか読んだことがないが、どの漫画も作家さんの色を出せるのはすごいと思う。少しワンパターン気味だが。話が終わっていないので感想はまだ保留。
弓道部。高校生。幼なじみ。続刊。ほのぼの。



ボーイズ漫画・クロッキー(ルチルコミック)高永ひなこ

短編集。表題シリーズ4本と短編3本。うち1本は書き下ろしの計7本。
最近よく買う作家さんなので買ってみた。わりと好き。
表題は体を改造するためにバイトで美大生のモデルになったゲイの青年・受と貧乏美大生攻。もろにオカマな受は、ボーイズの設定では珍しいといえば珍しいかも。この作家さんの描く元気溌剌で前向きな受は好き。
他の読み切りは高校で相手に片思いしたまま告白できずに大学進学で離れ、社会人になって再会するという少年二人の視点で描かれているものがそれぞれ1本づつ。と、星が好きな2年上の幼なじみに片思いしている少年の話。
どれも凝った作りの話ではないが、この作家さんらしいほのぼのとした雰囲気が出ており、読んでいるとにこにこできる感じ。みんな明るくて元気ー。
次も設定が気に入れば買ってみる。
短編集。ギャグ風味。シリアス。アンハッピー。天文学部。高校生率高し。

2004年07月26日(月)

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 ボーイズ小説・君のために泣こう:英田サキ

今日からしばらく気楽〜。

ゼノサーガの1が終わったので2をやり始めた。SF設定のロープレは好き。CG部分を見ているといつもわくわくしてしまう。ロープレのオープニングやエンディングのCG部分だけを集めたDVDでも出ないかと本気で思う。BGM代わりに流すのだけど。出ても不思議じゃないと思うのだが。



ボーイズ小説・君のために泣こう(シャイノベル)英田サキ

父親を亡くし一人家に残った兄・受の元に大学生である弟・攻が戻ってくる。小学生の時に祖母の家に預けられて以来、一緒に暮らさなかった弟に最初は戸惑っていたが、次第に恋心を抱くようになり…
表題と番外。気になっている作家さんの2冊目なので買ってみた。悪くないと割と面白かったの間くらい。
受は会社の経理で働いている。父親を亡くしたばかり。母親は弟である攻を庇って受が12歳の時に亡くなっている。整った顔立ち。大人しく強く出られない性格。親友に片思いした過去有り。攻は養子。子供の頃攻を庇って母親が亡くなり、喘息持ちでもあって祖母のところにあずけられる。精悍な顔立ち。寡黙だが気配りが出来て優しい。バーテンのバイトをしている。友達はそこそこいる。
1冊目の時に書いたが、ズネに載っていたような話を読みたかったので、「おお、これこれ」と思った。全体的にテンションが低く淡々と進む。全編鳥のエピソードが出てきて、こういった小ネタの使い方も好き。受がペシミスティックで泣きの雰囲気がある。
脇キャラも嫌いでないし、読後感も悪くない。ただ攻と付き合っていた彼女は、憎まれ役として出てくるので嫌だと思う人がいるかも。
ただ、話が進むポイントのエピソードでやたら受が怪我したり病気したりするので、そこら辺は安直に見える。受が会社を休むたびにそっちが気になってしまった。
ついでに、割と面白かったに少しとどかなかったのは、作品には笑いが欲しいと思っているから。笑いというのはちと意味合いが違うかもしれないけど、皮肉でもギャグでも、一瞬ふと気が抜けるような部分があると息がつける。特にシリアスはそういう部分があると良いスパイスになる。この話は一本調子で話が進んでいったように思えた。
ともかく、次も楽しみ。
疑似近○相姦。大学生20歳×会社員26歳。6歳差。

2004年07月25日(日)

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 ボーイズ小説・BELIEVE:春原いずみ

お中元を探してネットで注文したついでに、『東方美人』というお茶を買ってみた。ええ、名前買いですとも。
台湾で買った凍頂烏龍茶と味が似ている。『東方』も台湾の烏龍茶なので似ているのは当たり前か。美味しかったのでまた買うかも。他にも面白いお茶をいくつか買ったのでしばらく楽しめる。

キャラセレを買ってみた。
嶋田さんの漫画、折角なので最後まで3ピースのままでいてくれないものか。3人のまま終わるのは案外少ない。宮本さんの漫画は相変わらず他の作品とどこかで繋がっているのかと思ってしまう雰囲気。こっちも3人でぐだぐだしそうなんだが、こっちは2人のままでいてほしい。作風からかシャレにならん。後はこんなことを言うと失礼だと思うのだが、やまねさんの漫画がはじめて最後まで読めた。これまでの話は肌に合わないのか、読んでる側から忘れていき、段々どんな話になっているのか分からなくなっていた。このまま行ってくれるなら単行本を買いたい。



ボーイズ小説・BELIEVE(アクアノベル)春原いずみ

フリーアナウンサーの攻は仕事で芸能人の結婚式の司会を頼まれ、打ち合わせに行く途中、暴漢に襲われている受を助けた。受はその式をプロデュースする同族会社の専務で、会って話す内にひかれていくが…
よく買う作家さんなので買ってみた。倒れそうになった。
受は人気のブライダル会社の専務。母親と姉で会社のトップを固めている。冷たく整った美貌。佳人。人付き合いが苦手。それについてコンプレックスがある。仕事は出来る。攻は人気のフリーアナウンサー。出る杭を打たれ放送局を退社しフリーになって1年。順調に仕事は増えている。女にもて誘われれば軽く寝る。高級ブランドが似合う体型。浅黒い肌に彫りの深い顔立ちラテン系。声が良い。
外見の描写に比べ攻が小物に見えるというか。女にだらしなくしかもさばき方が上手くない。人間関係も因果応報という言葉がぴったり。でも、そういうのも有りだろうと思いながら読んだが、設定と話の長さの割に受の謎やら読み応えが無い感じ。後書きでも雑誌掲載の1本分の内容をノベル1冊に引き延ばしたらしいが、伸ばした分だけの読み応えが感じられなかった。あくまで雑誌掲載1本分ぐらいの読み応え。
以下ネタばれにつき注意。


攻の行動が今ひとつ裏目に出ており泣き寝入りまでは行かないのだが、事件が起こり面と向かって乗り越えたのではなく別の方向に逃げたように見えるので、それを乗り越えたというカタルシスが少ないというか。
しかも最後の最後で受の会社の秘密がばれて釈明会見のまっただ中で、攻がのこのこやってきて「愛が全てだ」(意訳)と言い受と逃亡する下りは呆気に取られた。
ちょっと待て。そのまま逃げるのー! 会社はー? 仕事はー? ていうか記者会見会場でカミングアウトー!? てな感じ。すごい展開。
しかも仲直りHして戻ってくれば丸く収まっているし。そりゃないだろうと思ってしまった。作家さんは書きたいことを書ききったようだが、多分雑誌掲載の時のほうが私は読めたと思う。
最近この作家さんは個人的に外れが多いので悲しい。次はどうしよう。
ほぼ攻視点。フリーアナウンサー20代後半×ブライダルコーディネイター。

2004年07月24日(土)

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 ボーイズ小説・グリーングラス:暁由宇

今日は、初ヒグラシの声を聞いた。

鋼の8巻を買ってみた。面白かったが謎の解けるペースが少し遅くなってきたような。
同人でもすごい勢いで増えている。割と好みの絵柄の作家さんも見かけるのだが、専門店で壁一面に並んでいるのを見ていると、それだけでお腹いっぱいになり帰ってしまう。原作にはまっても同人に手を出したくなるジャンルと原作だけで十分なジャンルがあるのは何故だろう。割とゲーム系は同人まで手を出したくなる。この間までやっていたスターオーシャン3も色々二次創作が気になっているのだが、これもどこから手をつけていいのか分からない。



ボーイズ小説・グリーングラス(マガジンマガジン)暁由宇

恋人と別れ仕事も失った主人公は、バーで出会った男・オーナーに高級デート倶楽部でバイトをしないかと持ちかけられバイトをはじめる。夜はそのバイト、昼間は派遣で働くようになり…
よく買う作家さんなので買ってみた。悪くない。
主人公は機械系の小さな会社で働いていたが会社が倒産し、それと前後して恋人に去られる。爽やかな外見。ほどほどに筋肉がついている。顔立ちは整っている。人好きするタイプ。細かなところも目がいく。相手はグループ企業を経営する一族の一人。出世頭。主人公より2,3歳上。仕事はもちろん出来る。顔も良い。人当たりは良さそう。何不自由なく育ってきたエリート。
レーベルに合わせてHは多い目。最終的にくっつく相手以外に3人の男と寝ている。その中の一人は女装癖の男なので、地雷な人もいるかもしれない。本命以外の相手とのHは正直興味無いが、エロ目的のレーベルなので仕方がないのか。
脇キャラ含めて登場人物は悪い印象は無く、読後感も悪くない。この作家さんの作風はどこかほのぼのとしていて下品でないのが気に入っているが、これもその雰囲気は出ていると思う。
ついでに話の作りは、カプがくっつくまでの話にスポットを当てているというよりは、主人公の青年が人生の中で失恋して新しい恋を感じてくっつくまでの時期をピックアップして区切って取り出している感じ。なので話の最後がきゅっとしまる感じではなく、終わった後も同じテンションで話は続いていくんだなーと思えるような読後感。この作家さん前も同じような作り方で書いていたような。
以下激しくネタばれにつき注意。


主人公の青年は恋人の前では受でデート倶楽部では攻になる。リバとも違う。なので攻受表記をしなかったのだが、最後に付き合う相手には受だった。
デート倶楽部のオーナーは最後まで謎の人物で、一種の不思議青年。従業員が辞め顧客に新しい恋人が出来たら商売上がったりだと思うのだが、普通に仲を取り持っている。多分倶楽部は趣味でやっているのだろう。
それにしても、青年が寝た三人の男の内二人の関係は驚いた。また設定が合えば買ってみる。
高級デートクラブ。男娼もの。主人公は攻でも受でもある。会社役員20代後半ぐらい?×ホスト(アルバイト)20代半ば?

2004年07月23日(金)

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 ボーイズ小説・暗闇で愛してる:姫野百合

ボーイズ小説・暗闇で愛してる(オビスノベル)姫野百合

母親の命令で親族の経営する会社の子会社社長におさまった受。秘書として母親の下で働いていた攻がやってくる。社長になるのを嫌がっているが、取締役の不正を調べるよう攻に言われてやる羽目になるが…
最近熱心ではないが久しぶりに買ってみた作家さん。微妙。
受は女社長の息子。アメリカで通訳をやっていたが、母親に謀られ子会社の社長をやらされる。昔のトラウマから暗闇が怖い。童顔。一応頭は悪くないはずだが…。攻は有能な秘書。元は受の母親の下で働いていた。ハンサムで女にもてる。受にかしづき甲斐甲斐しい反面、強引で受を巻き込む。受の秘書になるために努力してきた。喧嘩にも強い。
なんちゃってリーマン会社陰謀もの。そんな会社あるかいと突っ込みたくなるような会社が出てくるが、ボーイズのコメディ風味なので、そういうものだとその部分は目を瞑りながら読んだ。ただ会社の話がメインなのでその部分に目を瞑ると見るところが殆ど無い。長いわりにあまり受と攻の会社を離れた日常が出てこなかったような。なのでキャラの魅力が伝わってこなかった。
作家さんはこの手の会社ものは書くのが苦手なんではないかと思うが、実際とても苦手そうな雰囲気が漂っていた。所々取って付けたような専門用語が出てくる。受は高校生のような言動なので到底会社社長には見えない。というかこの会社の将来が心配。
攻に言われて背任の疑いがある部下を探るのだが、社長である受が料亭の前で張り込んだり、パーティに潜入したりでとてもマニュファクチャー。社員20人ぐらいの小さな会社かと勘違いしそうだった。ほのぼのした雰囲気ではあるけれど。Hシーンは薄い目。
一応リーマンもの。お家騒動? 陰謀。秘書20代後半×社長25歳。4,5歳差。コメディ。

2004年07月22日(木)

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 ボーイズ小説・プリンスフォーチュンお気に召すまでV:池戸裕子

コミケのパンフを買ってきた。マイジャンルは相変わらずじりじりと数が減っている。いつものことだけれど。



ボーイズ小説・プリンスフォーチュンお気に召すまでV(アイスノベル)池戸裕子

エリートコースをドロップアウトし、ホストまがいのことをしていた攻は、箱入り少年・受の遊び相手に選ばれる。受は占いが大きな力を持つアジアの国の王位継承者で17歳の誕生日に結婚相手を決められて…
よく買う作家さんなので買ってみた。微妙。
受は西アジアの王位継承者。国王の弟である父親が日本に留学中結婚して生まれる。幼い頃から外に出して貰えず自分が醜いと思いこんでいる。実際は可愛い系。うぶで世間知らず。占いが得意。先祖の生まれ変わり?
攻は実家が資産家で頭も顔も良くエリートコースを歩んできたが退屈して途中でドロップアウト。今はホストまがいの事をして悠々自適に暮らしている。占いで選ばれ受の話相手に。世慣れていて何事にも本気になれない。
最初は純真無垢な少年と世間ずれしたホスト青年の不思議ほのぼのを楽しむつもりだったのだが、受の前世というか先祖の霊が出てきてとりついた辺りから怪しくなってきて、首傾げている間に終わってしまった感じ。
以下激しくネタばれにつき注意。

アジア小国の王子様やら占いの結果が絶対で男の婚約者がいるというだけでも設定詰め込み過ぎだと思ったが、受が先祖の王子様の霊に憑依されたあたりからわやくちゃになってきて迷走した感じ。設定を詰め込んでもちゃんと料理出来るならいいのだが、元々のほほんとした感じのほのぼの系の作風のこの作家さんが書くとものすごくへぼくなる。
内容を詰め込みすぎていてどこにポイントを絞ればいいのか分からず、全体的にメリハリがないまま漫然と話が進み終わっている。話を進めるばかりで受と攻の良さがあまり書かれておらず、こちらに伝わってこない。
出てくるキャラは、この作家さんが書く人が良さそうなタイプで、好感は持てるのだがそんなタイプのキャラが陰謀だの前世だのでどたばたするとお茶の間コメディのよう。お茶の間コメディが悪いわけではなく、全体的に呑気に見えるというか。
後書きにもこの手のものははじめてぐらいに書く話とあったし、他でもあまり見ないようなタイプの話なので、そのチャレンジ精神は買いたいが正直少しつらかった。設定を2/3ぐらいにしてさくっと書いてくれた方がもう少し楽しめたかも。
また設定が合えば買ってみる。
前世ネタ。ほのぼの? ホスト28歳×少年17歳。エセファンタジー? 受の父親カプ有り。

2004年07月21日(水)

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 ボーイズ小説・夢に囁く天使の声:たけうちりうと

本日購入の品物。
水着2着とスポーツブラ。競泳用の水着が古くなっていたので新調してみた。半年以上泳いでいない。
もう一つは扇風機。この家に住んで数年。クーラーはあるが使用せず、扇風機一つ無い生活で夏場は大変だったので引っ越すのを機に買ってみた。涼しくて良い。



ボーイズ小説・夢に囁く天使の声(パレット文庫)たけうちりうと

「君の心に」と同じく不思議青年の出てくる話。今回は離婚間近の刑事を主人公に家庭内暴力を起こした巡査の調査を不思議青年と捜査する話。
取り敢えず買ってみた。面白く無いわけではないのだが…というのが感想。
何と言えばいいのか。今回も不思議青年はタイムリミット付き。前作よりも影が薄くなっている。そしてボーイズラブ要素も薄かった前作に比べさらに無くなり殆ど存在していない。主人公格の刑事も淡い関心を寄せている後輩がいるのだが、本当に好きなのかどうか分からないまま、離婚しかけの妻と子供への比重が高く見える。ただ妻を愛しているというのではなく、人情・家族ものの香りが強いので、後輩への感情は浮気っぽくはない。
本当にラブやら萌えの要素は無く、題名のところをボーイズ小説にするかジュブナイル小説にするか迷ったが、前作がボーイズで今回がジュブナイルではややこしいのでボーイズのまま。一応カプめいたものは出てくるのだが、重要な割に殆ど出てこず脇に回っている。
キャラ重視か話重視かでいうと間違いなく話重視。ボーイズの文庫にしては読み応えがある方だし、軽い謎解きの部分はベテランの手慣れた雰囲気を感じさせるが、わざわざボーイズで書かなくてもとは思う。
読んでいて、深夜に流れる新進気鋭の若手監督が撮るような2時間ドラマを思い出した。
エキセントリックな登場人物が不思議な雰囲気の中で謎を解明していく。悪い人間は殆ど顔を出さず泣き所やしんみりするところを部分的に出す。ところどころ同性愛要素あり。みたいなやつ。
続きものだから読んだが、こういった寓話的な話だと最初に分かっていれば読んだかは微妙。つまらないからではなく、このジャンルにこの手の話を求めていないから。この作家さんの作風が好きで何でも読めるというなら読んでみるのも良いのではないか。萌えを求めて買うと失敗するかも。
しかしこのシリーズまだ全然不思議青年の素性が証されていないのだが、まだ続くのだろうか。萌えが要素がまったく無くても作家さんが変化したのではなく、バリエーションの一つだと思えたので、一応オチが出るまでこのシリーズも買うつもり。
似非近○相姦。刑事物。一種の謎解き。不思議青年。シリーズ。

2004年07月20日(火)

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 ボーイズ小説・君の心に天使の輪:たけうちりうと

デジカメを買った。何を撮るのかというと新居。一応建つ過程を記録しておくのと、実家にメールで添付して進捗状況を知らせるため。後で何が役に立つか分からないので。

「チップス」という漫画を、はじめて見かけたので買ってみた。多分2号目でガッシュ系の漫画雑誌。2号目だけあって作家陣も取り敢えず並べているような雑多な感じがするが、同じく出始めの小説アクアより統一感があるような。比べられるものでもないけど。知った名前も多いが全体的に目をひくものが無い。創刊雑誌の闇鍋的な、「これからどこにいくのー」というドキドキ感も無い。ガッシュが気に入っていれば安心して読める雑誌なのか。
扇さんと藤さんは他でやっていたシリーズも持ってきたっぽい? 思い返せば毎月買っているボーイズ漫画雑誌はビーボーイだけなので、こうして見ると知らない作家さんも多い。新規開拓になれば良いが。



ボーイズ小説・君の心に天使の輪(パレット文庫)たけうちりうと

不思議な青年を軸に、2組のカプの話が書かれている。不思議な青年とは一生の内に一日しか会うことが出来ない。その一日を視点にカプが相手とのことを考え直すみたいな話。
結構買う作家さんなので買ってみた。悪くない。
1話目は、社会に出たてのカメラマンの青年とその青年に目をかけている写真関係の出版社に勤める編集者。カプにはなっていないので受攻の表記は無し。技術はあっても撮る心を知らなかったカメラマンの青年が、不思議な青年と出会ってその片鱗を知る話。
2話目は、小さな企業の研究部門で働く上司・攻と部下・受。専門のことには天才的な才能を発揮するが生活力は皆無な受を公私ともに支えていた攻が、そんな生活が嫌になり受の研究を盗んで別れようとするが…という話。
ファンタジックで不思議な雰囲気が全体に流れている。1日と時間切りなので時間軸を丁寧に書いている感じ。流石この作家さんだけあってそつなくまとまっている。童話系の秀作。ただ小綺麗にまとまりすぎていて、キャラの人間くささが薄く萌えという感じではなかった。クロスノベルの「星霜」と似たような雰囲気。
メインディッシュになる王道な話ではないが、沢山作品を出した作家さんが、こういう話も書けば良い彩りになるという感じ。
こういった寓話的な話がメインで、登場人物は役者が演じているみたいな作りは好みでないが、不思議青年はともかく他のキャラは演じているみたいな雰囲気でなかったのでまだ気にせず読めたのかも。次の巻は明日。

作家さんの自然を愛する気持ちは何となく分かるのだが、例えば、自然破壊が進んでいるというニュースを聞いて、自分でそれに関して出来ることを率先してやるタイプの人が持つ価値観で書く話を、ニュースは聞いても眉をひそめて心を痛めるだけで何も行動しない人が読んでも、十分に同意することは無いんだろうなと、何となく思う。上手く言えないが。
カメラマンの話が特にそう感じた。別に自然大切ーと、声を大きくしている話ではないんだけどね。
不思議系。自然。社会人物。上司×部下。編集とカメラマン。ほのぼの?

2004年07月19日(月)

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 ボーイズ小説・抱擁:飛沢杏

蟻のために蟻の巣コ○リを買ってきたが、蟻が小さすぎるのか毒餌を運んでいかないので、パテで壁の隙間を固めてみた。もう出てこないで欲しい。



ボーイズ小説・抱擁(ビボーイノベル)飛沢杏

生まれた時から一緒に過ごしていた議員の息子である受とその使用人の息子の攻。長じて受は大学で教え、攻は受の兄で議員の秘書として働くようになった。そんな攻に見合いの話が舞い込み…
雑誌掲載とその続編書き下ろし。雑誌の時に読んで悪くなかったので買ってみた。悪くない。
受は議員の息子。大人しくて控えめ。穏やか。女子校の講師。象牙の塔の住人。頭が良く顔も整っている。攻は受の家の使用人の息子。高校時代両親が死んだが受の家の援助で大学まで出て議員秘書に。しっかりとした体躯、精悍な顔立ち。忍耐強い。受のことは子供の頃から好き。
この作家さんの書く受の性格は、どの作品もわりと似ている。ついでにカプのラブっぷりも一緒。
一種の主従もので、攻の見合いで恋を自覚した受が、攻に見合いを薦めて切れた攻に無理矢理とかいう流れ。Hはレーベルにあわせて濃いめ。
Hシーンの時の単語が相変わらず、花芯だとか花筒だとか果実だとか耽美風。最近見ない描写のオンパレード。懐かしい気分になれる。毎晩毎晩攻に濃厚に抱かれて、よく受の体に色々不都合がおこらないものだと感心する。案外体力があるのかもしれない。
続編はくっついた二人が受の誕生日を別荘で祝う話。特に目をひくエピソードも無く順当に話が進み終わる。受は可愛がられて傅かれて、大切にされて包まれている。年が高い目の受が攻に大事に大事にされる話。
ただこんだけラブラブしているのに、何故すれ違ってたんだろうと突っ込みたくならんでもない。設定が合えばまた買ってみる。
幼なじみ同級カプ。乳兄弟。議員秘書×大学講師。28歳。ラブラブ。

2004年07月18日(日)

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 ボーイズ小説・サンクチュアリ:雪代鞠絵

限りなくブルー。
現在築30年以上の木造家屋に住んでいるのだが、部屋の中に蟻が出た。外からやって来たのではなく、部屋の土壁の中に巣を作っているらしい。後数ヶ月で新しい家に住めると心を慰めつつ蟻退治。

それともっと悲しいのが、アリスブルーが開発休止になった事。唯一デフォ買いしているメーカーさんだったのに。週一でスタッフの日記が更新されているので今日も楽しみに見に行ったら…。冗談かと思った。残念でならん。ボーイズゲーにはまった切っ掛けで、メーカーさんの作品にある味のようなものがとてもツボだったのだが。
ボーイズゲームはボーイズ小説や同人に比べて、趣味としては二番手三番手。力を入れて蒐集しているジャンルでは無かったはずなのだが、どうしてこんなにショックなのか。こんなにショックを受けている自分に、我ながら驚いている。
雑誌などが休刊になっても、そこで書いていた作家さんは、別の雑誌で書くか、それが駄目でも同人なりネットなりかく意思があれば続けられるものだろうと我慢出来るけど、ゲームはなー。総合的なものだと思っているので、特に会社の特色込みで気に入っていた場合、諦めるしかない。
いつか復活してくれることを心から望む。

あまりにショックでネットをふらふらしていて、普段見ないBLCDのサイトに行ったなら、セクスピのドラマCDが11月に出るというのを知った。
今のところ10月に「限りなく」「王子様LV2」「エビリティ」、11月に「セクスピ」を買う予定。

ついでにビブから出ている学園ヘブンのアンソロを買ってみた。手持ちの作家さんがかいているだけあって、これまで数冊出ているアンソロの執筆者の中では一番知名度がありそうだが、おもしろさに比例しているとは思えない。
まあ良いけど。九州男児の作品が一番笑った。



ボーイズ小説・サンクチュアリ(ラキアノベル)雪代鞠絵

天涯孤独で教会で育った高校生の受は、美術商の攻にさらわれ屋敷の中で監禁される。亡くなった恋人の代わりに贅沢な暮らしと熟れた夜の生活を強いられるが…
何となく買ってみた。可もなく不可もなく。
受は幼い頃両親と兄を交通事故で亡くしずっと教会で育った。高校は奨学金で通っている。信心深く素直。人を疑う事はあまりない。可愛い顔立ちで童顔。攻は代々美術関係の仕事をしていた。両親からは愛情をかけられず感情が欠落している。資産家。顔は良い。執着が強い。恋人を亡くしている。
金持ちで成功しているが性格が壊れている攻に良いようにされながらも健気に耐えて愛情を注ぎ、最期は攻の心を開いてハッピーエンドという典型的な話。
エロはレーベルに合わせてとても濃い。表紙も実は買って欲しくないから、こんなにすごいイラストにしているのかと思えるような絵。裸で抱き合っている絵は悲しいことに割と慣れたが、女装姿というかレースの受は何とも。
受が可愛いらし過ぎて語尾が「〜もん」になっている。他に「おいた」や「おねむ」など言葉が出てくるが、様式美、様式美と心で唱えて気にしないことにした。このぐらい突き抜けてくれれば細かいことには目を瞑れる。
以下激しくネタばれにつき注意。

2/3ぐらいまではパターンな流れで楽しんで読んでいたが、最期攻の昔の恋人が実は生きていて…あたりから話が急ぎすぎているような。もうちょっと色々丁寧に書いてくれた方が良かったのだが、エロレーベルなので仕方がないのか。
それにしても受はよわよわで攻に激しいHをされ体力が極限で息も絶え絶えなはずなのに、攻が危ないと思うと長い階段を駆け上がり、うっかりそこから落ちて1日入院した後、目が覚めてすぐ攻の元に戻り、そのまま激しいHするという流れを読んで、本当は力有り余ってるんちゃうんと思ってしまった。あまりやりすぎるとへぼく見える。
体力のK点越えを繰り返す受に流石に不味いと思ったのか、これからクライマックスのHをするぞという前に、攻が受が入院していた病院に「Hしても大丈夫ですか?(意訳)」と電話する下りは思わず大笑いしてしまった。和んだ。
美術商32歳×高校生15歳。監禁。受の女装。

2004年07月17日(土)

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 ボーイズ小説・エンジェルノイズ:谷崎泉

ボーイズ小説・エンジェルノイズ(ラキアノベル)谷崎泉

高級スーパーで働く受は、可愛がっている後輩に酔った勢いで押し倒されてしまう。好きだといわれ腹を立てつつも見捨てられず、再び職場の先輩後輩も戻るが…
雑誌掲載の表題と書き下ろしの続編。雑誌掲載の時に悪くなかったので買ってみた。普通。
受は高級スーパーの青果部で働いている。整った顔立ち。真面目で仕事熱心。前向きで周囲とも折り合いが良い。突出して何かに秀でている訳ではないが、好感を持たれる性格。攻はハンサムで格好いい。女性にもてる。親会社からの出向で生意気な態度だったが、受の教育のおかげで真面目に取り組むようになる。受を慕っている。
雑誌で読んだ当初、「君好き」と「眩暈」を読んだところで、この作家さんのはじめての弱気攻だったのでそれだけで好感度が上がっていたのだが、今のシャレの連載を読んだ後だと似た雰囲気の小説だと思った。
受はつねに忙しく仕事をしている。会社的にフェアーがありそれに向けて働いている。合間にちょっと躓いたり攻の転勤があったり、攻に押し倒されたりして恋愛もしている。連載中の「幸せ」と同じテンポの話運びに似たキャラ。似た雰囲気。攻が強引でなく下手に出ているのが違うくらい。なので「幸せ」が気に入っていればそこそこ楽しめるのではないか。無難な作り。大金持ちや天才的な何たらが出てこないので、普通のリーマンを楽しめる。
表題だけならそれなりに楽しんだのだが、続編も表題と同じ構成だったので少し飽きた。別にカプが二人で温泉でもいって、まったりしていても良かったのに。
高級スーパーを扱っているが、職種に関して突っ込んだエピソードは無く、表面を撫でる程度に仕事説明をして、後は忙しい忙しいと言っているので、その部分を削って、受や攻の説明というか、昔何をしていたかとかどんな趣味があるかとか書いてくれた方が、キャラに親近感がわいたと思う。現状を延々書かれているだけなので、キャラを身近に感じられない。
社会人物。高級スーパー。後輩22,23歳ぐらい?×先輩23歳、24歳ぐらい? 普通のリーマン。

2004年07月16日(金)

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 ボーイズ小説・ラジオデイズ:坂井朱生

小説ビーボーイを買ってみた。雑誌を買いすぎている自覚はあるが、たまりすぎ。ひちわさんの話は前に載った話の続編で、これは8月に単行本化するようだ。
最近スーツを扱うエピソードが好きなのだが、今回の話に受が攻のスーツを見立てるエピソードが出てきたので、その部分は割と萌えた。受が攻にコンプレックスを持っていて悶々とするところは好き。攻の家で着ていたスーツがイタリア製の老舗のメーカーで「軽い」のが特徴らしい。ついでにそのメーカーの特徴と受が連れて行く店のイメージが被っており、そんなふうに作るところがらしいと思ってしまった。分かりにくい書き方だが、取り敢えずスーツ店萌え。
ついでに和泉さんも読んでみた。会社社長なヘタレ攻が奴隷が欲しいと呑気で明るい受を飼おうとするが…みたいな話で笑ってしまった。初めは攻の側にいる秘書が奴隷になるのかとウキウキしたのだが、違う事が分かりがっかりした。でもとぼけていて笑えたのでこれでも良いか。攻と受がネットでエスエムグッズを買おうとするシーンがあるのだが、前に暁さんのMがSを育てる話で朝ご飯を食べながら、昨夜のプレイについて反省会をするへぼい(誉めてます)シーンを思い出した。こっちの方に突き抜けてくれんだろうか。無理だと思うけど。
いつもと毛色が変わっている作風。正直この作家さんが書かなくても良いんでは? と思うような話だったが、いつもの作風よりは楽しめたのが何とも。ヘタレ攻が好きだからか。器用な作家さん。



ボーイズ小説・ラジオデイズ(ラキアノベル)坂井朱生

他人の感情の機微を読むのが苦手な高校生の受は、見学に行った大学祭で友達とはぐれ気分を悪くしているところをそこの大学生である攻に助けてもらう。攻はバイトしないかと声をかけてきて…
雑誌掲載の表題と続編書き下ろし。雑誌掲載の時は気に入っていたので買ってみた。可もなく不可もなくと微妙の間。
受は中学まで英才教育機関に通っていたが、その進路で両親が仲違いをしてしまい、普通の高校に通うようになった。今は叔父の部屋に居候中。中学時代までの生活のおかげで友達がなかなか出来ず付き合いが下手。顔は整っている。頭はとても良い。
攻は大きなグループ会社の御曹司。家を継ぎたくなくて一人で生活している。整っているがクセのある顔立ち。芸能人のよう。短髪を金に染めている。6人兄弟の真ん中。バイ。
特に萌えも無く雑誌で読み続けていた作家さんなのだが、「奇跡のバランス」ではじめて萌えて気にするようになった。いくつか読んでみたが、そこそこ甲斐性があって世慣れた攻と世間ずれしていなくて人気者というほどでなく数人の友人がいるような性格で少し頑固な受というパターンが多いような。好みのカプなのか。
これも雑誌の時にはそこそこ面白いと思って読んでいたのだが、今回微妙になったのは、続編の書き下ろし。どうもこの作家さんの書く、この話以外にも兄弟話があるよんと臭わせている作品は好みでない。これも攻の背景が複雑そうで実際雑誌で攻の弟が出てくる話が載っているので、そこらへんが微妙な気分になったというか。
別にリンクしている話が嫌いなのではなく、その話だけしか読んでいない人に説明不足のままエピソードが続くのがひっかかるというか。この作中でもあったが、外で友達と二人で話している時に、その友達の知り合いがやって来て、私には分からない話で目の前で盛り上がられてほっとかれると、しらけた気分になってしまう。この作家さんのリンクものを読んでいると同じ気分になる。
続編でも攻のお家騒動のさわりみたいなものが出てくるのだが、受は蚊帳の外。終わった後で攻が「ほっといてごめんなー」と謝っているが、二人で解決してくれよ。解決しないまでも二人でなんとかしてほしい。
受の家庭の事情もまったく変わっていないのに、もっとそっちの話をした方が良いのではないか? と思ってしまった。起承転結を読んだ後のカタルシスが薄い。全部の話を追いかけたら、それなりに壮大な話になるのかもしれないが、追いかける気にはあまりなれない。攻の弟の話も単行本化されるかもしれないが、買わない気がする。気がそがれた。全体的に悪い話ではないとは思うけど。
次は読み切りで設定が合えば買ってみる。
後レーターさん。嫌いではないし漫画も良く買っている方だと思うが、存在感があるというか、この話の読み始めこのレーターさんの描くシリーズのような気分が拭えなかった。食われている。
大学生×高校生17,18歳。連作? 攻に過去の恋人有り。

2004年07月15日(木)

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 ボーイズ小説・俺達のストライクゾーン:橘涼香

ボーイズ小説・俺達のストライクゾーン(パレット文庫)橘涼香

父親の都合で転校したキャッチャーは、そこの高校の弱小野球部に入る。2年になった時、アメリカ帰りのピッチャーが転校してきて二人で甲子園を目指すが…
というわけで、2冊目が気に入った作家さんのデビュー作。作家さんに興味がわいたので買ってみた。つらかった。
キス止まりなので受攻表記は無し。でも多分キャッチャーが攻。
キャッチャーは中学時代野球で活躍していたが、父親の都合で田舎の牧歌的な高校に入学。野球は上手い。野球の下手なナインを指導する。ワイルド系。ハンサム。面倒見が良い。ピッチャーに片思いしている。ピッチャーはアメリカ帰り。野球が上手い。髪は野球部員にしては長い目。調子良く愛想も良い。人気者。顔も整っているので女の子から人気がある。家庭に暗い過去がある。
バッテリーが二年の時に出会って3年で甲子園出場を決めるまでの話を軸に、キャッチャーがピッチャーを好きになりくっつく(?)までがメイン。
中学校時代に読めば、或いはそれなりに面白いと思えたかも。古くさいテイストの文章とエピソード。今更読むと、こっ恥ずかしくてごろごろしてしまう。甲子園を目指す青少年の明るさが現代と合わずに浮いていて、時代設定が20年前なら我慢できそうなのだが、きっと現代なんだろうな。文章は「使い古された」のではなく「古くさい」。前者は我慢できるが、後者がこれほど読むのがつらいとは思わなかった。作家さんが書きたいと気負っているのは、何となく分かるんだけど。
前に読んだ砂漠物は、ありえん世界のファンタジーみたいなもので三人称だったから気にならなかったが、現代物一人称は鬼門かもしれない。
作家さんの作風によって、現代物が合っているとか、ファンタジーがはまっているとか得意(?)分野があると思うが、この作家さんも場合は大仰な設定の方が合っているのか、それとも単純に1冊目より2冊目に腕が上がっているのか。取り敢えず3冊目を読んで判断してみる。
野球部。甲子園。同級生カプ。高二から高三までの話。キス止まり。キャッチャー視点。

2004年07月14日(水)

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 ボーイズ漫画・ボーイズ漫画・裁かれし者:本間アキラ/後ろの正面Darling:鹿乃しうこ

「偉大な、アマチュア科学者たち」という本を読んでいる。専門分野が違い大学でその分野の勉強をしていなくても、好きこそものの上手なれでひとかどの研究を残した人物のルポのような本だが面白い。専門用語はまったく分からないが、好きな研究に没頭し成果を掴んだ彼らは紛れもない成功者で、そのサクセスストーリーは読んでいて楽しい。プロジェクトえっくすみたいなものかも。



ボーイズ漫画・裁かれし者(ショコラコミック)本間アキラ

表題の代議士×検事のシリーズ3本と医者物2本。
何となく買ってみた。今ひとつ。
表題は攻と受は施設で育ち、お互いに気になる相手だったが受が先に出ていきそのまま成長する。受は検事に攻は政治家に引き取られ代議士になるが、汚職の疑惑で受が攻の元に訪れた事で再会し…という話。重い雰囲気で話が進む。妹がやられそうになったり、攻の秘書が攻を刺したり、その秘書は昔攻の義父の慰み者になっていたり。うわーと思ってしまった。
医者物も家庭環境が複雑な優秀な受が、進学の金を出してもらうかわりに教授と寝たりしているし。全体的に絵柄と相まって重苦しい。独特の雰囲気と話運び。後書きで「BLに向かない代議士×検事の設定」とあったが、もしこの作品があまり人気が無かったのだとしたら、この職業がBLに向かないというよりは、絵柄と雰囲気と職業のコンボで向かないのではないかと思ってしまった。
クセがあるので次も設定が気になれば買ってみる。
代議士×検事。医者同士。シリアス。



ボーイズ漫画・後ろの正面Darling(竹書房)鹿乃しうこ

短編集とそれぞれの漫画のその後書き下ろし1Pづつ。たまに買う作家さんなので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間くらい。
エレキギターに宿る霊と高校生の話。いた電からテレホンHをする仲になる高校生と幼なじみの話。アパートで隣り合って住む大学生とオタクの話。建築現場で働く男とペットショップで働く店員の話。長距離トラックの運ちゃんと少年の話の計5本。
不良・ガテン率が高くエロも濃い目。コスプレHやテレホンH、青○、疑似近○相姦など全体的に盛りだくさん。話はそこそこまとまっているし楽しめたのだが、不良とガテンは好みでないので、好み設定ならもう1ランク感想が上がったと思う。絵が好みな方で話も良いと思うのだが、萌えツボが違うというのは寂しい。個人的にはオタクとテレホンHの話が好みかも。
ガテン。不良。コスプレ。トラック。疑似近○そー姦。

2004年07月13日(火)

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 ボーイズ小説・誘惑の甘い航路【クルーズ】:いとう由貴

つつがなく地鎮祭が終わり家族も帰っていった。自分で選んだとはいえ、ベルトコンベアーに乗ったような儀式に「神様ごめん」と思ってしまった。無事に家が建つと良いな。

「本日の猫事情3」を買ってみた。なごむ。



ボーイズ小説・誘惑の甘い航路【クルーズ】(ショコラハイパー)いとう由貴

友達に裏切られ大学病院を追われた受は船医として豪華客船に乗り込む。精神的に疲れていた受に、舟に乗っている間だけ恋をしてみないかと、謎の青年・攻が口説いてきて…
好みから外れる作家さんながら、豪華客船ものなので買ってみた。悪くない。
受は大学病院で優秀な研修医だった。美人タイプの綺麗な顔立ち。奥手で童貞。恋愛にうとく人付き合いも苦手。攻は英語圏の美丈夫。金髪青目。王侯貴族のような風貌。落ち着いていて大人な雰囲気。時にどう猛な面も見せる。
恋愛面に特化して、仕事内容は殆ど無く受が傷を負った陰謀はしょぼい。なので反面分かりやすくオーソドックスな内容で、受の「どうせぼくなんてえーん」をそこそこ楽しめた。
Hシーンはレーベルに合わせて濃いめ。変わった体位はないが攻が受に執着しているタイプ。たった数日でよくお互いそこまでのめり込めるなとも思わないでは無かったが、よくあることで気にしないことにした。
ただ基本は受視点なのに、所々ほんの少しだけ攻視点が混ざっているのが萎える。
この手の乗り物ネタのクライマックス的な事件は、飛行機ならハイジャックか事故による胴体着陸なら、舟はシージャックか突発的な病気ぐらいだと思っていたので、海底火山の爆発による津波というのは予想外で良かった。豪華客船ものが増えてきたとはいえ、まだまだ砂漠物などに比べれば本数が少ないので、船ならではのエピソードは早い者勝ちになるのかも。
次も機会があれば買ってみる。かな。
豪華客船もの。大富豪30代半ば×船医29歳。ハーレクイン。

2004年07月12日(月)

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 ボーイズ小説・愛と恋の境界:剛しいら

ボーイズ小説・愛と恋の境界(ショコラハイパー)剛しいら

旅行代理店の新人営業マンの受はなかなか契約がとれない。落ち込んでいるところ倶楽部オーナーの攻に期限付きのアルバイトをしないかと持ちかけられ…
よく買う作家さんなので買ってみた。悪くないに微妙という感想が混じっている。
受は甲子園の経験がある野球部出身。運動部体質。爽やか系。金や出世欲が無く真面目で誠実。実家が九州で二級船舶の免許を持つ。攻はエリートのようなスキのない容貌。落ち着いて華やか。圧倒的な存在感。男性専門の倶楽部のオーナー。それ以外もいくつか経営している。
攻の経営する高級ホスト倶楽部で3ヶ月の期限付きで働くようになった受が働く内に攻を好きになり、攻の過去が分かりという流れ。
読後感は基本的に「悪くない」なのだがそこに「微妙」が混じったのは、ただでさえ怪しいホスト設定に攻の過去が、他の男の愛人だったりその男の他の愛人との確執があったり、ハードなんだかへぼいんだかだったため。
後半押し迫ったところでそれが詰め込まれていたので、ごちゃごちゃした感じ。もう少し設定をシンプルにしてくれればすっきり読めたのに。しかも最後は問題の半分しか解決されていない気がする。一応くっついたけど事後処理が不安というか。
受の性格は「顔の無い」の受のもう少しすれていない感じ。へこたれていない前向きなところは好き。攻は見てくれの割によわよわ。ここら辺も少し「顔の無い」のカプに似ているかも。
Hはレーベルに合わせて多い目。受の指しゃぶりのエピソードには仰け反った。次も設定が合えば買ってみる。
ホストもの。倶楽部オーナー28歳×新入社員22歳。

2004年07月11日(日)

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 ボーイズ小説・いつか青空の下で:月村奎

リンクスを買ってみた。全サプレゼントが過去表紙のポストカード集15枚は良いのだが、送込み1000円は高過ぎやしないか。話入り小冊子ではないので申し込むつもりはないが。まあ、気に入らんのなら申し込まなければ良いのだけどね。

昨日のビデオの続き。
「クジラ島の少女」
マウリ族の族長である祖父は、消えゆく部族の伝統のためにも新しい男の族長が欲しい。息子に子供が産まれたが嫁と双子の男の子は死亡。双子の孫娘だけが生き残った。孫娘は祖父が好きでなんとかマウリの伝統を覚えたいと頑張るが、男社会の伝統では邪魔者扱いされ怒られる。とかいう話。良かった。
昔から何度もこの手の映画は見ているが、ついまた見てしまう。滅びゆく伝統。消えゆく文化。子供が出てきて小さな奇跡を起こす。これもそんな話だった。見たこともない場所の独特の文化というのに弱い。この映画もマウリの歌が聴けて良かった。
淡々と静かな映像の中に消えていく先細りした生命の哀愁が漂っている。ものには全て寿命があり、文化や文明、民族もその寿命からは逃れられない。その寿命を延ばそうと足掻く姿や、諦めて漫然とした静かな死を迎えようとする姿は見ていてもの悲しい。無に向かうあらゆる悲しみの中に灯る小さな希望(この作品の中では孫娘)を見るのが好きなんだと思う。

「息子のまなざし」
青少年の更生プログラムとして木工を教えている男の元に一人の少年が送られてくる。その少年は男の子供を殺して捕まり、少年院を出た後、更生するためにやって来た。少年は男が自分の殺した相手の父親だと知らず男に懐いてくるが…とかいう話。
設定が気になって借りてみたがこれもミニシアター系か。途中まで朴訥ながら面倒見がよく優しい男と少年の交流を楽しんで見ていたのだが、最後の最後で終わり方は何かこう。何らかの結論を出してくれると思っていたのでがっくりした。こうするしか仕方がないのかもしれんが。納得いかん。フランス映画っぽい。←偏見。



ボーイズ小説・いつか青空の下で(キャラ文庫)月村奎

「そして恋がはじまる」の続編。前回くっついてから1年半後。付き合っていることが受の家族にばれカミングアウトして認めてもらおうとする話。
雑誌掲載の表題とその1ヶ月後の続編。前作が気に入っていたので買ってみた。悪くないと可もなく不可もなくの間くらい。
受は高校生から大学生になっている。顔は良い方頭も悪くない。生みの親が育てられなかったため、その伯母である育ての母の家族に引き取られる。気を遣い人当たりは良いが強く出られない。そんな性格にコンプレックスを持っている。攻は司法書士。穏やかで大人な性格。実家にはカミングアウトして絶縁されているので、受の家族には気を遣う。眼鏡攻。
カミングアウトネタは割とシリアスで重くなる事が多いのだが、この作家さんの作風の薄くてさらっとのおかげで、他の作家さんが書くよりは重くならずに済んだような。親に驚かれて反対されて許せないけど認めるしかないという譲歩のところで終わっている。
いくつかあるカミングアウトネタの中では重い終わり方だが、最後は前向きな希望みたいなものがあって雑誌掲載の時から好きだった。攻と家族の板挟みになり泣き崩れる受はなかなか。ドラマのヒロインのようだった。可愛いと思ったけど。
表題で頑張れよーという気分になれたのに、続編でも生みの親にばれて…以下繰り返しという感じなのが少し萎えた。同じネタでやられるとワンパターンだし被せネタとしては重い。書き下ろしは二人の甘甘か、別の切り口でやってほしかった。これが無ければもうちょっと読後感が良かったのに。
この受は大体いつものこの作家さんの書く受と同じような性格だが、攻は穏やかで好きなタイプ。この作家さんの何様攻は受け付けないが、穏やか攻は好き。
また設定によっては買ってみる。
司法書士×大学生。シリアス。ふわふわ。カミングアウト。

読んでいて思い出したが、大人と子供では感じる時間の感覚が違うというエピソードが印象に残った。確かに子供の頃は時間が経つのが遅く感じたが、大人になった今ではとぶように早い。思えばあのころから遠く離れた場所に来たもの。

2004年07月10日(土)

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 ボーイズ小説・デンキの速度で伝われ!:麻生玲子

ビデオを借りてみた。
「JAZZSEEN」
ジャズプレイヤーを撮り続けた写真家の自叙伝のような映画。正直ジャズの良さはよく分からないのだが、たまに聴きたくなる。アーティストやジャケットが沢山出てくるので、お好きな人にはたまらん作りなんだろう。知らない世界の事がのぞけて面白い。
「フォーンブース」
公開密室のような作りのサスペンス。電話ボックスから離れられないのは面白いアイデアだが、もうちょっとひねりが欲しかったかも。
死体ももう1つ2つ欲しかった。



ボーイズ小説・デンキの速度で伝われ!(ガイノベル)麻生玲子

アマチュアバンドのボーカルである高校生の受は、何度もスカウトされるがずっと断り続けている。人気アーティストで新しくプロダクションを立ち上げた攻が受の歌を気に入りスカウトするが…
よく買う作家さんなので買ってみた。つまらなかった。
受は高校生。学校は好きだが勉強は苦手。友達が多く人気者。可愛い系。声に特徴がある。頑固。
攻は世界でも知名度のあるアーティスト。CDを出せば売れる。はずみで所属事務所に子会社を作ってもらい社長になる。受の声に惚れスカウトする。顔はもちろん良い。大きな家に住んでいる。強引。子供のような部分もある。
プロを拒否するカリスマボーカルがスカウトされ云々という流れを見て、昔よく見たよなーと懐かしい気分になれた。中学高校ぐらいの時に読んだらそこそこ面白かったかもしれないが、今となってはよく見た内容。
後書きで最近バンドものは敬遠されるとあったが、この作品が面白くないのはバンドものだからでは無いと思う。
内容も悪い意味で同人のような感じ。作家さんが楽しんで書いているのは伝わるのだが、独りよがりっぽいというか。最初はバンドものっぽい話だったのに、攻が受を気に入り粉をかけてきてからは一度もバンド仲間が出て来ない。見事なほど。
カプになるのも最後20Pぐらいで受が好きとか言うし。いつのまにそんな気持ちになっていたのかさっぱりだった。
ついでに受がプロになるのを拒否していた理由が弱く、長く嫌がっていたわりにあっさりとプロになる事に決めた辺りもこんなにページを使って何をしていたんだろうと思ってしまった。
言いたいことは分かるんだけど…と後は沈黙してしまう。
この作家さんも恋愛以外に比重のある設定(バンドだったりデザイナーだったり)を作ると恋愛要素が薄くなるか構成のバランスが微妙に悪くなるような気がしてならない。
バンドもの。人気アーティスト29〜30歳×高校生17歳。約10歳差。

2004年07月09日(金)

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 ボーイズ漫画・ケアレス少年:黄河洋一郎/彩おとこ:鳥人ヒロミ

ビボーイ漫画を買ってみた。ねこ田さんは「神様」の新しいカプ。攻が切れる過程がちと唐突に感じたが後編も楽しみ。たらこさんのセクスピも話が佳境? 是非攻には反省してもらってラブラブな展開に。国枝さんとこうじまさんの話は最終回。国枝さんがカミングアウト、披露宴というのがすごいというか。まあ収まるところに収まってくれて良かったのではないか。
来月はエビスの最終回。コラボ企画皇帝よりこっちが受けている気がするんだが、実際のところどうなんだろう。



ボーイズ漫画・ケアレス少年(光彩書房)黄河洋一郎

短編集。表題の優等生×元気少年3本と、攻が眼鏡をかけてくる日はHするという同級生カプの話1本と、恋人との不和を打開しようと色々ためすギャグ1本、英会話学校の講師・外国人と旅館で働く青年1本、シリアスちっくな学園もの1本の計7本。書き下ろしは無し。
いつもと毛色の違う漫画でも買ってみようと買ってみた。初めて買う作家さん。普通とつまらないの間。
絵はどこかの漫画のパロっぽい。悪い意味で同人誌のような内容。作家さんの好きなところは頑張っているが、そうでないところは描きとばしているというか誤魔化しているというか。雑すぎ。話の内容もよくある話。ひねりはない。
眼鏡攻とか萌える部分も無いではないけど、楽しむには中途半端。もう少し画面が整理されていたらな。
学園もの。眼鏡攻×元気少年。ギャグ系。コスプレ。



ボーイズ漫画・彩おとこ(ディアプラコミック)鳥人ヒロミ

大正時代。地味な男物が常識の世で、華やかな男物の着物を売ろうと店を開いた3人兄弟。母親は元芸妓。長男次男を中心に妓館の用心棒やもうすぐ退役する予定の軍人などが絡んでいき…
雑誌掲載の時から読んでいたが単行本になったので買ってみた。悪くない。
まだくっついていないのでカプ表記は無し。ただ将来は軍人×服屋の長男、用心棒×服屋の次男になりそう。
軍人は退役後宣教師になる予定の堅物。真面目で融通がきかない。3兄弟の母親と子供の頃知り合いだった。外見が西洋人なので周りからは孤立しがちだが部下からは慕われている。用心棒は華やかで顔が良く腕もある。両刀で遊んでいる。性格は悪い。
話は服飾の新しい流れを作ろうと奮闘する兄弟とその周辺。なかなか上手くいかなくて事件が起こるという感じで恋愛部分を抜いても面白そう。
この作家さんの描く、カプがくっつくまでの有為曲折あるキャラの屈折の仕方は独特で好きなのだが、この作品のカプは今ひとつ好みでない。軍人は好きかな。それ以外は取り敢えず結末まで保留という感じ。嫌いではないが、話の中に出てくる登場人物以上に思い入れは今のところ無い。
表紙の長男の内股にある刺青紛いの部分は色っぽく見えない。
続きが出たら買うつもり。
大正時代。服飾。娼館。軍人。

2004年07月08日(木)

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 ボーイズ小説・熱砂の誓い:橘涼香

ボーイズ小説・熱砂の誓い(パレット文庫)橘涼香

高校生の受は片思いして失恋した従姉妹に誘われ、砂漠の国にツアーでやっていくる。うっかり砂漠で迷い盗賊団に捕まりセリにかけられそうになったが、その国の皇太子である攻に助けられ彼のキャンプに連れてこられるが…
単行本2冊目の新人さん。砂漠物なので一応買ってみた。思っていたより面白かった。
受は高校生。イギリス育ちの帰国子女。日本の学校で馴染めず浮き気味。従姉妹に励まされ淡い恋心を抱くが、従姉妹に恋人が出来て失恋。砂漠の国に傷心旅行にやって来る。童顔。気が強く頑固。
攻は国王と白人の女性の間に生まれた一粒種。金髪で左目は青く右目は茶色。白人風の風体のため幼い頃から宮殿で疎まれてきたが、砂漠に住む民衆からは愛される。砂漠の鷹。強引で優しい。力強くトップに立つにふさわしい雰囲気。
文庫の割に読み応えがあった。同じページ数を使っても話がたっぷりあるように見える作家さんと、さくっと終わる作家さんがいるのは何故だろう。
砂漠物は9,5割がベルトコンベアーに乗った既製品と書いたことがあるが、これもその既製品にちょこっとパーツを変えただけのもの。
最初は強○始まりで定番だが、攻が無理にやるより丸め込むタイプだったのは少し他とは違うかも。ついでに攻はぶいぶい言わせているわけでなく孤立しているところも他と違う。受も最初は少しうざかったが、二人が寂しい部分にひかれてくっついていくのは良かった。
砂漠物はハーレクインの定番の一つだが、その中でも恋愛ものっぽかった。二人がらぶらぶしているのがよく分かる。最後まで恋愛してるーという感じだった。恋愛部分に力が入り過ぎているのは苦手な方だが、これは楽しめた。続きが読んでみたい。
Hシーンは濃くないが甘い感じ?
最後に盛り上がるための事件とオチは砂漠物にしては珍しいパターン。厳しい現実が待ち受けているのだろうが二人で頑張って行ってください。という感じ。でも取り敢えず受は実家に電話しておいた方が良いのではないか。親に心配かけるもんじゃない。
気に入ったので既刊のサッカーものと来月出る新刊も買ってみる。楽しかった。ありがとう。
砂漠物。ダブルの皇太子20代後半ぐらい?×日本人高校生。ハーレクイン。

2004年07月07日(水)

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 ボーイズ小説・なんだかスリルとサスペンス:水無月さらら

ボーイズ小説・なんだかスリルとサスペンス(キャラ文庫)水無月さらら

受は文化祭の余興で女装し、卒業生で広告代理店で働く攻を騙してみるが、ばれて反対に強引にHされる。その時の様子をカメラで撮り、雑誌のモデルになるように勧誘されるが…
最近気になる作家さんなので買ってみた。何ともいえん。
受は高校生。普段は地味だがそれなりの服装をすれば映える顔立ち。女装が似合う。天然。友達は多い。攻は大手広告代理店のエリート。顔が良くモデルもしたことがある。何様な性格。鬼畜。モラルが低く複数の相手と付き合っている。
この作家さんの初期の作品はショタチックで好みではなかったのだが(ショタがきらいなわけではない)、キャラの5冊目「お気に召す」あたりから「おお」と思える作品を出してくれるようになり、それ以降ずっと前作まではそこそこの当たりをひいていたので、今回もキャラの新刊の中では一番期待していた。
作家さんに何かあったのか? 大概どんな作品でも、作家さんはこういう事が言いたいんだなとか、これがしたいんだなとか、それがうまくはまっているなとか、言いたい事は分かるけど今ひとつとか、作家さんの意図みたいなものは伝わってくるのだが、この作品は何がしたかったのかさっぱり分からなかった。
多分天然受とぶいぶい言わせていた下半身のだらしない攻が、次第に相手にひかれていきくっつくという話を書きたかったのだろうけれど、あらすじだけ拾うとその通りなんだけど、何かこう。もうちょっとこう…。
攻が受をモデルにするためやっていることは殆ど犯罪。強○始まりは他の作品でもあるけれど、これは読んでいて気分が良くない。受もあまり危機感なく流されている馬鹿なのかと思ったら、最期攻の部屋にやってきたセフレの女の人をいやみたらしく追い返しているし。設定の性格とやっている事がちぐはぐに見えた。
これまでの作品にはあまり見かけなかったような古くさい言い回しが所々出ていて、本当に一体何があったんだろうと思ってしまった。
作風が変わったわけではなく、明らかに質が落ちたわけでもなく、別のステージに行ってしまったというか。日本語を話していると思っていた人がいきなり馴染みのない外国語を話しだしたような気持ち。
期待していた分がっかりしたが、呆気に取られた部分もあり何ともいえん。ただただ驚いた1冊。
社会人32歳×高校生16歳。一応芸能もの。スカウト。モデル。

2004年07月06日(火)

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 ボーイズ小説・カテドラルな恋:ゆりの菜櫻

ラキア夏号を買ってみた。面白そうなので楽しみ。今号で7周年だそうだ。これも創刊から買っているが、正直3号ぐらいで消えると思っていた。一応名の通っている作家さんを揃えたアンソロのようなイメージがあったが、全力投球っぽい作品が少なかったというか。取り敢えず長く続いて何より。そこそこ買っているレーベルの一つになった。



ボーイズ小説・カテドラルな恋(アズノベル)ゆりの菜櫻

リゾート開発会社で働く受は、新しいシンボルタワーのコンペに参加するよう上司に言われ、学生時代から好きだった建築家&デザイナーのスペイン人・攻に設計を頼むため、単身バルセロナへ乗り込む。最初は忙しいと断られ続けるが、粘る内にお互いにひかれていき…
シャレでデビューした新人さん。単行本2作目なので一応買ってみた。微妙とつまらないの間。
受は童顔。学生のように見える。仕事熱心。真面目だが世間知らず。一途。攻はスペインの新進気鋭の建築家。世界で認められて来つつあるところ。写真嫌いでこれまで殆ど露出が無かった。ワイルドな美形。愛情を信じていない。
主にバルセロナでの話がメイン。この手の海外ものによくあるように軽い旅行記のようになっている。前に行ったことがあるがその時の記憶を思い出してその部分は楽しんだ。
バルセロナと言えばガウディ。作中でもよく出てきている。この辺りは作家さんの思い入れが強そう。強さが出過ぎているきらいもある。
新人さんなので仕方がないのかもしれないが、エピソードとエピソードの間がうまく流れていなくてぶつぶつととぎれている感じ。1ヶ月経たずにカプになっている(?)ので経過が急ぎすぎ「ええー」と思うこともしばしば。恋に落ちていく過程がまったく楽しめなかった。段階を踏んで盛り上がっていないので最後まで首を傾げたまま。ここら辺は書き慣れれば、何とかなるのかも知れないけれど。
一つ気になったのが、攻がゲイだと分かり受が驚く下りがあるのだが、そこらへんの受の言動がひっかかる。
例えば、とある人が自分はゲイだと告白したとして、その人と知り合い程度の関係の人間が、冗談交じりの口調で「俺は襲うなよ」と無神経な軽口を言う場合があるが、そんな感性の持ち主というか。上手く言えない。
お前なんか襲わねーよと言いたくなる無神経な軽口をいう人は個人的に嫌いなのだが、この作品に同じスメルを感じたので、もしかすると今後も要所要所でむっとすることがあるかもしれない。
脇もキャラが立っているわりにうまく動いていないような。脇がくっつきそうになったのが唐突で、これも「は?」だった。悪いキャラではないんだけどね。
安定して設定が合えばそこそこ楽しめるのかも知れないが、私の萌えツボとは外れていそう。
建築。バルセロナ。ガウディ。建築家×会社員25歳ぐらい。脇カプ有り。外国人×日本人。脇は日本人×外国人。

2004年07月05日(月)

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 ボーイズ小説・抱きしめたい:榊花月

ボーイズ小説・抱きしめたい(シャイノベル)榊花月

95年に花丸から出たシリーズを再編集して出し直す1冊目。「抱きしめたい」「さよならは夢の中へ」の2本と書き下ろし1本を収録。
初っぱなからネタばれ全開なので注意。

高校時代から付き合っているAとB。現在は同じ会社で働いている。そこへ後輩のCが研修で大阪からやって来る。CはAにアプローチするがふられて研修が終わり帰るというのが「抱きしめたい」の大筋。Aが一月出張に出ている間にBが昔の会社の先輩であるDと浮気し、しかも本気になりかけてAが別れ話を切り出すのが「さよなら」の大筋。
どのキャラが誰とくっつくのか分からないのでABCDで表記。
Aは前の本の時から主人公格だった受。童顔。真面目でいじられキャラ。マスコット的な存在で周囲から愛でられている。目が悪い。仕事熱心。天然。うっかり。恋愛に疎い。一人っ子。
Bは資産家の息子。兄二人。頭も顔も良い。営業のトップ。お調子者で昔からもてた。モラルは低い。一度有名商社に勤めたが1年で辞め、Aの会社に中途入社する。
Cは大阪人。顔が良く愛想も良い。本音はなかなか見せないがAに懐く。本当の父親は母親を捨てその後生まれたCは疎まれる。母親は精神を煩い入院。育ての父親と兄弟がいるが家庭の中で浮いている。
DはBの元先輩。綺麗な顔立ちで落ち着いた儚い雰囲気。でも言うことはきっちり言う。Bが学生時代付き合っていた上級生に似ている。
収録された部分はあまり変わっていないと思うが、消えかけた記憶を呼び起こしつつそれなりに楽しめた。
本文は二段組だし、脇キャラも生き生きしている。
始まって40P目ぐらいでCがAに濃いー家庭の事情を話す辺りは唐突過ぎたが、元々そういう流れだったしそういうものだと思えば、気にならない事もない。この作家さんのHシーンで萌えたのも久しぶり。これは過去の収録分だが。
基本的にはどろどろした恋愛話は好きでなく避けて通るのだが、数年来完結をみなかったこの作品は、それをおして最後まで見届けるつもり。それぞれのキャラにも思い入れがあるし、AがBとCどちらとくっついても良いな。と思っていたのが、収録分まで。
以下、感情の迸る感想につき注意。


で、書き下ろし。最初は作家さんの文体が読めなくなっていたので、完結巻だけ買おうかと思っていたが、書き下ろしがついているから最初から買ってみた。
内容は、「さよなら」をダイジェストにBの視点で流したもの。前に人間腹が立ちすぎると笑いがおこると書いたことがあるが、この話も半分は笑いっぱなしだった。ページをめくるたびに心の中で怒りのボルテージが上がっていくのが分かった。
Bは浮気をしておいて、Aが別れようとすると「俺を捨てる気か」と逆ギレしている。AとD両方とも好きだし別れたくないなと考え、Dに「こんなことしていちゃいけないから」と諭されると、お前も見捨てるのかーと自業自得を棚に上げている。しかもAが去ったのはDのせいだと文句をつけているし。
自分が浮気している事に気がつかないとAに苛立ちもっと俺の事を知ってくれと怒ったり、かまってくれないから浮気したんだと開き直ったり、お前いい加減にしろよ。と突っ込んでしまった。
前から確かにこんな性格だったが、第三の視点と本人の視点では衝撃度が違う。薄々ロクでなしだと思っていたが、まだ「いやこれも何か深い理由があるのかも」と思いこもうとしていたが、今なら分かる。本当にただのろくでなし。
Aよ、是非ともCとくっついてくれ。と思ってしまった。
まだこれは1冊目だしこれから変わっていくのだと信じて続きを買うつもりだが、というか変わることを信じて買いたいが、最後までBがこの性格でAとBがくっつくのなら、この作家さんと本当にさよならできる自信がある。あるいはAがCとくっついて幸せになってくれればそれでもいいや。何げにCが一番一途で我慢強くいい男に思える。
同じ道を辿らないためにも、納得行く結末を切に願う。
社会人物。高校からの同級生カプ。24〜25歳。多角関係。浮気。



読む前は作風が合わなくなっていたら嫌だなと心配していたが、そんな悩みはBの性格の前では些末な事だった。これの前では何でも笑って許せる。というか全てがささやかな問題に思える。
それはおいといて、前作が出て10年の年月を、読みながら感じた。
作中に出てくる「ギムレット」や「カナディアンクラブ」なる酒の名前。10年前は酒を飲まなかったので、聞いたことはあるけど…というものだった。

2004年07月04日(日)

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 ボーイズ漫画・ブリリアント★BLUE1: 依田沙江美/セブン:天禅桃子

ボーイズ漫画・ブリリアント★BLUE1(ディアプラコミック) 依田沙江美

東京で働いていたが、実家の工務店を経営していた父親が入院し1ヶ月だけ代理でと帰郷した主人公。そこで実家の電気屋を手伝っている幼なじみと再会する。再び付き合ううちに…
雑誌掲載時はどうなんだろうと思っていたが、取り敢えず既刊は全部そろえているし、デビュー前から同人も買ってる作家さんだしと思って買ってみた。悪くない。
まだくっついていないので上のような表記にしているが、カプになるならどう転んでも主人公×幼なじみだろう。
主人公の実家は工務店。東京でも建築会社に勤めていた。眼鏡。冷静。頭はまわる。顔も悪くない。幼なじみは昔太っていたが今はやせてアイドル顔。きらきらしている。兄二人に父親。母親は数年前に亡くなった。勉強は出来ないが数字に強い。人付き合いは良く脳天気。ひよひよ。
雑誌掲載時から、受が少し知的○害っぽいのが気になりそれだけならまだ良い(?)のだが、それにつけ込んでHしている男がいたので、そこらへんが生々しく、買おうかどうしようか迷ったが一応買ってみた。一気に読み返すと慣れたためか、連載時より気にならなかった。
つけ込んでいた男と別れたら(?)ほのぼのとした雰囲気が増していつものこの作家さんのワールドが広がったような。このまま行くなら楽しめると思ってみた。
この作家さんは一見ほのぼのとした雰囲気で、ほやほやしたキャラが画面の端々に生息しているが、話のエピソードは作風でカバーされているけど、シリアスな作風なら生々しくて洒落にならん。みたいなエピソードをたまに描く。
そういうところがこの作家さんの味だと思うが、今回はそれが少し強かったような。慣れたら気にならなくなったけど。
それにしても後書きで作家さんが、自分のアホ受属性に気づかなかったと書いてあったが、ええーと思ってしまった。天然お馬鹿さんは割と出てくるかと思ったけど、確かにこの作品のキャラほどお馬鹿さんはいなかったような。
続きも期待して待っている。
建築関係社会人物。幼なじみ。同級? ほのぼの。ほやほや。



ボーイズ漫画・セブン(クラフト)天禅桃子

施設で育ち別々の場所に引き取られた兄弟のそれぞれの話。カプは2組。
たまに買う作家さんなので買ってみた。悪くない。
1つ目は兄が世話になっていた施設のある街に戻ってきて友達のつてで、バーのバーテンをやっている受の部屋に転がり込む。兄は生き別れになった弟を捜しており、12歳前の記憶がないバーテンを弟かと疑うが…みたいな話。二人のHシーンは無いが、多分兄×バーテン。
この作家さんはたまに買っていて、ずっと可もなく不可もなくという感想だったが、今回1つ上がったのは、この作中、昔バーテンが養ってくれていた(?)男が死ぬ下りのエピソードが良かったからかも。普通の台詞なんだろうけど、心に残った。こういうのは前向きで好き。
だからこれにヒットしなければ他の作品と同じ程度の感想だったと思う。いつもより話がきゅっとまとまっていた気がした。
2つ目は弟がとある家に引き取られ、その後生まれた実子と兄弟でいたが、実子が長じるにつれてその弟を好きになり忘れようとするが…という疑似近○相姦。
個人的好みは疑似近親の方かな。小さくそれなりにまとまっていたと思う。
全体的にほのぼのとしたテイスト。このレーベルらしくほのぼのと薄味。あっさり風味。Hもキス止まり。Hシーンが無いのは構わないのだが、脇キャラとのHがあるのに本命とのHが無いのが納得いかない。
次も内容次第で買ってみる。
ほのぼの。さらり。作家×バーテン。疑似近○そー姦。

2004年07月03日(土)

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 ボーイズ漫画・スタアな恋:扇ゆずは/見つめていたい:西田東

ボーイズ漫画・スタアな恋(マガジンマガジン)扇ゆずは

表題シリーズで高校の同級生で芸能人×水泳選手の話5本と、医者×大学生の話2本、野球部の後輩×先輩の読み切り1本、表題シリーズの書き下ろし8Pの計9本。
続けて買っている作家さんなので買ってみた。悪くない。
掲載誌がHメインだけあって、めくってもめくってもHしている。結合している。喘いでいる。んでその合間に話が進んでいる感じ。表題の始まりは、わりと真っ当な性格の受が天然で逝っている攻に、脅され犯され告白され自殺されそうになってくっつくという流れ。「嵐が丘」の常識のない攻と常識を持っていたはずなのに攻に流されすっかり順応している受と同じパターンのカプ。
攻はキラキラとスターのオーラを背負っているが、受に関してはヘタレでヘタレで、わき目もふらず突き進んでいるところあたりは、可愛いと思ってしまった。ただギャグのパワーは「嵐」より落ちている感じ。この作家さんのHには萌えないのでスポーツを見ている気分。
話的には、野球部の読み切りが一番良かった。ただこの話は親の七光りで野球部を仕切っている受が素質のある特待生の後輩・攻を表でいたぶるが実は片思いでという内容で、受の命令で野球部員が攻にお○っこをかけるシーンがあったり、がたいの良い坊主頭攻に受が裸エプロンさせて後ろから突っ込むシーンもあるので、苦手な人にはとことん苦手なシチュかも。私は「おお」と楽しんだ。この話が一番純愛っぽい。夢(?)もあるし。この後の話が読んでみたいと思った。次も買ってみる。
ヘタレ攻。同級生カプ。ギャグ。Hメイン。バカップル。



ボーイズ漫画・見つめていたい(花音コミック)西田東

妻子ある中年男×フリーターの表題シリーズ4本と、高校生物・不良×運動部の人気者の前後編と、アメリカの男娼話の読み切り1本。シリーズの最期の話は雑誌掲載時、途中まで載り残りは書き下ろしらしい。綺麗にエンドがついているようには思えなかったが。
前作が気に入ったのでこの本も買ってみた。悪くない。
表題のシリーズは体の関係だけだった二人が、相手の気持ちに気付いて恋人になるが、攻の娘の成長が一段落するまで離婚しない事になる。攻は「待っててね」と言い、受は「待っているよ」と言うところで終わっているが、ここで受が虎視眈々と別れるのを狙っていると思うか、健気に待ち続けていると思うかで読後感が違うかも。私はここらへん微妙だった。
子供ネタは構わないのだが、少女漫画のような作風で「受は待ち続けました」としめられると「ああ健気ねー」で終わるが、女性誌の読者投稿のような雰囲気で「相手が離婚するまで待っています」みたいにやられると少しひく。
この話の展開ではこれで仕方がないと言われれば、その通りなのだが。そこら辺のざらりと残る感じがこの作家さんの味だと言われれば、その通りなのだが。
その後の高校生物の方が素直に楽しめた。前回の作品の方が好みかも。

個人的にこの作家さんは、キャラの格好悪い行動の可愛さを楽しんでいる。キャラがじたばたとあがきながら格好悪い一面を見せ、それが可愛かったり愛しかったりするのがいい。
私が若い時はこの格好悪い良さが分からなかったと思う。そういう意味では読んで良かったと思える作家さんか。ただ話はワンパターンな雰囲気なので、3冊ぐらい読めばバリエーションが補完できるかもしれない。
中年サラリーマン×フリーター。高校の同級生カプ。ゲイ。

2004年07月02日(金)

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 7月のボーイズ雑感

7月の新刊
抱擁/飛沢杏
青と白の情熱/剛しいら
どこにいても/火崎勇
あなたのいない夜/池戸裕子
伯爵様は秘密の果実がお好き/高月まつり
夢に囁く天使の声/たけうちりうと
ラジオデイス/坂井朱生
愛と恋の境界/剛しいら
彼の肖像/西田東
みつばちの王様/中原一也
スリリングなトライアングル/ふゆの仁子
色の道恋の道/剛しいら
ラブストーリーで会いましょう下/砂原糖子
プリンスフォーチュン/池戸裕子
ストレイリング/水壬楓子
君のために泣こう/英田サキ
さびしい金魚/花郎藤子
クロッキー/高永ひなこ
彼の肖像/西田東
凛2/穂波ゆきね
愛し合ってる二人/田中鈴木
チョコレートキス3/依田沙江美

ハムスターファミリー3/じゅりあーの
本日の猫事情3/いわみちさくら

ゲーム関係は、20日頃にビブから出る力でかき集めたようなヘブンのアンソロ、ラシエルを買うつもり。

2004年07月01日(木)
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